最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

2018年11月 7日 (水)

芸人が旬のニュースをぶった斬る! 『オモ論議〜ポストよしもと会議〜』開催!!

20181107085244-44fe44860938082be044c89ad78f08fe35c5330e.jpg

10月25日(木)、大阪・梅田のポストよしもとで行われたのが『オモ論議〜ポストよしもと会議〜』。このイベントは、小さなものから大きなものまで、よしもと芸人が普段気になっている世の中の様々な問題、ニュースについて、徹底的にトークするというもの。東京でも人気を集めている、おもしろくてためになるイベントです。


20181107085325-f156f1dc76cc89e32ce144d382b389f3273c54b6.jpg

20181107085321-37c853c88c134a7d14c56335014e4bab4260e0b6.jpg
まずMCのアキナ・秋山、そしてスーパーマラドーナ・武智、アインシュタイン・河井、吉本新喜劇・吉本坂46の小寺真理がステージへ出てくるはずが、なぜか秋山1人だけがステージへ。ほかのメンバーが出てこないというボケをはさみつつ、今回のイベントの内容が説明されました。


20181107085450-f065ce95eabc9a08514c2a54102898162e92c20b.jpg

20181107085446-c6da450775ec94df5a250eb8229554a8ca6768ca.jpg

20181107085609-0a015e616403e2175ac709752bdf5820cdc61670.jpg

20181107085605-7b06b6c9611ca3b05f5da848d14ea7208d55ad2c.jpg

20181107085601-08fa7334fde78b5cdbe3a6487149ee7186539432.jpg

20181107085556-6bd969e5d929a111fbe756d6180971c3537cff38.jpg
半年前に行われたときには河井だけが出場していたと聞いた武智は「1人でやれや!」と河井にツッコミ。しかし、その武智はオリジナルの「ギャロップ林Tシャツ」をイジられます。そこから楽屋や飲み屋などでの林のおもしろエピソードが次々に飛び出し、会場は爆笑。「このあと(林が)出てこないとおかしい!」と思わず河井が叫ぶほど、林のエピソードトークが盛り上がりました。


20181107085720-aa29947c35503935ff7571ca8d81315171228454.jpg

20181107085805-985252eb0338336c12ffc7340dc5a39ae0dafd8e.jpg
そしてニュースのプロとして、まず足立基浩(和歌山大学副学長・経済学者)さんがステージへ。得意分野のクイズを...と言いつつ、経済とは全く関係のない「和歌山のパンダ、永明(えいめい)には何匹子どもがいるか?」というクイズを出題します。今、何歳? 人間で言うと多い方? などの質問のあと、足立さんが「奥さんが2人いて、その合計の数」とヒントを出すと、武智の答えは「7億!」。秋山がすかさず「数字がおもしろくない!何年やってんの!」とツッコむと会場は爆笑。その後に答えが発表されましたが、武智のボケで答えがかすんでしまうことになり、会場は再び笑いに包まれます。足立さんは「(永明は)性格もやさしい」という豆知識も披露してくれました。


20181107085851-d926cde2b837bb3229f537718570c4841e5f682c.jpg

20181107085929-d5331337003436f7530ead9ac4a2095583fae6db.jpg
続いては角田隆平(弁護士)さん。クイズは財布を忘れて飲食店に入り、店員が居なかったのでそのまま逃げた、これは詐欺罪に当たるのか、というもの。全員が「なる!」と声をそろえますが、角田さんの回答は、全員が「エーッ!」と叫んでしまう驚くべきものでした。そこから武智のサインが100円で売られているのは名誉毀損になるのか、という話題になり、会場は盛り上がります。


20181107090015-4aa7a0acf46a1701882e464c118e6980a4e8e75b.jpg
畑山博史(ジャーナリスト)さんは、大相撲の選考委員をしていたことを話し、相撲に関するクイズを出題。1つめは取り組み中にまわしが緩んで土俵につく、2つめが投げを打ってまげの先がつく、3つめが仕切りの時にゴミを拾う、3つのうち負けになるのは?という問題です。武智予想は2と3、河井と真理は1と答えますが、またまた正解を聞いた全員が「エーッ!」と叫んでしまう結果に。ここからいよいよオモ論議がスタートします。


20181107090117-392311a946cf5d5497ceb2a3ee568cb83fb9bbed.jpg

20181107091022-eabb5d8f88c02963b5d9a0a5406b0e12b44c176b.jpg
まずは河井が気になっているニュースとして『チョコフレーク生産終了問題』から...のはずが、「アンケートからたまたま選んだだけ」と河井。しかし「言い訳はやめよう」とみんなにツッコまれます。50年あまり行われてきた生産が来年夏まででの終了すること、その原因がスマホが普及して手が汚れることにあるのではと秋山が説明。しかしこれに武智が「ポテチもそうやし、お菓子全部そう!」と異論をブチ上げると、小寺も「ガラケーでもそう」と同意。その勢いに秋山は「そんなに俺に言わんでも!」と困り顔です。角田さんは「このニュースで売り上げが上がっているかも」と話し、足立さんは我々世代は寂しいとポツリ。なんと武智がチョコフレークのことをよくわかっていないということも発覚します。


20181107090205-45ca03bf40b0ae71194d60c3ff4744995b233693.jpg

20181107090201-42f8c35f7b4539b0e8e9d2d588e34f450500a2d4.jpg
続いてはその武智が気になっているという『貴乃花親方角界問題』。畑山さんは貴乃花親方について「ピュアな人」と話します。角田さんも貴乃花親方とのエピソードを披露。腰の低い人なのに、相撲協会にはなぜあんなに頑固なのか?と不思議がると、畑山さんが「相撲道に関してはめちゃくちゃ頑固」と説明します。そこから以前話題になっていた"かわいがり"について、芸人の世界のセクハラやパワハラについてなどに話しが展開。小寺が大先輩から受けたというセクハラに、会場が爆笑するひと幕も。その後、相撲の国際化にも話題が広がりました。

20181107090305-c965ce4e1c2a3f9ace732f42958d610805388ede.jpg
足立さんが気になっているのは『沢田研二ドタキャン問題』。足立さんは、大学の学生も賛否両論だったと話しますが、「ものすごくこだわりがある人、そういうこだわりのあるジュリー(沢田さん)が好き、気持がわかる」と熱弁。そこからも「曲が最高!」など、ジュリー愛が炸裂。「これによって知った人がファンになることもあるし、宣伝効果にはなってるかも」と話しました。

20181107090616-7f77a07719a84bb6b4d9c02dfb7b47a081129113.jpg

20181107090429-8f1a5a5235ef9e6ac5be55b4dca6e4642e04663c.jpg
小寺は『消費税10%引き上げ問題』を議題に。「東京までの泊まりでダンスの練習に行っても交通費が出ないかも...」と話しますが、河井から「吉本やし(そういうことも)あるで」と諭されます。消費税アップによって国の借金が返せるのかという話しから、軽減税率、ヨーロッパの消費税などについても説明があり、「日本の借金は1000兆円で、世界トップ」という話しには、会場も含めた全員が驚いていました。

20181107090709-21afc49445a73d6885abb4dd8af377eb8b9b0f92.jpg

20181107090816-457a3d051a242dd6a770239033afc00cde76d265.jpg
角田さんは『積水ハウス55億円被害詐欺問題』。武智がこの話題について「大胆やなぁ、映画みたい」と話すと「スーパー犯罪集団です」と足立さん。畑山さんも「今の時代の犯罪ですね」と同意。そこから偽造の内容について説明があると、その映画ばりの手口に全員が声を上げます。誰が騙して、誰が騙されているのかが非常にわかりにくいこと、さらに主犯格が現在どこにいるのかなどの裏話も飛び出し、本当に映画の題材になると盛り上がりました。


20181107090922-75c3ea0c0136cc1c83cf3b6bff8d5f920729e651.jpg

20181107090915-b3b716b5bdc07cc666a7555f4982430c78e80ee5.jpg

20181107091207-9487c2a05c530972e26de385ab3646338fe5d02d.jpg
畑山さんは、『トランプ中国貿易問題』について。お題を聞いただけで「むずー!」と河井。ですが、畑山さんがアメリカの考えや中国のシステムについてなど、わかりやすく解説。先日、ニュースになっていたテイラー・スウィフトの発言などについても話し合われました。そこから中国が日本経済に与える影響がすごいということで、足立さんが「難波のドラッグストア、1日の売上はいくらか?」というクイズを出題。武智が「700兆!」と答えると、オープニング同様秋山が「数字の話題には入ってくるな!」とツッコミ。会場は爆笑に包まれます。その後、正解の金額を聞いた武智、秋山、河井の3人は「ドラッグストアやろ!」と意気投合していました。これですべてのテーマが終了。芸人たちは「わかりやすいからタメになった」様子。大いに盛り上がった『オモ論議〜ポストよしもと会議〜』は終了しました。

次回、「オモ論議~ポストよしもと会議~」開催決定!

日時:11月28日(水)開場18:30 開演19:00

出演:吉田たち、見取り図、ツートライブ、小寺真理(吉本新喜劇・吉本坂46)、角田龍平(弁護士)、畑山博史(ジャーナリスト)他

料金:前売り1,800円 当日2,000円

問い合わせ:チケットよしもと 0570-550-100

【スーパーマラドーナ・武智】【アインシュタイン・河井】【アキナ・秋山】【小寺真理(吉本新喜劇・吉本坂46)】

2018年11月 6日 (火)

「これからも一生懸命コツコツと、皆さんに愛を届けたい!」歌にトークに新喜劇と笑って泣いた仙堂花歩20周年記念公演

20181106231106-5594d2b4eef30be0643183438054348eee76c0a2.jpg

11月4日(日)、大阪・なんばのイエスシアターで、元宝塚歌劇団で現在はミュージカルや音楽、また堺少女歌劇団のクリエイティブプロデューサーとして活躍する仙堂花歩の20周年記念公演が行われました。

満員のお客様に迎えられた本公演、オープニングから中島岳バンドの皆さんの迫力ある生演奏で盛り上がり、歌とダンスによるレビューのような華やかさで幕が開きました。仙堂もドレスからタイトなミニスカートへと衣裳を着替えるなど、様々な表情で魅了しました。

20181106231104-531df855a728d2bd7542ab21ba9937964e22acf8.jpg

20181106231106-79f39fe1ee769415771f05efddcac9132b2cdee7.jpg

20181106231106-81a390c8ccc6df49fd40dda20f646a117ee9c839.jpg

20181106231156-d372200e59aa8e8ce3585cecad3f9efd3a4fda0a.jpg

20181106231625-8e3fbe5bf8f4445712b24952056390f6d3b41474.jpg

「このたびは仙堂花歩の20周年にお越しくださってありがとうございました。このような機会を与えてくださったのも皆様のおかげです。今日は20年間の感謝を込めて精一杯、務めさせていただきます」とご挨拶しました。

まずは仙堂の年表から振り返りました。優しい父と元タカラジェンヌの美しい母のもとに生まれた仙堂。「母の芸名を知るのは宝塚に入ってからで、全然知りませんでした。私は母のようになりたくて、母のようになるために宝塚を目指しました。だから、幼稚園の頃からタカラジェンヌになりたいと言っていました」と、憧れは母親だったと話します。そして1989年、9歳でミュージカ『レ・ミゼラブル』のコゼット役に抜擢されます。日本舞踊や歌を習っていたことも彼女の魅力の一つとして、すでに花開いていたのでした。宝塚音楽学校では首席卒業、卒業時には小林一三賞・花柳禄寿賞をW受賞と、こちらは宝塚歴代初の快挙でした。宝塚歌劇では宙組『シトラスの風』で初舞台を踏み、花組や星組の娘役として大活躍。2005年、『長崎しぐれ坂/ソウルオブシバ』で退団後、「笑いの世界である吉本新喜劇」に入団し、周囲を驚かせました。

20181106231613-632cfae69c097e1a74332c9582397f980a48e4c7.jpg

20181106232149-8ae43506e3fd5cbf7213f3f512c99f867c5fdc8b.jpg

MCのスーパーマラドーナは、仙堂の華々しい活躍に舌を巻き、どのようにしてトップを走り続けたのかと質問。「レッスンをたくさんしました。みんなが寝ている時間もレッスンにあてていました」と仙堂。とにかく努力したと続ける仙堂に、「一流になるには、努力の積み重ねなんですね...」と感心しきった様子で言葉をかみしめていました。子どもの頃はいつも兄が守ってくれていたこと、まさかの電撃入団であった吉本新喜劇入団のオーディションでの裏話などでも盛り上がりました。

中島岳バンドの演奏に乗せて、再び音楽のショーへ。スペシャルゲストで、元宝塚歌劇団トップスターの北翔海莉さんが登場すると会場は大歓声に包まれました。仙堂と同期の北翔さん、お互いを「麻衣ちゃん(仙堂)」「みっちゃん(北翔さん)」を呼び合う中です。北翔さんは「同期の麻衣ちゃんは宝塚音楽学校時代に大親友になって、2年間ずっと一緒にいました。なかなかステージの上を動けなかった私を、麻衣ちゃんが一つ一つ、教えてくくれたんです」と思い出を語られました。「私たちは宝塚でも所属する組が違っていたので共演することがなくて。やっと夢が叶いました。でもこの時間が最後と思うと...。昼の部では感極まって涙が込み上げたのですが、夜の部は頑張ります」と仙堂。早くも声を詰まらせながらも、「今日は大切な時間をみっちゃんと過ごしたいと思います!」と意気込みました。

20181106231626-ab3d419e3d2ee09e1314f3696366a1fea3a03ae8.jpg

北翔さんのソロをたっぷりと堪能した『サークルオブライフ』をはじめ、北翔さんがロミオに、仙堂がジュリエットになっての『エメ』では、ミュージカル本編の世界観が立ち上ってくるような臨場感があり、贅沢な時間を過ごせました。『あなたと夜と音楽と』では、二人の優雅でのびやかなダンスがさらに会場をゴージャスな雰囲気に包み込み、今日が特別な夜であることを改めて物語っていました。「20年間の夢が叶って感無量です。20周年公演で何がしたい?と聞かれて、みっちゃんと一緒に出させてくださいとお願いしたんです。そしたら実現できて。お稽古中もずっと話が尽きなくて...」と楽しそうに語る仙堂。北翔さんも音楽学校時代からの仙堂とのエピソードを明かされ、「私が20年続けて来られたのも、ステージでの土台を教えてくれたのが仙堂花歩さんだったからです」と語られました。

20181106231626-fc519d15c3e867aa5f079b76a24653d0530c5cb5.jpg

20181106231628-1aa724733be3584eb7d85caa96f6e5131c338586.jpg

20181106232145-3d1d9fa650f013defb7ea5a9d10e57bd98b0f0a2.jpg

20181106232147-db347cc99db538d7b8cdd9e3f3e635916a134d31.jpg

続いては『吉本新喜劇』です。よしもと財閥のお嬢様・カホリーヌ役で登場した仙堂。社会勉強として屋台のうどん屋で働くことになったカホリーヌが、執事の吉田(吉田裕)やうどん屋店主の伊賀(伊賀健二)、その娘の藍(酒井藍)など、強烈な個性の持ち主らに囲まれて、騒動に巻き込まれるドタバタコメディを披露しました。

ゴリラのモノマネが得意な森田まりこと共にゴリラの動きをまねたり、島田珠代のはちゃめちゃキャラをそっくり演じてみたりと、それまでの仙堂とは思えないコメディエンヌぶりを発揮。また、スペシャルゲストに北翔さんも婦人警官役でご出演。驚きの扮装に加えて、ふたりのユーモアたっぷりのセリフやアクションに、会場は割れんばかりの歓声が飛び交いました。吉本新喜劇を終えて仙堂は「やっぱり新喜劇は生キズが絶えませんね」と思い出したように話します。出演は5、6年ぶり。ちゃんとできるか心配だったそうですが、お客様からの声援にほっとした様子でした。また、北翔さんのご活躍ぶりにも声を弾ませ「あそこまでやってくれるとは思わなかった!」と感激していました。

20181106233002-fc2202b802610cb1fff33c9a1fa16cb66996414a.jpg

20181106232959-e955f466a57858fb92b2c1da248484f98e94c339.jpg

20181106232139-e5c251abee3308851d03fe5577afdeb1c57cdc7f.jpg

20181106232134-31acbd80f84675674465ebdebc3d06d788d86626.jpg

20181106232959-adc6e71c992b4e0b8e83591b057186c0149fc862.jpg

20181106232921-206371b03446b96be759091f2cf813c073e0cd4d.jpg

20周年特別公演はまだまだ続きます。トークコーナー「ココが変だよ!仙堂花歩!」を。出演者に仙堂花歩へのアンケートを取ったところ、おかしなエピソードが次々と飛び出してきたため、コーナー化したとか。吉本新喜劇からも証言者として前田真希、山本奈臣美、吉田裕が登場、また、中島岳バンドのリーダーであり仙堂の夫でもある中島岳さんや、亜聖樹さん、SHIHOさんらが登場し、仙堂の天然エピソードを明かしました。前田は「ファッションセンスがすごい!」と、普段着からステージ衣装のようだと話します。その流れで、吉田がかつて吉本新喜劇の稽古で目撃した衝撃の場面も暴露し、早くも騒然となりました。SHIHOさんは「ダンスは完璧なのに...」。歌もダンスも完璧な仙堂ですが、ステージから舞台袖へ移動するときにペンギンみたいな動きだと紹介。実演してもらうと一同口をそろえて「確かに...」。仙堂は「20周年を機に"出ハケ"をがんばります!」と気合を入れました。最後は亜聖樹さん。「普段と違って...」と仙堂のもう一つ横顔を。普段はとても可憐で清楚でおしとやかな仙堂ですが、いざ生徒へ指導となるととても厳しくなるとか。それでも、指導の後には「言い過ぎたかな...」と心配し続けてもいるそう。「舞台で活躍したいという夢を持っている子どもたちの人生を任せられているので、一緒に戦っているつもりでつい、厳しく言ってしまうんです」と仙堂。スーパーマラドーナ・田中を生徒役にして、お客様にもその厳しさを体感してもらいました。

20181106232923-0234c9f422b780518064d3e06be1f38134ecc7c5.jpg

いよいよクライマックスへ。仙堂のナレーションで改めてこれまでの歩みを紹介しました。そして最愛の父が「麻衣の『アメイジング・グレイス』は最高やな」といつも褒めてくれたこと、そんな父が病と闘っているさなか、耳元でこの歌を歌い続けて励ましながらも残念ながら力及ばず、悲しい別れを迎えてしまったこと。それから歌えなくなったこと...。「今、20周年を迎えて、前に進んでいること、幸せでいること父に伝えたい」と、様々な思いを胸に『アメイジング・グレイス』を披露しました。仙堂のアカペラから始まり、徐々に荘厳な世界を作り上げていきます。純潔で喜びや悲しみを讃えた仙堂の歌声は時に神聖で、時に慈悲深く、静かな祈りも込められていました。たくさんの経験を乗り越えたからこそ迎えられた20周年という一日。少女だった仙堂はいつのまにか凛とした芯の強さを持つ女性へと成長を遂げ、慈愛と強さを併せ持った表情を浮かべていました。『陵の丘に咲く花』では、客席を歩きながらお客様一人一人のお顔を見つめながら歌う仙堂。声を詰まらせて歌えない場面もありました。

20181106232917-c8e735ca4849b5642c0ad10a3dd7718eef593445.jpg

歌い終わると「今日は本当にありがとうございました」と深々と頭を下げ、涙がこらえらえません。「どうしてみんなこんなに私のことを温かく支えてくださるのだろうって、いつもみんなが支えてくれて、私は本当に皆様に恩返しができているのかと思い続ける20年でした。私は、舞台人はお客様に育てていただくものだと教わりました。観に来てくださる方々がいなければ、舞台は務められません。皆様の拍手と笑顔が私たちの元気の源です。これからも歌い続けていきたいと思います!」と感極まった様子でご挨拶を。スペシャルゲストの北翔さんを再び舞台に招き『ホール・ニュー・ワールド』をデュエットで魅了し、最後は「心をこめて歌います」とオリジナルソング『素直なままで』を披露しました。

閉幕を惜しむ拍手に包まれる中、「これからも一生懸命コツコツと、皆さんに愛を届けたいと思います!」と仙堂。アンコールでは「夢にまで見た20周年で、プレッシャーがすごくて本番でも口紅が塗れませんでした。そしたらみっちゃん(北翔さん)が大丈夫、大丈夫、上手にやらなくていいんだよと楽屋で声をかけてくれて、皆さまに本当に助けられました。こんな私ですが、舞台に立ったらしっかりします! これからも、未来のスターたちを生み出すために頑張ります!」と最後は大輪の花のような笑顔を見せ、幕を閉じました。

20181106232917-ff2a0d2756870a8725066ac26f5ac6741938644c.jpg

【仙堂花歩】【池乃めだか】【スーパーマラドーナ】【伊賀健二】【酒井藍】【佐藤太一郎】【清水哲之】【島田珠代】【前田真希】【山本奈臣美】【吉田裕】

2018年11月 5日 (月)

今年も珠玉の長編漫才を披露! ゲストのずんさんと企画にも挑戦!!『笑い飯のルミネLIVE』レポート

10月8日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて『笑い飯のルミネLIVE』が開催されました。

毎年、秋に1回恒例となっている笑い飯による同劇場での単独ライブ。サンパチマイクの前に立った哲夫は「超満席ということで、ありがたいもんで」と来場を感謝しつつ、「平均年齢がよそのライブよりも高い」とぽつり。西田の「10代の人って聞いたら、これっぽっちも手が挙がらない」という一言から、観客へ投げかけてみると10代だという人がちらほら。驚く2人ですが、「10代だけで来たよ~っていう人」との呼びかけにグッと挙手率が下がると、納得したような表情を浮かべます。
20181105235719-0e615db1c354bbd8bf2b75ce444138dee2fb1663.jpg
その後は、漫才へ。今回の単独ライブでは、3本の長編漫才を披露した笑い飯。いちばん怖いものから都市伝説へ、さらにワイドショーネタへとつなげながら、ボケとツッコミを巧みに入れ替えつつ、笑いを増幅させていきます。
2本目の漫才では、西田が「もうええわ!」と終了を告げる一言を発しながらも、哲夫が「もうちょっとあるわ」とごにょごにょした口調で告げて、ネタを進める一幕が。これが元々、ネタに組み込まれていたやりとりなのか、西田のうっかりによるものだったのか、真相は明らかにされませんでしたが、隙の見える展開に客席からは驚きの笑い声が起こります。また、3本目は漫才の定番のような設定からやりとりを繰り広げつつ、それぞれの視点が光るボケのひしめき合う展開に、笑い声はさらに大きくなりました。
20181105235738-dc286aa289a9fc33f22b3e989e3fe6a569e18251.jpg
20181105235803-6e41f5e0690c77d1111842baa53c69a216c8e398.jpg
20181105235803-bb255fd36d9ff197ada089dcd3d8544f520c1634.jpg
企画コーナー「ゲストの相関図を作りましょう」のゲストは、ずんさん。笑い飯のネタにかけて「でこひろ男」と自己紹介したやすさんを、飯尾さんは「どおりで! そのネタ見たときに、思いついたって顔してたわけだ。復唱もしてた。練習の価値あり、だね」と称えます。
笑い飯念願のゲストだと2人が告げると、二つ返事で出演を決めたと返す飯尾さん。バッファロー吾郎の20周年記念ライブで会ったことがあるそうで、哲夫が「普通にファンだと言っていただいた」と喜ぶと、「ダウンタウンさんの次は、笑い飯だと思ってた」と言い切るやすさん。飯尾さんが「なぜ過去形なの?」と指摘すると、やすさんは「これから、これから!」と微笑みます。
20181105235854-60a7c22dfe062d2a2cea7d17405c3bd76d817c69.jpg
20181105235854-8db8917f16b39a698262ae9f27bac9b441252e2a.jpg
こちらは、ずんさんと関係の深い方々の写真を見ながら、人となりを教えてもらいつつ相関図を作ろうというもの。まずは、事務所の先輩である関根勤さんについて尋ねる笑い飯に、「救命ボートみたいな人。いなかったら、とっくにやめていた」(飯尾さん)「芸人としての命の恩人。重複しますけど、関根さんがいなかったら僕らはいない」(やすさん)と伝えます。
とにかく関根さんは「いいとこ探しの名人」(飯尾さん)なんだそう。「いつも、俺らが(舞台に)出ていたら、あそこよかったなって必ずいいところを見つけてくれる。何も褒めるところがないときは、『飯尾、紺のスーツ似合ってたな』」って褒めてくれた」と飯尾さん。やすさんもバラエティ番組のひな壇に座った際、何も喋れなかったにも関わらず、「やす、観たよ。よく笑ってたなぁ。あと、姿勢がよかったなぁ」と褒められたんだとか。ほっこりとしたエピソードに、会場から温かい笑いが起こります。
20181106000003-c01e9802700952f7302b1550521d74e19e84156f.jpg
続いては、同期のキャイ~ンさんについて。飯尾さんはウド鈴木さんの自宅の合鍵を持っていたらしく、「しばらく行かないと、全然泊まりに来てくれないじゃない!とか言われてた」と回想するやすさん。また、ウドさんには謝り癖があるそうで、肩がぶつかっただけで『飯尾さん、お話があります』と傍に連れて行かれて土下座されたとのこと。仲のいい飯尾さんとウドさんですが、箱根旅行で口論になったことがあるそうで、「生まれ変わっても飯尾さんと一緒にいいなって言われたから、俺が生まれ変わったらB'zになろうか。俺が稲葉さんで、お前が松本さんでって言ったら、ウドがちょっと待ってください。なんで飯尾さんが稲葉さんなんですか?ってケンカになって。このことを天野に話したら『目くそ鼻くそだな』って言われて、今度はどっちが目くそなんだってケンカになった」と説明します。やすさんが「笑い飯の漫才にありそう」とつぶやくと、飯尾さんは「ぜひ! そこ(客席)で観ますから」と笑い飯へお願いしていました。
20181105235930-9ff5c43e0f3b34d68af4ec2726c7e704152fc86a.jpg
さらに、飯尾さんのペッコリ45度が本当に45度なのかを検証するミニコーナーでは、飯尾さんのおじぎが60度だったことが判明。「じいさんが商売人だったからだ」と言い出した飯尾さんは、「いやぁ、いい夜だ! いろいろと気づかせてくれて!」と笑い飯に感謝しました。
20181106000024-887b4b49ae478a4fc5ffdf728c49dcad1a1491f3.jpg
最後のコーナー「笑い飯研究所」には、ずんとともにとろサーモンも出演。「ラップがうまい芸人は、吉幾三さんの『おら東京さ行くだ』を、即興で替え歌しても面白くなるのか」という検証で、ラップを披露したのはとろサーモン・久保田。「変な空気になったら謝ればいいんでしょ?」と言いながらやりきると、西田は「マジでできたやん!」と称賛。「気分が高揚してきた」と言い出した久保田は、続いてずんのお2人をテーマに即興ラップも披露しました。
20181106000042-2aabbe1f65dd87f3028aba6e87b70ad720111982.jpg
20181106000042-9ff2d823fb1ab4faee7ed6ddf19f207abe9c8c3f.jpg
「ドラマに出演したことのある芸人は、どんな役でも瞬時に演じることができるのか」という検証で、演技を披露することになったとろサーモン・村田は「いや、でけへんよ!」とバッサリ。ランダムに引かれたシチュエーションと役柄を演じながら、効果音がなったところで締めるというルールに「めっちゃむずいやん」と不安げな声を漏らします。
難しい手術に挑む天才外科医、海外に旅立とうとする彼女を引き止める彼氏など何度か挑戦しますが、どれもしっくり来ず。身の上話をお客さんに語るゲイバーのママを演じたやすさんも納得がいくものが生まれなかったということで、このお題は難しいという結果に至りました。
20181106000106-bb9df40ea515dadd1ddd138500913178db49ef4b.jpg
20181106000106-5d2d0de3aa803b4e559f0e5f245c12eea081e71d.jpg
続いて「今年50歳と49歳になる芸人は何秒でブルーシートを潜り抜けることができるか」に、ずんのお2人が挑戦。笑い飯の2人が「何年か前に、トミーズの健さんがリタイアしまして」(西田)「怖いとおっしゃっていました」(哲夫)と説明しつつも、1人ずつ挑戦していきます。
まず、ブルーシートからやすさんがカツラを被って出てくると、「ハゲがハゲのヅラをかぶってる!」といじる飯尾さん。そんな飯尾さんは最後、ロングヘアのカツラに下半身のみをブルーシートに突っ込んで人魚を演じて笑いを誘いますが、このてんやわんやに哲夫がストップウォッチを押し忘れていたことが判明。あまりにゆるい展開にざわつく客席へ向かって、久保田が「もっと恐ろしいことを教えましょうか? 笑い飯はこういうことを20年やってます!」と告げると、ドッと大きな笑いが起こったのでした。
20181106000135-d9cf89f8182ba4b0bc22289f105655da2c3ec844.jpg
20181106000135-2ecaef2ac1dcd85d7b5d4bf208a7d576acbc2398.jpg
最後の「運動神経の悪い芸人はエナジードリンクを飲むとジャンプ力がアップするのか?」は、『アメトーーク!』の「運動神経悪い芸人」に出演している西田が挑戦。上手の舞台袖から走って来てジャンプ台を使ってジャンプし、上から吊るされたドラを叩けたら成功というもので、村田は軽々とクリアしますが、西田はスカってばかり。あげく、舞台上に貼られていたうすーいガムテームにつまずいて、「なんかされた!」と大騒ぎします。
何種類かのエナジードリンクを飲んで挑戦したものの、西田の体に変化はなし。本人は「マックスを出している!」とポジティブですが、久保田は「3回、同じ動きをしてる。逆にすごい!」と驚きを隠せない様子でした。結果、エナジードリンクを飲んでもジャンプ力は向上しないことがわかりましたが、西田は「味がすっごくおいしいから、今後も飲む!」と宣言していました。
20181106000202-b4b8c8481f108389abf71f7509206270ddb8b1ce.jpg
20181106000202-09d438f746133bc9f13ba802548ac058ee8984a3.jpg


【笑い飯】【とろサーモン】

吉田たち、見取り図、コマンダンテらがネタにゲームに大暴れ!爆ノ介プレゼンツ「爆裂キワメキLive」

11月4日(日)、よしもと漫才劇場にて、「爆裂キワメキLive」が開催されました。爆ノ介が主宰し、バラエティ豊かなメンバーが顔を揃えるネタ&コーナーの120分。前回9月4回の開催時は、台風が大阪を直撃し、ゲストとして予定されていたコマンダンテ・石井が新幹線に乗ったまま足止めに。というわけで、今回はコマンダンテがふたり揃って登場し、雪辱を果たしました。

オープニングVTRに続いて爆ノ介と吉田たち、見取り図、デルマパンゲ、ダブルアート、セルライトスパ、ロングコートダディ、ヒガシ逢ウサカが登場。前述の台風直撃の日を振り返り、「お客さんも来れず、石井さんも来れず...」と爆ノ介。ところがこの日も、仕事の都合でコマンダンテはオープニングに間に合わず。前回は新幹線の中に10数時間閉じこめられたため、「せめて石井さんだけは出てほしい」と切実に語り笑いを誘っていました。

20181106154238-cb664ed2c7d60d57c9730612a0dcaed2bcbf479d.jpg

まずは前半戦のネタブロックから。ヒガシ逢ウサカは、街で見かけたヘンな人をお互いに言い合ううちに、高見の狂気がじわり露呈していく漫才を。

20181105123540-d6a1a1349d603d101e04122458614af5b1c891cd.jpg

蛙亭は、婚活パーティで出会った男女のやりとりをコントに。

20181105123556-3d4cf37afb9e67e09034a580c4360f6f4a7e3dd0.jpg

爆ノ介は小学生になりきって、かくれんぼに興じるネタで笑いを呼びました。

20181105123618-5a3ac6f286b606c5c37b7d9c664833ac2517fae3.jpg

ツートライブは、周平魂が出前にまつわるこだわりを語るも、そのイキりっぷりにたかのりはイライラ...。

20181105123648-4d182bcccb1dc04571112fc20dc614cda9d49944.jpg

吉田たちは、「犬を飼いたい」というこうへいの夢が、怒とうの妄想へと変化するネタで勝負。

20181105123706-8b499ed6dfcebd457be3ab7e728224fbcf5ee91f.jpg

ジソンシンは、酒井の「30年来の夢」をめぐり、まさかの展開で爆笑をさらいました。

20181105123814-7f43ae7e07c9c8c12f531a69b367279a20d1032b.jpg

前半メンバーによるコーナーは、「キワメキ!ネオしりとり!」。さまざまなスタイルの「しりとり」を用意し、吉田たち・ゆうへいMCのもと、こうへい・ジソンシン・ツートライブの赤チームと爆ノ介・蛙亭・ヒガシ逢ウサカの青チームが激突します。

20181105123843-94f99fa2bca3caaedc3247e3327238d96d6c3466.jpg

ひとつ目は「ハイスピードしりとり!」。BGMのリズムに合わせてしりとりを行い、詰まったり「ん」がついたら脱落、先に3回失敗したチームの負けとなります。試しにBGMを流してみると、予想を上回る速さに一同ビックリ。さっそく両チーム交互に並んでスタート!のはずが、タテに並ぼうとしたり動きがにぶかったりとお約束のボケが続出し、ゆうへいが「まずはハイスピードに交互せえ!」とキレる混乱ぶりとなります。

20181105123913-9f94d2863e29865c41ddb711f18e311d0d3ad90d.jpg

気を取り直して、ようやくしりとりが始まりましたが、ふたり目の蛙亭・岩倉がいきなり詰まりアウトに。この後も、「パンダ」の次に周平魂がなぜか「つみき」と答えたり、リスタートするもなかなか始められないヒガシ逢ウサカ・今井など、ハプニングが続出。終盤には、周平魂が「ま」で始まる言葉として「松」と答えるも、「まっつ」と「っ」を入れ込んでしまう事件が勃発。そこを青チームが狙い、見事に再度「まっつ」と答えさせて、勝利をもぎとりました。

20181105124010-b1df2b36921ed4d3c427c1c1164a4a8e2b69cfa5.jpg

20181105124050-c54515a43c0933d0ef99890fc39a29da55279a05.jpg

「リズムに合わせて4文字しりとり!」では、「パンパンパパパン」のリズムに乗せてしりとり。ただし4文字のことば限定で、さらに「おおさか」「さかさま」など末尾の2文字をつないでいかなければなりません。

ここでも一番手のジソンシン・下村から「いのしし」のバトンを受け取った岩倉が、「シシシシ」と謎の笑い声のような答えを発してしまい早々に撃沈。さらにツートライブ・たかのりや爆ノ介らもつまずき、ほとんど進まないままこのしりとりは終了の憂き目に...。

20181105124122-87f598214e97b1edc60fc19b655a0ab733a0b4e6.jpg

ラストは「グルグルバットしりとり!」。両チームの代表各1名が、グルグルバットで10回まわった後、お立ち台に上がってしりとりを行うという、まさに地獄のゲームです。

青チームからは周平魂、赤チームからは岩倉が参戦。猛スピードでグルグル周り、いざお立ち台へ...のはずが、ふたりともふらふらになって転んでしまいました。危険回避のため一度ストップをかけ、ふたたび赤チームは酒井、青チームは岩倉でチャレンジ。今度は意外と落ち着いて見えたふたりですが、岩倉はお立ち台の上で立ち続けることができず、この勝負は赤チームの勝利となりました。

20181105124155-a819be75a4dc27f1d62a0d6d3398c60e93b7c73e.jpg

20181105124220-201e1eeaa0f08e49da1035cd7865296cae608e0d.jpg

後半戦ネタブロックのトップバッターはセルライトスパ。「相手が頭の中に思い浮かべたものを、3回質問して当てる」というゲームをテーマに漫才を展開します。

20181105124243-f5aac30927168bc89da2167956d9a6febf076d61.jpg

デルマパンゲは、ぶどうとグレープフルーツの違いを発端に、迫田が持論を転換して広木を翻弄! 

20181105124304-bcdbb995c1db05e9c5cd7982975da10a71531614.jpg

ロングコートダディは、ユーチューバーの日常を切り取るコントで楽しませました。

20181105124326-4e2e5ee6b338f68f3b1b1d9369fdd9122c8bfaa2.jpg

ダブルアートは、"緊張しい"なタグのために、将来の結婚式をシミュレーション。

20181105124344-ce10d458587cae45706ad752692e63e2b358a31f.jpg

リリーが盛山に、大人のファッションをアドバイスしていくネタで沸かせたのは見取り図。

20181105124402-cc08d9da459013f082ddb57d0f76bb9de0b8a6f7.jpg

コマンダンテは、前回の新幹線カンヅメ事件にも触れつつ、「ヤンキーもの漫画」のワンシーンを再現していく漫才を披露しました。

20181105124423-17325af9ed9eabecdcc706e678a74d33234ded7f.jpg

後半メンバーによるコーナーは「キワメキ!ロープで一心同体ゲームバトル!」。赤チームはデルマパンゲ・見取り図・セルライトスパ、青チームはコマンダンテ・ダブルアート・ロングコートダディ、MCは爆ノ介が務めます。

20181105124453-b595d8ad901b5d2979fba53fda411633827f809f.jpg

両チームとも、全員がロープで一列につながれて舞台へ。この状態で、いろいろなゲームに挑戦するとのことですが、メンバーたちはいまだに「なぜつながれているのか」が理解できない表情です。それでも容赦なくゲームはスタート! ひとつ目は「リンボーダンス!」です。

20181105124522-591004ee8a18911fcce0688930117d2b37ab960d.jpg

ロープでつながれてのリンボーダンスは、かなりの難易度。先攻の赤チームは、迫田を先頭に順調な進みっぷりでしたが、ラストからふたり目の盛山がポールにさわってしまいあえなく失格。青チームは、先頭の安田がいきなりポールを落としてしまうハプニング。再挑戦を直訴して、二度目はスムーズに進むも、ダブルアート・真べぇがポールを落として...ではなく首にひっかけて失敗。この勝負は引き分けとなりました。

20181105124554-3e6882ff4d6103f645cda525cff3bdc7dd6c1054.jpg

20181105124625-3a1ccb316d6341e7b5ab5c208413702c3f4f8426.jpg

ふたつ目は「手押し相撲!」。両チーム1列になって向かい合い、手押し相撲を行いますが、ロープでつながれているがゆえ、ひとりが落ちると引っ張られて大惨事となる可能性も。初戦はあっけなく赤が勝利し、セルライトスパ・大須賀は向かい側にいた安田について「ススキみたいでした」とその弱々しさを証言。

20181105124658-b2615c8efb2247e773ca70e2a44a26d9412f6f14.jpg

「もう1回やろう」と盛り上がっての再戦では並びを逆に。盛山×真べぇという巨漢ふたりの対決が実現し、大混乱の末に「迫田が暴れたから」という理由で青チームが勝利しました。

20181105124722-3e2bcf1a1823cefb82404e92c61b46a4feddc301.jpg

これで相撲魂に火がついたのか、メンバーは「次は相撲がやりたい」とリクエスト。それぞれ真べぇと大須賀を前面に置き、一丸となって押し合った結果、舞台上はカオス状態に...結果は赤チームの勝利!

20181105124744-e0757f48d5a368a33327d592fc80f1befd94eaf9.jpg

終演時間が近付くなか、最後のゲームは「長縄!」に。文字通り、長い縄を使って全員で縄跳びを行います。青チームは石井のかけ声に乗ってどんどん飛び続け、なんと21回まで成功! 

20181105124806-a605844fa42a5b80f65ab4dfc94b43f2948fe68b.jpg

対する赤チームはすでにロープが外れていたので、全員で肩を組んでジャンプしましたが、盛山が引っかかってしまい3回で終了しました。すべてのゲームを終えて、総合優勝は青チームの手に!

20181105124824-21af30f608e6945bbd77d413f1fe784215491d93.jpg

またまた大盛り上がりとなった「爆裂キワメキLive」。次回の開催を、どうぞお楽しみに!

20181105124846-02147cdf4bce30b22b926ec9a378059a97351da5.jpg



【爆ノ介】【吉田たち】【見取り図】【デルマパンゲ】【ダブルアート】【セルライトスパ】【ロングコートダディ】【ヒガシ逢ウサカ】【コマンダンテ】

20181106154127-4f8a2a044753df9526413bd6005f9f46ee5e877c.jpg

昨年を超える約40万人が大阪の御堂筋につめかけた、大阪・秋の風物詩「御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ」結成20周年を迎えたコブクロがスペシャルストリートライブを開催! ダウンタウンも2025年万博誘致を最後まで応援!

20181105002509-526c434408f604426e43315c7ca626fa98031036.jpg

11月4日(日)、大阪の魅力を国内外に発信する「御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ」が開催されました。

大阪の多様な魅力が融合した"1つの物語"が、ランウェイに描かれ、イベント会場となった御堂筋には、約40万人の観衆がつめかけました。

20181105002551-6bf924710a20b63d40464b53f3b856e3c837a65f.jpg

御堂筋の中央に出現した400m超えのランウェイ。MCを務める今田耕司と宇都宮まきが登場! 

20181105002624-9012ca711467483964cbf80be5ebce1612e6f89c.jpg

沿道に集まった人々を見渡して「去年にも増して人がたくさん来られています!」と今田。「みなさん、万博来て欲しいですよね!」と呼びかけるとそれに応えるように大きな拍手が起こります。

20181105002730-10c0de419550c77fc4fc5b3c9d81f48773d1c811.jpg

20181105003242-10e768af49a561d4fb908570ca7a26a9327026bd.jpg

続いて主催者を代表して松井一郎大阪府知事による開幕宣言が行われました。「『御堂筋ランウェイ』、皆さんのおかげで年々盛り上がってまいりました。これは参加していただいている全てのみなさんのおかげです。今回はとくに、結成20周年を迎えたコブクロさんが、大阪のために、大阪を盛り上げたいと御堂筋でストリートライブをしてくださいます。それ以外にもアーティストの皆さんがボランティアで参加して、大阪を元気にしていこう、と。大勢のみなさんの協力があり、今日があります。2018年の『御堂筋ランウェイ』も、みなさんとともに大いに盛り上がり、楽しみたいと思います」と宣言しました。

20181105002757-316b796695b63cbe0520d4da614ef390c7ab8b12.jpg

そして、お待ちかねの開幕ファンファーレです。この日のファンファーレ演奏は、大阪を中心に、関西から公募で集まった172名ものトランペッターによるギネス世界記録チャレンジ企画! ギネス世界記録 公式認定員のフジブチ・フミカさんのガイドにより、ギネス世界記録認定におけるルールが説明されました。

20181105003156-458e203798a29c6a4e65621ece58c665be122420.jpg

そしていよいよ長い列を作ったトランペッターたちによる開幕のファンファーレが響き渡りました。演奏したのは、2分17秒に及ぶ「アイーダ」。フラッグ・パフォーマーたちも華麗に舞い、トランペッターたちの壮大な挑戦に華を添えました。判定の結果は、見事にギネス世界記録達成! 指揮を務めた野間裕二さんが代表して認定書を受け取りました。

20181105003046-1eef030798a3b4a563f096b991c455ab65272e47.jpg

まずは、大阪にみなぎる様々なパワーを感じさせるショーが次々と繰り広げられました。

繊維デニムの街・大阪のパワーを見せる、大阪のファッション・クリエイターとスペシャルゲストによる「繊維の街・大阪デニムファッションショー」。ファーストステージでは、ゲストモデルとして国内外で活躍する森星さん、大阪出身の大谷亮平さんがメインステージに登場! 手を振る観衆に、弾けるような笑顔で応えていました。

20181105003308-90c75ef5534e40f4f77d475ba1e78d4c05209718.jpg

20181105003605-dce33efbd40aa89f653345c15663a6f8ce298b17.jpg

セカンドステージ「Indeed WORK STYLE RUNWAY」では、デニムスーツに身を包んだ千鳥が登場! 

20181105003908-0131d0c21fec4c84e5479f0d6a0a2580ee3cc218.jpg

ノブは「大悟の帽子のクセがすごい!」と沿道に集まった皆さんを笑わせていました。千鳥に続く5人のモデルは、オールデニムで5タイプの仕事の制服でランウェイを彩りました。

20181105003524-e7bf0b6b16a7406cc4ff4cb6ed997dba3827fec5.jpg

20181105003640-e52f55fc6f3962c97698c597512068d93bf08400.jpg

ほかにもこの日だけのスペシャルステージが続きます。大阪の多彩な魅力をひとつにし、一大物語が展開される「The SHOW 〜OSAKA Delight〜」。このショーでは、ストーリーテラー・今田のもと、『ヒト×音×舞×アート×情熱』を多彩なキャストが表現。この日限りの共演でオリジナルの時空間を織りなしました。

20181105003727-f22bccbf7f8cae1a16dd60bc1743ae5d81190f0a.jpg

まずは「OSK日本歌劇団ビッグショー」。創設96年を迎えるOSKが、まさに華やかという言葉がぴったりの、煌びやかなショーで魅了。「ロケット」とも呼ばれるスピーディーで迫力のあるラインダンスパフォーマンスでランウェイを盛り上げます。

20181105003814-518ed7e1e013978367f6a1b7e51b31613bfca7d7.jpg

「超!チア!梅花女子大学」は、全国優勝常連の梅花女子大学チアリーディング部・レイダースによるオリジナルパフォーマンス! 躍動感あふれるアクロバットで観衆を魅了しました。

20181105004213-91eb62788f1203656cc076722822937ba0f2781e.jpg

20181105003932-fa5416552a19fddcd23fbdb7fd750376c963fc6a.jpg

「DANCE!DANCE!DANCE!」では、この夏注目を集めた全国ダンスの強豪、府立今宮高校と府立久米田高校の、お互いライバルである両ダンス部がひとつになってコラボダンスで初共演! フレッシュかつチームワーク抜群のパフォーマンスで笑顔を届けました。

20181105004018-1db3e969a574aeb65ae3a698d048c07022b8ceff.jpg

20181105004006-4c8f074f497714894067018fdf6a13f31e40856b.jpg

ここで突然、恐竜の雄叫びが!? 「DINO-A-LIVE」では、恐竜たちが時空を超えて突然、御堂筋に出現! 沿道に集まった観衆にも大接近し、そのうち一頭は主賓席で鑑賞する松井知事の目の前で吠える一幕も!

20181105004038-4a7564431e50399dd8c9879662d190b57e691082.jpg

20181105004104-1a7af42fea54371724ba65535e71cf99118804ed.jpg

「PERFORMING ARTS! By大阪芸術大学」では、アート・イベントプロデュースの大阪芸術大学芸術計画学科が未来に繋ぐアクロバテイックな技で御堂筋を彩ります。数々のエナジー溢れるパフォーマンスに、御堂筋は熱気と興奮、感動に包まれました。

20181105004133-38bc13fb8381c73f4266546391b03cc6226d4f9d.jpg

続くスペシャルトークショーでは、「繊維の街・大阪デニムファッションショー」に出演した森星さんと大谷亮平さんがステージに。

20181105004245-14f41037f7540ad052933419897a0bfae5cecdc3.jpg

御堂筋に出現した400m超えのランウェイを歩いた感想を、「ふたりで目を合わせて『意外と長いね〜』と話していました」と森さん。大阪出身の大谷さんは「母校もここから近いんです」との話題から、今田と母校が同じであることが発覚! さらに、現在、出演中の連続テレビ小説『まんぷく』の撮影で大阪に滞在しているとも話し、「大阪は安くておいしい店がいっぱいあるので、(共演者と)よく飲みに行ったり、友好を深めています」と明かしました。森さんもイベント出演などで大阪にはよく来るそうで、「エネルギッシュな雰囲気が大好き。いつも『551』を買って食べてます」とにっこり。まきちゃんが「豚まん食べて、こんなスタイルがいいだなんて!」と羨ましがると、「けっこう動いてます」と体型維持の秘訣を笑顔で明かしていました。

20181105004330-cdf9766e3654d16a248e155be4171f9e94623ff6.jpg

次に、ことし結成20周年を迎えたコブクロによる「コブクロ 20th アニバーサリースペシャル・ストリートライブ」! 今回、「自分たちを育ててくれた大阪への感謝を」という想いを届けるため、「御堂筋ランウェイ」でのコブクロ史上最大級となるストリートライブとなります。

20181105004345-167a8721e956e16a65decab8a23effaa0fde3a42.jpg

小渕さんは「まさにここでのストリートライブは、僕らの夢です。当時は戎橋の近くや天王寺の地べたで歌わせていただいていました。でも今日はこのステージで、同じ大阪の空の下で歌えるのを誇りに思います。皆さんもそれぞれの場所で楽しんでください」と挨拶しました。

20181105004440-cd358347aad1ae030ba0ce66d9ee350b1777a98a.jpg

まずは、2001年、各地でストリートライブをしていた頃に、何度も道端で歌ったという『YELL〜エール〜』から。続く『君という名の翼』では、サビでファンも一緒になって左右を手に振り、一体感にあふれる空気に。

20181105004537-77934d57601ec9a65c3cd391687aafdf00bc864b.jpg

MCでは、「ギター1本でどこでも歌えるというスタイルが、今日この場所に呼んでくれたんだと思います」と小渕さん。続けて11月7日にリリースの『風を見つめて』を披露しました。この20年、コブクロのふたりが持ち続けていたのが「届いてこそ歌」という思い。「誰もが口ずさむ歌になればいい」と歌を紡ぎ続けてきたといいます。『風を見つめて』は、まさに「今」を例えた歌。「吹きすさぶ風の中をまっすぐ歩くのは難しいですが、いつかやがてがんばれる日が来て欲しいと、ということを歌に込められるだけ込めました」と小渕さん。続く20周年のアニバーサリーソング『晴々』では、黒田さんとの出会ったときのエピソードも披露。「僕が黒田の声に惹かれ、『この声なら、もっといろんな人に聞いてもらえるんじゃないか』と思ったのは堺のアーケードの下でした。それがきっかけで歌を作るようになり、20年」とふり返ります。『晴々』は、そんな黒田さんのことを書き下ろした楽曲。「もう二度とできないかもしれない『御堂筋ランウェイ』でのライブ、盛り上がっていくぞー!」という小渕さんの掛け声とともに、ファンとのコール&レスポンスで大盛り上がりとなりました。

20181105004410-3e5a75bb264323c95240c83f03d7a25c293ba8dd.jpg

さらに場所をメインステージからフロートに移し、フロートでランウェイを南に移動しながら『桜』を熱唱! ふたりは「もうこんなことは一生ないですよ!」と観衆を盛り上げます。ラストは『轍』を。沿道に集まった観衆全員で最後は大合唱。「僕らも、この日の景色を目に焼き付けました」とファンに感謝の言葉を届け、コブクロ史上最大級のストリートライブはにぎやかに幕を下ろしました。

20181105004421-d26767e2f5b66627ffb793a371a3e2d2fae91180.jpg

最後に未来へつなぐスペシャルプログラムです。「EXPO2025 PR」では、2025年の大阪・関西での万博開催に夢をつなげるスペシャルトークを展開しました。このステージには、松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長、関西経済連合会・松本正義会長、大阪府広報担当副知事のもずやんが登壇。

20181105004556-6bc7df3a58ba1c4591424e71db4b9310bc0d90fb.jpg

20181105004837-d0ac71b2e324721917b70808a4edd0e924af587c.jpg

松井知事は、今日の盛り上がりを「最高の笑顔が見られているかなと思います。まさに万博のテーマそのものだと思います」と語りました。万博開催地決定の発表が11月23日と迫っていることもあり、松井知事は「ロシアも強い、アゼルバイジャンもまた強い。でも大阪は人のパワーがあります」と笑顔。いよいよ誘致活動もラストスーパートに差し掛かり、松井知事は「やれることはすべてやってきました。後は結果を待つのみです」と表情を引き締めました。

20181105004709-b87034b13a254bd3cf793fe9c9d59083c9ca20fc.jpg

そしていよいよ2025年の万博、大阪・関西誘致のアンバサダーを務めるダウンタウンがフロートに乗りランウェイに登場! 集まった観客に応えるように手をふり、ゆっくりとメインステージに近づいてきます。

20181105004747-73fc1e3b9a956c6762409bb8f03b466efc9cafe8.jpg

ダウンタウンのふたりは「高いところからすみませんね!」と手をふり、写真を撮るお客さんのスマホの数を見て「世の中にスマホがこんなにあるなんて!」、「おっさんに手を振られてもあんまりうれしくないな」と笑わせつつ、400mを超える長いランウェイに「めちゃくちゃ距離が長いなー!」と驚きを隠せない様子。

20181105004820-2acc2071f79ec433a413152de245c5a11d7754f0.jpg

ステージに着くなり、浜田は「去年より人数増えてませんか? すごくないですか!?」と沿道に集まった皆さんの熱気に驚いた様子。松井知事が「今年は歩くんやったら来ないと言われまして、フロートを準備しました」とボケると浜田は「言うてへんわ!」と松井知事の頭を1発お見舞い。また、開催地決定の11月23日が間近ということで松本は、「今日、これだけのためだけに大阪に帰ってきました! 浜田さんはついでの仕事みたいやけど」と明かして大笑い。

20181105004911-092c453c220f36ed5473307643cf946b64b6942b.jpg

また、松井知事はアンバサダーのふたりに「"もしも"の結果が出たとしても、これはもう僕の責任ではないと思います(笑)」、吉村市長も「アンバサダーの責任です」とアンバサダーのふたりに責任転嫁!? 松本は「うちのオカンは『もしも万博が決まらんかったら屁ぇこいて寝る』と言ってました」と明かしていました。また、大阪のライバルであるロシア・エカテリンブルク、アゼルバイジャン・バクーと「結構、拮抗してるらしいですね」と松本が尋ねると、「相手もなかなか強いです」と松井知事。これを受けて松本は「あとは、浜田が問題さえ起こさなければ...」とつぶやき、観衆を沸かせていました。また、浜田の父は、70年の大阪万博にてソ連館の壁のペンキを塗ったことに触れ、松井知事は「万博開催が大阪に決定したら、今回は浜田さんにパビリオンのペンキを塗っていただこう、と思っています」と提案し、浜田は大笑いしていました。

20181105005414-b2572dc50705595b93a04efdc090456506e0235f.jpg

いよいよグランドフィナーレです。大谷さんは「地元でたくさんパワーもらったので『まんぷく』の撮影、がんばれそうです」とにっこり。史上最大のストリートライブを開催したコブクロは「こんな楽しいライブをさせてくれる大阪という街は、本当にすごい街だなと思いました! 感謝です」と感想を。ダウンタウンは松本が「プライベートなので写真は勘弁して欲しかったんですが...」とボけも交えつつ、「これからもアンバサダー、がんばりますよ」と意気込みを。松井知事は大阪のみなぎるパワーを改めて実感し、2025年の万博、大阪・関西誘致に向けて、改めて手応えを感じているようでした。

20181105005532-05dd8c0fde851bcfd888b91ebc5c0d2614655642.jpg

魅力溢れる人々、そして誰もが胸を打たれたストリートライブ、パワフルなダンスパフォーマンス、大阪らしいセンスがあふれたアートなど、大阪が放つ魅力を再確認した「御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ」は、未来へと続く大阪のみなぎるパワーを感じさせる中、にぎやかに幕を下ろしました。

【ダウンタウン】【今田耕司】【宇都宮まき】

2018年11月 4日 (日)

今年も御堂筋を華やかに彩る『大阪・光の饗宴2018』開宴式を開催!

20181104214159-ae34d66be43170d659a219a29c3072f77d78969a.jpg

20181104214236-39a5ad214c41a5fb800453972f1b96d2a9d5e49c.jpg

11月4日(日)、御堂筋に設けられた特設ステージで『大阪・光の饗宴2018』開宴式が行われました。まずはオープニングアクトとしてグラフィックポイを使ったパフォーマンスがスタート、幻想的で華麗な光の舞を見せてくれました。

20181104214314-f83e66e059274165d99b9b04e3d33621258080f0.jpg

そして、いよいよオープニングです。MCは大抜卓人さんと吉本新喜劇の宇都宮まき。光の饗宴が今年6年目を迎えることを伝え、大阪の夜を彩る"光のミュージアム"を開催テーマに、御堂筋と中之島を光で彩るコアプログラム、大阪府域各所の魅力を活かしたエリアプログラム、光に加え大阪の食などを堪能できる魅力促進プログラムの3つで構成されていることを説明します。「まずはなんと言っても御堂筋イルミネーションですよね!」とまき。大抜さんが、梅田から難波まで全長4キロという世界的スケールを誇る光の道が2018年度で10年目を迎えること、2015年1月には世界記録として認定されたこともアピールしました。

<br/ >

20181104214411-177ec1f1479413a4b3b831b4f8f24ac2f710e5db.jpg

20181104214407-d98e22499e0bb8603869f121b3cb4b9554317f7e.jpg

続いて主催者の紹介です。水と光のまちづくり推進会議の松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長、松本正義関西経済連合会会長、宮城勉大阪商工会議所専務理事、溝畑宏大阪観光局理事長、橋爪紳也大阪府立大学 研究推進機構 特別教授、岩木均大阪府議会議長、角谷庄一大阪市議会議長が登壇。大阪府広報担当副知事もずやんもステージに登場するなか、まずは松井知事より挨拶がありました。最初に「昼間行われた御堂筋ランウェイ2018で大勢のお客さんに大阪を楽しんでいただき、盛り上げていただき、元気を与えていただいた、心より感謝申し上げます」とお礼を述べます。そして、今年は天災が多く、大阪は試練の年だったと話したあと、下を向いていても仕方ない、大阪らしく前を向いて進んでいこうとアピールしました。光の饗宴については、大阪府、大阪市、経済界が一体になって取り組んできたことを伝え、冬の風物詩として大勢の皆さんをお迎えするようにしたい、と意気込みを語りました。

20181104214500-64b6ae5deb0e96eafb9bf7a7e90bfdc574d0a262.jpg

吉村市長は、光の饗宴が今年6回目を迎えることを触れたあと、今年は台風で御堂筋にある970本の銀杏の木のうち80本が被害を受けたと報告。来年のG20までには完全復活していきたいと期待を込めました。そして光の量、美しさが毎年増えていることを明かし、「大阪といえば御堂筋、光で皆さんの気持ちを温かくしていきたい」とアピール。将来的には御堂筋を人が集う道にしていきたい、世界に誇れるストリートにしていきたいと話しました。

20181104214546-caeb3e48faab48e19c174dd128fe9cbac735a3c7.jpg

松本会長は自身の青春時代、大阪は『大大阪』と呼ばれていたと振り返り、今月行われる万博の投票についても触れます。「なかなか厳しい競争をしている」と明かしたあと、「大大阪を作っていくため一生懸命やりますので、ご声援お願いしたい」と締めくくりました。

20181104214651-543d6d7780f036fa099bc2a276d73962347702f9.jpg

ここでスペシャルゲストとしてコブクロが登場。詰めかけた観客から大きな拍手が起こります。そしてコブクロの2人も参加して、点灯へのカウントダウンがスタート。ステージ上と観客全員の「点灯!」の声で、御堂筋のイルミネーションが灯ると、再び御堂筋が大きな拍手に包まれました。

20181105185715-6bf3aad64c0050c60d7146b1e8e759724fc24c42.jpg

今年は光の川のように流れるイルミネーションが楽しめることなども伝えられたあと、まずは登壇者全員がステージ上でフォトセッション。そのあとは、きらめく御堂筋をバックにしても撮影が行われました。囲み取材で、実際に光の灯った御堂筋を見た感想を聞かれた吉村市長は、「本数は少し減りましたが、光の量自体は増えている」と強調。枝に光をつける技術も府と市で協力しながら、去年よりバージョンアップしている、今年のイルミネーションも楽しんで欲しいとアピール。来年はさらに今年失われた分も植樹して、もっとスケールを大きくしていきたい願いを込め、光が流れる演出については、単にライトアップするだけじゃなく、いろんな楽しみ方があっていいと思う、安全を確保しながらいかに美しく見せるかを追求していきたいと話しました。

20181104214935-e3ba24f84893c891a00c9cc934d337f470d0c1cd.jpg

万博について聞かれた松井知事は、我々の世代は1970年の万博に強烈な印象があると語り、昼間にステージで共演したダウンタウンの2人が国内世論の盛り上げにすごく力を入れてくれていると感謝しました。そして自身の気持ち的には一年前より追い込まれていると明かしつつ、招致活動をスタートしたときよりも確実に盛り上がりを感じている、2025年に向けてなんとか勝ち取りたいと力を込めました。

20181104215002-2f6b86b12fc240f7aec8f3cd7b87dfba2c80134d.jpg

吉村市長も、知事を始め上の世代の人は本当に大阪万博が好きなことに触れ、自分も体験したいし、次の世代に70年の万博以上のものを作っていきたいと話します。そして、もうすぐ結果が出ることにドキドキしていることを明かしますが、絶対に負けないようにがんばりたいとアピールしました。

【宇都宮まき(吉本新喜劇)】

2018年11月 2日 (金)

プラス・マイナス初の全国ツアー、沖縄追加公演が実現!「あの時できなかったネタ達」

10月14日(日)、よしもと沖縄花月で「プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー」の沖縄追加公演、「あの時できなかったネタ達」が開催されました。これは8月によしもと沖縄花月で開催された、プラス・マイナス初の全国ツアーの初日公演で、岩橋が「12本ネタ用意してたのに、6本しかできなかったから、追加公演やるって言ったら来てくれる?」と観客に問いかけたところ、ほぼすべての観客の手が挙がったため実現した公演です。
20181015155519-359672251f3fe393790aea61567919feeab70cca.jpg
拍手に迎えられステージに上がったプラス・マイナス。「うちらネタの時間が読めへんからねー、他の場所にもやっぱり12本持って行ったの。で、沖縄の前例があるでしょ?やっぱり6~7本くらいしかできひんくって、広島も札幌も追加公演が決まりました」と岩橋。けれども「日程の都合で3月とかの公演やからね・・・、M-1終わってるし、ちょっと今回のツアー(プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー)とは別物になりそうやね」と、まじめな経過報告にもかかわらず、早速観客を笑いに引きこみます。
20181015155614-e2b51536bbfd404e0f59624aba5b6eb7fb1280b9.jpg
20181015155702-d2424b46e960960d72b171817cb9d1a40420adb1.jpg
テンポ良いフリートークの後、リズムに合わせた連想ゲームをテーマに漫才がスタート。その後兼光が瀬川瑛子やもう中学生、タラちゃんなどのモノマネをしながら岩橋と掛け合いをする、というネタでは、岩橋がまさかのモノマネ返しをしたり、DAIGOのモノマネをする兼光に「顔が違いすぎて話が入ってこんわ!」と突っ込み、会場を笑いの渦に巻き込んでいました。また、幕開けに客席を見た2人が「あっ!さっきよりお客さん増えてる!」と客席をいじるワンシーンも。
20181015160005-5a6f52ae9c6b0bbc484cdbe03e7292c09ece5173.jpg
20181015160000-682e0e759bf201bc8e020516cdd5e16fe6f46bbe.jpg
20181015160137-5274c131182b06b420e1a99ad350c1b58f3866dd.jpg

その他、音痴の直し方や高校野球ネタ、好きな歌をテーマにしたネタ、結婚のごあいさつなど、息ぴったりの掛け合いで漫才が進みます。あまりのツッコミのテンポの良さに、観客は笑わされっぱなし。計7本のネタを披露し、エンディングを迎えます。
「やっぱり時間が読めなくて、ベストネタ6本やったら時間が足りなくなったから急遽新ネタを1本入れました」と告白する岩橋。「新ネタもあと7本残っているから、どのネタでM-1通していくかわからないけれど」と話し、M-1ラストイヤーへの意気込みを見せます。
締めくくりの一言は兼光。モノマネを披露しながらインパクトある一言を放ち、最後まで観客から笑いをとっていました。
20181015160250-849457258b44376df93377826f94a392631983ea.jpg
公演が終わった後も、2人はファンと一緒に写真を撮ったりとグリーティングを実施。会場前にはしばらく長蛇の列ができ、「プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー」追加公演、「あの時できなかったネタ達」は暖かい雰囲気の中で幕を下ろしました。
20181015155755-be02db9ce3a00938b3278f946e2436a0bdeb8266.jpg

20181015155754-ae8f57ed8db760b08eb847398c0c9a8f9ef495d8.jpg

沖縄芸人が喜んで(?)ネタを提供。親心も芽生えたハイビスカスパーティー企画ライブ「もんじゅのちえ~2人にさせたいネタパーティー~」

11月10日(土)よしもと沖縄花月にてハイビスカスパーティ企画ライブ「もんじゅのちえ2人にさせたいネタパーティ」が開催されました。沖縄よしもと唯一の女性コンビ、ハイビスカスパーティによる初めての企画ライブということで、会場には2人をお祝いしたいと家族連れをはじめ、小さい子供から年輩の方までの大勢の観客が訪れました。
20181122122859-8762deb7464032bb2ab2a4fde614a0c8b0a38f73.jpg20181122122902-c7dd22e4fa4f6c8579ed16bd102febbff8d8f860.jpg
登場すると2人は客席を見渡し、身内や知り合いを見つけると「同窓会みたい!」「親族が後ろのほうに固まっていっぱいいる。何なのその座り方!前に来て!」と声を掛け、さらに2列目だけが丸ごと空いていることに気付くとゆかは「2列目なんだろう?先祖かな?」とお決まりのボケで観客を笑わせます。千秋は自己紹介の際に結婚していてトルコ人の夫がいることを明かすと会場からは驚きの声が上がりますが、「子供ができたらトルコを愛するという願いを込めて"トルコアイス"って名前にしたい!トールって呼ぶ!」と宣言。さらに「南風原(はえばる)じゃない、与那原(よなばる)じゃない、グローバルな子になって欲しい」と沖縄ネタで引っ張り「でも子育ては一人ではできないから、みんなで知恵を出し合って育てていこう!まさに文殊の知恵!」と公演のタイトルに掛け合わせ前説を締めくくるとか客席からは温かい拍手が送られました。
20181122122820-e298dd48104cd38bb15462ed96221a073bffb9b8.jpg
20181122122845-617d323b15a9c5d1200ce2dd2916532d3ff19375.jpg20181122122844-e787a3224284092e72ca83cadab13ef0a82b8c38.jpg20181122122835-5bfcecab4f519cf9c40e153f667dbb61e1a067c2.jpg
20181122122821-f2b3792ad6491c7da4a5e78abc354622b982c833.jpg

また、今回のライブで2人は「自分たち以外の芸人にが書いたネタを演じるとどうなるのか知りたい」と沖縄の男性芸人にネタを書いてもらう初の試みに挑戦します。前半はカシスオレンジ仲村、ツウシイム中村、利根川ホプキンス又吉が登場。2人がライブの招待状を届けながらネタの提供を懇願するVTRがモニターに映し出されると観客も興味津々の様子でした。仲村は「女の子のネタ作ったことないから難しい」と困惑気味でしたが快諾し、子育てに悩む沖縄の母親と子供をテーマにしたコントを提供します。母親役の千秋が子供に「辺野古」という名前を付け、「いじめられたら学校の校門の前に座り込みして何が何でも辺野古を守る!」と辺野古移設にも触れると、客席からは拍手が沸き起こります。続いてツウシイム中村のネタでは、ステージにはウェディングドレス姿のゆかと結婚式を次々と壊して行くウェディングクラッシャーの千秋が登場。その高笑いっぷりと意地悪な様子が板に付きすぎていて、観客は大爆笑。さらに又吉は、合コンからホストクラブにハマり身上をつぶす女性の様子を、天使に扮したゆかが沖縄のスーパーのテーマソングにのせて歌うというネタで観客の心を掴みます。ネタを提供した3人は、演じきった2人を「すごい!よくやってくれた!」を絶賛。又吉は「もともとあったネタだけど俺たちがやるより女性に演じてもらったほうがダークな雰囲気が明るくなるのかなと思った」とネタ作りのエピソードを明かし、「見てるほうもめっちゃ緊張します」と感想を述べていました。
20181122122833-1087b1f810ac780ac5b8f999e47e40d5688ea515.jpg20181122122832-8ba2ceaebb8d0ad4fc88fe19e8dd76149ea45470.jpg20181122122832-ab006919f16e944843a875d1a17b00e0109e89f5.jpg20181122122821-5282fbdfeade2ba838c88a3bea7a144c70990ac2.jpg
ライブ後半はガジラー江頭、初恋クロマニヨン松田とありんくりんがネタを提供。江頭が考案した結婚をテーマにしたコントでは独身でシンデレラストーリーに憧れるゆかが「そろそろ結婚したい」とポツリ。すかさず千秋が「あら結婚?相手もいないのに?」と皮肉たっぷりのセリフを返すと客席の子供が大爆笑。2人も笑いを堪えきれない様子でした。さらに千秋が「29歳は女の子と言わない!結婚適齢期か売れ残り!シンデレラストーリーってのは有村架純みたいな顔した女にしか訪れない!」と厳しい言葉で突っ込むとゆかは「何も言い返せない・・・」と悔しそうな様子。リアリティに満ちたコントに観客も大笑いでした。また、VTRで初恋クロマニヨン松田は招待状を貰った際に「ネタ書くの?難儀ー!」と叫び、ありんくりんの比嘉も「僕たちはバイアスロン優勝したからすごく忙しい。逆に優勝者にネタを書いてもらえるなんて感謝して欲しい」と少々上から目線のコメントをしていましたが、世界3大美女のモノマネやリンボーダンスを見事演じきった二人に松田は「とても良かった!もう親みたいな気持ちになっちゃってホームビデオ回してた」と絶賛。ありんくりんも「今までにないハイビスを作れた」と二人の有志を称え、エンディングでは芸人全員が登場し、企画ライブの成功を喜び合い暖かな雰囲気の公演は幕を閉じました。

20181122213617-9910aff8e646e077a64de6b8ce5db9049efed891.jpg20181122213603-c1eec077dbe54db7d9b9b616a4c5927179f4c4ce.jpg20181122221355-7b4aa9dba42981b2db2a17b4d967e4fb6eda7e1c.jpg
【ハイビスカスパーティ】【カシスオレンジ】【ツウシイム】【利根川ホプキンス】【ありんくりん】【ガジラー】【初恋クロマニヨン】

2018年11月 1日 (木)

暴走する大山英雄にほんこんが喝!? 社会問題を面白く議論する『オモ議論』(10/21)レポート

10月21日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて「オモ議論~笑って学べる言葉のコロシアム~」が開催されました。

『オモ議論』とは、よしもとの芸人・文化人が社会の問題を面白く議論、難しい話題を楽しく学んでもらおうというイベント。NON STYLE・井上裕介と門脇佳奈子がMCを務め、芸人ゲストとしてほんこん、FUJIWARA・原西孝幸、大山英雄、相席スタート、ランパンプス、文化人ゲストとして池内ひろ美、今井美紀、旺季志ずか、竹森現紗、田宮緑子さん、藤川奈々、山瀬理桜が登場しました。

オープニングで、井上は「今日のスケジュールにこのイベントが入っているのをすっかり忘れてて......」と驚きの告白。昼間に、ルミネtheよしもとで原西と大山から「今日、夜もよろしく」と声を掛けられて初めて思い出したそうで、「やっべぇと思って、さっき(衣装を)買ってきた」と全身をアピールしつつ明かします。
20181101195635-fc681149faf813733df4887f280862e5758755ad.jpg
吉本坂46のメンバーに選ばれたという脚本家の旺季は、かわいらしい吉本坂46の制服装で登場。井上が旺季を紹介している中、「僕は(吉本坂46のオーディション)2次落ちましたからね!」と大山が張り切ってカットイン。ほんこんから「なんでお前が喋んねん」と早速、厳しいツッコミが入りました。
20181101195705-60cae1740780efc69b23209636f8b71d7f3a700d.jpg
20181101195705-85c7830b084f59e3a6d25a0d7ac3cad18c92d0e0.jpg
いよいよトークがスタート。最初のテーマは、東京医科大学の入試で女性合格者の割合を抑えていた事件から「男女平等」について。相席スタート・ケイは、自らが感じる女性差別について「セクハラというのは言い出したらきりがないぐらいありますけど、女性で得していることのほうが多い。私の面白さは、もし男だったらぜんぜん仕事にならないぐらいの能力だと自分では思ってます」とコメント。それに対して相方の山添は「そんなことないです!」とキッパリ。コンビ愛に一同が「おお~!」と感心します。
20181101195801-29de91858b3c4c236d86577d7ce9e27c6c3624c4.jpg
20181101195759-eb69797b54f947112b91263fb3132c0f6dcc7779.jpg
旺季からは「どうして出産をみんなで応援できる社会を作ろうとしないのか」と熱い意見が。ランパンプス・寺内は「逆もあって、僕もレディースデイで映画安く見たいし、レディースセット食べたいときがある」と、"女性が優遇される場面もある"ことを訴えます。
そんな中、ヴァイオリニストの山瀬が「私がよく行っている北欧では男女差別がなく......」と話しだすと、大山がすかさず「北欧ってパン屋じゃないですよね?」と"北欧"と"HOKUO"をかけたボケを放ち、ほんこんから「ええ仕事するなー!」とホメられます。
過去の事例などを交えさまざまな意見が出るものの、最後にはほんこんが「これからどうすべきかっていうことやから。俺らの時代は(女性差別が)当たり前やったけど、気づいたんなら変えていったらええやん」と前向きな意見を述べると、拍手が起こりました。
20181101195837-9dbcd9745f423846c6a54a0ed22ed78810d4e703.jpg
続く「徹底討論! 是か? 否か?」というコーナーでは、出演者たちが「中高年のSNSとの携わり方」について意見を戦わせます。
つぶやきが炎上したり、人に見られてはいけない写真を間違えてアップしたりと、SNSを始めたばかりの中高年にはミスが多いそう。家庭問題評論家・池内の解説を聞いたのち「中高年がSNSを活用するべきか」というお題に対し、出演者たちが二手に。結果、「YES」と答えたのは寺内、山添、ほんこん、藤川、田宮、旺季。「NO」と答えたのは大山、原西、山崎、今井、竹森、山瀬、ランパンプス・小林と、賛否がほぼ半分ずつという形になりました。
20181101195918-eff7e54e7e36d1360fdb3e5fb0975c7956ad9dd9.jpg
「YES」の山添が「グチを人に聞いてほしいときに、こういうところにぽろっとこぼせる。たとえば、"暑いのイヤやわ"っていうような"いちいち人に言うほどでもないか"ということを、"ここにつぶやいとこか"で抑えることができる」と理由を述べると、井上も「旦那の悪口ばっかり言うてるアカウントとかあるからね」とうなずきます。
それに対し「NO」側の今井さんは「そういう話は、うちの母の世代は実際にぼやくので書き込む必要がないんです」と反論。「近所の人とそういう会話したほうがいいですよねぇ」と大山も加勢すると、小林も「高齢者の方は電話のオレオレ詐欺ですらついていけていない。SNSをやるともっと危険性が増してしまいそうだから、やりたくない人はやらなくてもいいんじゃないかと」と"怖さ"や"危なさ"を主張しました。
そこから話題はLINEをやっているかいないかの話に。やっていない極少数派の大山は、みんなから「ガラケーでもできる」「パソコンでもできる」などと言われ、若干混乱気味。きょとんとしつつ、ほんこんの話をじーっと聞く大山に、ほんこんから「耳をすますな!」という強烈なツッコミが入り、その映画のようなフレーズに一同爆笑となりました。
みんなの議論を元に、観客に「YES」「NO」のどちらがよいかという判断をしてもらうも、結果はフィフティーフィフティー。「この30分、なんやったんや!」と苦笑いの井上でしたが、それだけどちらの意見にも説得力があったようでした。
20181101195837-f77150acf375eee61ef21708606d172ebd272bd3.jpg
エンディングでは、ほんこんから「若干一名が先走ってうるさかったね」とチクリとやられ、「誰や誰や、おい!」とここぞとばかりに声を張り上げる大山に、またも会場は大笑い。井上も「おかげで『耳をすますな』という名言が出ましたからね」と、ほんこん&大山のコンビ芸(?)を楽しんでいました。
20181101200036-31f2f866acfda4dc1deca4fbdf66ed787b50950d.jpg
次回の『オモ議論』、12月18日(火)、東京・ヨシモト∞ドームで開催。芸人と文化人による面白く興味深いディスカッションを、ぜひ劇場で楽しんでください!



【NON STYLE】【井上裕介】【門脇佳奈子】【ほんこん】【FUJIWARA】【原西孝幸】【大山英雄】【相席スタート】【ランパンプス】【池内ひろ美】【今井美紀】【旺季志ずか】【竹森現紗】【田宮緑子】【藤川奈々】【山瀬理桜】

2018年10月31日 (水)

新ネタ漫才と新作VTRに笑いが止まらない、トータルテンボス全国漫才ツアー2018「いきなりミックスベジタブル」沖縄公演

10月6日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、トータルテンボス全国漫才ツアー2018「いきなりミックスベジタブル」沖縄公演が開催されました。3ヶ月で全国20会場(21公演)を巡り、新ネタ漫才と「今日のいたずら」新作VTRを披露するという、ファン待望の公演です。9月8日(土)の静岡からスタートしたツアーも、沖縄で8公演目。沖縄花月の満員の会場は、トータルテンボスの登場を今か今かと待ち受けます。

20181010175546-71e515a9a7dfa8e95fa0d659de5ca8c08eaf955d.jpg

そして軽快な音楽と共にオープニングVTRがスタート。VTR後に鮮やかなイエローのスーツ姿でトータルテンボスが登場すると、大きな拍手が起こり、会場は一気にヒートアップしていました。

20181010175735-668bf86f10f563a150d2bb4ca856a9cdeeee485d.jpg

開口一番、大村が「凱旋ライブに来てくれてありがとう」と客席に向かって告げると、藤田は「凱旋じゃない、俺は具志堅用高じゃない」と、アフロヘアつながりの具志堅さんの名前を出して突っ込み。2人のやり取りに場内は笑いに包まれました。

20181010175903-60e976e8c9eb95d1cb5f98398d0560678b53908b.jpg

恒例となったVTR「今日のいたずら」の上映では、大村は今回どんないたずらを仕掛けるのか、観客もワクワクした様子で見入っていました。そして、期待通りの面白いリアクションを繰り広げる藤田に、お客様は毎回大爆笑。終始、笑いの絶えない時間となりました。

20181010180020-10de2e1e920ca561763c3a2aa1dbf1d19a717345.jpg20181010180122-b9e215def159556f89b6e3f3a9efd3aec6f1ba09.jpg

ネタ披露の後「今日のいたずら」VTRの上映という流れを何度も繰り返し、怒涛のように笑いを届けるステージを展開。VTRが終わって2人が登場するたびに、違った色のスーツに衣装替えをして登壇しました。毎回行われる衣装チェンジに思わず「おー」と声を漏らすお客様もいて、衣装が変わることも楽しんでいる様子でした。

20181010180237-209c46c4d55c2a3b78c571e3fcc1e85bbee155e8.jpg20181010180330-5a6edfcd8677995973376b4be58592b47095dcce.jpg20181010180443-ea82221400b0646e77d2070a9df9f7a9c97b9135.jpg20181010180619-de824ae0d078f1a44f701ffcacd42cc26e2f422e.jpg20181010180638-7e16658b9a342e1a075ac7cb5e6299eee5bdb7ac.jpg

ドローンを使って藤田を落とし穴に誘導するいたずらでは、ひときわ大きな笑いが起こりました。大村の悪知恵ぶりもさることながら、藤田のナイスリアクションに、会場のお客様も時を忘れて楽しんでいる様子でした。

20181010180830-a5aba25894e5e9c47a9d76322300bb720c028887.jpg20181010180857-8cefdc4bafe560f6f1f674b5eeca912954e81a84.jpg20181010181051-a9347637cb2374fe27a86f8e0261fc8d4779fb63.jpg20181010181114-005fca6dd1b0462a60f096a93be38c831e2c8964.jpg20181010181246-f536c42fadcb221107ba11cdb49ee301bda9f0f1.jpg

最後には「今日のいたずら」で使用した小道具をプレゼントするうれしい企画も実施。「ピタゴラスイッチ」を絡めたいたずらで使った赤い玉や、落とし穴の安全性を保つために使用したウレタンスポンジなどが贈られました。マニアックな商品の発表をするたびに、ここでも笑いが起こっていました。2人から整理番号を呼ばれたお客様は、嬉しそうに、でも恥ずかしそうにしながら、ステージに品物を受け取りに行っていました。

20181010181356-d778236414e02a3472330477c8c5fb23b082a512.jpg20181010181433-68d77abf7a613d7f4702fa4ab4c97582b0760804.jpg

イベント終了後には、大村と藤田によるハイタッチでの見送りが行われ、詰めかけた大勢のお客様は、満面の笑みを浮かべて満足そうに会場を後にしていました。

20181010181457-710b8ee5ade8e521ce1a32a9af6aa35dfd321972.jpg

【トータルテンボス】