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2017年4月

2017年4月10日 (月)

『よしもと福島シュフラン2017』を長沢広明復興副大臣が訪問! 三瓶、スイーツづくりを提案される!!

4月10日(月)、東京・松坂屋上野店にて開催中の『よしもと福島シュフラン2017』を、長沢広明復興副大臣が訪問。福島県出身の三瓶とともに、ブースをまわってさまざまな商品を試食しました。
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長沢副大臣は、まず1階にある『よしもと福島シュフラン』の販売エリアを視察。株式会社よしもとプロダクツエンタテインメント・内田勝規代表取締役会長より『よしもと福島シュフラン』の説明を受けると、「こういうふうに百貨店さんで福島の商品が売れることをアピールしてもらうのは大切なことですね」と話します。
6日(木)に行なわれた試食選考会の記者会見の様子を観られたようで、「横澤夏子さんがこれ、おいしいと言ってましたよね」と言いながら、会見で横澤がオススメしていた「バター最中」、さらに店員から薦められた「卵卵プリン」を購入しました。
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続いて、6階で行なわれている東北物産展内の「よしもと福島シュフラン2017」を訪問。長沢副大臣は到着を待っていた三瓶に近づくと、おなじみの自己紹介「三瓶で~す」をポーズ付きで披露。「身内に三瓶さんのファンがいるんですよ」と場を和ませながら、三瓶と握手を交わします。
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2人は『よしもと福島シュフラン』の選考会が行なわれているブースへ向かい、さまざまな商品を試食。まず「発芽&雑穀キューブ米」を試食した長沢副大臣は、「お米がおいしいから、これだけでもいけますね」と絶賛。「阿武隈 紅葉漬(紅鮭)」は「これおいしい! お酒のつまみに最高ですね」と気に入ったようで「これ、買いますね」と宣言。店員から次々と試食を手渡され、「わんこそばみたいだねぇ」と笑顔を浮かべる長沢副大臣。隣りにいる三瓶も地元の商品のおいしさに、「うまっ!」「これ、うまい......」と噛み締めるように呟きながら、どんどん口へ運びます。主婦が選んだノミネート商品の数々に、興味津々の長沢副大臣。その後も「絵ろうそく五匁二丁入り」「昔ながらの甘食」など、多くの福島アイテムを購入していました。
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販売ブースで、福島県民のソウルフード「いかにんじん」を手に取った長沢副大臣。「これ、福島の家庭の味ですよね。あったかいご飯の上に乗っけてもおいしいし、お酒のあてにもなるんです」と話します。福島に家を借りているため地元の商品に詳しくなったそうで、内田取締役会長が「生産者の方に来ていただいて、販売もしてもらってるんです」と話すと、「いいですね。生産者の方々自らが安全性をPRして販売できるのがいちばん。元気に繋がります」と返しました。
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長沢副大臣から「料理が得意なんですよね?」と声をかけられた三瓶は、「福島のスイーツをつくったらどうですか?"三瓶で~スイーツ"」という提案に、「あぁ、いいですね!」と笑顔で返答。福島県"住みます"芸人について説明に、「ぺんぎんナッツさんですよね?」と返す長沢副大臣の福島にまつわる出来事への詳しさに、三瓶は驚きを隠せない様子でした。
すべてを見終わった長沢副大臣は「よしもとさんは福島と連係して、いろいろな企画を考えていただいていることを大変ありがたく思っています」と挨拶。「我々も風評の払拭、福島の方々が自信を持って地元の商品を薦められる環境をつくっていきますので、今後もよろしくお願いします」と今後の協力を仰ぎました。
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『よしもと福島シュフラン2017』は、東京・松坂屋上野店1階にて明日11日(火)まで開催。東北各地の人気商品を取り扱っていますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!


【三瓶】

ハイヒール・リンゴが就任! 枚方市役所で枚方市PR大使就任会見を実施!!

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関西を代表する女性芸人の一人、ハイヒール・リンゴが枚方市のPR大使に就任することが決定。4月10日(月)、枚方市役所にて、就任会見が行われました。


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会見に先立ち、市長応接室で委嘱状の交付が行なわれました。伏見隆枚方市長は、リンゴと中学、高校が同じなうえ、大学ではゼミもいっしょだったとのことで、当時のエピソードなどで話しが弾みます。伏見市長は、子育て世代に選んでもらえる町にしたいとアピール。委嘱状を交付したあと、二人はガッチリと握手を交わしました。


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PR大使のたすき、ピンバッチをつけたリンゴは「若い方が集まってくれるようがんばります!」と大使としての抱負を語りました。


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その後行われた就任式には、ゆるキャラのくらわんこ、ひこぼしくんも参加。まず伏見市長の挨拶からスタートです。今年、枚方市が市制施行70周年を迎えること、枚方市は元気な人がたくさんいることが魅力であることなどをアピール。そして通常ならPR大使は1名の方にお願いするところ、枚方市は8組の方に快諾していただいた、と胸を張ります。


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続いて、今回PR大使に就任した元Jリーガーの新井場徹氏、人気バンド・アンダーグラフの3人、プロ棋士・佐藤康光氏、重要無形文化財総合指定保持者である能楽師・辰巳満次郎氏を紹介していきます。ここで関西を代表する女性タレントとして最後に名前を呼ばれたのがリンゴ。PR大使のたすきをかけた全員が勢揃いしました。


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それぞれが意気込みを語るということで、一番手にマイクを持ったリンゴは事前の打ち合わせの内容を暴露し、笑いを誘います。そして、私たちがPRして若い方々に住んでいただける町にしたいと改めて発言。さらに「勝手にライバルは高槻市と思ってる」と気勢を上げました。


ほかの大使のみなさなんもそれぞれ意気込みを語ったあと、本日出席できなかった3名もVTRなどで紹介。と、ここでリンゴからブーイングが。VTRで紹介されたPR大使の1人、「森脇(健児)くんは絶対来れたはず!」とほかのPR大使に同意を求めます。「私たちもみんな忙しい、VTRの方がカッコいいやんなぁ」とアオるリンゴに続いて、口々に過密スケジュールのなか参加していると話す大使たち。その様子を見た伏見市長が思わずお詫びするひと幕に、会場は笑いに包まれました。


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そして質疑応答へ。枚方の思い出の場所、PRしたいポイントを、という質問に、リンゴは「桜がきれいな町ということを訴えていきたい。そして大阪、京都からも近いのになぜか住んでもらえないので、ぜひ住んでもらっていいところを実感してもらいたい」と熱弁。各大使もそれぞれの思いをアピールしたあと、フォトセッションを行い、記者会見は無事終了しました。


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市制施行70周年を迎えた枚方市を盛り上げるべく活動をスタートさせるPR大使たち。これからの動向に注目が集まります!


【ハイヒール・リンゴ】


コントにもチャレンジ!?新しいマルセイユの姿が見えた! マルセイユ単独公演「マルセイユ単独ライブ「マンザーイルーレット~コントも添えて~」

4月8日(土)、マルセイユ単独公演「マルセイユ単独ライブ「マンザーイルーレット~コントも添えて~」が開催されました。

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ZAZAHOUSEで行われた単独公演からパワーアップして、よしもと漫才劇場にて開催され、3月にマルセイユが中心となった企画公演「Kiwami極LIVEマルセイユターン」の手応えから本人たちにとっても自信をつけた段階での単独公演開催となりました。

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二人の登場に客席から黄色い声が飛び交い、オープニングトークから漫才へ。

最初の漫才はもはや恒例となっている一味違った演出でスタート。

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ネタの合間のブリッジVTRは、津田の誕生日をサプライズでお祝いする内容。

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サプライズの苦手な津田に対して、別府が津田の誕生日を祝うサプライズをいくつか用意して、お祝いしていく。後半はあまりのサプライズの受けた津田も疲れてきており、一方でハイテンションの別府のサプライズが続いていく様がとても客席を沸かせていた。

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2本目のネタは、お菓子を取り合う友人二人のコント。

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じゃんけんからワニワニパニック、黒ひげ危機一発、など様々なパーティゲームを駆使して、アドリブでの勝負が展開するコント。コントの中で真剣勝負をする様に観客からは応援の声が上がった。

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企画「別府を当てましょう!」

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別府大好き芸人として、タナからイケダ 池田、祇園 櫻井、ラニーノーズ 洲崎をパネラーに、別府本人とセルライトスパ 大須賀、span! 水本、と別府に間違われることが多い2人が「好きな言葉」「画力」「別府のギャグ すぐそーやっていうやろーの発音」「手の写真」「ダンス」などを披露。明らかに後半は誰が別府かわかる状況になってからもヒントが続き、本物の別府を当てるコーナーで盛り上がりました。

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コーナーが終わり、改めてマルセイユの漫才を2本披露。

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1本目はお金持ちになったらキャバクラに行きたいネタ。別府がボーイやキゃバクラ嬢に扮し、客役の津田を迎えるやり取り。

2本目はファミリーレストランの店員とお客のやり取り。

息のあったテンポのある漫才で、観客を沸かせました。

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最後はコーナーへ

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10個用意されたコーナーを先ほど出演したspan! 水本、セルライトスパ 大須賀、別府の赤チームとタナからイケダ 池田、祇園櫻井、ラニーノーズ 洲崎の青チームに分かれて、様々な企画にチャレンジするコーナー。

「マシュマロキャッチ」「大声で伝えましょう」「曲に合わせて3人の息を合わせるヘビーローテーション」「難解用語の意味を当てるwhat do you mean」、「指定した観客の名前を当てるゲーム」など、普段の企画とは違った、新しいゲームもたくさん行われ、見応えのある公演となりました。

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より一層、マルセイユの二人のこれからの成長が楽しみになる公演となりました。

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【マルセイユ】

大物プロデューサー中村泰士、最後のプロデュース!?新人歌手エンジュ日本デビュー記者会見

4月8日土曜日、大阪吉本興業本社にて、昭和~平成の大プロデューサー中村泰士氏の最後の秘蔵っ子、エンジュのデビュー発表記者会見が行われました。

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エンジュは、ブラジル・サンパウロ州出身の日系3世で、幼い頃より、祖母から日本の童謡や演歌を聴かされて育ったことで、日本の音楽や文化に興味を持ち、また7歳くらいからその歌声にも磨きをかけてきました。サンバ、ボサノヴァをはじめとした、お馴染みのブラジリアンミュージックを皮切りとして、ロック、R&B、バラード、 ポップスから演歌まで様々なジャンルを歌い上げ、そして日本音楽サンパウロ州ジュニア大会と日本音楽ブラジル全国大会とった両大会で優勝し、二連覇という偉業を達成するなど、各方面から高い評価を受け、ブラジルのテレビ番組に多く出演し、その美声で人々を魅了してきました。

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2014 年に歌手を目指す事を目的に来日してからは、細川たかしの「北酒場」や、ちあきなおみの「喝采」など昭和のヒット曲を数多く手がけた作曲家の中村泰士氏のもとで、CDデビューを目標としながら、歌唱指導を受けてきました。

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そして今回、よしもとR&Cから満を持して中村泰士氏プロデュースの楽曲「いとおしい」と「AKUJO未満」でのデビューとなったエンジュ。白く妖艶な雰囲気のドレスを身にまとい臨んだ今回の会見では、終始笑顔が絶えない可憐さの中にも、「ちあきなおみさん、いしだあゆみさんのような歌手になりたいです」と、昭和の歌謡史にさんぜんと輝く両氏の名を挙げ、しっかりと未来を見据えた発言からその熱意を充分に感じさせる会見となりました。

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会見に立ち会った中村泰士氏は「最後のプロデュース新人」と銘打たれた今回のデビュー発表記者会見について記者に問われて、「年齢的にもこれが最後かなと...」と、笑いを誘って会見場を和ませながらも、今回のデビューシングルの売り上げ2万枚、ファン20万人を最低保証します!と、過去に類を見ない、デビュー最低保証を宣言。昭和~平成の歌謡界を駆け抜けてきた大物プロデューサーから、ブレイクのお墨付きを貰った形となりました。

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エンジュの歌声には、ちあきなおみ、いしだあゆみからも感じられた、品(ひん)を感じると話した中村氏。ゆくゆくは、ちあきなおみ、いしだあゆみに提供した数々の珠玉の名曲のカバーも考えているそうです。

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またエンジュを育てるにあたり、彼女が南米ブラジル出身ということから身に付いたラテン系の振る舞いから、昭和の時代から日本人が持ち合わせていた純な気持ちやシンプルな立ち振る舞いといったものを教えながら、一人前のプロのシンガーとして育てていかれたそうです。

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172cmというスレンダーなプロポーションで、ミス日系コンテストサンパウロ大会でミスアジア賞と日系グランプリ賞を受賞した類い希な美貌と、身に付けた日本人女性の振る舞いで、日本の歌謡界を生き抜いていってほしいと感じられるデビュー記者会見となりました。

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【エンジュ】【中村泰士】

【宮城県・東松島市】パンサー尾形貴弘「東松島復興ふるさと大使」委嘱式

●パンサー尾形「東松島復興ふるさと大使」委嘱式
【開催日時】2017年3月30日 10:30~11:00
【場所】 東松島市役所本庁舎 3階 301会議室 (宮城県東松島市矢本字上河戸36番地1)
【出席者】尾形貴弘(パンサー)、阿部秀保東松島市長、司会:爆笑コメディアンズ
【来場媒体】河北新報社、三陸河北新報社、石巻日日新聞、仙台放送

【概要】
宮城県東松島市出身のパンサー・尾形貴弘が、「東松島復興ふるさと大使」(任期:3年自動更新)に任命され、阿部市長より委嘱状を交付頂く記者会見を行った。最初に、阿部秀保東松島市長より、東松島市をたくさんPRしてほしい!と大きな期待を寄せていること、尾形のおじい様(元鳴瀬町長)との思い出などをお話いただいた。
尾形もご挨拶をさせていただき、「生まれたのが野蒜(現:東松島市)。小さい頃は自然豊かなこの地で、毎日走りまわっていた。その時があるから今がある!子育てにも最高の土地です!子供が産まれたらたくさん東松島につれてきてたくさん外で遊ばせたい!」と。
実家が2011年3月11日に起こった東日本大震災で被災したこと、お父様が津波に飲まれ命からがら助かったこと、など震災時の話もさせていただき、「東松島もどんどん元気になってほしい!恩返しをしていきたい!」と地元をPRしたい思いをお話させていただいた。

(阿部秀保市長から委嘱状をいただく尾形貴弘) 
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お集まりいただいた記者の方からの質疑応答では「具体的なPR方法は?」との質問に「東松島市の現状を伝えることが大事。テレビに出た時には挨拶代りに『東松島市』と言います!カットされるかもしれませんが!」と。「尾形さんにとってふるさととは」との質問には「自分の大元。今の自分自身を育ててくれた大切な場所。」と地元にかける熱い思いを語った。

(阿部東松島市長とのフォトセッション) 
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(司会の爆笑コメディアンズと。囲み取材の様子。)
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【パンサー】

「大阪を歌謡曲の聖地に」作曲家・中村泰士の熱い想いが実現した『第1回レインボー 1万人の歌謡曲』大成功!

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ちあきなおみさんの『喝采』や細川たかしさんの『北酒場』など数々の名曲を手掛ける作曲家・中村泰士と関西を主な拠点にカラオケ事業を全国展開する株式会社レインボーエンタープライズがタッグを組んだイベント『第1回レインボー 1万人の歌謡曲』が4月9日、大阪城ホールで開催されました。

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イベントは第1部がゲストライブで、夏川りみさん、小柳ゆきさん、LE VELVETS、林よしこさんらが出演。また、オール巨人と水谷千重子も登場したほか、中村が新たに手掛ける新人歌手、エンジュも出演し、デビュー後初めてその歌声を披露しました。

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巨人はヒットした自身の持ち歌『男の子守歌』を歌った他、上田正樹さんの『悲しい色やね』も朗々と歌い上げました。また水谷は『キューティーハニー』と『天使のかわりはいませんか』を歌い、司会者の野村啓司さん、アシスタントの小川恵理子さんとのトークではお決まりの"千重子節"で会場を和ませました。また、中村がプロデュースしたエンジュも4月7日にリリースしたばかりのデビュー曲『いとおしい』を歌い上げ、お客様にご挨拶。温かい拍手に包まれました。

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『喝采』もカバーした小柳ゆきさん、中村泰士が製作総指揮を執った流行歌生誕百周年記念アルバム『むかしは、今』からも披露し、圧巻の歌声で聴かせたLE VELVETS、『涙そうそう』など名曲で魅せた夏川りみさんらのステージで会場のテンションも急上昇。

その熱狂冷めやらぬままいよいよ1万人の歌声が響き渡る第二部へと突入しました。第二部の冒頭では、お客様に声を出してもらうためのウォーミングアップが。

そして中村が『1万人の歌謡曲』を開催するきっかけを語りました。「僕は歌謡曲が好きで、歌謡曲に育てられて、歌謡曲愛が強いのですが、時代をくぐって残った歌謡曲は皆さんの心の中に宝物のようにしまわれています。その歌謡曲にもっと愛を通わすためにイベントができないかと考え、今日に至りました。本当にできるのか?という声もありましたが、こうしてたくさんの方が集まってくださって本当にありがとうございます。大阪から人々の心の中に眠っている歌謡曲を引き上げて、"歌謡曲は大阪のもんや!"と言ってきましょう!」と声を大にしました。

また、中村の盟友とも言える浜村淳さんが急きょ、お祝いに駆けつけてくださり、若かりしエピソードで笑わせ、浜村さんの名調子で第二部へと誘われました。

ストリングス、ブラスも交えたビッグバンドの生演奏でスタート、ゲストでクロマチックハーモニカ奏者の南理沙さんのソロが始まると一気に音の世界へと引き込まれました。そして『青い山脈』のイントロが。『1万人の歌謡曲』という世界で初めてのイベントだけに、最初はお客様も恐る恐るといった感じでしたが、すっかり和やかな雰囲気に。『いい日旅立ち』『木綿のハンカチーフ』など往年の名曲が登場するごとに歓声が。手拍子はもちろん、ステップを踏む人、指揮者になりきる人、体を横に揺らす人など、思い思いに楽しんでおられました。

中村の指揮にビッグバンドの生演奏、響くのはマイクを通さないお客様の歌声だけという環境に、お一人お一人が主役になりきっていきます。ステージ奥のモニターに会場の様子が映るたび、満面の笑みで楽しそうに歌われているお客様の姿が印象的でした。また、最初は硬かった歌声も気が付けば朗らかに、声量も増す一方です。7曲目の『365日の紙飛行機』を終え、中村がステージ袖へ移動すると、アンコールと言わんばかりに手拍子が沸き起こり、もっと歌いたいというお客様たちの逸る気持ちで覆われていました。

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後半は『時の流れに身をまかせ』『さよならの向こう側』など昭和の名曲が続きます。そして14曲目の大ラスは中村泰士が作曲し、日本レコード大賞も受賞した大ヒット曲『喝采』でした。会場が一つになり、見事なまでの大団円で幕を閉じ...と思いきや、すぐさまアンコールへ。中村泰士作詞作曲の『大阪ヒューマンランド~やんか!~』を、第二部の合間にステージを彩ったダンサーの皆さんも一緒に大合唱。振付もレクチャーし、サビでは1万人の皆さんの振りも楽しめました。それでも鳴りやまない拍手。「もう終わり!」と話しかけながらも、最後の最後に中村自らが『喝采』を歌い上げ、大きな拍手に包まれました。

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イベント終演後には、会見が行われ、ご挨拶をしました。

「みんなで歌うと楽しいよ」と約2年くらい皆さんに言ってきて、今日やっとその楽しさが分かってもらえたかなと思います。まだまだこれからもやりたいなという思いがいっぱいしました。1曲目からですが、1曲1曲皆さんの声を聴いて一番感動をしていたのは僕で、こんなに心を温かくしていただいたのは本当になかったなと思います。皆さんに歌ってほしいと思って、アレンジと演奏も頑張りましたが、こんなに皆さんがストレートに受け止めてくださって、歌ってくださって、本当に嬉しかったです」

ステージを終えた直後のコンディションについては「いやらしいことに大丈夫やね(笑)。くたばることもなく。でも、どこかで年寄がこんなに頑張っていていいのかなという後ろめたさも実はあります。若い人たちにどんどん席を譲って、それを影で応援するという年頃だし、そういう役目だとは思いますが、背中を押してくださるカラオケレインボーの琴平さん、仲間たち、今回、吉本興業さん、キョードー大阪さんが一丸となって、スタッフたちも背中を押してくれました。頑張りましょう、やりましょう、楽しいですよ!と押してくれました。それでようやくできたかなと思います。今、終わった瞬間に来年もやりたいと、もうすでに思っています」

そして『1万人の歌謡曲』の素晴らしさを伝えてほしいと言葉を続けます。「今日来ていただいた方には分かっていただきましたし、感動してくださったと思いますが、今日は僕ではなく、一般の皆さんの歌謡曲への思いが集まったということを伝えてほしいと思います。僕がやりたくてやったというのではなく、お客様の本当に歌いたいという思いがあると伝えてくだされば嬉しく思います」と話しました。

前日、開催発表後にコーラスグループの皆さんに開催を知らせに行った中村。「ありがたいことに1カ所行くと、10カ所くらい広がって。近畿には300ぐらいのコーラスグループがあって、1万人、2万人というすそ野があります。指揮をされている先生、定期的にコンサートをされている先生、コーラスが大好きな女性たちが上手い具合につないでくださって、草の根のようにこっちの伝えたいことがうまく伝わったかなと思います」と振り返りました。

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イベントに関しては、実は頸椎の手術直後だったことをステージ上で明かした巨人。当日の音合わせまで知らなかったという中村はステージ上での告白にも驚いていましたが、改めて「(出演してくださり)ありがたかったです」と感謝を述べました。「水谷千重子さんも来てくださり、関西の色がどうしてもほしかったので、出てくださってありがたかったです」と語りました。

今回のステージを終えてすでに課題も見つけているという中村。「組曲を演奏中、お客様をほったらかしにしている感じがするので、もう少しお客様に寄り添った方がいいことと、コーラスをされている方はちょっと難しい方がいいので、できたら300人ぐらいの女性コーラスグループを作って、ステージ上で一緒に歌っていだだいて、コーラスグループの方々はハーモニーをするというようになれば、もっと楽しくなるかな」と展望を語りました。

1万人のお客様が歌っているという光景をステージ上から見てとても気持ちよかったと目を細めます。「僕は今まで6000人まであったけど、1万人は初めてでした。でも、コンサートの嬉しさとは全然違います。来てくれてありがとう!という感じと、歌いに来てくれたという今回の喜びはちょっと違いましたね」

来年も暖かい時期に開催したいそうで、全国ツアーも視野に入れたいと早々に意欲を見せます。「この楽しさが全国に伝われば(ツアーも)あると思うし、僕がステージをやったときは3分の2はみんなで歌うというメニューにしていきたい」と更に拡大を図るための策も明かしました。

【中村泰士】【オール巨人】【水谷千重子】

2017年4月 9日 (日)

渡辺直美がトーマス映画初の女性ゲスト声優に! 映画『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』大ヒット御礼舞台挨拶

4月9日(日)、東京・T・ジョイPRINCE品川にて映画『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』大ヒット御礼舞台挨拶が開催され、渡辺直美が登壇しました。
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世界中で愛されるキャラクター「きかんしゃトーマス」の劇場版最新作『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』。今回のトーマスは、グレート・レイルウェイ・ショーのレースに出場するために世界中からたくさんの機関車が集まり、トーマスがレースに出場するために奮闘する姿を描きます。

「きかんしゃトーマス」シリーズのアニメ映画史上初の女性ゲスト声優を演じることになった直美は、インドからやってきた機関車"アシマ"を演じ、劇中では歌も披露。

「可愛らしくて強くて理想の女性のアシマ役を演じました。歌を歌ったりと、初めてのことがたくさんあったんですけど、初日にいろんな方が『最高でした』と言ってくださったので嬉しかったです」と語った直美。演じた感想を聞かれると「アシマの、大人と子どもの中間ぐらいの感じを演じるのが難しかったです」と告白しますが、アシマの見た目については「完全に顔は私でしたね。メイクの派手な感じとか(笑)」と話し、初の女性ゲスト声優を演じることになったことについては「本当に光栄です」とうれしそう。
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劇中での歌に話題が及ぶと、映画を観た観客に「歌、どうだった?」と話しかけ、大きな拍手が起こると「むりやり拍手を求めるっていう(笑)」と少し自虐じみた言い方で笑わせます。実はレコーディングが大変だったそうで「歌が難しくって、50回ぐらい録りました。ちょっとでもクセが出ると『J-POP入ってます』って監督に言われて」とその難しさを語りますが、「じゃあ、ビヨンセ(のモノマネ)は封印したんですか?」と聞かれると、「一応踊りながら歌いました」と返し、笑いを誘っていました。
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アシマをイメージしたピンクのワンピースの衣装について「特注ですか?」と聞かれると、「そうです。この花柄も、絵を描いているのではなくて、この色の形に生地を全部カットして縫ってあって。う~ん......(と言いながら服の素材を見て)合皮かな? 合皮です!」となぜか素材をアピール(笑)。
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この日の観客の半分は子どもだったことから、自身の子ども時代に話が及ぶと、「スポーツ全般得意でした」と意外な一面を明かします。なんでも、小学校時代は給食を食べ終わるとすぐに飛び出してブランコやミニバスケをやったり、一輪車で坂を上ったりしていたんだとか。また、「バドミントンクラブに入っていたので、学校終わりに1回家に帰って、ジャージに着替えて大人たちとバドミントンをやっていました」と、かなりアクティブだったことを告白。

小さい頃からトーマスが大好きだったという直美。今回の声優での参加について「子どもの頃、パンを食べながらトーマスを見て、それから幼稚園に行ってたので、その世界に入れたことが不思議ですし、ありがたいですね」と感慨深げに振り返っていました。
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最後に映画を観に来た子どもたちと一緒に記念撮影をした際には、「何歳なの?」などと話しかけながら、子どもたちとのふれあいを楽しんでいる姿が印象的でした。
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映画『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』は絶賛公開中。


【渡辺直美】

漫才! 落語! パフォーマンスも!「YES!よしもと寄席シアターvol.1」開催!!

笑いの殿堂、なんばグランド花月地下にある「YES THEATER」で、4月8日(土)、「YES!よしもと寄席シアター vol.1」が開催されました。このイベントは漫才、落語、パフォーマンスと、様々なエンターテインメントを一度に楽しんでしまおうという欲張りなもの。ステージには数多くの芸人が登場し、会場を盛り上げました。


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14時からのステージでは、おなじみの赤の衣装とサングラスというファッションで8.6秒バズーカーが登場です。2人を生で見るのは初めてというお客さんもいるということで、「縁起物として(はまやねん)」ラッスンゴレライを披露。会場からは手拍子が起こります。ほかにも新リズムネタなどで盛り上げました。


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続いて「ど〜も〜!」と元気よく登場した西村ヒロチョは、YES THEATERが初めてとのこと。ロマンティックなことを言って唐突に奇声を発するということで、客席を巻き込みながら徐々に会場を盛り上げていきます。後半には得意のサックスも披露。どことなくトボけたトークと合わせて、独特の世界を楽しませてくれました。


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三番手はアキナの2人。いきなりトイレに立つ観客をイジったあと、ネタに突入。山名が早く結婚して子どもが欲しいというところから、赤ちゃんを連れた父親役の秋山と、その親子に絡む謎の男・山名のおもしろおかしいやりとりを見せていきます。ほかにも旅行代理店のスタッフと客とトークなど、テンポのいいネタで盛り上げました。


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続いては大ヒットアニソンにのって、桜 稲垣早希の登場です。まずは会場を巻き込んでの「アンタ〜バカーッ!」コールから。勇気を出して手を上げた観客には、得意のバルーンアートで作ったアニメキャラをプレゼントします。それからも手書きのイラストボードを使ったネタで大きな拍手を浴びていました。


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次はスマイルの出番。「早速いつものやつ聞いときましょうかね」とよしたか。何かと思えば「俺のファンの人!」。すかさず瀬戸に「おらへんおらへん!」とツッコまれます。そこからネタに入りますが、畳み掛けるように続く2人のトークに会場も爆笑。さすがの腕前で、ここまでで一番の盛り上がりを見せます。


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続いては少し趣きを変えて落語、桂三語の登場です。ハイスピードのしゃべくり漫才のあとにミディアムテンポの落語という組み合わせも、バラエティに富んだ「YES!よしもと寄席シアター」らしいもの。移動動物園でトラの役をやらないかと勧められた男は...というネタで、三語の巧みな話術と豊かな表情に、観客も次第に引き込まれていきました。


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トリを飾るのは今年が結成23年目のテンダラー。お客さんが求めるネタをやろうといいつつ、舞台に描かれた「SPECIAL LIVE」の文字を見て、「どこがスペシャルや!」と毒づくなど、会場をイジるネタでスタートし、客席を温めていきます。WBCやサッカーなどのスポーツネタ、白川の趣味という料理ネタなどを披露。軽快なテンポで盛り上げ、しっかりとシメてくれました。


この日、朝から晩までの計4公演にピン芸人から漫才、落語まで、様々な芸人が登場し、笑いの絶えることがなかったYES THEATER。これからもYES THEATERでは様々なイベントを開催予定です。もちろん今回の「YES!よしもと寄席シアター」VOL.2も開催が待たれるところ。なんばグランド花月にも負けない、パワーあふれる笑いのステージが見たいならYES THEATERをチェックしてください!


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【テンダラー】【スマイル】【桜 稲垣早希】【西村ヒロチョ】【アキナ】【桂三語】【8.6秒バズーカー】


2017年4月 8日 (土)

ロバート・秋山が"パンツ総番長"コスプレで登場! 映画『夜は短し歩けよ乙女』公開記念舞台挨拶

4月8日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿にて『夜は短し歩けよ乙女』公開記念舞台挨拶が行われ、星野源さん、花澤香菜さん、ロバート・秋山竜次、湯浅政明監督、原作者・森見登美彦氏が登壇しました。
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累計130万部を超える森見登美彦氏の同名ベストセラー小説が原作である本作。京都を舞台に描かれた、どこかファンタジックな青春恋愛物語であり、森見作品の中でも特に人気のある作品が、満を持しての初映像化となりました。

クラブの後輩である"黒髪の乙女"に思いを寄せる"先輩"が、『なるべく彼女の目にとまる』よう"ナカメ作戦"を実行して日々空回りし続ける姿と、天真爛漫に歩き続ける"乙女"の模様を描いた本作は、湯浅監督が手がけた人気テレビアニメ『四畳半神話大系』と同様、脚本をヨーロッパ企画の上田誠氏、キャラクター原案を中村佑介氏、主題歌をASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当することも話題となっています。

主人公の"先輩"を星野源さん、"先輩"が想いを寄せるヒロインの"黒髪の乙女"を花澤香菜さん、"先輩"の学友・パンツ総番長を秋山がそれぞれ演じました。

自身が演じたキャラクターをイメージした衣装で舞台に登場したキャストたち。なかでも秋山が演じたパンツ総番長の再現度が高いと他のキャストからも絶賛を受けたのですが、本人は「これ、映画観てから『あ、さっきの人!』ってなるやつなのに、映画観る前に出てきてもお客さんピンとこないよね。逆コスプレというか、先に見せる感じで恥ずかしい」と、舞台挨拶が上映前だったことを残念がります。すると監督がお客さんへのフォローなのか「これ(秋山)をアニメ化した感じです」と説明したため、「いやそれおかしいでしょ!」と秋山からツッコまれてしまう羽目に(笑)。
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また、なぜか湯浅監督も"先輩"のコスプレで登場していて、しかも花澤さんの着ているワンピースのベルトの赤い紐の先と監督のシャツの裏から出ている赤い紐が結べるようになっており、2人が赤い糸でつながることができることを監督が説明すると、客席からは「おぉ~!」とざわめきが。すると星野さんが「ちょっと待ってくださいよ。これ、僕の立場がまるでないじゃないですか! いいなぁ」と不満そうに言い、客席から今度は笑いが起こります。これらの服は本当に販売されるとのことで、どうやら監督は宣伝のため(?)に着ていたようでした。
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そんな監督は「結構スピードが早い映画なので、観ていて振り落とされるお客さんもいると聞いたんですけど、先入観なしにフリーな気持ちで観てもらうと、最後まで楽しく観られると思いますので、そんな風に楽しんでください」と観客へのメッセージを述べます。

作品にちなんで、「印象深い夜の思い出は?」と聞かれると、夜ふかしが大好きで、翌日に何もないと朝の4時くらいまでテレビを観たりゲームをしているという星野さんは、「去年の大晦日に紅白歌合戦に出させていただいたんですけど、その後すぐにTBSの『COUNT DOWN TV』に出ることになっていたので、紅白が終わった瞬間に走ってNHKを出て、車で移動したんですね。紅白から違う番組に移動して『間に合いました~!』っていうあれを体験できて、素敵な夜でした」としみじみと語り、「車中で年越しをして、数名のスタッフと『明けたね~』って言い合ったことも思い出深いです」と年越しの瞬間を振り返っていました。
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一方花澤さんは、数日前に寝ぼけながらレコーダーに録画した番組の整理をしていた際、あやまって「全部消す」を選択してしまったことを告白し、「私の吉本新喜劇が全部消えちゃって! 本当に苦い思い出です......」と悲痛な面持ちで語ると、秋山に「新喜劇好きなんですか!?」と笑われます。さらに星野さんに「そこにある"乳首ドリル"が全部消えたんですね」と同情(?)されると「ホントですよ~!」と心の底から残念そうに話す花澤さんに、客席からもクスクス笑いが起こっていました。

秋山は「僕、今は大丈夫なんですけど、幼少時代は夜になると『ヒューッ』って言い始めるんで、いつもお母さんやおばあちゃんにおんぶされて子守唄を歌ってもらって。大丈夫だと思ったらまた『ヒューッ』って言い出すという......。それとずっと闘ってきまして。夜といえばこんな思い出です」と、喘息持ちの辛かった子ども時代を振り返りますが、星野さんから「なんか、この格好からしても、秋山さんが昔話に出てくる子どもに見えてきました」と言われ、「やべぇだろ、こんな子どもいたら(笑)」と思わずツッコむ一幕も。
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と、ここで原作者の森見登美彦氏が登場。お客さんには森見氏の登壇はシークレットだったため、客席からは大きなどよめきと歓声が起こりました。

監督に花束を渡した森見氏が、映画の感想を聞かれ「箱入り娘と思って(作品を)大事にしすぎていたので、最初に観た時はビックリしてしまって、監督に感想をうまく伝えられなくて申し訳ないことしたなぁと思って。何回も見るうちに、これは中毒性の高い、楽しい作品だなと。観れば観るほど面白くなるんです」と感想を述べると、監督が「森見さん、初回で振り落とされたクチなんです」とさっきの話を持ち出し、観客を笑わせます。
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星野さんは「原作は森見さんの心の中の世界に連れて行ってもらえる感じがしてすごく好きなんですけど、映画は湯浅ブーストがすごいかかってて、本当にこの世じゃないところに最終的に連れて行ってもらえる。僕も最初から最後まで通して観た時に『なんじゃこりゃ!』って思ったんですけど、そういう『なんじゃこりゃ!』っていう面白さが大好きで。本当にいろんな要素が詰めに詰め込まれた作品です」と、作品への熱い愛情を語っていました。
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秋山は、自身が演じたパンツ総番長の役柄にちなんで「この期間中くらいはパンツを履き替えずに観てもらうのもいいんじゃないかなって思ったりする自分がいて」と話したあと、タイトルにちなんで「夜は短いかもしれないですけど、公開してる期間は長いんで......。『期間長し、来てよねお客』」と大真面目な口調で言い放ったため、客席からは爆笑が起こります。

最後に星野さんが、「劇中、乙女がどう街を歩くのか、そしてどう街や人を変えていくかを見届けていただければと思います。2人のミュージカルシーンなんていう面白いところもたくさんあるので、ぜひ最後まで訳のわからないところに思う存分連れて行かれてください。そういう映画が僕は大好きで、もっともっとこういう映画が増えればいいと思っています。ぜひ、みなさんの知らない京都に遊びに行ってください」と観客へのメッセージを伝え、舞台挨拶は終了。
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映画『夜は短し歩けよ乙女』は全国公開中です。
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              イラスト:中村佑介


【ロバート】【秋山竜次】

西川きよし、藤井隆が大阪発お昼の生放送のMCに! 新番組、NHK『ごごナマ』取材会で豊富を語る!

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NHKが新設する生放送の大型番組『ごごナマ』(毎週月曜~金曜 ●総合 後1:05~4:00)が4月3日からスタートしました。そのうち金曜は大阪のスタジオから西川きよし、藤井隆、濱田マリさんが、関西ならではの話題や笑いを全国にお届けしていきます。番組のコンセプトは「オトナの井戸端、作りました」。いわゆる「オトナ世代」に向けてゆったりと午後のおしゃべりを楽しんでいるような空間を提供し、1時台はお悩み解決バラエティー「助けて!きわめびと」で関西の「お悩みさん」たちの悩みを解決。2時台はステキな週末を提案する「おいしい金曜日」をお届けします。

4月7日(金)の初回放送後には番組MCを担当する西川きよし、藤井隆、濱田マリさん、小野塚 康之アナウンサー、一柳亜矢子アナウンサーによる取材会が開かれました。

1時・2時の総合MCを担当する藤井隆は「初の生放送を終えて、2時台では自分の思っていないところで(放送が)終わってしまって、今日は眠れないと思います。もっと自分でできることを改めて考え直して、濱田さんや小野塚さん、皆さんに甘えながらきちんとお届けできるようにがんばりたいと思います」と反省モード?でした。また、「きよしには新人の頃から声をかけてもらっていた」という藤井。そんなきよしとの共演にうれしく思い、緊張感もそんなに感じないそうです。そして45歳になった藤井は70歳のきよしに感服する一方だと言います。「師匠はエネルギーを常に持っておられて、若々しい少年のようにいらっしゃる。大師匠なのに後輩の私たちを全く平等に扱ってくださるので、14時台はのびのびやらせてもらっています」と声を弾ませました。

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西川きよしは「NHKは『まっさん』以来です。古希を迎えて、9月27日には金婚式です。この番組はいいお祝いになってうれしいです。小野塚さんは勝手に年上と思い込んでいまして...。番組では一番上ですが、70歳にして皆さんに甘えながら、お隣の一柳さんも安心して、小さなことからコツコツと積み上げてすばらしい番組に仕上げていきたいと思います」と意気込み、毎週プレミアムフライデーのつもりでやっていきたと、経済効果のアップも狙いたいという目標もあるようです。

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濱田さんも生放送ならではのライブ感を楽しみたいとのこと。1時台の「助けて!きわめびと」を楽しみにされており、タレントと主婦、二つの目線でこれからも楽しくやっていきたいと語られました。

スポーツ畑一筋で来られた小野塚アナウンサーは、「59歳10ヶ月にしてレギュラーをもらうのはアナウンサーとして珍しいと思うと」と話され、「NHK大阪の今年の目玉番組です」と紹介されました。また、先ごろは大相撲でも大阪場所が、春の選抜高校野球も決勝は大阪対決と大阪が盛り上がりました。「今年は大阪の年!」と小野塚アナウンサーのお声に気合がみなぎりました。

関西にゆかりのあるキャスト、スタッフに囲まれ、ただ1人、東の人間だと初回放送で実感したという一柳アナウンサーですが、「関西の方のテンポのよさを見習いながら、小さなことからコツコツと東のスパイスを入れていけたら」と語られました。

初回の放送では1時台に服を脱ぎっぱなし、物を出しっぱなしの「ぱなし夫」に腹を立てる奥さんにスポットを当てました。そこで藤井に家庭でも怒られることはあるのか?とたずねると「片付けが下手で片付けるためのスペースが確保できない。洋服も増えていく一方なので、"これは着ないんじゃない?"と言われるのですが、怒られはしません。その点は、僕はラッキーだなと思います」と明かしました。なお、きよしはヘレンに怒られてばっかりだと笑いを誘います。「でも、1人の男にこんなに尽くしてくれる人間がこの世におったんだなと感謝しています」と金婚式を前にした心情を語りました。

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最後に改めて、番組にかける気持ちをうかがいました。

藤井は「番組MCのお話をいただいてすごくうれしかったです。フォーマルな自分なれると思ってすごく喜んだんですけど、スタッフの方とお話をするとどうもそうじゃないと。わちゃわちゃした井戸端会議がテーマなので、それに早く乗っかっていくようにするのと、小野塚さん、師匠という人生の先輩方の懐をお借りしながらどんどん転がっていける自分になれたらと思います。濱田さんがいつもケラケラと笑っていてくださるので、安心して、楽しくできると思います。そしていつか皆さんと一緒に、師匠にご飯をご馳走になりたいです!」と語りました。

きよしは「53年も芸人をやっていますが、14時台でレギュラーをいただいたのは初めてです。このメンバーなので、助けたり、助けられたり、支えあってやっていくのは楽しいなと思います。親子四代で長い間生活してきましたが、父親も母親もいつもこの時間帯はドラマの再放送などを見ていました。同じようにドラマを見ている方々には、これからはぜひ、この番組を楽しんでほしいと思います。今日は花見をご紹介しましたが、おじいちゃんと孫が花見に行こうかとか、そんな会話ができるような情報をこの番組から発信できたらいいなと思います」と改めて意気込みました。

濱田さんも「楽しんでやっています。自分のためにもなりますし。ゆくゆくは、回を重ねるごとにたくさんの人のお悩み事を解決する。14時台は週末どうしようと思っている人の参考になるような、人助けといいますか広い意味での社会貢献につながるような番組になれたら」と展望を述べられました。

『ごごナマ』は毎週月曜~金曜、NHK総合午後1:05~4:00の放送です。番組MCは、月曜~木曜が船越英一郎さん、美保純さん、阿部渉アナウンサーほか。金曜日の午後1時、2時台は大阪局から、西川きよし、藤井隆、濱田マリさん、小野塚康之アナウンサー、一柳亜矢子アナウンサーで発信していきます。なお金曜午後3時台は「ごごウタ」で、小堺一機さん、塚原愛アナウンサーでお届けします。

【西川きよし】【藤井隆】