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2017年3月

2020年オリンピック・パラリンピックムーブメント事業 田中光講演会in熊本市立北部東小学校

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2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会。その成功に向け、市民の理解を深めると同時に興味・関心を高めることを目的として、早稲田大学は現在、国内の3カ所(岩手県、広島県、熊本県)にオリンピック・パラリンピックムーブメント推進教育コンソーシアムを設置し、全国各地の小・中・高等学校や特別支援学校で様々な体験や活動を通したオリンピック・パラリンピック教育を実施しています。

その中で熊本県は「くまもと元気アップアソシエイツ」というコンソーシアム(構成団体:熊本県教育委員会、熊本市教育委員会熊本大学、熊本県体育協会、熊本県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会、熊本県障害者スポーツ文化協会、ひとづくりくまもとネット)を立ち上げ、県内20の小中学校へオリンピアン・パラリンピアンを派遣し、講演や実技パフォーマンスを提供してもらう取り組みを行っています。



平成29年3月9日(水)、熊本県熊本市立北部東小学校の4~6年生を対象に、元体操選手で現在は教育者、コメンテーターとして活躍する田中光による講演会が行われました。 冒頭、同校長により、田中がアトランタタオリンピックへの出場経験があること、平行棒でF難度のオリジナル技「HIKARUX」を持つことなどを紹介。「しっかり見て聞いて感じて、学ぶ時間にしてください」と締めくくると、田中が拍手で迎えられながら登場しました。

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生徒たちと元気よく挨拶を交わした後、「オリンピックで鍛えた体力」をテーマに、体操は技を考えながら克服する競技であること、あきらめない強い心を持つことの大切さを伝えました。また、生徒たちの体と心をほぐそうと「声の体操」が始まり、「1、2、3、4、」と言う田中の言葉に、生徒たちは「5、6、7、8」と大声で続きました。その場でジャンプをしながらリズムに乗り計算問題、早口言葉、童謡、歴史上の人物を言い合うと、最後は「たなか」「ひかる」、「あたまが」「ひかる」で一同大爆笑。頭と体を使って温まったひとときとなりました。

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ウォーミングアップの後は田中の話に戻り、3歳から体操を始めたこと、同時にピアノも習い始めたけれど体を動かす方が好きだったため、イヤイヤやっていたことを告白。しかし、イヤなことを止めるのは簡単だが、将来的には役に立つことも多く、乗り越えようとする気持ちを持ち、目標を作ってそれを達成する努力が必要と言い、必ずあのときやって良かったと思える日が来る、と締めくくりました。また、現役の体操選手の話に触れ、生徒たちに夢を聞いた後、夢や目標を叶えようとするときは言われたことだけをただするのではなく、設計能力、つまりセルフコントロールを備えることが大切とも伝え、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

その後は、田中が考案したオリジナル体操を生徒たちと一緒に行いました。「できるかな、やってみよう」シリーズでは、手を開きその場でスピンをしたり、正座から片足立ちをしたり、ジャンプしてかかとを合わせたりと、生徒たちはワイワイ言いながら一生懸命に取り組んでいました。その流れで音楽に合わせて体を動かし続けること約30分。会場全体を使い、全身を駆使して「じゃんけん体操」「ケンパッパ」「ラッキーガール」「バランス感覚」など、タイトルに関連した動きをオリジナル曲に合わせてみんなで実践。途中で上着を脱ぎだす生徒も続出するなど、体育館は熱気に包まれました。田中も汗だくで一緒に体を動かしながら、合間には「あきらめない強い心を持って!ネバーギブアップだ!」と難しい技に挑戦する生徒たちを励まし、時にコミカルな動きをはさみながら、終始和やかに進みました。

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しっかり体を動かした後は、田中による実技披露。前転や後転を華麗に決めた後「では校長先生お願いします」と無茶ぶり。空気を呼んだ校長先生もバッチリ前転を決めて場内をわかせました。最後は田中の見事なバク転宙返りが決まり、あっという間の終了時間となりました。

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その後、生徒によるお礼の言葉があり「最初はドキドキしていたけれど体を動かすうちに楽しくなった」と感想を述べ、全員で記念撮影をしてすべてが終了。最後の最後に田中が宙返りをしながら退場するサプライズもあり、大盛況のうちに幕を閉じました。

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【田中光】

藤崎マーケット、天竺鼠、バイク川崎バイクのネタ尽くしライブ「藤崎マーケットと愉快な同期たちイベントラッシュ!フジサキ春のネタ祭り~ネタネタネタの60分~!」

3月4日(土)、よしもと沖縄花月にて「藤崎マーケットと愉快な同期たちイベントラッシュ!フジサキ春のネタ祭り~ネタネタネタの60分~!」が開催されました。

大きな拍手の中登場した藤崎マーケットの2人。4公演連続で開催される今回のイベントに田崎は「今日はずっとネタやります」と話し、トキは「せっかく沖縄来たのにすぐ次の公演があるからどこにもいけない」と笑いながら話します。田崎が「藤崎マーケット初めての人?」と客席に問いかけると、後ろの席でちらほら手が挙がります。それを見たトキは「あのゾーンの人は思っていますよ。なぜタンクトップを着ていないんだ?って。私服だと誰だかわからない。ララライです」と自虐気味に自己紹介し笑いを誘います。

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トップバッターは、バイク川崎バイク。登場するなり手拍子交じりのBKBコールに包まれ一気に会場を盛り上げます。「バイク川崎バイク、略してBKBです」と自己紹介し、明日から使えるBKBとして「(B)ビンと(K)缶の(B)分別」「(B)ベルリンの壁<(K)か(B)べ>」など様々なBKBネタを紹介。最後は、トレードマークのサングラスを外し「こうゆう顔です。僕、軽くブス」と自虐的なBKBも飛び出し会場を大きな笑いで包みました

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2番目に登場した天竺鼠は、家庭教師を舞台としたコントを披露。受験勉強をする瀬下の前に、川原扮する怪しげな格好の家庭教師のケンジが現れます。やりたい放題なケンジ先生の指導に会場からも笑いが起こります。受験勉強が一転して最後は予想だにしない展開を見せ、終始会場を爆笑の渦で包みました。


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3番目に登場したのは、藤崎マーケットの2人。一度解散したコンビが再結成することについて「絶対いや。頼まれても俺は絶対しない」という話すトキの一言から、再結成のお願いをテーマにした漫才を披露。トキのもとに田崎が現れ再結成のお願いをしますが、次々と出てくるおかしな設定に会場からも大きな笑いが起きました。

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続いて、バイク川崎バイクは束縛が激しいおばあちゃんに悩まされるおじいちゃんのネタを披露。外出するときには「どこでなのにするのか?女の人はいるのか?」としつこく聞いてくるおばあさんに、はじめは優しく答えるおじいさんですが、あまりのしつこさに「ばばあが束縛してくな!」とキレてしまい会場からもどっと大きな笑いが起きました。

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天竺鼠は、ショートコント「電車」を披露。電車で他人のスマホをのぞき見る人やうたた寝してしまう人を再現し、いきすぎな川原の行動に笑いが起きます。続いて、ショートコント「ヒーロー」では、怪獣になった瀬下の前に、なすびの着ぐるみにサングラスといった怪しい恰好の「なすびマン」に扮する川原が登場。カスタネットで攻撃したりと型破りなヒーローなすびマンに会場も大笑いでした。

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続いて、藤崎マーケットは、病院の待合室の場面からスタートするコントを披露。風邪をひいている様子の田崎の前に、トキ扮する髪の毛をシュレッダーに巻き込まれてしまった山口コレキヨさんが登場。診察室に入った山口さんとお医者さんのやり取りが丸聞こえで、待合室にいるはずの田崎も驚愕。個性的すぎる山口さんのキャラクターに会場も大爆笑でした。


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バイク川崎バイクは、サプライズバースデーをテーマにしたショートコントを披露。残業明けの新入社員がサプライズバースデーされますが、どんどん大規模なものになっていく奇妙な展開に恐怖感を覚えて逃げ出します。最後も奇妙でシュールなオチで締めくくりました。

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天竺鼠のコントでは、娘の帰りが遅いと怒る母親役で登場した瀬下。そこへ、娘のヒロコ役の川原が登場しますが、見た目が川原そのままの姿。その後、父親役、おじいちゃん役、とコロコロ役を変えながら登場する瀬下に、川原もヒロコの姉のリサ、おばあちゃん、愛犬のジョンと役を変えていきますが、やはり見た目が川原そのまんまの姿。最後は何の役かわからなくなってしまった様子に会場も爆笑でした。

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ラストのネタは、藤崎マーケット。カラオケをテーマにしたコントでは、ワンフレーズで終わる歌や、おかしな歌詞ばかりの変わった曲を入れては席を外す瀬下に笑い声が響きます。「志田村ホイ」という謎のアーティストまで登場し、大いに会場を沸かせました。


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エンディングトークで再び登場した藤崎マーケット。「この後の公演では、トークやゲームもあります」と話す田崎に「ツムツム2回ぐらいやったらすぐ次の公演です」と笑いながら返すトキ。「最後はリズムネタもあります!」と続くイベントの告知をし、「今日はありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、拍手に包まれたまま「藤崎マーケットと愉快な同期たちイベントラッシュ!フジサキ春のネタ祭り~ネタネタネタの60分~!」第1公演目が幕を降ろしました。

【藤崎マーケット】【天竺鼠】【バイク川崎バイク】

サンキューの日に入籍したてのパンサー・尾形が渋谷の街頭で奇跡を呼び込む! 『mentos® SCOUTING CHALLENGE オープニングイベント』

3月9日(木)、東京・SHIBUYA109にて、『mentos® SCOUTING CHALLENGE オープニングイベント』が行われ、パンサー、ほのかさんがゲスト出演しました。

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クラシエフーズ株式会社は、6日(月)に新発売されたメントス® の新フレーバー「メントス® フレッシュコーラ」のキャンペーンの一環として、メントス® を通じた"fresh connection"(新たな出会い)をコンセプトとした「mentos® SCOUTING CHALLENGE」を3月10日(金)~12日(日)に、SHIBUYA109イベントスペースにて開催。


巨大なベンディングマシーンに、ランダムでお題が表示され、それに沿った人物を見物人から探し出そうという「借り物競争」のようなこのイベント。
スカウティングに成功すると、メントス®10ロール、撮影した写真がプレゼント。


本日3月9日、サンキューの日に入籍を発表したパンサー・尾形が登壇するとあり、大勢のマスコミ、ギャラリーがステージを囲みました。

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尾形は登場するなり、「サンキュー!」を連発し、さっそく「みなさん、結婚しました。3月9日、サンキューの日に!」と報告しますが、今回は新たな出会いが期待できるキャンペーンと聞き、「新たな出会い、欲しいですねえ」と口走るなど、新婚らしからぬ発言で、向井から「どんだけの記者さんがいると思っているんだよ!」と注意が。


その後、いつも以上に全力の尾形は、「なかなかナンパとか人に声をかけるって、メントス、いやメンタルがいるじゃないですか!」とギャグを放つも、取材陣の反応は薄く、「真顔すぎない? 結婚したの!」と詰め寄ります。

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また、ベンディングマシーンを見て、「ステカセキングかな?」と『キン肉マン』の超人の名を挙げるも、これまた反応は薄く、向井から「結婚してから絶不調じゃないですか?(笑)」との指摘も。


実際に「mentos® SCOUTING CHALLENGE」をチャレンジしてみることになり、尾形がボタンを押すと「日本一ビールを売りそうな子」とのお題が出ます。
尾形は大勢のギャラリーから、「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界入りしたタレントのほのかさんを偶然(?)見つけ出し、「渋谷で奇跡、起きました!」(菅)、「こんな茶番あります? これはひどい(笑)」「(シャツに)"mentos"って書いてあるもん、この子(笑)」(向井)と騒然に。

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結果は、見事チャレンジ成功となり、今度はチャレンジする側になると「今一番目立つ髪型の男性」とのお題が出されます。


すると先ほどほのかさんが立っていた場所に、独特な髪型、ファッションに身を包んだ男性をほのかさんが見つけ、再びチャレンジ成功!

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実はこの方、ネットで有名なBUTCHさんで、向井も「楽屋裏でしっかり挨拶した気がするんですけど(笑)」と口走ります。


最後に「mentos® SCOUTING CHALLENGE」を体験した感想を訊かれた尾形は、「これからメントス婚もあると思いますよ」と呼びかければ、ほのかさんも「初めて会う人でも、これきっかけで仲良くなれるなって思いました」とアピールして、イベントは終了。

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その後の囲み取材では、冒頭「すごい茶番でしたね?」と訊かれ、「茶番じゃないですよ!」(尾形)、「奇跡でした」(菅)、「俺も茶番だと思っているんですけど、みんなが奇跡っていうから奇跡なんだろうなって。メントスがつなげた奇跡」(向井)とパンサーが奇跡を強調すれば、ほのかさんも「たまたまランニングして、イベントやっているんだと思って」と話を合わせます。


話題の中心はもちろん、入籍したての尾形。
婚姻届を出した時の心境を訊かれた尾形は、「この紙、1枚で決まるんだなと思うと、親近...」「心が揺れる思いというか、揺れないです、しっかりしなきゃと思いました」と日本語のおぼつかない尾形に全方向からツッコミが入ります。


また、向井は証人になったそうですが、メイクで顔に塗るドーランを朱肉代わりに使い、菅に至っては証人を断ったため、尾形は「ツイッターもブロックしているし、最低なんですよ。でもそれが愛だと思っているんですよ」と熱弁。

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まだ、結婚指輪は買っていないそうで、向井が「既婚者のフルーツポンチの亘さんに相談しているの聞いたんですけど、なるべく安くすませる方法っていうのを(笑)」と暴露を始め、尾形が「やめろよ!」と制止する一幕も。


そんな流れから、「いくらの結婚指輪が欲しい?」と訊かれたほのかさんは、「よく聞くのが、年収の3倍」との天然ボケを発動させ、「年収!?」「とんでもねえ子だ!」とパンサーを驚かせました。

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さらに「フラッシュモブでプロポーズしてくる人はどう?」と訊かれたほのかさんは、「あ、やだー!」と食い気味で拒絶。
後輩ら40人ほどを使い、フラッシュモブでプロポーズをしたという尾形は、うなだれながらも「でも、あいちゃん泣いてました。やられたらうれしいんだよ」と返していました。


他にも、浮気や離婚前提の質問が相次ぎ、「前代未聞だよ!」とキレ気味だった尾形。
さらに尾形は、「メンタル!」の要領で、メントス®を胸に掲げる「メントス!」連発で、苦笑を誘いながらも、必死に新婚とメントス® のアピールに汗をかいていました。

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【パンサー】

北村一輝さんをナダルリバースエボリューションして大騒動に!?『FOXムービー 短編映画祭2016』授賞式&トークショー

3月8日(水)、TOHOシネマズ六本木にて、『FOXムービー 短編映画祭2016』授賞式&トークショーが行われました。

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ハリウッド・メジャー・スタジオ FOX が贈る映画チャンネル「FOX ムービー」による未来の映画監督、映像作家、クリエイターを発掘、応援するプロジェクト『FOXムービー 短編映画祭』。
2013年より毎年開催しており、今年もフレッシュな映像作家、俳優が表彰された他、北村一輝さんと芸人によるトークショーなど盛りだくさんな内容となりました。


優秀賞を受賞した3作品の上映後、伊藤さとりさん、オリエンタルラジオ・藤森のMCのもと授賞式がスタート。

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審査員の福井晴敏さん(作家・脚本家)、本広克行さん(映画監督)、土合朋宏さん(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社 代表取締役社長) 、さらにはスペシャルプレゼンターの北村一輝さんから各賞の受賞者に賞状などが贈られました。
各賞の結果は以下の通り。


優秀賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』(監督:ふくだみゆき)
、『だいじょうぶ。』(監督:石井章詠)、『N.O.A.』(監督:下向拓生)
審査員特別俳優賞:『N.O.A.』の上山輝さん
審査員特別女優賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』の林奏絵さん
審査員特別主演俳優賞:『追憶ダンス』の篠田諒さん、木ノ本嶺浩さん
観客賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』(監督:ふくだみゆき)
最優秀賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』(監督:ふくだみゆき)

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見事三冠に輝いた『こんぷれっくす×コンプレックス』は、ワキ毛をテーマにしたユーモアあふれるアニメ作品。
毛フェチを自称するふくだ監督に、藤森は「全身脱毛しているんですけど、どうですか?」と訊ねますが、「えっ? いやです(笑)」と返され、「ですよね(笑)」と落胆するといったやりとりで笑いを誘うなど、和やかムードで終始しました。

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後半は、MC2人と北村さん、コロコロチキチキペッパーズ、ゆりやんレトリィバァを加えたトークショーを披露。

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よしもと芸人に挟まれた形の北村さんですが、2組のネタは動画サイトでよく見ているそうで、ゆりやんの「充電器よく借りに来る」、コロチキの「天使の」とそれぞれのネタを挙げて、芸人たちを喜ばせます。
北村さんはまた、楽屋でのコロチキ・ナダルについて「すっごく偉そうなんですよ」と伝えるなど、ナダルをおいしくいじる場面も。


映画に話題を移すと、映画ファンの藤森は、北村さんに『龍が如く 劇場版』など出演作について話を聞き出そうとしますが、「反省しかなくて、あんまり好きじゃないんですよ」といった理由で、自身の出演作はあまり見ないそうです。


伊藤さんからの「組んでみたい映画監督は?」との質問には、「有名ではなくても、一緒に面白いものを作るという作業が好き」「いい脚本でもやりますし、悪い脚本を面白くするのも仕事」といった俳優観、仕事観を垣間見せる北村さん。


トークコーナー後半は、『FOXムービー放送作品プレゼン対決』と題して、今後、FOXムービーでの放送がある映画紹介として、ゆりやんが『ドラキュリアン』(1987年/アメリカ)、コロチキが『ゾンビ処刑人』(2009年/アメリカ)をそれぞれプレゼンします。

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両者が見どころなどを饒舌に紹介するなか、大学で映画評論を学んでいたというゆりやんが「ギク! 琴奨菊!」とのギャグを放つと、北村さんはしばらく話せないほどツボに入った様子。


一方のコロチキは、プレゼン後、どんなものでも進化させるナダルリバースエボリューションを始めますが、「北村さん」とのお題に、ナダルは「いっこく堂」とリバースして、藤森と西野から「失礼だろ!」との激しいツッコミを受けます。

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しかし、北村さんから、かつてタクシーの運転手に「今日はお人形ないんですか?」と訊かれ、「今日は僕ひとりです」と答えたことがあるとのエピソードを明かし、大爆笑!

 
結局、プレゼン対決の行方は、北村さんに委ねられ、『ドラキュリアン』を紹介したゆりやんの勝利という結果となりました。


エンディングを迎え、一部は授賞式、二部はトークショーという構成に「あまりの違いがありますね(笑)」と苦笑する北村さんですが、受賞者を称えつつ、「今日、受賞された方は、何年後かに手の届かない方になるのかな、もしくはなっていただきたいというか、そういう時にまた一緒に仕事できたらいいなと思います。こういう場に立ち会えたことをうれしく思います」とコメント。

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3年連続のMCをまっとうした藤森は、「4年目もこの役が仰せつかれるように、今日も土合社長と一杯飲みにいきたいと思います(笑)」と宣言し、締めくくられました。


その後の囲み取材には、北村さんと藤森が出席。
初めて囲み取材を受けるという北村さんは、今回のような短編映画について、「荒々しさ、熱、愛情がすごいあるんですね。今の自分に足りないなとか思い出させてくれるので、結構見ますね」と述べます。


監督業への興味について訊かれると、技術的な面などの理由で、「監督よりはプロデュースをしたいですね」とする北村さんに対し、藤森は「僕は出来ません。そういう才能がある方がやるべきだと思います」ときっぱり。
さらに、「どっちかというと受注して動くタイプの人間なので、自分で何かを生み出すのは苦手ですから、うちで言うとあっちゃんの方が向いているのかな」と相方・中田敦彦の名を挙げます。


それを受けて「中田監督で藤森さん主演というのは?」との質問があり、「そんな機会があればうれしいですね。素敵な女優さんと共演してみたいです(笑)」とチャラ男モードにエンジンがかかるものの、「どなたと?」の問いかけには「そういうのは言わないことにしました。そこだけ切り取ってヘンなニュースになるから(笑)」とリポーター陣をシャットアウト。
すると北村さんが「オレ、オレ」と申し出て、藤森は「北村さんとやりたいですね。BLで。北村さんに抱きしめられるというのがドキドキするので、僕が女の子で、北村さんが男性(笑)」と妄想を膨らませました。

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【オリエンタルラジオ】【藤森慎吾】【コロコロチキチキペッパーズ】【ゆりやんレトリィバァ】

2017年3月 8日 (水)

DVD第4弾『クレイジージャーニー Vol.4』発売記念 "ジャーニー4人とMC あべこうじによる生座談会" 開催!

37日(火)、東京・TBS『クレイジージャーニー』収録スタジオにて「DVD4弾『クレイジージャーニー Vol.4』発売記念 "ジャーニー4人とMC あべこうじによる生座談会"」が開催され、丸山ゴンザレスさん、佐藤健寿さん、荻田泰永さん、永瀬忠志さん、あべこうじが出演しました。
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独自の視点やこだわりを持って世界や日本を巡る"クレイジージャーニー"たちが、「その人だから話せる」「その人しか知らない」常人離れした体験談を語り、松本人志、設楽統、小池栄子がMCを務める伝聞型紀行バラエティ『クレイジージャーニー』(TBS系 毎週木曜深夜0:10~)。

本イベントは、DVD第4弾『クレイジージャーニー Vol.4』発売を記念して、DVD購入者の中から抽選で30名を招待し、番組収録後のスタジオにて行われました。

まずはMCのあべこうじが登場。お客さんに「ついさっきまでここで番組の収録が行われてたんですよ。みんな、もっと早く来ればよかったのに!」と話し、笑わせます。

そして、4人のクレイジージャーニーたちが登場。さっそく今回のテーマ「ジャーニーたちの旅の必需品」に沿って、ひとりずつ話を聞いていくことに。
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北極で日本人初の偉業「北極点無補給単独徒歩」に挑んだ最狂の冒険家・荻田泰永さんは、旅の必需品のひとつである「ソリ」を実際にスタジオに持ってきて紹介してくれます。空っぽの状態でも10kgあるというソリは、荷物を積むとかなり重く、北極点に行った時は2台持ちだったため、総重量が120kgもあったそうで、歩いている最中は「重くていつもイライラしてます(笑)」と話します。
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「命の危険を感じたことは?」と聞かれると、「そんなにないですよ。シロクマにテントを揺らされたりとかはありますけど......」と話す荻田さんに、「いやいやいや、相当危険じゃないですか!」とツッコむあべ。さらに、「シロクマに遭遇したとき、意外に大事なのは"気持ち"。こっちが本気で『殺すぞ』って思ってたら、野生動物って空気を察しますから、向こうも『これはヤバいぞ』って思うんですよ」という荻田さんの話を聞いたあべは「もう『グラップラー刃牙』の世界ですね」と感心したようにつぶやいていました。

続いて旅の必需品を紹介するのは、リヤカーを引いて地球を歩き倒す男・永瀬忠志さん。歩いた総距離は41年間で地球1周を優に超える47000km以上という驚異のクレイジージャーニーである永瀬さんは、旅のお供である大事なリヤカーを紹介してくれました。リヤカーだけで70~80kgあり、荷物を積むと200kgにもなるというそのリヤカーは、送料込みで45000円なんだとか。「ちょっと安くしてもらって......(笑)」と笑顔で話す永瀬さんのほんわかした雰囲気に、お客さんからも自然に笑いが起きます。

さらに「リヤカーに名前とかつけてるんですか?」と聞くあべに「田吾作3号です」と、ユニークな名前を教えてくれる永瀬さんに一同大爆笑! 「田舎っぽいし、農家の出身なんで田吾作でいいかなって」と話す永瀬さん。
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検問で怪しまれることが多く、そんなときのためにリヤカーに地図を書き、今まで行った国を説明することもあるんだとか。「辛いと思ったことは?」と聞かれ、「体調悪いときは『なんでこんなことしてるんだろう』って思います。『何が楽しくてこんなことしてるんだろう』って......」と話す永瀬さん。今まででいちばん辛かったことを聞くと「リヤカーを盗まれたこと」と答える永瀬さんですが、そのときの心境を聞くと「終わった~! これで帰れる」と思ったそうで、あべに「思ってたのと違う~!」と言われます(笑)。
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でも、荻田さんはかなり共感したようすで「すごくわかります。何かしら理由をつけて帰りたいんですよ。辛いから」と話すのですが、あべが「じゃあなんで出かけたんですか!?」と、おそらくお客さんの誰もが思っていたであろう言葉を代弁していました。

一方、奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿さんの必需品といえばもちろんカメラ。「荷物の2/3は機材」と話す佐藤さんですが、機材の持ち込みには毎回かなり苦労するそう。「入国審査で怪しまれるんですよ。パスポート見せても、行ってる国がおかしいし、行った回数も多すぎるし」と佐藤さん。
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「危険を感じたことは?」という問いに、「廃墟の周りって、結構野犬が多いんですよ。狂犬病を持ってる場合もあるから怖いです」と話す佐藤さんに「僕は野犬にあったら逃げます」とゴンザレスさん。「お尻を向けると犬も『あ、こいつ尻尾巻いて逃げ出すんだな』とわかって、追いかけてこない。あとは現地のおばさんを『助けて!』って目で見ると、犬の横っ腹を蹴ったりして追い払ってくれるんです。おばさん強いんですよ」と現地のおばさん最強説(?)を話していました。

そんなゴンザレスさんの必需品といえば、意外なことにガイドブックの『地球の歩き方』なんだそうで、でも実は「持ってるけど、持ってることは知られたくない(笑)」んだとか。

また、ジャーナリストであり、編集者でもあるゴンザレスさんは、後で思い出せるように「とにかくメモをとる」そうで、その一部を特別に公開してくれます。仕事用の真面目な内容のものももちろんあるのですが、わりとどうでもいい内容のメモも多く、「そのメモいります!?」と若干呆れ気味でツッコむあべに同意するかのように笑いが起こります。
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トークイベントも終盤にさしかかり、「最後になにか、近況で話せることはありますか?」と聞かれると、荻田さんが「今月下旬から北極に行きます。あ、でも、今回はちょっと500kmぐらい歩いてくるだけなんで」と話す荻田さんに「そんな、『ちょっとそこのコンビニ行ってくる』みたいな言い方で......(笑)」と、そのあまりに軽い言い方に衝撃を受けていました(笑)。

大盛況の中終了した"ジャーニー4人とMC あべこうじによる生座談会"。クレイジージャーニー4人が揃って体験談を語り合うという、『クレイジージャーニー』ファンには貴重なイベントとなりました。
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『クレイジージャーニー Vol.4』
2970円(税込) DVD2枚組
発売中
(TBS/よしもとアール・アンド・シー)


【あべこうじ】

2017年3月 7日 (火)

2017年度4月入学生を3月末まで受付中!YCCのすべてがわかる!「YCC presents エンタメオープンスクール」開催

3月5日(日)、「YCC presents エンタメオープンスクール」がNSC大教室にて行われました。テレビ番組制作スタッフやマネージメント業などについて学べる「総合コース」と台本や脚本など書くチカラを身に付ける「構成作家コース」、2つのコースで未来のエンタメ業界を支える人材を育成する養成校・YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)で、どんなことが学べるのかを知ってもらおうと企画されました。遠くは岐阜県から来たという参加者もいるほどで、お笑いに関わる仕事に興味のある方が集まりました。

会場に入ると、卒業生から直接話が聞けるブース、在校生らが自ら制作した動画などが視聴できるブースが設けられていて、来場者はどんなことが学べるのか雰囲気をつかみます。

時間になり「YCC presents エンタメオープンスクール」がスタート。今回の模様はYouTubeで生配信されることになっており、現役YCC生らが音響やカメラ、ミキサーなどの機材を扱いました。さらには前説までを行います。生徒らが、これまで学んできたことを実践していきます。

MCで登場したのは、浅越ゴエと福本愛菜。早速、「YCCのぜ~んぶが分かる配信~エンタメ業界を楽しく知ろう~」のコーナーに入ります。浅越に呼び込まれ登場したのは、YouTuber芸人(株)はつだ。元IT会社勤務の経験があり、登録者数約2万3千名の「はっちゃんねる」を配信中のYouTube芸人プロジェクト1期生で、月1回ほどYCCでデジタル配信の講師も務めています。

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「では、しばらくお任せします」と浅越からバトンを受取ったはつだは、現役生4名とともに【YCC3つのポイント】を解説していきます。1つ目は、「ダブルスクール」。作家コースの新井さんは、自営業をしながら二人のお子さんを育てています。「講義は土日のお昼過ぎからはじまります。スケジュールが合わずに受けられなかった場合は、平日に行われている補講でカバーができます」と、働くお母さんでも学べる体制をアピール。現役大学3年生で総合コースに通っている鶴田さんと、古川さん。鶴田さんは3月3日(金)によしもと漫才劇場で行った「Dead or OwaLive〜お笑い脱出ゲームの始まりdeath」を現役生らで取り組んだエピソードを披露。企画から芸人のブッキングまでを自分たちで行い、「当日はステージ進行で小道具出しをしました。それに台本も少し書かせてもらいました」と語ります。自身のタイムスケジュールを円グラフにしたボードを片手に古川さんは「『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』にも出演している藤原さんからマネージャー時代のお話を、ここでは言えないようなことも教えてもらいました」とYCC生でなければ得られなかったであろう貴重な体験をできたと言います。

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また総合コースの筆谷さんはお笑い好きが高じて勤め先を退職、今はYCCに専念中で、自作コントを講師のお~い!久馬に添削してもらえると授業内容の一例を挙げたかと思えば、「出演もしてもらいます!」と、3月23日(木)に行うYou Tube Liveの告知をさらりと放り込みます。このほか、NON STYLE・石田、銀シャリ、小籔千豊らが講師として参加、笑いの現場直送の実践的な経験を得られることに触れたはつだは、「2、3年前の卒業生で人気タレントのマネージャーや、人気バラエティ番組でスタッフとして活躍されている方がいます」と学んだことがすぐ実践に活かせる内容と言い、「願書は3月末まで受付中です」と促します。その慣れたセールスマン口調を感心した様子で聞いていた浅越は「会社の人やな~働くおじさんだわ」、福本は「できあがったこの講義」と評していました。

つづいて「YCCの卒業生に質問しよう!」と福本がタイトルコールし、卒業生をステージ上に招きます。1人目は、総合コース1期生の植村さん。現在、「松本家の休日」「ジャルやるっ!」で番組ADとして働く植村さんからは、ロケ地のリサーチや下見の工程、撮影中の動きなど細かな作業内容を教えてもらいました。「YCCの同期と切磋琢磨してできるのと、悩みがあれば打ち明けられる」と、スクールで心の支えも得たと話しました。

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構成作家コース4期生の北川さんは元・銀行員。仕事とYCCの両立を経て、現在は「オフィス自有本舗」という事務所所属の放送作家に。「ちちんぷいぷい」やラジオ「福島のぶひろの、どうぞお構いなく。」などを担当しています。「自分に向いているかどうか。入学したからエンタメ業界必ず飛び込まないといけないわけではない」と言い、まずはYCCで実情を知ってみることからはじめてみてはと来場者を後押しします。

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「同じ志しを持つ仲間、友だちを作りたい!」のが入学動機だった、総合コース5期生の川西さん。テレビ、ラジオ、イベントの現場で活躍中。「ちちんぷいぷい」の『昨夜のシンデレラ』(街中でほろ酔いの方にインタビューするコーナー)ではディレクターを担当。「あのコーナー!」という表情を浮かべながら浅越が「あの数分間は川西くんの時間やね」と伝えると「VTRを見ながら出演者さんが笑ってくれると、ものすごくうれしい」とやりがいを口にしていました。また就活で悩んでいた時、「講師の方に現場見学に誘ってもらったことで、行く先の決め手になった」と実体験を明かしてくれました。

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総合コース1期生の福森さんは、YCCは「入り口」と言い表し「入ってからいろんな道が、やりたいことが見つかる可能性もある。YCCがキッカケで、芸人さんと密に仕事ができています」。よしもと漫才劇場など、劇場をメインに構成作家をしている福森さんが単独ライブなどで仕事をする機会の多い、見取り図が登場。「オープニング映像の演出・構成、ネタの合間をつなぐ映像を考えてくれたり、エンドロールも編集してくれます」(盛山)、「お笑いのこともよくわかっているので、テロップを出すタイミングなど笑いどころを押さえてくれている」(リリー)と映像のプロ以上の出来栄えと絶賛。ネタ作りに行き詰まった時に相談する(ただし約7年の付き合いだが、これまで採用なし)盛山は、「芸人にすごく愛されている」と、福森さんが周囲から厚い信頼を得ているとさらにほめ称えていました。卒業生ならではのエピソードに、参加者は耳をそばだて聞き入っていました。

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配信終了後は、「罰ゲーム動画を撮影しよう!」の企画に来場者全員で取り組みます。MC福本愛菜から、「見取り図に実験台になってもらい、罰ゲーム動画を撮影します」と内容説明があり、参加者は考えるチームと撮影チームの二手に分かれることに。先ほどエピソードトークを披露してくれた構成作家の福森さん、北川さんが考案、植村さんと川西さんが撮影テクニックのフォローに回ります。「これって、僕ら断ることできないんですか?」と盛山は不安を訴えながら、どんな罰ゲームになるのか完成を待つことに。

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ずらり並んだ小道具を前に、「今、話題のことに引っ掛ける」「カメラを意識した動き」など福森さん、北川さんからヒントをもらいながら「目隠しゴムパッチン」にまとまりました。くわえる箇所にカラシを仕込み、カラシ入りの水、それを含ませたタオルを手渡し、ケツバットで追い打ちをかける内容です。撮影チームは動画アプリ「Vivavideo」使用方法の解説、実際にカメラを手にしながら、全体、演者、MC、観客の撮影に分かれ撮影・編集し、観る方に伝える効果的な映像の作り方をレクチャーします。

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では、実践へ。撮影チームは誰がどの画を押さえるかを決め、「真剣な顔を撮る時は、下からあおる方がよい」など、具体的な指示をもらいながら持ち場につきます。「罰ゲーム執行です!」とリリーが声を上げ、参加者みんなで「目隠しゴムパッチン」を行います。すべてを受けた盛山は「ゴムパッチンに細工する、2段構えはありかもしれない。痛みの後に辛さが来るのははじめてだったので」と苦悶の表情で感想を述べます。最後に撮影した映像を確認し、オープンスクールは終了です。終了後も時間の許す限り、卒業生が疑問・質問に答えていました。

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YCCでは、今月3月末日まで「2017年度4月入学生」受付中です。エンタメ業界に少しでも興味がある方は、その1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

「よしもとクリエイティブカレッジ」公式サイト

http://ycc.yoshimoto.co.jp

【YCC】【浅越ゴエ】【福本愛菜】【見取り図】

横澤夏子「結婚したら二子玉川の川沿いを2人で歩きたい!」 『SUUMO 住みたい街ランキング2017 関東版』記者発表会

3月7日(火)、東京・リクルートホールディングス本社にて、『SUUMO 住みたい街ランキング2017 関東版』記者発表会が行われ、ゲストに横澤夏子が登壇しました。

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(株)リクルート住まいカンパニーにて、2010年より、2011年を除いて毎年調査、発表している「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」。


昨年は1位の座を吉祥寺から恵比寿が奪ったことでも話題となりましたが、今年は吉祥寺が2年ぶりのトップに返り咲きました。


今回の記者発表会では、(株)リクルート住まいカンパニー『SUUMO』池本洋一編集長から各ランキングが発表される形で進行。
そして、「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」の総合ランキング1位に輝いた「吉祥寺」を代表してJR東日本・吉祥寺駅の松永駅長、行政市区ランキング第1位を代表して東京都港区の武井区長へ、それぞれトロフィーが授与されました。

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続いて、「SUUMOカラーでやってまいりました」と、笑顔で緑のスカートを強調する横澤夏子と池本編集長によるトークセッションがスタート。
まず、「住みたい街ランキング総合20位」からは、池本編集長が15位に入った埼玉県の大宮を注目のひとつに挙げると、横澤は「大宮には、よしもとの劇場(大宮ラクーンよしもと劇場)もありますから、よしもともどんどん進出しているんですよ」と話題を広げます。

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逆に注目の街を訊かれた横澤は、2位の恵比寿と即答。
「憧れの街ですよね。恵比寿に住んでいるといったら相当いい女、登りつめた感があるじゃないですか」とし、さらにはガーデンプレイスで待ち合わせをして、恵比寿横丁で飲むといったデートプランで悦に入ります。


池本編集長からの「結婚したら住みたい街は?」との質問には、13位の二子玉川をピックアップし、「多摩川沿いを2人で歩いたりして、野球のボールが転がってきて、"あ、ボールだ"って言ったら、旦那さんが拾って投げるんですけど、すごい下手くそで、"何その投げ方~!"っていうのを一生言ってたい(笑)」と一人コントチックに妄想を展開。

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また、クイズ形式で「穴場だと思う街ランキング」の1位を問われた横澤は、上京して最初に住んだ東京都江東区の亀戸と答え、「亀戸餃子もあるし、亀戸ホルモンもあるし、下町だけど栄えていて、ファミリーでも住めるし、一人でも住める。私のアパートからは全然見えなかったですけど、スカイツリーのふもとに住んでいると言えるし、大好き!」と亀戸愛を熱弁します。
しかし、亀戸は圏外で、実際の1位は北千住でした。

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その後の囲み取材では、改めて恵比寿への憧れを語りつつ、現在は渋谷駅から徒歩30分の地に住んでいると明かし、タクシーを使わないため「ホント痩せました。歩きまくって(笑)」と報告。


続いて、最初に住んだ亀戸については、「ドン・キホーテくらいだったらパジャマで行けちゃうんで(笑)。めちゃくちゃいい街ですから。亀戸大使でもないんですけど、大好きな街です」とアピールします。

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逆に「ここだけは住みたくない街は?」との質問には、「考えたことがないです」と言いながらも、東京都新宿の歓楽街・歌舞伎町を挙げ、「よしもとの本社があるので、本社の近くにあんまり住みたくないですね(笑)。すぐ呼び出されるんじゃないか? あとホストの街っていうイメージもあるので、すぐ声をかけられちゃうんじゃないかなって」とコメント。

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後半は交際中という彼氏の話題に終始し、「彼氏を街に例えたら?」との質問には「いいお父さんになりそうな人が住んでいそう」「美味しいお店のイメージ」という理由で、東京・目黒区内にある学芸大学駅とのことです。


さらに、NON STYLE・井上について訊かれると、「(横澤の地元)新潟の糸魚川で大火事になっちゃった時があって、井上さんから"大丈夫?"って連絡をいただきました」とのやりとりを報告した横澤。


最後は「みなさん、『SUUMO』でいろんな街を検索してみてください!」と笑顔でPRしました。

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『SUUMO 住みたい街ランキング2017 関東版』の詳細は、『SUUMO』公式サイト内でご確認ください。



【横澤夏子】

結成20年記念、犬の心初の全国ツアー単独ライブ「まわる犬」開催決定!

今年コンビ結成20年を迎えた犬の心が初となる全国ツアー「犬の心単独ライブ『まわる犬』」を開催することが決定いたしました。


1998年1月に渋谷公園通り劇場にてデビューした犬の心。
早いうちから先輩芸人たちにコントの腕を買われ、
さまざまなユニットなども経験しながら、
着実にコント師としての実力を付けてきました。


その甲斐あって、2014年には「キングオブコント」決勝に進出。
現在では、いけやが料理の腕前を活かし
「あのニュースで損する人得する人」(NTV系)に
"ウル得マン"としてレギュラー登場したり、
押見は舞台の演出を手がけるなど、活躍の場を広げています。


そんな2人がもっとも大切にしている単独ライブ。
今年は結成20年を記念し、初めて全国へ飛び出します。
すでに発表している6月3日(土)の東京公演を皮切りに、
大阪、いけやの地元・静岡、押見の地元・新潟での開催が決定。
そのほか詳細は決まり次第、オフィシャルTwitter等にて
発表します。


初の全国ツアーに向けて2人は以下のようにコメント。
毎回定評のある彼らのコントと、全国ツアーという
初の体験によりどのような化学反応が起きるのか注目です。

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<犬の心単独ライブ「まわる犬」>
■東京
6/3(土) 新宿ルミネtheよしもと

■大阪
6/17(土) 道頓堀ZAZA

■静岡(沼津)
6/25(日) 沼津ラクーンよしもと劇場

■新潟
7/30(日) 新潟古町えんとつシアター



<犬の心コメント>
●初の全国ツアーに向けて
押見:各会場でネタを変えるとか今は考えてはないんですが、余裕があれば。どのみちやっていくうちに改良はされると思うので、それだけでも周る意味はあるかなと思います。
いけや:20年じゃないとできないことかなと思います。うまいもん食えたらいいですね。何か食おうと思ってます。


●20年で犬の心が一番変わったこと
押見:やるコントは明らかに変わりました。以前は、ほかの人がやってないこととか新しいことを考えてましたけど、今は自分たちに合うものをやろうと。自分たちがやったら面白くなるものを探すネタ作りになってきました。
いけや:数年前に比べて、押見さんがおじさん化してるんですけど、よく考えたら俺もすごくおじさん化してるんで、すごくいい温度感で、落ち着いたもんですよ(笑)。


●20年でお互い変わったところ
押見:いけやはこんなに現実的な奴なんだと思いましたね。最近のいけやはお金の話をすげー早口でしゃべるんですよ。いつのまにそんなことを覚えて喜々としてしゃべるようになったんだろうと。ベタにゴルフの素振りもよくやってたり、あと「よいしょ」ってすっげー言います。ベタなおじさんなんですよ。ゴルフの素振りをして、「よいしょ」って言って、お金のことに詳しくなった。
いけや:押見さんにいたっては、最初ツンツンしてたけど、今は隠居したおじいさんみたいになって。中間の"おじさん"がないんですよ。丸まった背中見てるといろいろ悟った人なんじゃないかなって思います。


●メッセージ
押見:地方に行くことで初めて観る方も多いと思うんですけど、こんなことを普段東京でやってますんで。気に入って、興味を持ってもらえたら、交通費分くらいは楽しませるので、これを機により知ってもらうため精一杯がんばります。
いけや:僕らを知らない人のほうが多いと思うので、これで身内になってもらったらうれしいです。

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【犬の心】

早稲田大学お笑い工房LUDO・チーム世界湯が優勝! お笑いサークル団体戦「NOROSHI2017」決勝大会

36日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて「お笑いサークル団体戦『NOROSHI2017』決勝大会」が開催され、早稲田大学お笑い工房LUDO・チーム世界湯が優勝しました。
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お笑いサークル団体戦『NOROSHI2017』とは、よしもとが大学サークル専用アプリ「サークルアップ」、学生団体「大学芸会」と共同で開催している、全国一面白い大学お笑いサークルを決める大会のこと。

2015年からスタートした本大会は、プロのお笑いとは違う、大学サークル独特の一体感を尊重したいという思いから、各サークルを代表する学生芸人がチームを組み、「漫才・コント・ピン」の3種目で競い合うという新しい形式で行われており、プロ・アマ関係なく、単純に「面白い」を追求する学生お笑いならではの試みとなっています。

2月からスタートした予選、敗者復活戦、準決勝を勝ち抜き、昨年以上の激戦となった今大会。決勝に進み、この日ルミネtheよしもとの舞台でネタを披露できるのは、全132チーム中わずか9チームです。

この日のMCはライス。登場するなり「もっと拍手くれ~い!」とさらなる拍手を求めた後、「何人が覚えてるかな?」と自虐発言をする関町に、「覚えてるだろ、まだ5カ月だぞ? もう忘れてるなんて『勘弁してくれ~い』だよ」とツッコむ田所。
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大会の概要を簡単に説明した後、これから始まるネタバトルに備え、「みんなで一回声出しときましょうか」と前説っぽい提案をして会場をあたためようとする関町ですが、会場のお客さんがイマイチ無反応だったため、「あれ? 大丈夫? 見えてないのかな?」と、自分が客席から見えていないのでは?と心配します。相方のあまりの無視されっぷりに、田所も「今全員から無視されてません?」と関町を心配しますが、いざかけ声をかけようとすると「NOROSHI!」(ライス)「2017!」(お客さん)と、しっかり大きな声が聞け、安心するライスの2人でした。

そしていよいよ、全9チームのうち、5チームのネタが一挙に披露されます。

まずは明治大学お笑いサークル木曜日会Z「crazy party~最後の宴~」から、サマータイムマシンブルース(漫才)、クリストファーロビン(コント)、index小笠原(ピン)が登場。

サンシャイン池崎を思わせるハイテンションなピン芸を披露してくれたindex小笠原は、小道具が大きすぎて始まる前の暗転の段階から笑いが起こっており、さらにネタが始まるとすべてのセットに飛び込んでセットを壊す、という破天荒なネタが大爆笑をさらっていました。
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続いては国際基督教大学(ICU)お笑い研究会「ヌー」から、蛇いちご(漫才)、ぽにょはら(コント)、パティポピンズ(ピン)。

温泉や動物園、子どもが好きすぎるという女が、その「好き」を独特すぎる表現であらわし、聞いている男がドン引くという蛇いちごの漫才は、シンプルな構造ながらおかしさが徐々にエスカレートしていくさまが見ものでした。
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3組目は早稲田大学お笑い工房LUDO「チーム 世界湯」のマグナム(漫才)、トゥークン(ピン)、ターミネーター(コント)。

マグナムは、レンタル彼女をレンタルして水族館デートを楽しんでいたのに、レンタル彼女がどんどんトリッキーな行動をし始め......という漫才を披露。レンタル彼女のトリッキーさにお客さんは大爆笑です。
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4組目も同じく早稲田大学お笑い工房LUDOの「チームオレゴン」から、アンドロメダ中学(漫才)、ライプニッツ(ピン)、V3 GOLDEN(コント)。

殺人現場での刑事2人と探偵、鑑識という大勢でのコントを披露したV3 GOLDENは、何度名乗っても名前を覚えてもらえない刑事など、それぞれのキャラクターの面白さが満載でずっと見ていたくなる不思議なコント。しかもラストはなぜかミュージカル風味で終わっていました(笑)。
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そして前半戦ラストを飾ったのは、昨年優勝チームでもある創価大学落語研究会「赤組」。キマイラ(漫才)、キストーク(コント)、エンプクジタユト(ピン)の3組がネタを披露します。

旅立つ友人を「あけみに気持ちを伝えなくていいのか!」と引き留めようとする男に「いいんだ」とあきらめ顔の男。なおも「気持ち伝えろよ!」としつこく食い下がる男でしたが、実はその男があけみを奪って結婚した当の本人だったという衝撃的な設定のキストークのコントには大爆笑が起こっていました。
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10分間の休憩をはさみ、後半の4組のネタが披露されます。

6組目は慶應義塾大学お笑い道場O-keis「チーム弥生」のキャラメルアンセム(コント)、水鳥・ペダル・ドラゴン(ピン)、オスカー(漫才)。

キャラメルアンセムは中国語講座という設定でネタを披露。以前話題になった「段ボール肉まん」を郷土料理として紹介するなど、皮肉の効いた間違いでお客さんを笑いに誘います。
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7組目は青山学院大学ナショグルお笑い愛好会「優しいチョップ」から、GT(漫才)、ズグドゥ(ピン)、ペコリーノ(コント)。

現役大学生芸人としてよしもとでも活躍中のペコリーノは、彼女の家に呼ばれた男が彼女に警戒されて距離を置かれているのかと思いきや、そこは風俗だったという設定で大爆笑をさらうという、圧倒的な面白さのコントを見せてくれました。
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続いては帝京大学お笑いサークルア☆テンションの「チームどうにかなる日々」の、三坪(漫才)、ビーファイター(ピン)、エレベーターガール(コント)。

エレベーターガールの、女子生徒のさまざまに趣向を凝らしたトリッキーないたずらに翻弄されまくる家庭教師のコントには大爆笑が起こります。
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そして、トリを務めたのは早稲田大学お笑い工房LUDOの「おはよう県境」。あひる一日(漫才)、ボナセーラ(コント)、アンゴラ村長(ピン)の3組です。

独特のルックス&滑舌と口の悪い女性コンビのあひる一日はニュータイプのコンビネーションで笑わせ、「マイクを食べそうなくらいマイクに近づくYUI」のモノマネを披露するかと思いきや、本当にマイクを食べ出すというトリッキーな行動で客席をざわつかせたアンゴラ村長は、最後はなぜか「『NOROSHI2017』これにて全ネタ終了です!」とキッチリ締めるという技も見せ、全体的に底知れなさを感じさせていました。
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審査員から「みんな面白いから、なかなか点差がつけられなくて難しい」などの評が寄せられる中、いよいよ審査タイムへ。集計を出す間は、ゲスト3組のネタが披露されます。

ゲオルギーは、「弟子にしてほしい」と懇願する外国人を断ろうとする落語家が、その外国人の落語を見てあまりの素晴らしさに感動、やはり弟子にしようかと思った矢先、ビックリするような文化の違いが落語にあらわれ......。「文化の違い」部分に大爆笑が起こるコントを披露。
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ななまがりは、孫と会話するおじいちゃんが「歳をとると時間が経つのが早く感じられて......」とこぼしていると、本当に信じられないぐらいのスピードで時間がすぎていき、そのあまりのスピードに笑いがエスカレートしていくコントを。
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マヂカルラブリーは、算数が苦手だという人のために「問題に感情移入すればわかりやすい」とコツを教えるのですが、感情移入しすぎて物語が勝手に展開してしまい、いつも答えが間違ってしまう、という爆笑漫才を披露していました。
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ゲストのネタも終わり、いよいよ結果発表に。順番に点数が紹介された結果、見事優勝を勝ち取ったのは早稲田大学お笑い工房LUDO・チーム世界湯でした!
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続いて準優勝は創価大学落語研究会「赤組」、そして審査員賞は国際基督教大学(ICU)お笑い研究会「ヌー」が受賞。

優勝者には賞金30万円とトロフィー、ピンバッジが贈られ、準優勝にはルミネtheよしもと年間フリーパスとオリジナルスタッフパーカー10枚、さらに「サークルアップ」ネタ動画配信権が、審査員賞には吉野家の牛丼1年分とよしもとグッズ&DHC商品のつめあわせ、そして「サークルアップ」ネタ動画配信権がそれぞれ贈られます。
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審査員の遠藤敬さんから「総合力がよかった」と言われたチーム世界湯。優勝の感想を聞かれると、賞金である30万円について、チームメンバー5人が単純に5で分けるのか、それとも働きに応じて取り分を変えるかでモメていると話し、「ここからが本当の戦いなんです!」と話し、笑わせます。

イベント終了後、チーム世界湯に改めて優勝の感想を聞いてみると、「全員4年生なんで、本当にこのチームで勝ててよかった」「順番が前の方で不安だったんですけど、ウケ切りました!」「初めて結果を出せて本当にうれしい」など、口々に喜びの声が聞かれました。

先ほども話題に上った賞金の取り分については「話し合いはこれからです」とは言うものの、「もし等分しないなら全員ボコボコにしてやります!」と、なかには穏やかでないメンバーもいて、和気あいあいとした中にちょっとした殺伐が見て取れる結果に......(笑)。
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また、全員が4年生とはいうものの、留年が決まっていたり、休学中のメンバーもいて、若干のチーム内格差があるとも話すチーム世界湯。賞金の使い道についても、留年が決まっているのに卒業旅行の資金にしたいと話す呑気なメンバーもいれば、リアルに家賃に使いたいという切実な人も。

ちなみに、チーム名の「世界湯」は実際に彼らがよく行く銭湯の名前だそうで、世界湯のおかみさんもそのことを知っているんだとか。今回の大会のことも「がんばって!」と言ってくれていたと話し、温かい交流エピソードを明かします。

彼らについて聞かれたライスは、「がんばってほしいんですけど、あんまりがんばりすぎず......。僕らも厳しいんで」(関町)、「怖いですよ。マジで恐怖」(田所)と、相当脅威に感じているようす。「めちゃくちゃウケてるし、堂々としているのもすごい。最後にやったギャグなんか、正直僕らが買い取りたいくらい」(関町)と、ジェラシーすら見せていました。

今年も大盛り上がりで幕を閉じた「NOROSHI2017」。来年の開催が今から楽しみです!
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【ライス】【マヂカルラブリー】【ゲオルギー】【ななまがり】

span!、アインシュタインが府内大学生とともに関西国際空港で薬物乱用防止キャンペーンを実施!

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近年、若年層の大麻検挙者数が増加するなど、違法薬物の乱用は厳しい状況にあり、特に、春休み期間の3月は旅行シーズンとあって、海外に渡航される方も増加します。海外では違法薬物の誘惑が増える場合もあり、また、旅行での解放感から普段では決して関わらない違法薬物に関わってしまう危険性があります。

そこで、3月6日に関西国際空港にてspan!とアインシュタイン、そして府内大学生が海外出発前の空港利用者等に薬物乱用防止を強く訴えるキャンペーンを行いました。

キャンペーンの前には、大学生とともに薬物乱用防止についての研修を受けたspan!とアインシュタイン。スライドを使用しての講義のほか、実際に麻薬密輸で使われ、検挙された細工済みのスニーカーやスーツケース、偽造ブランド品などを手に取って、それぞれの説明や検挙の際の様子などを伺いました。

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また、税関での水際対策についてや、麻薬探知犬のデモンストレーションも受けました。麻薬探知犬として訓練されているオスのラブラドール・レトリバーが、一列に並んだspan!やアインシュタインの中から、麻薬のにおいのするバッグを持っている人物を探し当てます。ぴたりと当てた様に、「すごいな~!」と感嘆の声を上げる一同。また、麻薬探知犬に関する質問の時間では、アインシュタイン・河井が「麻薬犬の引退後はどうしているのか?」、span!・水本が「麻薬よりにおいのきついものを混入させて、惑わす人もいるのでは?」といった質問を投げかけました。

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後半では関西国際空港国際線出発ロビーで空港利用者に向けて、傷絆創膏、リーフレット等を配布しながら薬物撲滅について訴えるキャンペーンを行いました。外国人旅行者も多い中、積極的に話しかけるアインシュタイン・稲田や水本。span!・マコトは空港職員の方々にも声をかけていました。また、稲田がでたらめな英語を発するたびに「恥ずかしい!!」と身をよじる河井。日本人利用者には詳細に説明しながら、薬物乱用防止を熱心に呼びかけました。

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【span!】【アインシュタイン】