最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

総勢20組の芸人たちがおもしろ競技で火花を散らす!白熱&爆笑の「漫劇大運動会〜きわみ組VSかける組〜」

9月27日(水)、よしもと漫才劇場にて、「漫劇大運動会〜きわみ組VSかける組〜」が開催されました。その名の通り、極メンバーと翔メンバーに分かれ、全20組総勢38名が、さまざまな種目でぶつかり合う漫才劇場版の運動会。客席を含む会場全体をフル活用し、3時間におよぶ熱戦が繰り広げられました。

MCを務めるのは、極チームのアインシュタイン河井と、翔チームの霜降り明星・粗品。イベント概要説明の後、さっそく選手入場です。

20170929115042-89d098c9b7d7c782908854593a5ff30ba2ec542f.jpg

客席後方扉から、まずは翔チーム(霜降り明星・せいや、ヒガシ逢ウサカ、マユリカ、ネイビーズアフロ、ビスケットブラザーズ、さや香、からし蓮根、ダブルヒガシ、ちからこぶ、清友)が場内へ。プラカードを持つはずのリーダー・せいやは、なぜかカバンに入れられ担ぎ込まれます。舞台上でカバンから脱出したせいやは、なぜか黒タイツ姿。ヒガシ逢ウサカ・今井によると、閉所恐怖症らしく、カバンの中ではパニックに陥っていたとか。

20170929115127-877718fd09ce4ac377e5dd3def507cb489df3836.jpg

続いて極チーム(アインシュタイン・稲田、ジュリエッタ、見取り図、ヘンダーソン、吉田たち、プリマ旦那、セルライトスパ、マルセイユ、守谷日和)が入場すると、見取り図・盛山の衣装に笑いとどよめきが。プリマ旦那・野村のミニオン風コーディネートも注目を集めます。守谷日和は意気込みをきかれ「頑張ってみよっかな...」と返すなど、オープニングから早くもボケ合戦の様相に...。

20170929115209-a0afa64deb7adcc9c2111c8dce8afa3e463bdf31.jpg

運動会の幕開けを飾るのは、やっぱり選手宣誓。「選手宣誓ニョッキッキ」と題し、「たけのこニョッキ」の要領で、「選手宣誓」「我々選手一同は」「スポーツマンシップにのっとり」「正々堂々と戦うことを誓います」「かける組代表○○」「きわみ組代表○○」これらのセリフをひとりもかぶらずに言えたら、運動会が始まります。しかし、初っぱなから何人もがかぶってしまい、前途多難。人数の多さに加え、ボケが連発されるため、なかなか進みません。大混乱で「このまま始まらないのでは...?」と不安がよぎるなか、なんとかクリアとなりました。

20170929115240-a5096596bda735c915d20e5b0fef3063f0058a35.jpg

選手たちが挑むのは、全18種目! これらを4つのブロックに分けて行っていきます。最初のブロックMCは河井。1種目目は「複合競技リレー」です。1人がぐるぐるバット10回→2人ペアで洗濯ばさみを乳首に挟み繋がった状態で客席後方へ→別の2人ペアが手押し車で舞台まで戻ってくる→1人が低周波治療器を付けピンポン玉をスプーンで運び→再び別の2人が乳首洗濯ばさみで客席後方へ→最後に客席後方から別の2人が手押し車で戻ってきたらゴール!というルール。各チームから10人を選出します。

乳首洗濯ばさみに悶絶しながら客席を走る選手たちに、場内は大爆笑。一見、地味に見えて破壊力満点の低周波治療器で、野村もスプーンを持つ手が定まりません。それでも極チームが怒とうのスピードで圧倒し、見事、初戦を勝利で飾りました。

20170929115322-f6ec6f2e92c44cf0e3b76a3a9780dc4e7b3e186f.jpg

20170929115353-3ee6a4ce2993de09099c7410f5e0bf40a372d999.jpg

2種目目は「代行ギャグ合戦」。各チームが代表1名を選出し、他のメンバーが考えたモノボケを披露していく競技です。極チームからは、やはりこの人、守谷日和。翔チームからは、さや香・石井が登場しました。極チームからは、守谷日和のキャラやおなじみの口調を前面に押し出したギャグが続々。

20170929115456-d264327bf6d3d6d4a903abcc1eeb3c37b74164f2.jpg

一方の石井擁する翔チームは、ダンサブルなギャグで沸かせていきます。途中からは、ギャグ発案者も加わってのコンビプレー、チームプレーも飛び出し、河井から「加勢しないでください!」と何度も注意が。それでも乱入が止まらない舞台上は、大混乱となっていました。ここでも極チームが勝利!

20170929115534-2fa80a1b8ac470caee71d913405221ae0342000a.jpg

「早着替えリレー」では、各チームから3人が、袖での早着替え→客席1周走でスピードを競います。着替える衣装は紙袋の中で、どんなものか開けてみるまでわかりません。極チームはヘンダーソン・中村、セルライトスパ・大須賀、稲田が、翔チームはせいや、マユリカ・阪本、ビスケットブラザーズ・きんがラインナップ。第一走者の中村とせいやは戦隊ヒーロー風、第二走者の大須賀と阪本は新郎新婦、第三走者の稲田ときんは謎のピチTに着替え、必死の形相で場内を爆走! きんはその体型ゆえ、Tシャツを胸より下に下ろすことができず。体型にぴったりフィットした阪本のウエディングドレス姿も笑いを誘っていました。

20170929115623-095209b235e0e45539c0bb97ffb5c394b8768d2f.jpg

スポーツに欠かせないのがこまめな給水、ということで、「給水」という種目も。競歩のように歩きながら、ひとりまたひとりと給水していきますが、うち1つだけ超すっぱい水が混じっているという運試し系競技。ここでは盛山がハズレを引き当て、あまりの酸っぱさに吐いてしまい、最前列のお客さんに被害が...。全員が平謝りの場面となりました。

20170929115704-68260b8549135dfa98c7c549c5fc3137e98a5beb.jpg

ブロックごとの舞台転換にもお楽しみが。両チームからくじ引きで選ばれた2名が、カラオケで美声を聴かせます。指名されたジュリエッタ・井尻ときんは、ぶちゃブリに応えて何とか『硝子の少年』を歌い切りましたが、井尻の外れ続ける音程に、何とも言えない空気が広がっていました。

20170929115733-0fb797e6e4e671ed8cea46b7c37aa0732a178741.jpg

2ブロック目は、MCに粗品、極チームからはジュリエッタ、見取り図、ヘンダーソン、マルセイユ、翔チームからはヒガシ逢ウサカ、ビスケットブラザーズ、からし蓮根、清友、せいやが参戦。さっそく「パンスト騎馬戦」からスタートです。
両チーム2つずつ騎馬を作り、騎手が互いにかぶったパンストを取り合うゲーム。ジュリエッタ・藤本、ヘンダーソン・中村、せいや、今井のパンストをかぶった顔でまずひと笑い。

20170929115815-a506677dfc72e237a819e45188c116a1403c3e00.jpg

競技が始まってからも、チームメイトのはずのせいやのパンストを今井が必死で奪おうとするなど、舞台上はカオスと化していました。そんなハプニングも手伝い、極チームの勝利となります。

20170929115857-ec3c363a99cc60ac3d9f9bf94c206b71dbe9cf24.jpg

「早食い競争」では、両チーム3人で10個のハンバーガー完食が目標に。たくさん食べられそうな人、ということで、極チームからは盛山、ヘンダーソン・子安、マルセイユ・別府が、翔チームからはヒガシ逢ウサカ・高見、からし蓮根・青空、きんが参戦。始まってみると、6人とも「早食い」を感じさせない普段通りのスピードで黙々と食べ続けています。期待を集めたきんは、意外なまでの小さなひと口で、あまり戦力にならず。ピクルスだけを盗み食いし続ける盛山も謎を呼びます。制限時間内に食べ切った数は、それぞれ7個。最終的には選手の口の中に残ったハンバーガーがしっかり飲み込まれたところで判断し、またしても極チームが勝利しました。

20170929115922-b1cd43d92da7f52cf4ab9e2e89bb25a2b348c5d2.jpg

7種目目となる「秋積み」は、秋っぽい絵柄の段ボール箱をひたすら積み上げて高さを競うというもの。相手が積み上げた箱を奪うことも可能。箱には秋と関係ない絵柄のものも含まれており、それらを選んでしまうとマイナスポイントとなります。黙々と箱を積み上げる選手たち...しかし後半はひたすら互いの箱を取り合う展開となり、中央に置かれた箱を使った跳び箱まで始まる始末。大混乱の末、翔チームが久々の勝利を奪いました。

20170929120006-26f8c26dc06685ded7b6f1c12d07e43515189c90.jpg

「ムチャブリ合戦」では、事前に観客から集めたお題をもとに、くじ引き方式で選ばれた選手がそのムチャブリに応えていきます。盛山には「アントニオ猪木のモノマネで好きな食べ物を言う」、ジュリエッタ・藤本には「ヘン顔で場内一周」などさまざまなムチャブリが出されるなか、ひときわ盛り上がったのは見取り図・リリーの「相方とキス」! ロマンチックなムードを演出してからのキスに、歓声と悲鳴が上がりました。大健闘の極チーム、またしても勝利です。

20170929120038-4e3dfe8e69c01f1b4c609870339946fb01be04bc.jpg

ここまでの合計点数は、極チーム52点、翔チーム20点と大きな差が。翔チームの追い上げはあるのでしょうか? 舞台転換のカラオケ、二番手はマルセイユ・津田と伊織。またまた異色の顔合わせで、歌うは『青春アミーゴ』です。突然の指名に戸惑いながらも、ダンスを取り入れたパフォーマンスで盛り上げました。

20170929120116-48df439d7f97828ff21db08c4f4a117ebaaaec21.jpg

3ブロック目は、再びMCに河井。極チームは吉田たち、プリマ旦那、セルライトスパ、守谷日和、稲田、翔チームはマユリカ、ネイビーズアフロ、さや香、ちからこぶが出場します。まずは「足つぼ幅跳び」から。足つぼマットの上を裸足で走った後、幅跳びをして飛距離を競うという恐ろしい競技です。極チームからは稲田とプリマ旦那・河野、翔チームからはマユリカ・中谷とネイビーズアフロ・皆川が出場。疲れがたまっているのか、全員、足つぼマットの上で絶叫! 自信満々だった稲田はたった10cmしか飛べず。健闘したのは河野で、痛みをこらえた跳躍で2m40cmを記録しましたが、なぜか稲田が誇らしげにアピールし、総ツッコミを受けていました。

20170929120153-f147d343abd494a623698818d1e4e25744755991.jpg

後ろ手に手錠をかけられて行う「手錠ドッジボール」では、吉田たち・こうへい、野村、セルライトスパ・肥後の極チーム、阪本、ネイビーズアフロ・はじり、ちからこぶ・宮北の翔チームが激突。後ろ手にしかボールが持てないという逆境のなか、それぞれが工夫してボールを投げようとする様子が、大きな笑いを起こしていきます。

20170929120223-924da94cd95cf1acdf10979936cd23325cbb4653.jpg

11種目目は、「ゴムチューブチャンバラ」。剣道経験者である大須賀とちからこぶ・晃太朗が、それぞれゴムチューブにつながれた状態で、なんとか互いの頭上の紙風船を割るべく闘います。ところが大須賀のゴムチューブが何度やっても外れてしまうというハプニングが。仕方なく"エアゴムチューブ"につながれたという設定でゲーム続行。紙風船は割れませんでしたが、大須賀のリアルすぎる演技が評価され、極チームに勝利を呼び込みました。河井も「ゴムが見えた!」と大絶賛!

20170929120252-c734e2418c353a0cb812a0180f681df28312c7d3.jpg

「玉入れ鬼ごっこ」では、守谷日和と阪本が代表してカゴを背負い、場内を逃げ回ります。そのカゴを狙って、相手チームのメンバーや観客がボールを投げ込み、数の多かった方が負けに。

20170929120347-0200c88f2acf4f6518799e6dbbe1145ae39cb0b0.jpg

身軽に通路を駆け回る守谷日和に対し、早々に極メンバーにはがいじめにされてしまった阪本。玉は入れ放題となり、カゴだけでなく服の中にまで詰まった状態となりました。もちろん結果は極チームの勝利です。ここまでで極チーム99点、翔チーム35点と、差はますます開くばかり...。

20170929120428-2d88017a09cb7938d7f2bf8526e28bb7150eb794.jpg

10分間の休憩を挟み、運動会もそろそろ終盤。ここから極チームにトットが加わります! MCは粗品にバトンタッチ、極チームにはトット、ジュリエッタ、見取り図、稲田、守谷日和、翔チームにはヒガシ逢ウサカ、ネイビーズアフロ、からし蓮根、清友、せいやとなりました。

「棒リレー」は、2人1組となり、軟らかい棒をバトンに、客席と舞台を往復するリレー対決。チームワークが問われます。上手・下手それぞれの客席の頭上で棒を運ばなければならず、観客も頭を低くするなどサポート万全。会場が一体となった盛り上がりを見せました。結果は極チームがひと足先にゴール!

20170929120518-4917cdcdf554d70d5b08401be7f5fdb9921177dd.jpg

20170929120543-51310514531759bf48ceb0e7e50c7d773de7b263.jpg

「マラソン終わり」と題した競技では、マラソン終了時のように、互いをタオルでくるみ合い、くるまれた者から脱落していきます。トット・桑原、トット・多田、盛山と、今井、伊織、ダブルヒガシ・大東がバスタオルを手に舞台上を疾走。ひとりまたひとりと脱落するなか、翔チーム最後のひとりとなった大東がくるまれて試合終了。極チームがまたまた勝利を手にしました。

20170929120624-6aeec932dcd3c10f2a4caf1622d45fcd12203883.jpg

3ブロック目最後の競技は、再び「給水」でロシアンルーレットに挑戦。今度こそ最前列のお客さんに迷惑をかけないように...と注意していた選手たちでしたが、酸っぱい水を引き当てた藤本がやはり吹き出してしまい大惨事に。翔チームが久々の勝利を手にしました。

20170929120649-d3883a158da7b1d006e6e169e649225599ac0f8f.jpg

舞台転換も3度目、河井と高見が選ばれ、再び『硝子の少年』を熱唱するカラオケコーナーです。ふたりは歌いながら客席を練り歩くなど、サービス満点! ムチャブリと思えぬパフォーマンスで魅了しました。

20170929120718-68cbdcf25fc09c5aa2c8974b991bfe26863588ff.jpg

さあ、いよいよ最終ブロック。残すところあと3種目となりました。ここからはMC河井のもと、全員参加での競技が続きます。

まずは「借り物競争」。事前アンケートで集めた観客が持っている"レアなもの"を読み上げ、客席から持ち主を探し、借りてくるというルールです。蛇の皮や古い新聞の切れ端、有名企業からの内定通知など、文字通りレアものが続出! 両チーム各7人の選手たちにより、客席通路では追いつ追われつのチェイスが繰り広げられ、いったん借りたものを奪い合うひと幕も...。死闘の末、またしても極チーム、勝利です。

20170929120749-a42b02df5fe3b8966bdbc6d2850f963fbc3f64a5.jpg

「巨大風船リレー」では、巨大風船を観客にも手伝ってもらい場内一周させ、早くゴールした方が勝ち。客席通路に選手たちが下り、まっすぐ通路を進ませようと奮闘しますが、そこは風船、なかなか思った方向に飛んでくれません。相手チームからの妨害ももちろんアリ。しかも盛り上がりMAXとなったところで、なんと極チームの風船が割れ、あっけなく終了となってしまいました。「稲田のアゴに触れて割れたのでは」との疑念も渦巻くなか、翔チームが貴重な勝利を手にします。

20170929120822-5a8d14e28e170fa41a68211ced2674929bd66837.jpg

最終種目は、「大綱引き」! 8人ずつを選出しての対決となり、両チームとも重量感のある力自慢の選手たちが選ばれます。とくに翔チームは大東やビスケットブラザーズ・原田&きんなど恰幅のいい選手が後ろに控え、大接戦を見事に制しました。

20170929120947-8238ee3ef6429692ec6f5e717de8537eabc5d620.jpg

このままでは引き下がれないと、極チームが全員土下座して「もっかいやらしてくれ!」と懇願!? メンバー総入れ替えで再戦にのぞむと、今度はいずれもスリムでひ弱な顔ぶれに...。とはいえ、応援にまわった選手たちは「オーエス」のかけ声で加勢し、客席も巻き込んでの大盛り上がりに! 

20170929121018-4ec57ea960018eb6a2828f9c8545aec180185778.jpg

極チームがリベンジすると、最終決戦として全員参加での3戦目に突入。極チームは先頭に稲田を置き、翔チームを脱力させるという戦法で、連続勝利をもぎとりました。

20170929121050-0d17387eb3c5adfb268b38683192ec6fc6d76bfe.jpg

最終3種目でも圧巻の強さを見せた極チームが、総合勝利を獲得して、ようやくエンディング。最後は全員でサインボールを客席に投げ込み、さらに写真撮影OKタイムも設けられ、大歓声に包まれながらのフィナーレとなりました。

20170929121140-3ca60542c28897d3b6878b55280d66f90d7fbe0d.jpg



【アインシュタイン】【トット】【ジュリエッタ】【見取り図】【ヘンダーソン】【吉田たち】【プリマ旦那】【セルライトスパ】【マルセイユ】【守谷日和】【霜降り明星】【ヒガシ逢ウサカ】【マユリカ】【ネイビーズアフロ】【ビスケットブラザーズ】【さや香】【からし蓮根】【ダブルヒガシ】【ちからこぶ】【清友】

2017年9月27日 (水)

下克上ランキングライブに沖縄の若手芸人の悲喜こもごもが凝縮!

9月15日(金)、よしもと沖縄花月にて、よしもと沖縄に所属する30組の若手芸人が毎月1回舞台でネタを競い、観客の投票でランキング順位を決める「よしもと-Uchinah-ランキング」が開催されました。

「よしもと-Uchinah-ランキング」はその順位によって、優先的に舞台出演のチャンスが与えられたり、メディアへの出演が優遇されるというもの。劇場移転後にパワーアップして初開催となったこの日は、すべての芸人が持ち時間2分で、最初のカテゴリー分けと順位決定に挑みます。

カテゴリーは、ファーストクラス5組、セカンドクラス10組、サードクラス15組に分けられ、カテゴリーによって次回のランキングネタライブの持ち時間が決定します。ファーストクラス4分、セカンドクラス2分、サードクラス1分という下克上。次回からは、それぞれのクラスの下位と上位が入れ替わっていきます。

投票用紙を手に期待の高まる観客と、緊張と興奮を抑えきれない芸人達で劇場のボルテージが上がる中、最初の9組が登場しました。

笑っしょい松岡がみこしを担いで息も絶え絶えにトップバッターを務め、続けて、けんたくん、猫ノカケラ、なみちゃん、ヌフ、アダージョ、比嘉の場違いな美声とクリスの安定した突っ込みで観客を大きく沸かせたありんくりん、マルキヨビル、新しくコンビを組んだばかりで妙な間が笑いを呼んだキラークイーンがネタを披露しました。

20170922204810-8826a7d115d96a6b44a205dba1f4b211c1561256.jpg20170922204755-af5284a8f044754f378dacfb90f7a34f52b69408.jpg20170922204745-c4dddef7a25469240b420121238b4288fa95c25f.jpg

20170922204724-b6429defebfa295d6366a1a4287ccccd461fd22e.jpg20170922204712-fac91c9ebf20606d2ba2c0c31a59fad576529593.jpg20170922204703-0661c60288c3b8529d75c12686f5470eb7c388f9.jpg

20170922204646-c5a016ca6c5cf95290cafc2e09588706b1e71279.jpg20170922204614-dee0b60088835ff34131b0f16c5009ca498f30ac.jpg20170922204545-06a4ed7c5e03a55e96361c4912d0e14cfb6e358a.jpg



続けて、怒涛の掛け合いで最後に大爆笑を起こしたぼんじょるの、カシスオレンジ、オーシャン、しおやんダイバー、さきはまっくす、魁バーバリアン、ぐりーんのーと、どさんこ室田、練られたネタでじわじわと笑いを起こした空馬良樹、登場してすぐに客席にマシュマロを配るという予想外の行動で観客を驚かせたたろうが、漫才やコントを披露しました。

20170922205317-3c7ed87c4014d904c5e7d97df094d0991de54247.jpg20170922205241-17649427c1403e926b3bca3e8be646117dabf8f1.jpg20170922205238-646311ff0e6effa68d1088facd69838eb43e42a3.jpg
20170922205140-98eb28a9c76a5629e666dc935fde2246fc342a49.jpg20170922205125-e09d8ef27186349e66e858eeac41ae2cd1e1e79a.jpg20170922205113-17c694304463235b625952b0143eb170f812a4fc.jpg
20170922205108-4db50d74088542507b3fbcf3de7e63eb96123474.jpg20170922205053-48a8e1c80c61abe71ac5d8e30124dd1351a8ef3f.jpg20170922205047-955fcf91006279888cc93e0418d3ee9560ba9e7c.jpg
20170922205033-8496d26192059aeb4058e1ef41a8dd7642188968.jpg


最後は、ピーチキャッスル、よしもと沖縄花月唯一の女性コンビのハイビスカスパーティはリズム良いちあきのボケが炸裂し、利根川ホプキンス、独特なリズムと絶妙な間でさすがの笑いを起こした初恋クロマニヨン、ガジラー、プレイングサポーター、ヤンバルナゴン、ツウシイム、新キャラの"よく喋るおばさん占い師"で子どもから大人まで大きく沸かせた大屋あゆみが、観客を休ませることなくネタを披露しました。

20170922205759-0c93fef46ce3b5eb4522ad402b5530c1f2939c2f.jpg20170922205722-60ceebe06f83ed2a42e6f41f2bd6824bc6ee1acd.jpg20170922205646-2935849df2cf37f5181e0c2454dfc1a5b11c0fc1.jpg

20170922205614-d01afceb86897ba10633e916b9813a7c22e6ff4f.jpg20170922205612-176f2374d55e00a570dfbb5b448518568c93b0cd.jpg20170922205557-1e9f9325d7662d5b7284c3388e27ee06ea46cd16.jpg

20170922205947-2b6f94ed91fd263e8650189e5e77bf8b18cfff9c.jpg20170922205555-a2144c140b44a62a07a3b9c7bc9969602f91a9b5.jpg

20170922205509-79d5468e991b06a646419b3629b2ed7d65e85b4f.jpg


全組がネタを披露し客席が明るくなると、観客はいっせいに下を向き、真剣に投票アンケート用紙に記入します。笑いもザワつきもしないその真剣な客席の様子にそわそわする芸人達。集計に入って結果を待つ間も気が気でない様子。

20170922210135-70a6e8ff614a4a52413ba9c29a6b6788757733cb.jpg


いよいよ結果発表、下のサードランキングから次々と発表され、いよいよ上位のファーストクラスの発表になると、芸人も客席も緊張感が張り詰めます。

5位オーシャン、4位ハイビスカスパーティ、3位初恋クロマニヨンと順番に発表され、嬉しそうなちあき、静かに聞く初恋クロマニヨンの姿が見られました。

20170922210343-19c42abb612252b2b4d3546744e4157785216444.jpg20170922210337-1b551a21afc4c5df70abba1f00b7a0730e57a0fb.jpg20170922210309-4a72c708bf216fb022898afe133268f843eb97c3.jpg

いよいよ、残る2組、ぼんじょるのとありんくりんが真ん中で結果を待ちます。手を組み祈るぼんじょるのおりた、目が泳ぐありんくりんクリス。新しくパワーアップした「よしもと-Uchinah-ランキング」の栄えある1位は...


20170922210506-2e5cb09ed711173d5fed0e622cdbaf834a5e080f.jpg

ありんくりんに決定しました!


20170922210502-550b94d6bddeeb7c810d6be93a2c5d5ac47f6cf8.jpg

すがすがしい顔や苦い顔の芸人の悲喜こもごもを見せた、下克上ランキングライブは大盛況のうちに幕を下ろしました。


【笑っしょい松岡】【けんたくん】【猫ノカケラ】【なみちゃん】【ヌフ】【アダージョ】【ありんくりん】【マルキヨビル】【キラークイーン】【ぼんじょるの】【カシスオレンジ】【オーシャン】【しおやんダイバー】【さきはまっくす】【魁バーバリアン】【ぐりーんのーと】【どさんこ室田】【空馬良樹】【たろう】【ピーチキャッスル】【ハイビスカスパーティ】【利根川ホプキンス】【初恋クロマニヨン】【ガジラー】【プレイングサポーター】【ヤンバルナゴン】【ツウシイム】【大屋あゆみ】

2017年9月25日 (月)

アーティスト、アイドル、芸人が「音」フェス! jealkb Presents『オトタノ』ライブレポート

9月18 日(月・祝)新宿Rany にて『オトタノ』が開催された。
"音を楽しむ"をテーマに、音楽を愛するお笑い芸人、企画に賛同したミュージシャン全30 組が出演。jealkb だからこそ集められた、豪華芸人バンドやここでしか見れない貴重なユニットによって、約10 時間に渡る音と笑いに溢れた楽しい宴が繰り広げられた。
20170925125150-0817a13fe3444c4f17dce4c88ab4c5efd5e223ef.jpg
ボーカル・haderu(田村淳/ロンドンブーツ1号2号)を中心に、2005 年に結成されたヴィジュアル系ロックバンドjealkb(ジュアルケービー)。

彼らが今回、初主催を務める『オトタノ』は、その名の通り「音を楽しむ」をテーマに掲げ、アーティストやアイドル、お笑い芸人ら異色な出演者と音楽が集うボーダレスなフェスとなり、満員の観客も終始楽しませました。
ステージは、メインの「OTO ステージ」と、隣接されたサブステージの「TANO ステージ」の2つがあり、観客はオールスタンドで、同じフロアから両方が楽しめるシステム。

チケットは完売。開演前から超満員のフロアを温めたのは、ウェルカムDJ のデッカチャン。開演時間となり、主催者であるjealkb の"公開リハーサル"でイベントが始まる。揃いのツナギ姿でメンバーが登場すると、「これはリハーサルだから、リラックスして」と笑顔を見せるhaderu(vo)。
「今日はたくさんの芸人やミュージシャンが、世の中にある色んな音楽の色んな楽しみ方を提唱します。中には自分に合わないものもあるかも知れませんが、それも全部飲み込んで下さい。音を楽しんでいこうぜ!」と『オトタノ』のイベント趣旨を改めて説明し、いよいよライブがスタート。

リハーサルといいつつ、hideki(agitator)の先導に振り付けを合わせ、どんどん熱気と一体感が生まれてくるフロア。短いライブながら、ラスト「fight for a renovation」ではお客さん同士が肩を組み、イベントが始まったばかりとは思えない盛り上がりを見せる。「色んな音の楽しみ方、みんなで共有していきましょう」と、haderu が『オトタノ』の開会を宣言し、イベントが本格的に幕を開ける。

セクシーアイドルグループ・シリタガール、メンヘラ系アイドル・病ンドルと、"OTO ステージ"では序盤からバラエティに富んだステージが続く中、サブステージとなる"TANO ステージ"ではけんじる、スベリー・マーキュリー、カズマ・スパーキン、「淳さんにTwitter で曲を送ったら出演出来た」という虹色侍など、音ネタを得意とする芸人がネタを披露。「日本で一番フェスに呼ばれているDJ」と自負するDJ ダイノジは一瞬でフロアに火を着け、大げさでなく会場中の観客を踊らせる。
20170925131851-ff63baba225175908423ec855e9d5dca2a637c2f.jpg
ヨシユキ(Dr)こと、よゐこ濱口プロデュースによる、松竹のブサイク芸人を集めたブジュアル系エアバンド・禿夢は、キク(vo)のハゲをネタにした楽曲で沸かせ、「湘南乃風をパクったから、絶対盛り上がるはず」と言い切った「Weakpoint Summer」にお客さんがタオルを回すと、キクがカツラを回して爆笑を生んだ。

大きな歓声に迎えられて登場したのは、オメでたい頭でなにより。ヘヴィで勢いあるバンドサウンドとキャッチーな歌で客の心を掴み、ダブルピースやタオル回しで会場をひとつにすると、赤飯(vo)が女性のようなハイトーンと地声を使い分けて歌う大塚愛「さくらんぼ」のカバーで、ヘドバンやサークルモッシュを起こす。さらにこのステージの前に布袋寅泰のモノマネで会場を沸かせていたペレ草田を呼び込み、BOøWY メドレーを披露。ラスト「オメでたい頭でなによりです!」では会場中が笑顔でダブルピースを合わせると、赤飯が「最高です! 初めて観る人も一緒にこの光景を作ってます。これが音を楽しむということですよ、みなさん!」と嬉しそうな笑顔を見せた。
20170925151057-b3218d48ac192aff3842814539fc4465a396f8b2.jpg
湘南乃風が好きなデブ4人による豊満乃風は、大好きな肉を歌った「豊満の祭り」で会場中のBBQ コールを生み、攻めのステージで魅せたBiS は、メンバーとファンが曲中に延々とスクワットを続ける「パプリカ」で初めて観る人を圧倒。
20170925152150-5a9424794a6ef561ae00aa5a2ff6e50a36a4d74b.jpg
こぶしたかしことレイザーラモンRG は、BiS のステージを受けてスクワットしながら「北酒場」を歌うと、「浪花節だよ人生は」で半強制的にやらせたヘドバンが想像以上の盛り上がりを生み、歌い終えたRG にフロアから大きな歓声が上がる。
様々な音楽を受け入れるだけでなく、率先して参加して楽しむお客さんの笑顔で、会場が明るく楽しい空気で満ちていくのが分かる。
白で統一した揃いの衣装でステージに登場すると、フロアから黄色い歓声が上がったのは、よしもとの塩顔芸人で結成されたエアバンド・SALTY's。
20170925152344-99b688914c5af3402723aef2d55ea6bb280b25db.jpg
イケメン4人が並ぶ姿も絵になるが、ポップで爽やかな曲調に塩村(テゴネハンバーグ松村)の歌声も心地よく、初めて見るであろう子も体を揺らしながらステージに釘付けになっている。ニッチェ江上がボーカル、光浦靖子がサックス、ニッチェ近藤がドラムを務める婦人会有志は、大人な雰囲気漂うジャズボーカルバンド。
20170925153131-fc89b309649ea65790a23fa705c56b5758578160.jpg
黒いドレス姿の江上が登場するとフロアから「わぁ~~」と声が漏れ、笑いナシの本格サウンドと江上のパワフルかつ色気のある歌声に会場中が酔いしれる。「出来る曲が2曲しかないので」と、あっという間に終わってしまったステージは物足りなささえ感じるほどだった。

本格的なダンスサウンドとキレのあるダンスで魅了したのは、エグスプロージョン。
20170925154435-063c56959756afd52abeb64cfb4a2c6b34beb502.jpg
彼らの代表曲と言える「本能寺の変」ではhaderu とhideki が登場し、この日限りのスペシャルセッションも実現。4人組アイドル・ゆるめるモ!は、キュートに元気いっぱいにステージを跳ね回り、笑顔と元気を会場に振りまく。
20170925161958-cbce6629faaeb1099f574110b8d7e4fd6f7bcc61.jpg
MC で「ジャンルとか関係なく、音を楽しんでもらいたいと思います」と語っていたようなぴが、見よう見まねで振り付けを真似て、最後は知らない人同士で手を繋いで上げる観客を見て、「たくさんのピースが繋がりました!」と笑顔を見せたが。イベントが進むほどにたくさんのピースが繋がっていき、この楽しい空間をみんなで一緒に作り上げているような感覚もある。

イベントもクライマックスに差し掛かった頃、OTOステージに登場したのは、シンガー・ソングライターとしても定評の高いロバート秋山。haderu とhideki をゲストコーラスに迎えて披露した名曲「tokakuka」では、<パンダ 上野動物園 区がやってる>と歌う秋山に<都がやってる>とお客さんがつっこみコーラスで参加。
20170925162158-b0ae5a81b1a41d8880b01c681e84a61eb0c6383b.jpg
歌い終えた秋山に鳴り止まない拍手や歓声が起きると、秋山も高笑いが止まらない。
さらにOTO ステージでは5人組ガールズバンド・Gacharic Spin が可愛らしいルックスとは裏腹なパワフルでテクニカルな演奏と、ハイテンションでエンタテイメントなステージで会場を湧かした。
20170925162523-b08167aaae02a31dd8f0ea640f0f601f47dcf1a6.jpg

「TANO ステージ」では、けんじるを皮切りに、スベリー・マーキュリー、アイロンヘッド、ペレ草田らが至極の「音ネタ」で沸かせ、ライブも中盤に差し掛かったところで登場したのは、和装姿の"こぶしたかし"ことレイザーラモンRG。
20170925152537-50388b71be68eb1a57d8c249b942ba4d003b03d5.jpg
師匠でもある細川たかしさんの『北酒場』と『浪花節だよ人生は』の2曲に乗せて、十八番の「あるあるネタ」を歌い、ロンブー・淳のあるあるでは「ハットを浅くかぶりがち」と結んで、関係者席の淳本人からも拍手が送られました。
また、直前の「OTO ステージ」に出演していたBiS を真似て、スクワットを続けるパフォーマンスでも大ウケ。

続く、我図星純一&ジュッペル寺西は、客席から出たお題をもとに、即興で一曲仕上げるという特技を持ち、「しめじ」「逃げる」の2ワードで見事な曲を完成させると、次のイチキップリン、こりゃめでてーな・伊藤、セブンby セブン・玉城による"よしもとモノマネ三銃士"は、井上陽水さん、田原俊彦さん、TUBE の前田亘輝さんの歌マネで沸かせます。
20170925162919-e571e59eaca2d5987798ee5afa1aad2c293c4773.jpg
20170925163019-ca28bb1b96f18caa1d413f4496fa2648e6b16ccf.jpg
本格的なギターデュオコンビのシマッシュレコードは、キレイなハーモニーに乗せて『親孝行』などのオリジナルコミックソングで魅了し、続くこりゃめでてーな・大江がラッパー"MCKJ"として登場して、「HAGE」のコールアンドレスポンスで大盛り上がり!
20170925163108-10265aaeb2dd5bdf9fc05b9c9b8c8e6fcd596360.jpg
本物の兄弟にして異色のテレビ局員ユニット、Well stone bros.が『OVERCOME』などで爽やかな空気に包み込んだ後、2700 から改名したザ ツネハッチャンは、八十島のボーカルに、ツネが肘パフォーマンスで呼応し、観客も肘を交互に突き出します。
20170925163218-a157ad1fa4af163fb2b8acee9ef202b801aebed1.jpg
そして「ミスター人間・庄司智春」との紹介を受けて登場したのが、ペナルティー・ワッキーと品川庄司・庄司。
先に庄司が手持ちのライトで、自身の肉体美をアピールすれば、ワッキーは「性別を超越した男 ミスター人間!」と矛盾した自己紹介をポーズ付きの繰り返した後、庄司のギター伴奏で『乾杯』を歌い、ロンブー・淳の結婚を2年越しで祝福します。
20170925163308-901a588ad31c76eafa306cbe3934ec5c2f735b9b.jpg
「TANO ステージ」のトリを務めたのは、「純翼・遠藤進一」。
これまた謎のユニットでしたが、遠藤進一の正体はココリコ・遠藤で、『冬のリヴィエラ』を情感たっぷりに歌い上げると、続いて登場した純翼(じゅんつばさ)の正体は、極楽とんぼ・山本でした。
20170925170557-02b11144b983d55abbf8cb1ab35a156944e73c78.jpg
純翼は「みなさんの前で音を楽しめる、歌が歌えるこういう機会を頂いて、ありがとうございます」と感謝を述べつつ、10 年間の懺悔の気持ちで作ったという新曲『懺悔』を披露。
その後、大御所同士という設定で2人はトークを展開しますが、『懺悔』のポップな歌詞とメロディに、遠藤は「本当に懺悔しているのか?」と詰め寄る場面も。その遠藤は、歌い方のくせが強すぎる『I love you』で爆笑をさらいました。

そしてラスト、『オトタノ』の大トリを務めるのは、もちろん主催者のjealkb。
20170925170808-178136b5cfeaf2697c45670b3f9f21faf8597595.jpg
「OKK-17」で勢いよくライブが始まると、hidekiのリードに会場中が振り付けを合わせる。最後までイベントを楽しもうと笑顔で踊る観客、主催者として大トリとして堂々とした歌と演奏を見せるjealkb。
「天誅☆あるわけないストーリー」ではシリタガールズを迎えて派手やかで賑やかなお祭り騒ぎを見せると、「100 パー出せる? 絶対?」とお客さんを煽って始まった「Packya Ma Lad」では異常なほどの熱気が生まれる。その様子を嬉しそうに見ていたhaderu は、「予定には無かったけど、激しい曲やっていいですか?」と、メンバーに「堕落」を急遽リクエストし、フロアをぐちゃぐちゃにかき回す。ラストは残った出演者をステージに集め、お客さんを含む会場にいる全ての人で「ASTROMEN」を踊り、会場中に笑顔が溢れる中で『オトタノ』の幕を閉じた。
20170925171431-6627a81fa2ee61a6af697211acd2e6822e4655cb.jpg
MC で「今まで「音楽とか、何やってんの?」って言わてきたけど、そういう人たちにも音の楽しさを知って欲しかった」とイベント開催の経緯を語り、「結果、みんなも楽しめたと思うし、出演者からも「音を楽しむということを改めて考えさせられました」と言ってもらえたんで、来年も必ずやります!」と宣言したhaderu。今回の成功を踏まえて、さらに進化した形を見せてくれるであろう『オトタノ』の次回開催が楽しみだ。

2017年9月24日 (日)

京都国際映画祭2017に先駆け、プレイベントを元・立誠小学校講堂で開催!

20170924112908-9ff44da50784963a622dbee5e5e9cf7f7215ab28.jpg

10月12日(木)〜15日(日)の4日間の日程で行なわれる「京都国際映画祭2017」。今年第4回を迎える同映画祭の開催に先駆け、9月23日(祝・土)に元・立誠小学校でプレイベント「京都国際映画祭2017」「日本映画 原点の地・立誠」共催企画 『忠次旅日記』井上陽一 活弁ライブが開かれました。


これまで映画祭の会場としても活躍していた元・立誠小学校ですが、本格的な跡地活用が決定したことで、今年で一旦会場としての使用を終了することになります。立誠小学校の竣工、「忠次旅日記」の公開が同じ1927年で、いっしょに90歳を迎えること、そして今年の京都国際映画祭を盛り上げる意味も含め、今回のイベントが開催されることになりました。


20170924112939-d1ce915114cd54eb46f46b09a8b77ccb12b2c54a.jpg

会場となった元・立誠小学校の正面入口前には、このイベント当日から運行を開始する、コトバのアーティスト・イチハラヒロコ氏によるアートタクシーも特別展示され、入場者を迎えます。


20170924113021-9e2d7b15b5887f9ae943f12e97ced544258bd041.jpg

20170924113017-7f8519731e9c8dd3b9cf2628850c075f8a7ebe80.jpg

イベントは、まずMCのアートプランナー・おかけんたが登場。今日のイベントについて、そして京都国際映画祭についてトークしたあと、イチハラヒロコ氏がステージへ。アートタクシーがついに今日からお披露目ということで「ありがとうございます、えらいことで...」と恐縮するイチハラ氏の姿に会場から笑いが起こります。そして改めて「言葉をモチーフにして作品を作っています、イチハラです」と挨拶。けんたからタクシーが京都市内をぐるぐる回ると聞かされると、再び「えらいことで...」。今日の入場者に作品であるカードが配られたことについても「いらんかもしれませんが...」とあくまで謙虚なイチハラ氏の様子に会場から笑いと拍手が起こっていました。


20170924113055-6f96c8e5d0fa3c6d8e724514b91fecfbfeb62618.jpg

続いては、本日の出演者をステージに呼び込みます。活弁士・井上陽一氏が「よろしくお願いします」と挨拶。その存在感に「校長先生のよう」とけんた。それを受けた井上氏は自らあと10年で90歳と自己紹介します。


20170924113137-a7596b4ab7825de014e453d39579229f2e38db77.jpg

そして、今回音楽を担当する活動写真和洋合奏団のバンドマスターでバイオリン担当の今田健太郎氏、ピアノ・黒川隆雄氏、鳴りもの・河野佳代子氏、三味線・今藤敏之氏が紹介されます。


20170924113215-9361e389685c0efd0b59c7712d032328ce41b1b4.jpg

改めてけんたが「どうしてこの作品を選ばれたんですか?」と井上氏に問いかけると、「やってくれって言われたから」。そのストレートな返答に笑いが起こります。そして、この作品は若い娘が出てこないことを話し、「この歳になると若い娘の声が出ない、伊豆の踊子とかはもうとっても無理」と井上氏。今日出てくるのは年増ですから、と会場を笑わせます。


20170924113251-04674875a904c27d2456c9ed6b54d34c2d39f84c.jpg

バンドマスターの今田氏は、活動写真和洋合奏団について説明。100年ほど前に、無声映画を実演でやっていたのを復元してやらせてもらっていると話しました。楽団で演奏を始めたきっかけについては、黒川氏が「(今田氏から)やってみたらおもしろいんちゃうか」と言われたのが始まりだったとのこと。すでに12、3年の活動歴があることも話されます。ここでけんたが「鳴りものとは?」と、担当の河野氏に質問したところ、大太鼓、締太鼓、ドラが鳴りものになると説明がありました。さらに井上氏から「画面によって雷、波しぶきとか、合わせないとダメ」と補足の説明も。三味線担当の今藤氏は、普段は日本舞踊の演奏などを行っているそうで、腕自慢のメンバーたちによる演奏にも期待が高まります。


そしてけんたが作品について、日活大将軍撮影所で制作された伊藤大輔監督の作品であること、主役の忠次を演じるのは大河内傳次郎であることなどを説明。井上氏は、この作品は三部からなるものの「一番いい、名月赤城山(井上氏談)」のシーンが登場する第一部がないことを残念そうに話しました。


20170924113407-040a8960b26f3a2edde9ce234ba433360a49bbff.jpg

20170924113400-bb9c01b5e5226c05bfe40a8ebe302bf3328f7a0e.jpg

いよいよ作品の上映です。冒頭、井上氏が今では見られない第一部の説明を行い、フィルムがスタート。その瞬間から楽団による音楽が流れ、井上氏の迫力ある声が会場に響きます。役柄ごとに声を変え、様々なキャラクターを演じていく井上氏。楽団はシーンに合わせ、テンポ、曲調を自在に変え、作品を盛り上げます。活弁、音楽とひとつになることで、90年前のサイレント映画にいきいきとした生命が吹き込まれました。


20170924113458-a2bce1beff819fc3667b3695a02b284964910b5c.jpg

20170924113449-59acfea3a8747f662f5c8114c8bed92d0d307ff6.jpg

上映後、やはり第一部が無いのがとても残念だとしつつも、フィルムが細切れで大変だったが、なんとかわかってもらえたのでは、と井上氏。楽団のメンバーも「前にやったフィルムと違っていて大変だった」「疲れました」「いつもと違う感じで演奏するので苦労した」と口々に話しましたが、その表情は井上氏も含め、全員が満足気。その姿に会場からは大きな拍手が起こりました


20170924113609-a2786c85935ba2595e56a379a3c8e84de5f69b2c.jpg

けんたからは10月12日(木)から「京都国際映画祭2017」がスタートすること、13日(金)からは「サイレント/クラシック企画」として、大江能楽堂で活弁上映特集が始まることも告知。「映画のルーツはコメディ映画にある」をテーマに、映画初期に活躍したコメディエンヌや女性に焦点を当てた特集を行うことが伝えられました。


例年以上に充実したコンテンツが満載の「京都国際映画祭2017」。10月12日(木)からのスタートが待ちきれません!



【おかけんた】


MBS『関西発!才能発掘TVマンモスター』から生まれたダンス&ボーカルユニット チーム・マンモスターが初お披露目ライブを開催!

20170924093320-cad6d9045a6bd03e4f59cf0e7e5cacf3732f7542.jpg

MBSテレビで月曜深夜0:59〜放送中の『関西発!才能発掘TVマンモスター』より、様々な審査を通過した精鋭16名によるチーム・マンモスターが誕生! 9月23日(土・祝)、その初お披露目となるライブ「マンモスターLIVE vo1」がMBSちゃやまちプラザステージにて開催されました。

20170924093351-dc95fffc25ee9e92128b274101b5aa5c88ed7596.jpg

この番組は、関西に眠るマンモス級のスター=「マンモスター」を発掘し、世界で活躍する本格的ダンス&ボーカルグループを生み出し、デビューまでを追いかけるドキュメントバラエティー。MCは『キングオブコント2017』の決勝進出を決めた実力派若手芸人のアキナが務めます。プロデューサー陣に、安室奈美恵や倖田來未などのアーティストの振り付けを手がけてきたRYONRYON.(野村怜花)、そしてYUKI、FUNKY MONKEY BABYS、JUJUなど数多くのアーティストの作曲、プロデュースを担当してきた田中隼人氏、NMB48など様々なアイドルプロジェクトを成功に導いた剱持嘉一氏を迎え、日本のみならず世界へ飛び出す本格的なスターを目指してプロデュース。そしてこのたび、他薦エントリーされた、主に関西の中学生以上の男女1,911エントリーの中から、数々の厳しいレッスンや審査、そして公開選抜テストをも見事に勝ち抜いた精鋭によるチーム・マンモスターが結成されました。

メンバーは、芦田茉奈津、岡畑雛生、金子京平、辻内祈、田中優衣子、戸谷莉里香、長澤翼、狭間愛生、樋口光、南埜巴那、村上元紀、森下翔、森下真帆、吉田悠祐、渡邉梨沙、和田光平の16名。チーム・マンモスターは、その都度オーディションを行い、曲によってそれぞれの個性がいちばん発揮できるメンバーを選出し、変幻自在に活動していきます。今後、LINELIVE、そして海外を含むさまざまな場所でのライブ活動を展開します。

20170924093418-df0c88bdee5d6b586c9fb2690c177e43af30250d.jpg

初お披露目となったこの日のステージには、番組MCを務めるアキナ、プロデューサーのRYONRYON.も出演。アキナは、番組がスタートした今年7月からマンモスター候補生たちの奮闘ぶりをVTRで応援してきました。それだけに、秋山は「僕らがまずマンモスターのファンです」と、この日初めてメンバーたちと対面するのを楽しみにしている様子でした。

20170924093449-e127648f791b24a277430c09b52872d25bd36215.jpg

いよいよお披露目ライブの開幕! ファーストステージは、ガールズユニットA(辻内祈、田中優衣子、芦田茉奈津、岡畑雛生、樋口光)によるステージ。少女時代の『LOVE&GIRLS』、2NE1の『I AM THE BEST』を披露。キュートさとクールさを備えた熱いパフォーマンスで会場を盛り上げます。

20170924093507-371ad73cd3bd5e88778c9ba550dc4c0b6a592b9a.jpg

秋山は「堂々としたパフォーマンスで、僕らも前の席で見てましたけど、かっよかったです! すごい!」と大絶賛。「もともと持っているポテンシャルはもちろんですが、そこから磨きをかけたんですね」と感心していました。

20170924093533-3166f4e8afbffa2e423e762c8dd6054d3bd7ff54.jpg

セカンドステージは、ガールズユニットB(森下真帆、南埜巴那、戸谷莉里香、渡邉梨沙、狭間愛生)によるパフォーマンス。少女時代『Catch me if you can』、TWICE『Like OOH-AHH』をお披露目しました。

山名はひたすら「すげーな! 完璧なステージでした。楽しそうやった」と感心。秋山も「勢いが止まりません!」と興奮。

20170924093625-cbdb562072275ec7f6dae5533d30ae4ed6b4df87.jpg

ガールズユニットの締めくくりは、女性メンバー全員によるパフォーマンス。この日、リーダーを務めた狭間愛生からコメントがありました。「私たちは、年齢層もバラバラで、最初はバラバラの夢を持っていました。でも今はみんなで、世界で活躍できるユニットを目指しています。この数カ月間で仲も深まりました」と、よきライバルであり、よき仲間であることを語りました。最後のパフォーマンスは、TWICEの『SIGNAL』。

20170924093746-009d189d9fe4b6a46d68a87ea669284ca3052839.jpg

メンバーのパフォーマンスを初めて生で観た秋山も、「日々がんばってきたのがひと目でわかるパフォーマンスでした」と感慨深げ。メンバーを時には厳しく、時には優しく、大切に育てているRYONRYON.も、「泣きそうになりました」と感無量の様子。「でも、みんなもっと輝きます。もうちょっと上を目指したい。みんなの才能を伸ばしていきたい」と語りました。森下真帆は「練習する目標があるからこそがんばれました。今日のステージに立てて、すごくうれしかった」と笑顔。

20170924093841-15214d7655fb5ec36338db41421fe27e5ef1569b.jpg

続いては金子京平、長澤翼、村上元紀、森下翔、、吉田悠祐、和田光平という男性メンバー6名のパフォーマンスです! 防弾少年団の『BOY IN LUV』、BIGBANGの『BANGBANGBANG』を続けて披露。

秋山は「かっこいい〜!」と感激し、「皆みたいな感じに生まれたかった」とポツリ。山名も「すごすぎて笑けることってあると思うんですけど、まさにそれでした」とクオリティーの高さに驚くばかりでした。山名が以前、あだ名を「子羊」と名付けた金子京平でしたが、この日の素晴らしいパフォーマンスに「成人した羊になってる」と感心。そして男性全員に「セクシーになっていってる」、秋山も「ほんまに、みんな色気あったよ。自信持って、もっと人を惹きつけるエロいオーラを出して欲しい」とのこと。これを受けてRYONRYON.も、「ダンスはエロかっこいいなので、もうちょっと引き出したいと思います」と語りました。

20170924093929-7816a014b8aa1567be38f5d93e46774e16de2a37.jpg

続けて防弾少年団の『血、汗、涙』、SHINeeの『Everybody』をパフォーマンス。この日、ボーイズユニットのリーダを務めた長澤翼は「短い期間ながら、すごく濃密な時間を過ごさせてもらったのも、マンモスターのオーディションがきっかけですし、何よりこうして観に来てくださる皆さんが支えになっています。冬のデビューに向けて突っ走っていきますので、引き続き応援をよろしくお願いします」とご挨拶。flumpoolの『World beats』で締めくくりました。

20170924094022-7cc8f9c646f18c8ed5fc88b2c97267ad0392d88f.jpg

20170924094046-d5c96fdc86fdd49ad59684c5f1eaf179369a6576.jpg

秋山と山名は「最高のパフォーマンスでした」と改めて感激。RYONRYON.は「ここまでやってきて、初めて皆さんの前でお見せすることができ、ありがたく思っています。これからもみんなすごく努力して、これから世界に向けてまだまだがんばっていきます。才能がたくさんある子達なので、私含めスタッフ一同、がんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と挨拶しました。

20170924094114-84c4f72646820a19edb47ed399c8c56953fdef43.jpg

「マンモスターLIVE」終了後、アキナのMCの元、記者会見が行われました。

プロデューサーのRYONRYON.は「4月からオーディションが始まり、番組が7月から始まって、1911エントリーの中から選ばれた16名のメンバーが登壇させていただいています」と改めて紹介。秋山にチーム・マンモスター16名の評価を尋ねられたRYONRYON.は、「可能性をたくさん秘めているメンバーを選出していますし、さまざまな課題をしっかりクリアでき、なおかつ人間性、アーティスト性があるメンバーを揃えているので、必ず実現していきたいと思います。ここまでは第一段階で、これからは第二段階。本物になってもらうため、これまで以上の厳しいトレーニングを積んでいただこうと思っています」と熱を込めて語りました。

20170924094148-37afa51f4834d2048728fda03f7663a329d1b841.jpg

メンバー16名からは、この日のステージの感想が。

20170924094236-fe8e90610beece316081368b97a66cf2a49d7683.jpg

吉田悠祐は「今日のライブはすごく楽しくやらせていただきました。今後はステージやアーティスト性をもっと磨いて本物のアーティストになるとともに、僕個人の活躍の場をもっと広げていきたいと思います」。

20170924094300-c50c8bf4cb35c61e8cb1c3eeb98288794514317c.jpg

長澤翼は「これまでレッスンを積み重ねてきた中で、今回、初めて披露という形になりました。僕たちも、ゼロから改めてスタート地点に立つということで、もう一度気を引き締めて、もっと成長して世界を目指していきたいです」。

20170924094417-bb0e6100aa8cdd3325a06d1c49732fe14996f1ac.jpg

村上元紀は「今日のライブは全力で挑むことができました。でも、また新たな課題も見つかったので、それをクリアするのが今後の目標だと思っています」。

20170924094441-d2fe48abd91eae0a588ec2698dad66dee7d4c2fa.jpg

和田光平は「今日は記念すべき日でした。でも、正直自分の中で納得いかない部分があるので、この先は今日の反省点を生かして精一杯自分を磨いていきたいと思います」。

20170924094510-5518b533996461d27448a0f8c7a2141222a9e52f.jpg

森下翔は「今日のライブは、全力でできました。でもライブの途中で機材(音声装置)が落ちてしまったので、プロとして、そういう場合のハプニングの対応力をもっと身につけていかないとなと思いました。また、ライブ展開をもっと創り上げて挑みたいと思います」。

20170924094543-37d91266091dd58aa70c3b3bf2db2133f34f7fbe.jpg

金子京平は「全力を出せたけど、自分の中でミスがあったり、チームとしてもまだ改善できるところがあるのでそこをもっと突き詰めていきたいと思います」。

20170924094614-d21a35b145b92c58a85dcc2d7b3ca7cdabed3da0.jpg

森下真帆は「本当に、ここからがスタートだなと改めて感じました。すごい楽しい気持ちと、ここからもっと自分自身がんばっていかないとと気を引き締めた一日でした」。

20170924094643-32f6d100940fc0683c6f39006243810319702acb.jpg

戸谷莉里香は「今日は、何よりも『楽しもう!』と思って朝から準備していました。いざステージに立ち、やはりお客さんひとりひとりの笑顔を見て、本当にここからが勝負やなと改めて痛感させていただきました」。

20170924094714-b033d70d3426cd7f56544f22488117a2d0614af1.jpg

南埜巴那は「初ステージでは、今までの課題の発表のとき以上に緊張したんですが、これからたくさん人前に出させていただくことになりますので、毎回、私自身が課題を見つけて取り組んでいけるようにがんばります」。

20170924094748-6966528a795ef672e4c46dab606a7351faffa162.jpg

渡邉梨沙は「すごく緊張したのですが、この日を楽しみにみんなで集まって練習してきました。ステージはすごく楽しかったです。これからはプロとして、お客さんひとりひとりの顔を見られるような余裕を持ってステージに立てるようにがんばりたいです」。

20170924094822-75e35600fdf0ea19968871ffcdb45744e6efa8d3.jpg

岡畑雛生は「今日、初めてのライブで、すごく緊張しました。めっちゃがんばって練習したけど不安が残っていて今日まで不安だったんですけど、世界で活躍するにはこんな気合いではダメなので、もっとイチからがんばります」。

20170924094854-974ca8b443bf8a6df11e136148a1c6bde992eafc.jpg

田中優衣子は「今日、初めて16人でのライブをやらせていただき、私の中では楽しく発表できたと思っています。でもまだ技術面で皆さんに追いついていない部分があるのでプロとしてやっていけるように自分を成長させていきたいです」。

20170924094930-ed35a09ffc4a8853015844e743065cac158b5598.jpg

辻内祈は「今日はすごく貴重な経験をさせていただきました。これからがまたスタートなのでもっとがんばりたいと思いました」。

20170924095046-f3c2184d2ed54ac40ccae188d95aa04e76375bec.jpg

芦田茉奈津は「今日、女性メンバーで発表させていただいた曲は、選抜テストの曲や初めて課題でいただいた曲でもあったので、初心を思い出したり、これまでみんなでがんばってきたことを思い出し、楽しみながらパフォーマンスできました。でも、もうちょっとお客さんも一緒になって、この雰囲気を味わえたらなと思ったので、もっとみんなでがんばっていきたいです」。

20170924095110-3d9e07b942f99dd108f1a855c5caba8430f7042a.jpg

狭間愛生は、「ダンスも歌も楽しめたんですが、もっとお客さんに目配りできたかな? という課題も出てきました。次はそこを改善していきたい。次回は本番にもっと強くなり、お客さんも巻き込めるように上を目指していこうと思います」。

20170924095138-845640c8180e71a0cce5f758d7657dbcec149792.jpg

樋口光は「始まる前は不安で仕方なかったんですが、もっと本番も楽しんでやってけるようにならないといけないと感じました。がんばりますのでよろしくお願いします」。

それぞれ、精一杯のパフォーマンスをお客さんに見てもらうことの喜びと、ライブを創っていく上での課題を新たに見つけたようでした。

20170924095244-e81be96ff0485cf33523e5506b1864223299f0e7.jpg

RYONRYON.は、メンバーに対して「自己反省が多いところもありますが、私の中では、与える方々に十分なパフォーマンスを見せていきたい。それがチームとしてできるように、マインドづくりも含めた上で"与えられるアーティスト"になってほしい。皆さんの自己反省を踏まえた上で、次の段階へ。来週もライブがあるので、1週、1週をキーポイントにしていき、彼らの成長を見ていただきたいと思っています」と期待をかけていました。また、今後の展開を「まずこの16人を核として育て上げることにより、その後は『チーム・マンモスター』を増やしていきたいと考えています。10年後、15年後、100年後も続くものをつくりたいと思ってこのプロジェクトを始めたので、その始まりとなる16名だと思っています」と語りました。

20170924095303-89f6fea2142543835b9fba15209e9ff6b95b7cda.jpg

先日、来年9月16日をもって引退を発表した安室奈美恵さんが14歳だった頃から付き合いがあるRYONRYON.が、安室奈美恵さんとのエピソードを語る一幕も。最近では、安室奈美恵さんの2013年のツアーで振付師として共に過ごしたそう。「安室奈美恵さんには驚かされることが多々あった」そうで、「ダンスを覚えるのがプロのダンサーよりも数倍速かったですし、エンターテインメントにおける勘がかなり高かったです。あと、人間性、人柄、礼儀、姿勢も含め、素晴らしい人物だと思います。それが14歳の時から一切変わらない。私自身も尊敬しています」と、やはり唯一無二の才能を感じていたよう。「マンモスターの中には14歳のメンバーもいますし、またひとつの時代を担ってくれるような逸材が育っていってほしいと望んでいます」とRYONRYON.。「これまで安室さんをはじめ、他のアーティストさんも担当してきましたが、何ひとつ変えないのが私のやり方。マンモスターの皆さんも輝き、才能を花開かせてくれると信じています。そこに向けて、スタッフ一同取り組んでいきたいと思っています」と語りました。

今後、世界での活動に向けての特技を尋ねられた際は、吉田悠祐は「英語落語」、戸谷莉里香は「英語暗唱」、渡邉梨沙は「韓国のファッションやメイクが大好きなので、韓国語を勉強中」と笑顔で語りました。

20170924095348-f188bfb7a171d30cb7258bc995806d08d3efa462.jpg

今後もチーム・マンモスターは、MBSちゃやまちプラザステージにて無料ライブ「マンモスターLIVE」を定期的に行っていきます! 近日開催されるライブは9月30日(土)17:00〜。彼らのパワフルなステージは、一度観ると何度でも見たくなる迫力です。ぜひお越しください!さらに、「マンモスターLIVE」終了後は、「マンモスターLINELIVE」も配信! 吉本の若手芸人がMCとなり、チーム・マンモスターのフレッシュな素顔が垣間見られる内容となっているのでぜひともチェックしてくださいね。さらにさらに! 将来、海外で活躍するために、11月には海外に飛び出しライブを予定! これらの詳細は、後日、番組公式HP(http://mammostar.jp/)にてお伝えします!

会見の後、メンバーを代表して4名のマンモスターにインタビュー! 今後の意気込みを訊きました。

20170924095436-46fb66f20308638faaf0555631ce4c3d21ccd377.jpg

芦田茉奈津は、E-girlsの『ごめんなさい kissing you』のMVでバックダンサーを務めた経験のある18歳。「今日のお客さんの中には、それぞれのメンバーのご家族やお知り合いが多かったと思うので、今後は自分たちのファンに来ていただけるように知名度を上げていきたいです。このステージで満足せず、もっと大きなステージに立ってパフォーマンスができるようにがんばっていきたいです」とにっこり。今後、海外での活動も予定されていることについては、「私は小さい頃から、海外に行くなら絶対にこういったお仕事で行きたいと決めていて、ずっと海外に行くのをガマンしていたので、海外でパフォーマンスするチャンスがあると聞いた時は本当にうれしかったです。1日、1日無駄にせずがんばっていきます!」と意気込んでいました。

20170924095459-0eef18ddae514307347523ef9c318de85c10c6ef.jpg

男性チーム最年長、23歳の長澤翼は、一期生オーディションで落選したものの、二期生オーディションでリベンジを果たした努力の人。その勢いに乗り、チーム・マンモスターの切符をもぎ取りました。「とてもありがたい環境の中でパフォーマンスをやらせていただき、どんどんこういった機会を積み重ねていきたいです。今日は100名というお客さんの前でやらせていただきましたが、僕らを応援してくれる方のなかで『行けなくて残念』と言ってくれる方もいたので、そういう方にも見ていただける機会をつくり、大きなステージで見ていただけるように成長していきたいです」とファンにうれしいコメント。海外で活動を見据えては「海外は高い壁があると思うので、それに負けないように、毎週ライブをやらせてもらえる環境を大切にして成長していきたいと思います」と気合十分。

20170924095532-98bcf32aedbe902402de2b523c5e47a8acba8827.jpg

男性チーム最年少、17歳の村上元紀は、キレが抜群のダンスでマンモスターでも一目置かれる存在。パフォーマーとしてはもちろん、ファッションにも興味があり、将来はブランドを立ち上げるなどアパレル活動もしていきたいとのこと。今日のパフォーマンスについては「スタート地点に立ち、ここから発信していくんだと改めて自覚しました。でも、今日はまだ100人の方々を僕らの雰囲気に飲み込めなかった部分があるので、今後はレベルアップも必要だと思いました。今回、皆さんの前でパフォーマンスをやらせてもらったことで、ステージングや後ろを向いた時の立ち姿を意識するというのは、普段のレッスンだけではなかなか習得できていなかったなと感じたので、課題に向き合っていきたいです。だけど今回のライブは、今の僕らの全力を出したので後悔はないです」と力強い言葉。海外で活動するチャンスが目前に迫る今、「日本で味わえないことが、海外にはあると思うんです。修学旅行で海外に行った時も、少しだけダンスをした時、日本では味わえないリズムを感じたので、今後は課題に向き合ってきちんとマスターし、海外へ行ける時には得ることができる全てを吸収できるスペースを作っておきたいです」と語りました。

20170924095611-fa621d299e6bea11f67e0ea51eee68054ff521c4.jpg

渡邉梨沙は、USJのパフォーマーの経験がある22歳。ボーカリストとしてのスキルも高く、二期生オーディションで「即戦力になる」と高評価を受けた実力の持ち主です。「私は三代目 J Soul Brothersさんと、EXILEさんの全国ツアーでバックダンサーとして参加した経験があり、その時、大きなステージでダンスをしてすごく楽しくて、『次はいつか、私のパフォーマンスを観に来てくれるようなステージに立ちたい』という強い思いがありました。今日、100人のお客様が私たちを見るために集まってくれたので、今日はその第一歩だなと思いました」と目を輝かせていました。渡邉さんも海外での活動には興味津々。「言葉が一番の壁だと思うんですが、私も海外のアーティストさんの曲を聴いたり、ダンスを見た時、言葉の意味はわからなくても『好き』と思うことがあります。だから、言葉だけではなく、表現として伝わることは必ずあると感じています。海外でパフォーマンスできるとしたら、現地の方の心に残るようなダンス、歌、表現が与えられるように成長したいと思います」とのこと。

驚くほどに急成長を遂げているチーム・マンモスターのメンバーたち。彼らの成長を、番組で、生のライブで、LINELIVEでぜひともチェックしてくださいね!

20170924095711-1ec8c7bbcc2062c0b6aad03151517dde130fb320.jpg

■ライブ情報

「マンモスターLIVE vol.2」

日時:2017年9月30日(土) 17:00〜

場所:MBSちゃやまちプラザステージ

出演:チームマンモスター

「マンモスターLIVE vol.3」

日時:2017年10月7日(土) 17:00〜

場所:MBSちゃやまちプラザステージ

出演:チームマンモスター

■番組情報

MBS 『関西発!才能発掘 TVマンモスター』

毎週月曜 深夜0:59〜 放送

番組MC:アキナ、RYONRYON.(野村怜花)

http://mammostar.jp/

【アキナ】

2017年9月23日 (土)

なんばグランド花月が海原やすよ ともこ一色に染まった単独ライブ『YASUTOMO live 2017』!

9月22日(金)、なんばグランド花月が"やすとも"一色に染まりました! 昨年初めてのNGK単独公演を行い、大好評を得た海原やすよ ともこの2回目となるなんばグランド花月単独ライブ『YASUTOMO live 2017』が行われ、フェスの様な盛り上がりをみせました!

20170923011141-2ce90dfcdab893d02ed06b355ec3ac5ce9cc2eb6.jpg

2017年は芸歴25周年という節目の年に加え、女性漫才師では初という「上方漫才大賞」2度目の受賞の快挙を成し遂げたやすよ ともこ。劇場中がお祝いムードに満ち足りており、フェスのような賑わいに。まず、NGKの入り口の前には、今回のポスターやチラシで使用したやすともの等身大パネルと単独ライブのテーマとなった羽をあしらった「YASUTOMO等身大パネル」が出現。会場が開く前から、たくさんのお客様が記念撮影の列をなしました。

開場後、NGKのロビーに足を踏み入れると、スタッフからお土産が手渡されました。『YASUTOMO live』でしか手に入らないYASUTOMO×RODEO CROWNSのコラボグッズである特製ハンドタオルが来場者全員にプレゼントされたのでした。場内をアテンドするスタッフ、グッズ売り場のスタッフ、全員が『YASUTOMO live』オリジナルの白Tシャツを着ています。今年のテーマカラーは白、モチーフは羽。NGKはどこかふんわりした雰囲気に包まれていました。羽のモチーフはありとあらゆるものに使われています。ライブのアンケート用紙も羽のプリントが。細部までこだわった仕様を目にするたび、気持ちがどんどん高まっていきます。

そしてイベントスタート! 満席のNGK、オープニングVTRが流れるとBGMに合わせて手拍子が沸き起こりました。VTRはポスター撮影の模様が満載。二人が楽しそうに撮影に臨んでいる姿が次々と紹介されました。白と黒を基調にした舞台美術、VTRもモノトーン。そんな中、ステージに飛び出してきたやすよ ともこの二人。大歓声に包まれ、お客様全員が手を振っています。お客様のエネルギーも昨年よりパワーアップ、早くもライブを超え"フェス"さながらの盛況ぶりです。

漫才はオール新ネタ。1本目は、常にそばにいるともこだからこそ知るやすよの本当の姿。幼少時から成人するまで、やすよの言動が暴かれるたびに会場は爆笑の渦に。歯に衣着せぬ掛け合い、あうんの呼吸と、姉妹だからこそのテンポでお客様を引っ張っていきます。『YASUTOMO live』は衣装にも注目。1本目はやすよが白いワンピース、ともこが黒のパンツスタイル。衣装もこの日のために作られた特製です。舞台美術と同じ白と黒のコンビネーションですが、二人がより立体的に浮かび上がって見えました。

20170923011141-c10c4342a14c6f134ffd290f209c938708098f48.jpg

ブリッジVTRでは、やすとものデビュー時からの秘蔵写真と芸人メッセージが。二人の若かりし頃の写真がビジョンに映し出されると「若い!」「細い!」というリアクションがあちこちからありました。プライベートの写真では驚きの声が、舞台や楽屋での写真では「懐かしい」との声が上がり、やすともや親交のある中川家、テンダラーの姿にも注目でした。芸人メッセージではまず「クレーム」が。かまいたち、ミキ・昴生、ゆりやんレトリィバァ、アキナ・山名、アインシュタイン・河井が二人に様々なクレームを入れたのですが、そのほんどが「楽屋が寒い」でした。ですが、クレームとは名ばかりで後輩芸人たちはみな、「冷え過ぎはよくないから」と二人の健康を気遣っていました。

2本目の漫才では二人はアースカラーの衣装で登場。いつにない配色が新鮮で、「かわいい!」という声があちこちから上がりました。「毎回、胸が熱くなる」と開口一番にともこ。昨年同様、出囃子で沸き起こる手拍子。「同じコンビが出てくるのに、こうして手拍子してくれて...」と感無量です。特に出囃子での手拍子はNGKの本公演ではありえない情景で、音楽フェスのような盛り上がりが「珍しい」と二人。漫才が始まる前から起こるお客様との一体感が心地よさそうです。漫才は某有名テーマパークの東西比較。大阪を語らせると、声色や動きまで変わってしまうともこ。笑いを誘うその言動を制すやすよですが、実はやすよが一番変だという流れへ。やすよが取ったテーマパークでの行動にNGKが揺れました。

20170923011141-f3936ca117970230b288d67b8b57266177d4b0a2.jpg

秘蔵写真と芸人メッセージで送るブリッジVTR。BGMを担当したのはDJ KELLY(ギャロップ・毛利)でした。懐かしい写真に続いては、やすともとの一番の思い出を語る芸人メッセージを。ダイアン、ミキ・亜生、ミルクボーイ・駒場、アキナ・秋山、守谷日和、土肥ポン太からがVTRに登場しました。長い付き合いのポン太は、うめだ花月の出番でやすよがセーラー服のまま来ていたこと、ともこがあさり・かつおとともに舞台裏で側転していたといった思い出話を。最後に「パワー全開で、まだまだ続けてほしいです!」とエールを送りました。

第1回公演も好評を博したコーナー「なんでも聞いて~!お客さんアンケートのコーナー」も。開場中、やすともへの質問をお客様から募り、ライブ中に二人が答えるというもの。最初は質問というよりリクエストが。「また全員で一緒に写真を撮ってほしいです」。昨年もライブ中に客席を入れて記念撮影を行い、今年は全員でハンドタオルをかざしたポーズにしました。

20170923011230-8c12cc881683038e59679b16c31fa28bfb9964f4.jpg

お客様と直接のやり取りも注目のこのコーナー、今年も様々な質問が寄せられました。中には、やすともが20年以上前に出ていたCMソングをとあるラジオ公開収録で歌ったことがあるというメッセージも。そのお客様と舞台から生トーク、お客様が「あのCMソングを歌ってください」とリクエストすると、すぐに思い出して再現。CMに覚えのある方からは懐かしむ声が上がっていました。

20170923011141-56006fd7b898a3b8d110e1e3ae4807abd8c854e1.jpg

20170923011142-650486c6a7675cb4b8e70222c8a44f0f8dae0eb6.jpg

やすともからお客様にも尋ねる一幕も。「一生賃貸か、家を買うか、どちらがいいと思いますか?」という質問をピックアップした二人。質問主は立ち見のお客様、顔出しで写っていたため、ともこは舞台から「あの人!」と見つけていました。二人だけでなく、お客様の意見も取り入れようと賃貸か持ち家か、挙手で表示。会場が静まり返るほどのシンキングタイムを経て、アンケートを取ったところ、圧倒的に持ち家派が占めました。なお、やすよは持ち家派、ともこは賃貸派でした。そして質問主の結論は「賃貸」とのことでした。

20170923011228-a93405f6fb183ee1d88c5e39b1cef88d8c54fee8.jpg

20170923011141-3ef81a5b9b53e99217e0a837af8c1547c57172a6.jpg

最後のブリッジVTRはメイキング風景や昨年の『YASUTOMO live 2016』、「上方漫才大賞」受賞式の模様などが流れました。

3本目は海原やすよ ともこの真骨頂、自分たちと等身大の女性を描いたネタです。迫りくる老いと戦うともこ。少し若いやすよはまだまだ他人事といった距離感で、ともこに降りかかる老化現象に笑いが絶えません。ともこは「私らは"大阪のおばちゃん"にならなあかん」という使命を背負っている様子。ハスキーな声色で"大阪のおばちゃん"の強い生命力を元気いっぱいに演じ、年を重ねることが楽しくなる漫才で沸かせました。

20170923011141-c3609bbe7eb2c7d5efd3e1e9c9ceac7739ff394e.jpg

20170923011141-bab65e9bd1973a332829c10fbbf79018d10faea1.jpg

エンディングでは『YASUTOMO live 2017』のメイキングを。二人の軌跡を追った映像まるでウェディングで流れるVTRのようです。ポスターの撮影風景、舞台衣装の打ち合わせから、当日の会場や楽屋の風景まで。オープニングの舞台袖の映像では、緊張した表情を浮かべるやすともの二人。漫才中には見せない一面に会場中が注目しました。

20170923011228-093b9935d25f7e1d2a037ace02b2d769968e1859.jpg

開場から終幕まで、フェスのように盛り上がった『YASUTOMO live 2017』。ともこが「25周年、皆さまのおかげでやってこれました。30年、35年とどれだけ老いぼれになっても自分たちのできることをやっていきたいと思います!」と来年に向けて意欲を見せると、大きな拍手が沸き起こりました。

まもなく3か月間の改装に入るなんばグランド花月。改装前の最後の単独ライブが『YASUTOMO live 2017』でした。「いろんな思い出ができました! また一緒に過ごしたいと思います!」とお客様に拍手を贈る二人に、またまた大きな拍手が。やすよの「また皆さんとお会いできるよう、私たちも頑張ります! またお会いしましょう!」という言葉で、今年の『YASUTOMO live 2017』を締めました。

20170923011227-18062b419ab74b7bf610475e450c6707e3fe1f77.jpg

【海原やすよ ともこ】

2017年9月21日 (木)

芸人たちによる多彩なラップが楽しめる「G(芸人)‐RAP韻KAGETSU~芸人ラップするってよ~」が開催

9月10日(日)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、ラップ好きの芸人が集まり、「G(芸人)‐RAP韻KAGETSU~芸人ラップするってよ~」が開催されました。

20170911142109-b5e97fcc3f986731e68084bbea6d1af1cadcad90.jpg


最初に登場したのは進行役の真栄城将(ピーチキャッスル)。そしてA16(ぐりんのーと)をはじめ、さきはまっくす、砂川吏雄(魁バーバリアン)、けんたくん、新垣諒二 (オーシャン)らラップ好きな芸人たちが、自己紹介ラップと共にステージに登場しました。

20170911142244-8b704a212c043ca1628c79a98bdf805f691a170e.jpg20170911142500-9ec78bb139d05b4a4f242e7e81eae8a9270032db.jpg20170911142541-0f125fcfe6d8ebcead39e0f6148f2bb8b95f36e5.jpg20170911142613-36e4e0017a1003a014f6d121c8a7cac7d5cc3b22.jpg20170911142641-05078057876b3111c6d4a3eabad8da8c374882a6.jpg


司会の真栄城はラップのことが分からないとして、同じ立場である比嘉竜太(ありんくりん)と、仲里有加(ハイビスカスパーティー)をステージに呼び込み、ラップを知らないお客さんも一緒に楽しんでほしいと、最初に「ラップ講座」を展開しました。

20170911142820-76ba153e2dee12b11a7ec5db99805ce2bc5a43dd.jpg


ラップ講座の講師として解説を行ったのは、さきはまっくす。ラップで活用される"パンチライン"や"バイブス"などについて詳しく語りました。その後「ラッパーズトーク」と題し、A16が進行役となりリスペクトするラッパーについて語り合いました。エミネムや晋平太など、ラップ界を席巻する面々を紹介し、実際に画像や音響などを使って分かりやすくラップの魅力について語りました。

20170911142922-f9c6c474ffab27577b7cf26bf44c6642b302575a.jpg20170911142948-2d76965c233fe90f51a0c9547fe5dc5cf032b95a.jpg20170911143155-e74b5f6164500647d118dc83125551948c6089a8.jpg20170911143250-fb2053f4b693013ac2a3b188d197ef23e1578ff2.jpg20170911143319-6575eb1e7e1be10ccc7bdd4a9ae8487022fa62cb.jpg


ラップの世界観をひとしきり分かった上で開催したのは、出されたお題の人や物になりきってフリースタイルバトルをする「なりきりHipHop」。最初に出された課題は「イヌVSネコ」。イヌになりきってラップを披露したのは新垣諒二(オーシャン)。その後A16(ぐりんのーと)もネコになりきって応戦します。

次に対戦したのは、さきはまっくすとけんたくん。お題は「那覇市VS沖縄市」。両者ともそれぞれの市の良さをラップに乗せて歌い上げ、難題を乗り切っていました。次は「車VSバイク」の対戦。車に扮してラップを披露したのは、"チビネム"こと砂川吏雄(魁バーバリアン)。その対戦相手のバイクとして選ばれたのは、ラップは分からないと伝えていた真栄城(ピーチキャッスル)。必死になりながらも何とかバイクになりきって即興のラップを歌い上げると、安堵の表情を浮かべていました。

20170911143443-e05bc6fe9ff36285b19340cb56e6c597a7f5ca2a.jpg20170911143549-d2f3ed53931724d4a034f61d91223d8877caec88.jpg20170911143722-984a072a15207dd5b2cbaf3d65feb586d6066e82.jpg


そして最後のコーナーでは「MCバトル」を実施。コーナーを進行する際、「ちょっと待ったぁー!」と威勢のいい掛け声と共に、伊保クリス(ありんくりん)を先頭に、マルキヨビル、稲福心輝(オーシャン)、ゆきのぶさん(オリジン・コーポレーション)の面々が急遽乱入してきて挑戦状をたたきつけました。そして、乱入してきた"クリス軍団"とMCバトルを繰り広げることになり、勝敗はお客さんの拍手の大きさにより判定する展開へ。

20170911143932-7079fdd0d2b8ad6054578a63ce3a01cd4c06b116.jpg20170911143948-3b6c0b2a3bd1723e94a894f8a26b1b89f88aac8f.jpg20170911144033-c659218d832ba357425cfc7a4547df319e3af385.jpg


最初は、しょうへい(マルキヨビル)とさきはまっくすによるバトルが繰り広げられました。次にバトルを展開したのは砂川と康介(マルキヨビル)。ラップしたことがないという康介は、見事に砂川をやり込める韻を踏んだラップを披露すると、砂川は「めちゃくちゃ強いですねぇ」と中国人が話す日本語のようなアクセントで泣き言を言い、会場からは爆笑が起こりました。

20170911144119-2dbe2c325fcdf56b0efea8e6067e4fbec2d58620.jpg20170911144204-570c9519a91aaffba3cd3ef6fc8dbfc1b1d27441.jpg20170911144448-36c359fb2382112cb968ecf2dd197985fb41cf1d.jpg20170911144525-e60c7e399698c17de2a62742626c3dcb867eb280.jpg20170911144231-f468f62be225fffe788eb87d0f5760ab57e2661c.jpg


第3戦は、オーシャンの新垣諒二と稲福心輝がコンビ対決を披露。ラップに乗せて日ごろは言えないことをバトル。稲福は「これからもがんばっていこうな」とラップに乗せて歌い上げると、新垣は「お前の大遅刻が原因で仕事がなくなった」とラップで説教。客席は新垣に大きな拍手を送りました。

20170911144623-4c021fbf87770029ec30a39a47425d2eab93e735.jpg20170911144655-480c6e28b66e62dfdc72c78190c712bbc1f2127d.jpg20170911144716-e7b715070108aaa536c29856275e98a92a729246.jpg


次にバトルを展開したのはA16(ぐりんのーと)とゆきのぶさん。両者のラップの腕前は確かなもので、レベルの高いバトルを披露しました。A16は「お前は早口ができない、ディスれない」とラップで挑発。ゆきのぶさんは「よしもとよりもオリジン、沖縄のお笑いはオリジン」と応戦します。

自分の所属する事務所の良さをアピールしたことで、そばで聞いていたクリス(ありんくりん)は「今のでよしもとの全員がお前を嫌いになった」と告げると、場内からは大きな笑いが起こりました。よしもと沖縄芸人からは悪評を受けてしまったゆきのぶさんでしたが、客席が決めた勝者はゆきのぶさんとなり、場内はアットホームな空間に包まれました。次に対戦したのは、クリスとけんたくん。この対戦ではけんたくんが勝利しました。

20170911144837-0e6edf78ef017dfd676f9372b714c724a23bfd9e.jpg20170911144854-de27a46786a6565c934567f3c8dbffd54d312201.jpg20170911144927-d0d6766b11b7dca2a77e75e7c6468ef475318298.jpg20170911145005-667908ac2a86788babfe08b5f35119f5d5503862.jpg20170911145056-a720c2486215315d410076867a6c67b367ac9e16.jpg20170911145121-5077cb331686f94902f672c662c53ed84606b34d.jpg20170911145200-d0f7a96036c0b65845dd987df7f1d66e92c06403.jpg


最後に対戦したのは、比嘉竜太(ありんくりん)と仲里有加(ハイビスカスパーティー)。ラップは知らないとして登場したはずの2人がバトルを繰り広げることに。戸惑いながらも2人はこれまで見てきたことを活かし、見事なラップを披露しました。

20170911145253-c67463e7691a4f2cd6a10a2bf58530c3fb403f60.jpg20170911145324-fb2555aae5b1e500d54faf5e93c96cb75b30241e.jpg20170911145412-82c07e7bcbb341e6ec85f1e986c4500f3657089e.jpg


そしてラストにはG‐RAPメンバーで作ったというオリジナルのラップ曲を披露。若手芸人は底辺だけど、そこから這い上がってがんばるぞという思いを込めたオリジナル曲「TEIHEN」を歌い上げました。A16(ぐりんのーと)、新垣(オーシャン)、さきはまっくす、砂川(魁バーバリアン)、けんたくんが「ていへんだー、たいへんだー」と韻を踏んだ見事なラップを歌い上げ、お客さんから大きな拍手を浴びました。

20170911145552-3fa41fa1d568c664d9c2d2f45d47d837f6be0dd0.jpg20170911145617-d38f640ce8127b7e08adb009eeeef0460a1c16ff.jpg20170911145640-1c0fddeb853f2d8684c4112ed677876f4ff566f3.jpg20170911145719-c5dbc3da92ca85bf37f2067b7b0c27bcabba8fb0.jpg20170911145748-3429fb4c0e8007195f583bb3508129eae3d35200.jpg20170911145825-863f36d15dd277f0b2ed01e57c1103a76b353b9a.jpg20170911145950-ecb3f1308c614c9626483eead2ba5a2a0af79c41.jpg20170911150042-8e2840722f651e18b65dec478aaf01f73b728c2e.jpg


オリジナル曲の余韻を引きずりながら、登壇した芸人たちが全員で客席へ大きく手をふり、イベントは終了しました。

【オーシャン】【ぐりんのーと】【A16】【けんたくん】【ピーチキャッスル】【真栄城将】【さきはまっくす】【ありんくりん】【魁バーバリアン】【砂川吏雄】【ハイビスカスパーティー】【仲里有加】【マルキヨビル】【ゆきのぶ】

きいやま商店が沖縄花月にやって来た! 仲良しの初恋クロマニヨンとコラボを繰り広げた「きいや×(ま)ニヨン」

9月9日(土)、よしもと沖縄花月で「きいやま商店&初恋クロマニヨンコラボライブ『きいや×(ま)ニヨン』」が開催されました。沖縄で絶大な人気を誇る、石垣島出身の3人組エンタメバンド、きいやま商店が初恋クロマニヨンとコラボレーションする今回のライブ。会場は公演を楽しみに来たお客さまで満員となり、大きな熱気に包まれました。

大きな拍手のなか、まずステージに姿を見せたのは初恋クロマニヨンの3人。大勢のお客さまを前に、松田が「ここにいる全員、きいやま商店見に来たんでしょ!」と自虐ぎみに切り出すと、比嘉が「だって俺も見たいもん」と返し、客席からどっと笑いが起こります。比嘉はこの日、きいやま商店・マストさんと朝4時まで一緒に飲んでいたそうで、一睡もせずにこの公演に駆けつけたマストさんのタフぶりを紹介し、会場を大いに盛り上げます。

20170913234748-f7ce4993863ac488f3c4be88e37e943d85785813.jpg

そしていよいよ、きいやま商店の3人が舞台に登場! 「どうもー、きいやま商店です!」と元気いっぱいあいさつすると、待ちわびた会場から割れんばかりの大歓声が上がりました。

20170913234921-f508ba80e068c1cf5bb98daab467c2bf7e58d0e0.jpg
20170913235330-6dbc99f2a8931c482f1fbe48eb9e47909c5f3eaa.jpg

普段から、きいやま商店の面々とはよく会うという初恋クロマニヨンですが「きいやま商店さんは、ステージでのパフォーマンスがすごいうえに人柄もとてもいい」と松田が大絶賛すると、マストさんが「そうなんだよ」と人ごとのように返し、さっそく会場の笑いを誘います。

20170914001145-8977142151aef8ca69424bfffec4a10a5757011a.jpg


気心が知れた2組だけあって序盤からトークが弾みますが、ここできいやま商店・だいちゃんが、初恋クロマニヨン・新本だけには「心を許していない!」と断言。「会話しているときに目が死んでいる」とぶっちゃけつつ「普段、(松田)正と(比嘉)憲吾は飲みに誘ったら来てくれるけど、新本は来ない」と付き合いの悪さを暴露します。慌てた新本が「じゃ今日行きましょうよ!」と提案すると、きいやま商店の3人が声をそろえて「いや、きょうはいいよ」ときっぱりお断り。息の合った切り返しを見せ、お客さまも笑いが止まりません。

20170913235544-b0dde0e13ebb7d4591defc0e14e0eb5021089dec.jpg

そのほかにも、今でも3人で飲みに行くことがあるというきいやま商店の仲良しエピソードや、忘れ物が多いというマストさんが衣装の黒い半ズボンを忘れ、チェック柄の私服のズボンをマジックで黒く塗りつぶしたことがあるというエピソードを披露し、オープニングからエンジン全開で会場を沸かせました。

20170914000937-907be2473e01531eec12397a1b561f59dbd1c935.jpg

続いてはスペシャルコントのコーナーへ。初恋クロマニヨンの「弁当屋」を舞台にしたネタに、きいやま商店の3人も登場。弁当屋の客に扮する5人が、店を繁盛させるために好き勝手な提案をし、店員役の新本をほんろうします。アドリブを織り交ぜ、あくの強い衣装で笑わせたり、強めのなまりを披露したりと、それぞれの素が垣間見えるこの日だけのコントを披露しました。

20170914000635-34c0f8f399334fb713afc832112ca46d1eac1993.jpg20170914000627-e0dc7fd6ac5d4b2f29b0ba2071964ff0bca8cb2e.jpg20170914000618-0bb2a8cf44230a657c4da14da0dbb2c3a0198211.jpg20170914000602-b41b9818d2a661df417f63585aeb7c13ee919b84.jpg

コント後のトークでは、兄弟(リョーサさん、マストさん)・いとこ(だいちゃん)でグループを組むきいやま商店だからこそ知る、だいちゃんの父親の破天荒なエピソードが次々飛び出しました。正月に酔っぱらって酒のつまみがほしいと言いだした後、突然脚立に上りはじめたそうで「どうしたのかと思って見ていたら、しめ縄の昆布を食べ始めたからびっくりした」とリョーサさんが明かすと、あまりのおかしさに松田が思わず「これネタでしょ!?」とこぼします。

20170914001629-fb62043057af778ab1e95825b24e3351b26fdb67.jpg20170914001623-0b491008253e1455a7cc5ff6cd1a2a81787f31b0.jpg20170914001618-e451d125ea50b8026259cb40ebfb006305764f05.jpg

そして、この後のライブに備えて楽器の準備に入ったきいやま商店でしたが、初恋クロマニヨンのトークに割って入ったり、リョーサさんが読谷で作ってもらったというレーザーポインター入り三線の光り具合を披露したりと、セッティング中もサービス精神満載でお客さまを楽しませます。

20170914001829-3afbdd78c9f526f8afeba6ec1a201559ba77272e.jpg20170914001822-55d1f8b92a5ed1c1725dbf69107087516bc8810b.jpg20170914001816-07132152ba8ed4ae107d2e8ee52ce2c93766e3f0.jpg

公演も佳境に入り、いよいよ白熱のライブステージに突入。「じんがねーらん」「ドゥマンギテ」「空とてんぷらと海のにおい」と人気曲を立て続けに披露します。会場全体を巻き込むような圧巻のパフォーマンスにお客さまも大興奮。初恋クロマニヨンの3人もダンスで参加し、ライブに華を添えました。

20170914002142-54b4904f63d6ec0dc0e4d8fa138776dfbaf8aa7b.jpg20170914002346-ab1bc9c7696f29bf9761a04f81df687841dc1c41.jpg20170914002119-86cf82b1b4e2b66d51221914e2dfc5cecb9ba05c.jpg20170914002655-56251cea05cc8203f25f5aaf6a4419099e7d39be.jpg20170914002740-4cfe90970033627b0d61e3b31b4e5f59efb80d54.jpg20170914002813-ecb5be308da441a7aeadfc46f94629aba0299284.jpg20170914002929-4c5a796b27cf1b6515fcb7cae9074acc872860d5.jpg20170914002958-e1ebef521edb8e39442f6a43874327f625136c8e.jpg


エンディングでは、コントで使用したきいやま商店の特大サイン色紙を会場の1人にプレゼントするじゃんけん大会を実施。見事、マストさんの衣装と同じコスプレをした男の子とお母さんの親子に当たりました。また、この日誕生日のお客さまがいることが分かり、きいやま商店が即興でバースデーソングを歌う場面もありました。

20170914003200-cd17d65441750aa3dc2093a3e10654bba9a40910.jpg20170914003153-9443a91d851900b00b26b311c1928c4e7ab4a146.jpg

最後にふたたび「きょう飲みに行きましょう!」と誘う新本に「おまえとは行かん。今の距離がちょうどいい!」ときいやま商店が再び応酬し、ラストまで笑いが絶えない公演となった今回。きいやま商店は、この秋に県内の複数のお祭りに出演するほか、11月からは全国ツアーが開始、年末の12月16日(土)には沖縄・桜坂劇場でツアーファイナルを迎えます。「きいや×(ま)ニヨン」第2弾について「ぜひやりましょう!」と答えたリョーサさん、だいちゃん、マストさんの3人。会場が歓喜の拍手に包まれたところで、コラボライブが盛況のうちに幕を閉じました。

20170914003336-2a30f6f69e520ffa1bcdef37054edb1323b07e1d.jpg

【初恋クロマニヨン】

2017年9月19日 (火)

『超新星LIVE TOUR 2017~DUAL~』@中野サンプラザホール ツアーファイナル オフィシャルレポート

超新星のユナクとソンジェが16 日、東京・中野サンプラザホールで、「超新星LIVE TOUR 2017~DUAL~」のファイナル公演を開催しました。
9 月6 日の広島公演を皮切りに、鹿児島、福岡、名古屋、神戸、そして東京と駆け抜けてきた2 人は、8 月30 日にリリースした新ミニアルバム『2Re:M』(ニ・アール・イー・エム)の収録曲を中心に、それぞれのソロ曲や超新星の曲など、生バンドの演奏をバックに、バラエティーに富んだステージを展開。
アンコールでは、12 月に再び名古屋、大阪、東京で2人のツアーを開催することを発表し、歓喜に包まれる中、「DUAL ツアー」をしめくくりました。
20170919165753-dd4872415129c3f6aa6630f1779e5cd255c9de29.jpg
客席を埋め尽くした約2500 人のMILKY WAY(超新星のファン)のペンライトが揺れる中、白い幕が上がるとステージに設置された階段上にユナクとソンジェが登場。悲鳴に包まれる中、「Don't look at me bad」でライブはスタートした。
バックダンサーを従え、スタンドマイクを使いながらリズミカルなダンスを披露する2人。曲の途中でユナクが「東京のみなさん、元気ですか!? きょう最後の日だから盛り上がる準備はよろしいですか?」と煽る。
大きな歓声が会場に響きわたると、「OK レッツゴー!」と叫んでソンジェとともにノリノリに歌い、踊った。そのまま軽快なダンスナンバー「Dancin'」、そして、「最後の花火」と新アルバム収録曲を続けざまに3曲パフォーマンスすると、会場の熱気は早くもヒートアップだ。
歓声の余韻が残る中、ソンジェが「ハイ、MILKY WAY のみなさん、こんばんは! 君たちは?」「MILKY WAY!」「僕たちは、超新星で~す」と恒例のコール&レスポンスで、まずはMILKY WAY との絆を確認した。

ユナク&ソンジェの"お兄ちゃんず"による約1年ぶり2回目の全国ツアーも東京2日目のこの日がいよいよラスト。ユナクが「ソンジェ君、(ツアー最後の日が)来ましたね」と話しかけると、ソンジェは「ハイ、来ました」とニッコリ。お互いに「お疲れさま」とねぎらうと、ユナクは「無事にここまで来られて、すごくよかったなと思います」と感慨深げ。
「明日も明後日も歌うことがないから、きょう全力で行くんで、みなさんよろしくお願いします」とあいさつすると、大歓声に包まれた。ソンジェは「2回目だから、初めてのライブよりは安心しましたけど、今でもちょっと緊張してます」と告白。ユナクが笑いながら、「緊張してるの?」と聞くと、「汗が出るじゃん」と照れ笑い。「でも、みんなのおかげで最後まで頑張れると思います。みなさんがちょっと大きい声で応援したらもっと頑張りますんで、踊りますんで、よろしくお願いします」と宣言し、大きな拍手を浴びた。
今回のツアータイトル「DUAL」については、ユナクが「1つを2つに分けるっていう意味なんですけど、僕たちせっかく2人だけの超新星のライブなんで、6人バージョンじゃない2人だけの色をみなさんに見せたくて、今回は『DUAL』ってタイトルに決めました」と説明。すかさず、ソンジェが、「君の色は何ですか?」と質問。
ユナクはちょっと考えてから、「僕の色は...赤!」。ソンジェについてユナクが「黄色かな」と言うと、会場からは一斉に「え~」とブーイングが...。「ソンモ君が黄色? ジヒョクもたまに黄色だよね。ぐちゃぐちゃだよね。ごめんね」と謝り、「ソンジェはスカイブルーみたいな感じだよね」と言い直すと、客席も「あ~」と納得だ。続いてソンジェがライブの内容を紹介。
「今回は、僕たち超新星の曲もたくさん歌うし、僕とユナクの新曲もたくさん歌うし、ソロステージもあるし、ユナクのスペシャルなラップなどいろいろありますので、期待してもいいですよ」と自信を見せた。
20170919165929-ab074d05f3b41def1b63ef36a4004441d9449067.jpg
ライブに戻り、切ないバラード「サヨナラの意味」「愛してると言えないまま君を愛してた」をしっとりと歌いあげた。超新星のボーカルチームを引っ張り、ミュージカルでも活躍している2人。感情豊かに切々と歌い上げる表現力、そして観客を圧倒するパワフルなボーカル力にはさらに磨きがかかり、客席も2人の歌声に聴き入った。新アルバムのリード曲「Song for you」でも声質が違う2人の声が絶妙なハーモニーを生み出し、客席をユナク&ソンジェワールドへと引き込み、「YOU」「君と帰る場所」へとつないだ。

ソロのステージでも魅せた。先陣を切ったのはユナク。日本語のラップを刻んだ後、「アー・ユー・レディ?」の掛け声とともにハードなロックナンバー「スリル☆クエスチョン」からスタート。汗をほとばしらせながらワイルド&セクシーに激唱する。「Come on!!!」「ビタミン チョコレート」そして、「Because of you」をメドレーで歌い、さらに汗だくに。それでも、「この瞬間だけは汗を気にしない。化粧? 気にしない。たったひとつ、みんなの目線だけ気にしてる」とキザなセリフで悲鳴を誘った。ソロのラストは「このまま君をみつめていたい」でしめくくった。
続いてソンジェの登場。オープニングは自身の主演映画「Guest house」のイメージアルバム収録曲「I LOVE YOU」。続いて「BLIND」「Good Time」を披露。客席のアツい反応に「よかった」と笑顔を見せると、右手の小指側の側面に描いた「MW♥」の文字を見せながら、「みなさんのために"タトゥー"をしました」とアピール。実はこれ、入隊中のソンモが、MILKY WAYの設立9周年の記念日を祝福するため、そして、全国ツアースタートさせたユナク&ソンジェにエールに送るために今月1日と7日にTwitter にアップした写真に描かれたものと同じ図柄。それだけに、ファンは大興奮だ。
さらにソンジェは「ソロステージのために僕が初めて発売したアルバムの中にある、あんまり人気はなかったんですけど、すごくノリノリな感じで...」と自虐コメント。会場からは即座に、"そんなことないよ"という思いが込められた「え~」の声があがったが、「でも、みんなは一番好きな曲が『愛を叫ぶ』だったし、『Good Time』が一番下でした」と笑わせ、「でも、すごくノリノリな感じですし、みんながすごく盛り上がってくれて本当に楽しくやれました」と微笑んだ。
カバー曲にも挑戦。「実はロックがすごく好きなんでロックの曲を準備しました」といってflumpool の「夜は眠れるかい?」をエネルギッシュに披露。ソロのラスト曲は「愛を叫ぶ」。力強い歌声と魅惑的な高音ボイスで魅了した。曲のエンディングではユナクがステージ後方から現れ、「ソンジェを叫ぼう~」と歌いながら階段を降りて合流。
再び2人のトークが始まると、ユナクが「僕たちのミルキーへの愛が見えますか」と言って、右手を見せるとソンジェ同様に「MW♥」の文字が...。これには客席からさらに大きな歓声が上がった。
盛り上がる会場が落ち着いたところで、ユナクは「オーラスなんでちょっと切なく寂しい気持ちもあるんですけど、この時間、みなさんと大切な思い出を作って、きょう無事に終えることができたらうれしいなと思っています」。そして、今年1 月25 日にリリースした2人にとって初のミニアルバム「Yours forever」のリード曲で清水翔太がプロデュースした「君じゃなきゃ」をしっとりと歌い上げ、「The Answer」へ。ブリッジ映像を挟んだ後の「シュビドゥバ♪」では、上下白の衣装にチェンジ。ユナクは一輪の赤い花を手に持って登場し、客席のファンにプレゼント。ソンジェはアンブレラを手に登場。そユナクもアンブレラを受け取り、華麗なダンスパフォーマンスを披露した。「Winter paradise」では1階の客席扉から2人が登場。大きな悲鳴に包まれる中、ファンたちと触れ合いながら通路を歩いてステージへあがる演出でファンを喜ばせた。
2007 年9 月に韓国でデビューしてから10周年、2009 年9月に「キミだけをずっと」で日本メジャーデビューしてから今年で8周年を迎えた。昨年4月から6月にかけてゴニル、ソンモ、グァンス、ジヒョクが相次いで入隊。その一方で、同5月にソンジェが除隊した。現在は6人組が2人で活動するという一大変革期を迎えているが、ユナクとソンジェは、超新星としての活動はもちろん、ソロでもそれぞれアルバムをリリース。さらにミュージカルやドラマ、映画と幅広い活動を続けて、4人の空席を埋めている。
新アルバム『2Re:M』でもオリコンデイリーアルバムチャート2位(8/29 付)を記録、ウィークリーでも4位(9/11 付)にランクインするなどしっかりと結果を残した。

4人が戻るまで、ユナクとソンジェはフル回転で超新星の名を守るつもりだ。ソンジェは今月ソロ写真集「Day's」を発売。
10月には2人で大阪、東京、仙台でファンクラブ限定ファンミーティング「MILKY FES★2017」を開催する。11 月には大阪サンケイブリーゼで上演されるミュージカル「INTER VIEW」に出演する。
もっとも、完全体の超新星が復活する日が着実に近づいているのは確か。本編最後のトークでユナクは、つい最近ゴニルから連絡が来て、「『僕たち除隊したらアリーナ行きましょう』ってみなさんに伝えてください」と頼まれたことを明かした。するとソンジェが、「アリーナ? 大丈夫かな」と思わずポロリ。
ユナクも「わからない」と即答したが、「4人戻ってきたらまた行きたいね。(横浜アリーナで公演した)2010 年みたいにさ」と7年前を振り返り、新たな夢を思い描いた。そして、「メンバーに早く会いたいですね」とも。「4人が帰って来たらうるさくなるよ。いまが幸せかもしれない。みんな個性が強すぎて」とボヤいたりもしたが、「あと4カ月でゴニルが出てくるし、6カ月後にグァンスとジヒョクが、その後、もーちゃん(ソンモ)が出てきます。そうしたら6人でみなさんとライブで会えることになりますよ。ヤバくないですか」と6人で活動する日が待ちどおしくて仕方ない様子。「元々は6人のグループなのに、いつも2人か5人しかいなくて、やっと来年6つの星が1つになります。すごく楽しみです。不安なとこ
ろも正直ありますけど。みなさんの応援が必要です。よろしくお願いします」と呼びかけた。
ソンジェは2017 年を振り返り、「2人なのでちょっと寂しいけど、すごく意味がある1年だと思います。2人だけで魅力をたくさん見せることができる1年だから、寂しいけどうれしい1年でした」と率直な思いを口にし、大きな拍手を浴びた。ラストスパートは超新星のヒット曲メドレー。「今回はみなさんがラッパーになってほしです。K&G(グァンス&ゴニル)、ジヒョクになってほしいです。みなさんよろしいですか? ソンモはボクたちが担当します」と言って、「Stupid Love」「WINNER」「Shining☆Star」を披露。MILKY たちの掛け声や声援も加わり、会場のボルテージは最高潮となる中、本編を終えた。
20170919170006-6b2a7d747c28202af5a243cb721b778cf156c442.jpg
「超新星! 超新星!」の大合唱が続いた後のアンコールステージは、「Precious Love」でスタート。「クリウンナレ-キミに会いたくて-」は韓国語バージョンで披露した。あと1曲を残すだけとなった最後のトークで、ソンジェが「また(ツアーを)やろうかな」というと、客席から一斉に歓喜の声があがる。だが、ユナクは「それはダメです」とピシャリ。客席から不満の「え~!」が起こるが、「ダメです。ムリムリムリ」。さらに、「え~!」の声が大きくなる。じらしたところで、ユナクが「みなさんにお知らせがあります」と言うと、メインスクリーンに「超新星LIVE TOUR 2017~2U~」の12 月開催のニュースが! 客席では悲鳴と歓声が交錯するなど大興奮となった。
同ツアーは12 月26 日の名古屋国際会議場センチュリーホールを皮切りに、同27 日大阪オリックス劇場、29、30 日に東京国際フォーラムAで開催。ユナクは「アンコール公演ではちょっとつまんないから、まだ3カ月あるので、ソンジェ君といろいろ準備して、また新しい2人を見せられるようにします。東名阪だけなんですけど、ちゃんとした規模でやるのでその時もぜひいらしゃってください」と呼びかけた。
サプライズのニュースを伝えたところでいよいよ2人から最後のメッセージ。ユナクは「みなさんと会って8年が経ちました。でも6人でやったのは3年ぐらいです。ボクが入隊してから続々とみんな入隊しちゃって、みなさんを待たせてしまってすごく申し訳ないと思っています。でもその分、来年やっと4人が戻ってくるので、みなさんと6人でお会いすることができればいいと思っていますし、今もその計画をみんなで毎日毎日、相談しています。本当に今までとは違う超新星を見せたくて、6人で思い切りみなさんのために頑張りますので、そのときもぜひよろしくお願いします」と完全体での再会を約束。
ソンジェは「毎回、毎回、2人のツアーが最後だといつも思って、大切な気持ちでやりました。年末の公演もあるのでよかったと思うし、みなさんのおかげですごく頑張れました。ありがとうございます。そしていろいろ大変だと思うけど僕たちも頑張りますからみなさんも頑張ってください。これからも一緒に行きましょう! これからもみなさんそばにいてください」と率直な思いを伝えた。
そして、ラスト曲は「愛言葉」。会場全体が大合唱する中、感動のフィナーレ。ユナクとソンジェは「じゃあ、またね」「ありがとう、ミルキー」「アンニョン」と別れを惜しみながら約2時間40分に及んだファイナル公演の幕を閉じた。
20170919165652-02cb5891751289f310a16758deb9e22f96404d8b.jpg

●セットリスト:9/16 「超新星 LIVE TOUR 2017~DUAL~」@中野サンプラザホール
01. Don't look at me bad
02. Dancin'
03. 最後の花火
04. サヨナラの意味
05. 愛していると言えないまま君を愛していた
06. Song for you
07. YOU
08. 君と帰る場所
09. スリル☆クエスチョン ※ユナクソロ
10. Come on!!!/ビタミン チョコレート/Because of you ※メドレー ※ユナクソロ
11. このまま君を見つめていたい ※ユナクソロ
12. I LOVE YOU ※ソンジェソロ
13. BLIND-Good Time ※ソンジェソロ
14. 夜は眠れるかい? ※ソンジェソロ ※flumpool カヴァー曲
15. 愛を叫ぶ ※ソンジェソロ
16. 君じゃなきゃ
17. The Answer
18. シュビドゥバ♪
19. Winter paradise
20. Stupid Love
21. WINNER
22. Shining Star
(アンコール)
EN1. Precious Love
EN2. クリウンナレ-キミに会いたくて-(韓国語ver.)
EN3. 愛言葉

2017年9月17日 (日)

アニメ好き芸人たちの熱いプレゼンと謎のコスプレに沸いた60分!漫才劇場初のアニメイベント「マンゲキ・ザ・アニメーション」

9月15日(金)、よしもと漫才劇場にて、「マンゲキ・ザ・アニメーション」が開催されました。漫才劇場では初となる、「アニメ好き芸人」たちが集結する本格アニメイベント。MCは、プリマ旦那・河野が務めます。

20170917231750-90a99bd4517e556bc75bf4603434f0349f83337e.jpg

オープニング、客席に「アニメをよく見る人!」と挙手を募るも、手を上げる人はほとんどいません。「見ていない人」の挙手も多いなか、河野は「"アニメ"というものを知っていたら、誰でも楽しめるから大丈夫!」と呼びかけます。

続いて、この日の出演者が舞台へ。趣向を凝らしたコスプレあり、普段着あり、何かわからない謎の扮装ありで、客席からはさっそく笑いが。普段着チームと思われた霜降り明星・粗品は、「小栗旬のコスプレです」とキッパリ。

20170917231855-0d5876b30c6bd3102cad6e4e34bdbb6f28199cd7.jpg

「アニメといえば女子高生」というヘンダーソン・子安はセーラー服姿で、「自衛隊時代は駐屯地でアニメに癒されていた」と熱く語ります。ラフ次元・梅村は独特な太眉メイクで、周囲から「誰のコスプレ?」と疑問を投げ掛けられると「正解は後で」とニヤリ。ゆりやんレトリィバァは、どう見てもドラえもん...にもかかわらず、なぜか「泉ピン子です」と言い張り、河野を困惑させていました。

20170917231927-2d71b78cd5b723005d304d08fc88e4cd6e606996.jpg

クラスメイト・伊丹は大好きな『ONE PIECE』のルフィになりきり! 手描きの胸の傷も効いています。きんめ鯛・上田は『名探偵コナン』の毛利蘭を自称しますが、髪形の再現方法が独特で、どう見てもとんがり帽子...? 

20170917232018-688e729aeea1701e1c8aa6980925abc4761f46a3.jpg

黒塗りで『名探偵コナン』の犯人になってみせたのは、おたまじゃくし・中西。ミキ・亜生は『スーパーフィッシング グランダー武蔵』の主人公・風間武蔵というちょっぴりマイナーなキャラに扮しました。

20170917232054-fd57b56066d8c0d4224fca4ac49730b1506a886d.jpg

霜降り明星・せいやは雷様のような衣装で現れ、こちらも「(何のコスプレかは)後から言う」と煙に巻きます。ビスケットブラザーズ・原田を見た河野は「こんなアニメあったっけ?」と不思議顔でしたが、本人によると、まさかの「オリジナルキャラです!」とのこと。「小学校に通うおじさん」らしいのですが、いったいどんなストーリーなのでしょうか。

20170917232127-3d1cadd2e09e3af7850a92e6f601e77f3b2e473a.jpg

出演者のコスプレチェックが終わったところで、アニメといえばこの人、ゲストの桜 稲垣早希が『残酷な天使のテーゼ』に乗って登場! 稲垣は、自由かつ手作り感覚あふれるコスプレぶりに、「いろんなアニメイベントに出てきたけど、底辺やな!」と不満爆発。「もっと、アニメの深い話ができるのかと思ってたのに...」と、始まる前からテンションが下がっています。しかし、なんとか気を取り直して、出演者たちのアニメ愛を見極める"判定人"を務めることに。

20170917232201-bb43cac3db17940716f9b95022d8fdffed9cd38d.jpg

今回、芸人たちが競うのは、「1分間おすすめアニメプレゼン」。それぞれが、人に勧めたいアニメを、1分間という短い時間でわかりやすくプレゼンしていきます。トップバッターに指名されたのは、さや香・石井。石井がおすすめするのは、『地獄少女』です。作品についてテンポよく説明していく石井は、最後の最後である"大きな疑問"を投げかけてフェイドアウト...。客席をざわつかせましたが、聞いていた稲垣は「私もそう思ってた」と賛同していました。

20170917232234-b9b910d8545e0270ab1879be1da570f4787a4b5b.jpg

いなかのくるま・木佐は、『かいけつゾロリ』の魅力をアピール。プレゼンはクイズ形式で、奇想天外な答えの数々には何度も笑いが起こります。子どもの頃には気づかなかった笑いのツボをピックアップし、大人にも楽しめるアニメであることを見せつけた木佐。稲垣は「ゾロリの声は、エヴァでもおなじみの山寺(宏一)さん。声優さんの面でもアツイですよね」と、アニメ通らしいコメントを添えていました。

20170917232307-54166f19b9dffb2be31c2f7cf79e78104e18c9c4.jpg

粗品は麻雀アニメ『闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才』が大好きだそう。物語を楽しむうえで必須の麻雀のルール説明からスタートしましたが、いつしか「いろんなシチュエーションでの麻雀の役」というピンネタに方向転換。出演者からは大ブーイングが起こり、架空のアニメキャラ姿の原田にまで「みんなアニメという枠でやってるんやから!」と指導されてしまいます。

20170917232336-afb9c49489361c7749b7d7a2a3582f9d616a41d3.jpg

伊丹はもちろん『ONE PIECE』。あらすじ説明に始まり、「伏線のすごさも見て欲しい」とその魅力を力説。さらに具体的な例を挙げて解説しましたが、愛ゆえに力が入りすぎたのか、やや空回りの結果に...。

20170917232410-8e6cf42c183b46866c50145f0cb552afcb7091eb.jpg

そんな伊丹をフォローすべく、きんめ鯛・真輝志が『ONE PIECE』を違う角度から紹介。実家に大きな借金があるという真輝志は、「『ONE PIECE』のどの賞金首を獲ったら借金が返せるか」という観点からキャラクターをピックアップしていきます。金額が大きければいい、というわけでもない独自の返済メソッドで、客席を沸かせました。

20170917232441-7d0351ae26cfaca9733a528a4b2f36fa13a1faa7.jpg

亜生はもちろん『スーパーフィッシング グランダー武蔵』をプレゼン。物語や設定の説明もそこそこに、武蔵が見せる釣りのスゴ技を、釣りざお片手に熱演します。ところがテンションが高まりすぎ、途中からかなり意味不明に。河野は「わかるように言うてくれ!」と懇願。稲垣も「ちょっと、わからない...」と困り顔でしたが、一方で「でも、見てみたい!」と興味も引かれた様子でした。

20170917232510-fdc511934835a044c668b269f74782b8fb77578c.jpg

子安はプレゼンの前に「アニメは日本が誇る文化。アニメ好きな人、アニメを見ている人を、きしょいとか言うたらアカン!」と主張し、出演者から大きな拍手を浴びます。その後のプレゼンは、『魔法少女まどか マギカ』について。「キュゥべえから『魔法少女になってよ』と告げられる」などストーリーのポイントを紹介しつつ、そのすべてを自衛隊に置き換えていく子安。最後はほぼ自衛隊の話だけになり、入隊勧誘で幕を閉じました。

20170917232544-6224b90c006314f92f4dcd6be6d621a300a85615.jpg

中西はもちろんコスプレ通り、『名探偵コナン』を。着目したのは「コナンくんの超人的な身体能力」。さまざまな窮地で子どもとは思えない身体能力を発揮する様子に、観客は大爆笑。稲垣も「劇場版は本当にすごくて...」と、最新作での仰天場面について語っていました。

20170917232609-62ee66adbc4091e7fecf80a2d1ecbc40ebabeb0a.jpg

上田も『名探偵コナン』についてプレゼン。こちらはキャラクターのひとり、服部平次にスポットを当て、彼がコナンくんを思わず「工藤」と呼んでしまった際の「変な言い訳」を紹介していきます。想像を絶する言い訳の数々で、『名探偵コナン』の新たな見どころを発信!?

20170917232646-71b2c6d87f76033bc10c34c426da3b9bc8420fe1.jpg

子ども時代をアメリカで過ごしたポートワシントン・笠谷は、『ドラえもん』アメリカ版のキャラクター名を取り上げました。どの名前もかなりアメリカンな変化を遂げており、なかでもジャイアンの「BIG G」とジャイ子の「Little G」には大爆笑が。

20170917232715-9859357d3567f7410e6c1d455c76db14f03008a8.jpg

梅村は、自身のコスプレが『仮面ライダーBLACK RX』の主人公・南光太郎であることをまず告白。仮面ライダーといえば特撮ドラマの印象ですが、「石ノ森章太郎さんの仮面ライダーシリーズは、すべてアニメ化もされているのでOK」と主張。ツッコミどころ満載な予告編のナレーションを読み上げ、見事なプレゼンを展開しました。これには「すごい!」(稲垣)、「見たい!」(河野)とMC席のふたりも大興奮です。

20170917232744-69030455a332039b6001fd101f47fa53866d8ad9.jpg

残るプレゼンターは3人。せいやがプレゼンしたのは、懐かしい『まんが日本昔ばなし』。主題歌に乗せて、さまざまな昔話に登場した珍シーン、恐ろしすぎる結末などを歌い上げていきます。途中からメロディがまったく別物になってしまったものの、最後は客席も一緒になって大合唱するほどの盛り上がりに。ちなみにコスプレの種明かしは、「時間がなさすぎただけです」とのことでした。

20170917232807-ca40e76a516539864128b307ef642db0e85e4bb8.jpg

架空のアニメキャラになりきった原田ですが、プレゼンしたのは実在するアニメ『GANTZ』。これから見る人のために、早送りで構わないところ、見るべきところを独断で語り下ろします。しかし、よくよく聞いてみると、物語のキモとも言える部分はすべて早送りされ、「見るべき」なのはエッチなシーンばかり...?

20170917232831-b7e5c8be87a2079421ca986cca2680ba7de929d9.jpg

トリを飾ったのは、ゆりやん。ドラえもん風のしゃべりで「この世界でもドラえもんが役に立つことをプレゼンする」と言い、河野から「困っていること」を聞き出します。河野はメガネをかけてのび太になりきり、「子どもができて、お金に困っている」と相談。すると、ゆりやんは河野の悩みを完全にスルーして、なぜか自らのグチを語り始めます。最後はポケットから「愛想笑い」を取り出し、自分の悩みだけを解決しようとするなど、身勝手きわまりないドラえもんぶり。最後は、小梅太夫さんのモノマネ(?)も飛び出し、カオスなプレゼンとなりました。

20170917232853-bdb96071980f0d8f56d6f8e5eed5c39cfee25d99.jpg

全員のプレゼンが終わり、いよいよ稲垣による判定の瞬間が。「バラバラすぎて選べないので、好みでいいですか?」と前置きして選んだ「漫才劇場いちのアニメ好き」は、せいや! 「もっと聞いてみたいなと思わせるプレゼンだった。みんなが知っているアニメ作品で、あれだけ楽しませるのはすごい」と絶賛しました。

20170917232926-3a8056cfde5575aa16a8356a3c2333be052edaf8.jpg

エンディングでは、めったに見られないコスプレ姿ということで、写真撮影OKタイムも。河野は「ぜひ皆さんも、興味を持ったアニメを見てみてください!」と呼びかけ、この日のライブは幕となりました。

20170917233001-7e52710cc4331f34c97ef79b8d4eeef61ccd2229.jpg



【桜 稲垣早希】【プリマ旦那・河野】【ラフ次元・梅村】【ヘンダーソン・子安】【霜降り明星】【粗品】【せいや】【クラスメイト・伊丹】【ビスケットブラザーズ・原田】【さや香・石井】【ポートワシントン・笠谷】【ミキ・亜生】【きんめ鯛】【上田】【真輝志】【いなかのくるま・木佐】【ゆりやんレトリィバァ】【おたまじゃくし・中西】