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ライブレポート

2018年12月10日 (月)

COWCOW25周年記念イベント『COWCOW 25th LIVE〜あのひとはFinallyぼくらはAnniversary〜』開催!

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12月9日(日)、なんばグランド花月にて『COWCOW 25th LIVE〜あのひとはFinallyぼくらはAnniversary〜』が開催されました!このイベントは、1993年に結成したCOWCOWの、これまでの軌跡の集大成となるライブ。11月17日にルミネtheよしもと、そして12月9日(日)になんばグランド花月でそれぞれ開催されました。

COWCOWの記念すべき25周年を一緒に楽しもうと集まった満席のお客さんが見守る中、開始直前、モニターには100秒前からカウントダウンが。20秒前から自然とお客さんから手拍子が起こり始め、10秒前からは多田が影ナレーションで読み上げるカウントダウンと共に客席も一体になってコール。ところが、1秒前から唐突に「0.9、0.8...」と刻み出しお客さんたちは大笑い。その後も善しからのダメ出しで何度もやり直すカウントダウンですが、表示される数字が「十」、「九」と漢字だったり、ホラータッチのフォントが使われていたりと、カウントダウンから大爆笑をさらいます。

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25周年ライブ一発目を飾るのは「アイアン・メイシン」!ふたりは突然、客席後方から登場! 大喜びのお客さんに、ハイタッチして歓声に応えます。

多田は「外は寒いのに温かい拍手、25周年ありがとうございます!」と感謝の言葉を。お客さんからも「おめでとう!」と温かい声が飛びます。

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日本の迷信にもちゃんと理由があることを歌い続けてきた「アイアン・メイシン」。「聴きたいのか〜!」と多田が叫ぶと「イェー!」とコール&レスポンス。

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『火遊びするとおねしょする』、『食べてすぐ寝ると牛になる』『ひな人形を早く片付けないと嫁に行くのが遅くなる』、『つむじを押すと下痢になる』、『しゃっくりが100回出ると死ぬ』、『3人で写真を撮ると真ん中の人が早死にする』と立て続けに披露し、お客さんは拍手喝采! アンコールまで巻き起こり、多田も「まだ始まったばっかりやから!」と戸惑うほどの盛り上がりぶりを見せていました。声援に応えて、雨女、雨男の迷信を歌った『Always Rain』で締めくくり。

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続いてはネタ「合言葉」。正解すれば部屋の中に入る許可が下りる「合言葉」をテンポよく繰り広げますが、モノマネやコント、寸劇などが織り込まれて大笑い。

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2本目は「多田刑事」。事件解決に向かう多田刑事ですが、どうやらSNS中毒のようで犯人を捕まえるときまでSNSをアップするというハマりぶり。「多田刑事」のファンであろう人々のリプライがますます笑いを誘います。

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3本目は「こういうひとしりません?」。「こういう人」を探しているというCOWCOWが、「しりませ〜ん?」コールとお客さんの手拍子に合わせ、周りにいそうなあらゆる人を次々にリズミカルに繰り出します。

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続いては「世界の偉人」。様々なモノや名前や言葉には、世界の偉人から付けられているモノがあり、ここではそれを紹介しようというもの。「サンドウィッチ」や「電話のベル」などが紹介されますが、その流れで「借りパク」を生み出した妙な名前の偉人などが登場し、ここでも笑いの渦が巻き起こりました。

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続いては漫才です! ふたりが登場すると、改めて「おめでとう!」とお祝いの言葉が客席から飛び交いました。今年で44歳になるふたり。「素敵な男性になっていきたい」という多田に、善しが「見た目にギャップのある男」などを提案するものの、多田は解釈を間違えてばかりで...。ネタ中に善しの「ベロ〜ン!」、多田の「帰れ〜!」などお馴染みのフレーズも飛び出し、ファンからは大きな拍手が起こるたび多田が大はしゃぎ!

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休憩明けはまたも客席後方から登場し、ファンを大喜びさせたふたり。続けてショートコント「映画に出てきそうな熱血若手漫才師」。日本一を目指す熱血若手漫才師・多田が、「人間だけでなく草木や空、太陽だってみんな笑うんや」など次々と熱血発言を重ねていくというもの。

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続いてのネタは「UNO」。先の熱血漫才師ふたりが登場。多田の「UNOを制するものは漫才を制する」という信念のもと、UNOで勝負することに。ところがオリジナリティ溢れるカードが続々と飛び出し、最後はまさかのカードが!

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続いては「五郎スロット」。近所にできたというスロット屋にやってきた多田。入ってみると「北の国から」のテーマが流れ、五郎さんが登場! スロット「北の国から 〜84夏〜」を楽しむ多田ですが、リーチがかかるたび3個目に並ぶのは「北の国から」登場人物や心の残るエピソードばかり。いよいよ3つ揃いそうなとき、お客さんも手拍子で応援しますが...?

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「50音BOX」では、多田がトレードマークのチェック柄のスーツで登場! 箱に入った50音から1つを引き、その文字から始まるギャグを繰り出していきました。ノリがいいお客さんに思わず「すごくやりやすい〜!」と多田もノリノリに! 最後に残した「へ」のギャグまで、50音分のギャグを一気に駆け抜けました。

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続いては「DJボブ」。DJボブに扮した善しが、リズムに乗っていろんなものを足してグルーヴするというもの。ボイパなども交えつつ、最後は「タッチ」を披露。「タッチ」と「館」をかけて、COWCOW25周年にちなんで25番シートのお客さんに「(館)ひろしの顔だけ束ねたブーケ」をプレゼントしました。

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25周年の最後を飾るのは漫才! 中学、高校時代から一緒の多田と善し。懐かしいテストの日や部活、さらに学生時代の同窓会を織り交ぜたネタを披露しました。ネタ後は、ネタ中に飛び出したバレー部のおきまりの挨拶に、お客さんからアンコールのリクエストが! キレのある挨拶にお客さんから大きな拍手が巻き起こりました。ネタ終了後は「漫才のうた」を熱唱! お客さんも手拍子で盛り上げました。

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COWCOW25年の足跡を振り返るエンドロールでも、お客さんからの手拍子は鳴り止みません。アンコールの手拍子に応えてCOWCOWが再びステージに登場! お客さんからのリクエストに応じるスタイルで、まずは「あたりまえ体操」のスピンオフである「おとこまえ体操」、さらに「うたの鬼ぃさん」の「地獄拍子」、お客さんと一体になれるふりつけで盛り上がる「鬼オコ」を披露!

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ここで、事前に告知していた25周年企画の結果発表が行われました。ピークには93kgあったという善しの体重を、25周年にちなんで25kg落とした68kgになっていたら成功というこの企画。はたして...? 

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体重計で測定すると、75.6kgという結果に...!

「全然やん!」という多田に「がんばったんですよ!」と苦笑いする善しでした。

最後に、体重計測後でパンツ一丁の善しと多田で、COWCOWポーズで記念撮影会! お客さんたちは笑顔でシャッターを切っていました。さらに、お客さんみんなとCOWCOWとで25周年の記念撮影!

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善しは、「昔から、よく来てくださったお客さんから、最近お子さんと来てくださるお客さんまで、こんなにたくさん来ていただけると思ってなかった」と感慨深げ。25周年という大きな節目を迎えたふたりに、お客さんからは大きな拍手が贈られました。最後は多田の「帰れ〜」で締めくくり。最後まで、COWCOWらしさが凝縮された濃厚なライブとなりました。

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また、なんばグランド花月の公演では、売店でサンリオとCOWCOW歌ネタキャラクターのコラボグッズが限定販売されました! アイアン・メイシンとハローキティのコラボTシャツやキーホルダーなど、ここでしか手に入らない25周年記念グッズを求めて、ファンが長い列を作っていました。

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【COWCOW】

EXITがグランプリを受賞! 東京都×よしもとpresents「STOP!悪質商法THEライブ~ワルモノから身を守るための10のネタ~」

12月9日、東京・ヨシモト∞ドーム ステージ1にて、「STOP!悪質商法THEライブ~ワルモノから身を守るための10のネタ~」が開催され、EXIT、ビスケッティ、やさしいズら人気の若手よしもと芸人が10組出演しました。
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近年、SNS等をきっかけとした若者の消費者被害が増加しており、対策が急務となっていることから、東京都消費生活総合センターとよしもとクリエイティブ・エージェンシーがタッグを組んでお届けすることとなったスペシャルコラボライブである本イベントでは、センターに寄せられた若者相談に多い「悪質商法」(マルチ商法、キャッチセールスなど)をテーマに、人気の若手よしもと芸人が漫才・コントを披露し、若者への悪質商法への理解を深め、身を守る方法を伝授します。

まずはこの日のMCであるエハラマサヒロと山田菜々が登場。山田は、友人のおばあちゃんが「オレオレ詐欺」の被害に遭ったことがあると言い、「まさか自分の身近な人に被害者がいるなんて」と驚いたことを明かします。それを聞いたエハラは「困ったときは東京都消費生活総合センターに相談するといいんですよ」と、センターを紹介。合わせて、東京都消費生活総合センターのキャラクター・KAMOKAMO(カモかも?)くんを紹介したあとは、昨年のセンターへの相談件数が11万8000件だったことを明かし、被害に遭って困った経験をした人がいかに多いかということを明かします。

ここからは、さっそく若手芸人がさまざまな悪質商法をテーマにしたネタを披露します。トップバッターはEXIT。登場するなり「いちばんサギしてそうな2人で~す」と兼近が言い放ち、笑いを誘います。2人がテーマにしたのは「出会い系サイト」。最近出会い系サイトで女の子と知り合ったという兼近に、りんたろー。が「大丈夫? それサクラじゃない?」と心配しますが、兼近は「サクラじゃない」と言い張り......。いかにも出会い系に引っかかりそうなキャラクターの兼近が演じているため、お客さんにはよりリアルに伝わったようでした。
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続いては「キャッチセールス」をテーマにしたオズワルドの漫才。伊藤演じる悪質な業者から勧められると、高額なふとんや、絶対にいらないと思われるカンガルーのレプリカなど、なんでもすぐに「買います!」と即決してしまう畠中を心配する伊藤。特定商取引法やクーリングオフについてもわかりやすくネタに盛り込まれ、笑いながらも勉強になる漫才となりました。
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3組目は魔人無骨による「オンラインゲーム」をテーマにした漫才。父親と子どもがオンラインゲームをしている様子をシミュレーションし、子どもが高額な課金をしようとしていることに気づき、すんでの所で止める父親でしたが、その後は「リアルマネートレード」について8才の子どもが詳細に解説するなど、かなりの知識を披露する息子に驚きを隠せない父親の姿が笑いを誘っていました。
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3組が終わったところでMCとネタを終えた3組が登場し、それぞれの悪質商法について詳しく山田が解説し、注意を促します。出会い系サイトへ誘導するための迷惑メールの話題になったとき、りんたろー。が「僕にもこの間、そんなメールが来ました。剛力彩芽さんからメールが来て、『月に行くメンバーに選ばれました』って」とエピソードを披露したため、会場は大爆笑! エハラが「剛力さん、月に行くメンバー決める人ちゃうやろ(笑)! でもそこまで来たら面白いよね」と言うと、「絶対大喜利やってますよね、あいつら」とりんたろー。も同意しますが、もちろん悪質商法には変わりがないので注意してくださいね、と締めたところで、続いて4~6組目のネタのコーナーへ。

4組目に登場したのは、「サイドビジネス商法」をテーマにしたネイチャーバーガー。サイドビジネス商法について、「ふざけてるよ!」とメチャメチャ怒る笹本に、「こういうすぐ怒る人がいちばん引っかかるんですよね」と冷静な三浦。そこで、サイドビジネス商法のさまざまなパターンについて「こういうときどうする?」と三浦が笹本に聞いていくのですが......。言い間違いも笑いに変えながら、悪質なサイドビジネス商法について学べる漫才となりました。
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続いてはパイソンズが「アポイントメントセールス」をテーマにしたコントを披露。いかにも女性に免疫がなく、だまされやすそうな男性(笹原)が、初めて会う女性(堤)と待ち合わせをし、ギャラリーに連れて行かれて高額な絵を買う契約をしてしまい、あとから金額を聞いて驚いてキャンセルしようとしますが......。コントのせいか、かなりリアルな状況が描かれていて、うっかり契約してしまう人の気持ちも理解できるだけに、その悪質さが際立つコントとなりました。
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6組目はフルフロンタル。「エステ・美容医療」をテーマにした漫才では、「こういうのに引っかかる女の人にも悪いところがあるんじゃない?」という岡田に、「なんで人の体の悩みにつけ込んで割引を強調して即日決断を迫るような問題のある勧誘をしてる人じゃなくて、被害者である女が悪いとか言われなきゃいけないの!?」と、まるで被害者本人であるかのような迫真の演技でブチギレする黒田の姿に笑いが起こっていました。
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3組が終わったところで、先ほどと同様MCが登場し、山田がそれぞれの悪質商法について解説し、ネタを終えた3組と話します。エハラは18才の頃、実際に「アポイントメントセールス」に遭ったことがあると話し、あやうく20万円の真珠のネックレスを買わされるところだった体験を振り返り、「なんとか断れたけど、(その女性を)好きになりかけてたから、18才のオレを見てるみたいやったわ」と、傷ついた当時の気持ちを告白します。

7組目は「インターネット商法」をテーマにした漫才を披露したスイラン。ネット通販の場合はクーリングオフができない場合も多いと話し、「消費生活総合センターに相談。これだけ覚えて帰ってください!」と簡潔に説明する大久保でしたが、「それでは説明不足だろう」と、次々と捕捉することを促すほし。すると簡潔に説明するはずがどんどん長くなっていき......。最後は早口言葉のようになってしまった大久保の解説でした。
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続いてはサルエルの「架空・不当請求」をテーマにした漫才。テンション100%で「オレ、有村架純さんとつながってん」と嬉しそうに話す大寺ですが、話を聞くと「向こうからメールが来て、『悩みを聞いてほしい』と言われた」という大寺に「悪質業者やん!」とツッコむ米女。悪質業者であることを証明するために「だって、それを言うならオレにも来たよ? 有村架純さんからメール」と米女が言いますが、それを聞くと「ホンマか。めっちゃ悩んでるやん!」と、あくまで本人からメールが来たと信じたい大寺に笑いが起こっていました。
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9組目のやさしいズは「マルチ・マルチまがい商法」をテーマにコントを披露。登場していきなり「このサプリ買ってくれたら1000万儲かります。オメデトウ!」と強引に話を進めようとするタイに、「それ、マルチ商法じゃないですか!」と、佐伯がマルチ商法について力説しますが、それを聞いたタイは「......演説?」とまったく耳に入らないようで......。だます方も、自分が人をだましていることに気づいていない場合があることがリアルに伝わるコントとなりました。
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トリを務めたのは、安倍首相のモノマネでおなじみのビスケッティ。まずは佐竹が「今日は私の政治資金パーティに来ていただき、ありがとうございました」とあいさつし、笑いを誘います。「無料商法」をテーマにした漫才では、岩橋が業者に扮し、無料で水質検査をしたあとに高額な浄水器を売りつけますが、即買いしてしまう佐竹。そんなことにならないように、3つのポイント(その場で契約しない、誰かに相談する、クーリングオフを利用する)を"3本の矢"と形容する佐竹でした。
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MCとネタを終えた4組が登場し、山田がそれぞれの悪質商法について解説します。スイランの大久保は、以前ネットで見かけたとあるブランドの服が激安だったため、友人たちに紹介し、合計30万円分買ったあとに偽物だったことが判明した経験を話しますが、「大学で法学部だったんで、教科書をめっちゃ調べて、なんとか全員分のカード決済を止めることができました」とすんでのところで被害を食い止めた経験を明かしていました。

全員がネタを披露し終わったところで、続いては「クイズ!芸人エシカル消費クイズ大会」のコーナーへ。エシカルというのは「倫理的」という意味で、人や社会、環境に配慮した消費行動のことを「エシカル消費」というのだそう。そんなエシカル消費にまつわるクイズがいくつか出されたのですが、「"エシカル"という言葉をあいうえお作文のように文章にしてください」や、「エコマークってどんなマーク?」などの質問内容がほとんど大喜利に近く、ボケにボケまくる芸人たちに会場からは爆笑が起こります。しかし、笑いながらもエシカル消費にまつわる正しい知識は自然と頭に入ってくる秀逸なコーナーとなりました。
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ライブの最後にはグランプリを発表! 10組のうち、いちばん面白くてタメになったと思う1組にお客さんが投票した結果、グランプリはトップバッターを務めたEXITとなりました! 山田からトロフィーを贈呈され、嬉しさのあまり「ホントに!? これ、お持ち帰りOKのヤツですか?」と聞いてしまい、「合コンみたいなこと言うな!」とツッコまれる兼近に笑いが起こり、大盛り上がりのうちにライブは終了。気づけば予定時間をオーバーしていた白熱のイベントとなりました。
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本イベントで披露された漫才・コントのネタ動画は、来年1月から「東京動画」と「YouTube吉本興業チャンネル」で公開されますので、そちらもお楽しみに!


【EXIT】【オズワルド】【サルエル】【スイラン】【ネイチャーバーガー】【パイソンズ】【ビスケッティ】【フルフロンタル】【魔人無骨】【やさしいズ】【エハラマサヒロ】

2018年12月 9日 (日)

M-1優勝ネタをスペシャルバージョンでお届け! 霜降り明星単独ライブ「マッハパンチ」おもしろトークもたっぷりと

12月8日(土)、よしもと漫才劇場にて、霜降り明星単独ライブ「マッハパンチ」が開催されました。今年2月から毎月、単独ライブを行い、『M-1グランプリ2018』に向けてネタと腕を磨いてきたふたり。その甲斐あってみごと優勝を勝ち取り、この日で"月イチ単独"もひとまず最終回に。客席にはチャンピオンの舞台を見ようと多くの観客が集まり、立ち見スペースまでぎっしりの超満員となりました。

オープニング、霜降り明星が舞台に上がると、場内は割れんばかりの拍手! ふたりはガッツポーズで応えますが、なかなか鳴り止まず、「めっちゃうれしい!」と喜びを爆発させます。「毎月(単独ライブを)やってきて、ここで生まれたネタで日本一になりました!」とせいや。決勝1本目で披露した豪華客船のネタについて、「ボケを入れ替え何度もやったので、お客さんも『あのネタ仕上げてんな』と気づいてたはず。試しすぎてどんどんおもんなくなってた」と話し、「皆さんに付き合ってもらい、好きなことをやらせてもらってきた」と改めて感謝を述べました。

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トークでひとしきり盛り上がったあとは、そのまま漫才に突入。なんと件の豪華客船のネタを、粗品がボケてせいやがツッコむスペシャルバージョンで披露しました。遊び心あふれるプレゼントに観客は大喜び。ひとつツッコミが入るごとに拍手が起こり、粗品の大奮闘も爆笑を呼びます。

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2本目の冒頭、先ほどのネタでヘトヘトになっている粗品は、横っ腹を押さえたまましばし動けず。それを見たせいやが「粗品楽やわ〜。粗品ええわ〜」とツッコミ役の感想をつぶやき笑わせます。ネタでは引っ越し業者に扮するせいやが、粗品宅の引っ越し作業でやりたい放題!

中盤からは「モンスタートークSP」と題し、ちょっぴり長めのトークコーナーを。開演前に行ったアンケートで質問を募り、それをもとにガチンコトークを展開していきます。M-1にまつわる質問にあれこれ答えるなか、せいやは先ほどの粗品の疲労困ぱいぶりに触れ、「ぜひ職業体験でせいや(役)をやってほしい」と突然の呼びかけ。客席からひとりの男のコが立候補し、最終決戦で演じた学校のネタから、歴代校長の写真のくだりを再現することに! せいやの厳しい指導(?)も入りつつ、「7代目ひょうきん者」のポーズをしっかり決めた彼に、大歓声が上がりました。

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「優勝後、どんなメッセージが届いたか?」との問いには、せいやがスピードワゴン・小沢一敬さんから届いたおもしろくも感動的な祝福メッセージを紹介します。「優勝して忙しくなったか?」と質問されると、粗品は最近、飛行機に乗ったときに遭遇したハプニングを披露。シートベルト着用サインが出たのにトイレにこもっている客がいた、という緊迫かつ爆笑のシーンをリアルに再現しましたが、実はその客がせいやだったという衝撃のオチでも笑わせます。せいやサイドからの証言も飛び出し、場内は笑いの渦に。

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「最近、ムカついたことは?」というシンプルな質問も。粗品は"ある条件"を満たしたオッサンには変な人が多い、という持論を展開。さまざまなオッサンの奇行目撃談を並べ、その説を立証していきます。その後、せいやから空港の保安検査場での出来事、粗品から迷惑メールにまつわるエピソードも飛び出しました。

また、せいやが高校時代にいじめられていたというエピソードが、SNSやメディアで取り上げられていることについては、「かわいそうという風潮はイヤ。ぜんぜんムカつかなかったし、ラッキーという感じだった」とキッパリ。すべてにボケで返していたという当時の様子を笑い満載で振り返り、「いつかテレビでがっつり語りたい」と宣言していました。

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さらに粗品へは「これからもギャンブルを続けるのか?」という質問が。かつて800人超の若手芸人が挑んだジャンケン大会で優勝した粗品は、その後、よしもとイチの強運の持ち主・西川きよしとの対戦でも勝利。その運を生かそうとギャンブルを始めたことを告白します。さらに、強運か不運かわからなくなるゲームセンターでのエピソードも交え、大いに笑わせました。

最後のネタでは、「芸人をやめたらバンドをやりたい」というせいやと、「先生の道に進みたい」という粗品が激突。めまぐるしく攻守が入れ替わるハイテンションな漫才で、またまた爆笑を巻き起こし、この日のライブは幕となりました。

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【霜降り明星】【粗品】【せいや】

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2018年12月 8日 (土)

漫才あり!コントあり!クイズあり! よしもと芸人とSDGsを楽しく学べるステージ『よしもとSDGs花月 in エコプロ2018』

12月8日(土)、東京ビッグサイトにてエコプロ2018 特別ステージ『よしもとSDGs花月 in エコプロ2018』が開催され、ジャルジャル、尼神インター、田畑藤本、デニス、次長課長・河本、くまだまさし、レギュラー・松本、もう中学生、はんにゃ・金田、ニューヨーク、3時のヒロイン・かなで、キクチウソツカナイ。が出演しました。
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2018年12月6日(木)~8日(土)の3日間、一般社団法人産業環境管理協会と日本経済新聞社が東京ビッグサイトで開催したアジアを代表する環境総合展示会「エコプロ2018 (第20回) ~SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」。

吉本興業株式会社は、エコプロとのコラボレーション企画として、ステージイベント『よしもとSDGs花月inエコプロ2018』を実施しました。

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは、国連総会で採択された「2030年までにすべての人が平等な機会を持ち、地球環境を壊さず、よりよい生活を送ることができる世界をつくるための17の目標」のこと。 『よしもとSDGs花月』では、芸人のネタやコントの中にSDGsが掲げるさまざまな目標を盛り込み、笑いを通じてSDGsを伝えていきます。

「SDGs漫才」では、ジャルジャル、尼神インター、デニス、田畑藤本がSDGsを盛り込んだ漫才ネタを披露。そして「SDGsコント」では次長課長・河本準一を座長として、くまだまさし、レギュラー・松本、もう中学生、金田哲(はんにゃ)、ニューヨーク、3時のヒロイン・かなでといった個性的なメンバーによるオリジナルコントをお届けし、最後は会場のお客さんと一緒にプレゼント企画ありのSDGsクイズコーナーで大いに盛り上がりました。
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この日のMC・キクチウソツカナイ。が登場し、『よしもとSDGs花月』の主旨を説明したところで、この日の特別ゲストである国連広報センター所長である根本かおるさんを呼び込みます。根本さんが会場のお客さんにSDGsとはどういうものかを簡潔に説明し、さらにキクチがこれまでのよしもとのSDGsの取り組みについて紹介したあとは、いよいよ「SDGs漫才」のコーナーです!
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トップバッターは田畑藤本。田畑藤本はSDGsの17の目標のうち、4番の「質の高い教育をみんなに」をテーマにした漫才を披露します。東大卒の藤本に対し、負けじと田畑が「僕だって質の高い教育を受けてきたから、しりとりは得意」だと言い放ち、しりとり対決をすることになった2人。シンプルな言葉でしりとりを続ける田畑に対し、なにやら難しそうな言葉でしりとりに挑む藤本でしたが......。
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続いてはデニス。デニスは10番の「人や国の不平等をなくそう」をテーマに漫才を繰り広げます。植野は小学生のとき、父親がブラジル出身というだけでむりやりサッカー部に入部させられ、初心者なのに、気づけば試合で相手チーム3人からマークされていたという逸話を披露し、笑いを誘います。
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尼神インターは、12番の「つくる責任、つかう責任」をセレクト。芸人になる前は大工だったという渚が、そんな経験上「つくる」側の気持ちはよくわかると話した上で、今回は「心理テスト」を作ってきたと話します。さっそく誠子に心理テストを出す渚でしたが......。尼神インターお得意の"誠子のブスいじり"で、お客さんを沸かせていました。
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漫才コーナーのトリを飾ったのは、先日の『M-1グランプリ』でも大健闘だったジャルジャル。高校時代からの同級生で、ラグビー部の仲間でもあったという2人。後藤がラグビー部時代の福徳の「鎖骨を2回折った話」を楽しそうに話しますが、福徳は「その話してほしくないねん」と、強引に話題を変えようとします。しかし後藤も負けじとなんとか話を戻そうとし......。2人の、ときにまるで小学生のような攻防戦に子どもたちも大笑いです。ちなみに、ジャルジャルが選んだテーマは田畑藤本と同じく「質の高い教育をみんなに」でしたが、このフレーズを見事な聞き間違いとしてネタに織り込んでいました。
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続いては、『SDGsスペシャルコント 特殊能力小学校』。ハデな制服を着た3人の小学生(もう中学生、はんにゃ・金田、ニューヨーク・嶋佐)が登場し、ヒマつぶしに金田が「ズクダンズンブングンゲームをやろう」と提案しますが、「今誰もそんなのやってないよ」と即座に否定する嶋佐に笑いが起こります。
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と、そこに、まるでお茶の水博士のような髪型をした先生(河本)が登場。授業を始めようとしますが、くまだがまだ来ていないことに気づきます。すると、遅れてくまだが現れたのですが、先生に謝るかと思いきや、さっそく「お尻クラッカー」を披露し、お客さんに自分のポスターをプレゼントし始めます。そんなくまだに「遅刻してから何分自分の時間作ってんねん!」とご立腹の先生でした。
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ようやく社会の授業が始まりますが、日本の偉人の写真を出し、「この人の名言は?」と言わせようとする大喜利的な授業でのもう中学生へのムチャぶりに会場からは笑いが。しかもその答えはSDGsの17の目標のうちのひとつだったりと、偉人はともかくSDGsの目標の内容はどんどん頭に入ってくるというある意味斬新な授業を繰り広げる河本先生。するとそこに悪者3人組(レギュラー・松本、ニューヨーク・屋敷、3時のヒロイン・かなで)が学校をつぶして新しく建物を建てようと押しかけ......。
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変わった特殊能力を持つこの小学校の生徒たちと同様、自身の特殊能力のせいで虐げられた結果、悪者になってしまった3人が、みんな一緒になってケーキ屋さんを始めようとするプランが立ち上がり、無事にハッピーエンドを迎えたコント『特殊能力小学校』。しかしその特殊能力が、勝手に手が八の字を描いてしまったり、体が180度以上の熱さになったりするなど、いわゆる超能力と呼ばれるものよりもだいぶ使い道のないその能力に、お客さんからは笑いが起こっていました。
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最後は「SDGs○×クイズ」のコーナー。クイズ形式でSDGsについて学ぼうという、お客さんも全員参加で行い、勝ち残った人にはプレゼントもあるコーナーです。


まずは出演者全員がそれぞれSDGsの目標が書かれたパネルを手にステージに再登場。その裏にクイズが書いてあり、芸人が読み上げたクイズに対し、お客さんは全員○か×かをジェスチャーで示します。クイズには立ち上がった状態で参加し、負けると座っていくという仕組みで10人にまで絞ります。
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「世界には読み書きできない成人が5億人いる。○か×か?」(正解は○)や「太陽電池を発明したのは、発明王エジソンである」(正解は×)などの質問に○か×かで答えていきますが、正解者が多く、なかなか人が減らなかったため、最後はじゃんけんで決めることに。ようやく選ばれた10人のお客さんは、芸人からSDGsグッズの詰め合わせと、この日出演した芸人の寄せ書きのサインを手渡してもらい、みんなニコニコです。

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最後に河本が、「今、地球が病気だと考えると、一人ひとりがお医者さんになることが必要だと思います。我々ももっと勉強していくんで、みなさんも一緒に学んでいきましょう!」と呼びかけ、イベントは終了。

終了後、河本、金田、ニューヨークの4名は、吉本興業とSDGs推進における連携協定を締結している北海道の「下川町」ブースに駆けつけ、ファンのお客さんとの撮影会を実施。1組1組丁寧にコミュニケーションをとりながら撮影をする芸人たちの姿に、SDGsグッズをもらってニッコリポーズを決めるお客さんも嬉しそう。撮影会は大盛況で、下川町ブースは大いに盛り上がっていました。
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【ジャルジャル】【尼神インター】【田畑藤本】【デニス】【次長課長】【河本準一】【くまだまさし】【レギュラー】【松本康太】【もう中学生】【はんにゃ】【金田哲】【ニューヨーク】【3時のヒロイン】【かなで】【キクチウソツカナイ】

2018年12月 7日 (金)

歩りえこが撮った世界94ヵ国の人々の笑顔の写真展「世界×台湾のエガオノオト」開催!

2018年11月29日〜12月2日の4日間、ギャラリー・モストにて、94ヵ国を旅した歩りえこが撮ったエガオたち「世界×台湾のエガオノオト」が行われました。
この写真展では世界94ヵ国の人々の笑顔の写真60枚に加え、今回11月に撮り下ろした台湾の人々の笑顔38枚の写真を展示しました。
初日の29日には、関係者向けのオープニングレセプションも行い、4日間で来場者は計300名でした。
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歩りえこは個展を終えて、歩りえこは来場者に向け感謝の気持ちを述べました。
「初個展を開催するに当たり最初は来てくれる人がいるかとても不安でしたが、予想以上に沢山の方々が私の撮影した笑顔に共感してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。ご来場下さった皆さんからはこんな質問が必ずありました。『出会ったばかりの人たちの笑顔をどうやったらこんなに引き出すことができるの?』私は誰にどう思われようが気にせず、旅先で初対面の相手に対して心を丸裸にし、満面の笑顔で接するようにしています。相手の表情ひとつで自分の心の状態が大きく変化する。【世界共通で笑顔は必ず伝線する】私の笑顔写真を通じて少しでも多くの方が笑ってくれたり、優しい気持ちになってくれたならこんなに嬉しいことはありません。これからもずっと、世界の笑顔を撮り続けていきたいと思います。」と笑顔を見せていました。

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◆歩りえこ(あゆみ りえこ)
世界五大陸94ヵ国を旅し、旅作家、レポーター、女優、ラジオパーソナリティ、旅行評論家、写真家としてボーダレスに活動する。
その豊富な旅の経験から、旅作家としてメディアに登場することが多い。南極を除く五大陸94ヵ国を一人旅して、独自の国際交流を続けている。
民族衣装を着て現地人に溶け込み、現地の大家族宅に居候をしながらその土地の文化を直に体感することが多い。
写真学校で学んだ経験を活かし、世界中のこどもたちの笑顔を撮り続けている。
現在、2児のシングルマザーとしての活動の場も広げている。
※好評連載中【旅作家・歩りえこの「年子シングルマザー親子が行く!コスパdeトラベル」】
https://shinmama.jp/column/ayumirieko/

2018年12月 6日 (木)

佐久間一行と一緒に楽しく陶芸に挑戦!『生活芸術商売展 by 檻之汰鷲』ワークショップ

12月4日(火)、東京・有楽町マルイで開催中の個展『生活芸術商売展 by 檻之汰鷲(おりのたわし)』にて行われた陶芸ワークショップに、佐久間一行が参加しました。
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檻之汰鷲とは、茨城県を拠点に活動している石渡のりおさん&ちふみさん夫婦のアートユニット。今回行われたのは、おふたりの指導の元、来年の干支である「イノシシ」の置物を作るというワークショップです。北茨城市産の赤土を使った伝統工芸「天心焼」を使って、無病息災、勇気と冒険の象徴であるイノシシを、佐久間が参加者10名とともに一緒に作っていくことになります。
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会場に登場した佐久間は「こんにちはー!」と挨拶。参加者と一緒に今日の主旨を聞いて、「わかりました!」と元気に答えて作業に取りかかります。
まずは中に芯として詰めるため、新聞紙を丸めてソラマメのような形に作っていきます。佐久間は「中まで全部粘土でできているわけではないんですね」と興味津々に新聞紙を丸めます。次に、大きな粘土の固まりを、使う分だけワイヤーで切断。実際に試してみた佐久間は「あー、なんかいいですねぇ」と言いながら切り分け、切った粘土を見て「いわしハンバーグみたい」と感想を述べます。
切り終わると、自分の席を離れてぐるぐると参加者たちを見て回りながら「誰かが上を押さえてあげると切りやすいんですね」と補足をするなど、細やかな気配りを。参加者たちも和気藹々とお互い助け合ったり、教え合ったりしながら手を進めていくのでした。
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続いて、麺棒でクッキーの生地を伸ばすように粘土を薄く伸ばし、型を抜いていく作業に。佐久間は力を入れすぎたのか、下に敷いた薄紙まで切ってしまい、「こういう人あんまりいないですよね」と思わず照れ笑いです。
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さらに、型抜きしたふたつの粘土を丸めた芯にくっつけて、イノシシの形を作っていきます。のりおさんから「ちゃんと意識して作っていかないとイノシシになりませんよ」とのアドバイスがあり、佐久間も「イノシシを意識して、ですか」と注意深く鼻先や足などの形を作っていきます。
大まかな形ができたら、次は竹串でイノシシの体に模様を付けていくことに。「真剣になっちゃいますね」と、佐久間は集中して丁寧に模様付けをしていきます。そんな中、ちふみさんから「立つかどうかはすごく大事ですね」と改めて注意が。佐久間はイノシシを立たせてみて、「これ、もし(辰年の)龍とかだったら大変でしたよね。爪あるし」と、参加者たちを笑わせます。
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参加者たちのイノシシも徐々にできつつあり、見回りながら「うまい、うまい。みんな上手ですねぇ」と感心する佐久間。さらに最後に大事な"目"を入れる段になり、「目が決まらないと決まらないですよね」といっそう気を付けて目を描きます「ちょっときつい印象の顔になっちゃったかな」と反省気味ですが、ちふみさんから「イノシシだからこれぐらいでも大丈夫ですよ」と言われて、安心した様子。全体の形を、飾ってある見本と見比べて「なんかずんぐりむっくりになっちゃった」と言いながら微調整する佐久間。「あー、こだわりすぎてヤバイ」と、アーティスト魂メラメラで作り込んでいきます。
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スタートから40分ぐらい経ったところで、全員のイノシシが無事に完成。作った作品は石渡さんご夫婦が持ち帰って焼き、年内にはそれぞれの手元に届けられるとのこと。「焼いたら縮むんでしたっけ?」と尋ねる佐久間に、のりおさんが「そうですね、5分の1ぐらい」と答え、かなり小さくなると勘違いした一同は一瞬ざわざわ。「あ、5分の1ぐらいだけ縮むので、5分の4になるっていうことです」とあわてて言い直すのりおさんに「そうですよね!」と佐久間も安心の笑顔を見せます。
できあがった作品をそれぞれ、自分の携帯で撮影する参加者たちに混じり、佐久間もパチリ。「勝負は焼き上がってからですからね!」と出来上がりが楽しみなようです。なお、下の写真の中央、右向きのイノシシが佐久間一行の作品です。
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余った粘土を見ながら「何か作りたいですよね。でも家では焼けないですもんね。パン焼くやつじゃダメですもんね」と、残念そうな佐久間。ワークショップ終了の時間だと知らされて「えっ、もう時間ですか。早い」と話したように、イノシシ作りをとても楽しんでいたようでした。
最後に、佐久間が「皆さんすごい集中力でした。年内に焼き上がってくるのを待ちましょう!」と参加者たちに声を掛け、イベントは終了。楽しいワークショップはあっという間に幕を閉じました。
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生活芸術商売展 by 檻之汰鷲(おりのたわし)』は、12月9日(日)まで東京・有楽町マルイ 8Fにて開催中です。お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでください!


【佐久間一行】

2018年12月 4日 (火)

木﨑と櫻井の「ボケツッコミ逆漫才」に大歓声!「祇園ファン感謝祭 in TOKYO」

11月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて、『祇園ファン感謝祭 in TOKYO』が開催されました。
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現在人気急上昇中の祇園。2008年に結成し、今年で10年目を迎える彼らが、10周年を記念して開催した東阪単独4公演の最後を締めくくる公演として、同会場で行われた『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』のあとに開催された本公演では、その名の通り、日頃のファンの応援に対して、祇園なりの感謝の気持ちを込めた公演内容で、ファンであるお客さんたちを楽しませました。

まずは先ほどの公演同様、客席後方から登場する2人。しかし今回は、手にカラーボールを入れたバスケットを手にし、ファンに配って歩きます。立ち見のお客さんには特に念入りに「立ち見でごめんね~、来てくれてありがとう」と、一人ひとりにボールを手渡していく櫻井。また、先ほどと同様にたっぷり時間をかけて客席を練り歩いた木﨑は、「男の人、います?」と確認し、「東京の方が男の人が多い! 嬉しい~」と喜びます。さらに木﨑が「『木﨑に憧れて来ましたよ』っていう男の人いますか?」と聞くと、ひとりだけ手が挙がったため、「いるやん!」と驚く櫻井でした。
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いったん舞台をはけた2人が最初に披露したのはなんと、「ボケツッコミ逆漫才」! 櫻井が金のスーツを着て左側に立ち、「お待たせしました、櫻井です!」と自己紹介し、さらに「キザキッス」ならぬ「サクキッス」をお見舞いすると、客席からは悲鳴のような歓声が上がります。一方、木﨑演じる櫻井は不必要なほど猫背で声のトーンも暗くて小さいという、お互いがお互いをデフォルメしたようなボケとツッコミ逆漫才にファンは大興奮でした。
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続いて、流れたブリッジVTRの中で、2人が「今までにやってていちばん楽しかったネタは?」という質問に「これ合うんちゃう? せーのでええんちゃう?」と言いながら、せーので言って本当に一致したネタ「サプライズ」を披露。
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友達の誕生日を祝う楽しいサプライズパーティーのはずが、やることなすことことごとく裏目に出てしまい、なんとも言えない空気の中、徐々におかしさが漂っていく秀逸なコントを披露したあと、「これ最初に(ネタを)下ろしたときはもっと長かってんな。14分ぐらいあって」「で、めっちゃスベってん。ただただかわいそうすぎる、って(笑)」と櫻井が明かすと、木﨑も「ネタ作ってたときは2人でゲラゲラ笑いながらやっててんけどなぁ(笑)」と、コント誕生のウラ話を明かす2人でした。
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続いて、ブリッジVTRで西園寺兄弟のキュートなTikTok映像が流れたあとは、「TikTokを撮ろう!」のコーナーへ。
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これは、TikTok映像としてすでにある動画を見た上で、それをマネして作ってみようという試みで、まずは3人必要な動画を撮るために、先ほど木﨑に憧れて来たと言ったお兄さんがステージに呼び込まれ、祇園の2人と一緒にTikTokにチャレンジ!「ムズいなぁ」「ようこんなんやるなぁ、若い子」などと感心しながら悪戦苦闘の結果、動画は完成! 完成後、撮影したばかりのTikTok映像を改めて見るお客さんも楽しそうです。

その後も真顔と変顔を交互にやって笑わせる動画では真顔を櫻井が担当、変顔を木﨑が担当して制作したり、「木﨑が絶対にイヤだと思う状況」をお客さんから募集して、それをフリップに書き、順番に見せて木﨑が驚いた顔を見せるなど数種類のTikTokを作成する2人。動きの早い動画はスローモーションで撮影するなどの技も見せつつ、動画をチェックして「これはええ感じや」などと、仕上がりにも満足げな様子でした。
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続いては、木﨑がお得意のセグウェイに乗って、HYの名曲『366日』を熱唱。くしくも先ほど『ぎおんまつり』で櫻井が熱唱した『365日』より1日多いタイトルの曲を、セグウェイで華麗にステージを移動し、ときにはクルクル回りながら歌う木﨑にお客さんは爆笑です! ラスト、紙ふぶきがドラマチックに舞う中、軽やかなスピードで去っていく木﨑でした。
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すると、今度は櫻井がまたしても"木﨑さんにミスチル聞いといてほしい"コーナーを敢行。「またや。またこれ聞かんとあかん」とウンザリ気味の木﨑を尻目に、気持ちよさそうに今度は『抱きしめたい』を歌う櫻井。ステージの向こうには櫻井用のイスも用意されているのですが、あいかわらず木﨑のすぐそばで歌い続ける櫻井に「イスはけてもらいや!」とツッコミつつ、最後は「なんやコレ!」という木﨑の呆れた声が笑いを誘います。
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ラストには撮影会を設けますが、"ファン感謝祭"らしく通路をゆっくりと練り歩き、いろんな場所に目線を向けつつ、みんながいい写真を撮れるようにたっぷりと撮影時間をとる2人。その後、ステージに戻って「楽しんでいただけましたか?」「またやりたいと思ってます」などのあいさつをしたあとは「みなさんのお帰りをハイタッチでお見送りします!」と、終演後のハイタッチお見送り会を敢行。
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どこまでもファン思いな、サービス満点の「祇園ファン感謝祭」となりました。
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【祇園】

木﨑が今年の漢字一文字を発表!『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』

11月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』が開催されました。
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2008年に結成し、今年で10年目を迎える祇園は、今年の『第53回上方漫才大賞』では新人賞を受賞するなど、現在人気急上昇中のコンビ。そんな祇園が10周年を記念し、東阪単独4公演(大阪と東京で単独公演を2公演ずつ)を行いました。

4公演の応募総数が12,099名だったという、かなりのチケット争奪戦となった本公演。その3公演目となる『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』では、2人が客席後方から登場! 満員のお客さんは大喜びです。左右の通路に分かれ、それぞれステージに向かう2人でしたが、木﨑は何度も戻ったり、空いている席に座ってみたり、はたまた反対側の通路も歩いてみたりと、櫻井の3倍ほどかかってようやくステージにたどりつきます。

オープニングトークでは、先日木﨑が同期のパンサー・向井に太陽のような笑顔で「木﨑、暗いよ?」と言われたという話で笑いを誘いつつ、いよいよ『ぎおんまつり』がスタート!
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まずは漫才を3連発。1本目では「お待たせしました、木﨑です!」と木﨑が自己紹介し、櫻井が「これ、いつもの始まり方なんで、知らない方は覚えておいてくださいね」とていねいに解説します。そんな櫻井に「彼女ができてほしい」と思っているという木﨑は、「出会いがない」と嘆く櫻井に「出会いなんてどこにでも転がってる!」と言い、「世の中の全種類の出会いを今からやる」と意気込みますが......。
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続いての漫才では、「木﨑ぐらいになれば、お金を使わずに楽しいデートができる」と豪語する木﨑が、ありとあらゆる節約ワザ(?)を盛り込んだデートを披露してみせます。
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3本目の漫才では「機種変に成功しました! iPhone7からXsに」と嬉しそうな櫻井に、木崎が「なんでやねん!」と一喝。そんなものは最新機種ではない、最新機種は「iPhone木﨑」だ、と主張する木﨑が、「iPhone木﨑」について説明を始め......。ありえない最新機種の説明に、お客さんも爆笑です。
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続いては「櫻井のやりたいこと」と題し、何が起こるか聞かされていない木崎がイスに座っていると、ステージのモニターになにやら2人の出会いに関するドラマチックな数字などが出され、Mr.Childrenの『365日』のイントロが流れ出します。するとハンドマイクを手にした櫻井がゆっくりと登場し、木﨑の近くに歩いてきて歌い出し......。

それを見た木﨑は「オレこれ嫌いやねん。見てるだけやから」とイヤそうな表情を浮かべます。さらに曲は完全にラブソングなため、戸惑いを隠せない木﨑。最後まで歌いきり、満足そうな表情を浮かべる櫻井に「どういう感情なん!?」と心からの疑問を浴びせかけ、爆笑を誘っていました。

ネタの合間には『祇園ヒストリー』と題されたブリッジVTRが流れ、NSC時代から今年の上方漫才大賞の舞台裏までの、知られざる2人の歴史がコント風に明かされます。
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コント『BAR』では、イスに対してカウンターテーブルの高さが高いBARに来た客(櫻井)が、「テーブル、高くないですか?」と素朴な疑問を口にします。すると、それを聞いたバーテンダー(木﨑)が一言「僕が低いんです」と言い、「どういう意味?」という櫻井の疑問をものともせず、いきなり踊り出し......。最初は「?」となっていたお客さんも、だんだん笑いがエスカレートしていくというシュールなコントとなりました。
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このあとは2本続けて漫才を披露。見ず知らずの男女が雨やどりで出会うというシーンに憧れているという木﨑が、櫻井を女性役にして憧れを実演しようとしますが......。言いたくないことをムリヤリ言わされ、落ち込む櫻井の様子にお客さんは爆笑! 
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2本目の漫才では、木﨑の次にカッコいい職業は消防士だということを発見したという木﨑が、「消防士が先輩の制止を振り切って、取り残された赤ちゃんを助けるために炎の中に飛び込むシーン」というベタなシーンを演じたいと言い出し......。なぜかときおり織田裕二のモノマネを入れ込みながら消防士を演じる木﨑。
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コント『公園』では、大人気・西園寺兄弟が登場。学校で話題になるために「あのアプリ」をやりたいけどやり方がわからないという兄・涼(木﨑)は弟・冷(櫻井)に助けを求めますが......。人気キャラの登場にお客さんが大歓声をあげる一幕となりました。
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続いては「祇園協力!予想タイム当てましょう!」のコーナー。これは、どちらかひとりがゲームにチャレンジし、片方はゲームクリアのタイムを予想するというもの。最初は「黒ひげビリビリ飛ばしタイム」。今月このチャレンジが3回目だという木﨑は、まだどっちがやるかの相談もする前からビリビリ(低周波治療器)を装着し、やる気まんまん(?)。しかしいつもより低周波のレベルが高かったようで、黒ひげに剣を刺そうとするたびに「いやぁ~!」と絶叫しながら両腕を上げ、なかなか刺せない木﨑にお客さんは爆笑です。
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「タバスコジュース我慢タイム」では、タバスコジュースを飲んだあと、どのくらい笑顔をキープできるかに櫻井がチャレンジしますが、結果はまさかの1.91秒。しかも客席から見た感じではほぼ0秒に近いと思えるほどの我慢できなさでした。その後、「客席借り物競走タイム」などにもチャレンジし、大いに盛り上がる会場。
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終盤で設けられた「木﨑のやりたいこと」のコーナーでは、木﨑が今年の漢字一文字を披露。なぜかBoAの『VALENTI』に合わせ、タイトなジーンズにシャツをねじ込む木﨑。何度もねじ込んで気がすんだところで、いよいよ今年の漢字を発表します。その漢字は......「腱」! 今年は躍進の年でもあり、いろんなことがあった祇園ですが、やはりいちばん印象に残ったのは、相方・櫻井がアキレス腱を痛め、松葉杖状態で漫才をしていたことだったよう。
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そして、舞台はエンディングへと突入。祇園初DVDとなる『お待たせしました 祇園のDVDです!』(税込3,000円)が2019年3月13日(水)に発売されることや、DVD関連イベント『GIONクリスマス会~僕は君だけのサンタ!DVD込みスペシャルライブ!~』が12月25日(火)にポストよしもと(大阪)で開催されることなどが告知されたあとは、お客さんお待ちかねの記念撮影タイム。すると、そんな告知の間中ずっと太ももがつっていた木﨑は「え~、聞いてないって~。タイトなジーンズやって~」と、タイトなジーンズでの記念撮影に難色を示します。しかし、そんな木﨑の訴えには一切耳を貸さず、サクサクと撮影タイムを進める櫻井でした。
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「今日は楽しかったです。またやりたいです。ありがとうございました!」と深々と頭を下げ、『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』は終演。集まった満員のお客さんはみんな満足そうな表情を浮かべていました。
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【祇園】

2018年12月 3日 (月)

和牛が初回MCを担当した生配信トークバラエティ『シブオビ』に霜降り明星&ジャルジャルが緊急出演!

本日12月3日(月)より生配信トークバラエティ番組『シブオビ~宇田川未成年会議所~』がスタートし、初回のMCを和牛が担当。スタジオゲストに昨日開催された『M-1グランプリ2018』で優勝した霜降り明星が、電話ゲストとしてジャルジャルが出演しました。

本番組は映像配信サービス「ひかりTV」、映像サービス「dTVサービス」内の「ひかりTVチャンネル+」及びdTVチャンネル公式YouTubeアカウントにおいて、月曜日から金曜日まで毎日16時から配信される生番組。よしもと芸人が日替わりでMCを担当し、オーディションより選ばれた「ウダガール」とともに渋谷に関する情報を発信していきます。

元気いっぱいのウダガールに合わせるように登場早々、ピースサインを披露した和牛の2人。何度もピースする水田に川西が「なんでそんなにピースするねん」とツッコむと、「(M-1の)2位のサイン」と答えて笑いを誘います。
M-1についてのトークでは、ジャルジャルがファーストラウンドで披露したネタが話題に。「ゼンチンが印象に残った」と話す彼女たちは、「どこで使うん?」と尋ねた川西に「とりま渋谷行こ! ゼンチン!とか?」と軽快に返答。別のウダガールから「アル~?」と投げかけられ、戸惑いながらも「ゼンチン!」と慌てて返した川西は「俺、こういう番組、苦手やねん!」と吐露しました。
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その後は、渋谷をテーマにトークを展開。代々木公園で観られるこの時期限定のイルミネーションが話題にあがるも、まったく知らない2人。水田は「俺ら、どこにも行ったことがないねん......。ほんまになぁ、休みがないねん!」と嘆きます。
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「土日、何してた?」のコーナーで、M-1後の打ち上げの写真を披露していると、霜降り明星が飛び入り参加。打ち上げ後、いろんな番組に出演しているため、まったく寝てないという2人。せいやは「ネタの2本目が終わったあとから、あんまり座ってない」と目を泳がせながら、この番組の前に出演してきた『直撃LIVE グッディ』(フジテレビ系)で早速スベってきたことを報告します。
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すると、「アル~!」と再び振り出したウダガール。慌てながら「ゼンチン!」と答えたせいやですが、「先輩のネタやらされてる!」と思わぬ試練に驚きを隠せない様子です。
一方、粗品はこの2週間ほど「川西になりたい」と思って生活してきたそう。「相方とも相談したんですけど、僕、人を傷つけるような笑いの取り方をしてしまうんですね。これではあかんということで、人のことを悪く言わない、優しくて面白い川西さんを憧れの人に設定しました」と説明します。
M-1の楽屋で、粗品から「ラジオでそういう話をした」と報告された川西は、「そうかぁ、ありがとうって言うてたのに、何時間後には負けてたわ。粗品になりたいと思った」と笑いなら報告。そのやりとりを冷静に聞いていた水田は、「俺としばらく組んでたら(川西に)なれる。ええ人じゃないと(自分の相方は)無理やから」と話しました。
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さらに、ルミネtheよしもとの楽屋にいるジャルジャルがテレビ電話で参加。川西が「最終決戦の3組が揃いましたよ」と発すると、ウダガールを始め、客席は大盛り上がりですが、「ジャルジャルだけ薄まってない?」(福徳)「なんで2組だけですんの?」(後藤)と冷静なジャルジャル。ウダガールから「アル~!」と振られた後藤が、すぐさま「ゼンチン!」と返すと大きな拍手と笑いが起こりました。
本日、ルミネで4公演に出演するジャルジャル。「ルミネ出番4回で、全部違うコントしてるわ」(後藤)「お客さんが漫才観られるんかなっていう雰囲気出してるけど、コントしてる」(福徳)と話すと、「ジャルジャルさんらしいなぁ」と笑う川西。このあと、ラジオの収録もあるそうですが、福徳が「M-1優勝したとき用にスケジュールを空けていて、明日明後日が2連休」と言えば、後藤は「ありがたい。ゆっくりさせてもらいます」と話します。
さらに後藤が「打ち上げですぐ帰った福徳は相当変な奴」と言うと、「あ、気づいてた?」と笑う福徳。「気づいてたよ。あ、福徳おらんってなったもん。けど、一番変な奴は打ち上げに最後までおって、そのあとミュージシャン仲間との打ち上げに行ったギャロップの毛利さん」と言い切ると、ドッと笑いが起こりました。
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番組放送終了後、和牛を直撃。
配信中、タピオカが人気の理由について「腹持ちがいい」と話したウダガールに「そんなら、おにぎり食べて麦茶飲んだらええやん」、竹下通りに反応して「スカウトされるところやろ?」など、クラシカルな発言で女の子たちからくすくすと笑われていた川西は、「若者の番組で、10代に振り回されたり、戸惑ったりしましたけど、そういう反応を通して今の渋谷にいる若者はこんな感じやって体感してもらえたらいいですね」とコメント。水田もその感想に同調しつつ、「僕らが引っ張っていく感じじゃない。10代の子に引っ張られるっていうのが、この番組の趣旨なのかなと思う」と話します。
渋谷のことは何も知らないという2人。「ハチ公、∞ホールだけです。モヤイ像? 知らないです」と言う水田は、「奥渋っていうんですか? 大人が楽しめる静かな渋谷を教えてもらいたいけど、そういうところにウダガールは行かへんやろうなぁ」と笑いました。
M-1について、水田は「終わりたてすぎて、まだ言葉を用意できない。3、4日経ったら何か出てくると思うんですけど、昨日の今日ですから何も話せない」と率直な気持ちを。川西は「観てもらいたい2本を、いい状態でできました。でも、結果がついて来んかった。それが事実です」と冷静に振り返りました。
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『シブオビ~宇田川未成年会議所~』は、毎週月曜日から金曜日まで16時から生配信スタート。明日4日(火)のMCは、ダイタクが務めます。また、同番組では観覧希望者、そしてウダガールを募集中。詳しくは、公式サイト(https://shibuobi.com)をご覧ください。


【和牛】

『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』開催! よしもと祇園花月であなたも愛の告白を!!

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12月3日(月)〜21日(金)の間、よしもと祇園花月で行われるのが『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』です。1日1組限定で行われるこのキャンペーンは、よしもと祇園花月がカップルの告白を強力にバックアップするという内容。キャンペーン初日に、イメージキャラクターのゆりやんレトリィバァ、くるくるコミックが舞台に登場し、キャンペーンの内容を説明しました。


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まず登場したのが前説のガリガリガリクソン。客席のちびっ子を巻き込んで会場を盛り上げたあと、舞台にイベントのポスターを持ったゆりやん、天使と悪魔のコスプレをしたくるくるコミックを呼び込みます。まずはゆりやんからこのキャンペーンについて説明。12月3日(月)〜21日(金)に行われる平日本公演で、前売り券をペアで購入し、事前に申し込むと、1日1組限定でプレミアムペアシートが用意されること、そして前説の時間中に舞台上で告白する『告白タイム』が設けられることを伝えました。


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さらに告白に成功すれば、とってもお得な『おいでやすチケット』をプレゼント。これは平日限定『本公演』で使える5枚つづりの回数券で、通常価格に比べて3,500円お得になるという魅力的なチケット。それがなんとキャンペーン期間中には通常より8,500円プライスダウンされることがくるくるコミックから説明されました。ここで自分の顔が大写しになったポスターについて、ゆりやんの「注意事項があります、この写真は剛力彩芽さんではありません、私です」というボケが炸裂し、会場はひと笑い。


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そして、本キャンペーン最初のチャレンジャーとして男性がステージへ登場しました。会社の先輩へいつもお世話になっているので、みんなの前で感謝を伝えたいとのこと。ステージへ先輩が登場すると、大きなミスをしてしまったときに助けてくれたことについて話し、「これからもフォローしてください、よろしくお願いいたします」とお願い。先輩の女性は「はい、じゃあ任せてください!」とニッコリ。おいでやすチケットが手渡されると会場からは拍手が起こりました。


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ガリクソンからクリスマスの思い出を尋ねられたゆりやんは「今まで恋愛経験がゼロなんです...」からの動きボケで笑いをゲット。そして「今年こそは誰かといっしょにすごしたい」と話すと、会場から「霜降りのせいや!」の声が。それを聞いたゆりやんは、泣き真似のあと変顔を疲労するなどやりたい放題。公演前の会場を盛り上げました。


『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』、『おいでやすチケット』についての詳細はよしもと祇園花月までお問い合わせください。今年の冬もよしもと祇園花月へぜひ!



【ゆりやんレトリィバァ】【くるくるコミック】


『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』

問い合わせ先:よしもと祇園花月075-532-1500(11:00〜18:00) ※チケットの予約は不可、朝公演のある日は9:45〜、夜公演のある日は開演時間まで

チケットよしもと 

要Yコード<999-030>

チケットよしもと予約お問い合わせダイヤル0570-550-100