6月24日(土)、25日(日)、東京・大森ベルポートアトリウムにて、『3x3 PREMIER.EXE 2017 SEASON SHINAGAWA』が開催され、白熱の試合を繰り広げました。
2020東京オリンピックの正式種目(男女)に、追加採用されたことでも話題の3人制バスケットボール「3x3バスケットボール」。
『3x3 PREMIER.EXE』(スリーバイスリードットエグゼ)は、世界に先駆けて2013年より本格始動した「3x3」のトップリーグで、国際バスケットボール連盟(FIBA)承認、日本バスケットボール協会(JBA)公認の下、世界に挑戦できる3x3のトータルブランド『3x3.EXE』のトップカテゴリーとして、グローバルに展開しています。
『3x3 PREMIER.EXE 2017 SEASON』には、今シーズン18チームが参戦しており、この日はホームが西日本のチームを中心とした「WESTRN CONFERENCE」の6チームによる開幕戦が開催。
「OKINAWA72.EXE」(オキナワセブンティトゥードットエグゼ)は、バスケ大国の沖縄から初参戦することに加え、ガレッジセール・ゴリがオーナーを務めることでも注目を集めています。
会場は観戦無料のオープンスペースで、観客から参加者を募ったフリースローチャレンジやドリブルシュートチャレンジ、さらにはDJブースから流れる音楽でも大勢のギャラリーを盛り上げました。
まずは、6チームを2つのグループに分けた総当たり戦が行われ、Bグループの「OKINAWA72.EXE」は初戦で石川県金沢市がホームの「ZETHREE.EXE」と対戦。
大会ルールは、1チーム4名で、「OKINAWA72.EXE」は、ブライアン・シンプソン選手(24番)、テレンス・テレール選手(23番)、ファンティン・ブランドン選手(30番)、スペンサー・ジェニングス選手(1番)が出場。
先制はされたものの、ブランドン選手の3連続2ポイントやブライアン選手の198cmから繰り出すド迫力のダンクシュートなどで得点を重ね、18対21で鮮やかにノックアウト勝利(試合時間は10分間で、10分以内でも21点先取すればその時点でノックアウト勝利となるルール)。
2戦目は、大韓民国ソウル市がホームの「WILL.EXE」で、序盤リードするものの、終盤に5点差をひっくり返されて、21対20の逆転負けをくらいます。
1勝1敗で3チームが並んだBグループですが、総得点で「OKINAWA72.EXE」が1位で勝ち抜け、準決勝へと進出!
準決勝の「OKINAWA72.EXE」の相手は、Aグループを2位で勝ち上がった鹿児島県鹿児島市がホームの「EXPORERS KAGOSHIMA.EXE」で、ブランドン選手の2ポイントシュートで口火を切ると、終わってみれば6対21という大差をつけてノックダウン勝利しました。
白のユニフォームに着替えた「OKINAWA72.EXE」が決勝で対峙するのは、Aグループを無敗で勝ち上がってきた岡山県岡山市がホームの「TRYHOOP OKAYAMA.EXE」。
順調な滑り出しの「OKINAWA72.EXE」でしたが、試合時間1分が過ぎたところで、ブライアン選手が退場処分を受けてしまいます。
選手交代が出来ない状態に陥った「OKINAWA72.EXE」は、徐々にペースを掴まれ、21対16でノックアウト負けとなり、優勝は「TRYHOOP OKAYAMA.EXE」、最多得点を叩き出した「TRYHOOP OKAYAMA.EXE」のゲイリー・ハミルトン選手がMVPという結果に。
「OKINAWA72.EXE」にとっては悔しさの残る決勝となりましたが、初参戦でいきなり準優勝、3ポイントを獲得するという好発進を果たし、場内からは暖かな拍手が送られました。
なお、『3x3 PREMIER.EXE 2017 SEASON』は、7月1日(土)、2日(日)に愛知県名古屋市のオアシス21、7月8日(土)、9日(日)に栃木県宇都宮市のオリオンスクエアにて開催されるなど、9月10日(日)の東京・六本木ヒルズアリーナのプレイオフまで熱戦を繰り広げますので、「OKINAWA72.EXE」を始め、「3x3」のトッププレイヤーたちの活躍にご注目ください。
詳細は、大会公式サイトにてご確認ください。