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2017年1月

聖夜に沖縄の夜空を彩るドライブインシアター

12月23日(金・祝)から25日(日)の3日間、読谷村飛行場滑走路跡地にて「島ぜんぶでおーきな祭×CINEMA CIRCUS ドライブインシアター」が行われました。特設した野外スクリーンでは各日、昼と夜の2部構成で、往年の名作やラブコメディなど家族や恋人と楽しめる映画、合計6作品を上映しました。

沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」と「CINEMA CIRCUS(シネマサーカス)」とのコラボレーションで実現したドライブインシアター。ひとつの上映回で短編アニメーションと映画作品1本を上映。さらに会場内では映画の上映以外にも、音楽ライブやお笑いライブのステージイベントが行った他、野外フードコートの出店もあり、ドライブインシアターに華を添えました。

開催3日間で合計340台もの車がご来場され、沖縄県内はもとより、「わ」ナンバーや「Y」ナンバーのナンバープレートをつけた車も集まるなど、多くの観光客や外国人のお客さまにもご来場いただきました。時折風が強くなるものの、天気に恵まれた連休ということもあり、ご家族連れ、カップル、お友達と様々なグループのお客さまで連日にぎわっていました。

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ドライブインシアター最終日、クリスマスの25日(日)夜のプログラムは、ある青年がタイムスリップを繰り返し、恋人や家族との幸せを追い求める人間ドラマ『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』の上映でした。この日は多くのカップルのお客さまがご来場され、3日間で最多となる94台の入場台数を記録。開演前には入口のゲートに車が列をなしていました。

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日もすっかりと落ち、暗闇に包まれた会場には、フードコートのお店の温かい光と、前方の大型スクリーンの光がともされています。車で入場されたお客様たちがどんどん、スクリーンの前に集まり駐車していきました。

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車を駐車されたお客さまたちは、風がやや強く、小雨がパラつくこともありましたが、フードコートに並びスープやハンバーガーなど、温かい飲み物や作りたてのフードを選びならが、上映前にちょっとした食事を楽しんでいました。天候が心配でしたが、上映前にはすっかり雨も上がり、待ちに待ったドライブインシアターの上映が始まりました。

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みなさま、自前のカップルシートとして、ふたりだけの空間となった車内から、大画面スクリーンの映像と、FMラジオの音声で、映画を楽しんでいました。来場したお客さまは、見やすいように車体をスクリーンに向けるなど工夫して駐車。中にはスクリーンに背を向け、ハッチバックの扉を跳ね上げた軽ワゴン車のラゲッジスペースから足をのばしたり、オープンカーの開放的な座席から観覧するなど、ドライブシアターならではの自由な上映スタイルを満喫していました。

1930年代にアメリカで誕生したドライブインシアターを、沖縄の新しい観光コンテンツとして提案する「島ぜんぶでおーきな祭×CINEMA CIRCUS ドライブインシアター」。夜空の下で、観る人が思い思いの形で車内から映画を楽しむ古き良き、映画の上映スタイルが、沖縄の夜を楽しむ新感覚のエンターテインメントとして生まれ変わった3日間でした。

2017年1月 8日 (日)

今夜放送『あるある議事堂』2時間SP! 芸能スクープ&一発屋の内情に今田議長も前のめり!

本日1月8日(日)、『あるある議事堂SPスクープで人生を狂わされてたまるか!芸能人VS週刊誌の記者 徹底的に戦ってやる!!&最近どうしているのか勝手に心配している歌手』(テレビ朝日系/よる8:58~よる11:10)が放送されます。

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毎週土曜の深夜に放送している『あるある議事堂』は、議長役の今田耕司と議題ごとに替わる副議長役が進行を務め、あるカテゴリーから招集されたメンバーが発表する、自分たちに共通すると思う"あるある"ネタをもとに、さまざまな討論を繰り広げるバラエティー番組。


今回の2時間ゴールデン特番では、『写真週刊誌の記者 VS 芸能人 スクープで人生狂わされてたまるか〜徹底的に戦ってやるSP〜』と『最近どうしているのか勝手に心配している歌手』という今田議長が前のめり必至な、下世話ながらも興味深い2本立てです。

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まず、『写真週刊誌の記者 VS 芸能人〜』では、YOUさんが自身の整形疑惑報道について積年の恨みを激白すれば、スピードワゴンの井戸田さんは、『離婚のショックで天を仰ぐ井戸田』の記事に、別人の写真が使用されていたと怒り心頭。
対峙した芸能記者たちと激しい論戦を展開します。


一方、『最近どうしているのか勝手に心配している歌手』では、いわゆる"一発屋"歌手のピーク時の収入、人気が落ち始めた時の変化など衝撃的な"あるある"が続出。
また、副議長として俳優の大谷亮平さんが出演し、元Sugarのメンバーで元ICONIQの伊藤ゆみさんとの意外な(?)関係も明らかにします。

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その他、ゲストの「あるある議員」として、遠藤章造(ココリコ)、銀シャリ、椿鬼奴、とにかく明るい安村も出演。
お楽しみに!


【今田耕司】

2017年1月 7日 (土)

『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』大阪での上映がスタート!初日舞台挨拶に中島貞夫監督&福本清三さんが登壇

昨年12月の東京・名古屋・福岡・京都に続き、1月7日(土)、大阪・テアトル梅田にて、『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』が公開初日を迎えました。中島貞夫監督にとって17年ぶりの新作となる今作は、京都で生み出された時代劇の"ちゃんばら(殺陣)"を、さまざまな角度から考察するドキュメンタリー映画。監督自身による殺陣師や俳優、評論家など"ちゃんばら"に関わる人たちへのインタビューのほか、東映剣会の出演によるちゃんばらシーンのメイキング、さらにはその完成作まで、時代劇とちゃんばらの魅力がぎっしりつまった作品となっています。上映後の舞台挨拶には、中島貞夫監督、本作にも出演している斬られ役のレジェンド・福本清三さんが登壇。作品に込めた思いやこれからの時代劇映画について、熱いトークを展開しました。

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中島監督は、「我々にとって、ちゃんばらとは何なんだろうということを考えるために作りました。そして、もうひとつの大きな理由が、何としてもちゃんばら映画を作りたい、と。そのためにも、一度いろんな形で考え方を整理しようと思いました。皆さんのお力を借りながら、次なるちゃんばら映画を作るための前哨戦として作った作品だと思ってください」と挨拶。客席が立ち見も出る大入り満員となったことについては、「これだけの方が入っていただけたということで、実は内心ホッとしています」と笑顔を見せました。

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本作でも見事な殺陣を披露している福本さんは、「僕らは『どうしたらかっこよく死ねるか』を考えてやってきたが、それが監督のおっしゃる"美学"だったのかな」とコメント。「見ていただいた方に『あいつ、上手いな』と思っていただける、というのが僕らのテーマで、それを一生懸命考えてやってきたし、これからも継続していきたい」と立ち回りへのこだわりを語ります。

続いて中島監督は、「斬る・斬られるというのは命のやりとり。『死ぬか生きるか』というのは最高のドラマ」としつつ、映画でも触れられたちゃんばら映画の禁止やアメリカ流の勧善懲悪スタイルの流入、テレビの普及などにより、「ちゃんばらの持つ本来のドラマ性が、日本映画から消えてしまった」と説明。自身も本格的なちゃんばらシーンのある映画を手がけるチャンスが少なかったものの、『木枯らし紋次郎』を監督した際にちゃんばらについて改めて考える機会があったそうで、「ちゃんばらにはそれぞれにテーマがある。その中にドラマがあると気がついた」。さらに「この年になって、最後に何をやるんだろうと考えた時、もう一度ドラマと絡んだちゃんばら映画を作ってみたいと思った」という、現在の心境を明かしました。

数々の現場をともにしてきた福本さんに関しては、「彼は中学を卒業して、そのまま撮影所に飛び込み、ただただ斬られ、斬られ、斬られてきた男。その中でいろんなことを考えて、斬られ方の美学を必死になって探し求めてきたんです。彼のそういう生き方はすごい」と称賛。これを聞いた福本さんは「いえいえ。とんでもない。ただ斬られてきただけです」と謙遜しながら、「一分一秒でも長く画面に映るため、いかに自分をアピールするか考えてきただけで、それが美学だとは考えたことはなかった。しかし、今回の作品を通して、斬られ役はもちろん、あらゆる分野にそれぞれの美学があり、それらがひとつになって映画が出来上がることに改めて気がついた」と話していました。

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やがて、話は「これからの"ちゃんばら映画"のあり方について」へ。中島監督は、「ちゃんばらは、人間同士のコミュニケーションとして、非常にいいひとつのパフォーマンス。そういう意味で、パフォーマンス芸術としてのちゃんばらというものも、これから全面的に押し出していく必要があるだろう。しかもそこには、日本刀の持つ精神性が介在しており、高度な日本的パフォーマンスの面白さを持っている。そして、さっき申し上げたように『生きるか死ぬか』という究極のドラマがある。これらが噛み合って初めて、面白いちゃんばらになる」と分析。「そういった作品にチャレンジすることを、これからの残り少ない人生の目的にしたい」と締めくくりました。

福本さんも、「時代劇は、日本からなくならない。これからも続いていくと思う」とキッパリ。時代劇が減っていく中で、後進の育成についての不安を述べながらも、「監督に頑張ってもらって仕事を増やしていただき、ちゃんばらをやる若い人たちが増えるよう願っている。『時代劇は面白いな』と思っていただけるように、時代劇が増えていくように...。監督、ひとつよろしくお願いします(笑)」と期待を寄せていました。

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終了後は、劇場ロビーでのサイン会も実施。作品を見終わったばかりで興奮冷めやらぬなか、中島監督と福本さんにひとこと感想を伝えようと、多くのお客さんが列を作っていました。

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●作品情報

『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』

1月7日(土)より 大阪・テアトル梅田、北海道・ディノスシネマズ札幌劇場にて公開!


http://www.chambara.net

漫才で10年の足跡を振り返るもやはり物騒なワードが頻出! えんにち結成10周年記念単独ライブ『極める道』レポート

昨年12月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて、「えんにち結成10周年記念単独ライブ『極める道』」が開催されました。

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2006年1月1日を結成日としているえんにち(アイパー滝沢、望月リョーマ)。
現在は、埼玉県の大宮ラクーンよしもと劇場をホームに活動していますが、11周年を直前に控えたこの日、満を持してルミネtheよしもとでの単独ライブに臨むと、多彩な漫才を軸に、コント、VTRで約100分間、幅広い層の観客を楽しませました。


開演時間を迎えると、歓声に迎えられて登場したえんにちの2人は、望月が「どーもー!」と愛想よく挨拶すれば、アイパーはサングラス越しに睨みをきかせての「ホゥ!」を連発。

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改めて、「本日は、えんにち結成10周年記念単独ライブにお越しいただきまして、誠にありがホゥございます」と挨拶するアイパーは、客席の前列から一人ずつにあてて書いてきたという感謝の手紙を読み上げますが、「出所したてで、ありがとうございます」などと、さっそく際どい発言で、望月を慌てさせます。


また、セットのパネルが『極』『道』になっているとの指摘を受けたアイパーは、「メルヘンの『める』が足りなかったな」として、天井から『める』の看板を降臨させ、晴れてタイトルの『極める道』が完成。

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オープニングVTRに続いて始まったのが、極める漫才『なぞなぞ』です。


10年というコンビの足跡を振り返り、「いいことばかりだったろ? 『笑いの金メダル』2代目チャンピオン」と輝かしい栄光を口にするアイパーに対して、「チャンピオンになれなかった藤崎マーケットといとうあさこさんの方が爆発的に売れたよ」と嘆く望月。
さらに「NHK『爆笑オンエアバトル』、俺ら無敗の15連勝だぞ」というアイパーに対しても、望月は「16連勝を目指そうとしたら、暴力団排除条例が適用されて、NHKに出入り禁止になったんだよ!」といった事実(?)を明かすのでした。

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その後、ドラッグや闇金といった犯罪を連想させるワードを散りばめながらも、なぞなぞを題材にした漫才を展開。


続く、レストランを舞台とした極めるコント『矢沢くん』では、YAZAWAになりきった新人アルバイトのアイパーが、「やっちゃえ日産」の神の啓示を受ける度に暴挙に走ると、次の極める漫才『アイパーくん』では、アイパーがセカンドバッグを抱えた一層濃いキャラで、英語や算数を題材に笑いを誘います。

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極める漫才『編み物』では、ホビー大賞ユニーク賞を受賞したり、個展やワークショップを開くといった編み物の腕前を持つアイパーの作品を紹介。
チャカカバー、ドスケース、「海外の犯罪者みたいだろ!」(望月)というブランケット&クラッチバッグ、さらには松方弘樹さんに向けたマグロケース、哀川翔さんに向けたカブトムシケースなどを次々発表し、場内は感心と爆笑に包まれました。

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続く極めるコント『任侠くん』では、ランドセルにドスを忍ばせるなど、小学3年生にして、その道のオーラを醸し出す任侠くんを描き、極める漫才『いじめ』では各界でのいじめを笑いに昇華。

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ラストのネタとなった極める漫才『新えんにち』では、新メンバーに音響さん、照明さんを迎え、SEやスポットライトなどの演出を加えた漫才を披露します。
終盤には、アイパー滝沢プロデュースのキャラクター・パーさんもお目見えし、賑やかなムードのまま一本締めで終演。

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一方、幕間には、過去の単独ライブで流したVTR傑作選に加え、渡辺直美、向井慧(パンサー)、インポッシブル出演による通販番組風のVTR、2枚のイラストの間違い探しあて、2017年血液型ランキングなど、いずれもきな臭さが含まれた映像で楽しませました。


エンディングトークでは、改めて来場者に感謝をしつつ、パーさんグッズなどの物販をアイパーが必死にPR。
その理由について望月は、給料日直後なのにも関わらず、「やべえ、1000円しかねえ」とアイパーがボヤいていたとか。


また、温泉の素と紅茶もこの日のために用意された物販グッズですが、「アイパーさんは、粉と葉っぱと呼んでます(笑)」(望月)、「それで宣伝していいですか? って訊いたら、よしもとからすげー怒られた(笑)」(アイパー)といった裏話で沸かせました。

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最後の最後まで、自分たちのスタイルを貫いた2人。
改めて「よー!」という掛け声を合図に、威勢のいい一本締めで締めくくられました。


【えんにち】

ケンドーコバヤシ、千葉雄大さんとの温泉旅を確約!? 映画『Bros.マックスマン』初日舞台挨拶

1月7日(土)、東京・バルト9にて、映画『Bros.マックスマン』の初日舞台挨拶が行なわれ、竜星涼さん、内田理央さん、千葉雄大さん、久保田悠来さん、青木玄徳さん、丸山敦史さん、松島床汰さん、高橋裕二郎さん、なだぎ武、ケンドーコバヤシ、増田哲英監督が登壇しました。
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本作は、数々の変身ヒーローを生み出して来た日本最高の特撮スタッフが集結して制作したヒーロー映画の第2弾。本日のMCを務めたグランジ・遠山が「グランジというトリオで活躍してまして、相方は椿鬼奴さんの旦那で、ヒモでクズでおなじみの佐藤大です」と説明すると、観客から「あぁ!」という声が起こります。
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主人公・Bros.マックスマンこと谷口英雄を演じた竜星さんは「2017年最初の仕事が、今日。主演映画が年初めの仕事で、うれしいなと思っています」と挨拶。1人ひとり登場する際、立ち位置を間違えてあたふたしてしまったのは、マックスマンこと英雄の兄・正義を演じた千葉さん。「立ち位置を間違えてすみませんでした」と陳謝して、笑わせます
「プロレスラーの高橋です」という高橋さんの挨拶をもじって、「プロレスラーのケンドーコバヤシです」と挨拶したケンドーコバヤシ。「今日はみなさん、千葉ロッテマリーンズの応援なんですかね? 千葉っていうパネルが......」ととぼけると、「それは千葉雄大さんのですよ!」と遠山から指摘が入ります。ケンドーコバヤシから、「久しぶり!」と挨拶された千葉さん。「温泉に行く約束をしてるんですけど、なかなかねぇ? 2017年はなんとかしようね。混浴で洗いっこね」と呼びかけられると、「楽しみにしてます!」と笑顔で返します。
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「酉年になりましたね」と呼びかけた内田さんが「今日はイケメンが勢揃いしているので」と話し出すと、すぐさま「ありがとね!」と返したなだぎ&ケンドーコバヤシ。「なぜよしもと勢だけが反応するんですか!」と遠山にツッコまれるも、2人の全く動じない様に笑いが起こりました。
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前作に引き続き、バーのマスター役だったなだぎ。「バーでの撮影だけなので、竜星くんとしか絡んでない。前作は雄大くんとしか絡んでなかったんです。撮影も昼くらいに(現場へ)入って2時間後にオールアップでしたね」と語ります。
増田監督から「問題児だった」と言われたのは、ケンドーコバヤシ。前作は声だけの出演だったのですが、実はそうせざるを得ない理由があったんだそう。「1回目は出演の予定だったのが、人生初のインフルエンザにかかって。2回目は(病気にならないように)無菌室のような暮らしを心がけてたんですけど、人生初の食中毒に(笑)。結局、撮影時期をずらしてもらいました」と振り返りました。
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すると、遠山が「何度か一緒にお仕事させていただいたことがある久保田さんも問題児じゃないですか?」と言い出します。
「撮影中、アドリブが多かったと聞きましたけど」と続けると、青木さんが「ふざけちゃいけないところで、最後を笑いのオチに変えてきたりする」と暴露。竜星さんにも「変なことばっかり言ってました」と言われた久保田さんは、「脚本家志望なんです」と冗談めいて返答。遠山が「それなら、俳優から足洗ってもらっていいですか?」とツッコむと、客席からはドッと笑いが起こりました。
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本作は特殊能力を持つ登場人物が出てくることから、「特殊な能力を持てるとしたら、どんな能力が欲しいですか?」と訊ねられた竜星さんは「人の心の内がわかれば嬉しいかな」と発言。「例えば、千葉ちゃんは今、声かけて欲しくないのかなとかわかれば、声をかけて欲しいタイミングでそうすることができるじゃないですか」と説明すると、場を読んだ千葉さんが「今の(タイミングは)ちょっとイヤでしたねぇ〜」と返して笑いを誘います。
そんな千葉さんが欲しいのは、身長。「今日は大きい人が多くて、(竜星さんを観ながら)こんなパリコレモデルみたいな人が弟役なんですよ」と羨ましそうに見上げられた竜星さんが「でも、テレビで観るより大きいですよね?」と返すと、「って言われるんだけどね」と照れます。
ケンドーコバヤシが「新宿で自分が降りたところが、常に東口になる能力が欲しい」と話すと、観客の多くから同意が。また、ポメラニアンを飼っているという高橋さんの「飼っているワンちゃんと話したい」という可愛らしい返答には、温かいムードが漂いました。
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「何度も観ていただければ」(千葉さん)「日曜の朝の特撮とはちょっと違った抜け感があって、みんなが応援できるヒーローだと思います」(内田さん)「日本のヒーロー映画ではタブー的なものにも挑戦できたり、自信を持ってオススメしたい映画ができました」(竜星さん)「続編をつくれるように、製作陣一同がんばっていきたいと思います」(増田監督)とアピールした映画『Bros.マックスマン』は、本日より全国ロードショー。映画館で、ぜひご覧ください!
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【なだぎ武】【ケンドーコバヤシ】

2017年1月 6日 (金)

インドネシア住みます芸人「そこらへん元気」がR-1ぐらんぷり予選一回戦に挑戦!

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1月6日(金)、大阪は朝日劇場にてR-1ぐらんぷり予選1回戦が行われました。MCはしましまんずが務めます。この日は、AからGまで7つのグループに分かれ、数多くの出演者がそれぞれの持ちネタを披露しました。

個性的なネタの連発に会場が大いに盛り上がるなか、仕事で日本に一時帰国している"インドネシア住みます芸人"そこらへん元気も参戦。Bグループ8番手としてステージに登場しました。
ツイッターでも告知していたとおり、制限時間2分の間、インドネシア全開のネタを披露。
観客からのウケも良好だった舞台を終えたばかりの本人を直撃しました。

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─ R-1は何回目ですか?
「今回が2回目です。日本にいる日本の人の前でネタするのが2年ぶりだったんで、緊張しました!」

─ 今日の出来に点数を付けると?
「う〜ん、58点ですね。普段はインドネシア語でネタをやっていて、日本語でやること自体が久しぶりだったんですが、最後に噛んでしまったので...」

─ インドネシア住みます芸人として、現地で学んだことは?
「インドネシアではお客さんとのコミュニケーションがすごく大事なんです。おもしろかったら一緒に盛り上がってくれる。
日本にいるときは舞台に出ても時間通りに終わろうとか、間違わないようにしようとか考えてたんですが、向こうに行ってお客さんの顔を見ながらネタをやることを覚えました。今日もそれはできてたんじゃないかな、と。
そして、インドネシアでは大きな舞台で10分くらい尺をもらってやることが多いんですよ。だから、場数を踏んで、経験を積めていると思います」

─ 2回戦に進めたとしたら?
「今までインドネシアに住んでいても、向こうのことを日本に紹介する機会がなかったんです。だからひとつでも勝ち進んで、ネタのなかでインドネシアのことを日本の人たちに伝えたいですね」

─ もう次のネタは決まってる?
「ダンドゥットっていうインドネシアの音楽があるんですが、それを使うのもいいなと思ってます」

─ 住みます芸人としての活動については?
「今度、アニメフェスでMCの仕事をさせてもらえることになったんです。インドネシア語でやらないといけないので難しいんですが、がんばりたいですね。そして、まだレギュラーの仕事がないので、今年は絶対レギュラーの仕事をとりたいと思ってます!」

日本とインドネシア、両方での活躍が期待される、そこらへん元気のこれからに注目です!

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【そこらへん元気】

話題の人気芸人から沖縄芸人まで豪華10組が登場!満員御礼で迎えた大盛り上がりの年末特別公演

12月30日(金)、よしもと沖縄花月にて「よしもと沖縄年末特別公演」が開催されました。ロバート、平成ノブシコブシ、スリムクラブ、セブンbyセブン、トレンディエンジェル、キンニクキンギョ、ウリズン桜、初恋クロマニヨン、ピーチキャッスル、ありんくりんの10組の芸人が登場するとあって会場は立ち見が出るほどの満員御礼でスタート。

トップバッターは沖縄芸人のありんくりん。アメリカと日本のハーフであるクリスと沖縄色の強すぎる比嘉竜太は自己紹介から会場を沸かせます。お年玉を貰う時の気まずさを再現した年末年始にぴったりのお正月ネタを披露。比嘉扮する沖縄方言を巧みに使いこなす竜太少年と親戚のクリスおじさんが繰り広げる沖縄のお正月に会場も大爆笑です。

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2組目は、ピーチキャッスルが登場。桃原が学校の先生、真栄城が母親役で家庭訪問をテーマに漫才を披露。息子が学校でいじめられている疑惑から、話題は工業高校を卒業したという真栄城の身の上話へ。高校3年間かけて達成した意外な卒業課題に会場も笑いで包まれました。

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3組目は、ウリズン桜が強盗をテーマにコントを披露。コンビニのレジ係をするヤースーのもとに銃を構えた覆面の仲宗根が登場。怯えるヤースーに、お金では無くまさかの物を要求した強盗犯。困惑した様子のヤースーと仲宗根が繰り広げる予想だにしない展開に会場を笑いで包みました。

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続いては、初恋クロマニヨンが登場。比嘉と新本が沖縄を舞台とした映画のワンシーンを再現。そこへ、松田扮する沖縄を舞台にした映画やドラマで内地の人が演じる沖縄の人にイラっとする会の会長、普天間ジュンコが登場し、イラつくポイントを県民の声付きで紹介します。台風や成人式など沖縄ならではのシーンに鋭いツッコミを入れる普天間ジュンコに会場は共感の声と爆笑で包まれました。

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5組目は、キンニクキンギョ。沖縄出身の富田は、相方の川畑のことを「腐れナイチャーと呼んであげてください」と沖縄の方言を交じえて紹介し、登場早々会場の笑いを誘います。カラオケボックスを舞台にした漫才では、富田が繰り広げる独特すぎる店員に笑いが響きます。続いて「やってみたい仕事」として、映画監督をテーマにしたネタを披露。今年大ヒットを記録した映画「君の名は。」に沖縄ネタを盛り込んだ漫才で笑いを起こしました。

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6組目は、沖縄出身のセブンbyセブンが登場。芸歴14年目で後輩にはオリエンタルラジオ、はんにゃ、フルーツポンチなどがいると話す二人は「後輩しか売れていない。唯一生でしか会えない芸人です」と自虐ネタを盛り込みながら笑いを誘います。どこかおかしい童謡「アイアイ」や「おもちゃのチャチャ」を歌い、会場のテンションを上げます。「今年こそは売れたい」と話す玉城は「あと2日しかないよ?」と宮平にツッコまれながらも、特技のモノマネを披露。人気アニメ、ドラゴンボールのナレーターを披露するも、おかしな展開を匂わせて笑いを起こしました。

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7組目のトレンディエンジェルが登場すると会場は一気にボルテージが上がり、この日1番の盛り上がりを見せます。アイドルをテーマにしたネタでは、斎藤がステージから客席まで乗り出して歌と踊りを披露。会場からは大きな拍手と笑いが響き観客のテンションもあがります。その後も、「ピコ太郎」や「ポケモンGO」、「君の名は。」、「逃げ恥」など2016年注目を集めたワードを盛り込んだネタを披露。鉄板ネタの「斎藤さんだぞ」も飛び出し、会場を大いに沸かせました。

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8組目のスリムクラブは、立ち見が出るほどの盛況ぶりにびっくりした様子を見せながらも「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べながら登場。真栄田が、2人で国際通りを歩いていると、内間が観光客にお笑い芸人クマムシに間違えられたエピソードを明かします。「あったかいんだから~歌って下さい」と頼まれ、間違いにもかかわらず歌ってあげる内間の優しいエピソードに会場からも笑いが起きます。さらに、滅多に怒ることがないという内間の少し変わった一面や、具志堅用高さんとの仰天エピソードが飛び出します。最後は「運気上がるから」と真栄田にはやし立てられ、内間がふさふさのワキ毛を披露。そのあまりのふさふさ具合に「ワキ毛が前ならえしている」と真栄田に指摘され、会場からも笑い声が響きました。


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9組目は平成ノブシコブシ。満員の客席を見渡し、感激した様子を見せるも「なんでも笑ってくれるとお客さんが約束してくれないとネタやらない」と言い張る吉村。「約束してください」と何度も客席に問い掛ける吉村をよそに、昔話が好きという徳井が切り出します。昔話について吉村は否定的な意見を述べるも、徳井は早速「鶴の恩返し」のワンシーンを再現。徳井の「鶴の恩返し」にツッコみながらも、滑ると「約束したのになぜ滑ったのか」を客席に問いかけながらひとつひとつ説明する吉村。どこか掴みどころのない展開を繰り広げる平成ノブシコブシワールド全開のネタで会場を笑いで包みました。

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ラスト10組目はロバートが登場。どうやら終電を逃してしまった様子の山本と馬場の2人がステージで困り果てている場面からスタート。そこへ秋山が「始発まで暇潰しに付き合ってくれるプロ」として登場すると会場からは割れんばかりの拍手が響きます。濃いキャラクターの秋山が提案する様々な暇潰しゲームに会場も大盛り上がり。観客も巻き込んで様々なゲームを展開していきます。最後は秋山の鉄板ネタ、梅宮辰夫さんの体ネタを披露する展開に。会場を見渡し「なんか怪しいマークが付いている」と言う秋山は1人の男の子をステージへ上げます。ミュージックが流れ、秋山と男の子が2人してTシャツをめくると、秋山はお決まりの梅宮辰夫さんに、男の子はなんと小さい秋山に変身。会場を大爆笑に包み、これには山本も「梅宮さんだけじゃなくて秋山パターンの方もあるのか」と笑いをこらえられない様子を見せました。
可愛らしい飛び入り参加も迎え、大爆笑に包まれた「よしもと沖縄年末年始特別公演」は大盛況の中、幕を下ろしました。

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プラス・マイナス兼光はポッチャリ女性にモテる!?よしもと沖縄花月「プラス・マイナスのハッピーニューイヤーでフォーリーカントリーピーポーSP」

2017年1月2日(月)、よしもと沖縄花月で「プラス・マイナスのハッピーニューイヤーでフォーリーカントリーピーポーSP」が開催されました。出演はプラス・マイナス、キンニクキンギョ、ゆりやんレトリィバァ、大屋あゆみ、ピーチキャッスル、カシスオレンジの6組でした。

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オープニングを飾ったプラス・マイナスは、ステージに登場するやいなや、客席を見て「少なーい!」と叫びます。「今日は、お客さんより演者のほうが多いんとちゃうか。いや~、逆にありがたいですよ。お客さん1人1人の負担がデカいですから、帰らないでくださいね」と兼光タカシが客席へ声をかけ、6組によるネタ披露がスタートしました。

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最初に登場したのは、カシスオレンジ。仲村駿稀が自己紹介を兼ねて「ロケット花火が飛ぶ瞬間の音のものまね」を披露し、会場の笑いを誘います。次いで仲村は、財布を拾ったという話題をふると、頭のなかに現れた天使と悪魔との葛藤をネタにし、会場が沸かせトップバッターの役目をしっかりと果たしました。

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次に登場したのは、ゆりやんレトリィバァ。「長澤まさみで~す!」と登場してくるゆりやんに、会場から薄い笑いがこぼれます。正義感が強すぎて「そこらへんの下ネタを見つけ出して注意する」というゆりやんのテッパンネタでは、客席に下り、お客さんの名前や趣味、好きな食べ物を聞いていきました。全部下ネタに取る様子に会場が爆笑の渦になり、ゆりやんは息を切らしながら、「もう下ネタやりませーん。私のパンツは茶色です」と叫び、ステージを〆ました。

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続いてステージを飾ったのは、ピーチキャッスル。家庭訪問を題材にしたコントでは、家で先生を待つ母親役の真栄原将のもとに、桃原優樹扮する訪問役が次々と訪れます。テレビ局の集金役が「勝手に訪問」したり、インド人らしき「カティさんがカレーを持って訪問」したり、「布袋寅泰が訪問」したりと、ダジャレを入れたコントに会場は大盛り上がりを見せました。

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次は、踊りながら登場してきた大屋あゆみ。「私のこと初めて見た人、手挙げてちょうだい」と客席に聞きますが、誰も手を挙げない様子に「案外売れてるみたいだね」とつぶやき、さっそく笑いを誘います。自己紹介ネタとして、自分の胸元をボールとした下ネタを披露しますが、客席におりて、客席3列目までいきます。「まさか3列目まで来るとは思わなかったでしょ?油断は大敵だよ」と高いテンションのまま会場を盛り上げます。その後もショートコントで披露し、シメはいつもの「おりこうさんおりこうさん」セリフでステージが終了しました。

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続いて、キンニクキンギョ。富田和秀がかき鳴らす三味線の音とともに勢いよく登場してきました。「沖縄の人と、しりとり」ネタからはじまり、川畑の特技というものまねは、富田のラップに合わせて川畑がハトのものまねをします。「ゲーム『桃太郎伝説』のなかで、沖縄に来た感じの人」のものまねでは、体全身を使ったパワフルなコントで会場を温めていました。その後もテンポよく続くショートコントに、会場は笑いの連続でした。

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ネタ披露のトリを飾ったのは、プラス・マイナス。岩橋良昌は兼光タカシのオンチを直すべくネタと、引っ越しの挨拶をテーマにしたコントを行いました。アパートの隣人扮する兼光のもとに、岩崎が挨拶に訪れます。顔見知りとなった隣人が今度は岩橋の家を訪れるようになりますが、ヘンテコな隣人と岩橋のツッコミに、休む暇なく会場が沸ました。

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6組のネタ披露が終了し、出演者全員による「トークコーナー」がはじまります。プラス・マイナスの岩崎が「今日のお客さんは責任を感じてるのか、笑えんところでも笑ってくれてる」といい、反応のいい客席をイジって笑いを誘います。

このコーナーでは、今年の抱負や目標を発表していくという内容ですが、それぞれ個性ある抱負やものまね披露をしていくなか、大屋あゆみは「今年こそプラス・マイナスの兼光さんと付き合いたい」と仰天宣言をして、皆を驚かせます。すかさずプラス・マイナスの岩崎が「あゆみちゃんは、本当に兼光のことが好きやねん。兼光は、いつもこういうポッチャリとした女性からモテるねん」とフォローするも、「那覇空港まであゆみちゃんに送らせるのはどうかと思う」と暴露します。ゆりやんは「一回付き合ったらいいんじゃ」とアドバイスし、岩崎は「顔で選んだら大変だぞ」と意味深コメントを言い、兼光に「何があったんや」とツッコミます。大屋は改めて、「芸人の気持ちはわかるし、なんでも受け入れられる。いま(私は)32歳だから、35歳までには結婚したいです」と大きく宣言しました。

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お待ちかねのゲームコーナーでは、「1番強い体つきモノマネを選び続けるのは誰か!トーナメント」からスタートしました。芸人ぞれぞれがBOXからクジを引き、クジに書かれている体つきモノマネをプラス・マイナス岩崎が披露していくトーナメント戦です。

「泡風呂に入るマフィアの幹部」「下駄を履いて戦闘に行く奴」「鹿担いで帰ってくる奴」「1人でヘリコプター呼ぶ奴」「ドイツで一番ソーセーじを食う奴」などと、岩崎の体を張った体つきモノマネが次々と登場し、一番強いモノマネのクジを引いたカシスオレンジ・仲本が優勝しました。仲本には、岩崎と体つきモノマネができる権利が贈呈され、初コラボを披露しました。

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次は、モニターにうつる写真を見て、岩崎が言いそうな一言を当てる「写真で一言」ゲーム。勝敗の決め手となった3問目は、またしてもカシスオレンジ・仲本が1人正解。

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次なる「体内時計ヘミングウェイ」では、目隠しをして音楽を聞きながら、10秒たったら「ヘミングウェイ」とさけぶゲームで、岩崎と重なったら正解という内容です。勝者は、ツッコミチームでした。このあとも「岩橋カジノ」、「どれが岩崎」、「クセ網引き」と次々とゲームが続きましたが、タイムリミットのためゲームは終了しました。MVPはカシスオレンジ・仲本が選ばれました。「今度のライブはオールナイトにして、お客さんは誰かを連れてこないと入場できないというルールにしたいですね」と岩崎がいうと、客席が今日一番の爆笑となりました。

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【プラス・マイナス】【キンニクキンギョ】【ゆりやんレトリィバァ】【大屋あゆみ】【ピーチキャッスル】【カシスオレンジ】

アジア進出の切符は"すゑひろがりず"の手に! アジア住みます芸人からは各国の犬情報も!? 『アジア&47住みます芸人活動報告会&未来のアジアのスター芸人発掘オーディション』イベントレポート

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12月30日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『目指せアジアの星!アジア&47住みますサミット+未来のアジアのスター芸人発掘オーディション』が行われました。

インドネシア、ベトナム、台湾など、アジア各国で展開中の『あなたの街に住みますプロジェクト アジア版』。
今回のイベントでは、アジア住みます芸人の漫才少爺(台湾)、あっぱれコイズミ(タイ)、ぼんちきよし(タイ)、アキラコンチネンタルフィーバー(インドネシア)、はなずみ(タイ)、ザ・スリー(インドネシア)、そこらへん元気(インドネシア)、エスディーきんじょう(マレーシア)、ダブルウィッシュ(ベトナム)、ほりっこし(フィリピン)、黄金時代(フィリピン)が一同に介しました。
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また、国内の47住みます芸人からは、天狗(埼玉県住みます芸人)、ヒッキー北風(福島県住みます芸人)、キャベツ確認中(東京都住みます芸人)、さらにゲストとしてタイで抜群な知名度を誇るワッキー(ペナルティ)、海外公演の経験があるジャルジャルも出演。
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インドネシアで『あたりまえ体操』がヒットしたCOWCOWのMCのもと、出演者が出揃うと、タイでのワッキーの人気ぶりについて、ぼんちきよしが「夜の店でワッキー見たよ」と声をかけられたと明かし、ワッキーを困惑させます。

さっそく現地での活動報告が集まると、アキラコンチネンタルフィーバーがネタ番組で優勝して歌手デビューが決定したことや、あっぱれコイズミが恋愛ドラマやコメディドラマ、CMに出演したこと、ダブルウィッシュがレギュラー番組に出演しているなど、2年足らずの滞在で目覚ましい活躍を報告する面々。
そんななかもっとも売れっ子になっているのは、インドネシアのザ・スリーの3人で、ここ最近2ヶ月間で30本ほどのテレビに出演をし、リズムネタでブレイクしている「歌手だと思われている(笑)」(浦圭)こともあり、歌番組にも出演しているそうです。
ブレイクのきっかけとなったリズムネタを生披露し、繰り返すフレーズが「大丈夫」という意味だと知ったキャベツ確認中・キャプテン☆ザコは、「大西ライオンの"心配ないさ~"のパクリ?」と指摘して、ザ・スリーを慌てさせる一幕も。
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また濱田には、子持ちの彼女が出来たそうで、その3歳の子の写真を自慢げに見せるも、天狗の川田は「髪は俺の方がキレイ」と豪語します。

続いてのトークテーマ『住んでみてわかった!ビックリした話』で、口火を切ったのは、現在、福島県の朝の情報帯番組『げっきんチェック』にMCとしているヒッキー北風。
MCに就任するにあたり、彼の代名詞的なブリーフネタがNGとの条件が出されたそうで、仙台でのライブで披露していると明かします。

一方、アジア各国では、ダブルウィッシュがベトナム語の似た発音の苦戦ぶりを伝えたり、そこらへん元気がイスラム教徒の断食(ラマダン)での苦労話などを披露。
エスディーきんじょうによれば、ラマダンが解かれる日が沈むのを待って、沈んだ瞬間、片手に持っていたチキンにかぶりつくそうで、COWCOW・善しは「給料日にATMの前で待つ水玉れっぷう隊のケンさんや(笑)」と例えて、笑いを誘います。

また、各国での野良犬などの犬について、「噛んでくる」(ぼんちきよし)、「ガリガリ」(ほりっこし)、「バイクの後ろに乗っている」(漫才少爺・三木)などと、それぞれ発表する流れが出来上がり、川田まで「埼玉の犬は...」と言い始め、善しが「犬情報いらんわ!」「住みます犬やないわ!(笑)」とツッコミ、爆笑!

イベント終盤は、『未来のアジアのスター芸人発掘オーディション』と題し、4組の芸人が、今後、アジアで通用しそうなネタを披露します。
一番手のぷりずん。は、兼近がボディ・ミュージックで『となりのトトロ』を奏でれば、続くすゑひろがりずは、伝統芸能をダンスゲームに見立てたリズムネタ、ハブサービスは渾身のタイツ芸、インポッシブルと元ガリバートンネルによるユニット・ホットセクシーズは、激しいナンバーとともにセクシーな動きとセリフを炸裂。
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ワッキー、COWCOW・多田、そして錦織圭選手に扮したキャベツ確認中・しまぞうZの3人による審査、協議の結果、優勝はすゑひろがりずに決まり、海外公演のチャンスが授与されました。
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演舞を担当していた南條は、大学でインドネシア語を学んでいたそうで、インドネシア公演に意欲を示すと、「正直、来て欲しくない!現地で絶対受けるので」(浦圭)、「なんなら(元ネタの)ゲームも流行ってますから(笑)!」(そこらへん元気)とインドネシア住みます芸人が戦々恐々。

「通行手形が...」とパスポートの心配をする相方の三島でしたが、最後は「点と点がつながった!」とやる気を全面に出しました。

大騒ぎのまま、予定時刻を過ぎたところで、終演を迎えました。
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今後もぜひ、日本各地&アジア各地で活躍する芸人たちの活動にご注目ください!

★よしもと住みます芸人47WEB→http://47web.jp/
★住みますアジア芸人→http://sumimasu.asia/

スリムクラブ、キングコングら10組がステージ!よしもと沖縄花月の初笑い

2017年1月1日(日)の元旦、よしもと沖縄花月では、「新春!よしもと沖縄花月初笑い寄席 新春特別公演」が開催されました。初日の元旦はトータルテンボス、キングコング、スリムクラブ、ジヨイマン、セブンbyセブン、尼神インター、キンニクキンギョ、ウリズン桜、初恋クロマニヨン、魁バーバリアンの10組がステージを飾りました。

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最初の登場は、魅バーバリアンの2人。まずは砂川吏雄が「僕ね、ハーフなんですよ。(身長)150cmのハーフなんです。罰ゲームでしょ」という自虐ギャクで会場の笑いを誘い、「サッカーのドリブルをしていたら、フェイントと間違えられた」というエピソードや、小さい頃のあだ名を披露します。いっぽう与儀朴華は「僕、ヤンキーだったんです」という告白を。それを聞いた砂川が「甲子園。男には武勇伝がある」と決めゼリフを言うも、会場からは何の反応もありません。すかさず与儀が「やりづらいわ」とツッコミを入れ、客席は爆笑の渦に巻き込まれました。

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お次の登場は、ウリズン桜。強盗役の仲宗根俊介と、コンビニ店員役のヤースーがパワフルにコントを繰り広げます。「シールを集めてリラックマ当選をねらう」という目的のためだけに強盗に入った仲宗根を見て、ヤースーは驚きますが、応募シートへ強盗の住所を書いたり、シールを貼ったり、アンケートを書かされたりと大忙しの様子に、観客も笑います。

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今度は、初恋クロマニヨン。動画にうつる沖縄人、妹・なつみ(比嘉憲吾)と兄(新本奨)の会話を、コメンテーター普天間ぜんこ(松田正)が動画を一時停止して批評するというところからステージがはじまります。普天間は、沖縄を舞台とした映画やドラマで内地の人と沖縄の人が演じる様子を見て、その演技にイラッとするところを回答している仕事をしているそうで、さっそく、画面にうつる2人が「イチャリバチョーデー(一度会ったら皆兄弟)」と発する様子に、「沖縄の人は全員人見知りです」と厳しく批評し、会場を沸かせていました。

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次に登場したセブンbyセブンは、デパート屋上での「ものまねショー」コントを披露しました。客(宮平享奈緒)がデパート屋上に行くと、さっそくものまねタレント・玉さん(玉城泰拙)のものまねショーがはじまります。玉さんが槇原敬之、KAN、アンジェラアキの歌ものまねをしますが、全く似ておらず、宮平は「もう不安しかない」とこぼします。いっぽう玉さんはノリにのって鳥の鳴き声やカエル、牛の声まねを次々に披露するもグダグダな様子に、客席からは笑いが起こりました。

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次にステージに登場したのは、キンニクキンギョ。「沖縄にいた時はレンタルビデオ店でバリバリ働いていました」という富田和秀のフリで漫才がスタートします。富田はオススメ映画として、「那覇市の中心で愛を叫ぶ」を挙げますが、「そんな映画聞いたことない。何を叫んでいるの」と川畑尚志が聞くと、「ヒージャーカジャーする」と富田が叫ぶなど、沖縄の地元ネタに会場は盛り上がっていました。

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続いての登場は、尼崎インターの2人。最初に、誠子の「可愛い女の子が言いそうなことがいえる」という特技でスタートします。誠子から次々出るフレーズに「前に座っているお子さん、きょとんとしておるわ。めちゃめちゃ困ってるよ」との渚の返答で、会場が沸きます。次いで、生徒会長の女子生徒(誠子)と不良の男子生徒(渚)のコントがあり、会場は大爆笑の連続でした。

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次に登場したのは、トータルテンボス。「学校の理科室から火が出て火事になってしまった」という避難訓練をお題にしたコントでは、藤田憲右が校長先生、大村朋宏が生活指導の先生を演じました。大村の生活指導の先生から次々と飛び出すハチャメチャな避難教育に、会場は爆笑の渦と化します。この盛り上がりのまま突入した「初めて彼氏の部屋で過ごす部屋デート」のコントで、観客のボルテージが最高潮に達したままステージが終了しました。

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次のジョイマンのステージでは、「1時間のサイン会で客が0人だった」「公開生放送のラジオでもお客さんが0人」という自虐ギャグから幕が明けました。若干、観客が引いている様子に「お客さんがいる現場は久しぶりなんです」と声をかけ、笑いを誘います。

ポエムが趣味という高木晋哉が、自作の詩を朗読をすると、すかさず池谷和志が「卑猥だよ、気持ち悪い」とツッコみます。海外旅行をネタにしたコントでは、道に迷っている旅人(池谷)が現地人(高木)にラップバトルで勝ったら道を教えてもらえるという設定でラップがはじまり、アンパンマン、ピーターパンなどをネタにした高木のラップと池谷のツッコミで、会場が大いに盛り上がりました。

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登場とともに、会場の大きな拍手で迎えられたスリムクラブは、さっそく前出のジョイマンのものまねで笑いを誘います。そのあとは、真栄田堅が内間政成をネタにした漫才が続きました。内間のほんわかした雰囲気や、天然ボケなエピソードともに、内間の母親も面白いという話題に触れるなどユニークな家族模様を話して笑いを誘いました。「内間のわき毛は"前ならえ"の形」という話題では、内間が上半身裸になり、客席に向かって横向きに立つと、その"前ならえ"のわき毛の様子に観客から拍手とともに大きな笑い声が沸き起こりました。

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ステージのトリを飾ったキングコングは、客席の大きな歓声と拍手で迎えられ「かえるの歌」をネタに漫才を披露しました。ネタの途中、テンポよくボケ続ける梶原に「何で過ちを繰り返す。歴史か、お前」とツッこむと、いったん会場が静まり、拍手が起こります。「いや、拍手じゃないから。ドカンと盛り上がる予定だったんだけどな。もっと頑張れよ」と西野が客席へ向かって言うと、客席から爆笑が起こりました。

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