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ライブレポート

住みますアジア芸人が一堂に集結して活動を報告! ICCトーク・セッション「日本のお笑いは世界で通用するのか!?~異文化の壁に挑む吉本興業~」

4月17日(火)、東京・早稲田大学大隈ガーデンハウスにて、ICCトーク・セッション「日本のお笑いは世界で通用するのか!?~異文化の壁に挑む吉本興業~」が開催され、アジア住みます芸人のアキラ・コンチネンタル・フィーバー(インドネシア)、ザ・スリー(インドネシア)、あっぱれコイズミ(タイ)、はなずみ(タイ)、Tの極み(タイ)、ほりっこし(フィリピン)、黄金時代(フィリピン)、ダブルウィッシュ(ベトナム)、漫才少爺(台湾)が出演しました。
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創業100年を超える吉本興業が、日本のエンターテイメントをアジアへ、そして世界へと発信するためグローバル展開を本格的に始動する中、特に注目されているのが「アジア住みます芸人」プロジェクト。

現在、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾などアジア各国に派遣された芸人たちが、日本のお笑い文化を伝えるべく、文化の違いや言葉の壁に奮闘しながらも、現地でレギュラー番組を持つなど次々にブレイクしつつあります。

本イベントは、そんな「アジア住みます芸人」たちが早稲田大学に集結し、日本でおなじみの「お笑い」をどのようにアジアに広めていったのか、また、グローバル展開するに至った経緯からその実態までを語るトーク・セッション。一時帰国中のアジア住みます芸人たちが、一見場違いな(?)早稲田大学のキャンパスに勢ぞろいしました。

まずはMCのタケトが登場し、イベントの趣旨を説明したあとは、日本のコンテンツをアジア各国・地域に輸出し、またアジア各国でアジアの人たちと新しいコンテンツを作り出すエンターテイメント・カンパニーである株式会社MCIPホールディングスの社長・清水英明氏より、同社がアジアでエンタテインメント事業を展開するための最初の架け橋となるプロジェクトである「アジア住みます芸人」についての説明や今後の展望などが語られます。
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続いて、アジア住みます芸人たちから、それぞれの現在の活動について、自己紹介とともに報告がなされます。
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インドネシアのピン芸人・アキラ・コンチネンタル・フィーバーは、2017年に著名なスター発掘番組『Asia's Got Talent Season2』に出演した際、アジアで4人しか獲得できないゴールデンブザーを受賞したことがきっかけで、アメリカや韓国からも仕事のオファーがきているんだとか。
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また、同じくインドネシアの住みます芸人トリオ、ザ・スリーはインドネシアのTV番組でレギュラー番組を持っているだけでなく、なんと現地のTV局が今回の一時帰国に密着取材していると話します。
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他にも、タイの住みます芸人・あっぱれコイズミはCMや映画に出演したりと大活躍で、さらに最近では象使いの免許も取り、ますます現地での活動の幅を広げていたり、フィリピンの住みます芸人・ほりっこしと黄金時代が「ハポン3」というユニットを現地で結成し、フィリピン版のM-1のような番組でベスト8まで勝ち進んだり、台湾の漫才少爺が単独ライブを開催したり生配信番組の司会のレギュラーをやっていたりと、プロジェクトが始まってまだ数年にもかかわらず、それぞれの住みます芸人の各国での活躍ぶりには目を見はるものがあります。
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そんな住みます芸人たちに「そもそもなぜ海外に行こうと思ったのか?」と聞いてみると、ベトナムの住みます芸人・ダブルウィッシュは「吉本芸人6000人の中で目立つにはどうすればいいかを考えました。8年やってなんにも売れなかったので環境を変えたいと思ったのと、キャラが本当になかったので、ベトナムに行ってキャラを作りたかった」と、チャンスを求めてプロジェクトに乗っかったことを告白。
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また、台湾の漫才少爺は「お笑い芸人として、1人でも多くの人を笑わせたいと思い、中国語を話す人は地球上に10億人以上いるところに目をつけました」と、意外にも先々を計算して国を選んだことを明かします。また、「儲かるんじゃないかとも思ったが、そんなことはなかった」と、計算違いだった点も告白しますが、「現地に日本の文化を紹介することもできています」と、その活動にはやりがいを感じているようでした。
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続いて現地で受けたカルチャーショックについて聞いてみると、ダブルウィッシュ・中川が「ベトナム語が難しすぎて、なんにも頭に入ってこない」と告白。なんと、「あ」だけで18個も種類があるんだそうで、全てを発音しますが、タケトに「テキトーだろおまえ」とツッコまれます。
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また、インドネシアではリズムネタをやっているザ・スリーですが、最初は通常のボケとツッコミによる漫才をやっていたんだとか。ところが「インドネシアでは人を叩くことがNGなので、頭を叩くなんて完全にNGだった」のに、それに気づかず「なんでウケないのかと不思議に思ってた」んだそう。最初の1年はそのことに気づかなかったことを明かしていました。
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現地の言葉の学び方については、「ホームステイ先の家族が15人いて、全員無職なので、全員が先生のようなもの」(ほりっこし)、「子どもは簡単なことを話すので、子どもと話すといい」(黄金時代・井上)、「現地の女の子を話すのがいちばん」(ダブルウィッシュ・井手)など、それぞれの学び方で習得しているよう。
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最後に今後の目標を聞かれ、「そろそろMCをやりたい。冠番組を持ちたい」(ザ・スリー)、「9月にヨーロッパに行くので、今年はヨーロッパで一発当てたい」(アキラ・コンチネンタル・フィーバー)、「日本語も中国語も両方わかる人が面白いと思うような漫才をやりたい」(漫才少爺)、「今年中にヒットソングを作りたい」(ダブルウィッシュ)など仕事の面で大きな目標を掲げる芸人が多かったのですが、なかには「フィリピンの彼女と結婚して、永住したい」(黄金時代・井上)など、永住を考える芸人もいるようでした。
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さまざまな文化の違いや言葉の壁を乗り越え、まさに「日本のお笑いを世界で通用させている」最中の住みますアジア芸人たち。そんな彼らによるこの日のトークセッションは大盛況のうちに幕を閉じました。

彼らの活動は、住みますアジアのHP(http://sumimasu.asia)からチェックできます!
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【タケト】【アキラ・コンチネンタル・フィーバー】【ザ・スリー】【あっぱれコイズミ】【はなずみ】【Tの極み】【ほりっこし】【黄金時代】【ダブルウィッシュ】【漫才少爺】

2018年4月30日 (月)

「Laugh & Peace Music Fes!」の記念すべき第一回目が梅田Zeelaで開催!

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お笑いや音楽などの様々なパフォーマンスで、大阪のライブハウスを盛り上げていく「NANIWAdelic」。4月30日(月・祝)に、梅田Zeelaで「NANIWAdelic@梅田Zeela 第1回Laugh & Peace Music Fes!」が行われました。


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ステージにはMCのラフ次元が登場。満員の会場に驚きつつ、コール&レスポンスをうれしそうにやってみる2人に、会場からは笑いが起こります。そしてまずは「Laugh & Peace Music」についての説明から。吉本興業に所属する芸人の歌や歌ネタ、リズムネタ、さらによしもとに所属するアーティストやアイドルの音楽の配信をiTunesやレコチョクに提供しているほか、dヒッツ、LINE MUSICなどの"聴き放題"音楽サイトに楽曲を配信しているのが「Laugh & Peace Music」。今夜は配信でしか聞くことのできない曲を生で聞くスペシャルな一日である。「ラフ&!」「ピース!」「ミュージック!」「フェス!」のコール&レスポンスで締めることになりますが、空の今ひとつしまらない掛け声に笑いが起こる流れでイベントがスタートしました。


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最初はネタのコーナーから。トップに登場したのはラニーノーズ。スーツにギターという出で立ちで登場した2人。得意のギターを使ったネタで会場を沸かせた。


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2番手のヘンダーソンは、会場のテンションに驚きつつ、しっかり笑いをゲット。中村のキャラを活かしたネタで大いに会場を盛り上げ、続いては見取り図。リリーの個性的なテンポで繰り出されるボケと、たたみかけるような盛山のツッコミで、会場も巻き込んで笑いを起こし、ラフ次元は正統派のしゃべくり漫才を披露。畳み掛けるように続く、ちょっとヒネッた言葉遊びのネタに会場からは拍手も起こっていました。


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引き続き、ステージに残ったラフ次元が、ここからライブパートになることを告げます。そして会場を梅村チームと空チームに分けて声出しすることに。グーパーでチーム分けをするということで、まず空が「グーパー」の声を出すものの、全然違うと梅村がクレーム。続いて歌い出した梅村のバックにはダンサーが登場し、がっつり歌を披露。気持ち良さそうに歌っていた梅村でしたが、歌い出しを間違ったことを告白し、笑いを誘います。梅村のバックダンサーはこのあとライブを行うKiss Bee WESTでした。


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ここでラフ次元からKiss Bee WESTにマイクをチェンジ。始まったのは「放課後の夕暮れ」。ラストにはなんばHatchで5月6日(日)に行われるワンマンライブについても告知。バックバンドを従えてのライブであることを告げ、会場を華やかに盛り上げました。


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ここからはLaugh & Peace Musicで配信されている曲が一気に紹介されます。まずヘンダーソンは、白いTシャツ、白いタオルというスタイルで登場し、セカンドシングルを出すことになったと発表。1曲目に「石焼き芋の歌」を披露し、ブリッジ部分での掛け合いで笑いもしっかりゲット。そして新曲もコントから生まれたということで、そのコントからお披露目されたのが「円陣」。2人でボーカルを担当するアップテンポのナンバーが会場を盛り上げた。


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2番手は馬と魚。有名ミュージシャンのもしもネタを始めようとしますが、いきなりキーを間違える姿に会場は爆笑。そして配信が決まっているという「若手芸人あるあるの歌」へ。これはタイトルどおりの若手芸人のあるあるを畳み掛けていく曲。そしてもうひとつ、やめていってしまう芸人へかける言葉を曲にしたという「壁の向こうに笑い声を聞きましたか」を披露。ブルースハープとギターで奏でられる切ない曲を、会場も聞き入った。


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「馬と魚、しっとりさせすぎ!」とブーイングしながら、見取り図・盛山の登場。Runny Noise・洲崎といっしょに歌うのは「ショーバン」。「ダウンロードしてください!そしてミュージックステーションに僕を連れて行ってください!」と絶叫する盛山に、会場から笑いと拍手が送られていました。


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ここでステージを終えたヘンダーソンと馬と魚が改めて登場。ラフ次元とトークを繰り広げます。ヘンダーソンは中村が石焼き芋を歌っている間の子安の気持ちなどをトーク。馬と魚は「マジメな曲は芸人として恥ずかしかった」ということで、いきなりモノマネをスタート。さらにどんな言葉でも中国語っぽくできるというネタを披露し、盛り上げた。


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トークのあとは、いよいよ大トリのRunny Noize。1曲目からハードなナンバーを立て続けに演奏すると、会場はいきなりヒートアップ。タイトなビートを刻むドラムとうねるリズムを弾き出すベースの上で、自由に飛び回る洲崎と山田の姿に会場はさらに盛り上がります。


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2人はMCでも会場をアオり、無音の中でジャンプすれば、音が出たときにもっとノレるという山田の理論を実践。「部活やと思ってください!」という声のなか、全員でジャンプの練習をしてから曲へ突入。そのおかげか、後半になるに従って、さらに盛り上がりを見せていく会場。大村ジーニアスとのコラボでは、大村の人気ぶりに山田がキレ、会場から爆笑が起こるひと幕も。さらに時間が押していると言いつつ、しっかり洲崎と大村のダンスタイムも披露。日本語で歌われる新曲も演奏され、最後までハイスピードで走り切ったライブは終了しました。


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笑いと音楽を融合した「NANIWAdelic@梅田Zeela 第1回Laugh & Peace Music Fes!」は、大盛り上がりのままエンディングです。今日の出演者が改めてステージへ登場。大村がライブ前に靴紐が切れたという裏話を披露したほか、Kiss Bee WESTは、改めて5月6日(日)に行われるワンマンライブについて告知。Runny Noiseは5月4日(金)のアメリカ村DROP、6月16日(土)は大阪、6月17日(日)は東京でSALTY'Sと2MAN LIVEがあることを発表した。ヘンダーソンからは中村が「いつか忘れた...」と言いつつ、5月25日(金)に単独ライブがあることが伝えられました。ラストは会場をバックに記念撮影し、この写真がLaugh & Peace Music公式LINEで配信されることが改めて告知され、イベントは終了しました。



【ラフ次元】【ヘンダーソン】【見取り図】【ラニーノーズ】【馬と魚】【大村ジーニアス】【Kiss Bee WEST】【Runny Noize】


東京での初単独も発表! マルセイユ単独ライブ「RESTART」開催!!

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4月29日(日)、現在人気急上昇中の若手コンビ・マルセイユが、よしもと漫才劇場で単独ライブ「RESTART」を開催しました。これまでの単独では、漫才のほかにもコントやゲストを迎えたコーナーなどを披露していた二人。今回のライブはゲストなし、1コーナー以外はすべて漫才という構成で、立ち見も出た満員の会場を盛り上げます。


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オープニングでは、モニターに2人のやりたいことが映し出されます。最初に別府の願い「派手に登場してダンスを踊ってキャーキャー言われたい」の文字が映し出されると、会場からは歓声が上がります。すると客席後ろから別府が登場。拍手に包まれるなか、ノリノリでダンスを披露します。


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ビシっとポーズを決めたあと、続いて映し出された津田の願いは「最高のもうええわ!を言いたい」ということで、ポーズを決めている別府の背後から白いスーツに身を包んだ津田が登場。たっぷり間を取ってからの「もうええわ!」が響くと、爆笑のなか、イベントがスタートしました。


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まずは漫才を立て続けに3本。別府の微妙なモノマネやダンスなどを盛り込んだネタが炸裂します。津田がネタを一瞬忘れるというレアなシーンには、会場も大盛り上がり。体全体を使った別府のボケに、津田が連続でツッコミを入れていくトークや、スローなテンポながらココぞというポイントでシャープにツッコむ緩急抜群のネタなど、マルセイユらしさたっぷりの漫才に会場は大爆笑です。


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ブリッジのVTRは、「別府がどうしても見てほしい津田の世界観」として、隠しカメラで撮影した打ち上げの居酒屋での映像を公開。「お客さんの笑顔が一番やから」「牛歩戦術よ」「インプットしないとアウトプットできない」など、津田ならではのセリフが抜き出されると、そのたびに客席からは笑いが起こっていました。


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続いては再び漫才の時間。まずはさっきのVTRを受けて「はずかし〜で〜す」と津田。VTRが流されることを昨日知ったそうで、無茶苦茶恥ずかしいと改めて話していました。漫才はコントテイストを盛り込んだものや、二人のアクションをシンクロさせたもの、ステージをたっぷり使った動きのあるものなど、とにかくバリエーションが豊富。その延長線上にあったのが、ボケツッコミ入れ替え漫才です。


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「こんな社長みたいなやつ連れてきて」「すぐそうやって言うやろ〜」から始まる一本前に見せた漫才を完全コピー。それぞれがボケとツッコミの持ち場を入れ替えただけなのに、さっきとはまた違った面白さが。特に津田の歌と踊りには会場も手拍子&大爆笑、別府のツッコミもバッチリで、大いに会場を盛り上げました。


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続いては「ギネスに挑戦!ギネマルセイユ!」コーナーです。ボードに書かれたテーマを選び、ギネス記録に挑戦します。まずは「1分間で食べられるバナナの本数」に挑戦。幸先いいスタートを切ったかと思った別府ですが、15秒ほど経過したところでいきなりストップ。4本食べれば成功でしたが、結局チャレンジ失敗です。


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2つめは「1分間でピン球をバウンドさせてグラスに入れる」です。6個で記録達成というチャレンジに津田が挑戦するも1つも入らないという結果に。再度別府がチャレンジしますが、こちらも全く入らず、最後はグラスを動かすズルをして謝罪する2人の姿に会場を笑いが包みます。ほかにも「30秒でトイレットペーパーを積む」「1分間で上腕二頭筋でりんごを砕く」「1分間でコインを顔に載せる」などにも挑戦。奇声を発しつつ、懸命にチャレンジする姿に、会場からは笑いと拍手が起こっていました。


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続いて再び漫才を一本披露したあとは、即興漫才にチャレンジです。これは、事前にアンケートに書いてもらったテーマを引き、それをお題に即興漫才を行うというもの。別府がひいたのは「大学教授と学生」。すかさず津田が教授、別府が学生になり、ネタへ突入する2人。そこからも「銀行強盗」「幼稚園」など、テーマが決まると間髪入れず、ネタがスタートするテクニックは素晴らしいのひと言。そのスピーディさに、会場も引き込まれていました。そして、ラストもやはり漫才です。最後まで二人のネタは勢いを増すばかり。顔からしゃべり、動きまで、すべてひっくるめてマルセイユらしさ全開のネタを観客も堪能していました。


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エンディングで別府は「楽しかったです」と笑顔。そして、これまでで一番お客さんに入っていただいてありがたかったと会場にお礼を伝え、すごく楽しかったんでまた来てくださいとアピールしていました。さらに「客席の熱気がすごい」と驚きますが、「オマエからの熱気の方がすごい」と津田にツッコまれる様子に、会場は笑いに包まれます。そして、最後にうれしいお知らせが。なんと東京・ルミネtheよしもとでの単独ライブ「CONNECT」が決定したことが告げられると、会場は大きな拍手に包まれました。気合いを入れてがんばっていきたいと2人はやる気満々の様子。が、そのあと「満席にしないと怒られる」とこぼすと、再び会場からは笑いが起こっていました。そして、5月31日(木)に行われる津田のソロトークライブの告知が行われたあと、別府からの津田へのバースデープレゼントの贈呈が。最後は7月くらいにまた漫才劇場でもやりたいと思っていると次回のライブについても言及。大いに盛り上がった単独ライブは終了しました


【公演名】マルセイユ東京単独ライブ「CONNECT」

【会場】ルミネtheよしもと

【日時】2018年8月5日(日) 開場19:00〜 開演19:30〜 終演21:30

【料金】前売り¥2,800 当日¥3,300

※発売は5月12日(土)から



【マルセイユ】


2018年4月29日 (日)

井戸の中から何が出る!? 井戸をつくるワークショップ開催! 『佐久間一行ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展』

佐久間一行ネタの世界を体感できるイベント『佐久間一行ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展』を、428日(土)から57日(月)までの10日間、有楽町マルイ8階イベントスペースで開催中。初日からわずか2日目にして既に1000人が来場し、GW幕開けから大いに賑わっています。様々なキャラクターや仕掛けが会場に登場し、それを実際「見て」「触れて」「楽しむ」というアドベンチャー的な空間の展示の他、トークショーやワークショップなど様々な催しも行っています。
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ここでは、4月29日(日)に開催した「小さな井戸をつくろうワークショップ」&「ライブペインティング」の模様をレポート。

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家族連れが多く来場し、55日のこどもの日には、こいのぼりならぬ、佐久間が好きな魚「タナゴののぼり(タナゴのぼり)つくり」も開催予定だが、すでに全日程チケットが完売した大人気のワークショップ。大きな拍手に迎えられ登場した佐久間一行とゲストのはいじぃは、まずは本展についてのトークを。初日を経て、より分かりやすく楽しめるよういくつか手直ししたという佐久間。"薄っぺらいエンブレム"を台座にはめる【あさいはめ込み台】の展示では、一度はめたエンブレムは記念として持ち帰ってもらいたかったものの、「置いてっちゃう人が多くて。次の人が"あれ、もう置いてある"ってなっちゃうんで」と持ち帰りを推奨。また、「今までこんなのなかった。特許取った方がいい」と、はいじぃも絶賛する鏡を使った顔出しパネルでは、斬新ゆえにパネルをこじ開けようとする人が続出。そこで佐久間が「開けないで~」とお願いすると、突然、赤ちゃんが泣き出してしまい、「開けたいんだよね」と、はいじぃ。あまりのタイミングのよさに、会場は温かい笑いに包まれました。

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まずは「小さな井戸をつくろうワークショップ」からスタート。はいじぃが、お化けが飛び出す小さな井戸の構造と作り方を解説。続いて佐久間は、前日行ったワークショップで間違った人が多かった点について改善策をアドバイス。ところが、井戸のお化けの持ち手の大きさに対して参加者から「小ちゃいよー」と文句が出たため、佐久間は「(井戸のお化けを指差し)コレ、俺だから。井戸に関しては、俺がルールで動いてますから」とムキになるという一幕も。気を取り直して、井戸に貼る紙にも佐久間なりのアドバイスを交えたところ、会場は納得。はいじぃが「これは文句ないみたいです」というと、佐久間は満足そうな表情を見せました。
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説明が終わり、参加者たちは井戸づくりを開始。佐久間とはいじぃは、会場を回ってアドバイスをしたり、トークを楽しんだりと、参加者たちと触れ合いながら作業を見守ります。井戸から出て来るキャラクターは、井戸のお化け、ルミにゃん、フリー素材の3パターンから選び、自由に描いたり色を塗ることが可能。井戸のお化けの網模様の部分まで再現する人、洋服を水玉やボーダー柄にする人、さらにははいじぃを描く人...と、それぞれの個性あふれるキャラが誕生していきます。GWということもあり、子供たちも多く参加し、小さな手先で立派なオリジナル小さな井戸を作っていました。参加者たちの真剣な姿に、「みなさん、すごいこだわり始めてる」(はいじぃ)、「やりはじめたら集中力すごいですねー」(佐久間)と2人も感動。
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井戸づくりは順調に進んでいる...かに見えましたが、最大の難関であるマジックテープを貼る行程で問題勃発!? 繰り返し説明しているにも関わらず、「Bが蓋でしたっけ?」という質問が絶えないため、はいじぃは「Bが蓋です。何度言わせるんですか!」と質問に食い気味に回答。佐久間に「(はいじぃは)"Bが蓋"で怒る人です」と異名をつけられてしまいました。そんな参加者の様子を見て、佐久間が「こっちが思ってるより難しいんだよね」と気持ちを慮ると、はいじぃも「僕らはいつも小道具を作ってるからね」と同意。ここから2人は小道具作りの話を。佐久間は、はいじぃが作ってくれたフリップネタの台を今でも使っていることを明かし、「あれどこに行ってもすごいって言われる。幕張(の劇場)でも、みんな真似し始めてる」と絶賛。丈夫で使いやすい上、ネタが終わった後も紙の順番が逆にならないというすぐれものだそうで、はいじぃは「あれ、僕の特許です」と胸を張りました。
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トークで盛り上がっているうちに、参加者たちの井戸が完成。佐久間とはいじぃは、「普段は井戸としてお茶の間に飾り、人が来たら井戸のお化けを見せてあげる」と、小さな井戸の楽しみ方を伝授し、井戸づくりのワークショップは終了。
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続いては「ライブペインティング」。ところが、井戸づくり30分、ライブペイント30分の予定が、井戸つくりに熱中し55分もかけてしまったため、残された時間はわずか。少し焦り気味の佐久間が構図決めも下描きもなしで「ダイダラボウ」を描くと、会場から歓声が上がります。はいじぃが、描く速さと、描きながら構図のバランスをとっていく手法に驚くと、「下書きしないで描いてる時が長すぎたから、一発で、なんとなく頭の中でイメージしながら描いていけるようになっちゃったんだよね」と佐久間。また上手くなる秘訣を聞かれると、「ひたすら描くしかないよね。何回も描くことによって、だんだんバランスがわかってくる」とアドバイス。会話しながらも、描く手は止まらず、「ルミにゃん」「トト君」「ニコラス」「リアルマ」「てんぐザル」などおなじみのキャラを描きあげ、佐久間いわく「初期メンバー」が勢ぞろい。真ん中のザリガニは、残ったスペースによってハサミを伸ばすのか曲げるのかポーズを決めました。
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ここで、集中して描いていた佐久間が「後ろから何かを感じるよ」と振り返ると、お客さん全員がスマホをかまえ佐久間を撮影。その光景に「気配を感じた通り!」と驚きながらもペンは止めず、余白に小さなキャラクターや植物を描き続けます。そして最後は、モグラのように土から顔を出すはいじぃを描き入れて完成。わずか10分で大作を描きあげました。
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こちらは会場の休憩スペースに展示します。『佐久間一行ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展』は、有楽町マルイ8階イベントスペースにて57日(月)まで開催していますので、ぜひ見に来てください。
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【佐久間一行】【はいじぃ】

くまだまさし、蓮華も参加で大盛況!「マグカルナイト スペシャルイベント」

4月25日(水)、神奈川・ヨコハマスリーエスにて「マグカルナイト スペシャルイベント」が開催され、くまだまさし、蓮華、アホマイルド坂本、清水宏さん、福山詩織カルテットが出演しました。
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神奈川県主催のもと、2017年11月にスタートした「マグカルナイト」。さまざまなジャンルの文化芸術に触れる機会を提供するとともに、こうした活動に取り組む人材の育成も図りながら、東京オリンピックに向け、地域のにぎわいを作り出すことを目的として開催されてきた本イベントは、これまでスタンダップコメディやジャズ、パントマイムなどを週替わりで楽しめるものでしたが、2018年4月より「お笑い・コント」が演目として加わり、よしもと芸人が定期出演することが決定。

本イベントには、神奈川県庁非常勤職員として活動するアホマイルド坂本も「マグカルナイトコーディネーター」として運営に協力し、さらなる盛り上げを図ることに。そんなマグカルナイトのリニューアルを記念して行われたこの日のスペシャルイベントには、各ジャンルのパフォーマーが総出演しました。

前座のロードスターが満員のお客さんを盛り上げたあとは、この日のMCであるマグカルナイトコーディネーター・アホマイルド坂本が登場。本イベントの趣旨について簡単な説明をして、「飲みながら食べながら、笑いながら楽しんでくださいね」と呼びかけます。さらに、撮影も自由ということが伝えられますが、特に撮影を始める様子がないお客さんたちを見て「撮るのも自由ですよ? 撮るのも自由、消すのも自由ですからね」と、暗に撮影を催促し、笑いを誘います。
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そんな坂本から紹介されたこの日のトップバッターは福山詩織カルテット。笑顔で登場した福山さんは、「マグカルナイトコーディネーターの坂本さん」と言いたかったようなのですが、コーディネーターという言葉が思い出せなかったようで「マグカルナイト王子様」と言ってしまい、袖で見守っていた坂本に「いいですよ、詩織さんだけの王子様でいます」と男前(?)なセリフを吐かれてしまいます。その言葉に「じゃあ枕元に立ってください」と返した福山さんですが、その発言には「ちょっと何言ってるかわからないです」と冷たく突き返され、笑いが起こっていました。
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その後、ジャズのスタンダードなナンバー『LOVE』や、ソウルの名曲、スティービー・ワンダーの『isn't She Lovery』など、誰もが一度は耳にしたことのあるような曲で会場を盛り上げる福山詩織カルテット。あまりのお客さんの盛り上がりぶりに「大ウケなんですけど! このままここで1時間歌っちゃおうかな(笑)」と上機嫌の福山さんでした。
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続いては日本スタンダップコメディ協会の会長でもあるという清水宏さんが登場。世界各国でスタンダップコメディを披露しているという清水さんですが、登場するなりお客さんにダメ出しを始め、「オレが登場しただけでスタンディングオベーションをしてくれないと!」と無茶な要求をし始め、「オレのことを大統領だと思って、『プレジデント!』って言ってみよう!」などと呼びかけます。
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最初は少し戸惑っていたお客さんも、だんだん清水さんのテンションにつられていき、しまいには見事に会場が一体となって盛り上がるさまは、さすが世界を股にかけた活躍をしているエンターテイナーです! もともとは役者だったという清水さんですが、これまでにもいろんなお仕事をしてこられたそうで、オペラの出演オファーをされた時のエピソードや、初の海外公演がエジンバラのストリップ劇場だった話、はたまた最新の時事ネタや会場のお子さんの泣き声までも盛り込んだエネルギッシュなトークで、最後まで爆笑をさらい続けていました。
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3番目に登場したのは、バルーンアート芸人・蓮華。NSC東京の通信講座の1期生というユニーク(?)な経歴を持つ彼らは、トークで盛り上げる役回りの山下と、バルーンアートの達人・ちゃんだいからなるコンビ。
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まずは数々の受賞歴を持つすご腕のバルーンアート芸人であるちゃんだいが「いくつかの質問に答えてもらうだけで、その人のいちばん欲しいバルーンを作ることができる」という特技を披露。続いて、一見かわいらしいウサギのバルーンを紹介しますが、実はそのバルーンの正体は......という、ビックリな全貌を明かしてそのギャップで笑わせます。

続いて「スーパーバルーンアートを披露します!」と、バルーンを10本も一度に使う大技に挑戦!「みんなの好きなものを作ります」と宣言して作り始めたバルーンでしたが、徐々にその姿が明らかに。確かに、老若男女好きな人が多い、超有名なとあるキャラクターのバルーンが見事にどんどん形作られていきます。完成したそのバルーンは、会場にいた唯一のお子さんに贈られていました。
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ラスト、トリを飾ったのはくまだまさし。坂本とはキュートンメンバーとしてもゆかりのあるくまだですが、アジアでもライブを行うなど、その活動はワールドワイドな広がりを見せています。

最初に披露した口クラッカーでは、「口の中にクラッカーを入れて、爆発させます」と説明するくまだに「え~、あぶないよ~」と心配そうな声があがります。するとくまだが嬉しそうに「いいリアクションですね~!」と言い、無事ネタを披露して盛大な拍手を浴びます。

その後も風船を使った「ビックリファンタジー」や、自身のポスターを惜しげもなくプレゼントするコーナーなどをはさみ、ラストはお客さん3人を交えての「ピンポンマシュマロキャッチ」に挑戦! 何度かトライした結果、見事成功したくまだ。参加してくれた3名の方には特製のくまだお面が贈られました。
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再び登場した坂本は、どのパフォーマーにも惜しみない拍手を贈り、会場を盛り上げ続けたお客さんに感謝の意を表しながら「これからもマグカルナイトをよろしくお願いします!」と力強いあいさつで締め、イベントは大盛況の中終了。

終了後、この日の感想を坂本に聞くと「ちょっと長かったかな(笑)?」と制作の立場からの反省点を挙げながらも、お客さんの盛り上がりには満足したよう。

「神奈川県庁非常勤職員として制作を担当しながら、よしもと芸人としてMCをするという、二刀流でやらせていただきます」と話す坂本ですが、4月から「お笑い・コント」を演目として加えようという提案をしたのは知事だと明かします。

「神奈川県主催ということで、良くも悪くも固い部分があるのを、お笑いでゆるくしたいと思った」と話す坂本。今回のイベントが行われたヨコハマスリーエスは飲食ができるお店なので、特にゆるい雰囲気が合うと思ったんだとか。

「制作で関わっていくので、どんどんいいものにしたい」と意気込む坂本に、マグカルナイトコーディネーターとしてのイベントの今後の展望について聞くと、「ヨコハマスリーエスはもちろんですけど、もっと大きなところや小さなところなど、いろんなところでできたらなというのが、目標であり、夢です」と語ります。

いちばんの目標を訪ねると「やっぱり神奈川芸術劇場かな。吉本でいうところのルミネtheよしもとみたいな場所なので」と明かしますが、「でも、県民的には(神奈川)県民ホールかなぁ。昔から何か大きいイベントといえば県民ホールだったので」と、地元民ならではの県民ホールへの愛情も見せる坂本でした。

リニューアルしたマグカルナイトは、これからも毎週水曜日、ヨコハマスリーエスにて開催されますので、興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてくださいね!


【くまだまさし】【蓮華】【アホマイルド坂本】

2018年4月26日 (木)

本気モードの歌ウマ芸人に観客がウットリ「島ぜんぶでおーきな祭直前!沖縄花月で勝手に前夜祭 俺たちも音楽ステージに立ちたいさー!」

4月18日(水)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「島ぜんぶでおーきな祭直前!沖縄花月で勝手に前夜祭 俺たちも音楽ステージに立ちたいさー!」が開催されました。これは、翌日から開催される第10回沖縄国際映画祭で行われるライブステージに立ちたい!と願う芸人達による、ライブパフォーマンスステージです。MCの大屋あゆみとピーチキャッスル・真栄城に迎えられ、芸人達が登壇しました。大屋あゆみは「今日は芸人さんとしてでなく、アーティストとして見ます」と息巻き、真栄城は「なんかみんな、控え室でもペットボトルの水をアーティスト風にカッコつけて飲んでるし、いつもと違う雰囲気がたっぷり!」と紹介します。パフォーマンスが良ければ、もしかして沖縄国際映画祭のステージに立てる?!とあって、スタジオを借りて本格的にリハーサルを重ねるなど気合の入ったメンバーが揃います。
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まずは、よしもと随一の歌唱力を誇り、歌ウマ芸人として羨望を集めるどさんこ室田がソロとして登場しました。沖縄国際映画祭で毎年開催される恒例の「LIVE DAM presents 歌ウマ選手権」で優勝し、ディフェンディングチャンピオンとして今回も歌のステージに立つという歌ウマエピソードがガチな室田に、会場からは驚きの声が上がりました。ギターを弾きながら歌ったのは森山直太朗の名バラード「愛し君よ」を熱唱。水を打ったように静まり返る劇場内。観客も、客席で一緒に見ている芸人達も、真剣に歌い上げる室田にウットリするように聞きほれていました。「ちょっともう、ほんとに泣きそうになった」と大屋。「次はフェスで会いましょう」という室田は、もういいよ!といっせいにツッコまれながらパフォーマンスを終了しました。
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続いて登場したのは、3ピースバンド「NantonaK(なんとなく)」。ギターはカシスオレンジ・仲村、ドラムがヤンバルナゴン・玉城に加え、ロックバンド、ホイフェスタでベーシストとして活躍していたプロミュージシャン・山川南さんによるユニットです。この日に向けて、スタジオを借りて本格的なリハーサルを行ってきたという仲村。「待って、プロのミュージシャンいるけど!」と大屋も驚きを隠せません。熱の入った演奏が始まると、本気のサウンドに観客からの歓声があがります。ノリノリな会場の雰囲気そのままに、2曲目はなんと、仲村が歌詞を書き山川南さんが作曲したというオリジナル曲「なんとなく」が始まり、会場のボルテージは最高潮に。南さん、超かっこいい!と大屋が連呼、プロモーションビデオ作ったら?と真剣に真栄城がアドバイスするなど、大盛り上がりのパフォーマンスとなりました。
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次に、クリスバンドとしてありんくりん・クリス、魁バーバリアン・砂川、ヤンバルナゴン・玉城、猫ノカケラキャット上原、マルキヨビル・しょうへいが登場。とたんに、不安げになる大屋と真栄城。「準備できてるの?」と聞かれると、「今日はふざけませんよ、本気で聴かせますから」と自信満々なクリス。ざわつく観客をよそに演奏が始まります。ですが、上原としょうへいによるミニコントが始まってしまい、「ふざけてるさ!」と芸人達からヤジがとびます。気にせずクリスが歌いだし、「毛布にくるまりながら財布を盗まれる夢~人間大好きクロマニヨン人~北京原人~」という独特な世界観のオリジナルソングを歌い上げると、とまどっていた観客達も最後はノリノリでした。
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最後は、おなじみG-ラッパーズが登場。フリースタイルでのラップに定評のある沖縄芸人達によるユニットで、オーシャン・リョウジ、ぐりーんのーとA16、けんたくん、ピーチキャッスル真栄城、さきはまっくす、魁バーバリアン・砂川がラッパーっぽい動きで登壇しました。「き・れ・い・な・海空が!ある島が!ダ・イ・ス・キ!この島が~!」など、1人で、あるいは声を合わせ見事なラップを披露していきます。そしてラストはオリジナルソング『TEIHEN』。「て~いへんだたいへんだ!底辺だ大変だ!」とキャッチーなワードをリズムよく刻んでいき、会場に設置された画面にプロモーションビデオも写し出され、観客も手を挙げ、掛け声を発するなど、会場全体が一体となる光景が広がりました。
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最後に、沖縄国際映画祭のテーマソングであるBEGIN with アホナスターズの「笑顔のまんま」を、芸人と観客が全員で大合唱しながらこの日の舞台の幕が降ろされました。



【ありんくりん・クリス】【魁バーバリアン・砂川】【ヤンバルナゴン・玉城】【猫ノカケラキャット上原】【マルキヨビル・しょうへい】【カシスオレンジ・仲村】【オーシャン・リョウジ】【ぐりーんのーとA16】【けんたくん】【ピーチキャッスル・真栄城】【さきはまっくす】【魁バーバリアン・砂川】

茂造の夜芝居10周年記念公演「ひみつの茂造」がスタート!

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吉本新喜劇の人気座長、辻本茂雄が年に一度、作・演出・主演を務めるのが「茂造の夜芝居」。その充実の内容に毎回立ち見も出る名物企画が、今年めでたく10周年を迎えます。4月24日(火)、よしもと祗園花月で10周年記念公演の初日が行われました。


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今回の公演は、事前に辻本が語っていたとおり、新喜劇と芝居を組み合わせた構成。辻本を始め、島田珠代、アキ、森田展義といったおなじみのメンバーがギャグを連発、会場を盛り上げます。物語は若いカップルや借金取り、地上げ屋などが絡み合った新喜劇らしいもの。爆笑が至る所に散りばめられているのはもちろん、シリアスなシーンも随所に織り込まれ、会場はグイグイと引き込まれていきます。


ストーリーの最初から「ん?」と思わせるセリフがあり、序盤ですでに「ええっ!?」と驚くシーンが。そこからもまさかの展開が続々と繰り広げられますが、もちろん笑いはてんこ盛りです。さらに物語に奥行きを与えていたのが、登場人物それぞれが持っているワケありの背景。メインのストーリーだけでなく、個性的な脇役たちの性格や人生が細かく描かれることで、より深く舞台に入り込むことができました。


ラストには、やはりホロリとさせられるシーンが用意されていたほか、思わず笑ってしまうどんでん返しもあり、舞台は終了。約2時間があっという間に感じる充実の内容に会場からの拍手が鳴り止みませんでした。


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終了後には、子役をのぞく全員が舞台上へ。辻本の「皆さんに僕たちのハートは伝わったでしょうか?」という問いかけに、再び拍手が起こります。ラッキーパンチの笑いもあったと初日を振り返った辻本。メンバー全員を改めて紹介し、いきなり間違えるなとツッコミを入れたかと思うと、内緒の裏話を披露するなど、ここでも笑いをゲットします。メンバーたちもそれぞれ客席に挨拶、大きな拍手を浴びていました。公演前に予告されていた茂造のキスシーンについて、メンバー同士が語るレアなひと幕も。


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辻本は改めて10周年を迎えられたのは、足を運んでくれたお客様のおかげ、と感謝のコメント。そしてスタッフにもお礼を述べたあと、11年、12年と続けていけるようにしたいと願いを込め、これからもおもしろく、泣ける芝居を作っていくと宣言。最後に改めて10周年に足を運んでくれた観客に感謝していました。


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ラストはメンバーからこれからの公演の告知が。アキが5月18日(金)によしもと祇園花月で行われる「台本のない新喜劇」について、森田は5月24日(木)、ポストよしもとで新喜劇を落語にしたら...という公演を行うことを告知しました。そして辻本は7月31日(火)から1週間行われるなんばグランド花月での公演についてアピール、さらに宅間孝行さんとの舞台「つじたく」が開催されることも伝えられました。これにて舞台は終了...と思わせつつ、一発ギャグコーナーへ。最後は森田がしっかりと爆笑を取り、見事エンディングを迎えました。


10周年にふさわしい充実の内容が楽しめる茂造の夜芝居「ひみつの茂造」は、5月7日(月)まで、よしもと祇園花月で毎日開催されます。普段とは少し違った茂造が見られるこのレアな機会、お見逃しなく!


【公演名】茂造の夜芝居 10周年記念公演 ひみつの茂造

【会場】よしもと祇園花月

【期間】2018年4月24日(火)〜5月7日(月)、18:30開場/19:00開演

【料金】前売・当日 大人4,500円/小学生2,500円


■チケットよしもと
http://ticket.yoshimoto.co.jp

・予約問い合わせ:0570-550-100 (Yコード:999030)


・オペレーター対応予約専用:0570-041-356 (10:00~18:00)



【公演に関するお問い合わせ】
 TEL:0570-550-100(10:00~19:00)



●お知らせ

※最新の出演者情報等詳細はよしもと祇園花月ホームページでご確認下さい。

※未就学児入場不可。

※劇場内での食事不可。飲み物のみ可。

※ビデオ・カメラまたは携帯電話での録音・撮影禁止。

※出演者は変更になる場合がありますので予めご了承ください。尚、変更にともなう払戻は行いません。

※車椅子の方は購入前にチケットよしもと予約専用ダイヤル

 [TEL]0570(041)356(10時~18時/年中無休)まで要問合せ。


【辻本茂雄】【水玉れっぷう隊・アキ】【平山昌雄】【大島和久】【森田展義】【玉置洋行】【松本慎一郎】【島田珠代】【五十嵐サキ】【谷川友梨】【島居香奈(セグンドソル)】【村崎真彩(サンミュージック)】【鈴木康平(アティチュード)】【池田羽香(テアトルアカデミー)】【岸田結光(テアトルアカデミー)】【金澤芳江】【要冷蔵】【あいはらたかし】【手島英治】【井路端健一】【入木将志】【濱田亮平】【吉田佳】【Chee(OSAKA翔GANGS)】【キタノの大冒険】【岡田慧】


祝1周年! 「大阪チャンネル presents もっともっとマンゲキ~大阪チャンネル1周年の日~」開催!!

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吉本興業とNTTぷららが共同で提供する映像配信サービスが「大阪チャンネル」。在阪民放各局が垣根を越え、大阪・関西独自のコンテンツを全国に向けて発信する、国内初の定額制見放題映像配信サービスです。この「大阪チャンネル」が4月25日(水)に1周年を迎えることを記念して、人気コンテンツ「もっともっとマンゲキ」の特別公演「大阪チャンネル presents もっともっとマンゲキ~大阪チャンネル1周年の日~」が行われました。「もっともっとマンゲキ」は、アインシュタイン、トット、吉田たち、プリマ旦那が週替りでMCを務めていますが、今回は4組のMCが初集結するレアな機会となりました。


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MC4組全員がステージに登場すると、会場からは大きな拍手が起こります。大阪チャンネルが1周年を迎えたことが告げられ、まずは毎週行っている「○○からの指令実行ショー!」へ。これは恒例となっているコーナーで、MCが順に次のMCへ無茶ブリの指令を出していくというもの。先週のMCだった吉田たちからの指令は「全員でおめでたいギャグをしてからスタート」というもの。早速トット・多田がひとすべりしますが、すかさずリカバーして会場をしっかり笑わせます。そして全員でおめでたいギャグを考え、最終的にはめでたさを伝えるダンス&歌が披露されることに。各自の動きに加えて、飛び入りのゲストも一瞬姿を見せるなど、会場は爆笑が止まりませんでした。


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続いてはゲームコーナーです。各MCがやってきた企画の中から、特に好評だったものをまとめて見せてくれます。まず「アインシュタインの日」として、アインシュタイン・河井がMCの「VSブサイク」がスタート。ゲストはラフ次元です。よしもと漫才劇場ブサイクランキング殿堂入りの稲田&ブサイク・イケメンどちらも一票も入らなかったラフ次元・梅村が青チームに。対するは2人以外全員の赤チーム。人数的にもバランスが悪すぎるチーム分けに会場からは笑い&拍手が起こります。最初のゲームは「パンスト」。吉田たちの2人と稲田、梅村がパンストをかぶってステージ前方にあるフラッグを取りに行きますが、パンストをかぶった顔の破壊力は、やはり稲田がダントツ。パンストを外すまで会場は爆笑に包まれていました。


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2番目のゲームは「風船人間チャレンジ!」。大きく膨らませた風船に90秒のうちに入れば成功というゲームです。まずは赤チームのラフ次元・空が挑戦しますが失敗。青チームは稲田が登場しますが、風船に入ろうとして空気を顔面に浴びてしまいます。その様子に会場はやはり大爆笑でした。


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次は「吉田たちの日」。MCは吉田たち・ゆうへいです。吉田たち・こうへいがよくSNSにアップしているという動物のフィギュアを使ってのひと言をみんなでやってみるという「動物1コマ大喜利」です。ゲストは見取り図とヘンダーソン・中村。早速全員がフィギュアを使って大喜利を開始しますが、それぞれが見事な解答を連発し、爆笑をゲットするなど、MCのゆうへいが思わず感心するひと幕も。やっている全員がかなり楽しそうで、ステージ上も最後まで盛り上がっていました。


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続いては「プリマ旦那の日」として、プリマ旦那・河野がMCに。ゲストに祇園とヘンダーソン・子安を迎えて「笑っちゃダメよ!ガチンコ演技バトル!」がスタートします。あるシチュエーションが与えられ、アドリブで真剣演技をするというゲームですが、もちろん真剣なので笑いやボケはポイントがマイナスに。途中で出てくる指令をこなし、敵チームのジョーカーの攻撃もかわしつつ、素晴らしいドラマを演じきれた方が勝ちになります。まずは「恋愛ドラマ」をテーマに、トット、吉田たち、子安の赤チームがチャレンジ。青チームからのジョーカーには稲田が選ばれましたが、やはりこのインパクトが絶大。稲田の様子を見て笑い出すメンバーが続出していました。


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対する青チームのテーマは「漫才映画」。赤チームのジョーカーは子安です。解散しようとするコンビ役で河井と祇園・櫻井が登場しますが、シリアスな演技が必要なのに、河井がいきなり笑ってしまいます。指令の「最高月収を言え!」でも、河井はターゲットにされ、月収を白状するシーンも。こちらも大いに盛り上がりましたが、自分たちで笑ってしまう自爆が多く、ゲームは赤チームが勝利。青チームの稲田が罰ゲーム「30秒間くすぐられ放題」を受けることになります。手錠をした稲田が全員にくすぐられる様子に、会場は笑いに包まれました。


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ラストの「トットの日」は「ヤンの中国ワードゲーム」。トット・桑原がMCを務め、ゲストにはマルセイユが登場です。まずは桑原が「中国から来たヤンだよ〜」とアピールしますが、全員に聞いてもらえず、何度もハイテンションで自己紹介を繰り返すことに。なんとか自分が考えたゲームにチャレンジしてもらうことをメンバーに告げます。


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まずは「フーフーワンタンメン作り」。ワンタンに見立てたティッシュに息を吹きかけ運び、離れた場所にあるラーメン鉢に入れられたらクリアというゲームですが、失敗に終ります。続いての「肘スマッシュ缶倒し」は、肘につけたラケットでスマッシュして缶を倒せばクリアというゲーム。これも失敗してしまいますが、全員が必死でスマッシュする様子に会場からは掛け声も上がりました。


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ラストは「ドラチキンレース」。台車に乗って勢いをつけ、ドラにどれだけ近づけるかを競うゲームです。まずマルセイユの2人が挑戦しますが失敗、続いての吉田たち、稲田もやはり失敗。そして最後のプリマ旦那がこの日一番の情けない失敗をすると会場は爆笑に包まれました。


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大盛り上がりの1周年公演もいよいよエンディングです。ここで河井からサプライズが! 8月2日(木)、Zepp Nambaにて「もっとも~~〜っとマンゲキFES --オモろくてアツすぎるZepp Nambaの日-- 」を開催することが発表されると、会場からは大きな拍手が起こりました。ラストは全員がステージに登場。それぞれの単独ライブなどの告知を行い、1周年イベントは終了しました。


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イベント終了後の囲み取材では、まずMC4組が改めて今日のイベントについてコメント。河野はやっていて楽しかったと笑顔。なかでも吉田たちの「動物1コマ大喜利」は時間を忘れるくらいだったと絶賛すると、河井も「ずっとやっていたかった」と賛同していました。続いて野村が「配信で楽しんでいただけたんじゃないかな」とマジメに解答すると、桑原も劇場に来られない人に楽しんでもらえるのがうれしいと話し、そして今日も楽しかったと笑顔を見せます。多田はオープニングの無茶ブリ指令について、毎週汗だくになっていると告白。今日は全員でいい汗をかけたと満足そうでした。


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こうへいは4組が集結したことでめちゃくちゃ楽しかったと話したあと、お客さんも盛り上がってくれたし、毎週これでいいのになぁとボケます。そしてメンバーから大好評の動物フィギュア企画については「別の番組でやっていける手応えがあった」とにんまり。ゆうへいは「一周年と言わず定期的にやりたい」と意欲を見せたかと思うと「1周年1カ月目とか...」とすぐさまボケていました。稲田も今日のイベントには満足したようで、MC4組がいっしょにステージにいたことで、すごく安心してスベれました、とポロリ。さらに「自分らしかったなぁ〜、僕ムラがあるから」と本音を語りだし「常に4組でやっていきたい!」とアピールしていました。


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続いて、エンディングで告知された、8月2日(木)にZepp Nambaで行われる「もっとも~~〜っとマンゲキFES --オモろくてアツすぎるZepp Nambaの日-- 」について意気込みを話し出そうとしたところで、祇園の2人が乱入してきます。MCではないものの、最多と言っていいほど漫才劇場に出ているとアピール。いろいろなところに告知に行くし、自分たちにフェスの宣伝隊長をやらせてほしい!と熱く意気込みを語りますが、後輩のプリマ旦那に「僕たちが行くんで...」とやんわり拒否されていました。


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そしてフェスで販売される、MC4組がそれぞれデザインしたTシャツも披露。アインシュタイン、吉田たち、プリマ旦那がそれぞれのTシャツのデザインをホメあうなか、トットのTシャツには全員からツッコミが入ります。しかし桑原は、みんなのはカッコよすぎる、かわいい方がいいと力説しますが、多田はほかのコンビのデザインを見て素直に「やべぇと思った」と白状していました。ここでもMCではないものの、木﨑が手書きのオリジナルデザインTシャツを披露するひと幕も。そして河井が前売りチケットは3,900円で販売されること、Tシャツ付きなら500円引きになることなどを告知。ほかにもサイン入りタオルなどの販売があることも告げられました。


フェスについては、打ち合わせが始まったばかりとのことでしたが、普段とは違うステージなので大きな装置を使ったコーナーやユニットネタ、歌ネタ、ダンスなど、盛りだくさんの内容になることを予告。吉田たちは四つ子で登場する宣言をしたほか、稲田は自分たちがTシャツの売上でブッチギリになると豪語。しかし、その理由が自分たちのバックにはアキナと和牛がいるからと話し、笑いを誘っていました。


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フェスには今回登場のメンバーのほかにも、よしもと漫才劇場の人気芸人たちが多数参戦します。今年の夏をしっかりと盛り上げてくれる「もっとも〜~~っとマンゲキFES --オモろくてアツすぎるZepp Nambaの日-- 」、見逃せないイベントになりそうです!


【公演名】「もっとも〜~~っとマンゲキFES --オモろくてアツすぎるZepp Nambaの日-- 」

【会場】Zepp Namba

【日時】2018年8月2日(木)15:15開場/16:00開演

【料金】前売 1Fスタンディング3,900円/1FスタンディングTシャツ付き5,900円/当日券1Fスタンディング4,500円

※先行発売5月1日(火)11:00〜、一般発売5月12日(土)10:00〜

※詳細は公式サイトをチェック!

http://www.yoshimoto.co.jp/mangekifes/



【アインシュタイン】【トット】【吉田たち】【プリマ旦那】【ラフ次元】【見取り図】【ヘンダーソン】【祇園】【マルセイユ】


2018年4月22日 (日)

ポストよしもとで即興芝居の「THE EMPTY STAGE~IMPROV CARNIVAL~」が開催!

4月13日(土)、大阪・西梅田の新劇場、ポストよしもとで「THE EMPTY STAGE~IMPROV CARNIVAL~」が行われました。

台本なし、道具なし、あるのは芸人の腕とパフォーマンスのみという「THE EMPTY STAGE」は、「即興」をテーマに一人しゃべりのショーやコントショー、長編芝居などを繰り広げる人気イベントです。面白ければ思う存分笑って、面白くない場合もブーイングと客席参加型。上演中の飲食もOKという新感覚のエンタテインメントステージで、音楽も生演奏。BGMがシーンに合わせる場合もあれば、演奏先行で状況を合わせていく場合もありと、音楽と共に様々なセリフや場面を繰り出す芸人たちも見ものです。

この日は、若手芸人によるショートチームと、バッファロー吾郎・竹若率いるロングチームの2部構成で行われ、総合MCをフースーヤ・田中ショータイムが担いました。

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まずは若手のショートチームからスタート。フェス会場の出演者入り口で止められてしまったミュージシャン、お題に沿った即興のヒットソングを歌い、警備員役がタイトルを当てることができたらOKというコーナーで幕が開きました。警備員役は関口、ミュージシャン役には田中ショータイム、ユーモア軍団・渡辺、Mr.TR・岳志、いつもたいしゃ・シンジ君、エッセンス・樹が挑戦。それぞれのヒットソングのタイトルはお客さんから募りました。歌詞にヒントを盛り込み、熱唱するメンバーたち。1回では全く関口に伝わらず四苦八苦。1回目からアイドルソング調で歌ったエッセンス・樹は、その後も番が回ってくるたびに同じアイドルソングを。題して「プリティ・ケイコのテーマソング」は大きな印象を残しました。また、ユーモア軍団・渡辺は演歌調やボサノバ調、ブルース調などあの手この手でアピール。次はどんな歌が飛び出すか、客席の期待が膨らみ、最初から大きな盛り上がりを見せました。

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また、4人芝居から順に人数を減らし、最後は1回目に4人で演じた芝居を一人で再現するというコーナーや、秘密の願望をかなえるために出演メンバーを誘導するコーナーなどスピーディーに展開。「秘密の願望」では図らずもペガサス・川越をめぐって、キングブルブリン・村上、渡辺、こうちが熱いバトルを繰り広げることに。ヒロイン役の川越、生き生きとした表情を浮かべていました。

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芝居のお題や、相手役との関係性はお客様から募るので、どんなものが飛び出すか分かりません。何が起こるかわからない緊張感と、それぞれの即興芝居に翻弄される出演メンバーの姿に笑いが絶えませんでした。

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最後は「チャレンジ」というコーナー。専門家になりきったメンバーが「暗い専門家の専門家とは?」というお題で3分間、スピーチ。制限時間内には、先にスピーチをしている相手の言葉をさえぎって主張していきます。MCをこうち、専門家にはフースーヤ・谷口、田中ショータイム、岳志、樹、ペガサス・西脇、関口が登場。それぞれ10秒と経たないうちに言葉をさえぎっていき、心地よいスピード感にも満たされました。最後に定説を主張する権利を得たのは西脇、「暗い専門家の専門家」とは「インスタントラーメンの袋」という持論を展開しました。

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二部は、「「THE EMPTY STAGE」百戦錬磨のバッファロー吾郎・竹若率いるロングチームが登場。お客様からお題を募り、約40分間のミュージカル「泣く長靴をはいた猫」を上演しました。

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物語はとあるバーから始まりました。恋人も仕事もなくした男、その発端となったのは雨の中を一匹の黒猫が自分の目の前を横切ったからだと話し始めました。それから一大スペクタクルの始まりです。何度も急転直下の展開も見せながら、人間に戦争を仕掛ける謎の猫組織と猫の体の一部で飼育されている大きなハムスター、猫人間と、奇抜なキャラクターが登場する壮大なファンタジーを描いていきました。

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ラフレクランの西村ときょんが引っ張りながら進行しつつ、タレンチ・こばた、パイオニアン・ハイエナじろう、四ツ橋ブルー・吉野も時に主導権を握り、時にけん制しと、終始途切れることのない緊張感と笑いを醸成。滋味深い竹若の存在感も舞台をきりっと引き締め、「THE EMPTY STAGE」ならではのエンタテイメントステージを作り上げました。最後には猫と人間の和解と、「それぞれの命を大切にしよう」という生きとし生けるものへの讃歌を絶唱し、感動的なフィナーレへ。この夜にしか見られない、極上のミュージカルとなりました。

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エンディングでは「やり切った!」という表情を浮かべた出演者たち。爽やかな充実感がポストよしもとを満たしました。

【バッファロー吾郎・竹若】【ラフレクラン】【エッセンス・樹】【キングブルブリン・村上】【関口】【パイオニアン ハイエナじろう】【フースーヤ】【ペガサス】【Mr.TR・岳志】【ユーモア軍団・渡辺】【四ツ橋ブルー・吉野】【いつもたいしゃ・シンジ君】【こうち】【タレンチ・こばた】

2018年4月21日 (土)

ピン芸人としての再出発はキャラと趣味が全開のコント4本! アイパー滝沢初単独ライブ『マークⅡの後部座席に乗る感覚』レポート

4月14日(日)、埼玉県・大宮ラクーンよしもと劇場にて、アイパー滝沢初単独ライブ『マークⅡの後部座席に乗る感覚』が開催されました。

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えんにち解散後、ピン芸人として活動を続けているアイパー滝沢にとって、初めてとなる単独ライブ。
アイパーのホームでもある大宮ラクーンよしもと劇場に大勢の観客、芸人仲間が駆けつけるなか、一人コント4本など1時間強のステージをやり遂げました。


開演時間を迎えると、温かい拍手を浴びながらお馴染みの衣装とサングラス姿でステージに登場したアイパー滝沢。

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神妙な面持ちで「お控えなすって!」と左手を差し出し、「姓は滝沢、名は敦史、人呼んでアイパー滝沢と申します」と"仁義を切る"スタイルで挨拶すると、直後に「自己紹介、独特~!」と自分でツッコみ、最初の笑いが起きます。

その直後には「何も見えないんでね(笑)」とサングラスを外し、漫談スタイルで、自身の経歴やエピソードを披露。


まずは、自身のルックスについて、任侠映画が大好きで「竹内力さんに憧れていたらこうなった」と明かしますが、街中でよく「本職の方に絡まれる」とのこと。
しかし、「大好きなんだよ!」「刑務所で見てたぞ」と好意的に接してくれるそうで、中にはアイパーのギャグ「ホゥ!」を真似する人もいるそうです。

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また、えんにち時代に営業へ行った際、観客のほとんどが本職の人だったことがあり、アイパーのセリフには爆笑が起きるものの、相方の望月リョーマがツッコむと「"なんでだよ"じゃねえよ!」「メガネ、黙ってろ!」といったガヤが飛んで来た...といった体験談も。


その後、後輩とのグループ"アイパー軍団"で、いかに自分がなめられているかを訴えかけますが、反応に手応えを感じないためか「ホゥ!」で間を埋め、笑いを誘発します。

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後輩からなめられている理由のひとつが、女性らしい一面だとして、趣味の編み物の話へと展開。
上達の速さを自負したり、"ニット界の貴公子"こと広瀬光治さん、ドイツ人ニットデザイナーのベルンド・ケストラーさんとの3ショットを見せつけ、「すごいことですよ!」と熱弁します。

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その後は、一人コントを4本披露。
アイパーがレポーターになって街ぶらロケ番組を撮影するも、違法な店と交渉し...といった設定の『街ぶらロケ』から始まり、ポップな音声ガイドで入れ墨へと導く『入れ墨』、チャカカバーなど自作の編み物を売る『TVショッピング』と続き、4本目の『実況』では塀の中の運動会を巧みに実況しました。

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コントの幕間は、「俺が編集しているので、大目に見てくださいね」と冒頭にお願いしていたブリッジVTRを上映。
『アイパー滝沢channelホゥ!』と題して、えんにち時代の持ちネタでもある替え歌を歌い上げ、さらには編み物作品が完成するまでを早送りで紹介しました。

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終盤は、あべこうじ、タケト、西村ヒロチョというピン芸人3名を迎えたゲストコーナーへ。
アイパー曰く、「大好きな人」3名を今回のゲストに招いたそうで、芸歴では後輩ながら、ピン芸人としては先輩となる西村ヒロチョに対しても「ヒロチョは後輩ですけど、偉いんですよ。テレビ出て、サックスとかもやったりして」と敬意を払います。

一方あべは、登場するなり「合間合間に『ホゥ!』って言ってる、それがいらないから」と予定時刻よりも押していることに触れ、「オープニングの漫談を見させてもらいましたけど、ひどいですよ」とのダメ出しも。

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「呼ぶんじゃなかった(笑)」と嘆くアイパーに対して、タケトからは「解散間際のえんにちの悲しい現場を目撃しています」とのエピソードが明らかとなります。
それは、えんにちにとって、よしもと幕張イオンモール劇場での最後の出番という当日、新品の靴を履いていた望月に「最後の舞台だから、新しい靴買ってくれたのか?」とアイパーが尋ねたところ、「違います。就職活動用です」とクールに返答されたとか。


そんなアイパーの爆笑エピソードが続出するなか、終演時刻が差し迫ったところで、ゲーム企画がスタート。


髪型の写真だけで、アイパーや著名人をあてる『アイパーはどれだ?』、そして「ホゥ!」と言った客席の3人を当てる『お客さん「ホゥ!」クイズ』を実施しますが、MCに不慣れなアイパーの段取りの悪さと、ルール無視でカンニングするゲスト3名とが相まって、グダグダな展開に場内爆笑!


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エンディングでは「初めての単独ライブだったんですけど、今後は考えます」とまとめようとするアイパーでしたが、あべが「めちゃくちゃあったかい。続けた方がいいですよね?」と客席に問いかけ、今日一番の拍手喝采となりました。


最後に、アイパープロデュースのキャラクター"パーさん"が登場し、アプリ『ラフピー』を使った『よしもと若手祭り2018 なななな~♪スタンプラリー』のキーワードを発表。
終始アットホームで、アイパーの愛車の後部座席に乗ったかのような(?)なムードのままで、終演を迎えました。

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こうしてピン芸人としての再出発を切ったアイパー滝沢の活動にご注目ください!


【アイパー滝沢】【あべこうじ】【タケト】【西村ヒロチョ】