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2018年3月

白熱した戦いの末、「魔人無骨」が優勝! よしもと芸人"超新人"NO.1決定戦『NSC大ライブTOKYO 2018』

2月19日(月)、東京・なかのZERO大ホールにて『NSC大ライブTOKYO 2018』が開催され、予選を勝ち抜いた8組のNSC東京23期生と、ゆにばーす、ひょっこりはんが出演しました。

1982年の開校以来、ダウンタウン、ナインティナインをはじめ、数多くのスターを誕生させてきた『NSC(ニュー・スター・クリエイション)吉本総合芸能学院』。大阪校は今年で40期、東京校は23期となり、現在ではNSC出身タレントがメディアを中心に多方面で活躍しています。

そのNSCが開催した東京校主催による史上最大級の卒業ライブ『NSC大ライブTOKYO』では、本年度のNSC在校生がNSCで学んだ成果を1本のネタに込め、東西それぞれの優勝を目指し、白熱したネタバトルを繰り広げました。

まずはMCのはりけ~んずにより本ライブの概要が伝えられます。この日は昼間に予選が行われており、予選から見ていた場合はかなりの長丁場になるのですが、「予選から見てるよっていう人~!」という問いかけにはかなりの人数の手が上がっており、これにははりけ~んずの2人も驚いていました。
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続いてNSC卒業芸人のひょっこりはんとゆにばーすがそれぞれネタを披露。ひょっこりはんはいろんなところからひょっこり現れ、23期生にエールを送りますが、「5年前はゴリゴリの漫才をやってたよ? みんなも5年後気をつけてね~!」と打ち明け、爆笑をさらいます。
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ゆにばーすは、「見た目新興宗教の教祖様とその広報でやらせてもらってます」と川瀬が自虐ネタで笑わせたあと、「ラジオパーソナリティになりたい」と言うはらが個性的なラジオパーソナリティを熱演する漫才を披露していました。
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ネタ終了後、こんなに大きな舞台でネタをしたのは初めてだというひょっこりはんが売れかけていることをイジられたり、はらが雑誌『CanCam』に出ることになったと報告し、「フツーにしてたら出られなかったんで、NSC出ててよかったなぁって」と、話題を無理矢理(?)NSCにつなげ、笑いを誘います。

そしていよいよ、NSC東京23期生全133組の中から選ばれたトップ8組によるトーナメント戦のスタートです!

と、その前にまずは全133組のNSC東京23期生がステージ上に全員集合! ステージからあふれんばかりの人数ですが、みんなものすごく元気です。23期生の最年長はなんと御歳63歳!のシラタマ。この日の感想を聞かれ「燃え尽きた」と答えたシラタマは、目指している芸人を聞かれ「小梅太夫」と答え、客席を沸かせていました。

その後は1位~8位までの芸人が順番に呼ばれ、1位のコンビからトーナメント戦の順番を選んでいくことに。予選1位から、魔人無骨、うみぼうず、桐生ザベスト、町ルダさん、シャドーロール、マリリン、ルパン、せみほたるの8組が決勝へと駒を進めました。

決勝1組目はシャドーロールvsルパン。シャドーロールは「空を飛びたい!」と思ったとき、もし背中から普通の羽でなくジャンボジェットの羽が生えてきたら......というとんでもない発想の漫才を披露。ルパンは、趣味を突き詰めるために「趣味はひとつに絞らなければいけない」と言っておきながら、自分は「球技が趣味」とざっくりした趣味を言い放つ相方にツッコむ......という漫才で笑いを誘います。
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2組目はマリリンvsうみぼうず。芸人じゃなかったらアイドルになりたい、と無茶なことを言うマリリンの漫才に対し、「自転車がギコギコうるさいから、僕は自転車のことを『楽器』って呼んでるんです」「運転のこと、『演奏』って言ってるんです」と、どこまでもシュールな物言いで人を煙に巻く漫才を披露したうみぼうずが異彩を放っていました。
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その後もせみほたるvs町ルダさん、桐生ザベストvs魔人無骨と対決は続き、白熱したバトルを繰り広げた結果、ルパン、うみぼうず、町ルダさん、魔人無骨が2回戦へと駒を進めます。
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2回戦はルパンvsうみぼうず。ルパンはこの世のすべての悩みはひとつのことで解決できる。そのひとつのこととは「寝ない」ことだという自説を唱え、それを次々実証(?)していく漫才で場を沸かせます。対するうみぼうずは、庄司が相方・小玉に「おまえの名前をたまごっちに付けて餓死させてゴメン」と、ゲームでの相方への非道な行いを次々と明かしては謝り続けますが、そのうち「ゲーム以外にも謝らなければいけないことがある」と言い出し......という、最初のネタとはまた違ったテイストの漫才で笑わせていました。
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続いては町ルダさんvs魔人無骨。田舎に一人旅をしたとき、「親孝行をしなきゃ」と思ったというエピソードを披露するのですが、残念ながら途中で時間がなくなり、尻切れトンボで終わるハメに。対する魔人無骨は紺色と茶色という渋い色合いのジャケットで風格を漂わせ、新人らしからぬ堂々とした漫才を見せます。
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2回戦が終わり、感想を聞くと「のびのびやれました」と話すうみぼうず・庄司。いつもは引かれてしまうんだそうで、「あったかいお客さんで......」と嬉しそう。そして結果はうみぼうずと魔人無骨の勝利! 魔人無骨は「僕らの対戦相手が毎回タイムオーバーになってる......」と、少し怖ろしそうに話し、笑わせていました。

最後の対決はうみぼうずと魔人無骨。先攻のうみぼうずは、「家に安定しておいしい料理を提供する天才料理人がいるなぁと思ったらオレだった」と言い、この話のことを「ジャンルでいうと『オレだった』という話」だと主張する庄司に「ないって、そんなジャンル!」とツッコむ小玉の独特の空気感で見るものを引きつける漫才を披露。対する魔人無骨は文化祭の焼きそば屋と客、という設定での漫才を繰り広げ、やはり新人離れした安定感のある漫才を見せていました。
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再びステージに全員が揃ったところで結果発表。白熱した最終決戦を見事勝ち抜いたのは、高比良くるまと松井けむりによる元慶應ボーイの高学歴コンビ「魔人無骨」でした!
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優勝した感想を聞かれ、「本当に嬉しいです!」(高比良)、「ヘンなヤツと組んでみるもんですね(笑)」(松井)と率直に語った彼ら。優勝者には優勝特典として今田耕司、東野幸治がMCを務める芸人発掘番組『本能Z』(CBC)への出演権が贈られました。

卒業を間近に控えた23期生たちに向けて最後に大きな拍手が贈られ、イベントは終了。優勝した魔人無骨だけでなく、133組全員の今後に期待です!
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【はりけ~んず】【ゆにばーす】【ひょっこりはん】

span!、スーパーマラドーナ、藤崎マーケット、学天即が「島ぜんぶでおーきな祭 -第10回沖縄国際映画祭-」をPR!

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3月3日(土)・4日(日)、大阪・鶴見区の三井アウトレットパーク 大阪鶴見で開催された「Okinawa Ocean Festival 2018 in 大阪~まだ知らない沖縄を探そう~」のイベントステージにspan!、スーパーマラドーナ、藤崎マーケット、学天即が登場し、ネタを繰り広げたほか、4月19日(木)~22日(日)に行われる「島ぜんぶでおーきな祭 -第10回沖縄国際映画祭-」のPRを行いました。

3月3日(土)はspan!、スーパーマラドーナが登場。ともに自己紹介を兼ねたネタで特設ステージ前に集まったお客様を惹きつけました。span!はマコトが水本の約半分の体重であることを話すと、会場からは驚きの声が。そして水本がマコトを肩で担ぐと拍手が起こりました。スーパーマラドーナは田中のギャグからご挨拶。町娘の漫才では周囲から「このネタ知ってる!」と声が上がり、盛り上がりました。

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トークではspan!、スーパーマラドーナに沖縄のおすすめポイントを聞きました。水本は生まれて39年、一度も沖縄に行ったことがないと告白。マコトも学生時代に3泊4日で訪れた以来。そんな中、武智は奥さんが沖縄出身ということもあり、沖縄通であることが発覚しました。美ら海水族館や中部~北部の海がとてもきれいだと、自然の美しさをアピール。沖縄出身とよく間違えられるという水本は前のめりで、国際通りにも行ってみたいと声を弾ませました。一方、田中は「沖縄でシーサーを見てみたい」と独特の視点で語り始めます。

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また武智は沖縄のご飯は「じゅーしー」がおいしいと続けます。じゅーしーにも2種類があり、雑炊タイプを「ぼろぼろじゅーしー」と炊き込みご飯タイプの「くふぁじゅーしー」と呼ぶそう。武智のおすすめは「くふぁじゅーしー」、沖縄に行ったらぜひ食べてください!と絶賛しました。

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4月19日(木)から22日(日)までの4日間、沖縄県内の各地で開かれる「島ぜんぶでおーきな祭」。よしもと芸人もこの4日間、沖縄に集結します。レッドカーペットは有名な俳優さんと一緒に芸人が歩く人気イベント。「沖縄各地でよしもと芸人とすれ違うと思いますよ!」と武智、その賑わいをアピールしました。

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3月4日(日)は学天即のネタからスタート。奥田とつくね、それぞれのチャームポイントをアピール。奥田がつくねの髪型を「毛玉」と表現すると、子どもたちの歓声が上がりました。誰もが知る歌を用いたふたりのやり取りも大好評。足を止めて見入るお客様の姿も目立ちました。藤崎マーケットはトキの仮想通過ネタに「ラララライ体操」と旬の話題から往年のギャグと幅広く、最後の「おるおるモノマネ」でも大きな笑い声に包まれました。

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トークコーナーでは、学天即、藤崎マーケットがおすすめする沖縄の立ち寄りスポットについて。「とまりん」という離島と連絡するフェリーターミナル近くの「ハイウェイ食堂」がおすすめとトキ。24時間営業で、沖縄に行った際はよく立ち寄るのだとか。また、奥田は国際通り近くの"年中無休"をうたった食堂をピックアップ。年中無休とはいえ、一日だけお休みの日があり、それが「母の日」なんだそう。「従業員さんみんな、お母さんばっかりで。母の日が休みと聞いてほっこりした」と奥田。司会者によれば、沖縄では母の日は「劇場に行く日」と定番になっているそう。お母さんをねぎらうため、映画館や舞台、もちろんお笑いの劇場など家族が入場券をプレゼントするとのこと。それを聞いた2組は「よしもと沖縄花月にもぜひ来てほしい!」とアピールしました。

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世界初、日本初上映の作品も多い「島ぜんぶでおーきな祭」のアピールタイムでは、奥田が映画祭について説明する一方で、トキの"心の声"がだだ漏れに。普段は言えない気持ちがステージからあふれ出し、田崎やつくねらがフォローするという一連の流れに会場も沸きました。

【span!】【スーパーマラドーナ】【藤崎マーケット】【学天即】

2018年3月 5日 (月)

ジャルジャルも「プロレベル」と絶賛! 全国イチ面白い大学お笑いサークル団体戦「NORISHI」上智大学のオデッセイが優勝

3月5日(月)ルミネtheよしもとにて、全国イチ面白い大学お笑いサークルを決めるお笑い団体戦「NOROSHI2018」決勝戦が行われ、参加チーム147組の中から予選・準決勝を勝ち抜いた8組が激突。ハイレベルな戦いの中、一歩抜きんでた上智大学お笑いサークルSCS「オデッセイ」が優勝しました。
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今年で第4回目を迎える「NOROSHI」は、大学の各サークルを代表する学生芸人たちがチームを組み、「漫才・コント・ピン」の3種目で競い合うお笑い団体戦。今年度の大会では、過去最高の20大学から25サークルが参加し、エントリー数は約800人。激戦を勝ち抜いた8組が進出する決勝戦では、審査員3名による採点計300点と、会場のお客さんの投票率の合計により順位を決定します。
毎年審査員を務める放送作家・遠藤敬さんも「今年はレベルが高い」という今大会を制したのは、上智大学お笑いサークルSCS、4年生の西田亘輝さん、門倉早彩さん、3年生の田中亜輝人さん、金澤春徳さんの4人チーム「オデッセイ」。オデッセイ=長い旅路というチーム名には、門倉さんが1年生の時に決勝進出して以来なかなか勝ち上がれず「いつも敗者復活止まりだったので長く旅させてくれ」(門倉さん)という意味を込めたとのこと。決勝戦では、1年生の時からコンビを組み「M-1グランプリ」にも挑戦してきたという西田さん&門倉さんの「ラランド」による漫才、金澤さん扮する「マザーハッカー金澤」のピン芸、門倉さん&田中さんのコンビ「ひずみ」によるコントを披露。長い旅路の末、念願の優勝を手にしました。

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審査員の遠藤さんは、漫才とコントに加えピン芸でも声を担当していた門倉さんを「どれもすごくいいキャラですね。演技力がバツグン。もうタレントやっててもおかしくない」と絶賛。MCを務めたジャルジャルは、ツッコミの西田さんの力量を買い「漫才中のツッコミだけじゃなく、平場の時の一言コメントも芸人ぽくて、会場もうけてた」(福徳)、「ガヤもプロ! 「おいハゲ」というイジリで「デブもいじれよ!」と言って笑いをとってた」(後藤)。また、オデッセイの優勝については、「終わった段階で優勝するんだろうと思いました。一発目の漫才からド肝を抜かれました。大学生とは思えない」(福徳)、「末恐ろしい。プロや言われても、そうですかってくらいのレベルですから」(後藤)と実力を高く評価しました。
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広告系のPR会社に就職が決まっているという門倉さんは、仕事をしながらもお笑い活動は続行。「吉本からスカウトがきたら?」との質問には「絶対行きます!そんなうれしいことないですよ」と即答し、今年の「キングブコント」と「M-1グランプリ」にも出場することを宣言しました。また、昨年大ブレイクしたにゃんこスターのアンゴラ村長をはじめ、『R-1ぐらんぷり2018』ファイナリストのカニササレアヤコ、『ぐるナイ』の「おもしろ荘」で話題を呼んだひょっこりはんらも「NOROSHI」出身。彼らとともに戦ってきた門倉さんは「一緒にいた人がどんどんブレイクされて、夢があるなと思います」と芸人への思いを。取材陣から「第二のアンゴラ村長」とあおられると、相方の西田さんを指し「でも、付き合ってないですもん。ごめんなさい、そういう風に見れないです(笑)」とバッサリと切り、笑わせました。
MCとして大会を見守ってきたジャルジャルは、「どんどん輩出されていくと大会自体の権威も出て来て、規模も大きくなって、M-1やKOCに並ぶ学生の大会になっていくんじゃないですか。採点方法も他にないし、チーム戦も面白いし。NOROSHIはどんどん大きくなっていきそう」(後藤)と展望を。お笑い界に旋風を巻き起こす新星誕生の狼煙となる大会として、今後も「NORISHI」から目が離せません。
その他、準決勝は早稲田大学お笑い工房LUDO「チームお年玉」、審査員賞は慶應義塾大学お笑い道場O-keis「幸福」が獲得しました。
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【ジャルジャル】

YCC大阪校9期生が全力で企画・制作! 若手人気コンビたちによる「YCC presents REVERSE〜すべてが"逆"の90分〜」よしもと漫才劇場で開催!

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これからのエンターテインメント業界を盛り上げるエンタメスタッフを育成する吉本興業グループの養成校「YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)」。その現役生である大阪校第9期生が企画・制作を手がけたライブ「REVERSE〜すべてが"逆"の90分〜」が、3月2日(金)によしもと漫才劇場で開催されました。タイトルどおり、いたるところに「リバース」=「逆」の要素が入った今回のライブ。出演はMCの藤崎マーケットほか、トット、見取り図、吉田たち、プリマ旦那、ツートライブといった人気若手コンビたちです。


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まずはメンバー紹介のVTRのあと、MCの藤崎マーケットがステージへ。立ち見が出ていることに驚く2人。「2階席まで〜」とボケるトキに早速会場が笑いに包まれます。田崎はYCCの生徒がすべての企画を行ったことを伝えたあと「至らないところがあっても大目に」と話しますが、トキは「すべてYCCの責任です」と言い放ち、再び笑いを呼びます。


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そしてメンバー全員がステージへ登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が。松葉杖姿の吉田たち・ゆうへいの現状報告や見取り図・盛山の爆笑自己紹介、トット・桑原がプリマ旦那・野村のモノマネでスベるなど、ステージ上もリラックスしたムードでライブがスタートしました。


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まずは黒と白にチームを分けるところから。白チームはトット・多田、吉田たち・ゆうへい、プリマ旦那・野村、ツートライブ・周平魂、ツートライブ・たかのりというメンバー。対するはトット・桑原、見取り図・盛山、見取り図・リリー、吉田たち・こうへい、プリマ旦那・野村の黒チームです。


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最初のゲームは「リバース大喜利」。モニターに文字が反転したお題が5秒間だけ映されるので、それを読み取って各自が答えるというルールです。モニターに映し出される反転した文章に、メンバーは「むずい!」「何や!」と大騒ぎ。大苦戦する様子に、会場からは笑いが起こります。


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次のゲームは「お客様大喜利」。事前に書いてもらったアンケートの中から大喜利の答えを選び、それにお題を付けるという、通常の大喜利とはリバースしたルールが特徴です。盛山の曲「ショーバン」をディスるネタなどもありつつ、ゲームは進みますが、ここでトラブルが発生。ステージ上で調子の悪くなったカメラをいじっていたYCC女性スタッフとそばで見ていたプリマ旦那・野村の顔が急接近。それがキスしそうになったと騒ぎ出すメンバーたちは、まず盛山が野村とキス。さらにトットはコンビ同士でのキスを披露するなど、ゲーム以外でも大いに盛り上がります。


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ここで中間発表があり、ここまでは7対7で同点とのこと。そこにけたたましいベルの音が。ステージ上の全員が驚いているとモニターに「MC REVERSE」の文字が。ルーレットで当たった人が藤崎マーケットの2人とMCを交代するということで、ステージ上のモニターに今回のメンバーがランダムに2人並んで映し出されたルーレットが登場します。しかし何度やってもプリマ旦那・河野しか当たらないということで、ブーイングも聞こえるなか、河野がMCに。ゲームが続きます。


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次のゲームは「アイツにキレろ!!逆ギレバトル」。曲がスタートするとMCがボックスからキャラクターを引き、ストップしたら即そのキャラクターにキレるというルールです。まずは白チームがチャレンジ。流れてきたのは桃太郎の歌。MCの河野が犬や猿、鬼などの登場人物を引き当てると、メンバーが次々にキレていきます。続いての黒チームのキレ方が抜群でこのゲームは黒チームが勝利。なぜかなんの関係もない昔のアニメのダンスを始めるメンバーたちに、ステージ上も大ウケでした。


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続いては「逆風に負けるな!強風熱唱バトル」。これは選ばれた一人が強風を受けながら歌っている曲をほかのメンバーが当てるというもの。まずは白チームの多田が、ステージ裏へ。強風に歪みながらも懸命に歌う多田ですが、一曲終わるたびに一旦風が止み、そのたびに表情を作り直す様子が大爆笑を生みます。黒チームもトットから桑原がチャレンジ。強風に顔を歪めながら歌う桑原の様子を見ていたトキでしたが、ゲーム終了後に自ら風を浴びに行き、またまた大いにウケていました。


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ここで再び「MC REVERSE」。今度はルーレットでリリーと周平がMCに。ゲーム「裏の顔を見破れ!!嘘つきトークバトル」がスタートです。両チームにテーマが与えられ、ウソのエピソードを話している1人が誰かを当てるというルール。黒チームの「学生時代の話」というテーマでは、トキの小学生のころのバレンタインの思い出やこうへいの修学旅行のエピソードなどが語られました。「家族の話」がテーマだったのが白チーム。多田はお兄さんと部屋が同じだった思い出を、野村は奇跡的な偶然について話します。吉田たちは、お互いのエピソードを知っているため、相手のトークを補足するなど、正解がバレバレの状態。結局ゲームは白チームが勝利を収めました。


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ここでベルが鳴り、今度は「MC RETURN」の時間。藤崎マーケットが再びMCになり、最後のゲーム「究極の逆をひねりだせ!逆言葉バトル」となります。これは、モニターに映し出された言葉と真逆のニュアンスの答えをテンポよく答えていくというゲーム。流行語から曲のタイトル、会社の名前などが続々と映し出されると、メンバーたちは必死で逆の言葉を叫び、会場は笑いに包まれました。このゲームがラストということで、勝った白チームが150ポイントをゲット。すべてのゲームが終了し、いよいよ結果発表です。


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黒チーム60ポイント、白チーム312ポイントで白チームが優勝...ですが、今回のイベントはすべて逆の90分がテーマ。ということでポイントのケタを逆から読むと、黒チーム6ポイント、白チーム213ポイントで結局白チームの勝利!と思ったら、ここで照明が消えて、緊急ブザーが鳴り響きます。モニターには「ポイント流出」の文字が。その言葉に過敏に反応するトキの姿もありつつ、結局ポイントが流出したということで、両チーム引き分けという結果に。


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ラストのプレゼント企画では、会場のなかから3名にサイン入りポスターがプレゼントされました。そして3月18日(日)に行われる「YCC Presents よしもと式エンタメLIVE~卒業したてのYCC大阪9期生が語る! YCCってココが素晴らしい!!」ではMCにスマイル、ゲストにすっちー(吉本新喜劇)が登場すること、さらにYCCでは4月生を新たに募集しているという告知が行われ、大いに盛り上がったライブは終了しました。


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上記イベントの詳細など、詳しくはYCCのホームページhttp://ycc.yoshimoto.co.jp)をご覧ください。



【藤崎マーケット】【トット】【見取り図】【吉田たち】【プリマ旦那】【ツートライブ】


ゆりやん&ジャルジャル・福徳、コントキャラクターで新商品をPR!「奥大山のブルーベリーヨーグリーナ&サントリー天然水」商品発表会

3月5日(月)、東京・ヨシモト∞ホールにて『「奥大山のブルーベリーヨーグリーナ&サントリー天然水」商品発表会』が開催され、発売前キャンペーンに起用されたゆりやんレトリィバァとジャルジャル・福徳秀介が出演。ゆりやんは世界的女優であるベリー・ブルー、福徳は世界的付き人であるグリーナ・ヨーと、発売前キャンペーンで演じたキャラクターに扮して登場しました。
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明日6日(火)より発売される「置く大山のブルーベリーヨーグリーナ&サントリー天然水」は、フレーバーウォーターで3年連続1位となっている「ヨーグリーナ&サントリー天然水」シリーズの新商品。透明ながらしっかりとしたヨーグルトの味わいに加えて、奥大山の指定農園産ブルーベリーの甘酸っぱさが加わっています。

ブルーによる英語での挨拶を、「みなさんに会うことができて、とても嬉しいです」と訳すヨー。笑うブルーの言葉と訳するヨーの言葉が被ったかと思えば、「I love you...」「I love you...」と言い合ったりとフリーダムな2人は、MCのタケトに「付き合ってるんですか?」と聞かれると、「はっはっはっは!」と大爆笑。「Are you comedian?」と投げかけて、「You are so funny.... Your face is so funny!」とジョークを交えつつスルーしました。
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8年ぶりに来日したブルー。ヨーは「ブルーベリーヨーグリーナが出ると聞いて飛んできました」と訳しましたが、英語には「Densya no iriguchi ni zindotteruhito nanyanen!(電車の入り口に陣取ってる人なんやねん!)」など日本語らしい言葉がちょいちょい挟まれています。
そういう言葉が聞こえる度、タケトがツッコむも、ヨーは表情ひとつ変えずに「そう聞こえました?」ととぼけながら、マジメに話していることを強調しました。
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イベント中盤には、"1000の顔を持つ大女優"と称されるベリーによる演技生披露も。
「アメリカンハイスクールの内気な女の子が学校1人気の男の子に挨拶する」では繊細な心理描写が光ります。また、「靴下履いて靴履いてます」と言いながら数分で涙を流す様には、客席から拍手が。「まゆげを11にしようとする人」も披露するなど、サービス旺盛なベリーは「Asu no R-1 GP demo yusho shitai!(明日のR-1ぐらんぷりでも優勝したい)」とコメント。タケトが「今、R-1って聞こえましたけど?」と指摘するも、ヨーは「ブルーベリーヨーグリーナを飲んでください」と訳します。
とにかく自由奔放なベリー。フォトセッションでも、「ヨーグリーナ! ヨーグリーナ!」と呼びかけながら、観客とコール&レスポンス。最後まで踊り続けるなど暴走する彼女を、ヨーがなんとかハンドリングして舞台袖へと連れ帰りました。
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タケトの「キャラを取っ払って、いろいろと聞きたいと思います」という言葉を合図に、ゆりやんと福徳が再び登壇します。
改めてブルーベリーヨーグリーナを飲んだ感想を尋ねられたゆりやんは、「ボトルのかたちも色もオシャレで、むちゃくちゃおいしい。透明なのにブルーベリーの味がしっかりあって、スッキリしている。喉が乾いたときに飲むのもいいですし、さっきの私みたいに大暴れして汗かいた運動後にも飲みたくなる。1回飲んでください」とアピール。福徳も「1口飲んだら、うまっ!ってなって、さらに飲みたくなるんです」と、そのおいしさに大満足の様子です。
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コント形式でPRという珍しいイベントですが、「ゆりやんだからこそ、できる」(福徳)「福徳さんやったから、安心してできました」(ゆりやん)と讃え合う2人。1回練習したのみで、本番はほぼアドリブだったそうで「よしもとの先輩後輩なんですけど、大学の先輩後輩でもあるので気が合います。楽しかったです」と充実した表情を浮かべるゆりやん。これからも「2人で何かやろう」と企む2人ですが、ゆりやんの「ジャルジャルさんに入れてください」とのお願いを、福徳は「ごめん」とキッパリ拒否。「僕ら、世界観強いんで。尖ってるんで。簡単には入れられない」と笑いつつ説明しました。
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ベリー・ブルーが「めっちゃうまいやんけ、ディス!」とアピールするブルーベリーヨーグリーナ&サントリー天然水は、明日6日より発売。キャンペーン特設サイト(https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/blueberry/)では、ベリー・ブルーとグリーナ・ヨーによるオファーを受けてからCM完成の舞台裏まで7本のスペシャル動画を配信中です。ぜひチェックしてください!
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【ゆりやんレトリィバァ】【福徳秀介】【ジャルジャル】

おばたのお兄さんが沖縄花月に登場!外国人のお客さまに自虐トークを展開

2月25日(日)、よしもと沖縄花月で「土日祝特別公演」が開催され、沖縄芸人4組のほか、おばたのお兄さん、ガンバレルーヤ、はんにゃ、COWCOWがネタを披露しました。

まずトップバッターで登場したのは、ゆかとちあきの女性コンビ、ハイビスカスパーティー。頭に飾ったハイビスカスの花がトレードマークのちあきは既婚者で、夫がトルコ人男性ということから、トルコにちなんだボケをたたみかける漫才を披露し、会場の空気を温めます。

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二番手のピーチキャッスルは、「早起きは三文の徳」「一寸先は闇」をテーマにした漫才を展開。続くありんくりんは、外国人観光客に扮したクリスと、コテコテの沖縄方言を操るりゅうたが軽妙なやりとりを繰り広げました。

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4組目の初恋クロマニヨンは、飲み会のあと酔っ払いを家まで送り届けるシチュエーションの漫才を披露。三者三様のキャラクターが光るテンポの良い掛け合いを見せました。

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沖縄芸人に続いて颯爽と現れたのはおばたのお兄さん。ドラマ「花より男子」で小栗旬さんが演じた花沢類のいでたちで姿を見せると、客席から期待の拍手が起こります。
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「普段芸人さんと同じ舞台に立つ機会がないからうれしい」と、どこまでも小栗さんの設定を崩さないおばたのお兄さん。トーク中に不意打ちで、小栗さんがCM出演している和風だしを取り出し客席に振りまくと、お客さまがゲラゲラ笑うひと幕も。

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その後はお待ちかねの「ショート小栗」を次々と繰り出し、決めゼリフの「まーきのっ」で会場を盛り上げました。客席に外国人の方を見つけると「ごめんなさいね、分かんないヤツが分かんないヤツのモノマネをずっとやってるって地獄の時間ですね」と自虐的な気遣いをみせ、周りのお客さまも大爆笑。「人生楽しいことだけじゃないんだな、っていう時間にしてくださいね」と優しく呼びかけ、会場をどっと沸かせました。

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続いてはCOWCOWの登場です。今年で44歳になるという多田。頭の回転が早い男性になりたいということから、善しとふたりで逆さ言葉を言い合う回文ネタを展開します。

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そして、フランケンシュタインに扮した善しの歌ネタ、多田の個性的な「トリセツ」など、独特のゆったりした間合いから飛び出すネタで会場が笑いに包まれました。

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次のネタ披露はガンバレルーヤ。よしこが女優の小雪さん、まひるが俳優の松山ケンイチさんに扮し、人気番組「おしゃれイズム」の自宅公開動画をイメージしたショートコントで、シュールな世界を繰り広げます。

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コントの後は、よしこのお尻にまひるが顔をうずめる"仲良しギャグ"を披露。さらには、会場から選ばれた女性のお客さまとよしこが同じギャグを再現する場面もありました。女性が着ていた緑色のスウェットを見たよしこが、開口一番「まぁ~、きれいなずんだもちの色!」とひとイジり。その後は見事にギャグをこなし、会場から大きな拍手が起こりました。

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公演のトリをかざったのははんにゃ。大学の卒業式をテーマにしたショートコントで、卒業生を川島、祝辞を述べるOBを金田がそれぞれ演じました。

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一見、できる男風のOBを演じる金田ですが、全然心に響かない決めゼリフを次々連発してお客さまも大笑い。きょとんとする川島と、やけに自信満々の金田のギャップで大いに盛り上がり、バラエティに富んだ公演を締めくくりました。

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【ハイビスカスパーティー】【ピーチキャッスル】【ありんくりん】【初恋クロマニヨン】【おばたのお兄さん】【COWCOW】【ガンバレルーヤ】【はんにゃ】

マヂカルラブリー 初のルミネ単独ライブ「もうこれで終わってもいい」先行販売がスタート!

昨年のM-1グランプリファイナリスト マヂカルラブリー、自身初となるルミネtheよしもとでの単独ライブが5月12日(土)に開催されます。
2年連続でのM-1決勝進出を目指す2人の渾身の単独ライブ、その名も「もうこれで終わってもいい」。
3月5日(月)11:00から先行販売が開始。マヂカルラブリー初めてのルミネ単独をぜひ観に来てください!
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(村上コメント)
初めてルミネで単独させてもらいます。丸10年の芸人人生の全てを使ってみなさんに満足してもらえる、面白いくて楽しいものにしたいと思います!

(野田クリスタル コメント)
ずっと大宮で単独やってたのにルミネ単独やりなれてる感を出して行こうと思います。是非僕たちの単独とジョイマン単独を観に来てください

マジカルラブリー単独ライブ「もうこれで終わってもいい」

5月12日(土)
開場19:00/開演19:30
場所 ルミネtheよしもと
前売2800円/当日3300円
チケットよしもと先行
3/5〜3/7
一般発売
3/10(土)
【チケット取扱い】
チケットよしもと
http://yoshimoto.funity.jp/
TEL:0570-550-100
(Yコード:999-050)
チケットぴあ
ローソンチケット
※公演にNTTぷらら ひかりTVチャンネル4K放送の生中継が入ります。
※お客様こ映り込みの可能性がございますので、予めご了承ください。


【マジカルラブリー】

沖縄芸人×OBP オキナワ美少女プロジェクトが大喜利やジェンガでガチンコ対決!「G.I.ショー~芸人VSアイドル本気の五番勝負~」

2月25日(日)、よしもと沖縄花月で「G.I.ショー~芸人VSアイドル本気の五番勝負~」が開催されました。芸人とアイドルがそれぞれの意地とプライドをかけ、5つのお題で競い合って勝敗を決めるというガチンコ対決。MCはピーチキャッスル・真栄城が務めます。

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早速この日の主役たちがステージへ。OBP オキナワ美少女プロジェクトのゆーこさん、麻鈴さん、ココナさん、りりーさん、れんれんさん、るーりーさんが登場すると、待ちわびたファンの皆さんから大きな歓声が起こります。

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対する芸人は、ピーチキャッスル・桃原、けんたくん、ありんくりん(クリス、りゅうた)、マルキヨビル(しょうへい、勝連)の5人が登場。自己紹介でけんたくんがおなじみの胸毛を見せると、OBPの皆さんから大きな悲鳴が。また、桃原は「優樹のゆはユンケルのゆ、優樹のうはウコンのう、優樹のきはキシリトールのき! みんなの薬になりたいな、優樹でーす!」とあいさつ。アイドルとおじさんテイストが絶妙に入り混じったキャッチフレーズを披露し、笑いあり、ザワつきありのにぎやかな幕開けとなりました。

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最初の対決は「歌詞DEお絵かき」。ある歌の歌詞から連想する絵をチームのメンバーが描き、回答者はその絵を見て歌のタイトルを当てる、というゲームです。絵はひとりずつ見せていき、より少ない枚数で当てたチームが勝ちとなります。

まずはOBPチームからのチャレンジです。絵が得意だというOBPの皆さんはスムーズに描き上げて自信の表情。回答者のココナさんは、1人目のりりーさんの絵を見てすぐ「あ、分かった!」とにっこり。見事に正解の「大きな古時計」を当てて、幸先の良いスタートを切ります。

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ヤバい、と焦る芸人チームは回答者にクリスを選出。「ビヨンセとかじゃないと分からない!」と謎の危機感をにじませるクリスですが、出されたお題「前前前世」(RADWIMPS)に、絵を描く面々は「難しすぎる!」「問題の出し方に悪意を感じる」と大絶叫。案の定、5人全員の絵を見ても正解が出ず、1回戦はOBPチームの勝利となりました。

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2回戦は「人名ジェスチャー」。お題の人名について、その人物のまねをするのではなく、名前の文字1つずつの響きや雰囲気を体を使って表す、という普通のジェスチャーより難易度の高い問題となります。

先攻のOBPチームはゆーこさんが口をとがらせたり、麻鈴さんが体いっぱいで表現したりと大奮闘。メンバーもジェスチャーの意味を読み取ろうと一生懸命答えを出し、結果、ミニーマウスをはじめ3問正解を出します。

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続く芸人チームですが、最初のお題「妻夫木聡」を表現するジェスチャー担当・勝連の動きに回答の面々が「はぁぁ~?」とブーイング。あまりのドタバタにOBPの皆さんも大笑いするなか、何とか2問正解したところでタイムアップ。この勝負もOBPチームが勝ちを収めました。

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3つめの対決は「協力大喜利」。お題「ゴシップ誌『週刊とまりん』が最新号に掲載を予定している特大スクープとは?」に対して、「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした・どうして(なぜ)」をチーム1人ひとりに振り分け、すべてつなげてうまい答えを完成させるという企画です。

OBPチームは、年少メンバーのれんれんさんとるーりーさんに、リーダーのゆーこさんが意味を分かりやすく説明するなどチームワークもばっちり。そして出来上がった文章は「来年度」(りりーさん)、「とまりんで」(れんれんさん)、「あかちゃんが」(るーりーさん)、「マンホールを」(ゆーこさん)、「切りさいた。」(麻鈴さん)、「なぜかといいますとかくれてのぞいたから」(ココナさん)。シュールな文章に芸人たちから「かわいいなぁ」との声が漏れます。

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対する芸人チームの文章は「おととい」(勝連)、「ニューヨークで」(クリス)、「アムロナミエが」(しょうへい)、「もずくを」(りゅうた)、「エスカレーターの下で人を待ちながら」(桃原)、「知らない人がにぎったオニギリを食べてはいちゃったから」(けんたくん)。絶妙に怖さが漂う文章になってしまい、MCの真栄城の判定でまたまたOBPチームに軍配が上がりました。

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4回戦は「新!箱の中身は何だろな」。それぞれのチームで回答者を1人選び、ほかのメンバーが箱の中身の物体を触って入っているもののヒントをひと言で発表。より少ないヒントで正解を当てたチームが勝ちとなるゲームです。

先攻は「いろんなところに手を突っ込んできたから、これは自信ある」と謎の余裕を見せる芸人チーム。桃原が回答者となったのですが、箱の中身はなんとダイナマイト。触る方も何が入っているか分からない状態が続きますが、4人目のけんたくんがあっ、と勘づいた様子で「映画によく出てくる」とひと言。続くりゅうたも「時間制限がある」と重要なヒントを出し、ようやく最後に正解にたどり着きました。

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後攻のOBPチーム、回答者はゆーこさんです。るーりーさん、れんれんさんの後、りりーさんが出したヒント「Yシャツに使う」でゆーこさんがアイロンと答え、3人目で見事正解。またしてもOBPチームが勝利しました。

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五番勝負の最後のゲームは「小道具スカウト。」たくさんの小道具の中から各自好きな1品をチョイスし、その道具を使って各チーム交互にジェンガをするというチャレンジです。トップバッターのけんたくんに続いてチャレンジしたるーりーさんは、マジックハンドで豪快に積み木を抜き取る度胸の良さを見せて芸人たちもビックリ。しかし、次にトライした桃原があっけなく失敗し、OBPチームが5戦全勝の完全勝利となったのでした。

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勝利のごほうびはお客さまもお待ちかねのミニライブです。「最後なので盛り上がっていきましょう!!」とのゆーこさんのMCで、ファーストシングル「darwin!!」を披露。芸人たちも客席から声援を送るなか、会場全体が一体感に包まれるノリノリのステージを繰り広げ、笑いに包まれた5番勝負が幕を下ろしました。

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【ピーチキャッスル】【けんたくん】【ありんくりん】【マルキヨビル】

口上ゲストは当日のお楽しみ! シャンプーハット、千鳥ら豪華メンバーで贈る「月亭八光 約20周年記念祭り」開催決定

1996 年に父親である月亭八方に弟子入りして以来、幅広い分野で活躍し続ける落語家・月亭八光が、きたる3月23日(金)、なんばグランド花月にて「月亭八光 約20周年記念祭り」を開催することになりました。桂三度、シャンプーハット、千鳥、ダイアン、かまいたちら豪華ゲストも登場して記念すべき日を盛り上げるほか、口上にはシークレットゲストも! 3月5日(月)に行われた記者会見では、八光自身が同イベントへの意気込みや、気になる内容について説明しました。

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八光によると「よくよく計算したら正式には22年目」だったそうで、「(20周年を)過ぎてるので、ちょっとしたお祭りで皆さんに喜んでいただければ」と同イベントを企画。自身の落語に加え、落語・漫才から、それぞれ若手の人気どころが出演し、「ワーワー言いながらお祭り騒ぎを」と話します。また、冒頭には口上があり、出演者は目下交渉中。「(口上の出演者が)顔を上げたとき、当日来てくださったお客さまに喜んでいただきたい」と、顔ぶれに自信をのぞかせました。

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当日、披露する落語は「渾身の一席です」とニッコリ。現在、持ちネタは20ほどありますが、同イベントではふだんやっていない演目に挑戦しようと考えており、現在、選定中だそうです。全編、落語のイベントにしなかった理由として、「落語を見たことがない方でも、このメンバーなら『見に行ってもいいかな』という感じで来ていただける。そこで新しい発見をしていただければ」と狙いを明かしていました。落語は自身が口演する一席と、ほかに一席程度で、落語家たち、漫才師たちは大喜利やゲームで対決する予定です。

「ここまでやって来られた要因は?」との質問には、「奇跡的な運と育ちの良さやと思います」とキッパリ。入門した瞬間から、「名もなき先輩方がみんなおもろい。表に出てる人なんて、神がかってるほどおもろい」と驚いたとか。そんななかで、転機になったのはメッセンジャーとの出会いで、「『世の中に、こんなイヤなこと言う人おるのか』というほどイヤなことを言う(笑)。目の前でボロクソに言う。そのおかげで、いつのまにか他の同年代の人からも言うてもらえるようになり、みんなとの距離感が縮まった。打たれ強くもなった」としみじみ。もちろん、師匠であり、父でもある八方にも改めて感謝を。「親父の、好かれても嫌われてもない中間の感じがよかった。親父がもっと丁寧に人生を送ってたら、僕ももっと周りから気を遣われていたと思う。親父の生き方が、今の僕に返っている気がする」と、その存在の大きさを語っていました。

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なかでも大きな奇跡として挙げたのが、テレビ局でのさまざまな出来事。八方に弟子として付いていた時期は、毎日どこかのテレビ局に出入りしていましたが、持ち前の(?)サボり癖が出て生放送中はいつもスタジオ外へ。そこでスタッフの方々と交流するうち、ロケの仕事が舞い込んだことも。『すてきな出逢い いい朝8時』へのレギュラー出演も、収録後に局の喫茶店でうつみ宮土理さんと仲よくなったことがきっかけだったそうで、「そんな、普通はありえないことが重なった。奇跡の積み重ねですね」と振り返っていました。

マルチな活躍ぶりゆえ、「落語家なのか、タレントなのか」という質問も。「一時期、落語家という意識が薄くなっていた時期もあったが、常にやんわり落語家というのがあり、7、8年ぐらい前からは、落語というものに対する思いがさらに強くなってきた。生涯落語家という思いはずっとある」と八光。最近は、「とにかく面白い落語を見てもらいたい」と、旬の若手落語家たちをクローズアップする落語会「八光セレクション これでどうだ!!」も主宰。「(天満天神)繁昌亭でやってる『上方落語 若手噺家グランプリ』を見に行って衝撃を受けた。全員おもろい。こんなおもろい若手おって、中堅にもおもろい人おって、なんでお客さんがもっと入らんのかな、と。僕が旗振って、自分も出て、ヒリヒリするような舞台をやりたい。おもろい人しか出しません、とハードルを上げたものをやりたいと思って始めた」会で、自分自身も出演者のひとりとして奮闘。毎回、多くの来場者を集めています。

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また、すっかり関西の"顔"のひとりとして人気を獲得した八光ですが、「東京への進出は?」との質問に対しては、「欲がないことはないが、大阪は生まれ育った街で好きですし、雰囲気もいい」と回答。年に1、2回は東京の番組に「特別扱いで呼んでもらえる」こともあり、「軸足を東京に移すと、吉本だけでも錚々たる顔ぶれで勝機はない。でも、たまに特別扱いで行くと、横並びで置いてもらえる。それなら大阪という愛着あるところでやってた方がいいんかな」と分析。これからも、あくまで関西をベースに活動していきたいと語っていました。

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【月亭八光】

大平サブローら多彩なゲストとともに、歌ありコントありで魅せた「由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ♡みたいなディナーショー Part.5」

3月4日(日)、大阪・リーガロイヤルホテルにて、「由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ♡みたいなディナーショー Part.5」が開催されました。吉本新喜劇が誇る"美魔女"のふたり、末成由美と未知やすえによるディナーショーもはや5回目。華やかな衣装も楽しいふたりの歌、大平サブロー、内場勝則ら多彩なゲストを迎えてのコント、そして記者会見で話題となっていた「命がけ」のチャレンジ企画も盛り込んで、今年も見どころたっぷりのパフォーマンスが繰り広げられました。

オープニング、『ダンシング・ヒーロー』の前奏が流れると、ラメたっぷりのハデハデ衣装をまとった末成とやすえが舞台へ。なんと、登美丘高校ダンス部の皆さんが踊って大ブームを巻き起こした、「バブリーダンス」にチャレンジです! 

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バックダンサーをしたがえキレのいいダンスを披露すると、客席からは大歓声。花道でやすえが転んでしまうというハプニングもものともせず、最後まで踊りきったふたりに大きな拍手が送られました。

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ダンスを終えた末成とやすえは息が上がってフラフラ。まさに「命がけ」のチャレンジは、見事、大成功となりました。

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やりきった!という充足感でいっぱいのふたりは、「本日はどうもありがとうございました」袖にはけようとするも、どこからか「ちょっと待て!」という声が。コントの舞台となる「スナック花月」のバーテンに扮した内場が、「これからスナックを開けないとアカンのに」と登場しました。末成がママ、やすえがチーママという設定らしく、「バブル時代の思い出話をするうちに、思わず踊ってしまった」のだとか。

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1本目のコントでは、上得意である吉本商事の社長・中田はじめとその部下・伊賀健二が来店。中田のアンパンマンネタでさっそく笑わせた後は、末成とやすえが揃って伊賀にひとめぼれして大騒動に!? 「歌のうまい人がタイプ」という伊賀にアピールすべく、それぞれ自慢ののどを聴かせます。

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やすえは傘をさして客席を歩きながら『雨のち晴レルヤ』を熱唱。鮮やかなブルーのレインコートを脱ぎ、イエローの上下へと衣装替えも! 

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対する末成は、グリーンのドレスにウィッグでガラリと印象を変え、『夜桜お七』を情熱的に歌い上げました。
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伊賀に「お上手です」と言われて大喜びのふたり。しかし、伊賀の思い人は意外な人物で...? 予想外の結末に、客席は大爆笑となりました。

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ピアノの生演奏を経て、2本目のコントへ。「最近、チンピラたちがみかじめ料をとりにまわっているらしい」とうわさ話をしていると、そこに伊賀扮する兄貴と舎弟たち(中田、白原昇ら)がやって来ます。

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内場から二役での再登場をイジリ倒され、さらに伊賀の新幹線ネタなど新喜劇ならではの笑いもたっぷり。チャイナ服をまとった末成が、ブルース・リーさながらのカンフーアクションで4人を撃退するシーンでは、「アチョー!」と叫びながらの本格的な立ち回りでも魅了しました。

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さらに衣装を替えて、こんどは客席を練り歩きながら「同伴出勤してくれる人」を探すふたり。3本目のコントは、どうやら「スナック花月」5周年記念パーティーが舞台となる様子。自ら名乗りを挙げるお客さんも多数出るなど、やりとりを楽しみながら盛り上げていきます。

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パーティーのゲスト芸人役として登場したのは、もりやすバンバンビガロ。「アシスタント急病で来れなくなったからできない」というもりやすに、末成&やすえは「私たちがやります!」と宣言! 

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まずはもりやすが、ボールや輪、リンゴを使ったジャグリングを披露。お客さんに輪を投げてもらうなど参加型スタイルで盛り上げます。

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さらに、アシスタントのふたりを呼び込み、リンゴを回しながら食べるジャグリングに挑戦します。ほかに皿回しや輪投げ&キャッチも行い、すべて成功! やすえが末成の頭に向かって輪を投げるジャグリングでは、大きなカツラをかぶっているにもかかわらずすっぽり入って大喝采。もちろん成功するたび、もりやすとともに決めゼリフ「バンバーン!」を叫ぶふたりでした。

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最後のコントでは、末成がやすえに内緒でつきあっている彼氏役でサブローが登場。女の友情に危機が訪れてしまいます。

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サブローが「12年ぶりにやった」という横山やすしのモノマネを披露すると、お客さんは大喜び。末成とのイチャイチャ場面も笑いを誘います。

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と、ここでまた白いドレスに衣装に着替えたやすえが情感たっぷりに『ハナミズキ』を熱唱。

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末成の幸せを願う気持ちを表現すると、末成もシックなドレスに身を包み、『愛の賛歌』で応えます。

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お互いの思いをぶつけ合って、末成とやすえは仲直り。さらに強まったふたりの絆ゆえ、サブローはあえなく振られてしまうはめに...。

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落ち込むサブローに、内場は「イヤなことは忘れて歌ってみたら」とアドバイス。『やっぱ好きやねん』を未練たっぷりに(?)歌い、その甘い声で客席を酔わせます。歌のパワーで心機一転、サブローも新たな人生へと向かうところで物語は幕となりました。

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エンディングでは、「なんとか5回目のディナーショーを無事に終えることができそうです。ありがとうございました」と挨拶したやすえ。末成も「こうしてできるということは、本当に皆さまのやさしい心のおかげ」と感謝します。さらに「命のある限り挑戦したい。あと30年は固いと言われています」と宣言すると、さすがにやすえは「私は無理です! 30回も!」と弱気に!? 「では、体が動く限り!」と言い換え、ふたりは「皆さまが来てくださる限り、頑張りたいと思います」と声を揃えました。

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出演者も再び舞台へ集合。内場は「(2回公演のため)真っ昼間にディナーショーという貴重な体験ができた」と笑いをまじえてコメント。

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中田は「1回目から出たかった。やっと夢がかなった」とうれしそうです。伊賀も「まさか僕がこのディナーショーに出れると思わなかった。楽しかったです!」と笑顔。新喜劇に入ったばかりという白原は、「芸歴1年目で、まさか呼んでいただけるなんて。光栄の限りです」と述べ、末成から「頑張ってね」と激励されていました。

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輪のジャグリングに成功したことを振り返り「一発で入ってびっくり。練習では全然入らなかったのに」と話したのはもりやす。

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サブローは「やすえちゃんと最初に出会ったときは高校生で、セーラー服姿だった。末成姉さんは、ボクらが若い頃、セクシービームを出している憧れの存在で。そんなふたりの舞台に出してもらえてうれしい」としみじみ語っていました。

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最後の曲は、『明日があるさ』を吉本新喜劇バージョンにした替え歌。座員のオフショットをまじえながら、「♪明日がある、明日がある、吉本新喜劇〜」と晴れやかな表情で歌い上げました。

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やすえの「また来年、ここで皆さまにお会いできますように。本日はどうもありがとうございました」との言葉で締めくくり、舞台を後にしたふたり。次はどんなパフォーマンスで驚かせてくれるのか、「part6」にもどうぞご期待ください!

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【末成由美】【未知やすえ】【大平サブロー】【内場勝則】【中田はじめ】【白原昇】【もりやすバンバンビガロ】