最新ニュースインタビューライブレポート

記者会見

2018年3月16日 (金)

高砂市にこうへんのか~い!!兵庫県「高砂市応援大使」に吉本新喜劇"吉田裕"が就任!!

本日3月16日(金)、兵庫県高砂市役所にて吉本新喜劇"吉田裕"が「高砂市応援大使」を就任いただきました。

20180316211121-d30183d33fc191d52e834fba745bdca7b823e7e9.jpgまず、一般社団法人高砂市観光交流ビューロー 西中亮二理事長、登幸人高砂市長より「応援大使として高砂市のいいところなど、たくさん発信してほしい」と激励のお言葉をいただきました。
西中理事長より、委嘱状、名刺、そしてたくさんの特産品をいただき、ご満悦の吉田。

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高砂市で生まれ、育ってきた吉田。応援大使に就任された今の気持ちはと問われると、「吉本新喜劇に入り、"乳首ドリル"というギャグでようやく高砂市の方に公式に認めてもらえて嬉しいです。高砂市をPRするプロモーションビデオに過去に出演させていただきまして、その時に高砂市のまちのPRのための名前を決めようということで僕も応募させていただきましたが、見事に落選いたしました。まだまだ高砂市の皆さまにその時は認められてないな、と思っていましたが、この度、応援大使をいただき、本当に嬉しいです。」と語りました。

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「住みやすい町、そして素敵な仲間がいる、そんな地元を僕が出来ることで応援していきます。」と今からやる気十分です。

その後、質疑応答を行ないました。

高砂市の思い出は、と聞かれると今でも参加している『祭り』だという吉田。幅広い世代の方と交流ができる、そのような祭りが大好きだという。忙しいときには1時間だけでも祭りのために帰省しているそうで、「まわしのキュッとした感じを年に1回は味わいたい」と祭り愛も語りました。「裸に抵抗がなくなったのは、高砂市のおかげかも。」と記者陣を沸かしていました。

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高砂市の魅力は、と問われると「海にも山にも近いところ」だいう吉田。1日で両方楽しめますので、皆さんに是非来て欲しい!あったかい町は他にはないです!とアピールしていました。

その後、観光スポットを回り、当時の思い出を振り返りつつ、写真撮影を行ないました。

今後も高砂市の魅力発信に協力していきます!

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【吉田裕】

2018年3月13日 (火)

福岡の街で絶賛撮影中!博多華丸が初主演の映画『めんたいぴりり』撮影現場潜入&会見レポート

2013年、テレビ西日本開局55周年ドラマとして製作された『めんたいぴりり』。ダブル主演で福岡出身という、息もぴったりの夫婦を演じた博多華丸と富田靖子さんの海野夫婦がスクリーンで帰ってきます!
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明太子(めんたいこ)をつくった「ふくや」創業者の川原夫婦をモデルとし、ローカル局が製作したドラマにもかかわらず、放映後に想像以上の反響を呼びフジテレビやBSフジなどを含む21局、そして海外でも放送されました。ドラマも第2弾まで製作、2013年には博多座での舞台公演、そして今回映画化が決まった『めんたいぴりり』。その撮影現場にお邪魔してきました!

撮影場所は、博多の観光名所である櫛田神社で初詣のシーン。多くの観光客がいる中、昭和30年代の格好をしたエキストラがなんと100人以上!その先頭にいるのが、博多華丸が演じる海野俊之率いる海野家族です。江口カン監督の演技指導を受け、いざ撮影スタート。
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順調に初詣シーンを撮り終えた博多華丸と富田靖子さんの会見が行われました。

この日の撮影について、華丸は「だいぶ早めの初詣をさせていただいた感じですね。」、富田さんは「お芝居の仕事をやらせていただいた中で初詣のシーンで、100人のエキストラの方がいらっしゃる現場は初めて。みなさん当時の格好をされていてタイムスリップした感じがしました」と感想を述べました。
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映画にかける想いを問われ「ドラマを1、2、そして舞台をやって、スタッフ・出演者一同、多分これが集大成だと思ってるんじゃないかな。今まで以上に大変ですが、よっぽどいい見返りがあるだろうと思いながら、頑張らさせていただいております(笑)!」と華丸。
富田さんが「テレビと映画って撮影の幅が違うので、セットがパワーアップしてますね。新しいお店がいくつか開店されてました!でも私たちのおうちは同じです」と、映画とドラマの違い答えると、「あ〜、それは全然気づかなかったですね(笑)」と、感心する華丸は、続けて「全国公開の映画なので、方言とか少しマイルドにしなきゃいけないかなと思ったんですが、割とそこは自由で、なんだったら前以上に方言は強くなってるかもしれないです(笑)」とコメント。

映画だからこそ出来ている事という質問に、「こっちが聞きたいくらいです(笑)!スクリーンでこの作品が見れるなんて想像もつかないし、撮影をしながら、これ映画っぽいなっていうのはあんまりわからないです」と、華丸が正直に答えた。
「今度、球場のシーンで1000人のエキストラの方にご出演いただくらしいので、そのシーンは映画って感じがするんじゃないかなー」と言う富田さん。
「エキストラに過敏ですね〜(笑)!」と、突っ込む華丸に一同爆笑。
「いや、映画でもなかなか1000人集まる事って少ないので、すごく驚いたんですもん!コンサートでもやるのかなって」という富田さんに、「陸王は4000人くらいいたらしいですよ」と華丸が答えると「負けた〜(笑)」と悔しがる様子をみながら「竹内涼真と博多華丸の違いですね、申し訳ない(笑)!」と謝る姿は、まるで作品の中の海野夫婦のようでした。
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福岡の人には馴染みの場所が出てくる面白さがありますが、全国の人に見て欲しい部分はとの質問に対して「そこはあまり意識していないですね。監督に言われた通りにやってます。
あまりそこまで考える余裕がないんです、ワタクシは(笑)!記者会見でも言いましたが、見終わって「ああ、今日の夜は明太子食べよう」と思っていただければ一番いいかな。『秘密のケンミンSHOW』みたいな気持ちでやらせていただいております!」と華丸。
記者から「明太子以上にヒットするといいですね」と言われ、「いやいや恐れ多いです!とり皮くらいにしときましょう!あれも流行りましたからね(笑)」と切り返します。

この5年間の『めんたいぴりり』の作品がドラマから、舞台、映画にまでなったことに対して華丸は「想像してませんでしたよ〜!未だに疑ってますもん(笑)」とのこと。
全国の『めんたいぴりり』ファンに、映画として届く事への期待感や楽しみを聞かれると「吉本の劇場がある新宿ルミネの近くに、映画館もいっぱいあって見に行ったりするんですが、そこに『めんたいぴりり』のポスターがあったら嬉しいなとは思いますね。そんな大きな映画館であるかどうかはわからないですけど(笑)」と目を輝かせます。

久しぶりの共演について二人は「髪の毛の長い華丸さんだったら、台詞がぱっと出てこないと思うんですが、記者会見の時にはすでにこの髪型で来てくださったので(笑)、この俊之さんがいれば台詞もすぐに出てきます。髪が長いと厳しいかな〜、髪の毛に意識がいっちゃいそう(笑)」と言う富田さんに「髪型は、いいスイッチになってますね。最初のドラマの時にズラでやろうかと言ってたんですけど、潔く切ったんです」と華丸。
また、『めんたいぴりり』以外で富田さんとの共演はないという華丸は「私も『逃げ恥』出たかったですよ。博多座の『めんたいぴりり』の舞台では宇梶剛さんと一緒で、その宇梶さんと富田さんが新垣結衣のお父さんお母さんを演じるなんて羨ましかったです(笑)」と笑いを誘います。
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最後に「『めんたいぴりり』は山笠(福岡の祭り)との縁も深くて、毎回そのシーンありますし、今回ももちろんございますから、祭りと博多の活気が全国に伝わればいいですね!
朝4時59分という誰も起きてない時間帯に人知れず終わるお祭りなので、全国のみなさんに意外と伝わってないと思うんですよ。でも、700年以上の歴史があって、祭りとともに活気づいていくところが伝わればと。ただ言っときますが、伝統を重んじる山笠の世界、その放送されていない所で私、どれだけ挨拶まわりしてるか(笑)。
"映画の時だけやないか〜、あいつは!"って言われないために大変なんですから!その分ちょっとギャラに加えていただくか領収きりたいくらいです(笑)。でも、本当は7月からしか動かない山を、ボランティアで撮影の為に稼働していただいたり、おそらくルール的にやってはいけない事までご協力頂いていると思うので、山笠がこの映画でさらに認知されればいいなと」と熱く語る華丸。
記者に「華丸さんの芸能人生が全て詰まってるといっても過言ではない?」と聞かれ、「上映と同時に引退してもいいくらいです!もう十分です、この芸能界に未練はありません(笑)!」と、宣言していましたが、それくらい気合いを入れて、今回の撮影にのぞんでいることが十分にわかる会見でした。

最後に美しい梅の木の下で写真撮影。最初の出会いから5年目を迎える海野夫婦は、とても自然な笑顔で本当の夫婦のような雰囲気が印象出来でした。
来年1月公開予定の映画『めんたいぴりり』で、またこの夫婦に会えるのが楽しみですね!



【博多華丸・大吉】

2018年3月 6日 (火)

レギュラー番組4本決定!「三瓶、ふるさと福島へ」発表会見レポート

3月5日、福島よしもとにて、4月より東北に活動の拠点を移す三瓶の「三瓶、ふるさと福島へ」発表会見が福島よしもとで行われました。
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司会の福島県住みます芸人ぺんぎんナッツが登場し、三瓶がふるさと福島に帰って来ることが紹介されました。
「三瓶兄さんが帰ってくると自分らの仕事が取られるのでは?という危機感から実は戦々恐々としているんです。」とホンネをちらり。そしていよいよ三瓶の登場です。

登壇してそうそう大勢のマスコミを見て、「大ごとにじゃない?本当にありがとうございます。」と頭をさげ、おきまりの「三瓶です!」を交えながのら自己紹介。
シャッターの少なさに慌てたぺんぎんナッツが「今がシャッターチャンスですよ!わかりますか?ではもう一回!」とマスコミに再促すると、今度は多くのシャッター音が。
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改めて「福島に帰ってきました!」と挨拶されました。
福島に帰ってくることを家族に(電話で)伝えたところ、父が低いトーンで「好きなようにしな!」と言われ、歓迎されていないのでは!?と思ったそうです。

「福島でやりたいことは?」というぺんぎんナッツからの質問に「新喜劇のような劇団をやりたいです!福島の人たちにも参加してもらって!」と語りました。
それを聞いたぺんぎんナッツは「僕たちも参加できますか?」と聞くと「オーディションを受けてください!」とばっさり。
また、「東京での仕事は?」の質問に「東京での仕事も通いながら両立していきます。」と答えました。

更に既に決定している4月からのレギュラー番組も発表されました。
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テレビが2本、ラジオが2本の計4本とぺんぎんナッツの3本を超えており、喜ぶ三瓶でしたが、ラジオが各2時間の番組であることを知ると「今までに経験したことがないです!」と不安がる一面も。
最後は「4月よりお世話になります。心をひきしめて、今の段階で一生懸命やって結果を出していきたい。東北を盛り上げるタレントになっていきますので、宜しくお願いします」と力強く語りました。

その後の質疑応答では、「平愛梨さんには、伝えましたか?」の問いに、「まだ伝えておりません。ラインで伝えます。」と答えました。
また、「復興のためにも福島に尽力をお願いします。長友さんや愛梨さんに来てもらえるとみんなも喜ぶと思いますが、お願いできますか?」の質問には、「お笑いをみて、笑ってもらえて幸せを感じてくれたらうれしいです!力になれればいいと思います。また長友さんや愛梨ちゃんは優しいので、いろいろな事情があるかと思いますが、お願いはしてみます。可能性は0ではないです。」と心強い発言をされました。

別の記者からの「福島県ではなく、なぜ東北6県ということになったのですか?」の質問には、「知名度はあるので!東北をもりあげていきたいです!東北の芸人というとまっさきにサンドイッチマンさんが、思い浮かぶと思いますが。サンドイッチマンさんには勝てるとは思っていませんが、三瓶もいるのか!と思ってもらいたいです。」と冗談も交えながら回答。
最後に「結婚は?」の質問には、「東北で彼女をつくろうと思ってます」と力強く宣言しました。

新たなスタートを切った三瓶に益々期待が膨らむ会見となりました。
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2018年3月 5日 (月)

口上ゲストは当日のお楽しみ! シャンプーハット、千鳥ら豪華メンバーで贈る「月亭八光 約20周年記念祭り」開催決定

1996 年に父親である月亭八方に弟子入りして以来、幅広い分野で活躍し続ける落語家・月亭八光が、きたる3月23日(金)、なんばグランド花月にて「月亭八光 約20周年記念祭り」を開催することになりました。桂三度、シャンプーハット、千鳥、ダイアン、かまいたちら豪華ゲストも登場して記念すべき日を盛り上げるほか、口上にはシークレットゲストも! 3月5日(月)に行われた記者会見では、八光自身が同イベントへの意気込みや、気になる内容について説明しました。

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八光によると「よくよく計算したら正式には22年目」だったそうで、「(20周年を)過ぎてるので、ちょっとしたお祭りで皆さんに喜んでいただければ」と同イベントを企画。自身の落語に加え、落語・漫才から、それぞれ若手の人気どころが出演し、「ワーワー言いながらお祭り騒ぎを」と話します。また、冒頭には口上があり、出演者は目下交渉中。「(口上の出演者が)顔を上げたとき、当日来てくださったお客さまに喜んでいただきたい」と、顔ぶれに自信をのぞかせました。

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当日、披露する落語は「渾身の一席です」とニッコリ。現在、持ちネタは20ほどありますが、同イベントではふだんやっていない演目に挑戦しようと考えており、現在、選定中だそうです。全編、落語のイベントにしなかった理由として、「落語を見たことがない方でも、このメンバーなら『見に行ってもいいかな』という感じで来ていただける。そこで新しい発見をしていただければ」と狙いを明かしていました。落語は自身が口演する一席と、ほかに一席程度で、落語家たち、漫才師たちは大喜利やゲームで対決する予定です。

「ここまでやって来られた要因は?」との質問には、「奇跡的な運と育ちの良さやと思います」とキッパリ。入門した瞬間から、「名もなき先輩方がみんなおもろい。表に出てる人なんて、神がかってるほどおもろい」と驚いたとか。そんななかで、転機になったのはメッセンジャーとの出会いで、「『世の中に、こんなイヤなこと言う人おるのか』というほどイヤなことを言う(笑)。目の前でボロクソに言う。そのおかげで、いつのまにか他の同年代の人からも言うてもらえるようになり、みんなとの距離感が縮まった。打たれ強くもなった」としみじみ。もちろん、師匠であり、父でもある八方にも改めて感謝を。「親父の、好かれても嫌われてもない中間の感じがよかった。親父がもっと丁寧に人生を送ってたら、僕ももっと周りから気を遣われていたと思う。親父の生き方が、今の僕に返っている気がする」と、その存在の大きさを語っていました。

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なかでも大きな奇跡として挙げたのが、テレビ局でのさまざまな出来事。八方に弟子として付いていた時期は、毎日どこかのテレビ局に出入りしていましたが、持ち前の(?)サボり癖が出て生放送中はいつもスタジオ外へ。そこでスタッフの方々と交流するうち、ロケの仕事が舞い込んだことも。『すてきな出逢い いい朝8時』へのレギュラー出演も、収録後に局の喫茶店でうつみ宮土理さんと仲よくなったことがきっかけだったそうで、「そんな、普通はありえないことが重なった。奇跡の積み重ねですね」と振り返っていました。

マルチな活躍ぶりゆえ、「落語家なのか、タレントなのか」という質問も。「一時期、落語家という意識が薄くなっていた時期もあったが、常にやんわり落語家というのがあり、7、8年ぐらい前からは、落語というものに対する思いがさらに強くなってきた。生涯落語家という思いはずっとある」と八光。最近は、「とにかく面白い落語を見てもらいたい」と、旬の若手落語家たちをクローズアップする落語会「八光セレクション これでどうだ!!」も主宰。「(天満天神)繁昌亭でやってる『上方落語 若手噺家グランプリ』を見に行って衝撃を受けた。全員おもろい。こんなおもろい若手おって、中堅にもおもろい人おって、なんでお客さんがもっと入らんのかな、と。僕が旗振って、自分も出て、ヒリヒリするような舞台をやりたい。おもろい人しか出しません、とハードルを上げたものをやりたいと思って始めた」会で、自分自身も出演者のひとりとして奮闘。毎回、多くの来場者を集めています。

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また、すっかり関西の"顔"のひとりとして人気を獲得した八光ですが、「東京への進出は?」との質問に対しては、「欲がないことはないが、大阪は生まれ育った街で好きですし、雰囲気もいい」と回答。年に1、2回は東京の番組に「特別扱いで呼んでもらえる」こともあり、「軸足を東京に移すと、吉本だけでも錚々たる顔ぶれで勝機はない。でも、たまに特別扱いで行くと、横並びで置いてもらえる。それなら大阪という愛着あるところでやってた方がいいんかな」と分析。これからも、あくまで関西をベースに活動していきたいと語っていました。

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【月亭八光】

2018年2月28日 (水)

博多の老舗「チョコレートショップ」監修!砂糖不使用の「チョコレートアイスクリーム バー」発売記念イベントにfumikaが登場

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2018年2月26日、博多にある"博多のチョコのはじまりどころ"で有名な創業76年の「有限会社チョコレートショップ」監修のもと、協同乳業より「チョコレートアイスクリームバー」(180円)が発売されました。
その発売を記念して、2月27日、記者発表と記念イベントがチョコレートショップ・ギフトサロンにて開催され、fumikaが歌手の依布サラサさんとともにゲストとして登場しました。
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「メイトー」ブランドとして「ホームランバー」など数々のアイスクリームを長年手掛けてきた協同乳業の新たな試み・「チョコレートアイスクリームバー」は、ロレーヌ岩塩とフランス産クリームチーズを使用した濃厚なバニラアイスを、チョコレートショップが近年手掛けている砂糖不使用の「ZEROチョコレート」をベースとしたカカオ40%のチョコレートでコーティングしているもの。
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報道陣より一足早く試食した二人の感想は「お水をまったく欲しくならないスッキリ感にビックリしました。ペッパーやオリーブオイルなんかのちょい足しもいいかもしれませんね!」(サラサさん)
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「1本で食べ応えがしっかりあって大満足です。東京在住で福岡が恋しくなることがありますが、博多でしか買えないチョコレートショップさんのアイスが全国で買えるっていうのはとても嬉しいです」(fumika)と大好評でした。
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「どんなときにチョコレートを食べたくなりますか?」という質問に、「子どもが学校に行って、家事がひと段落して、夕飯の支度をする前の一人の時間のご褒美です」とサラサさん。
一方、fumikaは「楽曲の制作やレコーディングのときにとても頭を使うので、そういうときに食べると癒されますね~」とコメント。

福岡在住と福岡出身、二人の歌姫に絶賛頂いた「チョコレートアイスクリームバー」、最後に㈲チョコレートショップ・佐野隆社長の想いをお届けします。
「この1年で、数えきれないほどの試行錯誤を繰り返し、今日という日を迎えました。正直、カカオ40%のチョコレートアイスなんていうものはこれまで考えられませんでした。この脂っぽさのないチョコレートの濃度と、濃厚なバニラが組み合わさると、なぜかスッキリと透明感のある味に仕上がったんです。とにかく仕事にも恋愛にも家事にも介護にも育児にも、"いつだって頑張る=言い訳のできない女性たち"が、言い訳をせずに、罪悪感を持たずに食べられるごほうびアイスを作りたいという想いがあったので、一切妥協はしていません」。
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皆さんもぜひ、全国のローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキにてお求めください。
(チョコレートショップ本店、ギフトサロン、博多の石畳ではお取り扱いしていません)

人気キャラクター・茂造がキス!? 茂造の夜公演10周年記念公演『ひみつの茂造』開催決定! 女の子の子役も絶賛募集中!

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吉本新喜劇座長・辻本茂雄が演じる人気キャラクター・茂造の夜公演がついに10周年を迎えました! これを祝して、茂造の夜芝居10周年記念公演『ひみつの茂造』が、4月24日(火)〜5月7日(月)に全14公演で開催することが決定しました。

茂造が繰り広げるハチャメチャのルーツはどこにあるのかを紐解いていく物語シリーズは、2009年よりスタート。毎年上演するこの公演は、辻本自身のライフワークでもあり、今ではよしもと祇園花月にてお子さまからお年寄りまで楽しんでいただけるほどの名作に。連日立ち見がでるほどの公演となりました。昨年は芸能生活30周年とともに全国をまわり、より一層パワーアップした茂造の、記念すべき10作目となります。

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これに先立ち、2月27日(火)、よしもと祇園花月で会見が開かれ、お客様が見守るなか、辻本茂雄と出演者のアキ、島田珠代、平山昌雄、森田展義が登壇。同じく出演者の大島和久の司会進行の元、公演に向けての意気込みを語りました。

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まずは辻本から挨拶が。「当時の京橋花月で、お笑いも大切やけど夜は吉本興業の芸人が芝居をするんやということで、10年前に夜芝居が始まりました。何の芝居をしようかなと考えている時に、そういえば茂造のルーツをよく聞かれるな、ということで芝居にしました。第2弾では、松竹新喜劇座長の座長である渋谷天外さんにもご出演いただき、初めて松竹新喜劇と吉本新喜劇がコラボすることもできました。それから今回で10回目になります」と感慨深げ。この日登壇しているメンバーにも思いを馳せ、「珠ちゃんは7年目、アキちゃんは4年、森田くんは3年。平山くんに至っては、すべてに出てもらっています」と紹介し、客席から大きな拍手が。

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今回は新しい試みとして「いつもは吉本新喜劇、そして茂造の過去みたいな感じで分離していましたが、今回は初めて吉本新喜劇と茂造シリーズのお芝居が融合したお芝居になっています」とのこと。物語の内容についてはまだ明かせませんが、「これまで現実的なお芝居が多かったですが、今回は僕が何十年も前からやりたかった芝居があるんです。いつもとは現実離れした『え!? こんなことがあるのか』というようなお芝居の台本を書き進めております」とし、さらに今回の見どころを「辻本茂雄、初めてのキスシーンがあります。僕のキスが見どころです」と明かし、メンバーから「えぇっ!?」と驚きの声が上がり、思わず辻本が「ひかんといてくれる?」と苦笑い。「僕、キスシーンは舞台でやったことあるんです。以前、宅間孝行とずっと『つじたく』という芝居をしていたんですが、芝居の中で宅間孝行と芝居の中でキスをしたことがあるんです」と明かす辻本。

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今回のキスのお相手には現在オファーをしている最中で「その方がOKを出してくださったらキスシーンを台本に書きたいと思います」とのことで、いまのところ誰なのかはシークレット。「現実離れしたところは、お客さんは付いてこられるかなと心配しながらも、どうしても僕が何十年も前からやりたかった台本があるので、それを今回は挑戦したいと思います。皆さんに見ていただいて、いろんな意見が聞きたいです。今までとは違う茂造の夜芝居シリーズ、よろしくお願いします」と笑顔でPRしました。

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続いて、今回の公演を彩るメンバーからもコメントが。アキは「まだどんな役なのか全く聞いていませんが、楽しみで仕方ありません。2週間、毎日楽しい公演なので、一回一回のステージを燃え尽きていきたいと思います」とのこと。さらに「吉本に入る前は東映でスタントマンや役者をしていたので、東映魂もぶつけられたらなと思っています」とやる気満々。

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島田珠代は「これまでいろんな役をやらせていただきました。女子高生とかニューハーフとか、イノシシとかね(笑)。次はどんな役か、楽しみで仕方ないです。ちょっと触りだけでも教えてもらえますか?」と持辻本にちかけます。今回の珠代の役は「ある会社の社長役」だそうで、珠代の「社長顏ですもんね!」の言葉にすかさず辻本が「どこがやねん!」とツッコみ、お客さんも大笑い。

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これまで全公演に出演している平山は「1回目から出させていただき、勉強させていただきました。今回も足を引っ張らないようにがんばりたいと思います」と意気込みました。すると辻本は、「今回は、これまでとは違う平山が見られる。今回、平山はすごい役です。おもしろく、切ないストーリーを背負っています」と明かし、期待が膨らみます。

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森田は「今回は『ひみつの茂造』ということで、茂造にどんな秘密なのか楽しみです。私自身は秘密のない生活を送っていますから」語ると、「ほんまに言うていいんか?」と辻本が森田の私生活をポロリと明かし、続いて森田も自分から近頃起こったハプニングを暴露。ココだけの話に、会場のお客さんも大喜びでした。

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大島は、「僕も今回出させていただけるということで、自分の力を精一杯出してきたいと思います。辻本さんによく『知識がなさすぎる』と言われるんですが、カーリングのこともまったく見ていませんでした。言い訳をしてもどうしようもないんですが、元気だけはあるので、皆さんに迷惑をかけないようにしっかり盛り上げていきたいと思います」と意気込んでいました。

そして最後に辻本から改めて挨拶が。「10年目の節目として、一度新しいことに挑戦してみたいと意気込んでいます。新しい芝居、観に来たらどうや?」と客席に呼びかけ、大きな拍手が沸き起こりました。

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会見後の囲み取材では、「先ほども会場でお話ししたように、10周年ということで、今までとは違うことをしなけばならないと思いました。いつもは一幕、二幕とバッサリ違う作り方をしていたんですが、やはり吉本新喜劇の座員ということで、吉本新喜劇とシリアスな場面のある茂造の夜芝居を融合させたらどうなるのかな、と。そして、僕が何十年前から考えていたお芝居を、ちょっと現実離れしすぎているので受け入れられないかな? と思っていたんですが、過去9年間やってきて、お客さんも温かく、ちゃんと観てくれる方ばかりなので、一度挑戦してみたいと思いました」と明かしました。

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質疑応答では、キスシーンについての質問が相次ぎましたが「まだ触れられないんです」と申し訳なさそうな辻本。とはいえ、「どうしてもそこでキスをせなあかん窮地に追いやられたという感じの芝居を見せたいと思います」とギリギリまで明かしてくれました。一方で「初日であまりにもお客さんがひいたらやめようかなと思います(笑)」とも。

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物語の大筋としては「皆さんにもいろんな秘密があると思うのですが、それを明らかにしていく面白さと怖さを描いています。それを僕が目撃したり、暴いたり...」といいます。さらに「僕の登場からきっと驚いていただけるはず」とも話し、目が離せません!

また、今回も男性キャストと子役のオーディションを実施! 男性キャストと、子役は、初の女の子を募集中です!

応募締め切りは3月1日(木)午前中必着オーディション日時は3月4日(日)19:00〜予定です! 

茂造と同じ舞台でお芝居をしてみたい方、お芝居に興味のある方はぜひご応募くださいね!

※オーディション詳細は以下から

http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/special.html

笑いと驚き、そして涙...とまさかの展開が次々と押し寄せる『ひみつの茂造』にご期待ください!

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■公演情報

茂造の夜芝居 10周年記念公演『ひみつの茂造』

【会場】よしもと祇園花月(京都)

【日程】4月24日(火)~5月7日(月)全14公演

【時間】開場18:30 開演19:00

【料金】前売・当日(全席指定) 大人4,500円 小学生2,500円 ※未就学児童入場不可

【出演】辻本茂雄、アキ、島田珠代 ほか

【チケット発売】好評発売中!

チケットよしもと予約お問い合わせダイヤル 0570‐550‐100(受付時間10:00~19:00)

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【辻本茂雄】【アキ】【島田珠代】【平山昌雄】【森田展義】【大島和久】

NSC大阪校40期生の集大成『NSC大ライブOSAKA 2018』でポップマンが優勝!

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2月26日(月)、大阪国際交流センター大ホールにて『NSC大ライブOSAKA 2018』が開催され、NSC大阪40期生の97組約200名がネタを披露。トーナメント形式で熱戦が繰り広げられ、「ポップマン」が頂点に輝きました!

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1982年の開校以来、ダウンタウンやナインティナインをはじめ、数多くのスターを輩出してきたNSC(ニュー・スター・クリエイション)吉本総合芸能学院。『NSC大ライブ OSAKA』では、NSC大阪40期生が日頃のNSCで学習した成果を1本のネタに込め、トーナメント戦を繰り広げるライブです。

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13:30から行われていた予選で、観客投票により見事に勝ち上がった8組がたむらけんじ、福本愛菜がMCを務める決戦に進出。決戦へは、ロールキャベツ団地、はるか、電撃七号線、ねこ屋敷、三好ユウダチ、アングリーメン、ポップマン、ジャービズの8組が進出しました。決勝戦はトーナメント形式で、1回戦、2回戦はネタ時間2分、最終決戦がネタ時間3分。審査は放送作家の本多正識さん、大工富明さん、大池晶さん、メッセンジャー・あいはら、ザ・プラン9のお〜い!久馬というNSCの講師を務める面々がネタ直後に判定し、多数決で勝者を決定します。漫才、ピン芸、歌ネタなど、個性あふれる面々が白熱したネタバトルを繰り広げました。

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最終決戦まで勝ち進んだのが、ポップマン、ロールキャベツ団地。2組ともテンポのいい漫才で会場を沸かせたこともあり、「タイプ的には似ているからどういう戦いになるか楽しみ」と審査員の本多さん。お〜い!久馬も「非常にレベルが高いですね」と感心していました。そしていよいよ決勝戦。先行のロールキャベツ団地はヒーローをテーマにしたハイテンションな漫才を。後攻のポップマンは動物がしゃべれる世界をモチーフに軽快な漫才を繰り広げ、ポップマンに軍配が上がりました。

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審査員の本多さんは「どちらもよかった。いい勝負でした」と未来のお笑い界を担うであろう2組にエールを。大工さんは「今年は本当に迷いました」とし、「テンポもよく、2組とも最後までお客さんを離さないいい漫才でした」と感想を。大池さんは「ロールキャベツ団地もよかったですが、少し急ぎすぎたのかな」と、勝負の分かれ目を明かしました。メッセンジャー・あいはらは「ロールキャベツ団地はNSC時代の黒田に似てる」と、ハイテンションなロールキャベツ団地とかつての黒田が似ていると語り、「黒田も昔はあんな感じやった」と何かを思い出したようでした。お〜い!久馬は「今日の出来では、たまたまポップマンが勝っただけ。おもしろかったです」と、ポップマンを称えつつ、僅差で敗退したロールキャベツ団地をはじめ、NSC大阪40期生全体にエールを送りました。

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決勝戦後の会見は、ポップマンとMCのたむらけんじが出席しました。

ポップマンは、ボケの加藤聖也とツッコミの西本尚貴からなるコンビ。加藤は「優勝できるかわからず不安で、あと出番が最後というのがプレッシャーでしたが、いまはうれしいです」と笑顔。西本は「もちろんうれしいですが、ネタはほとんど加藤が書いてくれているので、それでたくさんの笑いが取れて、加藤と、今日の衣装を選んでくれた加藤のお母さんに感謝したいと思います」と相方と、ドット柄のポップな衣装をプレゼントしてくれた加藤のお母様に感謝の言葉を。

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そんなふたりを見守るたむらけんじは、「漫才がうまいですね。僕らの時は、あれだけできるのは中川家ぐらいしかいなかったのが、今は中川家がゴロゴロいるような感じがしました。その中で勝ち抜いたポップマンはかなりの実力を持ってるんじゃないかなと思いました」と語り、これを受けてポップマンは「ありがとうございます!」と恐縮。また、ポップマンの魅力を「(審査員の)大工先生もおっしゃっていましたが、やはり漫才はテンポじゃないですか。少しでも詰まってしまうと観ている側が不安になるんですが、それが全くなかった。あと、ボケは持ってるものですが、ツッコミはセンス。うまい、下手があると思うんですけど、彼(西本)はうまいので、あとはどんどんボケの精度を上げていけばいいのでは」と今後に期待を込めて語りました。

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ふたりがコンビを組んだいきさつを明かす一幕も。NSCで、「相方探しの会」が行われた際、加藤が30秒の自己紹介で、『ハイスクールマンザイ2014』に出場し、準決勝まで勝ち進んだことをアピール。これを聞いた西本が、加藤に声をかけて結成に至ったといいます。加藤は他にも高校時代に「クエストカップ全国大会」というプレゼンの全国大会で優勝した経験もあるそうで、「それまで人前でしゃべるのが苦手だったんですが、クエストカップを通して人前で話すのが得意になりました」と漫才師を志したきっかけも明かしました。

一方、西本は香川大学教育学部卒業。小・中・高校の教員免許を取得し、教師になろうと採用試験に向けて勉強していたところ、「先生はもちろんすばらしい仕事なんですが、自分がこれから40年間先生をするのかと想像するとピンと来なかった」とNSC入学を決意。実は加藤も幼稚園教諭2級、保育士、認定ベビーシッターの資格を取得しているそうで、たむらから「お前らで学校できるやん! ポップマン学園やん」と言われると「お子さんを預けていただいたらすくすくと育てて大人にしてお返しします」と語り、記者陣を沸かせていました。また、ふたりとも、『M-1グランプリ』に憧れて漫才師の世界に飛び込んだといい、「M-1グランプリに出場した方、優勝した漫才師さんすべてが憧れです」とも。

この日の決勝戦では、ネタ終了後の舞台袖で思わずガッツポーズが出たという加藤。いつも「感情が表に出るタイプ」だそうで、この日も「ウケたな! っていうのがすごい出てしまいました」と照れ笑い。

また、加藤がネタを書いていることから「賞金をもらうようなことがあっても『半々にしてや』と言うときや」と西本に進言。ほかにも「期待すると、してくれなかった時に腹立つから期待したらあかん。コンビは夫婦と一緒」など、アドバイス。たむらの言葉を受けて、ポップマンのふたりは「はい!」と元気に返事をしていました。

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優勝したポップマンには、ご褒美として、今田耕司、東野幸治、フットボールアワーが出演中のバラエティ番組『本能Z』(CBC/中部日本放送)の出演権が与えられます(放送日未定)。お笑い界に飛び出すポップマンの今後の活躍にご期待くださいね!

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【たむらけんじ】【福本愛菜】【メッセンジャー・あいはら】【お〜い!久馬】

2018年2月13日 (火)

よしもと祇園花月×京都市伝統産業の日!スペシャルコラボ新喜劇を上演!

"京都国際映画祭"の連携企画として、京都の伝統産業を振興し、その魅力を全国へ発信することを目的に開催してきました、『伝統工芸新喜劇』。今回は「伝統産業の日」に関する取り組みの一環として、よしもと祇園花月と京都市がタッグを組み、2月13日(火)~18日(日)まで「バタヤンの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」を開催させていただくこととなりました。公演に先立ちまして、公演初日の2月13日(火)によしもと祇園花月にて開催会見を行ないました。

20180213190056-6fc4d09cc5497c217d1420759f5615aa10467a17.jpg「秋の風物詩として"京都国際映画祭"が定着してきました。その映画祭においても、伝統産業のモノづくりをアートと一緒に取り上げていただき、ありがとうございます。」と京都市長の門川 大作さまよりまずご挨拶いただきました。そして今回、伝統産業とお笑いをコラボすることについては、「手間暇がかかるけど、あえて避けない、あるいは途絶えかけた技をしっかりと受け継いでいく。さまざまな職人さんの哲学というものは、お笑いの職人さんにも共通するものがあるのでは、と思っております。多くの方に伝統産業の素晴らしさを知っていただきたいです。京都には74の伝統産業に指定したものがあります。伝統産業が文化を支えてきた、その伝統産業なくしてあらゆるものが成り立たない、それからリノベーションをして先端産業が世界に発展されていく、そのような伝統産業を大事にしていかなければならないな、と思っております。」と。

1年中着物を着ています、という門川市長。「この機会に着物の良さ、伝統産業の良さを多くの人に知っていただきたいと思います。今回とても楽しみにしております。」と、この公演に対する思いをお話しいただきました。

20180213190309-d78df06e76e82573e61041bffdf0d4345851da19.jpg続いて、今回の取り組みについてよしもと祇園花月の石井支配人より説明がありました。「2月13日(火)~3月21日(水)までの期間、劇場内ロビーにて昨年の"京都国際映画祭"に実施しました、伝統工芸ワークショップの様子の写真、そして伝統工芸品の写真、展示を行なっております。よしもと祇園花月を拠点としまして、この機会に多くの皆さまに歴史ある伝統工芸の魅力、素晴らしさを伝えていきたいと思っております。」と意気込んでいました。


伝統工芸と吉本新喜劇がコラボをし、お芝居をするのが今回三回目という川畑座長。「最初のうちはなかなかうまくコラボができず、『これとコラボか~』と思うこともありましたが、三回目となると、えらいもんで何がこられてもいけるようになりました。逆に『こんだけでええの!?』という気持ちになります。」と初コラボの時の苦労話をしつつも、三回目となると少し余裕の表情が表れていました。舞台のセットについては、「京提灯や京ごま、和ろうそくにも注目していただきつつ、そして今回着用させていただく着物について、個人的な意見ですが、女性座員では前田真希ちゃんがスタイルもよくて、一番似合うのではないか、ということで前田真希ちゃんに着物を着ていただきます。横に立つのは、(夫である)吉田裕くんがいいんじゃないか、と思っていたんですが、これがびっくりするほど着物が似合わない。ということで、今回新喜劇の中で一番着物が似合うであろう、西川忠志さんに相手役を務めていただきます。」と、報道陣を沸かせていました。「ありがとうございます。短足の人が似合うんです。」と恥ずかしながらも喜んでいる西川忠志。

20180213190428-43e9005c0d8fe899e6b77c45826273be30616ba9.jpg着物を着てお芝居をすることについて、西川忠志は「お着物を着て、舞台上でお芝居をさせていただけること、帯を締めてふっと腹に力が入ってすごく身の引き締まる思いでございます。そしてこの伝統工芸の数々、無言の存在感がすごいと思うんです。その存在感に負けないように私たちもお芝居をしなければいけないな、と思う次第でございます。」と意気込みを語りました。「このお仕事をさせていただく中で、わりとロケなどで工芸品に携わらさせていただく機会も多くて、伝統工芸の力はすごいなと思います。今回はそのような伝統工芸の力を借りながら、コラボしながらお客様に楽しんでいただける新喜劇を上演できたらいいな、と思っております。」と締めくくりました。

20180213190610-4ecda0b7cd20dfe0026ed6f68b8ed8ad6ad2b771.jpg伝統工芸新喜劇「バタやんの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」は2月13日(火)~18日(日)までよしもと祇園花月で上演しております。またいつもと違う吉本新喜劇を観て、風情を感じていただけたらと思います。皆さま、ぜひお越しください!


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2018年2月 5日 (月)

吉本新喜劇が発足60周年を記念して全国ツアー開催決定!

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1959年3月1日、当時のうめだ花月劇場オープンと同時に発足した「吉本新喜劇」。現在、座長は内場勝則、辻本茂雄のベテラン座長に加え、小籔千豊、川畑泰史、すっちーの人気若手座長、さらに2017年7月26日には初の女性座長・酒井藍が就任。6名の座長を中心に、約100名の座員によって構成されるまでに成長し、ついに2019年3月1日に60周年を迎えます。

来たる吉本新喜劇60周年にむけて、なんばグランド花月、よしもと西梅田劇場、よしもと祇園花月で連日公演を行っている小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が一堂に集結し、関西を飛び出して全国各地の皆さまへ笑いを届ける『吉本新喜劇全国ツアー2018』の開催が決定しました! 新喜劇としては、約9年ぶりの全国ツアーとなります。

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これに先立ち、2月5日(月)に『吉本新喜劇全国ツアー2018』開催会見が行われ、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が登壇しました。

まずは小籔が、今回の全国ツアーについて想いを明かしました。「東北の方や北海道の方など、これだけたくさんの地域を回らせていただくのは、今までの吉本新喜劇の歴史の中ではなかったことではないかと思います。これまで新喜劇は、名古屋から西のお客さんにご愛顧いただいているようなチームでしたが、できたら東の皆様にも新喜劇を知ってもらいたいと思い始めました」とのこと。「10年くらい前にはこうした全国ツアーができるなんて思ってもみませんでした。今では東京でも毎週NGKで中継しているものがそのまま放送されているというのも10年以上前から考えると驚きます。今では当たり前のように出させていただいていますが、今から10年前、15年前と考えたら、高速道路を走るとは思えなかった江戸時代の人の感覚です」と感慨深げに語りました。

川畑は、「9年くらい前にツアーを回らせていただいたんですが、前回は大阪の新喜劇以外のメンバーも出ていただきました。今回は、本当に大阪の新喜劇のメンバーだけで回らせていただくということで、ありがたいです。これが成功すれば、全国の人に初めて新喜劇というものを笑っていただいたということになるんじゃないかなと思っています」と意気込んでいました。

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すっちーは「東北や北海道は、まだ新喜劇は馴染みがないといいますか、こないだ秋田県に行かせていただいたんです。そして恥ずかしながらきりたんぽを初めて食べまして、率直な感想が『なんやこれ?』という感覚で。だから新喜劇も、東北の方からしたらそれくらいの感覚やと思うんです。でも、帰る頃には『きりたんぽ、おいしいな』と思ったので、今回東北に行かせていただいて、『なんやこれ?』という新喜劇を、帰る頃には『こういうものなんだ』と思っていただけるようにやっていきたいと思います。もう新喜劇が浸透している地域でも、新しい魅力を伝えられたらと思っています」と語りました。

藍ちゃんは「こうしたツアーの打ち合わせも、何もかも初めてですので、3人の座長に全体重を預けて、もたれかかるように全国に連れて行っていただきたいと思います。いろんな場所で新喜劇をやらせていただけるありがたさ、いろんな方に知っていただけるありがたさを感じながら、とにかく『みんな、観に来てよ!』ということです」とにっこり。

そして、川畑から出演メンバーについての説明が。「先ほども申し上げたとおり、大阪のメンバーです。我々4人の他にもMr.オクレさん、島田一の介さん、青野敏行さんといったベテランから吉田裕くん、松浦真也くん、諸見里くんなど勢いのある若手も参加します。あと、レジェンドゲストもひとり、出演します」と説明すると「レジェンドゲストって、ふりかぶりすぎちゃう?」と小籔。すっちーも「軽く"レジェゲス"ぐらいで...」とやんわり表現し、記者陣を沸かせました。レジェンドゲストについては「僕らが一緒にやらせていただけたらな、というご高齢の方で、ハードスケジュールなので僕らが心配する中でお伺いを立てたときに『いいよ』と言っていただけたので」と説明。どなたなのかは「お楽しみ」とのことです。

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さらに全国ツアーということで、各都道府県の"住みます芸人"も出演。座員とともにツアーを大いに盛り上げます。すっちーは「ご当地に行った時に、やはりご当地ネタを入れるとお客さんは笑ってくれるんです。だから住みます芸人に、何が鉄板なのかとか、絶対言うたらあかんことなどを教えてもらいながら、一緒に舞台に出てもらって盛り上げていこうと思います」と語りました。

今回は、全国ご当地ツアーのグッズの販売もあるとのこと! 藍ちゃんは「さっき見せてもらったんですが、本当にかわいくて、そのかわいさに目を覆うものがありました」と独特の表現をし、「悲惨な事件なん?」と3人からツッコミが。「それくらいかわいいんです。全部コンプリートしていただけたらいいなと思います」とかなり気に入った様子。

質疑応答では、120分の物語に4人の座長が出演することもあり、どういう舞台になるかという質問が。川畑は「お話としては1本にまとめています」とし、ストーリー作りはまだこれから。「ご当地に合ったネタも入れ込むんですか?」という質問に「なるほど、それはナイスアイデアですね!」と小籔。「4人が出る物語をまとめるというのは難しいところもありますが、通常の新喜劇では見られない内容です」とも。「こういう機会ですので、ちびっこが喜ぶようなキャラクターもできるだけたくさん出ていただこうと。通常の新喜劇では見られないようなことをやろうと思っています」とのことで期待が膨らみます。すっちーも「例えば東北の方だと滅多に新喜劇を観に来れないので、一度観たら何回か分を観に来たくらいの」、藍ちゃんも「ちゃんこ的な、寄せなべ的な」と表現し、4人の座長が集まったからこそできる新喜劇のお楽しみがたくさん詰め込まれた内容であることは間違いないようです!

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続いて、今回の全国ツアーが実現した経緯も明かした小籔。「吉本新喜劇の座長という、身の丈以上の仕事をやらせていただいた時に、新喜劇のウィークポイントを考えてそれを埋めていくのが僕の役割かな、と思いました。いいところは伸ばして、補填していくところは補填していければもっと大きくなるんじゃないかと。ウィークポイントというと、名古屋から東には名が轟いていないというのが一番大きいのかなと思いました。東京のテレビ番組に出演していて、僕は大阪も東京も笑いの違いや差はないと感じています。でも、『新喜劇だけは大阪のもの』とか、『東京には新喜劇の笑いはわからない』とか言う方もいらっしゃるけど、俺はそんなことはないと思ったので、できれば全国のお客さんに観てもらった方がいいんじゃないかと思いました」と語りました。「これをきっかけに、10年後、20年後、僕が『こやじい』と呼ばれて楽屋の隅っこでお茶をすすっている時に、若手が『明日、山形で営業ですわ』とか『青森やったらお客さんすぐ入りますわ』と喋ってる日が来ればいいなと思っています。そういうためにも今回はがんばらないといけないなと思っています」と語ると、「ええこと言うた!」と藍ちゃん。

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「楽しみにしている公演の場所は?」という質問には、川畑は「その晩に泊まれるところ」。理由は、「いろいろな場所で新喜劇をやらせてもらっていますが、思い出に残っているのが泊まってごはんを食べに行ったりした場所。日帰りだと、駅からタクシーで会館まで行って、終わったらすぐまたタクシーで引き返すので、ほとんどその土地のことがわからない場合が多いんです。なので、泊まれる場所は楽しみたい」とのこと。すっちーは「八戸」だそうで、20歳の時に原付で北海道へ行った時、八戸でガス欠になり、その際、通りがかりの人に助けてもらった思い出の場所だと言います。ただし「助けてくれた人の車のナンバーは『山梨』だった」とか。藍ちゃんは石川県。「妹が結婚したんですけど、その旦那さんのご実家が石川県なので、会えるのが楽しみ」とのこと。小籔は「北海道や岩手、山形、福島ではまだ新喜劇をやっていないので、新喜劇をやっていないところでやらせていただくのが一番の楽しみ」としながらも、「その土地の食べ物を食べに行きたい」とも。小籔はピザが大好きだそうで、「名古屋にとんでもなくおいしいピザ屋がある」と明かし、すっちーから「全部の都市でピザを食べるのだけはやめてください!」と釘を刺されていました。

 3月21日(水・祝)の広島公演を皮切りに、6月3日(日)まで、日本唯一ともいえる365日上演の吉本新喜劇があなたの街へやって来ます! ぜひ遊びに来てくださいね!

『吉本新喜劇全国ツアー2018』

【会場】22都道府県23カ所

【期 間】2018年3月21日(水・祝)〜6月3日(日)

【料金/公演時間】各会場ごとに設定されております。

【チケット発売】2月10日(土)より発売。※3/21(水・祝)広島公演発売中

※全国ツアー最新情報はオフィシャルサイトをご確認ください。

吉本新喜劇オフィシャルサイト

http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/

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【小籔千豊】【川畑泰史】【すっちー】【酒井藍】

2018年1月26日 (金)

作曲家デビュー50周年! 中村泰士プロデュースのトロット歌手が初ライブ&今春デビュー!!

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二度のレコード大賞受賞など輝かしい経歴を持つ中村泰士。作曲家としてデビュー50周年を迎える今年、韓国人トロット歌手、チョ・ジョンミンのプロデュース&デビューという新たなプロジェクトをスタートさせます。1月26日(金)には、大阪梅田am HALLで行なわれる日本初ライブに合わせ、お披露目会見も開かれました。


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会見前にはまず公開リハーサルとしてチョ・ジョンミンがデビュー曲となる2曲を披露しました。ステージに登場し「はじめまして、私は韓国の歌手、チョ・ジョンミンです、どうぞよろしくお願いいたします」と自己紹介。1曲目の「レディースハウス♡心へ」は、アップテンポでビートの効いたナンバーです。続いての「あっぱ」は、自身がキーボードを演奏しながら歌うスローバラードで、大きな愛を歌った歌詞が印象的。歌の後には作詞作曲を担当した中村泰士も登場し、会見がスタートしました。


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まずは中村が「4月18日(水)に「あっぱ」という曲でデビューします」とチョ・ジョンミンを紹介。チョ・ジョンミンはまだ日本語がうまくないとのことで韓国語を使って「運命的な曲をもらいました。よろしくお願いいたします」と挨拶しました。中村はデビュー曲「あっぱ」について、韓国のトロットは日本の歌謡曲とイコールであること、大衆音楽を結ぶことで日韓が上手くいけばいいなと思っていた矢先に彼女と出会ったことなどを語りました。そして在日一世が大変な苦労をして築き上げたものをなんとか唄にできないかということで、一世=お父さん=あっぱという唄を作ったと説明。さらに最初のレッスンで彼女が泣き出したという裏話も披露。数年前に亡くした父親のことを思い出していたとのことで、中村の作った意図とは少し違ったものの「心はいっしょ、いい歌が出来上がったと思います」と胸を張りました。


そして歌手としてのチョ・ジョンミンについては「歌が素直でどんな色にも染めやすい声をしている。作曲家としてはいい素材、ありがたい素材に巡り会えた」と絶賛。プロデュースの話しがあったときも、ぜひさせてくださいと返事をしたそうですが、もうひとつの理由として「めっちゃべっぴんさんやから」と付け加え、取材陣を笑わせていました。記者からの50年続けるパワーの秘訣は?という質問には「僕はいいアーティストに巡り合う、そのチャンスがあれば歌はいつでもできる。だからまだまだ大丈夫!」と力強く語っていました。


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チョ・ジョンミン自身は日本語の歌を歌うのは初めてとのこと。デビュー曲について「(中村)先生が自分の声を聞いてから曲を作ってくれた」とうれしそうに語ったほか、現在日本語を勉強中で「早くしゃべれるようになりたい」と意欲を見せていました。そして、日本で活動するのが夢だったこと、その夢を現実にすることができてうれしいけど、まだ信じられないと語り、これからの目標については「新人賞を取りたい」と笑顔でアピールしていました。最後にはフォトセッションも行われ、お披露目会見は終了しました。


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そして日本初ライブがスタート。まずスクリーンにこれまでの彼女のライブ映像が映し出されたあと、一曲目はピアノの弾き語りから始まったカバー曲「恋人よ」。超満員の会場も、このじっくりと聴かせるナンバーで彼女の世界に引き込まれていきます。


歌い終わると日本語で「こんばんは、みなさんとお会いすることができて本当にうれしいです。私は韓国の歌手、チョ・ジョンミンです。夢の第一歩を大阪から踏み出します」と挨拶。CDが発売されることについて話すと、会場から大きな拍手が起こります、男性MCからの大阪の印象はという質問には「おいしいものがいっぱいあるし、街の風景もきれい」とベタ褒め。さらに「人のイメージが韓国に似ているのですごくうれしかった」と答えます。そして今日のステージについては、ドキドキしていると話しますが、会場からの応援で勇気をもらえたと笑顔を見せると、再び大きな拍手が起こりました。


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そこから「Super Man Swing〜Sallang」のメドレーから洋楽のスタンダード「Thank you for the music」を熱唱。そのあとレコーディング風景やデビュー曲「あっぱ」を初めて歌ったときの気持ちを語るシーン、中村泰士のインタビューなどがVTRで流され、静かなピアノのイントロから「あっぱ」へと続きます。歌い終わったあと、チョ・ジョンミンが会場にいた中村の名前をコール。スタンディングで応える中村に大きな拍手が起こっていました。


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ここでゲストとして、MC dufoが登場。ボイスパーカッションの達人とのことで、一人で出しているとは思えない様々な音を、変幻自在のリズムにのせて放っていきます。そのテクニックに会場も手拍子でレスポンス。ライブを大いに盛り上げてくれました。さらにチョ・ジョンミンのピアノ&ボーカルとのコラボを披露。観客とのコール&レスポンスもバッチリと決まり、ステージと会場がひとつになっていました。


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2人から会場へプレゼントが配られたあとは、昔のポップソングと紹介された「Perhaps Perhaps Perhaps」。ミディアムテンポのアダルトなナンバーで、これまでとはまた違った妖艶なムードで聞かせます。そして「これからの日本と韓国での活動を応援してください」と会場に呼びかけた後はラストナンバーの「L.O.V.E」を熱唱。ステージから降りますが、すかさずアンコールの声が飛び交います。


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アンコールに選ばれたのは、中村が作ったもうひとつの曲「レディースハウス♡心へ」。サビの部分のコール&レスポンスを会場と練習したあと、ノリのいいナンバーがスタート。大いに盛り上がったライブは終了しました。



【中村泰士】【チョ・ジョンミン】