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2017年1月

千葉県ご当地アイドル、よしもと幕張イオンモール劇場に大集合!!

2/5(日)、よしもと幕張イオンモール劇場に、千葉県のご当地アイドルたちが大集合!!


出演するのは、BOSO娘、コズミック☆倶楽部、mini-chu!!!、フルーツリング、千葉CLEAR'Sの5組。


BOSO娘は、「千葉の元気と笑顔を日本中に届けよう!!」を合言葉に結成されました。いすみ鉄道公認房総半島応援アイドルで、大多喜町観光大使、鋸南町観光大使、長生村スペシャルサポーターを務めています。

(公式サイト⇒http://www.bosomusume.com/

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コズミック☆倶楽部は、パッパラー河合さん・岡田亜紀さんプロデュースの「第4回カシワシムスメコンテスト」から生まれた、千葉県を元気にする千葉ご当地モデル系ユニット。

(公式サイト⇒http://www.bizdesign.jp/cosmic_club/

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mini-chu!!!は、千葉外房ご当地ガールズユニット「ぐーがる。」の妹分として選ばれたご当地アイドル4人組。茂原市を中心に県内外の様々なイベントに出演し、千葉外房をPRしています。

(公式サイト⇒http://www.ju-ju.co.jp/004.html

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フルーツリングは、千葉発果物大好き娘達が集まったアイドルチーム。「だってフルーツ大好きなんだもの!!」がコンセプト。毎週水曜・金曜に津田沼Belle Amieでライブを行うなど地元に根付いた活動をしながら、都内・全国のイベントにも出演しています。

(公式サイト⇒http://www11.plala.or.jp/livehousezx/fruitring.html

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千葉CLEAR'Sは、日本全国お掃除計画を目的に「街はみんなのゴミ箱じゃない!!」をキャッチコピーに結成された「CLEAR'S」の千葉担当。
お掃除ボランティアと歌とダンスで街を明るく元気にするアイドルユニット。
(公式サイト⇒http://www.c-clears.jp/

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当日は、個性たっぷりのご当地アイドルたちが、歌ありダンスあり企画コーナーありの盛りだくさんのライブをお届けします。

企画コーナーでは、アイドルによる対決を開催!お客様投票で優勝したアイドルは、kawaiianTV出演権を獲得!

MCを務めるのはバッドボーイズ。アイドルとの絡みに定評のある2人が千葉県のご当地アイドルたちとどう絡んでいくのか、まさに見ものです!

そして、NMB48石塚朱莉さん(千葉県出身)も登場!!現役アイドルとして、ライブを盛り上げていきます!!!

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出演者総勢20名以上!盛り上がること間違いなし!

是非お越しください!

女だらけの吉本新喜劇 第4弾の舞台はなんと刑務所!酒井藍、アキらが個性豊かな受刑者に扮して笑わせる「塀の中の新喜劇」初日公演

1月10日(火)、なんばグランド花月にて、女だらけの吉本新喜劇 第4弾「塀の中の新喜劇」初日公演が行われました。若手のなかでもトップクラスの人気を誇る酒井藍、アキ、清水けんじという3人が中心となり、タイトル通り吉本新喜劇の女性座員が勢揃いして爆笑を巻き起こすこのシリーズ。4回目にして、ついに舞台は塀の中=刑務所に!? 酒井を筆頭に、個性豊かすぎる受刑者の面々が、笑いあり涙ありの物語を繰り広げます。

とある刑務所の雑居房は、今日も女子高のような賑やかさ。彼女たちをとりまとめるリーダー格が、アキ扮するアキ姉です。温情派の清水、暴力も辞さない佐藤太一郎というふたりの看守のもと、罪を償う彼女らのもとに、ある日、新入り受刑者・酒井がやってきました。「歓迎会」と称した意地悪攻撃をものともしない天真爛漫な酒井は、アキら先輩受刑者にもすぐ気に入られ、いつしか深い友情で結ばれていくように...。

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所長の浅香あき恵、食堂で調理を担当する未知やすえ&森田まりこ、何かにつけてアキと対立する山田花子とその軍団などなど、さまざまなキャラクターが入り乱れ、刑務所内はいつも大騒ぎ。アキの「い〜よ〜」や酒井のノリツッコミといったおなじみのギャグはもちろん、やすえ&アキチームと花子チームによるゲーム対決といったおもしろコーナーも用意される贅沢さ。借り物競争では出演者が客席に下り、観客を巻き込んで盛り上がりました。

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日替わりのゲストコーナーも、同公演のお楽しみのひとつ。受刑者のひとり・金原早苗のもとを訪れる面会客という設定で、この日はすっちー&松浦真也が出演しました。

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金原の両親として登場したふたりは、ひとつしかないイスにどちらが座るかで言い争ったり、清水の"シケメン"をいじり倒したり。「今日は娘のために曲を作ってきた」と、松浦がギター片手に切ない思いを歌い上げ...るはずが、途中から、なぜか夫婦の赤裸々トークに路線変更!? 清水が思わず止めに入るほどのやりたい放題で、大いに沸かせました。このコーナーには、2日目以降もエグスプロージョンやメッセンジャー・黒田など、豪華ゲストが続々登場予定! 毎回、何が起るかわからない注目ポイントとなっています。

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ほかにも、酒井と彼氏・森田展義のラブラブなやりとりや、刑務所内に張り巡らされた"あるモノ"、アキの知られざる過去、クライマックスのサプライズ演出などなど、最後まで見どころがいっぱい。中国南充市雑技団の皆さんも、素晴らしい演技で舞台を彩りました。

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はたして、酒井、そしてアキを待ち受ける運命やいかに!? 気になる結末は、ぜひ劇場でご覧ください!

エンディング、再び緞帳が上がると、舞台上には出演者全員が勢揃い。酒井は「1月30日までやっていますので、もう一度来ていただいたら、内容が変わっているかも!」とコメント。末成由美も「30日には、全然違う話になっているかもしれませんよ!」とあおり、来場を呼びかけます。最後は浅香の「このまま突っ走りましょうね!」という掛け声で、再び意気上がる"女たち"。ガールパワーが炸裂する「塀の中の新喜劇」を、皆さんどうぞお見逃しなく!

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【酒井藍】【アキ】【清水けんじ】【未知やすえ】【山田花子】【森田まりこ】【浅香あき恵】【金原早苗】【佐藤太一郎】【森田展義】【すっちー】【松浦真也】

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2017年1月10日 (火)

ノブコブ・吉村、MCから怒られてシュンとする!?『UNOの日制定記念発表会』

110日(火)、東京・渋谷ヒカリエ8F 8/COURT(ハッチコート)にて、『UNOの日制定記念発表会』が開催され、NON STYLE・石田明、平成ノブシコブシ、ライスが登壇しました。
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本イベントは、1971年に考案され、毎年5億枚以上印刷されている、世界で最も愛されているカードゲームのひとつであるUNO(ウノ)を販売しているマテル・インターナショナル株式会社が、スペイン語で「ウノ」が数字の「1」を意味することにちなみ、1月11日を「UNOの日」に制定したことを記念して行われたもの。

2016年に発売45周年を迎え、新たなカード「白いワイルドカード」と「とりかえっこワイルド」を追加し、発売以来初めてのルール変更をおこない話題になった「UNO」。この記念日は、カードゲーム関連のものとしては初めて正式に登録認定されたものとなりました。

同社のサプライチェーンマネージャー・トゥリスタン アダムス氏より挨拶が行われたあと、日本記念日協会代表理事・加瀬清志氏の挨拶と制定証授与式が行われ、続いてゲストのNON STYLE・石田明、平成ノブシコブシ、ライスが登壇。
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一見普通の登場に見えたのですが、よく見るとノブコブ・吉村のマイクが変な付け方になっており、そのせいでマイクが口に届いておらず、ひとり肉声の吉村。石田にツッコまれますが、なかなかマイクを直そうとはせず、いつまでも肉声のままの吉村に、業を煮やしたMCの女性が「吉村さん! マイクをいい加減直してください!」と若干お怒りモード。それでも無視する吉村に、とうとうMCの女性に「吉村~!」と呼び捨てにされていました(笑)。
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お正月の過ごし方について聞かれると、「帯広ばんえい競馬ばっかりしてました」というノブコブ・徳井とは対照的に「ラスベガスに行ってました」と告白する吉村。ライスは全国の劇場を飛び回っていたそうで、「大阪の師匠方からお年玉をもらおうと思って廊下をウロウロしてたんですけど、師匠方がケチでお年玉をもらえなかったです」とライス・関町が明かすと、田所も「僕は最近、『あ、ライスの相方だ~!』と言われることが多くなりました」と話し、世間からライス=関町という認識を持たれていることを嘆きます。
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自身もゲーム好きで、UNOはもちろん、UNOに憧れてUNOを超えるゲームを作ろうとしたこともあるという石田は、新ルールである「白いワイルドカード」にちなみ、久々に全身白のおなじみの衣装で登場。さらに、記念日である11日について「うちの兄貴の誕生日なんですよ」と、自身にとっても特別な日であったことを告白していました。

また、同じく「白いワイルドカード」の「ワイルド」=「破天荒」という連想から今回ゲストに選ばれたというノブコブでしたが、その経緯を聞いて「ありがたい話です」(吉村)としながらも、「私生活がワイルドだそうですが」と言われると、「もう無理です」と弱音を吐き、「破天荒よりも健康です」と完全に破天荒キャラを返上していました(笑)。

続いて、「お年玉争奪! UNO大会」が開催され、5人が賞品をかけてUNOのデモプレイを行うことに。それぞれ好きなことを書いた「白いワイルドカード」を1枚ずつ持ち、好きなタイミングで出して遊ぶことができるのですが、序盤からさっそく関町が「2016年の最高月収は」との質問を出し、答える人を吉村に指名。事務所のOKはもらったとのことですが、それを聞いた吉村は「え? オレはオッケー出してないけど?」と不満げです。答えたくない場合はカードを追加で2枚もらう必要があるのですが、何も答えないままさっさとカードを追加しようとする吉村に、石田が「それはアカンやろ」とツッコんだため、最高月収は言わないまでも、先日のラスベガスでのギャンブルで負けた金額を言わされるハメになった吉村は、「......300万」と答え、報道陣を驚かせていました。他にも「UNOで一発ギャグ」など無茶ブリのカードなどがあったりしながらも、優勝したのは徳井。賞品であるUNOセットを見て、「1年あっても遊び尽くせなさそう!」と嬉しそうでした。
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最後は「今年のルール」を大きな「白いワイルドカード」に一人ひとり書き初めすることに。関町は「六角精児さんに間違われない」と書いて、報道陣の笑いを誘います。田所は現在住んでいる蒲田の中で一番の金持ちになって「蒲田のデザイナーズマンションに引っ越す」と野望を語りますが、「蒲田一の金持ち」のことを「400万ぐらい持ってたらなれると思うんです」と蒲田を相当ナメた(笑)発言をしたため、全員から「そんなワケないでしょ!」とツッコまれます。
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徳井は「パパ、またお休みなの?って言われないようにする」と若干の哀愁漂う書き初めを書き、吉村は先ほど怒られたのがよほどショックだったのか、「怒られない」と、さっそく決意を新たにし、笑いを誘います。ラストを飾る石田は、「今年は何かと逆境の年になると思うんですけど」と前置きしてから「逃げない」と書いた書き初めを見せ、「どんなときでも前に向かって走るのみです」と今年の決意を新たにしていました。
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【NON STYLE】【石田明】【平成ノブシコブシ】【ライス】

今宮戎神社「宝恵駕行列」にコンビ結成50周年の中田カウス・ボタンも登場!

1月10日、今宮戎神社の「宝恵駕行列」が行われ、今年コンビ結成50周年を迎えた中田カウス・ボタンも登場しました。

湊町リバープレイスでの本隊出発式に参列した中田カウス・ボタン。船で道頓堀へと移動し、メインステージへ向かいました。そこでご挨拶があり、「明けましておめでとうございます。50年を迎えまして、中田ダイマル・ラケット師匠にいつも言われていました。漫才顔というものがあると。どんな顔ですか?と聞くと、戎顔やと。そろそろそんな顔になってきたかなと自分では思うのですけど(笑)。今日は初めての参加で最後まで務めさせていただきたいと思います」とカウス。ボタンも「福をたくさんもらって帰りたいと思います」と「宝恵駕行列」を楽しみにしている様子でした。対岸に集まったファンの皆さんにも「おはようございます! よろしくお願いします!」と声をかけるカウス、温かい拍手をいただきました。その後、くす玉を割りや手締めも行い、「宝恵駕行列」に出発しました。

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なんばグランド花月前に移動したカウス・ボタンは、吉本興業グループを代表して乗り換え式に参列。乗り換え式の司会は、昨年、第一回上方漫才協会大賞を受賞したアインシュタインが務めました。

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乗り換え式では、大勢のお客様を前に「コンビを組んで今年で50年を迎えることができました。劇場の前から宝恵駕に乗ることができて、いい福をいっぱいもらって帰ります。劇場の中でおすそ分けします」とカウス。やがて六代 桂文枝が乗ったかごも到着。宝恵駕を盛り上げるべく若手芸人たちも多数登場し、大阪の手締めを行い、今宮戎神社に向けて出発しました。

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今宮戎神社に到着。拝殿で参拝し「宝恵駕行列」を終えました。

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宝恵駕に乗る前には、中田カウス・ボタンに改めてコンビ結成50周年について話を聞きました。初めてかごに乗るというふたりは、「戎さんにお祝いをしてもらったような、こいつは春から縁起がええという感じで。宝恵駕に初めて参加させてもらったんですけど、何とも言えない気持ちです」とカウス、ボタンも「いっぱい福をお分けします」と、ふたりとも顔をほころばせました。

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続けて「他人コンビで50年というのは、見えない力をいただいているように感じます。どちらが欠けてもいけないですし、また、周りの人間がびっくりするほどどっちも元気です。漫才を生んだ大阪で50年、漫才をやらせていただいて。その中で、若い子はどんどん育っていて。(1月9日に行われた『第二回上方漫才協会大賞』を)見ていただいたように、協会大賞の方でも、ベテランがちょっとビビっているのじゃないかと思うぐらい、若い子がどんどん増えてきて。これから先は若手も何か頼りがいのある先輩になっていただきたいと思います。さっきも言いましたように、うちの師匠がいつも漫才には顔があると。どんな顔ですかと言ったら、戎顔やと。戎さんのような顔にならないかんと言われたときに、師匠のダイマル・ラケットの顔をしげしげと見ましたら、本当に戎、大黒という顔で。ああいう顔になれたらといいなと思います。皺も縦じわはあかんど、横じわ、笑いじわをいっぱい作れというふうに言われておりました。そんな顔になっていけるように努力したいなと思います」と師匠との思い出も語るカウス。

漫才についてもカウスは、「劇場の方も毎年100万人以上のお客さんにお越しいただいて。『漫才のDENDO』というツアーで回っておりますが、どこも満杯で。これからはライブの時代かなと思います。漫才師はどんどん増えるんですが、漫才師が本職の漫才ができる場所があまりないので、そこは舞台であるとか、地方へ出向いて行く。体が続く限りですね」と意気込みました。ボタンも「いつまでこのおっさんらやってんねんって言われるぐらいやっていきますので」と熱意を示しました。

コンビ50周年の今年は、「漫才も基本に戻って初心を忘れるべからず」という1年にしたいとカウス。「基本はどうやったのか、そういうところに戻って、コンビを組んだ時のような気持ちでネタ合わせにかかっていきたい」と語りました。また、コンビを組んだ頃と今と、気持ちは変わっていないと続けます。「一日一生という言葉がありますが、その日その日、やっています。これだけ長くやってますけども、いまだにできるだけ朝いちに誰よりも早く劇場に、舞台前1時間半ぐらい前に入って、1時間ぐらいネタ合わせをして。ご先祖様にお唱えという感じでネタ合わせをやって、それから舞台に出る。いつも神聖な気持ちでやっています。楽なようでなかなか体力がいるんです(笑)」と、心境を語りました。

メモリアルな1年となる2017年。「師匠のダイマル・ラケットのネタをやってみたい」と抱負も。「漫才は継承ではなく、その時、その時でわっと受けて終わっていく。ちょっと儚い仕事なんですね。古典芸能はずっと継承していきますが。その中でも師匠の風邪のネタはずっと舞台でやっていて。舞台の大事なネタとしてやらせてもらっているんですが、もっともっと師匠のネタをやってみるべきだし、やらないかんネタがあります。そこに今年から挑戦といいますか、許しを得てダイマル・ラケット師匠のネタをやってみたいです」(カウス)と語りました。

【中田カウス・ボタン】

アビスパ福岡2017シーズン新体制発表会!

8日(日)福岡市の会場にて、
「アビスパ福岡2017シーズン新体制発表会」が行われました。

<アビスパ福岡・広報ブログ>

今シーズンもアビスパ福岡を指揮するのは、
よしもとマネジメント契約の井原正巳監督。

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その井原監督率いるチームの戦力として
新たに3人のよしもとマネジメント契約選手が
「完全移籍加入」となりました。

■FC東京からレンタル移籍⇒DF駒野友一選手
■名古屋グランパスから移籍⇒FW松田力選手
■京都サンガF.C.から移籍⇒MF山瀬功治選手

当日はFW松田力選手が出席。

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<松田選手コメント>
「鈴木強化部長からは、大学時代から声をかけてくれたので決めました」
「J1昇格に向けて全力で、サッカー人生を懸けて戦っていきたい


<井原監督コメント>
「2015年は堅守・速効のスタイルでJ1に昇格しましたが、
2016年はその形だけでは戦えない・通用しない結果となりました。
2017年は堅守を大前提に攻撃では自分達がボールを持つ時間を増やし、
バリエーション・攻撃力をアップ。
失点は30点以内。得点は60~70点とりたい。
1年でJ1へ昇格するミッションは厳しいが、
チーム内の競争でレベルアップして戦っていきたい。」

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【井原正巳】

◆学生旅行卒業旅行キャンペーン◆

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◆全ての学生のお客様対象◆

幼稚園児、小学生、中学生、高校生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生

<なんばグランド花月>
劇場所在地:大阪市中央区難波千日前11-6
・平日公演  (1階席)4,700円、(2階席)4,200円から 各階1,000円引き
・土日祝公演  300円クーポンプレゼント 1階・2階グッズ売り場、劇場内売店にて利用可能
 

お得なホテル宿泊プラン、食事付きプランもございます。※なんばグランド花月のみ
【ホテルヒラリーズ】

http://www.hillarys.jp/info/info.php?page=0

<よしもと祇園花月>

劇場所在地:京都府京都市 東山区祇園町北側323 祇園会館内 祇園会館

・平日公演  (全席指定)前売3,700円、当日4,200円から 1,000円引き
・土日祝公演  (全席指定)前売3,700円、当日4,200円から 500円引き

毎日本物のギャグでズッコケていただけるズッコケ体験あり!(抽選)※よしもと祇園花月のみ

<条件>当日、学生証をご用意ください。(お忘れの際はサービス対象外となります。)
小学生以下の学生証をお持ちでない方は年齢確認が出来るもの(保険証など)をお持ちください。
 
<注意>修学旅行割引などその他割引サービスとの併用はできません。
※サービスは本公演のみです。よる公演、特別公演などは対象外となります。

◆吉本新喜劇2016オフィシャルパンフレット発売!◆

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なんばグランド花月、よしもと祇園花月劇場にて発売!
パンフレットをご購入頂きますと、当日の出演者と役名を印刷したラベルシールもご一緒にお渡しします。
※なんばグランド花月は劇場2階売店にて販売中!
(パンフレットは新喜劇公演ご観覧の方のみご購入できます。)

〈パンフレット内容〉
・本日の出演者(シール貼付箇所)、感想メモ欄
・座長、座員の写真付き一覧
・吉本新喜劇年表
・新喜劇ができるまでの密着取材
・座員の昔の写真、など
A4・フルカラー 800円(税込)

皆勤賞の宮川大輔が感じた古舘伊知郎さんのスゴさとは? DVD『人志松本のすべらない話 30回記念大会 完全版』1/11リリース

昨年7月9日にフジテレビ系で放送された『人志松本のすべらない話 30回記念大会』が、明日1月11日(水)に『人志松本のすべらない話 30回記念大会 完全版』としてDVDリリースされます。


DVD化にあたり、訳あって未公開のすべらない話を含めて再編集。
30回目という記念の夜会に華を添えたのは、初参戦の古舘伊知郎さんで、古舘節に乗せて披露された貴重なすべらない話が話題となりました。
そんな古舘さんを迎え撃つプレイヤーは主宰である松本人志を始め、千原ジュニア(千原兄弟)、宮川大輔、星田英利、河本準一(次長課長)、ケンドーコバヤシ、兵動大樹(矢野・兵動)、小籔千豊、そして宮迫博之(雨上がり決死隊)というすべらない話の歴史を作ってきた強者9人。


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今回は、初回からの連続出演記録を継続中の宮川大輔に、DVDの見どころなどを伺いました。


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――大輔さんは初回から『すべらない話』に出演し続けているそうで、初期の頃の方から気持ちの変化はありますか?


初めはドキドキというか緊張もしていて、今もしているんですけど、皆勤賞でずっと出ているとホンマに喋ることがないというか、自信を持って喋ることがすごくないんです。昔は飲み会とか、ルミネtheよしもとの楽屋であったりとか、そういうところで、何回も喋って、いらんところを削っていったりの作業が出来たんですけど、今は自分の中でするんですね。本番で話して、兄さんとかに「それいる?」とか言っていただくのもアリなんかな、それも面白みのひとつなんやなあとは思うようになれてきました。


――11年も出続けて、『すべらない話』を披露し続けているというネタ的な大変さですね。


昔から僕の話はヘンな話やったんです。おねえちゃんのおっぱい触ったり、ビデオで撮ったり(笑)。11年はあっという間でしたけど、その中には目まぐるしく世の中も変わって、僕に子供が生まれたり環境も変わって、なかなか『すべらない話』で言えることも少なくなって来たなっていうのはありますね。うれしいことにずっと出続けているので、意地でも続けていって、宮川節やないですけど、「宮川大輔ってこうやな」っていう話をもうちょっと出来たらなあって思っていて、そこは牙を研がなきゃなって思ってます。もうそろそろMVS(Most Valuable すべらない話)を獲って、家にトロフィーを持って帰りたいですね。一回だけ、MVSを獲った時は、めちゃめちゃうれしかったんですよ。


――今回のDVDでの宮川さんは、『哀川翔さん』というタイトルの話が1本収録されています。


品川の映画(品川ヒロシ監督『Zアイランド』)で一緒にやらせてもらった時に、新幹線のなかでこんなんあったなあって思い出しまして。翔さんが起こされた方が意外な方で、何がおもろいねんなんですけど(笑)。古舘さんに(賽の目が)結構まわってきて、こんなすごい話の後に、哀川翔さんの話、できるんかなあって思いましたけど、自分の中ではこれが一番言いたい。この『すべらない話』で、テレビに出させてもらえるようになったので、『すべらない話』のサイコロの神様というのを信じているんですね。(自分の賽の目が)1回やったら、1回しかアカンかったんやな。今日(今年1月7日放送の収録分)やったら何回もあたって、イケっていうてはんやなとか、いろんなことを思いながらやってますね。


――『哀川翔さん』で反響はありましたか?


小籔とケンコバが、家で録ったのを観たらしくて、「あれ、めちゃめちゃおもろい話ですね」とは言うてくれましたけど、この2人だけですね。あとは、オンエアがあった2週間後くらいに、翔さんの楽屋に行って、「『すべらない話』でお話させていただきました」って言ったら、「なんだそれ? そんなの面白いのかよ! まあいいや、おうおう」とは言うてくださいましたけどね(笑)。

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――今回はなんと言っても古舘伊知郎さんの参戦は目玉ですね。


「宮川くん、あれ面白かったね」って、番組を観てくださって、それについてお話していただいたりとか。逆にこっちがせなアカンくらいなのに、すごいなって思いましたね。打ち上げに行かせていただいたんですけど、二次会、三次会くらいまで来ていただいて、いろんなお話が聞けて、ありがたかったです。


――古舘さんからしたら、アウェーですよね。


すごいやりにくい場所でしょうけど、そんな関係なく、古舘節と言うんですか。やっぱり舞台でやられたり、牙を研いではるというか、その牙が尖りすぎてて、怖い部分もありましたけど、すげーなとは思いましたね。自分の牙なんか真っ黄っ黄で、丸になってますから(笑)。


――それでは、最後に読者へのメッセージをお願いします。


よしもと芸人だけやったら、それぞれが歯車を回して、『すべらない話』っていうのが、毎回大きく回っていると思うんです。そこに古舘さんっていう、あんだけ早く回って、ガーってやられたら、みんなも影響されて、「これの後にこれできるか?」とか、いろいろ変わってきて、本当に面白い節目のDVDになったと思います。ぜひみなさんに買っていただきたいです。この記事を読んでいただいた方には、僕の哀川翔さんの話はネタバレしていると思うんですけど、そこは笑っておいてください(笑)。




【宮川大輔】

「第二回上方漫才協会大賞」大賞は吉田たち!新人賞はマユリカ!エンディングでは若手芸人たちが中田カウス・ボタンの50周年をサプライズでお祝い

1月9日(月・祝)、なんばグランド花月にて「第二回上方漫才協会大賞」が開催されました。

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「よしもと漫才劇場」オープンと同時に、大阪のお笑い芸能文化の継承と発展のため、その核となる漫才師を育成・サポートしていくことを目的として発足した「上方漫才協会」が主催するこの賞。劇場・番組など各分野のプロデューサーが2016年に活躍した芸人を推薦・決定した大賞ノミネート33組の中から選ばれる大賞のほか、芸歴 6 年目以下の中から決定される新人賞や、話題賞、文芸部門賞、トータルコーディネイト部門といった各賞が、今夜ここで発表されます。

オープニングは、よしもと漫才劇場の公演でオープニングを飾るSPアクトから、「ものまね芸人」が集結。アニメや映画など4つのジャンルから得意のものまねをクロスオーバーさせ、会場の空気を温めます。

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同賞の紹介を行うVTRに続き、司会・進行のハイヒール・リンゴ、そして上方漫才協会会長・中田カウスが舞台へ。カウスは「この1年ずっと見てきましたが、若手の活躍がすごい。成人の日、えべっさんの今日、めでたい日にこの賞を開催できることは非常にうれしい」と挨拶します。

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一方、2階席では、大賞にノミネートされた33組が、発表の瞬間を今か今かと待ちわびています。その熱気と興奮をレポートするのが、先輩芸人のスーパーマラドーナ。舞台上のビジョンを使った生中継で、リアルな声を伝えました。

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ここから早くも各賞の発表がスタート。まずは、各メディアを中心に話題となり、上方漫才の発展に貢献した芸人に贈られる話題賞です。受賞者は、尼神インターとミキの2組! 

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「尼神インターは若い女の子たちが共感する部分があるネタ。だから女の子からの支持が大きかったのでは。ミキは兄弟としての呼吸もぴったり、漫才の呼吸もぴったり」とカウス。2組がそれぞれ舞台でネタを披露した後、トロフィーが授与されました。喜びの声を伝えるインタビューでは、ミキ・昴生の"女癖"疑惑などが飛び出し、感動というより爆笑のひとときに!?

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続いては、新人賞の発表です。よしもと漫才劇場で毎月開催されている「翔GP」の結果をもとに候補者をノミネート。これから行われるネタバトルにより、1組が選ばれます。まずはネタ順の抽選から。その結果、1番手はマユリカ、続いて蛙亭、ネイビーズアフロ、霜降り明星、アキレスと亀、からし蓮根となりました。

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新人賞の審査を担当するのは、上方漫才協会副会長・中田ボタン、漫才作家の大池晶さん、片山良文さん、金山敏治さん、なんばグランド花月支配人・新田敦生の5名。ネタ時間は4分で、全組のネタが終了した後、審査員による審議が行われます。

ここから6組が渾身のネタで熱い勝負を展開。

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全組のネタを見終わったカウスは、「レベル高いですね。新人とは思えないテクニック。あれだけしゃべり込めるのはなかなかですよ」と感心しきり。審査員たちも、悩ましい表情で審査員室へと向かいました。

新人賞の結果を待つ間にも、さらなる賞の発表が。舞台衣装やヘアスタイル、所作など舞台でのコーディネイトに関わる部分に優れていた芸人に贈られるトータルコーディネイト賞は、審査会により既に3組の受賞者が決定。舞台上のレッドカーペットをランウェイに見立て、ウォーキングしながら登場という趣向で発表されます。

1組目の受賞者はプリマ旦那。さらに、いなかのくるま、コマンダンテもウォーキングと決めゼリフで笑わせ、大きな拍手を浴びます。

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講評は、上方漫才協会トータルコーディネイト部長の筒井雅裕さんから。「プリマ旦那さんは、昨年、衣装を変えられたが、漫才の内容だけでなく、印象に残るお揃いのコーディネイトで、さらに勢いを増したのでは。いなかのくるまさんは、男女コンビなのでふたりの差がしっかり見えるコーディネイトがいい。コマンダンテさんは、スーツが体に合っているのもポイント」と、それぞれの受賞理由を説明しました。

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コメントを求められたプリマ旦那・野村は、涙ながらに「同じ時期にあれだけ張り切って衣装を替えたラフ次元さんが取ってないのが...」と話し、2階席の先輩コンビをいじるボケを。いなかのくるま・ちろるは「古着屋で揃えてるんです」と告白し、その値段の安さでカウスを驚かせます。コマンダンテの衣装はオーダーメイドで、「銀シャリさんと同じお店でオーダーして作った」(石井)とのことでした。

ネタの台本や表現方法など、文芸部の視点で特に優れている芸人に贈られる文芸賞は、見取り図、デルマパンゲ、てんしとあくま、トットの4組に。カウスは、「プロの作家の先生が感心するようなネタを作っている。きちんと内容があり、それをやりきっているのも素晴らしい。笑いは裏切りの連続。その裏切りが、みんな上手いんです」と、実力を讃えました。

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受賞芸人たちのネタ披露が終わると、上方漫才協会文芸部長・大池晶さんも登壇し、各組の選考ポイントについて解説。「作家が考えられないような、意外性があることが基準」と大池さん。見取り図については「フリとボケがしっかりしている。一番評価したのは、盛山くんのツッコミ。いろんなパターンを入れて言葉に工夫をされている」、デルマパンゲについては「ムチャなことを言っているが、それをずっと引っ張って理屈をつけていくネタ。漫才として非常に評価できる」、てんしとあくまについては「輪唱のネタはいろんな人がやってきたが、これはメロディでボケている。非常にいいネタ」、トットについては「反抗期のネタなのに暴言を吐かせないのが新しい。ひとつの新しい漫才の形ではないか」と、それぞれコメントしました。

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観客の皆さんが選ぶ賞も用意されているのが、同賞の面白いところ。よしもと漫才劇場の来場者による投票によって決まる「男前&ブサイク芸人ランキング」がそれ。この部門ではMCをスーパーマラドーナにバトンタッチし、賑やかにベスト50を発表していきます。

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2階席に陣取る芸人たちも、結果発表に大盛り上がり。50位から男前とブサイクのランキングが発表されるたび、どよめきと爆笑が起こります。女性ながら男前ランキング13位に食い込んだ尼神インター・渚や、双子なのに何故か順位に差が出る吉田たちなど、気になるポイントを挙げて盛り上げるスーパーマラドーナ。そして、ついに明らかになった男前1位はコマンダンテ・石井、ブサイク1位はアインシュタイン・稲田でした!

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両部門の1位が舞台に上がると、客席からは大きな拍手と歓声が。今年、東京進出を発表した石井は、この賞をきっかけに「そういう仕事もとっていければ」と意気込みを。

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稲田は、今年初めて設けられたブサイク部門で頂点に立ちましたが、「(ブサイクランキングが)あると聞いた時から『勝ったな』と思っていました」と、早々に勝利を確信していたことを明かしていました。

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授賞式も終盤、いよいよ新人賞の発表です。審査委員長の新田支配人から名前を呼ばれたのは、マユリカ! 新田支配人は、「実はむちゃくちゃ悩みまして。最終的に、トップバッターであれだけ笑いを取ったというのが評価された」と講評を。昨年、新人賞を受賞したミキが大活躍したことに触れ、「そういう期待感を持たせてくれるのがマユリカだった。せっかく賞を取ったので、(なんばグランド花月出演の)チャンスもなるべくあげようと思っています」と約束、ふたりを喜ばせました。

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ついに大賞発表...の前に、昨年の受賞者であるアインシュタインが呼び込まれ、昨年を振り返るミニインタビュー。河井は「賞をいただいてから、本当にたくさんお仕事をいただいた」と改めて感謝。稲田も「漫才師としての背骨がピシッと通った気がします」と、しみじみ話します。そんなふたりに、カウスは「軸は漫才やから、漫才を忘れず磨きをかけて」とハッパをかけました。

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さあ、改めて大賞の発表です。まずは33組のノミネート芸人から、厳正なる選考によって選ばれた最終ノミネート8組が明らかに。その顔ぶれは、尼神インター、祇園、コマンダンテ、トット、プリマ旦那、ミキ、ゆりやんレトリィバァ、吉田たちという、いずれ劣らぬ強者揃い。しかし、大賞に選ばれるのはたった1組です。

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カウスから発表された「第2回上方漫才協会大賞」受賞者は、吉田たち! 

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思わず「え!?」と驚くふたりに、プレゼンターの上方漫才協会名誉会長・吉野伊佐男からトロフィーが授与されます。カウスは「双子なのに、双子に頼らずネタづくりをしてきた。去年、文芸部門賞を受賞したネタにも感心したが、この1年、また頑張って大賞にこぎつけた」と祝福。こうへいは、「ビックリしすぎて、いま自分がゆうへいかこうへいかわからない」と、ボケを交えて喜びを表現していました。

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さらに、ノミネートの中からもう1組、特別賞も発表されました。選ばれたのはコマンダンテ! カウスからトロフィーを授与され、喜びいっぱいのふたり。カウスは「癒し系漫才というのか...一時期流行った草食系男子で、戦わない感じやねんけど、ちゃんと賞を獲ってしまう。賞レースで緊張していても、それがお客さまに伝わらない。持ち味なんですかねえ」と、その独特な魅力を分析。「今のまんまの雰囲気でやればいい」(カウス)との言葉を受け、安田も「東京に行っても笑いと癒しを届けたいと思います」と決意を語っていました。

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大賞、特別賞を受賞した2組は、舞台でネタを披露。コマンダンテ、吉田たち、それぞれが持ち味を生かした漫才で、客席を爆笑の渦に巻き込みました。吉田たちは、なんと副賞(?)として新しいスーツをプレゼントされ、それをまとっての登場。いつもと違うスタイルでも注目を集めました。

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吉田たちの漫才終わりには、金の紙吹雪が打ち上げられ、華やかなエンディングに。

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舞台上には、各賞の受賞者が勢揃い。カウスが「漫才がこれから発展していくためにも、若手の力が大事。みんな非常にレベルが高いので、来年もこういう機会を設けてみたいと思います」とコメントし、リンゴが式を締めようとしたところで、もうひとつ、思わぬサプライズが...!?

どこからか「ちょっと待った!」という声が響き、アインシュタインのふたりが再び舞台へ。「もうひとつおめでたいことがあるんです!」と示した先のビジョンには、「祝!デビュー50周年 中田カウス・ボタン師匠」の文字が! 

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事前に何も知らされていなかったカウス・ボタンは驚きながらも、「ありがとうございます!」(ボタン)、「若い人たちのひとつのお手本になれば」(カウス)と挨拶。さらに「僭越ですが、我々若手芸人から日頃の感謝を込め、 記念のトロフィーをお贈りしたいと思います!」と告げられると、「えー! うれしいなあ! これは重いなあ...ありがとう!」と満面の笑顔。続けて「漫才に終わりはありません。80歳になったら80歳のネタが待っている。息の続く限り頑張りたいと思います」(カウス)、「頑張り続けます!」(ボタン)と力強く宣言し、華やいだ雰囲気に包まれる中、「第二回上方漫才協会大賞」は幕となりました。

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終演後は、大賞を受賞した吉田たち、カウス・ボタンらが出席し、囲み会見を実施。カウスは今年の各賞を振り返り、「若い人たちがどんどん入ってくるのは非常にうれしいし、レベルも上がってきている。みんなちゃんとネタを作っていて、師匠につかず独学ながら、漫才に対する情熱みたいなものを感じる」と手応えを感じている様子。「僕たち個人は、少しでもキャリアというところで役に立てれば。みんなが僕らを踏み台にしてくれたら(笑)と思っています」と話し、今後も若手を全力でバックアップしていくことを誓いました。リンゴは、「なんばグランド花月、漫才劇場には、まだまだたくさんの芸人が出ております。皆さん足を運んで」と呼びかけも。

受賞者たちも改めて喜びのコメント。「2016年は納得いく結果が出ずだったんですが、こうやって賞をいただいて、見てくれている人がいるんだなというのがすごくうれしかったです」というのは、吉田たち・ゆうへい。こうへいは、「本当にビックリしています。もし来年、二連覇をしていいのなら、したいと思います!」と早くも来年を見据えての目標を掲げます。

新人賞を受賞したマユリカ・中谷は、「今まで賞レースとは無縁だったので、自分たちが一番ビックリする結果。去年、新人賞を獲ったミキさんが活躍されているように、僕たちも活躍できたらいいなと思います」。阪本も「トップを引いた時と名前を呼ばれた時、同じぐらいビックリした」と話していました。

設立当初から、「毎年は開催しないかもしれない」と明言してきたカウスですが、果たして来年は?という質問には「毎年、誰かに渡さないとアカン賞は、いずれ意味がなくなると思うので、休む年もあるかもしれないが、来年は...今日見ていると、いけそうです」とキッパリ。ボタンも若手たちに目をやりながら、「いてますね。はい(笑)」と答えます。

また、吉田たちは改めて今年の抱負をきかれ、「二連覇を狙うためには、これからの1年、しっかりと頑張らないと。まだいろんな賞レースに出られるので、それらを全部獲って、もう1回、この大賞を獲ります」(ゆうへい)と回答。こうへいは「あと、男前ランキングの順位をそろそろ揃えたいです」と添えて、笑いを誘っていました。

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なお、この模様は1月24日(火)24:59〜25:59、MBSにて放送予定です。どうぞお楽しみに!(※関西ローカル)



【中田カウス・ボタン】【ハイヒール・リンゴ】【吉田たち】【コマンダンテ】【尼神インター】【ミキ】【プリマ旦那】【いなかのくるま】【トット】【見取り図】【てんしとあくま】【デルマパンゲ】【祇園】【ゆりやんレトリィバァ】【マユリカ】【蛙亭】【ネイビーズアフロ】【霜降り明星】【アキレスと亀】【からし蓮根】【アインシュタイン】

2017年1月 9日 (月)

インドネシア住みます芸人のアキラ・コンチネンタル・フィーバーが『R-1ぐらんぷり』1回戦でマジックを披露!

1月9日(月・祝)、東京・新宿シアターモリエールにて、『R-1ぐらんぷり2017』の予選1回戦が行われました。
この日は、ルート33のMCのもと、すでにテレビ活躍する芸人から落語家、さらにはアマチュアまで、200名以上がピン芸を披露し、ピンネタの頂点に参戦。


一時帰国していたインドネシア住みます芸人のアキラ・コンチネンタル・フィーバーは、終盤のGブロックの出番で、インドネシア語で挨拶をしながら登場すると、「1年半前にインドネシアに移り住み、芸人活動していまして、年末にパフォーマンス番組で優勝し、それをやるために10時間かけて戻ってきました!」と自己紹介をします。

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その後は、インドネシアの国技というバドミントンのシャトルコックを使ったマジックを軽妙な喋りとともに披露。
客席からは「おー!」という驚きの声と笑い声が起こるなど、まずまずの反応を得ました。


出番直後に感想を伺うと、「日本で喋るのが、懐かしくて、難しかったですね。でも手応えはバッチリです」と振り返るアキラ。

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インドネシアでの経験を重ね、「度胸がつきました。おかげで、今日は余裕もありました。こんなこと言って2回戦で落ちたらどうしよう(笑)」と笑みをこぼしながらも、「日本のお客さんは笑いに厳しい(笑)。ちゃんとフリがあってボケないとウケないですね」と両国での客層の違いを吐露します。


また、この日は、先輩、同期芸人との再会もあったそうで、「すごいがんばってるね」や「なんでR-1に出てるの?」といった声をかけられ、「インドネシア代表として来ました(笑)」と返答したとか。

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2回戦以降、勝ち抜いたら「たくさんあるので、別のネタでいこうと思います」と、持ちネタの数にも自信をのぞかせたアキラ・コンチネンタル・フィーバー。
日本とインドネシア、両国での活躍に注目です。


【アキラ・コンチネンタル・フィーバー】

兼光のモノマネも炸裂!プラス・マイナス初の沖縄単独ライブ「プラス・マイナスベストネタコレクション」

1210()、よしもと沖縄花月にてプラス・マイナスの単独ライブ「プラス・マイナスベストネタコレクション」が開催されました。

大きな拍手に迎えられて登場したプラス・マイナスの二人。沖縄での単独ライブは初めてということで観客は4人くらいと予想していたと話し、客入りの多さに感動した様子で感謝の言葉を述べました。軽く自己紹介を済ませた後、岩橋が客席に向かって「プラス・マイナスを見に来たよって人、どのくらいいらっしゃいますか?」と問いかけると、手をあげるお客さんはわずか数人。「え!? ちょっと待ってくださいよ! 一応僕らの単独ライブなんですけどね、半分以上の人が手あがっていないんですけど!!」と焦る二人。続けて「何かしらやってるから来たって人?」と問いかけると、ほとんどの観客が手をあげ「あ、そっちが多かったですね!」と苦笑い。これには観客も大ウケし、冒頭から軽妙なトークで会場を温めます。


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最初のネタでは、岩橋が相方・兼光の歌が下手すぎて悩んでいると告白。これに反論する兼光が歌を披露すると、客席からは同情の拍手が...。自分の歌をどう思っているかと聞かれ「完璧ちゃいます?」とあくまで強気な態度の兼光に、岩橋が音痴を治すレッスンを提案。兼光が得意のモノマネを交えながら岩橋を翻弄していく様子に大きな笑いが巻き起こっていました。


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続いて岩橋が引っ越しをしたという話題から、お隣さんと、そこへ引っ越しの挨拶に行く人という設定で漫才を披露します。型破りなキャラクターの隣人・兼光と、それに振り回される岩橋のたたみかけるようなボケとツッコミの連発に観客も笑いを堪え切れない様子でした。

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次はゲストのウリズン桜が登場。仲宗根がヤースーに"沖縄版シンデレラ"のストーリーを考えてきたので聞いてほしいと切り出し、それを披露することに...。よく知られているシンデレラの話とは全く違う、沖縄ならではのアイテムや沖縄あるあるが満載の爆笑ストーリーを展開し会場を沸かせます。

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続いてプラス・マイナスが再び登場し、健康をテーマにした漫才を繰り広げます。お互いがボケ合うテンポの良い掛け合いに、客席からは何度も笑いが起こっていました。

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次は初恋クロマニヨンが酔っ払いをテーマにネタを披露。飲み会で酔った人を家まで送り届けるのは一苦労という話題から、酔っ払いに扮した新本を比嘉と松田が送るという設定で爆笑コントを展開します。酔っ払い役の新本を困惑させる予想外のシチュエーションで観客の笑いを誘っていました。

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続いてのプラス・マイナスのネタはペットがテーマ。厳しい家庭でペット禁止だったという岩橋の希望で、捨て犬を拾ってきた子供時代の思い出を再現することに...。子犬を飼いたい子供とそれに反対する母親になりきり、ボケとツッコミの激しい応酬が繰り広げられます。

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ラストのネタでは高校時代に野球をやっていたという岩橋が、兼光の提案でバットスイングを披露。甲子園ムードを過剰すぎるほどに演出する兼光の絶妙なモノマネに、会場は爆笑に次ぐ爆笑で大盛り上がりでした。

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すべてのネタが終了すると、ゲストのウリズン桜と初恋クロマニヨンも舞台に再登場。ライブを終えての感想が飛び交うなか、しきりに手の甲を気にしている岩橋。それに気づいた他のメンバーたちから「何かあったんすか?」と聞かれると、「カサブタがはずれたんですけど・・・」と困った様子の岩橋に全員が大爆笑。心優しいお客さんから絆創膏を渡されるほっこりした一幕もあり、会場も和やかムードに。カサブタがはがれるという想定外の事態も起こりつつ、最後まで笑いが絶えないライブとなりました。


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【プラス・マイナス】【ウリズン桜】【初恋クロマニヨン】