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ジャルジャル・後藤、POISON・吉田を「長身、小顔、物腰柔らか先輩」と表現!『POISON吉田が5人+2人と漫才』(12/25)レポート

12月25日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて、『POISON吉田が5人+2人と漫才』が開催されました。

POISON GIRL BAND・吉田大吾がゲストを相方として、それぞれのキャラクターに合ったオリジナルの漫才台本を制作して漫才を行うこちらのライブ。当初、ゲスト5人と漫才していましたが、昨年4月に大阪・なんばグランド花月にて開催したライブで2人追加して7人と漫才をしたことから、久しぶりのルミネ開催となった今回も7人のゲストを迎えて、漫才を披露することとなりました。

MCを務めるのは、アホマイルド坂本。客席を見渡しながら、「シアターブラッツという120人のところからルミネへと会場を変えて、お客さんを段々と増やしてやってきましたが、今日は立見まで!」と、クリスマスに劇場へ足を運んでくださったお客様へ感謝します。
吉田も「こんだけ来ていただいて、本当にありがたい限り」とお礼を述べつつ、ゲストについて「最初は出てもらいたいなと思う人を(自ら)呼んでたけど、途中から(スタッフの)この人とやったほうが面白いんじゃないかという意見と取り入れるようになって、今回もそういったところから来てもらいました」と説明します。
ネタ合わせは本読みと当日、数回しかやらないそう。坂本から「18時半になっても、楽屋がガランとしてたからライブやんねぇのかなと思ったよ。練習あんまり好きじゃないの? ゲストから不安だっていう声が挙がってたけど」と問われた吉田は「好きじゃないです」と答えつつ、「何人かが(練習したそうに)僕の半径数メートル先をうろうろしてたけど、気付かない振りをしてました」と笑いました。

トップバッターは、インディアンス・田淵章裕。「どうも~~!」といつものように片手を挙げて元気よく登場した田淵は「ザ・あがってます。ちゃうわ、ジ・あがってます。母音ですから! 母音ですからぁ~~!」と、早速ハイテンションでまくしたてます。
事前のVTRで、吉田は「(台本づくりに)苦戦するかもと思ってましたけど、(相方の)阿部ちゃんが絶対できないボケの畳み掛けなので、色々とやってもらいたいことが浮かんだ。2~3年に1回しか観られない、テンポの速い(漫才をする)僕が観られると思う」と話していましたが、ツッコミ1つに対してボケを畳み掛ける田淵。息つく暇もなくボケ続ける姿に、吉田が「なんで噛まないの?」と問いかけると「噛むのはご飯を食べるときだけです!」と勢いよく返しました。
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「先輩に書いてもらったネタをやるのは初めてで、緊張しました」と語る田淵に、「緊張がわかりづらい!」(吉田)「喩えってもっとわかりやすいもんじゃないの?」(坂本)とツッコむ2人。坂本に「(そんなにボケて)疲れないんですか?」と訊かれると、「疲れてないつもりですけど、夜、すーーーっごく眠れます」と答えます。
その後もひとつの話題に対して、次々とボケるサービス精神たっぷりな田淵。吉田曰く、今回の漫才では「9割、田淵くんがボケを足していた」そうで、「書いてもらったボケはしたいから、そのあとで自分で考えたボケをやっていた」と話す田淵。吉田が「俺の考えたボケが前菜になっちゃった」と笑うと、「結局、失礼なことに!」と恐縮しつつ「大好きな先輩なので、光栄すぎて本当に緊張しました」と話しました。
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2人目のゲストは、尼神インター・誠子。ちゃんと絡むのは、今日が「ほぼ初めて」だと話していた吉田。事前VTRで「(誠子の相方である)渚ちゃんだったら、こっちに持っていくだろうけど、そうしないように。お前、私物化しすぎだって思われるかもしれないけど、理想の女の子を演じてもらいます」と語っていたように、女の子的なNGワードを題材として、誠子がいつもとは違う力強い女性の一面を見せながら漫才を見せていきました。
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披露後、「普段、全然緊張しないんですけど、今日は緊張しました。だって、二人きりで話す男子だから! 漫才って距離が近いんですよ」と張りつめた想いを吐き出すように喋り出した誠子。吉田に「だいぶ距離が遠かったけど」と話しかけられると、「ドキドキして近くにいると台詞を忘れそうになるから、向こうに行ってました」と説明。「渚には強いツッコミをされている分、マイルドなツッコミに慣れてないから、吉田さんとネタの練習してたらほんまに私のことアリなんかなとか思って来て」と言い出します。
「吉田さんからは、一度もブスだといじられたことはない。ってことは、私のこと好きなんかなって」と妄想を膨らませる誠子。吉田が「ブスだとは思ってないですよ」と話すと、「ほらーーーー!!! 素敵なクリスマスをありがとうございます!」と喜びを爆発させていました。
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3人目のゲストは、ジャルジャル・後藤淳平。事前VTRで、吉田が後藤ではなくジャルジャルの印象を語ったことから、後藤は漫才前に「僕の印象なかったですかね?」とツッコみます。
事前VTRで「ジャルジャルはまだ観ぬ面白いものを提示するために現れたベンチャー企業というイメージ。新メンバーオーディションがあったら、唯一受けたいコンビ」と話していた吉田。かつてPOISON GIRL BANDの漫才は1つの題材をループさせて笑いを増幅させていくようなスタイルから"留まる笑い"と称されましたが、後藤との漫才は一つの題材に一貫した展開を軸に、後藤らしさを盛り込んだ内容で不思議な世界観を生み出しました。
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「普段あんまり使わない言葉を使うなら、ベリーベリー緊張っす!」と感想を語った後藤。「ネタ合わせはパッとやっただけなんですけど、吉田さんが頬を赤らめながら『完璧』って言うてくれて。僕はただただ胸を借りた感じです」と続けつつ、「吉田さんは身近な先輩の中で長身、小顔、物腰柔らか先輩で。普段はエラ張り細マッチョ同級生(相方の福徳)とやってるんですけど」とボケると、吉田から「じゃあ、自分はなんなの?」との質問が。「僕はちょい顔デカプレーン人間です」とはにかみながら答えます。
ジャルジャルは台本を書かず、動きながらネタを完成させていくそうで、「(台本を)書いてもらうことはないので、今回もあんまり台本を観ない(意識しない)ようにしました」と語った後藤。吉田は「完璧。想像以上。普段あんまり使わない言葉で言うと、ベリーベリーパーペキ!......二度と使わないです!」と頬を赤らめました。
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4人目のゲストは、同期のインパルス・板倉俊之。20年の付き合いとなる二人、サンパチマイクの前に立つ姿が自然としっくり来ます。
そんな板倉とは、「今から言う出来事が、今年のことか昨年のことかを当たっていく」というクイズ形式の漫才を披露。時事ネタも取り入れつつ、共感性の高い"お菓子"を題材として掛け合いを繰り広げました。
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終了後、「怖ぇーー!」と叫んだ板倉。POISON GIRL BANDと板倉はNSC東京4期生の同じクラスだったそうで、「NSC初日から知ってる」と話す吉田。「大吾は昔から変わらない。阿部ちゃんは変わったよね」と切り出した板倉。「ネタ見せでみんなが笑ってくれてたけど、阿部ちゃんだけは笑ってくれなくて。どうにか笑わせないと」と思い、阿部を呼び出してあることをやったそうですが「スベって立ち直れなくなった。だから、今でも怖いのよ」と回想しました。
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5人目のゲストは、和牛・川西賢志郎。既報した読み合わせでも語っていましたが、事前VTRでも「あれだけ技術があって、あれだけすごい漫才ができる。芸人とは違う色気があって......大衆演劇の男前みたい」と川西をべた褒めした吉田。和牛のような構成の漫才も今回考えたそうですが、「(今年のM-1で見せた)あの2本に辿り着くには、どんでもない年月を費やしたんだろうなとわかるから、簡単にはお借りできないなと思った」とのこと。「だから今回は、和牛みたいなかたちじゃないけどツッコミの上手さが表現できるように書かせてもらいました」と語った漫才は、和牛のプロフィールからボケを広げていく吉田に、川西が丁寧且つ的確に優しくツッコむというオーソドックスな展開ながらも、絶妙なバランスが光る掛け合いに。最後は、和牛の漫才でもおなじみとなっている川西の「もうええわ」で締めました。
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2人の漫才に、坂本が「すごくどっしりした感じだった」と感嘆すれば、吉田は「人間国宝。すっごい! 樹齢400年の樹みたい」と川西を再び絶賛。その言葉を聞いた川西は「バケモンじゃないですか」と照れくさそうにツッコみながらも、「今まで1年間、制限時間が何分、笑いが何個っていう(M-1という競技に向けた)漫才をやっていたので、今日は漫才ってこんなに自由なんやなと。漫才っていいもんだなと改めて思いました」と晴れ晴れとした表情を見せました。
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6人目のゲストは、レイザーラモン・RG。事前VTRで、RGの印象について「キャラクターがあったり、面白いことやぶっ飛んだことをやっている人ですけど、僕の中では高学歴芸人。親を大事にする芸人さんって素敵ですし、あったかくて熱い男っていうイメージですね」と話していた吉田。
「思う存分、好きに楽しんでもらえるネタを書きました」と話していましたが、漫才はキャラクターがないと嘆く吉田に、RGが「ボツキャラから3つあげようか」と切り出すところから展開。最後に、「あるある聴いとく?」と声を掛けて、『クリスマスキャロルの頃には。』に合わせて「クリスマスあるある」を披露するも、いつもとは違って「クリスマスのあるある言いたい〜♪」ではなく、替え歌をし始めるRG。困惑した表情を浮かべる吉田に、「この辺は歌ったことがないから~、わからないよ~。もう1回、知ってるサビが来るから~♪」とおかしなメロディに乗せて説明すると、観客は爆笑。結局、「店員さん、店の前で大声出しがち~♪」というクリスマスあるあるで締めくくりました。
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客席がざわめく中、「歌詞を知らないパターンってあるんですね」と驚いた吉田。「しかも、台本ではすぐ終わる予定だった。なのに、歌詞つくってきたから何つくってんだ?って。地獄の時間でしたね」と笑います。
一方、吉田に憧れを抱いていると話したRG。「野球をやってて都会育ち。一緒に漫才できてドキドキした」と話しつつ、漫才については「染み込むような台本だったから、練習がそんなにいらなかった」とコメント。相方のHGとは体験した共通の事柄からネタをつくっているそうで、「なるべく一緒に行動してます。以前はいろいろとあったけど、天龍(源一郎)」さんと一緒に戦うと、戦友になれる」とキッパリ。「仲の悪い芸人は何かと一緒に戦えば、仲の悪さはなくなります!」とメッセージをおくると、客席から拍手が起こりました。
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最後のゲストは、アンガールズ・田中卓志さん。登場早々、「勘弁してよぉ~!」と言い出した田中さん。「15年くらい前、一度、漫才をやったのよ。M-1の1回目で、コントを改造した漫才で出てみたら3回戦まで行ったんだけど、そこで山根がネタを飛ばしたのよ。で、(慌てる様子を)見て、俺が飛んだと思ってお互い探り合って15秒くらいシーンとなって、落ちたのがトラウマになったの。それが、この場所なのっ!」とまくしたてます。
そんな田中さんをなだめて、「王道の漫才をやろう」と切り出した吉田。"結婚の挨拶"という普遍的なテーマで、コント漫才を繰り広げます。も、オチの言葉でアワアワとしてしまった田中さん。「ジャンカジャンカ〜♪」とアンガールズのおなじみのポーズを吉田と合わせて、漫才を終えました。
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「深夜番組でも一緒だった」と話した吉田に、田中さんは「吉田くんとは会うと、いつも長年の友達みたいになれる。人を寄せ付ける人だよね」と笑顔で話しかけます。
渋谷のセンター街を抜けたところにあった小さな劇場で、初めて対面した吉田と田中さん。事前VTRで、吉田が「ライブが終わって帰るとき、エレベーターの中で田中さんに『ガールっていつ付けたんですか?』ってピリッとした質問をされて。結果、同じくらいの時期で"あぁ......"ってなった」と話していたのですが、「確かにそうだった。その後、ラバーガールも出て来てね?」と田中さん。吉田が「解散しちゃいましたけど、ガスマスクガールもいましたよ」と返すと、「ガスマスクガール......いいね」と気に入った様子でした。
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【POISON GIRL BAND】【吉田大吾】【インディアンス】【田淵章裕】【尼神インター】【誠子】【ジャルジャル】【後藤淳平】【インパルス】【板倉俊之】【和牛】【川西賢志郎】【レイザーラモン】【RG】【アホマイルド坂本】

初の全国ツアー開催!「RADIOFISH 2017-2018 TOUR"Phalanx" 」初日レポート

12月25日(月)、東京・日本橋三井ホールにて、RADIOFISH初の全国ツアー「RADIOFISH 2017-2018 TOUR"Phalanx" 」の初日公演が開催されました。
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オープニングアクトにOOPARTZ、ゲストアーティストにMay J.さん、焚巻さん、當山みれいさんを迎えて行われたこの日のライブは、ツアー初日公演であると同時に、クリスマスのスペシャルなライブとなりました。

ダンサーとしてもワールドクラスの実績をもち、人気を得ているRYUICHI(VOCAL/DANCE)と、 トークボックスプレイヤーとしてトップレベルの実力を持ち、RADIOFISH『PERFECT HUMAN』の作編曲を担当するなど若手サウンドプロデューサーとしても多方面から注目を集めているJUVENILE(TALKBOX/SOUND PRODUCE)からなる新感覚アーティスト・OOPARTZのパフォーマンスで早くも盛り上がった会場に、いよいよRADIOFISHが登場!
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スキルマスターFISHBOYの初のプロデュース楽曲『Make Ya Groove』や、オリエンタルな雰囲気漂う『黄金時代』を披露したあと、NAKATAが「ご神体の私が来ました!」とMCすると、会場からは大歓声が。さらに『Make Ya Groove』でSAXを演奏する姿を見せたNAKATAが、SAXを手に「みなさんの予想よりも、これ、重いです」とアピールして笑いを誘うと、SHINGOは「みなさんよくクリスマスに来てくれました!」と、クリスマスにRADIOFISHのライブを選んで来てくれたオーディエンスに感謝の気持ちを伝えます。
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『あの日見た神様の名前を思い出していつかきっと泣いてしまう』の途中で演奏が突然ストップし、暗転したステージでメンバーが「なんだ? どうした?」と焦っていると、『NEW GOD』のイントロが流れ出し、ステージ中央のNAKATAが座る玉座の横にはMay J.さんが!

女神をイメージした衣装に身を包んだMay J.さんが圧倒的な歌唱力で聴かせる中、メンバーに抱え上げられるNAKATAの姿が笑いを誘います。さらに、May J.さんまでダンスに参加し、見事なコンビネーションによるパフォーマンスを見せていました。
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終わったあと、「人生初のことだったので、緊張しちゃいました。でも楽しかったです」と笑顔でMay J.さんが話すと、May J.さんに神を崇めるイメージのダンスをしてもらったことについて、振り付けを担当したShow-heyが「これをMay J.さんにやってもらうと思ったら、申し訳なさすぎて......」と恐縮しますが、SHiNは「これ、面白すぎるから......(笑)」と完全に面白がっている様子。さらに肝心のMay J.さんが「どんな気持ちでダンスしましたか?」と聞かれ、「もう、無の気持ちで......」と答えたため、会場からは爆笑が起こっていました。

YouTube用の動画企画「勝ち抜き!俺の持論バトル」の収録で盛り上がり、収録の最後にはお客さんも入っての記念撮影を行ったあと、舞台にはNAKATAとSHINGOの2人だけに。

実は前日のラジオを欠席し、さらに当日のリハーサルも欠席したというSHINGOが体調を心配され「もう今はバッチリです!」と元気な声でアピールするのですが、NAKATAが「2年前のクリスマスにRADIOFISHのライブをやったときも体調悪くしてたじゃない? でもその時も本番は大丈夫だったよね」と言い出し、「よくよく考えたんだけど、もしかして『本当は体調悪くなかったんじゃないか』っていう......」と怖ろしい疑惑を口にするNAKATA。

「そんなことしてなんのメリットがあるんだよ!」と呆れるSHINGOに対し、「だから、SHINGOが本当の『神聖かまってちゃん』なんじゃないかって......」とポツリとこぼすNAKATA。さらに「だって、楽屋においしそうなコロッケがあって、さすがにSHINGOは体調悪いから揚げ物は食わないだろうと思ってたのに食って、『コロッケ食ったら元気出た!』って言ったんだよ?」と疑惑の根拠となるエピソードを話し、笑いを誘っていました。

『PERFECT HUMAN』で盛り上がったあとは、焚巻さんを迎えての『東京大革命』でさらに盛り上がりは最高潮に! 続く『GOLDEN TOWER』では當山みれいさんも登場し、ステージに華やかさを添えます。
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初めてダンスに挑戦したという焚巻さん。慣れないダンスをしながらのラップだったせいか、「歌詞がヤバイと思って、途中からフリースタイルで......(笑)」と、フリースタイルでのラップを披露したことを告白していました。

また、昨年『GOLDEN TOWER』でコラボしたときはまだ女子高生だったという19歳の當山みれいさんは、インスタを始めたばかりだそうで、「みんなフォローしてくださいね」とキュートにアピールしていました。

アンコールでは、「クリスマスなのにこんなに来てくれてありがとう! みんなでクリスマス気分を楽しみましょう!」というSHINGOの言葉とともに、メンバーがそれぞれトナカイやサンタのかぶりものをかぶって『X'mas』を歌うスペシャルな演出がなされますが、かぶりものがなかなかかぶれずに苦戦するNAKATAに客席からはクスクス笑いが。「NAKATAさん、入ってませんよ?」とSHINGOにツッコまれ「うるせえな。誰か(頭が入るよう、事前に)広げとけよ!」と悔し紛れに毒づくNAKATA。

ラストはShow-heyが感極まる姿を見せたりと感動的な場面もありつつ、ゲストアーティストも全員集合し、ラストを飾ります。メンバー全員で手を繋ぎながら万歳をし、初日の公演はにぎやかに幕を閉じました。
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【RADIOFISH】

2017年12月30日 (土)

えんにち、渾身の30分漫才にプラス・マイナス岩橋「めちゃくちゃ面白かった」と唸る!『えんにちの大宮忘年会』レポート

12月29日(金)、埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場にて、『えんにちの大宮忘年会』が開催されました。

今月末に同劇場にて行われる『大宮カウントダウンライブ2017~キングオブ大宮えんにち解散につき、大宮セブンも2017年で解散。えんにちと大宮セブンの解散をカウントダウンしようSP~』を以て、解散が決定しているえんにち。最後の主催ライブとなったこちらのライブには、立見が出るほど多くのお客様が来場くださいました。

同劇場にて月1回、自身のライブを開催していたえんにち。アイパー滝沢(以後、アイパー)は満員の観客に「こんなに人が入ってるの、初めて観た!」と驚きつつ、「いつもゲストを呼んでネタとコーナーをやっていて」と説明。続けて、望月が「年末ということで、今回は仲がいい先輩としてプラス・マイナスさん、仲がいい同期として囲碁将棋、あんまり関わったことがないけど仲よくなりたいヤーレンズを呼んで。忘年会みたいな感じでワイワイできたらいいねって言ってたんですけど、最後のライブになってしまいました」と補足します。
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アイパーが主宰する「アイパー組」に所属している同期の囲碁将棋・根建。「同期だけど、アイパー組の集まりの会計は組長(アイパー)持ち。ちょっとでも(お金を)出そうとすると、『カッコつけさせろよ!』って言われる」と話すと、アイパーは「そのためにどちゃくちゃバイトしてんだよ!」と笑います。
プラス・マイナスの岩橋は「えんにちとは『爆笑オンエアバトル』時代から一緒で(付き合いが)長いやん」と話しつつ、吐き出すように「惜しいけどなぁ!」と正直な想いを吐露。も、2人が決めたこととあって気持ちをすぐに切り替えて、「だから今日はある意味、介錯しに来たようなもの」と言って、2人へ「振り返るな! 行け! ゴーーーー!!!!!」と声をかけました。
初めて絡むヤーレンズとは「初めまして」と挨拶を交わした、えんにち。「こんな感じになっちゃったけど、本当に仲よくなりたかったんだよ。(囲碁将棋の)文田に似てるじゃん。賢そう。俺、文田が好きだから」と話すアイパーに「仲よくなろうよ!」と無邪気に声をかけられたヤーレンズのお2人は戸惑いながら、「そ、そうですね」とおずおずと答えました。
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その後、囲碁将棋、プラス・マイナス、ヤーレンズの順番で漫才を披露しました。
ヤーレンズは「初めて来た大宮、初めて来た劇場、初めて絡むえんにちさん......さよなら!」と言葉をかけつつ、ネタの最後に出井さんが吹き矢で撃って、撃たれた楢原さんが「アイパー!」と叫ぶというスペシャルなネタを見せて、湧かせました。
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ネタのトリを務めるのはもちろん、えんにち。「リョーマ! アイパー!」という声援が客席から飛ぶ中、サンパチマイクの前に立った2人は「12年間、いろんな漫才をしてきたから、今日は集大成を見せよう」と切り出して、漫才をスタート。早口言葉や童謡の替え歌など、お馴染みのえんにちらしい展開も盛り込んだ任侠ネタを次々と見せていきます。
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途中、望月が「こんなことばっかやってたから、テレビに出られなかったんだよ!」とツッコむ一幕も。アイパーが「誰もやってなかったからいいなと思ったんだよ!」とすぐさま返すと、「テレビに出られないから、誰もやってなかったんだよ!」と笑いながら指摘。さらに、「最近、発覚したけど、アイパーさんはカタカナが書けない。"ツ"と"シ"の書き分けができないのに、自分の名前が"アツシ"だから両方ある」とまさかのエピソードで笑わせつつ、「これだからね! 解散の理由は!」とふざけて言い放ちました。
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数々の任侠ネタで大きな笑いを起こした2人は、最後に「最近、あまりやってなかった」という一本締めをやることに。アイパーの「よぉ~!」という掛け声に合わせて、観客と共に手をパンと1度、合わせて漫才を締めくくりました。
えんにちの漫才を舞台袖から観ていたと思われる岩橋が「めちゃくちゃ面白かった!」と唸れば、プラス・マイナスの兼光も「すごい......」と感嘆しつつ「でも、1つもテレビででけへん」とキッパリ。望月が「今日は敢えて(テレビでは)やれないものを凝縮してやったんです」と説明すると、根建は「改めて(えんにちの)ファンです」と声をかけました。
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その後、アイパーがつくったキャラクター「パーさん」の着ぐるみも呼び込んで、これまで月1ライブでアイパー考案したゲームを振り返りつつ、気になったゲームに挑戦していくことに。
全員参加した「手のひらをパトカーにゲーム」は、今まで一度もクリアしたことのないゲームで「変な空気になるかも」(望月)との心配もありましたが、アイパーの甘めのジャッジもあって見事、初クリアとなりました。
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エンディングでは、えんにちへゲストからメッセージが贈られます。
岩橋が「漫才は面白いし、人間もいいですし、続けて欲しいです。けど、望月は就職先も決まったんでしょ? 頑張れー!」と激励する一方、兼光はオール巨人のモノマネをしながら「漫才やっても、やらんようになっても、2人ともおもろい」と言い切って、笑いを誘います。
メッセージを贈ると見せかけて、ひとネタで披露して笑わせた囲碁将棋。文田が「言葉が出ないから手紙でも......」と濁すと、根建は望月へ「ずっとアイパーさんの舎弟なので、心配せずに。がんばってください!」と元気いっぱいに声をかけます。
本日初対面のえんにちにメッセージを求められたヤーレンズ。戸惑いつつ、自らのライブの告知をすると、「じゃあ、観に行きます!」と一礼した望月でした。
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「12年間、お世話になりました」と感謝を示したアイパー。今後はピン芸人として活動予定ですが、「解散はマイナスなことではないと思ってるので、また今後とも応援していただけたらなと思っております」と挨拶。一方、望月は「就職先が決まりました。今後も胸を張って生きていけるようにがんばります」と意気込みを表明しました。
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えんにちとしてのラストライブは、明日31日(日)21時より同劇場にて行われる『大宮カウントダウンライブ2017~キングオブ大宮えんにち解散につき、大宮セブンも2017年で解散。えんにちと大宮セブンの解散をカウントダウンしようSP~』。チケットは発売中ですので、ぜひとも劇場で最後の勇姿を見届けてください。
また、2018年1月7日(日)には、『望月リョーマ大宮卒業公演「ラストドラゴン~あと100分~」』が開催。井下好井、囲碁将棋、Team Mの村田綾さん、Vithmicの前田希美さんが出演予定。こちらへも、足を運んでください!

佐久間一行がT-BOLANやB'zに扮し熱唱! 今年も年末恒例ライブ『くるっと2017』開催

12月28日(木)ルミネtheよしもとにて、佐久間一行の年末恒例ライブ『くるっと2017』を開催。シューレスジョー、ピクニック、キクチウソツカナイ。、永井佑一郎、 はいじぃとともにネタやトークで1年をくるっと振り返りました。
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オープニングは全員登場のミニコントから。忘年会に集まったシューレスジョーたちは、佐久間を待つ間に写真を見るものの、はいじぃは写真の内容より撮影時間が気になり...。すると、壁の時計から佐久間が登場。オープニングソング「人って結局そっちが気になる」にのせて、本人より他の物が気になる写真とともにメンバーを紹介しました。
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まずはネタ披露。シューレスジョーは、試合に意外なものを持ち込む選手を注意するボクシングの審判のネタを。ピクニックは、弟子のイタズラでメイクが落ちなくなった歌舞伎の師匠のネタを。はいじぃは、演技指導にそってセリフを言うと思わぬシーンにマッチしてしまうというネタを。永井は、鬼気迫る演技を見せるもののシチュエーションを知るとバカバカしいというコント「シリアスバカ演技」を。キクリウソツカナイ。は、「キクチの小言部屋」と題し、「シャンパンゴールドのイルミネーションは結局ただの電球」など言い方ひとつでごまかされることへの苦言を。
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佐久間は、犬など想定してたサイズより大きいとうれしいというフリップネタ「大きいとワクワク」、飲み会で帰るきっかけを切り出せない人のコント「そろそろ失礼しますが言えない人」、「お菓子工場見学」のロングバージョンの3ネタを。「お菓子工場見学」は、今年の単独ライブ『BOHOL~ボホール~』で披露した工場のミニシアターで放映されるアニメに夢中になる部分に続き、佐久間がT-BOLANやB'zに扮して歌を披露し、笑わせました。
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続いては、佐久間が今年気になったものを振り返る「くるっとBEST10」を発表。10位は「さよならオースティン」。アプリゲーム"ホームスケイプ"にハマった佐久間は、主人公オースティンに「ありがとう一行さん」と言われたいがために寝る間も惜しんでゲームに没頭。これではいけないと意を決してゲームを削除する際、こうつぶやきながら消したという思い出を。9位は、タナゴ釣りのため一人でホテルに宿泊した「琵琶湖泊り」。8位は、ドラマ化もされた小説「ツバキ文具店」をきっかけに興味を持ったという「鎌倉」。ピクニックとともに鎌倉に行った際、道すがら目を付けていた帽子屋の隣のしらすのかき揚げ丼屋が、帰りにはなくなっていたという不思議体験を告白。鶴岡八幡宮や後醍醐天皇の皇子の墓を参り神秘的な気持ちになっていた2人は、「パラレルワードに迷い込んだんじゃ?」と盛り上がったものの、結局、記憶とは違う場所に店があったというオチでした。7位は、ナスに見える貝「ナス貝」に遭遇した「カプリチョーザ」。「それから3ヶ月くらい取りつかれたように再現してた」とSNSやブログで発表した「ナス貝」コレクションに新作を加えVTRで紹介しました。6位は、「BSスカパー!! T-BOLAN」。もう中学生がDVDに焼いてくれたT-BOLANライブを見ながら、水槽のタナゴたちを相手にひとりライブを行った話を。5位は、39歳の佐久間が地元の同級生4人と久々に集まった「39の会」。10年前に集まった時、4人それぞれが車に乗って去っていく帰り際がかっこよく印象に残っていたという佐久間は今年も車で参加。ところが今回は、それぞれが迎えに来た家族や親の車で帰っていく中、「俺だけ全然しらない(運転)代行の人が迎えにきた」と寂しい思いを。4位は、自身の単独ライブはじめ、バッファロー吾郎Aのユニットコント参加や、家城啓之の「魔王コント」や舞台「ロマンシングサガ」の観劇など、ライブが印象的だったとのことで「ライブ!ライブ!ライブ!」。3位は、ハマって見ていたという出身地茨城が舞台の朝ドラ「ひよっこ」。続く「わろてんか」は吉本興業創業者の物語ということで、「生まれた土地の話から、今の職業の話になって、不思議な流れを感じます」と感慨を。2位は、「ふでばこ君」出版をはじめ、カレンダー、さらにはライブDVD『BOHOL~ボホール~』の手書きジャケット企画で「とんでもない量を描きました」との理由で「絵!絵!絵!」。DVD購入者の好きなキャラを描く手書きジャケットでは「てんぐザル」だけリクエストがなかったため、「自分用のDVDにてんぐザルを描きました」とのこと。そして1位は、初めて海外を体験し単独ライブのタイトルともなった「BOHOL」となりました。
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月一ライブ」で行っているミニコーナーSP。3つのコーナーに成功し、3つとも成功すれば会場のみなさんにステッカーをプレゼント。1つ目は、お客さんのアンケートによる「血液が一番高そうな人」ランキングの1位を当てるチャレンジ。最年少のピクニックは「年齢が高い人は高そう」と年齢順に並ぶことを提案し、はいじぃは「急にテンション上がる人が怪しい」と佐久間を指名、佐久間は「永井かキクちゃん」と2人をあげます。話し合いにより「色白は低血圧のイメージ」との理由で色黒の永井と予想。結果、6位ピクニック、5位佐久間、4位はいじぃと、色白が下位に並び、予想通り永井が1位となりクリアしました。
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2つ目は、お客さんから借りたものを手触りだけで当てるチャレンジ。耳あて、ホッチキスなどをはじめ、DVD『BOHOL~ボホール~』は何のDVDかまで当てなければ正解にはならないという難問もものともせず、見事クリア。佐久間は、箱に手を入れている時の「永井のお尻の角度がキレイ」とツボにはまったようでした。
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3つ目は、7つのドラゴンボールを連続で引き当てるチャレンジ。ドラゴンボールではなく、青いボールを引くとアウトで、チャンスは5回。気楽に挑んだ1回目は、トップバッターの佐久間がいきなり青いボールを引いてしまいアウト。2回目、3回目はあと一息のところまで迫りながらも惜しくもアウト。ここで決めたい4回目、再びトップバッターが回ってきた佐久間が気合を入れるも、いきなりの青で大混乱。ラストとなる5回目、永井からのスタートで6人連続成功し、7人目の佐久間に託すも、またまた青で「逆にすごくない?」と本人も爆笑。ある意味奇跡的ということで特別にもう一度チャンスを与えられ、最後は佐久間がしっかりとドラゴンボールを引き、なんとか3コーナーとも成功しました。
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エンディングは「気にならないさ」を全員で披露。歌とダンスで2017年を締めくくりました。さらに、2018年3月1日(木)に『歌ネタコレクション2+ロバート秋山 ~歌ネタ60分とロバート秋山との30分~』、1月19日(金)~21日(日)にはルミネにてアート展の開催を発表し、2018年の活動への意気込みをみせました。
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また、2018年1月6日(土) 千葉・よしもと幕張イオンモール劇場、2018年1月8日(月) 埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場にて、DVD『佐久間一行SHOW2017 BOHOL~ボホール~』購入者サイン会を開催します。こちらの、ぜひご来場を。

【佐久間一行】【シューレスジョー】【ピクニック】【キクチウソツカナイ。】【永井佑一郎】【はいじぃ】

楽屋を震撼させたヒガシ逢ウサカの大ゲンカ事件が大賞に!「よしもと漫才劇場presents 2017年下半期おもしろAWARD」

12月28日(木)、よしもと漫才劇場にて、「よしもと漫才劇場presents 2017年下半期おもしろAWARD」が開催されました。6月に開催された「上半期」に続き、今年7〜12月の漫才劇場を賑わした楽屋ニュースやSNSにまつわるニュースを一挙公開! 場内は立ち見も出る超満員となりました。

MCを務めるのは、前回同様、アインシュタイン・河井&いなかのくるま・ちろる。

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オープニングから芸人たちがズラリ並ぶなか、まず注目を集めたのはクロスバー直撃・前野。「正装と聞いていたので...」というその装いは、長袖のヒートテックをパンツにインした謎の着こなし。しかも不精ヒゲを生やし、「僕なりの正装。漫才劇場の小道具です」と言い放つ前野に、「お願いしますよ〜」と河井は早くも困り果てています。

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さっそく「おもしろギャグAWARD」からスタート! 世間を、そして楽屋を沸かせた5作品がノミネートされました。

フースーヤの「ナッシングトゥーマッチ オーマイゴッドファーザー降臨 ヨイショ!」

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コウテイ・九条の「ズィーヤ」

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ツートライブ・たかのりの「メイクマニーマニーマニー」

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見取り図・盛山の「あたおかでした」

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ミルクボーイ・内海の「角」

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今年ブレイクしたフースーヤは、「文句なし! 風格がある」(河井)と誰もが認めるノミネートに。言い争いからの「余った具材でチャーハンチャーハン」というギャグを披露すると、河井が「双子バージョンで」とリクエスト。吉田たちが挑戦することになり、息の合ったパフォーマンスで観客を喜ばせました。

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「ズィーヤ」は、九条によると「うれしいとき、悲しいときなど、万能で使える」とのこと。最上級は「ズィーザライ」ですが、こちらはほぼ出る機会がないそうです。

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たかのりは、2週間前にこのギャグを披露して、短期間のうちにノミネートまで駆け上がってきたことを強調。「年末年始にぴったりの縁起のいいギャグ」とアピールするも、河井からは「あーおもしろくないですねー」と冷たくスルーされていました。

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盛山の「あたおか」は、見取り図のネタ中に登場するフレーズのため、ギャグとしてノミネートされることに戸惑いもある様子。とはいえ「チャーハンチャーハン」をアレンジした「あたおかあたおか」という新ギャグ(?)も生み出すなど、やる気も垣間見せるふたりです。

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内海の「角」は自身のヘアスタイル=角刈りから生まれたフレーズ。本人曰く「浸透し始めている」そうで、その影響か先週、約2年ぶりにファンから差し入れをもらったという報告も...。

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最優秀賞を受賞したのはフースーヤ! 喜びもギャグで表現するふたり、来年以降も同賞の常連となりそうな予感です。

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ちょっぴり不名誉な賞「ワーストコーディネートAWARD」には5組がノミネート。

祇園・木崎

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パーティーパーティー・平川

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大自然

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ラフ次元

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おいでやす小田

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ここでは、インスタグラムでのファッションチェック大好評のきみどり・古田が各組のコーディネートを解説することに。木崎については「"木崎"を濃くするために考えたと思うが、木崎が衣装に追いついてない。食われている」とバッサリ。スーツのゴールドとは打って変わって地味な黒のベストを選んだのは、「キャラに対する不安のあらわれでは?」とも。試しに古田のアドバイス通り赤いベスト(ラフ次元・梅村から拝借)に変えてみると、見事なマッチングで客席から拍手が起こりました。

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平川へのコメントは、「ずっとイタい。普通のスーツでいいのでは」。大自然はノミネートにショックを受けていますが、古田は「この衣装は自己プロデュースであり、ダサいわけではない」とフォロー。問題点は「ただ小汚い!」ことだそうです。

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ラフ次元の衣装は「キャラを覚えてもらうという意図はわかる」としつつも、「キャラを変えていくねん!という部分が出すぎていてつらい」と厳しい指摘。おいでやす小田には「おじさんがポップに見せたいから安易にピンク(のネクタイ)を選ぶ。その脳の回路が雑魚すぎる」とまたまた鋭利なコメントが飛んでいました。

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最優秀賞、もとい最ワースト賞に選ばれたのは木崎! 衝撃のあまりコメントできず、セグウェイに乗って力なく去っていきました。

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「インスタグラムAWARD」には力作・珍作が続々。

ポートワシントン・笠谷のドッキリ動画

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kento fukayaの「冴えない男」シリーズ

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クロスバー渡邊の「漫才劇場の三浦大地」PV

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ヘンダーソン子安の「ただただサイコな告知」他

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さすがの実力を見せつけた笠谷は、画像・映像の編集スキルが上がりすぎて、来年からパネル写真の修正という新バイトをスタートさせるとか。

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kento fukayaはシリーズに登場するキャラになりきって河井からのインタビューを受けます。

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渡邊は、三浦大地さんのPVを見て、「なんで(デルマパンゲ・)広木が出てるんやろうと思った」ことが制作のきっかけだったと告白。

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そして、点滅し続ける蛍光灯の下で延々告知を続けるなど、狂気に満ちた動画で客席を震撼させた子安は、なぜかクレームを!? 昨年、同AWARDで大賞に選ばれてから、手売りチケットがことごとく売れなくなり、遠くから指を差されるようになったと訴えます。しかし話が長すぎ、あえなく途中でカットされてしまいました。

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最優秀賞は、笠谷! ノミネート作品はすべてインスタグラム上で見られるので、ぜひチェックしてみてください。

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「おもしろキャラAWARD」にも5組の個性派キャラが勢揃い。

ヒガシ逢ウサカ・今井の「野球部OBの竹下先輩」

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守谷日和の「セレブスポーツ」

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セルライトスパ・肥後の「タキヒーゴ仮面」

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熱いお茶・トニオの「トニオ」

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ミルクボーイ・内海の「社長」

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今井は竹下先輩になりきって後輩たちの雄姿を見守りますが、河井から質問攻めにされてしどろもどろになるひと幕も。

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女キャッチャーに次ぐ女性キャラ爆誕か!?と期待を集めた守谷日和は、「セレブスポーツって?」ときかれるも「スポーツです」と繰り返すばかり。最後には「誰ですか? これに投票したの!」と逆ギレしていましたが、妙技「へーモニカ」ではしっかり笑いも取っていました。

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河井からコメントの薄さをツッコまれまくった肥後は、持ち前のハートの強さで乗り切り、こちらも「へーモニカ」に挑戦。

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トニオは好みのタイプとして見取り図・リリーとプリマ旦那・野村を挙げ、その流れから野村がトニオと「へーモニカ」をさせられるはめに...。

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ギャグに続いてノミネートされた内海は、自作の名刺を渡したり、経営する会社の事業展開を説明したりと、すっかり社長になりきっています。

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その頑張りのおかげか、最優秀賞に選ばれた内海。トロフィーを手に喜びを爆発させていました。

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AWARDは後半戦に突入。「リアクションAWARD」では、リアクションに定評のある芸人がノミネート。

アインシュタイン・稲田はケツバットを受けるも、「やさしくされた」とやりなおしを求め、野球経験者・今井から本気のバッティングを食らい絶叫。

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守谷日和は落ちてきた一斗缶に直撃され「いった!」とひと声。

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おいでやす小田は臭い液体が入った瓶をかがされますが、「ヨーグルトのにおい! オレ、いけるわこれ!」とダメージゼロ。

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試しに匂ってみたからし蓮根・伊織やヘンダーソン・中村は悶絶! そこから中村が一斗缶にも挑戦することになり、異臭と一斗缶のダブル攻撃を受けてノミネート外からの最優秀賞受賞に至りました。

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ラストを飾るのは、「おもしろニュースAWARD」。からし蓮根・青空の「結婚発表」、稲田の「舞台上異臭事件」、ヒガシ逢ウサカの「楽屋ガチケンカ事件」、ジュリエッタ・井尻の「増毛大成功」、そしてネイビーズアフロ・皆川の「ケータリング根こそぎ持ち帰り事件」がノミネートされました。

気になるタイトルが並ぶなかで、正統派のおめでたいニュースを提供した青空は、「おもしれーですか?」とひとこと。相方の伊織は、これからという時期に青空が結婚したことにより、「ブスの僕の方が結婚するならわかるけど...これからはからし蓮根の顔が僕になる」と不安を抱えている様子。ところが気づけば伊織の奇行暴露大会となり、爆笑ネタが次々と投下されていました。

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稲田は、なぜ舞台上が異臭に包まれることになったのかを細かく説明。通りで猫のフンを踏んでしまい、そのまま舞台に立ったこと、さらにその後謝らずに帰宅したことを改めて詫びていました。トット・桑原や霜降り明星・せいやからは、稲田にまつわるナンパエピソードの暴露も。「飛んできたカナブンに二度見された」など、ブサイクネタもたっぷり披露されました。

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ヒガシ逢ウサカは、ケンカの真相を告白。今井のある性癖を、高見が舞台で暴露したことが発端となったそうで、一部始終を見ていたたかのりや、何も知らず乱入してしまったジュリエッタ・藤本からの証言も続々。すべての根源となった"性癖"の内容が改めて明かされると、客席からは笑いとともに悲鳴も上がっていました。

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「髪が減ったより、増えた時の方が恥ずかしい。言わんといてほしい」とは井尻のコメント。ファンから「使っている育毛剤を教えてほしい」と言われたことなど、増毛したおかげで遭遇したさまざまな出来事が語られます。

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皆川は、ケータリングを持ち帰ったことについて「いただいたものを置いて帰るのは申し訳ない」と真意を熱弁。持ち帰り事件がSNSで拡散されたことにより、ファンから「根こそぎ」と呼ばれるようになったなど、被害も訴えます。しかし、追い討ちをかけるように盛山が虚実入り交じった新事実を告発、舞台上は大混乱となっていました。

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いずれ劣らぬ大ニュースのなかから、「2017年下半期おもしろAWARD」大賞に選ばれたのは、ヒガシ逢ウサカ! 複雑な表情のふたりでしたが、「1位になるのはうれしいこと」と今井。大ゲンカを経てさらに絆を深めたふたりに、あたたかい拍手が送られ、この日のイベントは幕となりました。

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【アインシュタイン・河合】【いなかのくるま・ちろる】【クロスバー直撃】【アインシュタイン】【ジュリエッタ】【トット】【祇園】【見取り図】【ヘンダーソン】【吉田たち】【プリマ旦那】【大自然】【霜降り明星】【フースーヤ】【ネイビーズアフロ】【ツートライブ】【ミルクボーイ・内海】【コウテイ】【パーティーパーティー・平川】【ラフ次元】【おいでやす小田】【ポートワシントン・笠谷】【kento fukaya】【きみどり・古田】【ヒガシ逢ウサカ】【守谷日和】【セルライトスパ】【熱いお茶・トニオ】【からし蓮根】

『よしもとサッカー部~よしもと所属サッカー選手集まり大忘年会~』をLINELIVEで生配信!

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12月28日(木)、よしもと所属サッカー選手が集結し、LINELIVEで生配信番組『よしもとサッカー部~よしもと所属サッカー選手集まり大忘年会~』を行いました! 

 司会を務めたのは、おなじみミサイルマン・西代と近藤岳登。そして、きみどり・土居も飛び入り参加! 土居は名門・星稜高校出身で、インターハイ準優勝という華麗な経歴の持ち主。現在、J:COMで放送中の京都サンガF.Cを応援する番組「FootStyle京都」でもMCを務めるなど、サッカーをこよなく愛する若手芸人です。このメンツで、プロ選手から普段テレビでは聞けないような、チーム内の裏話などを根ほり葉ほり聞き出します!

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一部の20:00〜20:45の生配信に出演したのは、大黒将志(京都サンガF.C)、丹羽大輝(サンフレッチェ広島)、千葉和彦(サンフレッチェ広島)、松浦紀典(京都サンガF.C/ホペイロ)の4人。

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まず話題になったのは、松浦さんの「ホペイロ」という役割。「ホペイロ」はポルトガル語で用具係のこと。選手のスパイクの管理を中心に、選手の用具のケア、準備をする専門職です。松浦さんは現在、京都サンガF.Cに所属。それ以前は、93年にヴェルディ川崎、03年に名古屋グランパスに在籍していた、日本のホペイロの第一人者なのだそう。さらに、大黒選手と西代は同じ豊中出身ということで、地元トークにも花が咲きました。

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最初のトークテーマは「2017年、俺はこうだった!」。まず大黒選手に尋ねてみると、「昇格できなくて、わりと最後の方は消化試合でした。一所懸命だったがしょうがないんで。また来年がんばります」とフランクに語り、西代に「他人事みたいに!」とツッコまれて会場を沸かせていました。きみどり・土居は仕事柄、サンガF.Cの選手を取材する機会が多いこともあり、「大黒選手を尊敬している選手はたくさんいます」と明かすひと幕も。

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続いて丹羽選手にも今年を振り返ってもらうことに。「けっこうバタバタで、激動の一年でした」と、20年ほど在籍したガンバ大阪から離れ、今年6月にサンフレッチェ広島への移籍したことについて語ります。西代が「サンフレッチェにはすぐ馴染めましたか?」と尋ねると、「同級生の千葉ちゃんから他の選手を紹介してもらったり、千葉ちゃんにはだいぶ助けられました」と丹羽選手。また、「残留争いも最後は勝ち点1差で残れたので」と過酷な残留争いについても明かしました。「もともと広島は強かったチームやから、『なんでやろう?』というのもあって、もともと力があるから絶対に上には行けるやろうと思っていました。結果的に残留できてよかったです」とポジティブ。近藤も「サンフレッチェも、丹羽は何かを変えてくれるという想いだったと思う」と語ると、これを受けて丹羽選手も「移籍できてよかった」と笑顔で語りました。

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同じくサンフレッチェ広島の千葉選手も「怒涛の怒涛でした」と激しい1年を。また、丹羽選手が移籍してきたことを「大輝が来てくれて本当によかった。すごくありがたかったです」とも。「その前まで、僕らめっちゃ暗かったんです。試合は勝てないし、練習の雰囲気もめちゃくちゃ悪かったんですけど、大輝が『まいど、まいど!』みたいな感じて来てくれて(笑)」と語ります。さらに、移籍1週間後には丹羽選手が音頭を取ってチームの家族全員が参加できるバーベキュー大会が行われたそうで、「それでまとまった」と千葉選手。西代らも「1週間で!?」と驚きを隠せません。丹羽選手は「やっぱり一体感って大事かなと思って」と、行動力抜群な性格を発揮。その結果、晴れてその次の試合は大逆転で勝てたのだとか。「チームでバーベキューとかは大事。まとまります」とふり返りつつ、丹羽選手の明るく人懐っこい人柄も垣間見られるエピソードとなりました。

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また、残留争いの過酷さを語るひと幕も。近藤も神戸時代に残留争いを経験したそうで、「本当に辛い。涙が出てくるよねぇ」と語ると、「涙は出なかったですけど...」と千葉選手がクールに返し、爆笑。

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続いて、ホペイロの松浦さん。まずはホペイロの重要性について選手同士が語り合いました。大黒は「まっちゃん(松浦さん)の仕事は本当にすごい。僕も今年、一緒にやらせてもらって、今までやったどのホペイロより素晴らしい。練習でスパイクを履いて、次の日の朝に帰ってきたら新品みたいになっている。まっちゃんは本当に細かいから、紐まで取って洗ってくれてるんです」と松浦さんの仕事の丁寧さを絶賛。中でも驚いたのは、大黒選手がいつも噛んでいたお気に入りのガムを試合に持って行くのを忘れてしまった際に、松浦さんがガムを用意してくれていたこと。そのほかにも数々の松浦さんのエピソードを語り、「そこまですごい心遣いができる人」と褒め称えていました。対して松浦さんは大黒選手のことを、「すごくこだわりの多い選手で、僕は大好きです。こだわりのある選手は一緒にやっていて楽しい」と語りました。この話を聞き、丹羽選手も「本当にすごい。そばにいて欲しいです」と熱望していました。

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続いてのテーマは「W杯直前企画!俺が監督だったらこの11人!」。もし自分が監督だったら、どんな11人を選ぶかを順番に発表! それぞれが現役選手、すでに引退した選手も織り交ぜて、オリジナリティ溢れる11人を発表していました。さらに、W杯というシビアな大会だからこそ、それぞれが思う今の日本代表の改善点を語り合う一幕も。

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一部の最後は、来季の目標を! 松浦さんは「来季は京都サンガF.Cが絶対にJ1に上がって。新しいスタジアムもできますので」と笑顔。千葉選手は「まず残留ができれば、上の順位目指します。まず残留。それが現実です」とシビア。そして「来年は僕も音頭を取ってバーベキューをやりたい」とも。丹羽選手も「千葉ちゃんとふたりでディフェンスラインをやってるんで、一緒にがんばって、少しでも上位でフィニッシュしたい。今年はサポーターの方にはだいぶ辛い思いをさせたので、勝っていきたいです」と決意を固めていました。大黒選手は「まっちゃんにサポートしてもらったスパイクでゴールを量産したいです」と決意表明。

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二部の20:45〜21:30配信に出演したのは、松田力(アビスパ福岡)、初瀬亮(ガンバ大阪)、東隼也(ヴィッセル神戸)、永井義文(元フットサル日本代表)の4人。西代はガラッと若返った顔ぶれに「気持ちええわ〜!」、近藤も「フレッシュですねー!」と笑顔。

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二部のみなさんにも「2017年、俺はこうだった!」として1年を振り返ってもらいます。松田選手は「僕は、悔しい1年でした。ここで昇格すると言ってできなかったので、本当に悔しい」と明かしました。西代も「映画のような最後やった。『なんなん?』と」と語ると、近藤も「ああなるんだよな。まるでドラマのように」とうなずきます。西代は「来季はこれでもかというぐらい足並みがそろうんじゃない? 悔しい思いをしたから」、近藤も「そういう選手がたくさんいるチームは強い」と来季に期待をかけます。

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初瀬選手は「個人としては去年以上に試合に出られて、去年よりレベルアップできた1年でしたが、チームとしてはやっぱりタイトルを獲りたいというのはあったので、そこは悔しかったです」とふり返りました。今年は日本代表に召集されたこともあり、「世界の選手と戦って、日の丸を背負ってできたのは大きかったです」とも。大活躍の理由を、「西代さんの、大事な部分を生で見させていただいた。それを機にトン、トン、トンと...」とまさかのご利益を激白! これを受けて西代も「吉本一小さいと言われている僕の大事な部分を、飲みの席で見せるというのがあるのよ。それを見たら、なぜかみんな、どんどんよくなっていくねん」とノリの中で生まれた摩訶不思議なパワースポットを明かしました。その噂を聞きつけた初瀬選手は、自ら進んで西代に見せてもらったのだとか。「その次の日からアシストがポンポンと決まりだして。僕、めちゃくちゃ調子いいです! と伝えました」と本当にご利益があったそうです。また、代表に選ばれて得た経験についても明かしました。

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続いて東選手。西代が初めに「"あずま"選手」と呼んだことで、すかさず「"ひがし"です」と修正。さらに西代が「南選手」と呼びかけて「"ひがし"です」と俊敏に修正するという、軽快なやりとりが随所で繰り広げられました。東選手の今年1年は「個人的には悔しい1年でした」とのこと。今年のヴィッセルは、元ドイツ代表FWのポドルスキが加入するなど激動の1年だったこともあり、揉みに揉まれた1年だった様子。ヴィッセルに在籍したことのある近藤も、その状況への選手たちの大変さに理解を示していました。また、ムードメーカーの存在の大切さを語り合うことも。西代が「西くんがやったほうが...」とふると、またも素早く「ひがし!」と切り返すなど見事なセンスの良さを見せ、西代も「これやがな〜」と適性を見出しているようでした。

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永井さんは「国内で二冠獲ることができ、最高の一年でした。完全燃焼で引退を決断させてもらいました。すべてやり切った」と充実感でいっぱいの表情。また、「去年もこの会がありましたが、いいメンバーがたくさんいるので今年はこのメモを用意してみました」と、お手製の"永井メモ"を紹介。選手たちの知られざるエピソードを、その選手のチームメイトやコーチ、そのほか身近な人たちに取材して集めたという、特製のメモです。そのやる気に「へぇ〜!」と感心しっぱなしの西代。「キャラ固めるの、早くない!? すごいな!」とも。

「初瀬選手は盛り上げ隊長」、「松田選手は犬とハワイと『テラスハウス』」など、永井さんの独自取材による永井メモが次々と発表され、西代も「これはありがたいことです! 来年はコーナーを作ります」と太鼓判! 来年の永井メモに期待です。

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続いてのトークテーマは「プロ選手になってよかったこと」。西代は「例えば、周りからちやほやされたとか、タレントパワーみたいなものを感じたことはない?」と尋ねられると、松田選手は「服を買いに行ったらプレゼントされたりとか...」と答え、「若いのにちやほやされてるなぁ」と近藤もうらやましそう。初瀬選手は「スポンサーの提供」とのこと。「スパイクもそうですけど、新しい色が出れば送っていただけるし、スパイク以外にもスウェット、スニーカーを提供していただけるのはプロになったからこそだと思います」と言います。近藤も「一流サッカー選手の証」と語ります。また、サッカーを始めるきっかけになった憧れのプロサッカー選手・中村俊輔選手と初めて対戦した時の感激のエピソードも明かしました。

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東選手は「メディアにこうして出していただけるというのはいいなと思います」とのこと。永井さんは、「日本代表として、試合前に並んで『君が代』を聴いた時は『あぁ、よかったな』と思いました」とのこと。そして、今後もフットサルの普及活動に尽力していくという永井さん。先ほどから続くコメントのうまさに、西代が「岳ちゃん(近藤)、やばいで!?」と水を向けると「俺もメモ、作ろうっと...」と危機感(!?)を感じているようでした。

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ちなみに近藤は「シンプルにモテる。それが一番思うんじゃない? あとはお金。勝てば勝つほどお金が入ってくるし...」と夢のある世界を独自に語り、西代から「経済評論家に見えてきた...」と感心されていました。

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最後は来季の意気込みを。松田選手は「絶対にJ1昇格するということだけを考える」と意気込みます。そんな松田選手に、近藤からシュートを決める極意が伝授されました。初瀬選手は「個人としては、シーズン通してポジション争いに勝って、スタメンを獲りたいです。チームとしては、僕が小さい頃からガンバ大阪は上位を争うチームなんで、チームとして勝ちあがれるようにがんばりたい」とのこと。西代は「この世代がこれからのガンバを引っ張っていくんでしょうね」と期待を込めた目で見つめていました。東選手は「個人としてはあまり試合に出られてなかったので、出場回数をもっと増やしていきたいです」と語りました。西代は「今年の経験は絶対に来季につながっていく」と言葉を贈りました。永井さんは「監督のライセンスを獲りたい」とのこと。さらに「フットサルの普及活動を行い、Jリーグと同じくらいフットサルも盛り上がるようにがんばりたい」も大きなテーマも掲げていました。

西代は「みなさん、来年もいい報告をしてもらえるよう、来季もケガなくがんばってください!」とエールを贈り、忘年会はお開きとなりました。

【ミサイルマン・西代】【きみどり・土居】

『よしもとサッカー部~よしもと所属サッカー選手集まり大忘年会~』をLINELIVEで生配信!

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12月28日(木)、よしもと所属サッカー選手が集結し、LINELIVEで生配信番組『よしもとサッカー部~よしもと所属サッカー選手集まり大忘年会~』を行いました! 

 司会を務めたのは、おなじみミサイルマン・西代と近藤岳登。そして、きみどり・土居も飛び入り参加! 土居は名門・星稜高校出身で、インターハイ準優勝という華麗な経歴の持ち主。現在、J:COMで放送中の京都サンガF.Cを応援する番組「FootStyle京都」でもMCを務めるなど、サッカーをこよなく愛する若手芸人です。このメンツで、プロ選手から普段テレビでは聞けないような、チーム内の裏話などを根ほり葉ほり聞き出します!

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一部の20:00〜20:45の生配信に出演したのは、大黒将志(京都サンガF.C)、丹羽大輝(サンフレッチェ広島)、千葉和彦(サンフレッチェ広島)、松浦紀典(京都サンガF.C/ホペイロ)の4人。

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まず話題になったのは、松浦さんの「ホペイロ」という役割。「ホペイロ」はポルトガル語で用具係のこと。選手のスパイクの管理を中心に、選手の用具のケア、準備をする専門職です。松浦さんは現在、京都サンガF.Cに所属。それ以前は、93年にヴェルディ川崎、03年に名古屋グランパスに在籍していた、日本のホペイロの第一人者なのだそう。さらに、大黒選手と西代は同じ豊中出身ということで、地元トークにも花が咲きました。

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最初のトークテーマは「2017年、俺はこうだった!」。まず大黒選手に尋ねてみると、「昇格できなくて、わりと最後の方は消化試合でした。一所懸命だったがしょうがないんで。また来年がんばります」とフランクに語り、西代に「他人事みたいに!」とツッコまれて会場を沸かせていました。きみどり・土居は仕事柄、サンガF.Cの選手を取材する機会が多いこともあり、「大黒選手を尊敬している選手はたくさんいます」と明かすひと幕も。

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続いて丹羽選手にも今年を振り返ってもらうことに。「けっこうバタバタで、激動の一年でした」と、20年ほど在籍したガンバ大阪から離れ、今年6月にサンフレッチェ広島への移籍したことについて語ります。西代が「サンフレッチェにはすぐ馴染めましたか?」と尋ねると、「同級生の千葉ちゃんから他の選手を紹介してもらったり、千葉ちゃんにはだいぶ助けられました」と丹羽選手。また、「残留争いも最後は勝ち点1差で残れたので」と過酷な残留争いについても明かしました。「もともと広島は強かったチームやから、『なんでやろう?』というのもあって、もともと力があるから絶対に上には行けるやろうと思っていました。結果的に残留できてよかったです」とポジティブ。近藤も「サンフレッチェも、丹羽は何かを変えてくれるという想いだったと思う」と語ると、これを受けて丹羽選手も「移籍できてよかった」と笑顔で語りました。

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同じくサンフレッチェ広島の千葉選手も「怒涛の怒涛でした」と激しい1年を。また、丹羽選手が移籍してきたことを「大輝が来てくれて本当によかった。すごくありがたかったです」とも。「その前まで、僕らめっちゃ暗かったんです。試合は勝てないし、練習の雰囲気もめちゃくちゃ悪かったんですけど、大輝が『まいど、まいど!』みたいな感じて来てくれて(笑)」と語ります。さらに、移籍1週間後には丹羽選手が音頭を取ってチームの家族全員が参加できるバーベキュー大会が行われたそうで、「それでまとまった」と千葉選手。西代らも「1週間で!?」と驚きを隠せません。丹羽選手は「やっぱり一体感って大事かなと思って」と、行動力抜群な性格を発揮。その結果、晴れてその次の試合は大逆転で勝てたのだとか。「チームでバーベキューとかは大事。まとまります」とふり返りつつ、丹羽選手の明るく人懐っこい人柄も垣間見られるエピソードとなりました。

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また、残留争いの過酷さを語るひと幕も。近藤も神戸時代に残留争いを経験したそうで、「本当に辛い。涙が出てくるよねぇ」と語ると、「涙は出なかったですけど...」と千葉選手がクールに返し、爆笑。

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続いて、ホペイロの松浦さん。まずはホペイロの重要性について選手同士が語り合いました。大黒は「まっちゃん(松浦さん)の仕事は本当にすごい。僕も今年、一緒にやらせてもらって、今までやったどのホペイロより素晴らしい。練習でスパイクを履いて、次の日の朝に帰ってきたら新品みたいになっている。まっちゃんは本当に細かいから、紐まで取って洗ってくれてるんです」と松浦さんの仕事の丁寧さを絶賛。中でも驚いたのは、大黒選手がいつも噛んでいたお気に入りのガムを試合に持って行くのを忘れてしまった際に、松浦さんがガムを用意してくれていたこと。そのほかにも数々の松浦さんのエピソードを語り、「そこまですごい心遣いができる人」と褒め称えていました。対して松浦さんは大黒選手のことを、「すごくこだわりの多い選手で、僕は大好きです。こだわりのある選手は一緒にやっていて楽しい」と語りました。この話を聞き、丹羽選手も「本当にすごい。そばにいて欲しいです」と熱望していました。

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続いてのテーマは「W杯直前企画!俺が監督だったらこの11人!」。もし自分が監督だったら、どんな11人を選ぶかを順番に発表! それぞれが現役選手、すでに引退した選手も織り交ぜて、オリジナリティ溢れる11人を発表していました。さらに、W杯というシビアな大会だからこそ、それぞれが思う今の日本代表の改善点を語り合う一幕も。

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一部の最後は、来季の目標を! 松浦さんは「来季は京都サンガF.Cが絶対にJ1に上がって。新しいスタジアムもできますので」と笑顔。千葉選手は「まず残留ができれば、上の順位目指します。まず残留。それが現実です」とシビア。そして「来年は僕も音頭を取ってバーベキューをやりたい」とも。丹羽選手も「千葉ちゃんとふたりでディフェンスラインをやってるんで、一緒にがんばって、少しでも上位でフィニッシュしたい。今年はサポーターの方にはだいぶ辛い思いをさせたので、勝っていきたいです」と決意を固めていました。大黒選手は「まっちゃんにサポートしてもらったスパイクでゴールを量産したいです」と決意表明。

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二部の20:45〜21:30配信に出演したのは、松田力(アビスパ福岡)、初瀬亮(ガンバ大阪)、東隼也(ヴィッセル神戸)、永井義文(元フットサル日本代表)の4人。西代はガラッと若返った顔ぶれに「気持ちええわ〜!」、近藤も「フレッシュですねー!」と笑顔。

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二部のみなさんにも「2017年、俺はこうだった!」として1年を振り返ってもらいます。松田選手は「僕は、悔しい1年でした。ここで昇格すると言ってできなかったので、本当に悔しい」と明かしました。西代も「映画のような最後やった。『なんなん?』と」と語ると、近藤も「ああなるんだよな。まるでドラマのように」とうなずきます。西代は「来季はこれでもかというぐらい足並みがそろうんじゃない? 悔しい思いをしたから」、近藤も「そういう選手がたくさんいるチームは強い」と来季に期待をかけます。

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初瀬選手は「個人としては去年以上に試合に出られて、去年よりレベルアップできた1年でしたが、チームとしてはやっぱりタイトルを獲りたいというのはあったので、そこは悔しかったです」とふり返りました。今年は日本代表に召集されたこともあり、「世界の選手と戦って、日の丸を背負ってできたのは大きかったです」とも。大活躍の理由を、「西代さんの、大事な部分を生で見させていただいた。それを機にトン、トン、トンと...」とまさかのご利益を激白! これを受けて西代も「吉本一小さいと言われている僕の大事な部分を、飲みの席で見せるというのがあるのよ。それを見たら、なぜかみんな、どんどんよくなっていくねん」とノリの中で生まれた摩訶不思議なパワースポットを明かしました。その噂を聞きつけた初瀬選手は、自ら進んで西代に見せてもらったのだとか。「その次の日からアシストがポンポンと決まりだして。僕、めちゃくちゃ調子いいです! と伝えました」と本当にご利益があったそうです。また、代表に選ばれて得た経験についても明かしました。

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続いて東選手。西代が初めに「"あずま"選手」と呼んだことで、すかさず「"ひがし"です」と修正。さらに西代が「南選手」と呼びかけて「"ひがし"です」と俊敏に修正するという、軽快なやりとりが随所で繰り広げられました。東選手の今年1年は「個人的には悔しい1年でした」とのこと。今年のヴィッセルは、元ドイツ代表FWのポドルスキが加入するなど激動の1年だったこともあり、揉みに揉まれた1年だった様子。ヴィッセルに在籍したことのある近藤も、その状況への選手たちの大変さに理解を示していました。また、ムードメーカーの存在の大切さを語り合うことも。西代が「西くんがやったほうが...」とふると、またも素早く「ひがし!」と切り返すなど見事なセンスの良さを見せ、西代も「これやがな〜」と適性を見出しているようでした。

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永井さんは「国内で二冠獲ることができ、最高の一年でした。完全燃焼で引退を決断させてもらいました。すべてやり切った」と充実感でいっぱいの表情。また、「去年もこの会がありましたが、いいメンバーがたくさんいるので今年はこのメモを用意してみました」と、お手製の"永井メモ"を紹介。選手たちの知られざるエピソードを、その選手のチームメイトやコーチ、そのほか身近な人たちに取材して集めたという、特製のメモです。そのやる気に「へぇ〜!」と感心しっぱなしの西代。「キャラ固めるの、早くない!? すごいな!」とも。

「初瀬選手は盛り上げ隊長」、「松田選手は犬とハワイと『テラスハウス』」など、永井さんの独自取材による永井メモが次々と発表され、西代も「これはありがたいことです! 来年はコーナーを作ります」と太鼓判! 来年の永井メモに期待です。

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続いてのトークテーマは「プロ選手になってよかったこと」。西代は「例えば、周りからちやほやされたとか、タレントパワーみたいなものを感じたことはない?」と尋ねられると、松田選手は「服を買いに行ったらプレゼントされたりとか...」と答え、「若いのにちやほやされてるなぁ」と近藤もうらやましそう。初瀬選手は「スポンサーの提供」とのこと。「スパイクもそうですけど、新しい色が出れば送っていただけるし、スパイク以外にもスウェット、スニーカーを提供していただけるのはプロになったからこそだと思います」と言います。近藤も「一流サッカー選手の証」と語ります。また、サッカーを始めるきっかけになった憧れのプロサッカー選手・中村俊輔選手と初めて対戦した時の感激のエピソードも明かしました。

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東選手は「メディアにこうして出していただけるというのはいいなと思います」とのこと。永井さんは、「日本代表として、試合前に並んで『君が代』を聴いた時は『あぁ、よかったな』と思いました」とのこと。そして、今後もフットサルの普及活動に尽力していくという永井さん。先ほどから続くコメントのうまさに、西代が「岳ちゃん(近藤)、やばいで!?」と水を向けると「俺もメモ、作ろうっと...」と危機感(!?)を感じているようでした。

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ちなみに近藤は「シンプルにモテる。それが一番思うんじゃない? あとはお金。勝てば勝つほどお金が入ってくるし...」と夢のある世界を独自に語り、西代から「経済評論家に見えてきた...」と感心されていました。

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最後は来季の意気込みを。松田選手は「絶対にJ1昇格するということだけを考える」と意気込みます。そんな松田選手に、近藤からシュートを決める極意が伝授されました。初瀬選手は「個人としては、シーズン通してポジション争いに勝って、スタメンを獲りたいです。チームとしては、僕が小さい頃からガンバ大阪は上位を争うチームなんで、チームとして勝ちあがれるようにがんばりたい」とのこと。西代は「この世代がこれからのガンバを引っ張っていくんでしょうね」と期待を込めた目で見つめていました。東選手は「個人としてはあまり試合に出られてなかったので、出場回数をもっと増やしていきたいです」と語りました。西代は「今年の経験は絶対に来季につながっていく」と言葉を贈りました。永井さんは「監督のライセンスを獲りたい」とのこと。さらに「フットサルの普及活動を行い、Jリーグと同じくらいフットサルも盛り上がるようにがんばりたい」も大きなテーマも掲げていました。

西代は「みなさん、来年もいい報告をしてもらえるよう、来季もケガなくがんばってください!」とエールを贈り、忘年会はお開きとなりました。

【ミサイルマン・西代】【きみどり・土居】

2017年12月29日 (金)

俳優賞1位はピクニック!「この劇場にはいちばんお世話になっている」と受賞を喜ぶ!!『神保町花月10周年特別企画「anniversary Awards!!」』レポート

12月24日(日)、東京・神保町花月にて『神保町花月10周年特別企画「anniversary Awards!!」』が開催されました。

若手芸人を中心とした、芝居を行う劇場として2007年7月7日にオープンし、今年で10周年を迎えた神保町花月。公演数も506回となったことから、このたび、過去の作品から観客の投票によって作品賞、脚本賞、演出賞、俳優賞を決定するアワードが開かれました。

MCを務めるのは、同劇場での公演に多数出演しているピクニックとシューレスジョー。「アカデミー賞は1年に1回やってますけど、神保町花月は10年で初めて。出演する芸人さんも移り変わっているので、"この人達が出てるんだ"とか楽しんでもらえれば」と呼びかけたピクニック。シューレスジョーは「知ってる芸人の頭皮状況も変わってたりしますからね」と細くして、笑いを誘います。
その後、本日の出演者である佐久間一行、POISON GIRL BAND、クレオパトラ・長谷川優貴さん、竹内健人、ゆったり感、かたつむり、サンシャイン・信清淳、ボーイフレンド、ランパンプス、ワラバランス、ヒラノショウダイが非常に短いレッドカーペットを通って、客席から登壇。1人ひとり呼び込んで壇上に登るだけなのですが、芸人がこれだけ揃うとそうはいかず。それぞれ様々なボケを見せて、観客を湧かせました(なお、ゴールドバーグは途中から参加しました)。
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まずは、作品賞の100位から20位まで発表されます。
ワラバランス・宮崎は「僕らは『夏野台学園シリーズ①「ディメンションチェンジ!」』に出させてもらいました。僕が警察官役で、盛田がデビルの役をやらせてもらいました」とコメント。75位の『オーディション』に出たと切り出したのは、かたつむり・岡部。「それ、俺も出てたよね?」と話に入った佐久間が「どんどん人がいなくなるヤツ?」と話しかけるも、「え?」と返す岡部。「え? ラフ・コントロールが出てて......」(佐久間)「そうです! チョコプラ(チョコレートプラネット)が出てて!」(岡部)「そうそう!」(佐久間)と会話は弾むも、佐久間の「人数が減っていくヤツでしょ?」という質問には、きょとんとする岡部。肝心の内容は忘れ去ってしまったようです。
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「僕が(61位の)『謎ト答』(の台本)を書きました」と告げたのは、長谷川さん。この公演に出演していたと言うゆったり感・中村が「この作品には思い入れがあって。思い出していいっすか? ファンファンファン......本当にすごかった」と言い出すと、「漫才はやめてくださーい!」とツッコむ相方の江崎。「最終的に殺される話だったので憶えている」と続けると、「俺が殺す役だった」とピクニック。「えっ!」と江崎が驚くと、長谷川さんも「ピクニックさんいたの忘れてて、あっ!と思った」と話します。
出演はないものの、竹内にとって思い出深いのは65位の『L.A.F.U. theatrical performance vol.2 ~宇宙ボーイズ漂流記』。「俺、6ヵ月間、神保町花月に泊まってたけど、(芸人の)知り合いが来なくなったからもう(家に)帰ろうと思った作品」と話すと、POISON GIRL BAND・吉田も「この公演後、自分達のライブで楽屋に言ったんだよ。芸人だったら差し入れはおにぎりとかから揚げなんだけど、L.A.F.Uは『冷蔵庫の生ハム取ってー』って言ってて、全然違うと思った」と笑いながら回想しました。
ボーイフレンド・宮川は「『ラブ・オール!』で、30歳にしてエア卓球をやった」と思い出を話しつつ、相方・黒沼とエア卓球を実践。白熱する様を表現しつつ渾身のスマッシュを決めるも、黒沼にスマッシュ返しされて「本当は決まってたんだよ!」と叫ぶ宮川。大きな笑いが起こった見事なコンビ芸に、ピクニックは「ネタ禁止でお願いします!」と指摘します。
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54位の『いつだって、スリーボールストライク』に出演したと言うのは、POISON GIRL BAND。吉田が「オコチャさん(冨田雄大)が書いた作品。トータル(テンボス)さんが出てて」と話すと、野茂英雄さんが当時、所属していたドジャーズのトレーナーとキャップを着用した阿部へ「だから今日、野茂着てるの?」と周りからツッコミが。阿部は「高校球児の役よ。甲子園で優勝するかしないかのチームに、こんな中肉中背のヤツいねぇよな」と笑いました。
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38位の『凛―RIN―』は、ピース・又吉直樹が初めて神保町花月の公演で脚本を手がけた作品。シューレスジョーが「ここで出たか」と言えば、ピクニックは「又吉さんが書いたんだよね。僕も出させてもらいました」としみじみ。35位の『ソビエト』は、平成ノブシコブシが主演を務めた作品。ピクニックが同劇場で初めて出演した作品だそうで、「(『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる)福田雄一さんの脚本だったんですよ」と話すと、客席から驚きの声が挙がります。
ここまで、ほとんど喋ってないかたつむり・中澤。ピクニックに「何か出たものないの?」と振られて、「(31位と32位の)『西遊記物語』です。銀閣役でした」とだけ返す彼に、竹内は「芸人辞めた人?」とツッコみました。
20位の『籠の城』は、カリカ、犬の心、POISON GIRL BAND、しずる、ライス、かたつむりによるユニット「東京シュール5」の公演で、ライス・田所仁が脚本を担当。「僕らはスケジュールが合わなくて出られなかった」と話すのは、POISON GIRL BAND。「トップ3に入ると思ってた」と驚きつつ、「仁くんの処女作がとんでもない作品だって、噂がまわってきて。チャリティーライブのオークションで、この直筆の脚本を出したらとんでもないことになったって聞いたよ」と話します。
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10位にランクインした『キラリ☆白虎隊 後編』に出演していた信清は、「この作品のために黒髪にしたんですから」と嬉々。中村は出演作『限・界・密・室』が9位にランクインしてガッツポーズ。当時の演じる自身の映像を観て「若っ!」と驚きつつ、「2時間くらいの芝居で、(演出家の方に)『中村さん、絶対ボケないでください』って言われてて苦しい公演でした」と振り返ります。
7位の『エクセレント!!~言葉が無くても届くもの~』は、家城の作・演出作で、ランパンプスの初出演作。も、かたつむり・林が引っかかったのは、グランジ・佐藤大の表記。「下條幽太郎のときじゃん!」とツッコむと、シューレスジョーは「(この表記に関しては)裏方さんと揉めました。が、下條にするとややこしいから、こっちにしました」と説明しました。
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5位にランクインした『ピクニック』は、ピクニックが5つのオムニバスに挑戦した同劇場50回記念公演。この発表までに、犬の心・押見を"オシケン"と呼んで劇団員にするというミニコントが繰り広げられていたため、「ちなみに、オシケンさんも演出してます」と説明します。
VTR中に登場した中澤の見事な斬られっぷりにざわめきが起こったのは、4位の『マジで忠臣蔵!! 前編』。再現するも、「全然違う!」「アシカショーみたいになってた!」と芸人たちからクレームが入ります。
2位は、同劇場2作目となった犬の心主演の『THE MOMO-TARO』。当時、非常に話題となった作品で、ピクニックは「ルミネでも再演したし、ツアーもまわってましたよね」と懐かしがりました。
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栄えある1位に選ばれたのは、『絶望が持った音~ある師弟の想い~』。
「若手の作品だよね?」と話しかけるピクニックに、「僕らも出てました」と答えたゴールドバーグ。同劇場支配人から賞状を受け取ったランパンプス・寺内は、「テーマがSMだったんです。オコチャさんが『寺内ってSだよね』って聞いてきたんですけど、ものすごい作品になっててビックリした」と感想を語りました。
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そのほか、脚本賞、演出賞、俳優賞の発表も。
脚本賞で1位に選ばれたのは、冨田雄大。VTRで、冨田は「いくつかの作品が上位にランクインしていると聞いているので、リメイクもやっていただけるのではないかなと。1位に選んでいただきまして、ありがとうございます。」と感謝しつつ、「スタッフの方に(冨田の作品のファンがいると)言っていただくことがあるんですけど、ファンの方を実感したことはございません。一度、姿を見せてほしいです」と呼びかけます。
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演出賞で1位となったのは、家城啓之。こちらもVTRで喜びのコメントが寄せられたのですが、いつも以上にぼさぼさしたヘアスタイルに、客席からくすくすと笑い声が。コメントではなぜか終始、某施設を作っている人を演じ切っていました。
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俳優賞の1位に選ばれたのは、ピクニック!
自身の名前が映し出された途端、胸を手で押さえて方々に挨拶。そして、「この劇場には、いちばんお世話になっていると思います。投票ありがとうございました!」と深々とお辞儀しました。
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【ピクニック】【シューレスジョー】【佐久間一行】【POISON GIRL BAND】【竹内健人】【ゆったり感】【かたつむり】【ボーイフレンド】【サンシャイン】【信清淳】【ランパンプス】【ワラババランス】【ゴールドバーグ】【ヒラノショウダイ】

2017年12月28日 (木)

"RE-OPEN"したばかりのなんばグランド花月の聖夜を、 笑いで彩った「NGK30周年記念公演 間寛平クリスマスコメディfeat.劇団間座 ~ホーリーナイト アーヘーナイト~」

12月24日(日)、"RE-OPEN"したばかりのなんばグランド花月にて、「NGK30周年記念公演 間寛平クリスマスコメディfeat.劇団間座 ~ホーリーナイト アーヘーナイト~」が上演されました。間寛平が「若手にもっと活躍の場を」という熱い思いで立ち上げた「劇団間座」のクリスマスイブ公演です。出演は、座長・間寛平をはじめ、矢野・兵動の兵動、NONSTYLE・石田、ヤナギブソン、span!、坂田利夫、ジミー大西ら豪華な面々がステージを賑わせます。今回は作・演出をザ・プラン9のお〜い!久馬が手掛け、出演者らによる"笑い"を挟みながら、家族の絆を再認識できるような心温まる物語が繰り広げられました。

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定刻になり幕が上がると、賑々しいクリスマスソングに乗せ出演者らがボックスなどステップを踏み踊り、ステージが華やぎはじめます。

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舞台はサンタクロース養成所で、この日が入学式という設定。生徒として集まった石田、水本らの前に教官役・ヤナギブソンが登場し「1ヶ月みっちり訓練を受けてもらいます!」とスパルタ調で宣言すると、さらに教官役の堀川絵美、アケミ・シャイニング、ミルクボーイ・駒場が姿を現しました。

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と、そこへ校長役の間寛平がステッキを振り回しながら身体をくねらせセンターへと近づいていきます。校長としての挨拶をお願いされるも、寛平はお馴染みの「誰がじゃ、どうしてじゃ、何がじゃ」で皆を翻弄し、客席から笑いを引き出します。最終的には、我慢できなくなったヤナギブソンがピシャリと寛平の頭をひと叩き。勢いの良さに「ほんまクラクラしたわ」とよろめく寛平を見て、お客さんもまたまた大笑いです。反省したかのように見えて再び「誰がじゃ、どうしてじゃ、何がじゃ」を繰り出し、またもヤナギブソンから怒りの平手を食らいそうになるもヒラリと身をかわす寛平に、思わず「おぉ〜」と、感嘆の声が漏れていました。

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寛平校長が「アヘアヘウヒハ、アヘウヒハ」と心得を述べ、挨拶に代えたところへ理事長役の坂田利夫が登場。1度通り過ぎて戻ってくると「アホの挨拶」で観客を引きつけ、「ジョンジョロリンノパッパッ」という挨拶のことばで大笑いさせていました。そして、「どっか行こう」と寛平と手を繋ぎ仲睦まじくハケて行きます。

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早速、サンタクロースになるための授業がはじまります。プレゼント配達時に気配を消す訓練として、鈴の付いたサンタ帽を被り音を鳴らさずに縄跳びを飛ぶことに。この難易度高い動きをヤナギブソンから振られた石田は、「(教えている側の)教官はできるということですよね?」と押し戻しますが、ヤナギブソンはアケミ・シャイニングに投げます。到底できるはずもない内容に加え、「今日は調子が悪い」と、うまく飛べないアケミ・シャイニング。「これはどうしたら面白くなるんですかー?」と心の声を絶叫する石田が、ふんわり飛び成功したかのように見せて転換へ。

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場面チェンジの合間には、「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」を出演者らが歌いイブの雰囲気を劇場内にもたらします。

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同じクラスに参加していた石田と水本。石田の役柄は、離婚して息子と娘になかなか会えなという複雑な設定。いつか会えたら喜ばそうと石田得意のけん玉の技を磨いていると言い、玉の穴が上を向いているときに剣を上から突き刺すような技"ダウンスパイク"を披露、大拍手を浴びます。そこへ、アインシュタイン・稲田が水本の息子役としてやって来たことで客席がどよめきます。水本と稲田はひしひしと抱き合いながら親子の結束性の高さを体現し、笑いに代えていました。

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シーンが変わり、元妻役の前田まみと恋人役・兵動、娘役・辻凪子、息子役・span!のマコトらが公園で楽しげに遊んでいる様子を、石田がこっそり覗き見ています。キャッチボールをする兵動とマコトから、兵動が子どもらをあまりかわいがっているように思えず、石田は不安に。気落ちしている石田のもとへ、通りがかったご近所さん役のいがわゆり蚊がUSJアトラクションのお姉さんネタや、岡田直子が声色を変えてかわいい声でキュンとするセリフで励まします。いがわが石田を背負って映画『E.T.』を再現すると、背負えていることにビックリしながらもお客さんは爆笑です。

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照明が落ち、堀川絵美がマイクを持ちステージへ。ここがなんばグランド花月というのを忘れるほどの美声を響かせ、さながらオペラのように歌い上げます。これにはお客さんも拍手喝采です。

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そのままサンタクロース養成所のレッスン風景へと移ります。生徒らは堀川のように歌うことを課せられますが、あの美声をマネることはできず。

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次に駒場によるレッスンへ。ここまで上半身を見せびらかすのみだった駒場は、「はじめてしゃべるから、ドキドキしています」と内心の焦りを口にしつつ、「サンタにも腹筋が必要です」と腹筋ローラーを実演し、トライせよと促します。まったくピンとこない面々を割ってボブが「じゃあ、僕いきます」と衣装を脱ぎ出しました。鍛え上げられたボディが露わになり、予想外とばかりにお客さんは驚嘆。駒場とボブは折り重なってローラを使用し、「メリークリスマス」とコラボ技で魅せました。

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レッスン後、どこか上の空の石田を心配した水本が声を掛けます。「元妻の新恋人が子どもに冷たい気がする」と石田から聞いた水本は、そんなに心配ならばと子どもらを誘拐することを提案。まさかのアイデアが出たところへ、稲田が水本パパを迎えにやって来て、イキリ口調で会話を交わします。そして稲田が「イジリしろ、少なっ」と特長少ない石田に向かって言い放ち、「髪の毛があるんだから、もっと遊べばいいのに」とうらめしそうにセリフを吐き、会場内を笑いで包み込みました。

 

シーン転換の歌唱場面で岡田直子と、いがわゆり蚊が「ゲレンデがとけるほど恋したい」を少し詰まりながら歌い終えると、水本がマコトを連れ去るシーンが挟み込まれ、やや調子外れな「もろびとこぞりて」を、アケミ・シャイニグ、葵樹泉、本間圭が合唱して次のシーンへ。

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子どもが誘拐されたと慌てる兵動と前田のもとへ、刑事に扮したジミー大西がやって来ます。どこか頼りなく、兵動をイラつかせます。

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石田、水本、稲田が舞台に出て来て「サンタが街にやってくる」を歌うも一瞬、グダグダに。お客さんが手拍子を打って応援し、盛り返し次のシーンへ。

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車を運転する黒サンタ服の男たち。バックシートには誘拐された石田の娘役・辻凪子の姿が。急遽、NONSTYLE井上の代わりに出演することになった吉田裕の胸に「NONSTYLE井上」の文字があり、「吉田を井上と思って観てください」アナウンスにはお客さんも吹き出していました。

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クリスマスシーズン定番曲「ラストクリスマス」を雰囲気たっぷりに歌うヤナギブソン。延々と繰り返される「ラストクリスマス、アイゲイブユーマイハート」に「まだ歌うのか!」とお客さんには大ウケでした。

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変わって、誘拐犯からの電話を待つ兵動&前田。緊迫する中で、ジミー大西刑事が「できるだけ電話を伸ばしてください」とずれたことを言ったり、紛らわしい着信音で兵動を憤らせたりと、間抜けっぷりを見せつけ会場を沸かせます。

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和テイストなメロディが流れ出し、兵動が「メリークリスマス」と告げ「雪國」を朗々とした声で歌いはじめます。終わりにも挨拶がわりに「メリークリスマス」を残して行きました。

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マコトを誘拐したのではなく、欲しいものを聞き出してきた水本。"スイッチ"が欲しいと言っていたということで、石田とともに電気屋さんへ。本間圭、葵樹泉の接客で次々と"スイッチ"を試します。押すと、ファミレスの呼び出し音、Mac起動音、「誰が興味あんねん!」セリフなどが劇場に響く度、爆笑が。そこへたまたまやって来たご近所さんのいがわ、岡田、さらには稲田が加わります。いがわにシンパシーを感じた稲田は彼女の元へ寄り顔を並べると、「シャクレの並走」と石田に鋭くツッコマれていました。

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名曲、山下達郎さん「クリスマス・イブ」を吉田、アインシュタイン・河合、三好大貴が歌い終えると誘拐の現金取引現場シーンへ。

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元妻に頼まれやって来た石田は、子どもに顔バレできないとサンタクロースの格好に。ヤナギブソン、堀川、駒場、アケミ・シャイニング、水本も応援に駆け付けます。誘拐犯役・吉田が銃を突き付け、緊張感が漂います。と、そこへ寛平が登場。手にしたステッキで応戦する構えを見せます。

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ならばやり合おうと互いに衣装を脱ぎ出しますが、寛平は着物を腰回りに収めてセルフ浮き輪のような見た目になっていきます。その様子に笑いが堪えきれないお客さんと、ステージ上の演者たち。「そんなに入るなんて知らんかった!」と吉田が驚くと、「洗濯してるから待っとけ」と寛平が予測不能な返しをしたことに場内爆笑です。

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そして寛平は「あれ、ちょっとやらしてくれへんか?」とポツリ。乳首ドリルをおねだりします。ステッキを確かめ吉田は「怪我する固さやぞ」とおよび腰になりますが、リクエストに応えました。寛平が満足したところでお芝居に戻ります。

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銃から放たれた弾をステッキで打ち返すミラクル技で寛平校長が誘拐犯らをたじろかせるも、流れ弾が坂田利夫に命中してしまいます。寛平校長は怒りのあまり乱心し、誰彼構わず攻撃してしまい大混乱に。けれど、坂田の前掛けが防弾仕様で命拾いをしたことがわかります。

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一旦、収束したように見えるもジミー大西刑事も参戦し、吉田が「アホが多すぎるやろ!」と声を大にするほどひっちゃかめっちゃかな展開に。事態を収めようとジミー大西が犯人逮捕に乗り出し、石田を誤認逮捕しそうになり大慌て。罪状をうまく言えないジミー大西によって、さらに舞台のリズムが崩れていきますが、お客さんたちは愉快そうです。

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事件は解決し、石田も家族との関係性を修復。聖夜にほっこりできる、幸せな家族の団らん風景を映し出し、幕を閉じました。

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カーテンコールで全キャストがステージに集合しました。開口一番、間座長は「すいませんね、歌」とお詫び。「ラスト・クリスマス」を長々歌っていたヤナギブソンのパートに対して間は「誰かツッコンでやれば良かったのに」と自ら反省。河合は「ジミーさん、坂田さん、寛平さんが出てきたシーンは大変でした」と大御所たちのマイペースぶりに振り回された感想を口にします。NONSTYLE・井上の代わりを務めた吉田裕は出演が前日夜に決定したとのことで、その対応力の高さを褒め称えられていました。そして、ずいっと前に出てきた稲田は「メンバーを代表して言わせていただきます。メリークリスマス」とキメ顔で。「嫁はん欲しいわ、誰かおらんか〜」と坂田がボヤき出し、上演後もステージは賑かです。作・演出を担当した久馬も呼び込まれ、「今言うことじゃないかもしれないですけど」と前置きし、お客さんへの謝辞を兼ねてか「メリークリスマス」と照れ笑いしながら述べていました。

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出演キャストを紹介しつつ、最後に間座長が「若手とやっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします」と、ビシッと締めくくりました。笑いがたっぷり詰まった芝居で魅せる劇団間座の、2018年の活動も楽しみです。

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水谷千重子ディナショー、大盛況で全公演終了!!

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11月18日(土)の富山での公演を皮切りに全国5ヶ所で行われていた「水谷千重子ディナーショー」が12月27日(水)にホテル東日本宇都宮でラストを迎え、全公演が無事に終了しました。
今回のディナーショーは全国5ヶ所で1900名以上を動員し、大物アーティスト顔負けの20000円以上もする高価なチケットはほぼ完売するという人気を見せました。

11月に発売された自身のアルバム「ジョインがお好きでしょ」でもデュエットした稲垣潤一さんも登場し「どうせ始まらない」や「クリスマスキャロルの頃には」なども披露されました。
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ヒルトン東京お台場で行われた公演にはサプライズゲストとして、倉たけし(ロバート秋山)が登場し観客達を湧かせました。
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