今年も御堂筋を華やかに彩る『大阪・光の饗宴2018』開宴式を開催!
11月4日(日)、御堂筋に設けられた特設ステージで『大阪・光の饗宴2018』開宴式が行われました。まずはオープニングアクトとしてグラフィックポイを使ったパフォーマンスがスタート、幻想的で華麗な光の舞を見せてくれました。
そして、いよいよオープニングです。MCは大抜卓人さんと吉本新喜劇の宇都宮まき。光の饗宴が今年6年目を迎えることを伝え、大阪の夜を彩る"光のミュージアム"を開催テーマに、御堂筋と中之島を光で彩るコアプログラム、大阪府域各所の魅力を活かしたエリアプログラム、光に加え大阪の食などを堪能できる魅力促進プログラムの3つで構成されていることを説明します。「まずはなんと言っても御堂筋イルミネーションですよね!」とまき。大抜さんが、梅田から難波まで全長4キロという世界的スケールを誇る光の道が2018年度で10年目を迎えること、2015年1月には世界記録として認定されたこともアピールしました。
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続いて主催者の紹介です。水と光のまちづくり推進会議の松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長、松本正義関西経済連合会会長、宮城勉大阪商工会議所専務理事、溝畑宏大阪観光局理事長、橋爪紳也大阪府立大学 研究推進機構 特別教授、岩木均大阪府議会議長、角谷庄一大阪市議会議長が登壇。大阪府広報担当副知事もずやんもステージに登場するなか、まずは松井知事より挨拶がありました。最初に「昼間行われた御堂筋ランウェイ2018で大勢のお客さんに大阪を楽しんでいただき、盛り上げていただき、元気を与えていただいた、心より感謝申し上げます」とお礼を述べます。そして、今年は天災が多く、大阪は試練の年だったと話したあと、下を向いていても仕方ない、大阪らしく前を向いて進んでいこうとアピールしました。光の饗宴については、大阪府、大阪市、経済界が一体になって取り組んできたことを伝え、冬の風物詩として大勢の皆さんをお迎えするようにしたい、と意気込みを語りました。
吉村市長は、光の饗宴が今年6回目を迎えることを触れたあと、今年は台風で御堂筋にある970本の銀杏の木のうち80本が被害を受けたと報告。来年のG20までには完全復活していきたいと期待を込めました。そして光の量、美しさが毎年増えていることを明かし、「大阪といえば御堂筋、光で皆さんの気持ちを温かくしていきたい」とアピール。将来的には御堂筋を人が集う道にしていきたい、世界に誇れるストリートにしていきたいと話しました。
松本会長は自身の青春時代、大阪は『大大阪』と呼ばれていたと振り返り、今月行われる万博の投票についても触れます。「なかなか厳しい競争をしている」と明かしたあと、「大大阪を作っていくため一生懸命やりますので、ご声援お願いしたい」と締めくくりました。
ここでスペシャルゲストとしてコブクロが登場。詰めかけた観客から大きな拍手が起こります。そしてコブクロの2人も参加して、点灯へのカウントダウンがスタート。ステージ上と観客全員の「点灯!」の声で、御堂筋のイルミネーションが灯ると、再び御堂筋が大きな拍手に包まれました。
今年は光の川のように流れるイルミネーションが楽しめることなども伝えられたあと、まずは登壇者全員がステージ上でフォトセッション。そのあとは、きらめく御堂筋をバックにしても撮影が行われました。囲み取材で、実際に光の灯った御堂筋を見た感想を聞かれた吉村市長は、「本数は少し減りましたが、光の量自体は増えている」と強調。枝に光をつける技術も府と市で協力しながら、去年よりバージョンアップしている、今年のイルミネーションも楽しんで欲しいとアピール。来年はさらに今年失われた分も植樹して、もっとスケールを大きくしていきたい願いを込め、光が流れる演出については、単にライトアップするだけじゃなく、いろんな楽しみ方があっていいと思う、安全を確保しながらいかに美しく見せるかを追求していきたいと話しました。
万博について聞かれた松井知事は、我々の世代は1970年の万博に強烈な印象があると語り、昼間にステージで共演したダウンタウンの2人が国内世論の盛り上げにすごく力を入れてくれていると感謝しました。そして自身の気持ち的には一年前より追い込まれていると明かしつつ、招致活動をスタートしたときよりも確実に盛り上がりを感じている、2025年に向けてなんとか勝ち取りたいと力を込めました。
吉村市長も、知事を始め上の世代の人は本当に大阪万博が好きなことに触れ、自分も体験したいし、次の世代に70年の万博以上のものを作っていきたいと話します。そして、もうすぐ結果が出ることにドキドキしていることを明かしますが、絶対に負けないようにがんばりたいとアピールしました。
【宇都宮まき(吉本新喜劇)】