最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー_よしもと漫才劇場

2018年9月14日 (金)

丸亀じゃんご、人生は夢が新たに翔メンバー入り!2カ月に一度の入れ替え戦「Kakeru翔チャレンジバトル」開催

9月13日(木)、よしもと漫才劇場にて、「Kakeru翔チャレンジバトル」が開催されました。翔メンバー入りをかけて、「Kakeru翔GP」の下位メンバーと、「UP TO YOU!サバイバルステージ」を勝ち上がったメンバーが戦う2カ月に一度の入れ替え戦。全ネタ終了後の観客投票で上位に入ったメンバーは、よしもと漫才劇場所属となり、翌月以降のライブに出演することができます。初のメンバー入りはあるのか!? 翔メンバーからの陥落は!? し烈なバトルを見届けようと、この日も多くの観客が劇場に詰めかけました。

MCを担当するのは祇園。立ち見も出る大入りとなった客席を前に、驚きを隠せないふたり。「僕らもそういう時期があった」とバトルイベントにまつわる思い出話も明かしつつ、会場の空気をあたためます。ルール説明の後、全30組の芸人を3つのブロックに分け、いよいよ決戦の火蓋が切って落とされました。

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Aブロックは、アングリーメン、

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タレンチ、

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絶対アイシテルズ、

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to be continued...、

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いつもたいしゃ、

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生ファラオ、

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丸亀じゃんご、

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エジソン、

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田津原理音、

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熱いお茶の10組が登場。

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Bブロックは、天才ピアニスト、

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やばいやつら、

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エトセトラ、

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鬼としみちゃむ、

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人生は夢、

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キングブルブリン、

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おたまじゃくし、

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清友、

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村一番、

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ビスケットブラザーズの10組。

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Cブロックは、チャイルドプリンス、

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アンビシャス、

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アックスボンバー、

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バッテリィズ、

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爛々、

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ZUMA、

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チャンプチョップ、

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やまぐちたけし、

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ピュアピュアズ、

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ポートワシントンの10組でした。

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投票用紙が回収され、結果発表までしばしのお楽しみタイム。ショートネタ、モノマネ、一発ギャグなどなど、何でもありで「いちばんオモロイやつ」を決める「なんでも翔チャレンジ」で盛り上がります。タイムリミットの時点で勝ち残っていた芸人が、チャンピオンに。漫才やコントとはまた違う、笑いの"瞬間風速"を競い合い、劇場を興奮の渦に巻き込みます。

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さっそく名乗りを上げたのは、人生は夢。「あったらいいな」ショートコントで最初の爆笑をさらいます。to be continued...は、人マンにちなんだ「人マンショートコント」を。どんなリクエストにもアドリブで応え、最後は「人マンポーズ」で〆ることができると豪語しましたが、祇園・木﨑が出したお題「ジェットコースター」に動揺し...!?


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いつもたいしゃのシンジ君は、ボーイスカウト歴25年をフルに生かしたあるあるが不発に。相方・黒田が自称ジャグラー歴8年の経歴を生かしたネタで救済をはかるも、いまひとつ伝わりません。そんな窮地を救ったのが、同居人だという生ファラオ・石川。動きに合わせたナレーションを次々と決め、木﨑の「OK」ジャッジをもぎとります。タレンチ・こばたはふんどし姿で登場し、「どんなに動いていても一瞬でピタッと止まれる」特技をアピール。しかし、どれだけ動いても「止まれ」と言ってもらえず、「もうイヤー!」と絶叫がこだましていました。

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さらに、やばいやつら、丸亀じゃんごがショートネタを繰り出したところで、おたまじゃくし・中西のおなじみ「今日の一変化」爆笑キャラが降臨。元・看護師という清水の経験を生かしたあるあるネタで笑わせたのは、天才ピアニスト。ビスケットブラザーズは、謎に満ちた設定のショートコントで祇園のふたりを困惑させていました。モノマネ「何かししそうでしないヤツ」で客席をざわつかせた鬼としみちゃむ。トリを飾ったのは絶対アイシテルズ・らぶおじさん。この日のために仕込んできたという「もしもモノマネ」で見事。優勝を決めました。

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さあ、いよいよ緊張の結果発表。いったん全員が舞台袖へはけ、名前を呼ばれた芸人たちが、1組ずつ舞台へ戻ってくるというシステムです。

1位は丸亀じゃんご! 小学校の帰りの会が、思わぬドラマを生む漫才で、トップの座をもぎ取りました。

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2位は清友! テスト中のカンニングをテーマにしたひとりコントで沸かせました。

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3位はポートワシントン! 親子のほのぼのしたふれあいが、息子のラップで一転、ワイルドなテイストに!?

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4位はおたまじゃくし! 居酒屋を舞台にしたハイテンションな漫才で、強烈な印象を残しました。

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5位は爛々! キスから始まるガールズトーク漫才は、爆笑と共感の連続!

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6位はビスケットブラザーズ! オーダースーツ専門店の怪しすぎる職人技で、観客の度肝を抜きました。

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7位は人生は夢! 「親孝行したい」から始まる3人のしゃべりで大きな笑いを起こしていました。

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8位は熱いお茶! トニオのキャラが炸裂する、パワフルな漫才で笑わせました。

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9位はバッテリィズ! 「お年寄りだけが通う」学校をテーマにしたネタで勝負しました。

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10位はピュアピュアズ! 引きこもりの娘と父のやりとりを、戦慄のコントに仕上げました。

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名前が呼ばれるたび、会場はどよめきと歓声に包まれ、テンションMAXのままエンディングへ。終演後、初の翔メンバー入りを果たした2組を直撃! 今の心境とこれからの抱負を聞いてきました。

【丸亀じゃんご】

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北村:(チャレンジバトル出場が)5回目で、これまでギリギリで上がれない状態が続いていたから、1位で名前を呼ばれたときはパニックになりました(笑)。香川県丸亀市で2年間、住みます芸人をやっていたので、丸亀市さんに、「劇場メンバーになったら丸亀からバスツアーを出してください」とお願いしてたんですよ。単独ライブをやって、それを実現したいです!

安場:「今までのライブでも、こんなにうまくいったことあったかな?」と思うぐらいお客さんの反応がよかったので、ネタをやってるとき、初めて角刈りがひくひく動きました(笑)。今は冷静に、次、落ちない方法を考えたいです。丸亀市から帰ってきて、やっと劇場メンバー入りさせてもらったので、丸亀からのバスツアーをぜひ企画してもらいたい。単独ライブが丸亀の人で満員になるぐらい来ていただけたらうれしいです。

【人生は夢】

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星霰(ほしあられ):ネタづくりにはまったく携わってないんですけど、ここで甘んじず、もっともっと売れるために、ネタを作っていってほしいです。ボクは結構、後輩をかわいがってて、彼らのことを「星組」って呼んでるんですけど、将来、その「星組」全員でライブができたらいいなと思います。

橋爪:まだ結成から9カ月ぐらいで、今回が3回目のチャレンジ。落ちたらしんどいなと思っていたので、やっといけてひと安心、うれしいです。以前、別のコンビで劇場に出てたんですけど、そのときは単独ライブができなかった。だから、お客さんを呼べるようになって、3人で漫才劇場で単独ライブをやりたいです。

圖子(ずし):キャラ芸人なんで、すぐ落ちるでしょうけど(笑)、なんとか粘ります! あと、割のいい営業のお仕事がほしいです(笑)。

この2組は、10月から漫才劇場のイベントに出演します。ぜひ注目してくださいね!



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2018年8月29日 (水)

爆ノ介率いるバンドとゲスト芸人たちが熱狂ライブ!爆笑ゲームも満載の「爆音〜笑いと音の協奏曲〜」

8月28日(火)、よしもと漫才劇場にて、爆ノ介presents「爆音〜笑いと音の協奏曲〜」が開催されました。爆ノ介率いる5人編成のバンドを中心に、さまざまな芸人たちが入り乱れてタイトル通り笑いとの"協奏曲"を織りなすおもしろイベント。立ち見も出る超満員となった客席は、開演前からライブハウスのような熱気に包まれました。

幕前に置かれた1本のギター...そこに爆ノ介が登場し、「自分のイベントだから前説も自分で」としゃべり始めます。

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しかし、ひとりでは心もとないということで、「新しい便利な人を見つけました!」とジュリエッタ・井尻を呼び込み。これまではこの役割をプリマ旦那・河野が務めてきたそうで、井尻は「なんでオレやねん!」とぼやきつつ、「前説経験が少ない」とぎこちないトークを続ける爆ノ介にツッコミのサポートを入れていきます。

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さらに「山!」「川!」のコール&レスポンスで盛り上げたあとは、爆ノ介がギターをかきならし開演の合図! 幕が開くとプリマ旦那・野村(ギター)、ダブルアート・真べぇ(ドラム)、ラニーノーズ・山田&洲崎(ともにギター)が揃い踏みで、爆ノ介オリジナル曲『俺がお前だったら』が始まりました。

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謎のダンスで盛り上がる井尻をいじりつつ、爆ノ介は「♪俺がお客さんだったら」「お笑いライブとか音楽ライブとか関係なく盛り上がるで!」とあおり、早くも会場の熱は最高潮に。このまま音楽に乗って、熱狂の出演者の紹介に突入! もちろんすべての演奏をこの5人が行います。

てんしとあくまは、山田のラップネタに連なるように飛び出したMCかんざきに川口がひとことツッコミを。

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爛々は萌々が得意のトランペットを披露、バンドにファンキーな彩りを加え喝采を浴びます。

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ツートライブは、たかのりの「えてこまし」と周平魂の「ニュアンス」、2大ワードを前面に押し出して。

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河野はなぜか、野村から「ニュアンスとは?」を歌で説明され、そこに延々とツッコんでいくハメに...。

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トットは仏教アイドル・ブッディちゃんに扮した多田と、そのファン=小坊主の桑原が、『開け!第三の目』を歌い踊りました。

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ダブルアート・タグはキツネキャラになりきり「フォックス・アイ」を連呼。

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「僕らがいちばんかわいい」と主張するのはビスケットブラザーズ。

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ニッポンの社長はHY『AM11:00』を熱唱しながらケンタウロスの恋物語で笑わせます。

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舞台上がカオスと化すなか「あの人に頭の整理してもらお」(爆ノ介)と呼ばれたヒューマン中村。「何の役ですか?」と戸惑いつつも、「だんだんショボくスケールダウンしていく」ネタできっちり"整理"してみせました。

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コウテイは、客席の「ズィーヤ!」コールを受けて九条が今年いちばんの「ズィーヤ!」を発動!? 

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見取り図・盛山はもちろん『ショーバン』を歌い、その姿を相方・リリーがスケッチします。

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そしてクロスバー直撃は威勢よく「砂肝まつり」を繰り広げました。

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最後は観客も総立ちになり、会場全体でジャンプしてフィニッシュ! 40分を超える熱狂の"オープニングアクト"で、ようやくイベントがスタートしました。

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ここからは音をからめたコーナーで盛り上げます。「爆裂ゲームバトル!」では、多田がMCを担当。てんしとあくま、桑原、見取り図、ニッポンの社長の青チーム、爆ノ介、ジュリエッタ、ラニーノーズ、プリマ旦那の赤チームに分かれ、音楽を使ったゲームで対決していきます。

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「イントロエピソードトーク!」は、くじ引きで決まった曲のイントロ内に話を収め、歌を歌い出せたら成功というルール。イントロには長短があるため、どの曲を引くかも大きく影響してきそうです。

河野はイントロ6秒のGLAY『HOWEVER』をいきなり引いてしまいピンチに。しかし、妻の料理エピソードをギリギリで収め、メンバーを驚かせます。リリーはイントロ25秒のZARD『負けないで』に乗せて、実家ネタを披露。こちらも爆笑&拍手を浴びました。

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一方で、時間内に収まらず、あきらめて歌い出す者も続出。河野同様『HOWEVER』を引いた川口は、話の導入のみで終わってしまい、多田から「何も起きてへんやん!」とダメ出しされてしまいます。

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桑原は多田の天然エピソードを暴露しますが、余ったイントロ部分を「ハイ、ハイ」で埋め続けるという荒技に出てアウト。

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また、長すぎるイントロ(60秒)のB'z『LOVE PHANTOM』を引いたニッポンの社長・辻は、河野と後輩の"浮気"にまつわる会話をねちっこくいじって技あり一本。その相方・ケツは、盛山に関するエピソードを話すも、盛りすぎて撃沈していました。

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続く「割り振りカラオケ」でもヒートアップ。各チーム7人全員を7色を割り振り、カラオケVTRを見ながら自分の色のフレーズのみ立ち上がって歌います。観客の拍手で、良かったほうのチームに爆裂ポイントが与えられるとのこと。先攻は赤チームです。

お題となるのはWhiteberry『夏祭り』。手拍子に背中を押され、7色のTシャツを来たメンバーは大奮闘。かなり細切れにされたフレーズもありましたが、見事に歌い上げました。

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青チームは『ドラゴンボールZ』でおなじみ『CHA-LA HEAD-CHA-LA』に挑戦。長いフレーズを思わず熱唱する盛山、短すぎるフレーズばかりがまわってきて四苦八苦する桑原など、爆笑の展開となりました。結果は赤チームの圧勝に!

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ふたつ目のコーナーは「爆裂!フリースタイルアタック音バトル」。MC河野のもと、爆ノ介、クロスバー直撃、ビスケットブラザーズ、爛々の「チーム爆」、ヒューマン中村、ツートライブ、ダブルアート、コウテイの「チーム人」に分かれ、1対1でアタック音に合わせたおもしろ表現を競います。審査員は"プロのミュージシャン"として、盛山、ラニーノーズが務めました。

たかのりVS.爛々・大国はファミリーマートの入店音で対決。ボケで笑わせるたかのりに対し、メロディに歌詞を乗せて歌うスタイルの大国のバトルは、なんと2回のドロー・再勝負という地獄の展開に。最後は僅差で大国が勝利しました。

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ドラクエのレベルアップ音に挑んだ井尻VS.ビスケットブラザーズ・きんは、ドローの末に井尻が自爆。コウテイ・下田VS.クロスバー直撃・前野は『M-1グランプリ』の出囃子で、マネキンの頭を抱えて豪快にボケた下田が勝利。この後も、九条VS.萌々、周平魂VS.クロスバー直撃・渡邊、ジュリエッタ・藤本VS.爆ノ介が好勝負で沸かせました。

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最終決戦は、ヒューマン中村VS.ビスケットブラザーズ・原田が『2001年宇宙の旅』テーマソングで。アタック音と呼ぶにはかなり長尺の音楽を、聴診器で診察する医師になりきり爆笑に変えたヒューマン中村。

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対する原田はTシャツに自分の似顔絵を描くボケが不発に終わり、思わず「ストップ!」とタイム要請!? 結果はもちろんヒューマン中村の勝利となり、原田は罰ゲームの餌食に。ここでも「ストップ!」を連発して舞台上は大混乱となりました。

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最後は再びバンドの演奏に乗せて、「ムチャぶり!俺が○○だったら!」と題したコーナーを。オープニングで歌った『俺がお前だったら』の「お前」の部分にお題が出され、それに続くフレーズを即興で回答しなければなりません。メンバーは爆ノ介が選出します。

一番手のジュリエッタ・藤本は、「俺がタモリさんだったら」でいきなりつまづき、原田の「ストップ!」を発動! 

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その後も「トット・多田だったら」のリリーは「意味もなく街歩く」、「見取り図・リリーだったら」の盛山は「相方と目を合わせて漫才する」、「ラニーノーズ・洲崎だったら」のかんざきは「あんなにダサい格好せーへん!」など、爆笑回答が続出します。

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ここでもトリに指名されたのは原田。またしても「ストップ!」が出たものの、「てんしとあくま・川口だったら」で「ロン毛とは組まない」と回答し、なんとかクリアすることができました。

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エンディングでも、スケジュールの都合でオープニングアクトに登場できなかったジュリエッタのパートを披露するなど、ハイテンションなライブはまだまだ終わらず! 興奮冷めやらぬまま、歓声と拍手に包まれて終演となりました。
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【爆ノ介】【ダブルアート】【プリマ旦那】【ラニーノーズ】【クロスバー直撃】【トット】【ジュリエッタ】【てんしとあくま】【見取り図】【ツートライブ】【ニッポンの社長】【ビスケットブラザーズ】【コウテイ】【爛々】【ヒューマン中村】

2018年8月27日 (月)

ネタとゲームで会場が一体となり「よいしょ!」 フースーヤ漫才劇場初単独ライブ「挟んだメモでカモメモメ〜〜」開催

8月26日(日)、よしもと漫才劇場にて、フースーヤ単独ライブ 「挟んだメモでカモメモメ〜〜」が開催されました。漫才劇場での単独ライブは今回が初ということで、記念すべき一夜を見届けようと、多くの観客が詰めかけました。

冒頭、勢いよく舞台に登場した谷口と田中ショータイムは、「みなさんもいっしょにね! 盛り上がっていかないと!」からの「いけナッシングトゥーマッチ!」「オーマイゴッドファーザー降臨!」発動。もちろん「よいしょ!」は観客も声を揃えて、にぎやかに幕開けを告げます。そのまま1本目のネタに突入し、昔話『鶴の恩返し』を演じるふたり。次々と繰り出されるギャグフレーズが物語を飲み込み、さっそく会場をフースーヤ・ワールドに巻き込みました。

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オープニングVTRを挟み、こんどは新衣装のスーツ姿で舞台へ! 客席からの「かっこいい!」に気を良くしながら、怪談をテーマにした2本目を披露します。ボケ倒す谷口に鋭くツッコミを入れていく田中。キレのある動きも盛り込みつつ、テンポのいい展開で笑わせました。

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ネタの合間には、ふたりが考案したオリジナルゲームを紹介するブリッジVTRで楽しませます。谷口が考えた「YOU say 民営化ゲーム」は、「I say! You say!」のリズムに乗せてひとりが名詞を言い、指名されたもうひとりがそれに合う動詞や形容詞などの述語を答えるというもの。ゲストにさや香を迎え、4人でゲームに興じました。素早い思考とアドリブ力が問われるゲームに、新山&石井も大興奮、苦しまぎれに飛び出す答えに大爆笑! 負けた谷口が罰ゲームとして、新山が出したお題「ヒザ」を使った一発ギャグを披露して撃沈するひと幕もありました。

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一方の田中が発案したのは、「こっち来んかい!」。「合コンやカップルでぜひ!」というこのゲームでは、「あっち向いてホイ」の要領で「こっち来んかい!」のフレーズに乗ってふたりが対決。ひとりは動かず、もうひとりは負ければ一歩相手に近付き、勝てば一歩遠ざかります。3回勝てば逃れられますが、負け続ければぴったりくっついてふたりはキス!? がっつりキスシーンで終わったVS.新山、危機一髪の末なぜか3人でハイタッチしたVS.蛙亭・岩倉など、ゲストとの対決もおもしろさ炸裂!

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3本目はコントで、敵国にいざ攻め込まんとする谷口が、雰囲気たっぷりに宣戦布告するネタを。変幻自在な演技力と怒とうの展開で、何度も大きな笑いを起こしました。

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寓話『金の斧』を知っているか知らないか?から始まった4本目。またしてもギャグに次ぐギャグの連鎖で、物語はなかなか進まず、笑いはどんどん増幅していきます。

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最後のネタでは、「みんなで楽しめるゲームを考えてきた」と谷口。観客に「1〜4のうち好きな数字」を選んでもらい、田中が「心理ゲームやな?」と期待するも実は...! 

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後半は、「手を取って成功を目指せ! タッグサクセス」と題したコーナー。観客と「いっしょに遊びたい!」というふたりの情熱が詰まったゲームで沸かせます。ひとつめは、質問に対して「田中」or「谷口」で観客が答える「パーソナルフースーヤ」。観客は事前に配られた赤(田中)と青(谷口)の紙を挙げて回答します。

「貯金100万円以上あるのはどっち?」では、シンキングタイムにヒントとして「田中は服が好きでよく買う」「谷口はケチ」などパーソナルな暴露トークも。これを受けてか、客席の回答は谷口多し! ところが正解は田中で、谷口曰く「最近、おじいちゃんにマッサージチェアをあげて使い果たした」とのこと。田中も買い物好きながら自称「倹約家」で、「あまりお金は使わない」タイプなんだとか。

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続く「お父さんハゲてるのはどっち?」では、判断の材料になればと客席に向かって頭皮を見せて歩き、その間にもギャグをどんどん放り込みます。この質問はほとんどの観客が「田中」と回答。もちろん(?)正解で、複雑な表情を浮かべる田中でした。「鮭定食を頼んで、ご飯より味噌汁から行くのはどっち?」では、専門のカウント係が登場するほどの接戦に。僅差で谷口票が多く、見事、正解となりました。

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「飛ばせ! おやつ危機一髪キャッチ」では、軽くて飛びやすそうな食べ物を「黒ひげ危機一髪」ゲームに装着。ふたりがそれを持って客席に降り、観客に1本ずつ剣をさしてもらいます。飛び出した食べ物を口でキャッチできたら成功! うまい棒を装着した谷口は、惜しくもキャッチ失敗し、田中はマシュマロを選び客席を練り歩くも、なかなか飛び出さず。ようやく飛び出たときには、反応が遅れてまたもや失敗となりました。さらに谷口がゼリーでも挑戦し、場内の盛り上がりはMAXに!

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エンディングは、時間切れでボツとなったゲームに挑戦することに。田中が舞台に残り、谷口が客席最後部へ。観客の「ショータイムかっこいい!」のかけ声と同時に、谷口も田中に伝えたいことを叫び、田中に聞き取ってもらえれば成功です。黄色いかけ声にまじった低い声を、田中は見事、聞き取り! なんと谷口も「ショータイムかっこいい!」と言っており、コンビ愛を見せつけるラストとなりました。

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続いてオープニング同様、「ナッシングトゥーマッチ!」「オーマイゴッドファーザー降臨!」「よいしょ!」で会場がふたたびひとつに。最後までギャグフレーズを連発し、爆笑と熱気に包まれるなか、この日のライブは幕となりました。

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【フースーヤ】【谷口理】【田中ショータイム】

2018年8月22日 (水)

マンゲキ夏の風物詩!笑いと恐怖が融合するホラー系イベント「戦慄劇場2018」ダブルアート・真べぇらの怪談に場内騒然

8月21日(火)、よしもと漫才劇場にて、「戦慄劇場2018〜笑いと恐怖で背筋が凍る真夏のホラーナイトSP〜」が開催されました。同劇場の夏の風物詩とも言えるこのイベントでは、怪談に定評のある若手芸人たちが集結、怖〜い話を多数披露するほか、笑いをまじえた楽しいコーナーも盛りだくさん。今年も、劇場内はロビーや客席の照明が落とされ薄暗く演出。開演前からひんやり涼しい雰囲気のなか、いよいよイベントの幕が開きました。

おどろおどろしいBGMに乗って、まずはMCの吉田たち・ゆうへいが登場。「今日は肝を冷やして、涼しくなって帰って」と観客に呼びかけます。

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続いて、同劇場の"怖い話レジェンド"ともいえる、ジソンシン・下村&酒井、てんしとあくま・川口、ダブルアート・真べぇ、ツートライブ・たかのりの5人を呼び込み。ゆうへいが「酒井は怪談のイメージがない」と指摘すると、当の本人も「僕自身、ないです」とキッパリ。「今日は下村のバーターなので、酒井ではなくバタ村と呼んでください」と自己申告して笑わせます。一方で、舞台上のスクリーンがなぜか小さく揺れ続けている、という謎の現象も報告されましたが、たかのりは「イベント前に劇場ごとお払いしてもらっているので、お客さんは絶対大丈夫です!」とフォローしていました。

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ひとつめのコーナーは、「新たなスターを探せ! 怖い話オーディション」。同劇場にはまだまだ怖い話を持っている若手芸人がたくさんいるはず。ということで、レジェンド5人が審査員となり、オーディションを行うことに。話を聞いたあと、5人は「怖い」「怖くない」いずれかの札を上げ、3「怖い」以上なら才能あり、次回の「戦慄劇場」出演のチャンスがあるかも...!?

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トップバッターはヒガシ逢ウサカ・今井。大学時代、人生初の金縛りにあった際、玄関のドアが開く音がしたかと思うと、耳元でビニール袋がガサガサいっているような音が。ようやく金縛りがとけ、室内や玄関ドアを確認したところ、驚愕の事実が明らかに...! いきなり恐怖の実話が飛び出し、審査員たちをうならせます。酒井は「今すぐバタ村の席を譲りたい」と敗北宣言!? 真べぇからは「今井は動きにキレがあるから、もっと話しながら動いてみては」との提案があり、実際に動きを取り入れて再演も。結果は4「怖い」! 下村だけが「話は怖いのに声が面白すぎて...」と根本的なダメ出しをしていました。

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二番手はきんめ鯛・上田だう。NSC大阪時代、ある劇場でイベントを見学していた上田が体験した、手紙にまつわる怖い話を披露しました。舞台上で女性芸人が話していた手紙のエピソードと、まったく同じ手紙をさっきもらったという観客の女性...まさかのシンクロと結末に悲鳴が上がります。判定は5「怖い」と満点! なぜか上田本人も鳥肌を立てています。

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熱いお茶・まつさかは、楽屋で構成作家とふたりきりになったときの恐怖体験を語りました。数日前の飲み会についてしゃべり続ける作家と、話を聞き続けるまつさか。しかし、実はその飲み会には、まつさかも参加しており...? いつまでも思い出してもらえない存在感の薄さが、ひと味違う恐怖を呼びました。内容はともかく、「しゃべり方は怖い」とたかのり。相方のフレーズ「トニオよ〜!」を〆に取り入れてみては?というアドバイスを受け、実際にやってみるひと幕もありましたが、判定は残念ながら0「怖い」に...。

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なにわスワンキーズ・こじまラテは、学生時代、ラグビー部の合宿でオーストラリアに行った際の出来事を。地元の人から「絶対に入ってはいけない」と言われた洞窟に、深夜こっそり出かけた3人が、その後、たどった末路とは...。しかも、うち1人はこじまラテ本人! 怖さのあまりお腹を壊し、結局、行かなかったおかげで助かったとか。判定はもちろん5「怖い」で、真べぇは「明日からすぐ来てほしい」と即戦力評価を与えていました。

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ラストはちからこぶ・晃太朗。子どものころのある夏の日、墓地に隣接した神社で体験した恐怖エピソードを紹介します。肝試しに出かけ、かくれんぼに興じていた晃太朗の耳元に、ある不思議な声が。振り返るとそこには!? さらに、ひとり神社に取り残された晃太朗が友だちに電話をかけると、思わぬ答えが返ってきて...。最後はなぜかダジャレで話を締めくくり、結果は3「怖い」。まつさかを除いて全員が高評価、来年以降の「戦慄劇場」も安泰のようです!

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ここからミキ、ビスケットブラザーズ・きん、ラニーノーズ、ターザンが加わって、さらに恐怖と笑いを加速させていくことに。挑戦するのは、「ホラークイズ」。ジソンシン、真べぇ&たかのり、ミキ、川口&きん&ターザン、ラニーノーズの5チームに分かれ、同劇場メンバーやスタッフが提供した怖い話の"結末"を推理・回答していきます。

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第1問は、「車で山道を走っていたとき、突然、リアガラスに無数の手形が! 山を下りてガソリンスタンドに駆け込み、『手形を拭いてください!』と頼んだところ、拭き終わった店員さんが言ったひとこととは?」。それぞれボケつつも、ラニーノーズがしっかり正解を出し、客席からどよめきが起こります。

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きんからは、写真クイズが出題されました。元ダークニンゲン・山下がごはんを食べている写真に、あるものが写っていると告げると、ミキ・昴生は「探したくない! 怖いから!」と放棄!? 川口&ターザンチームが正解しましたが、客席から新たな「あるもの」の存在が指摘され、大騒ぎに! そのタイミングでたかのりに背中を押され、昴生は大絶叫。「ずっとちょけてるから...アカンで!」と教育的指導されたようでした。

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ある先輩芸人コンビがたくさんの霊にとりつかれており、漫才中に「あること」が起こった、という問題はターザンから。各チーム知恵を絞って予想しましたが、それをはるかに超える恐怖の答えに、客席からは悲鳴も...。3問を終え、川口&きん&ターザン、ラニーノーズの2チームが優勝となりました。

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さあ、残る1時間は、お待ちかねの「戦慄! 本当にあった怖い話!」をたっぷりと。始まる前から、真べぇの話におびえた昴生が、ゆうへいの後ろに隠れようとして舞台上はてんやわんやに。

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ラニーノーズ・洲崎は、つい最近、タクシーの運転手さんから聞いた不思議な話を。何度も道端に現れる白い服の女性に気を取られ、玉突き事故を起こしてしまったそうですが、前の車から降り立ったのはなんと...! もう1本の「隣の家」では、洲崎の実家の隣にある謎の家にまつわる話が。主のいなくなった家の真実が明らかになるとともに、洲崎は大勢で集まり「ある扉」を開けようとしている夢を見ましたが、なんと翌日出会った近所の子どもも同じ夢を見ていたとのこと。しかも、その夢にはまだ知り合っていなかった洲崎も登場しており...? 「現在進行形なんです」というこのエピソードは、今後の展開も気になるところです。

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ジソンシン・下村は、22歳ごろ、バイト先で同僚のドッペルゲンガーらしきものを見た、と語りましたが、その後、彼にふりかかった災厄が「おたふくかぜ」というややパンチの弱いものだったため、周囲からブーイングを受けてしまいます。しかし、2本目の「エレベーター」では本領発揮! 深夜、買い物に出た下村がエレベーターのボタンを押すと、屋上階から下りてきたエレベーターにひとりの老人がたたずんでいました。買い物から戻ってきても老人はまだ乗ったままで、先に下りた下村の後ろからバタバタと追いかけてくる音が...!? 緊迫感あふれる展開と恐怖の結末で震え上がらせました。

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同劇場のあるビル内で、深夜に怪談ライブ生放送を行ったというラニーノーズ・山田。当日は、なぜかさまざまなハプニングに見舞われ、レポーターとして館内で写真撮影していたガンバレルーヤ・まひるにも怪奇現象が起こったそうです。なんとか放送は無事終了したものの、数日後、放送前に館内を見回った警備員さんから衝撃の報告が! 警備員さんが自宅で遭遇した恐怖体験に、場内は静まり返ります。しかし、ミキ・亜生がまひるのおもしろエピソードを繰り出し、冷えすぎた空気をやわらげるナイスプレーも見せていました。

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きんは、自宅でひとり過ごした夜、金縛りにあったそう。ふと気づくとCDコンポから謎の重低音が響き、閉めたはずのドアから不思議な少年が歩いてきて、なんときんの足下へ! あまりの恐怖にそのまま気を失った、とそのときの状況を臨場感たっぷりに語りました。

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劇場で占いブースを出しているターザンは、いつも来てくれる仲良し女子ふたり組の悲しい顛末を紹介。いつもならふたり一緒に占ってもらうことが多いのに、なぜかひとりずつ占ってほしいと片方が主張。なんとそれぞれ、同じ男性との相性を占ってほしいと言い、その後、二度とふたりで来ることはなかったとか...。人間の業の恐ろしさがのぞくエピソードでした。

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たかのりは、とあるニュースキャスターの番組降板にまつわるエピソードでひんやりさせたあと、「ゆびきりげんまん」の成り立ちと、それが現在も生き続けているという逸話も披露。さらに、その話をしながらふざけて撮影した写真では、そこに写るたかのりの指が...! ひとり、またひとりと写真内の異変に気づき、いつしか場内はざわめきに包まれていました。

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ガリガリガリクソンが恐怖体験を舞台で話した際、「あること」を口にしたため、さまざまな人に異常現象がふりかかった...と語ったのは真べぇ。ゆりやんレトリィバァが劇場の客席後方に見たもの、真べぇの彼女の家のドアを叩く何か、などなど止まらぬ後日談で、会場を恐怖のどん底に陥れました。

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川口は、全員留守をしている実家にひとり泊まった夜、物置から声がするという現象に見舞われました。酔っていたため思わず「何て?」と聞き返したところ、耳元で恐ろしいひとことがささやかれ...。その後、金縛りにあい、中学生ぐらいの男子に覆いかぶさられたという川口。1週間後、お兄さんの友人で霊感の強い人から、「とりつかれている」と指摘されたとのこと。とりついていた霊についてくわしく聞いたところ、そのころ悩まされていた原因不明の目のかすみの理由までが明らかに! 「そういえば目が見えにくいって言ってた!」「あれはそうやったんですか!」と出演者からは驚きの声。お払いを受けた後、目の調子はやや回復したそうで、客席は安堵に包まれました。

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「下村のバーター」と言いつつ、恐ろしい話を披露して沸かせた酒井。友人がある女性から聞いた身の毛もよだつ体験談は、「幽霊よりも、生きている人間のほうがずっと怖い」と思わせる内容で、なんともいえない余韻を残していました。

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トリを飾ったのは真べぇ。後輩から聞いた話として、大雨の夜、「車に乗せてほしい」と頼んできた赤い服の女性にまつわる怖い話を聞かせます。山奥のバス停近くで降り、そのまま消えて行った女性は誰だったのか? さらに、同じ女性に出会ったものの乗せなかった人には、思わぬ結末が...。

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と、真べぇが話を締めくくろうとした瞬間、天井から人形が落ちてきて、舞台上も客席も大パニック! 真べぇは「白い服が見えたから、亜生が逆バンジーみたいに飛び上がったのかと思った!」と別の意味でビックリした様子でした。

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興奮冷めやらぬなか、エンディングでは、「(霊を連れて帰らないよう)寄り道して帰った方がいい」(真べぇ)など観客へのアドバイスも。今年も恐怖度MAXとなった「戦慄劇場」、来年の開催をどうぞお楽しみに!

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【吉田たち・ゆうへい】【ジソンシン】【てんしとあくま・川口】【ダブルアート・真べぇ】【ツートライブ・たかのり】【ミキ】【ビスケットブラザーズ・きん】【ラニーノーズ】【ターザン】

2018年8月17日 (金)

トット・多田率いる「多田軍団」はじめ4つの芸人グループが爆笑プレゼンバトル!「なかよしいちばん!〜プライベートで仲良し芸人大集合&大暴露SP〜」

8月16日(木)、よしもと漫才劇場にて、「なかよしいちばん!〜プライベートで仲良し芸人大集合&大暴露SP〜」が開催されました。漫才劇場メンバーたちが主宰・所属する仲良しグループをピックアップし、その活動内容や魅力を紹介するこのイベント。芸人たちのふだんの素顔がかいま見られるのはもちろん、仲が良すぎるゆえのマル秘ネタも飛び出しそうな気配です。

オープニング、舞台に登場したのは、吉田たちとマルセイユ。吉田たち・ゆうへいがMCを、そして吉田たち・こうへい、マルセイユ・津田&別府が審査員を務めるとのことですが、3人は「審査員?」と不思議顔。こうへい曰く、出場グループのプレゼンを見た上で、「どのグループに入りたいか」を審査してもらいたいとのことです。

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ちなみに審査員たちは、どんなグループに所属しているのでしょう? こうへいは「昔、こうへい軍団というのをkento fukayaが作ってくれた」ものの、メンバー4人中ふたりが辞めてしまい、「いまはふたりになってしまいました」と切ない話を告白。別府は吉本新喜劇・レイチェル率いるレイチェル軍団に所属していますが、メンバーはレイチェル、別府、ネイビーズアフロ・皆川の3人と、軍団を名乗るうえでは、ややさびしい人数です。津田は無所属。「いろんな方とまんべんなく」というスタンスで、広く交流しているようでした。

続いて、今回、出場する4グループを呼び込み。ダブルアート・真べぇがリーダーを務める「パパしんキングダム」は、なんとメンバー107人という大所帯! 下はNSC大阪39期から、上はミルクボーイ・内海までという構成で、真べぇによると「(内海は)いちばんかわいがってる先輩」だそうです。この日はヒガシ逢ウサカ・今井、絶対アイシテルズ・らぶおじさん、ポートワシントン・笠谷、二メートルズ・江城、からし蓮根・伊織の計6名で登場しました。

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見取り図・盛山が「監督・4番・ピッチャー」の3役を独占する草野球チーム「オマヘンズ」は、創立10年の歴史を誇るグループです。メンバーの二メートルズ・欅、絶対アイシテルズ・楠見、ガォ〜ちゃん、ガゼル西口は揃いのユニホーム着用で意気込みを見せましたが、代表の盛山は持参するのを忘れるという大失態。しかも、5人とも「パパしんキングダム」と兼任しており、グループ間の境界が早くもあいまいに...!?

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トット・多田を筆頭に、ツートライブ・たかのり、ヒガシ逢ウサカ・高見、たわたが名を連ねる「多田軍団」。リーダー・多田は激しく声がれしており周囲を驚かせましたが、後輩から「たーちゃん」と呼ばれても意に介さないなど、おおらかな天然ぶりは揺るがず。また、たわたは同期の見取り図からいじり倒され、ゆうへいは思わず「多田軍団じゃなく見取り図軍団では?」と疑問を呈していました。

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「どんな飲み会でも、必ずかんざきを終電で帰らせる」のがモットーの「かんざき終電ファミリー」は、てんしとあくま・かんざき、デルマパンゲ・広木、見取り図・リリー、爆ノ介の4人。「酒が強い」と言い張るかんざきに、3人が「そんなことない」と待ったをかけるなど、チームワークに不安を感じさせるも、謎めいた活動ぶりが観客の興味をそそります。

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最初のコーナーは「なかよし活動紹介」。各グループの入門編として、写真などもまじえながら、ふだんの活動を審査員&観客にプレゼンしていきます。

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トップバッターは「パパしんキングダム」。真べぇが、LINEで映画やごはんに行く人をつのることが多く、ほかには大規模なBBQなども行っているそう。今井が言うには、真べぇが500円玉貯金をして、貯まったお金で連れて行ってくれるのだとか。一方の真べぇは「さびしがり屋やから、みんなに来てもらってる感じ」と笑顔。ただし、ダイエット中の真べぇがウォーキングに誘ったときだけ、LINEが107既読→全員スルーだったという悲しいエピソードも明かされました。

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「オマヘンズ」は月1ペースで草野球の試合を行うというのが主な活動ですが、実は普通に遊びに行く方が多いのだとか。バスを借りて琵琶湖に出かけた際は、帰りのバス内で「笑ってはいけない」ゲームに興じましたが、恐ろしすぎる罰ゲームを設定したために、「誰も笑わないまま大阪に着いた」と振り返る盛山。ほかに、全員スーツ着用で新年の必勝祈願をしてもらうも、その年は1試合も行わなかったなど、爆笑&脱力エピソードが続出。津田は「あの話で入ろうと思わないのでは...」と戸惑うばかりです。

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「多田軍団」のメンバーたちは、「とにかくゆるい」「既読スルーもOK」と、その魅力をアピール。多田自身はやりたいことがとくにないため、メンバーが自分の行きたいところをプレゼンし、興味をひかれると「じゃあ行くわ」とついてきてくれるパターンが多いそうです。高見も「自分が行きたかったイラストレーターの展覧会に誘ったたらつきあってくれた」と言い、多田は「ぜんぜんイヤじゃない」とニッコリ。さらに、「よく行く」というカラオケでの、多田×たわたデュエット映像も大放出されました。また、多田はつねに高見のことを「(自分の)ほかに誘ってくれる人がいない」と心配しており、そんなやさしさも審査員の心をつかみます。

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「かんざき終電ファミリー」の活動では、「かんざきを終電で帰らせること」自体がメインイベント。「もう1軒行こうと言われても、終電がなくなると朝まで付き合わなければならないので、早く帰ってほしい。強制送還することもある」と証言する広木。毎回、かんざきが終電に向かう写真が記録されており、同じく終電に乗らなければならなかった爆ノ介は、並走しながらお互いの写真を撮り合うという珍体験をしました。行きつけの焼鳥屋でなぜか狭い席に押し込まれるなど、「かんざきあるある」も多数明らかに。派手な活動こそありませんが、リリーは「(終電までに終わるため)ほどよく飲めるので健康的」と意外な長所も挙げていました。

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プレゼンが終わったところで、次は審査員が実際に各グループ独自のノリなどに加わり、「仲良し体験」してみようというコーナーへ。「多田軍団」は、「ねえたーちゃん、こっちむいて」というシチュエーションを体験してもらうことに。何にも興味のない多田に、メンバーが入れ替わり立ち替わりレジャーを提案していくというものです。スマホをいじる多田に、探り探りプレゼン攻撃を仕掛ける面々。お笑いについての相談はスルーするくせに、こうへいの「あっちに蜂の巣がある」という誘いにはホイホイ乗るなど、つかめない多田の心理に場内爆笑!

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「オマヘンズ」のノリには「パパしんキングダム」も全員合流。野球での「審判が多すぎる」ノリを体験すると、「これは楽しい!」と審査員たち。さらに、「上げっぱなし」や「低すぎる」胴上げでも沸かせました。

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飲み会の様子をドキュメントタッチで再現したのは「かんざき終電ファミリー」。ポイントは、もっと飲みたがるかんざきを、いかにして終電へと導くか。3人の強引とも思えるタズナさばき(?)と、気づけば支払い、店を後にさせられているかんざきの姿が、笑いと哀愁を誘っていました。

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「パパしんキングダム」は、坊主頭の今井を叩くノリを。完璧なチームワークで展開される、テンポのいいやりとりで笑わせます。らぶおじさんの「くさすな!」というフレーズも、今井同様どんどん派生して、最後はピンネタ化!? 

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「逆に悪いトコ教えて!」と題し、あえて自分たちのグループの短所も語り合われました。「多田軍団」からは、予想通り、多田の天然エピソードが止まらず。「トイレ、お手洗いという言葉を知らない」「好きな芸人はゆってぃさん」などグループ内からの報告に加え、「サッカーやりたいな〜と言いながら野球の素振りをしていた」「お好み焼き屋で、話に熱中しすぎて何も乗っていない鉄板をコテで切り分けていた」(いずれも盛山)など他グループからの情報も飛び出しました。

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「かんざき終電ファミリー」は、酒癖の悪いかんざきを終電に向かわせる手法を再現。「オマヘンズ」からはガォ〜ちゃんの「例え」をフィーチャーしたノリや三段落ちならぬ四段落ちなど、気づけば「悪いトコ」の告発からどんどん違う方向へ...。最後はいきなり振られた多田がゆってぃさんのギャグを繰り出し、そのまま胴上げされるというカオスな結末を迎えました。

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厳正な審査の結果、こうへい&マルセイユが選んだ「入りたいグループ」は「多田軍団」! 「(多田の)やさしさと、純粋に楽しそうだった」という選出理由に、観客も大いに納得しつつ、この日のイベントは幕となりました。

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【吉田たち】【マルセイユ】【ダブルアート・真べぇ】【ヒガシ逢ウサカ】【絶対アイシテルズ】【ポートワシントン・笠谷】【二メートルズ】【からし蓮根・伊織】【見取り図】【ガォ〜ちゃん】【ガゼル西口】【トット・多田】【ツートライブ・たかのり】【たわた】【てんしとあくま・かんざき】【デルマパンゲ・広木】【爆ノ介】

2018年8月 6日 (月)

kento fukayaが初優勝!芸歴8年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」開催!

8月5日(日)よしもと漫才劇場にて、芸歴8年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」が開催されました!

2ヶ月に1度、「Kakeru翔LIVE」に出演するNSC33期以下の43組による「今、1番面白いヤツ」を目指して戦う白熱のバトルライブです!
今月のMCはトット!

猛暑の中たくさんのお客様にご来場頂き会場は立ち見まで満員!ランキング下位のメンバーは翌月のオーディションメンバーとの入れ替え戦「Kakeru翔チャレンジバトル」でよしもと漫才劇場に出演する機会を失う可能性もある中、翔メンバーはどの組も気合い十分。
4つのブロックに分けてそれぞれがネタを披露し、お客様は「面白いと思った4組」に投票できるこのライブ。
いよいよ闘いの幕がきっておとされます!

<出場メンバー>
【Aブロック】
いなかのくるま、ピュアピュアズ、馬と魚、カベポスター、ポップマン、熱いお茶、kento fukaya、ドーナツ・ピーナツ、滝音、センリーズ、さや香

【Bブロック】
やまぐちたけし、紅しょうが、斜に噛む、清友、リアル、きんめ鯛、ヒガシ逢ウサカ、エンペラー、ラニーノーズ、なにわスワンキーズ、霜降り明星

【Cブロック】
プードル、エジソン、ロックンロールブラザーズ、ビスケットブラザーズ、村一番、ちからこぶ、フースーヤ、ニッポンの社長、ネイビーズアフロ、コウテイ、ダブルヒガシ

【Dブロック】
ポートワシントン、蛙亭、ゆりやんレトリィバァ、チャンプチョップ、田津原理音、たくろう、マユリカ、濱田祐太郎、ミキ、からし蓮根

Aブロックは先月の「Kakeru翔チャレンジバトル」から翔メンバーとしてカムバックを果たした、いなかのくるまがトップバッター!ピュアピュアズ、馬と魚と続き、開幕からハイレベルな戦いとなりました。
前回チャンピオンのセンリーズはブレないスタイルでハジケた漫才を披露。
さや香は新山がモテ度で相方石井と必死に張り合う姿が爆笑を巻き起こしていました!

Bブロックは8/2にZeppNambaで開催された「マンゲキFES」でも話題沸騰のリアルが登場!西垣の初々しい一挙一動に笑いと「かわいいー!」の声が聞こえてきました。
先日単独ライブを終えたばかりのラニーノーズは"こわおもしろい"世界観のコント。Bブロックトリの霜降り明星はせいやが色んなタイプの女性を演じ、粗品を困惑させる様が大ウケでした。

Cブロックはフースーヤが語呂の軽快なギャグを連発させていき、客席も大いに盛り上がります!
ネイビーズアフロは皆川が理想の女性像を激しい論調で捲し立て、コウテイはコウテイワールド全開のネタで笑いを炸裂させていきます。
そんな曲者揃いの中、ダブルヒガシは芸人の先輩・後輩の関係性を描くネタ。大東の突飛な後輩キャラが観客の予想を裏切り波乱を呼びました!

Dブロックはマユリカがカップルのネタ。明るくかわいい(?)彼女の中谷と反応が不穏な彼氏阪本が、表情や声を巧みに使い絶妙な掛け合いで魅せるたびに客席は爆笑!
ミキは兄昴生の結婚に関するネタでした。たとえ話でどんどんヒートアップしていく様子はまさにミキの漫才という感じ。
からし蓮根は刑務所を舞台にしたネタ。伊織が次々にボケを繰り出して、青空がキレキレのツッコミで応えていました!

大きな笑いに包まれつつも緊張感のある空気の中で各ブロックどの組もしのぎを削り、熱い戦いを繰り広げました。全出演芸人のネタが終わったところで投票が行われ、いよいよ結果発表です!

第4位はダブルヒガシ

第3位はからし蓮根

第2位はマユリカ


栄えある第1位は・・・『kento fukaya』!!

翔GPは初優勝!

摩訶不思議な物件を次々と斬っていくフリップ芸!

冒頭予想外のハプニングがあったようですがそれもうまく利用して笑いを巻き起こし、ポテンシャルの高さを感じさせてくれました!

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kento fukayaからのコメントがこちら!
「見た目がポップな割に最近いぶし銀(元中日ドラゴンズ 久慈選手)みたいな活躍しかしてなかったので、とてもうれしいです!
Thank you verry much!See you next week!」












2ヶ月に1度開催される、芸歴8年目以下のネタバトル「Kakeru翔GP」。
次回は10月に開催されます。
よしもと漫才劇場に所属している若手芸人の真剣なネタバトル、皆様のご来場お待ちしております!



2018年8月 3日 (金)

劇団コケコッコー第二回公演「恋の文」上演! プリマ旦那・野村インタビュー

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よしもと漫才劇場を始め、劇場やテレビで活躍している若手コンビ、プリマ旦那。ボケ担当の野村尚平は、コンビでの活動のほか、芝居の脚本・演出、落語など、その才能を多岐にわたって発揮しています。10月19日(金)、20日(土)には、野村自身が主宰する劇団コケコッコーの第二回公演「恋の文」がABCホールにて上演。今回も脚本・演出・出演の三役をこなす野村に話を聞いてみました。


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----今回はどんなお話ですか?

「タイトルにあるように、手紙をモチーフにしたお話で、昭和の香りが残る片田舎の古めかしい郵便局が舞台の現代劇です。そこは街に住んでる方々がバタバタと集まってくるようなところなんですが、事情を抱えた男が郵便局員として赴任してくる、と。そして、そこで出会った一人の女の子が、ある手紙をしたためるんですけど、その手紙にもいろんな思いがあって...というお話です」


----今回の脚本を書こうと思ったきっかけは?

「2年ほど前にラジオで"愛と恋の線引きを教えてください"というリスナーさんからの問いかけがあったんです。それでラジオ局の広辞苑を持ってきて調べることになったんですけど、その時の広辞苑が本当に古くて。意味を調べてみると、恋の定義が"いっしょに住めない、亡くなっているなどの理由があって、いっしょにいることができない人に対して募らせる想い"みたいなことが書いてあったんです」


----なんか古風な感じですね

「その言い回しが、僕は時代背景もあるのかなと感じて。今みたいに電話やメールがない時代ならではの感覚なのかな、と。その時に手段としてなんとなく手紙を連想したんです。その当時、大事にされてたものだろうなって。僕ら世代もそうですけど、今ってあんまり手紙を書く文化が無い、でも当たり前にある普遍的なものでもある。そんな"手紙"をモチーフにしたお話を書きたいという気持ちが、その頃から漠然とありました」


----それが2016年?

「そうですね。ざっくり2年くらいは悶々と」


----じゃあ、仕上げようと思ってからはどれくらいで出来上がったんですか?

「それがバラバラで...。プロットや草案は、それこそ並行して10本前後はあるんですが、そのうちのひとつなんです。今あるプロット、そこからさらに思いつくものがあれば、何個かのプロットの設定をかけ合わせたり。今回は、キャラクターとかもスライドさせたりしましたね」


----そもそも芝居に興味を持ったのはいつごろなんですか?

「芝居というか映画は2歳、言葉を覚えたくらいから毎日見てたみたいです。幼稚園のお遊戯会で演出つけて、洋画の役者さん、監督とかの名前を出して、先生に心配されて親が呼び出し食らうっていう。その頃からなんか言いたい、作りたいっていうのはあったみたいです」


----じゃあ子供の頃からの夢だったんですね

「映画が好きで、お話を考えるのも好きだったんです。僕は喜劇役者になりたくてこの世界に入ってきたので、それを形にするためにはチャンスを待っててもこないですしね。それで自分で機会を作ろうと思った時期と、諸先輩方がお芝居を企画されてる時期が重なって。飲みに連れて行ってもらったりしていく中で、僕に書かせてもらえませんかって話をして、そこから何本か書かせてもらえるようになったんです」


----劇団コケコッコーを作ろうと思ったきっかけは?

「ある程度自分が書きたいものができたときに、コンスタントに(芝居を)打てる母体がほしいなと思ったことですね。そして僕の作り方を面白がってくれる人と一緒にものを作っていきたいなってなったときに、じゃあ劇団を。ということになりました」


----その劇団について教えてください

「良くも悪くもウソのつけない連中です。パーソナルなところでやっぱりなんかおもしろかったり、いいやつだったり、人間くさいなとか。だから人くささが劇団のカラーって感じはありますね」


----メンバーはどうされたんですか?

「何度かご一緒してるフリーの方とか後輩とかも含めてお声がけしました。けっこう女性陣は、芝居経験豊富な人が揃ってます。男性陣に目をやると、本当に線の細いやつが集まってて。普段一緒に飲むやつが多くて、ちょっと人間的に欠けてる人がコンセプト、というか結果そうなったんですけど。人間味があって本当にその人が言ってる言葉にウソがないので、それが見てる人に伝わるかなと思います。それでいうと新喜劇に新しく入団した北野くん。声もハスキーで、それこそ滑舌とかは終わってますし(笑)。でも一生懸命しゃべるんですよ。それが笑っちゃうときもあれば、なんかグッと泣きそうになるときもあったりっていう。いいキャラクターですね」


----コンビ結成当時からお芝居というのは頭にあったんですか?

「僕はありましたね。元を正せば、渥美清さんとかジムキャリーとかが好きで。それが何から手を着けたらいいのかわからず、同級生にそそのかされて漫才の大会に出て、今度は吉本の社員さんにそそのかされ養成所に入って。なんかどうしていいかわからんから聞いていったら、聞いた相手が悪くて(笑)。お芝居をやるまでにはすごく時間がかかったんですけど、まあおもしろいことを作りたいということには変わりはないので。漫才なのか、コントなのか、落語なのか、お芝居なのか、というところで僕はなんか一個に絞らず、やりたいことをやれればいいなと思ってやってきてる感じですね」


----芝居の面白いところってどういうところですか?

「あのオープニングの登場のとこでやってたあの動きってこういうことやったんか、ていうのが1時間半後にわかるってことができたり。あと僕らは普段お客さんの笑いを揺さぶりに、笑かしにかかる仕事なんで、それだと表現しづらいものができる、お芝居はそこの格子を外してくれるような感じがありますね」


----演出の面白さはどういうところに感じますか?

「みなさんがお持ちのメソッドとか理屈とかを、いい感じに壊して、ちょっと無理言ってでもこっちの方がおもしろさが伝わる、なんか泣けちゃうとかがあれば、ちゃんと敬語でキャリアが後輩でも頭下げて、お願い1回やってみてって。それを舞台にして、僕がお願いしたやり方で反応があったときに、演者さんも納得してくれるんですよね。もちろん、逆もあります。演者さんからこっちの方がよくないですかって言ってもらって、ハッとさせられたり。そして、ことお笑いでいうと台本で取りたいなっていうのがあるんですよ。お芝居の役柄、キャラクターを好きになってもらった上で、そのキャラクターが言ってることがおもしろい!ってなってもらえるのがうれしいんです。"プリマ旦那の野村くんが今こんなこと言ったからおもしろい"ってお芝居の世界に入ってもらえてないじゃないですか?」


----しっかりお芝居を見てない感じですよね

「演出つけるとき"外に出る"って僕は使うんですけど、お話から外に出るのはやめましょうと。そうじゃなくて台本のなかで、お話しの世界にお客さんに浸ってもらったうえで、キャラクターを好きになったり、嫌いになったり、だからこそ笑えたり、っていうようなことを、演出ではいつも心がけてます」


----そこはお笑いとはまた違った楽しさですよね

「そうですね、お話の中を生きてる人のことなので」


----脚本・演出をしてご自分で出演もされてます

「僕は単純におもしろくて、その人がキャラクターに合ってたらなんでもエエやんって考え方やったんですけど、書いて出て、何より主役を張るって、お前どんだけ目立ちたいねん!みたいな、ネガティブなことを聞いたことがあって。なるほどそういうふうに感じる人もおるんやって思ったんです。それで一回目の公演のとき、ギリギリまで悩んだんですよ」


----そうだったんですか?

「僕が出るとお話自体に集中できない方も出てくるんじゃないか、それはイヤだなと思ったんです。でもこのお話を上演するにあたって、自分の言葉をこのキャラクターにのせるんやったら、自分がやるんが一番伝わるのかなって。演者さんに演出をつけたりするときも、ここはこういう意図があって...って、言葉である程度までは伝えられるんです。でも、人の気持ちってホンマのとこはわからない。頭の中を丸々...僕の耳に黄色と赤と白の線つないで、プロジェクターみたいに僕の目が光ってワーッてなるのを見てもらえたら、もしかしたら全部わかるかもしれませんけど。だからここは形にしたいなってところは、恥ずかしながら出させてもらおうかな、と」


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----その一回目の公演ですが、相方の河野さんの反応は?

「奥さんと見に来てくれて、奥さんが号泣してくださったみたいで。相方はそんなに泣いたりとかは無いんですけど、グッときて泣きそうなときに奥さんの嗚咽がすごくて引いてしまったっていう(笑)。でも毎回マメに観劇に来てくれてますね」


----河野さんに出演してもらうって話しにはならないんですか?

「いや、まあ〜〜〜〜(笑)。たまに聞かれるんですけど、今後無いことでは無いです。拒絶してるわけではないので、可能性無くはないんですけど、ただセリフはないと思います(笑)」


----河野さんの方から出たいというのは無いんですか?

「ラジオで最初はあったんですよ。お芝居が決まりました見に来てください、俺も出せ〜みたいなのが。でも芝居を見に来てくれたあとのオンエアで"出せ〜とかあんなこと言ってゴメンな"って言われて。あんなに一生懸命稽古もして、あんだけ笑って泣いてって、よう入っていけへんわって(笑)」


----でも、もしかしたら今後、共演はあるかもしれないということで?

「そうですね。いつかというか、まあ機会としては試みたいなというのはありますね」


----過去の作品には神様やタイムスリップなどが出てきますよね?

「あえて入れてる所と、好きで入れてる所両方ですね。人間って誰しもやり直したい、あの時こうしておけばよかったっていうことが場面場面であるはずなんですけど、毎日せわしなく生きてると見落とすこともあると思うんです。でも、みんな同じチャンスとか変われる機会とかが訪れてると思うんですよ。だから大げさに神様とか天使とか、時間戻るとか止まるとか、ファンタジー、SFとかが入ってくるのも、実はそれに近いことが身の回りに起きてるっていう自分の体感なんですよね。何かの働きかけがあってここにおるみたいな。たまたまこの人と今日飲むことになったのは、いろんなボタンのかけ違えやけど、いっぺん飲んだその人と次の現場でご一緒できるようになったりとか、そういうことを可視化するイメージがありますね。僕の中では決してファンタジーやSFってことじゃなくて。そこを共感していただけたらな、と」


----今回の芝居にそういう要素は入ってるんですか?

「そこまででは...ないですね。これまでのとはちょっと雰囲気は違うのかなぁと思います。でも、あったかくて笑えて最後ホロッと泣けるみたいな、なんとなくのコンセプトはありますよ。やっぱりコメディアンとして笑いは避けて通るつもりはないです」


----稽古はもうスタートしてるんですか?

「これがまたなかなか。メンバーのスケジュールもあり、8月から顔合わせと稽古っていう感じですね」


----じゃあ完成まで正味2カ月くらい?

「そうですね」


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----8月11日(土)にはプリマ旦那10周年の単独ライブも控えてます

「若い女の子の人気をもらうために、いろいろ無理したり嘘ついたりしてるとこが一杯あったんですけど、相方とお互い30歳を越えて、もうある程度スッポンポンで舞台に立てるようにはなってきたんかなぁって思ってます。10年やってきて、なんか...そうですね。今の若い子らからするとニーチャンか、下手したらオッチャンが一生懸命汗かいて、でもなんか形にしたいものがある。なんかホンマにその一晩、1時間半をいっしょに笑えたらなって思います」


----こちらの稽古は佳境に入ってる感じですか?

「まったくしてませんね。ウチはギリギリなんで。練習すればするほど、慣れた感じが嫌で。ギリギリまで何するかも言わないし、その分のびのび、その場の空気で」


----では今回のお芝居についてメッセージをお願いします

「恋の文、皆さんの身近に寄り添える、手紙をモチーフにしたお話です。一人の女の子の恋心、そしてその女の子を支える周りの人々、それはただの話の中の出来事であり、誰もが通ってきたような、もしくは今後あるような...。今回のお話を観たあとに皆さんが大切な人に、好きな人に、一筆書いて勇気を持って手紙を出したくなる気持ちになってもらえたらな、と思いながら作ってます。ご家族や恋人や大切な方と観てくれてもいいですし、1人で来て笑って泣いてくれてもいいです。ただ多分すごく泣くと思うんで、タオルケット持ってきてください」


----ありがとうございました!


【プリマ旦那・野村】


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劇団コケコッコー第二回公演「恋の文」

 

【場所】

ABCホール(〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島1丁目1−30

 

【出演】

野村尚平、鮫島幸恵、佐々木ヤス子、大西ユースケ、吉岡友見、洲崎貴郁、堀川絵美、伊丹祐貴、樋口みどりこ、中谷祐太、辻凪子、北野翔太

 

【料金】

前売2500円/当日2800円

【公演日時】

10月19日(金)

開場18:30/開演:19:00

 

10月20日(土)

①開場:12:30/開演:13:00

②開場:16:30/開演:17:00

 

【チケット発売】

8月4日(土)一般発売

チケットよしもと(Yコード:506117)

チケットぴあ(Pコード:488-576 )

ローソンチケット(Lコード:53410)

*Lコード予約(10時~20時):0570-000-407

―――

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プリマ旦那単独ライブ

「プリマ旦那一大都市ツアー2018」

8/11(土)20:15開場20:30開演22:00終演

よしもと漫才劇場

前売1500円当日1800円

チケットよしもとにて発売中。


総勢140人以上の若手芸人がZepp Nambaに大集結!ネタあり歌ありコーナーありの一大夏フェス「大阪チャンネルpresents もっとも〜〜〜っとマンゲキFES」大盛況

8月2日(木)、大阪・Zepp Nambaにて、「大阪チャンネルpresents もっとも〜〜〜っとマンゲキFES--オモろくてアツすぎるZepp Nambaの日--」が開催されました。毎年恒例となっている、よしもと漫才劇場メンバーによる"お笑い版"夏フェス。今回は昨年11月にスタートした「大阪チャンネル」の人気コンテンツ『もっともっとマンゲキ』がZepp Nambaに降臨! トット、アインシュタイン、吉田たち、プリマ旦那のMC陣をはじめ総勢140人以上の若手芸人が勢揃いして、さまざまなネタやコーナーで大暴れしました。

客席には、開演を今か今かと待ちかねる観客たち。幕の向こうにトット、アインシュタイン、吉田たち、プリマ旦那のシルエットが浮かび上がると、大歓声が上がります。

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幕が落とされ、ステージに現れた4組は、満員の客席を前に「すげー!」を連発、大感激。トットとプリマ旦那のタペストリーがいきなり落ちるというハプニングに見舞われつつも、軽快なトークを展開していきます。

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さらに、この日の主役、マンゲキ芸人たちがステージに全員集合! オープニングで既にTシャツを客席に投げてしまうクロスバー直撃・前野、「立ってこれ〜」を発動する祇園・木﨑など、早くも大盛り上がりです。

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客席へのサインボール投げでさらにヒートアップした後、「マンゲキFES!」「スタート!」のコール&レスポンスで、ついにイベントの幕が開きました。

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まずは前半のネタブロックから。トット、

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さや香、

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ゆりやんレトリィバァ、

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霜降り明星、

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吉田たちの5組が、それぞれ3分ネタで爆笑をさらいます。

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続いては、「マンゲキ夏の大運動会!」と題したコーナーへ。前半戦のMCはアインシュタイン・河井とトット・多田。MC陣をリーダーとする4チームが、巨大平均台上で相手チームの陣地を目指し、先に到達したチームが勝利する「平均台バトル」に挑戦します。全チームそれぞれ10人を選出し、2チームずつ対戦。武器のビニールバットで攻撃し合います。

吉田たちチームはリアル・西垣、プリマ旦那チームは熱いお茶・トニオが一番手として登場。西垣はすぐ落ちるも、二番手の蛙亭・岩倉が予想外の大活躍! プリマ旦那・野村など自ら落下する者も出て、平均台の上はカオス状態に...。狂気に満ちたダブルアート・タグの攻撃、ひたすら耐える守谷日和という名勝負も生まれるなか、プリマ旦那チームが勝利しました。

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2試合目、アインシュタインチームはヒガシ逢ウサカ・高見、トットチームは紅しょうが・稲田がトップを切ります。女子とは思えぬパワフルな攻撃で高見をたたき落とす稲田。稲田が倒れたあとは相方の熊本プロレスが引き継ぎ、敵をなぎ倒していきます。霜降り明星・せいやとゆりやんレトリィバァ、因縁の対決は、期待通りのキスシーンも飛び出し、勝敗を超えた展開に!? 結果は、アインシュタインチームの勝利となりました。

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運動会の後は、「FESでやりたい10のコト!」。MC4組以外の芸人たちが、「このフェスでどうしてもやりたい!」と願うコトを、どんどん叶えちゃおうというコーナーです。見取り図の「Zeppで『あたおか』とツッコみたい」を皮切りに、パーフェクト・ダブル・シュレッダー・和田の「フースーヤに入れてもらいたい」、からし蓮根・伊織の「大好きな西野カナをZeppで歌いたい」、クロスバー直撃・渡邊&ツートライブ・たかのりの「ポイor エテコマをみんなで言いたい」などなど、ココでしか見られないスペシャルな内容揃いで、客席を大いに沸かせました。

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ここで、同フェス目玉のひとつ、「マンゲキシャッフルネタGP!」に突入。MC陣を中心としたマンゲキメンバーによる、豪華シャッフルネタで楽しませます。2カ月前のLINE LIVEで抽選が行われ、5組のユニットが誕生。すべてのネタを見せた後、最優秀ユニットが決まります。コーナーMCは河野、審査員は河井、トット・桑原扮するヤン、霜降り明星・せいや扮するくさし亭仁鶴師匠の3人。ふだんのネタでは見られない新たな魅力が炸裂する、規格外のネタに期待が集まります。

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吉田たち×霜降り明星・粗品は、「吉田たちからの粗品」というトリオ名で登場。ゆうへい&こうへいのボケに粗品が鋭いツッコミを入れていく、爆笑漫才を披露しました。河井も「単独ライブのチケットをすぐ買いたい」と大絶賛!

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ゆりやん×ダブルアート・真べぇの重量級コンビは、下ネタ大嫌いな女子たちが、世の中の下ネタをめった切り。真べぇのなりきりぶり、テンポいいやりとりや独創的なダンスなど、見どころ満載の内容で笑いを巻き起こしました。ヤンは「ぜひサモ・ハン・キンポーと共演して」とリクエストも。

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稲田×守谷日和が、『もののけ姫』のカオナシと『千と千尋の神隠し』のハクそれぞれに扮して登場すると、観客からは悲鳴が。インパクトあふれるルックスながら、オーソドックスなしゃべくりネタで勝負するなど意外性もバツグン! しかし、くさし亭仁鶴師匠は「NGKはちょっと厳しい」と濃すぎるキャラにダメ出し!?

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多田はタンクトップ姿でステージへ。自転車をこいで発電し、自身を照らしながら歌を歌うというネタで度肝を抜きます。曲はゆずの『夏色』。後半になると息も絶え絶え、ライトも消えがちになり、ついには機材が壊れるという結末へ。「桑ちゃんが心配して『大丈夫?』と聞いたら、多田ちゃんはカッコいい顔で『大丈夫』って言ってた」とはヤンの弁です。

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プリマ旦那・野村×ジソンシン・下村、ニッポンの社長・ケツ、熱いお茶・トニオ、からし蓮根・伊織、コウテイ・九条、ラニーノーズ・洲崎、たくろう・赤木、フースーヤ・田中ショータイム、リアル・西垣という大所帯ユニットは、アパレル通販サイトを見ている野村と洲崎の前に、次々とおもしろモデル写真が現れるコントを。終了後、オチで河井になりきった(?)野村に、本人からクレームがつくひと幕もありました。

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悩んだ末に、審査員たちがNo.1に選んだのは、稲田×守谷日和! それぞれのスタイルで喜びを爆発させるふたりに、またまた爆笑が起こっていました。

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前半の締めくくりは、再びネタブロックで。プリマ旦那、

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祇園、

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濱田祐太郎、

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ミキ、

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アインシュタインが登場し、渾身のネタで盛り上げました。

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休憩を挟み、「マンゲキ夏の大運動会!」後半戦がスタート。前半戦とはメンバーもほぼ入れ替えられており、フレッシュな気持ちでゲームに臨むことに。MCは吉田たち・ゆうへいとプリマ旦那・河野が担当します。

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6つの競技をリレー形式で行い、先にゴールしたチームが勝利となる「チーム対抗多種目リレー!」で、雌雄を決することになった4チーム。ぐるぐるダッシュ、2階席でのけん玉、アツアツゆで卵早食い、各種道具の組み立て、ブリーフパン食い、リーダーを脱がせて3回胴上げという6競技を、それぞれ誰が担当するのか、各チーム入念な打ち合わせが行われます。

アインシュタインチームのなにわスワンキーズ・こじまラテ、プリマ旦那チームのさや香・石井、トットチームのラフ次元・空、吉田たちチームのセンリーズ・テコンドー近藤が最初の「ぐるぐるダッシュ」を終え2階席へと駆け上がると、各チームけん玉も快調に...と思いきや、デルマパンゲ・広木がまったく成功できず、一気に後れを取ってしまう吉田たちチーム。椅子や扇風機などの組み立てでも苦戦するチーム続出でしたが、アインシュタインチームがここで一歩リードし、追い上げるプリマ旦那チームを振り切って勝利! 前半戦との合計で、優勝に輝きました。

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「FESでやりたい10のコト」も後半戦へ。ネイビーズアフロの「オリジナル早口言葉を聞いてほしい」は、滑舌のよすぎる皆川のしゃべりにどよめきが。ジュリエッタ・藤本がT.M.Revolutionを熱唱したり、守谷日和が「キレイになってからエンディングに出たい」とひげそりを始めたりと、みんなやりたい放題です。デルマパンゲ・迫田による「特技のソーセージ切りを見てほしい」など、ちょっぴり意味不明な内容も挟みつつ、最後まで爆笑の連続となっていました。

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夏フェスといえば音楽!ということで、もうひとつの目玉はこちら「歌ネタ満載!マンゲキSONIC!」。MC吉田たちのもと、マンゲキメンバーがさまざまなユニットを組んで、ココでしか見られない歌ネタ・音楽ネタを繰り出していきます。

見取り図・盛山は、ご存じ『ショーバン』をトット・桑原、セルライトスパ・肥後、ネイビーズアフロ・皆川を加えた特別編成で披露。サビでは観客とともに手を振りながら歌うなど、夏フェスそのものの盛り上がりに。Zeppでのライブを経て、「これで僕のアーティスト活動は終わらせていただきます」と引退宣言(?)も飛び出しました。

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二番手は、ヘンダーソン・中村らによる人気ライブ「Berry Better!!〜音感、リズム感のない男達」のメンバーが登場。

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プロデューサー・中村とMCの多田が2階席を練り歩きながら歌う『上海ハニー』に続き、文字通り音感・リズム感ゼロのジュリエッタ・井尻、見取り図・リリー、ジソンシン・下村、ツートライブ・たかのり、マルセイユ・津田、いなかのくるま・木佐、kento fukayaがカラオケメドレーで歌唱力を披露します。場内騒然となるなか、最後は衣装を替えて嵐の『ワイルドアットハート』を歌い踊るという狂乱のステージで締めました。

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お次は、ミルクボーイ、てんしとあくま、なにわスワンキーズ、たくろう、ロックンロールブラザーズからなる「マジで人気ないユニット」が、シブがき隊『NAI・NAI 16』の替え歌『NAI・NAI 人気NAI』を披露! 「チケットが売れない苦労」や「出待ちがいない悲しみ」などのあるあるショートコントを挟み、笑いと涙を誘っていました。

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ダブルアート・タグ率いる「田口合奏団」は、プリマ旦那・河野、マユリカ・阪本、ロングコートダディ・兎、ミキ・昴生&亜生、アインシュタイン・河井が楽団風にスタンバイ。ところが流れている音楽はCDで、阪本のシンバルに続き、昴生は牛の鳴き声を発するなど不思議なアンサンブルに。さらに亜生はなぜか昴生から乳を搾り、兎は音符に扮して「ミ!」を連発、暗闇で光り輝く河井、カスタネットを軽やかに鳴らす河野と、謎が謎を呼ぶパフォーマンスを見せていました。

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トリを飾るのは、祇園・木﨑、さや香・石井、ジュリエッタ・井尻、美たんさん・光美、マルセイユ・別府、ラニーノーズ・洲崎、からし蓮根・青空によるダンスユニット! DA PUMP『U.S.A.』を見事なダンスとともに再現します。曲の合間には各人のギャグ、さらに河井、多田、吉田たち、河野への暴露やいじりも次々と!? なかでも河井いじりはどこまでも止まらず、観客もメンバーも大爆笑していました。

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4時間にわたるイベントもそろそろフィナーレ。吉田たちが「マンゲキSONICは以上...ですかね?」とコーナーを終えたところで、どこからともなく稲田の声が...。「これで終わっちゃっていいの!?」の言葉とともに、WANIMA『やってみよう』に乗って"HANIWA"姿の稲田登場! ほかの出演者たちもステージに大集合、「FESの最後にムチャぶりやってみよう!」と題したコーナーで最後の花火を打ち上げます。

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抽選で選ばれた芸人が、センターに出てきてムチャぶりに応えるというもので、河野がくじを引いていきます。トップバッターに選ばれたのは、ミキ・亜生! スクリーンに映し出されたムチャぶりは「マンゲキあるある」です。亜生は「いつも楽屋で、てんしとあくま・川口さんが全然知らんカップラーメン食べてる」でしっかり笑いを取りました。さらにさや香・新山やリアル・西垣にも指名が飛び、「切ないひと言」のお題を与えられたヒューマン中村は「ごめん、オレのカバン踏んでるわ」でひときわ大きな爆笑をさらいます。最後に指名されたのは、アインシュタイン・稲田。「シメのひとこと」を求められると「みんな大好きだぉ♡」と返し、河井らから「気持ちわる〜...」とブーイングを受けていました。

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興奮さめやらぬなか、エンディングでは写真撮影OKタイムも設けられ、ワイワイなごやかな雰囲気に。2500人を集めた"オモアツ"な一夜は、こうして幕を閉じました。

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終演後に行われた囲み会見には、トット、アインシュタイン、吉田たち、プリマ旦那が出席。トット・多田は「楽しくやらせていただいた。ピンネタはめちゃくちゃ緊張しましたけど、お客さんも楽しんでくれたのではと思っているので、やってよかったです」とニッコリ。桑原は「フェスは何回か経験しましたが、MCは初めて。出ずっぱりで、みんなといろんなことができて、いい夏の思い出になった」と振り返りました。

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「お客さんも楽しんでいただけたかなと思うんですけど、やってる僕らもすごく楽しかった」と話したのはプリマ旦那・河野。野村は「昔からお付き合いのあるお兄さん方に胸を借りながら、劇場で一緒にやってる後輩たちと、こんなに大きなお祭りができるのか...という感慨もあり、とても楽しく終えることができました」と心境を述べます。

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吉田たち・ゆうへいは「規模も大きく、時間も長くして、またやりたい。マイケル・ジャクソンみたいに、失神とかさせたいですね」とさらなる目標を。こうへいは吉田たち×霜降り明星・粗品で行ったシャッフルユニット漫才について「手応えを感じられたので、霜降り明星が結成15年を過ぎたら、3人でM-1に出たいと思います」と野望を語っていました。

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「後輩のみんなに助けてもらった。お客さんも大変な状況のなか、最後まで楽しく見ていただけたかなと思うので、また2回目以降、もっともっと楽しんでもらえるようなライブを考えていけたら」とアインシュタイン・河井。稲田は「僕が書いたイラストのクッキーが、1個200円だった。それは次回、もうちょっと安くできないかと思いました」と心残りも。

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また、「次にフェスをやるなら?」の問いには、「Zepp Nambaの成功を受けて、来年HEPで」(野村)、「とりあえずキープではないですが、下回ることはないように」(稲田)、「東京でもやりたいですね」(こうへい)など、早くもさまざまな意見が飛び交っていました。

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2018年8月 1日 (水)

トット・桑原が強運ぶりを発揮して二代目チャンピオンに!「おしゃベガス!〜目指せ!トークで億万長者〜」

7月31日(火)、よしもと漫才劇場にて、「おしゃベガス!〜目指せ!トークで億万長者〜」が開催されました。芸人たちが、"トーク力"と"運"で一獲千金を狙うこのイベント。2回目となる今回は出場者のほとんどを入れ替え、またまたし烈なバトルを展開することに。前回王者の見取り図・盛山が連覇するのか、はたまた新チャンピオンが誕生するのか!? 目の離せない1時間となりました。

オープニング、支配人ことMCのジュリエッタ・井尻が登場し、さっそく12人の出場者を呼び込みます。

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さや香・新山は「賞金もらいガス! 焼肉食べガス!」とタイトルにからめたボケを連発するも、井尻から「趣旨が違います」と却下される羽目に。ジュリエッタ・藤本は「相方のわがままに付き合ってくれて...」と出場者たちに感謝。井尻によると「自分が企画したイベントではない」そうですが、藤本の言葉をきっかけに、"主催者・井尻"にまつわる嘘エピソードが続出しました。守谷日和はこの日、福岡での仕事を終えて駆けつけたため、「打ち上げに出られなかった」と悔しげ。前回チャンピオンの盛山は、相方・リリー曰くトークというより運のみ(?)でもぎとったラッキーな勝利だったとか。しかし、盛山は「今回はトークを仕上げてきた」と連覇に自信をのぞかせます。

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まずは出場者の半分が脱落する「ワンミニッツタイマントーク!」からスタート。テーマに沿って60秒の1対1トークを行い、井尻の判定によりおもしろかった方が勝者となります。ただし、タイムオーバーは即、失格という厳しいルールも!

対戦カードはくじ引きで決定。1回戦は守谷日和VS.リリー、テーマは「ミスった話」です。先攻の守谷は街で見かけた「食パン1斤を抱えて車を追いかけるおじさん」の顛末を語りましたが、フィニッシュでつまずき会場をざわつかせてしまいます。一方のリリーは「母がドライアイスをこぼしてターミネーターと化した」エピソードを語り、観客を爆笑させました。もちろん勝者はリリー! 早々に予選敗退となった守谷は「これがおしゃベガスか...!」と戦慄の表情を浮かべています。

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2回戦は藤本VS.盛山の顔合わせで、テーマは「ビックリした話」です。楽屋でアインシュタイン・河井とふたりきりになった際に目撃した「カメムシ事件」を披露した藤本。盛山はテレビ番組でネタをやるとき、あるフレーズが問題となり、最後は思いも寄らぬ言葉に差し変わったエピソードで観客を驚かせました。勝ったのは盛山! 藤本は悔しまぎれにギャグを発動、「おしゃベガス!」ならぬ「ギャグベガス!」化を計るひと幕も...。

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ツートライブ・たかのりとさや香・石井が対戦した3回戦では、「悲しい話」がテーマに。「ファンから聞いた怪談話」が不発に終わったたかのりに対し、石井はコウテイ・下田に仕掛けた軽いいたずらが、老いによる体力低下ゆえ大惨事となった話を告白。圧勝となりました。

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4回戦は、さや香・新山VS.からし蓮根・伊織。「腹たった話」をテーマにバトルを繰り広げます。新山は大学時代に知り合った留学生の友人から、彼が出演する演劇に誘われた際に起こったある事件を話すも、オチに至らぬうち時間切れに。落胆する新山でしたが、伊織も時間切れとなれば引き分けの可能性も!? しかし、チケット売りをしていたとき、ある女性からかけられたひとことを、きっちり時間内に収めた伊織が、見事勝利しました。 

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トット・多田とからし蓮根・青空の対戦となった5回戦は、「信じられへん話」です。ピース・綾部、ヒューマン中村とともに営業に行った際のエピソードを語った多田は、初っぱなからうっかりミスを連発。青空は「おばあちゃんの家で、4tトラックの音だと思ったものが実は...!」という話で勝負しました。

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井尻のジャッジは「同じレベル」ということで、なんと腕相撲で勝者を決めることに! 多田は青空を一瞬でねじふせてみせ、勝ち残りました。

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最後の対戦は、ツートライブ・周平魂VS.トット・桑原。「許せない話」をテーマに、相方・たかのりへの不満を爆発させた周平魂は、まだまだ言い足りない様子で「時間が足りない!」と地団駄。桑原も同じく相方・多田のありえない「名前の言い間違い」を暴露し、この勝負は桑原の勝利に。

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勝ち上がった6人は、持ち時間を30秒に短縮した「30セカンドタイマントーク!」でさらにふるいにかけられます。リリーVS.桑原の対決は、「俺だけ?な話」。中学生ぐらいの女子から「私は盛山さん派です!」と言い放たれた衝撃を語ったリリー。桑原は「甥っ子のツッコミが上手すぎる」エピソードで笑いを誘い、ここでもまた腕相撲決戦に突入です。

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リリーがあっさり勝利したあとは、多田から「高校時代、女子に負けたこともある」と暴露された桑原でした。

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「最近の話」で戦うことになったのは、盛山と多田。盛山は酔っぱらって帰宅した際、階を間違えて他人の家のソファでくつろいでしまった話を臨場感たっぷりに披露。多田は、なんばグランド花月の楽屋ロビーで高校野球の大阪大会決勝を見ていたまるむし商店・東村の、悲痛な叫びで笑わせました。いずれも大きな笑いを呼びましたが、ここは盛山の勝利に!

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石井と伊織の対決は、「奇跡的な話」がテーマ。高齢ながらSNSに積極的な父の"かわいい一面"を明かした石井。伊織は寿司屋で遭遇した客の奇行について語りましたが、僅差で石井が勝ち進みました。

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決勝に臨むのは、リリー、盛山、石井の3人に決定! 

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と、ここで敗者復活のチャンス「運頼み!ロシアンからしシュー!」の時間が。トークではなく運の方に重点をおき、9つのからし入りシュークリームの中にひとつだけまぎれた美味しいシュークリームを引き当てた者が、4人目のファイナリストとして決勝に加わることができます。

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ひとりひとつずつシュークリームを選び、同時に口へ。ほとんどの出場者が辛さに悲鳴を上げるなか、桑原と周平魂だけが平然。ジャッジできず混乱する井尻でしたが、周平魂はただ辛さに耐えていただけだったことが判明し、桑原が決勝に進みました。

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決勝戦では、くじ引きで決まった順番に、ボードからテーマを選んで60秒以内にトーク。その後、残った時間だけ、ボードの裏に書かれたゲームに挑戦し、クリアできればベガスポイント=賞金がゲットできます。井尻がOKを出さなければゲームには進めず、また時間切れになると失格してしまいます。

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1番手の盛山は「どうでもいい話」をセレクト。今より太っていた頃、海水浴に行って砂浜に脱ぎ捨てたタンクトップを、清掃のおじさんがテントと勘違いして回収したという話で爆笑をさらいます。

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残るは30秒あまり、「赤玉連続3回出し!」クリアには十分な時間に思えましたが、何度やっても2回までしか連続せず、ついには「無理や!」とキレる盛山。

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石井は「先輩の話」として、道で見かけたヤバそうなおじさんが、よく見ると盛山だったというショッキングな出来事を。

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ゲームは「ジェンガ菜箸抜き!」。菜箸でジェンガを1本抜き、上に乗せられたらOKなのですが、抜いたジェンガを箸で持ち上げるのが意外なほどの難しく、クリアできず...。

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3番手のリリーは「いまだに何のことかわからん話」で勝負。

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「実家に帰るとおばあちゃんがポケモンを見ていた」というシュールな場面を短時間にまとめ、その後の「リフティング連続10回」も難なくクリア。なんと9000ベガスポイントを獲得し、優勝に王手をかけます。

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最後は桑原。「不思議な話」を選び、多田が「遅ればせながら」を噛んだエピソードで、恐怖と笑いを誘います。

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ゲームは「コーラ飲みきり!」。30秒以上残っていましたが、桑原はなかなか飲み進められず四苦八苦。そのまま時間切れとなり、「炭酸アカンねん...」と力なくつぶやいていました。

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というわけで、優勝はリリー! 

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しかし、井尻から、さらに賞金を倍に増やせるチャンスのオファーが。残る3人も一緒に挑戦し、もし負けたら賞金は勝者のものになってしまいますが、リリーは果敢にチャレンジを決意。吊るされたバナナをいちばん先に食べられた人が勝利する、その名も「サドンデスバナナ」に挑戦します。ゲーム内容に疑問がぬぐえない4人でしたが、バトルはしだいに白熱。最後は長身を生かして桑原がバナナにかじりつき、二代目チャンピオンとなりました。

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盛山から「シュークリームとバナナを食べただけで優勝した」とツッコまれた桑原は、心境をきかれて「恥ずかしいです」とポツリ。

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とはいえ、最後の最後までどんでん返しが続くのも、「おしゃベガス!」の魅力。第3回の開催に、今から期待が高まります!

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【ジュリエッタ】【トット】【見取り図】【ツートライブ】【さや香】【からし蓮根】【守谷日和】

2018年7月27日 (金)

吉田たち、見取り図・盛山らが趣向を凝らした大喜利に挑戦する新イベント!「吉田たち ゆうへいの大喜利しよーぜ!!!」

7月26日(木)、よしもと漫才劇場にて、「吉田たち ゆうへいの大喜利しよーぜ!!!」が開催されました。今回が記念すべき1回目となるこのイベントは、吉田たち・ゆうへいが企画したもの。タイトル通り全編大喜利ながら、いずれもひとひねり趣向を凝らしたものを揃え、吉田たちと見取り図・盛山、ロングコートダディ・堂前、ヒガシ逢ウサカ・今井というメンバーがさまざまなお題に挑戦しました。

オープニング、サザンオールスターズの『波乗りジョニー』に乗って舞台に上がったMCのゆうへいは、この曲を選んだ経緯をなぜか説明。曰く、先日、東京でひとり花火を見に行き、1時間迷子になったあげく、ようやく新宿のホテルに戻ったところでスタッフから問合せがあり決めたとのこと。「酔った感じで、そのままのノリで決めたけど、実際に曲に乗って出てきてみると、とても恥ずかしかった...」と心境を告白、笑いを誘っていました。

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続いて、出演メンバーを紹介。まずは小手調べということで、事前に自分以外のメンバーに考えてもらった"紹介フレーズ"をスクリーンに映しながら登場することに。こうへいには、「頭脳は鬼才、メガネは奥田民生」(盛山作)など、やや狂気をはらんだフレーズがズラリ。本人は「藤井フミヤさんです」とメガネの部分を訂正していました。堂前は「福井生まれ福井育ち兎育て」をはじめ出身地と相方・兎をからめたものばかり。盛山はこうへいから「恋愛体質」と称され、「さすが同期。知ってるから」と感心します。今井は下ネタ気味の坊主いじりフレーズで紹介され、「これ、ぜったい盛山さんやん!」と断定していました。

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まずひとつめは、「小窓で大喜利しよーぜ!」。大道具の小窓を使っての大喜利です。たくさんの効果音が用意されているので、そのいずれかを使用して、音が鳴ったら窓を開けてひとこと。もちろん、小道具も使えます。4人はさっそく効果音を試して大騒ぎ! 早くもボケ倒しの展開となり、ゆうへいから「それをやるコーナーや!」とストップをかけられてしまいます。

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口火を切ったのは今井。花火が上がる効果音に続き、絶妙な間をおいて「今年、一発?」とボケます。堂前は、某コンビニのエントランス音とともに窓を開け、「昔ココ、ミニストップやってんで」とニヤリ。続いてこうへいが爆発音やレベルアップ音と組み合わせてのコンボで沸かせるなど、"コンビニシリーズ"がヒートアップします。

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マリオ死亡音も大人気で、こうへいは「ルイジさんスタンバイお願いしまーす!」、今井は「ルイジ! 次、お前や!」とプレーヤー交替をからめた回答を。盛山による「ひょっこりはんのモノマネをやらされる」「飛んできたボールをナイスキャッチする」おっさんシリーズも大きな笑いを呼びました。

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ふたつめは、「怪談で大喜利しよーぜ!」。夏といえば怪談!ということで、怪談風のしゃべり方で大喜利に答えていきます。「久々に実家に帰ると、大きくひとつ、何かが変わっていました。何が変わっていた?」というお題に、それぞれ精一杯の「怪談風味」をプラスする4人。ふだんと違う母の足音の大きさをささやくように語ったあと、「土足OK」と答えた今井。

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堂前は冒頭「え〜...」のひと声でなぜか爆笑されてしまい、いったん止められるというハプニングに見舞われつつ、仕切り直してからも独特の怪談口調で、「実家の間取りがアンパンマンみたいになってた」と回答。

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盛山は、実家に帰ると居心地が悪くなっており、その理由が「オカンがバオバブの木を植えてたんです...」とおどろおどろしく語りました。

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誰もいない家に入ると「3階建てやったのに2階建てになってた」恐怖で笑わせたのはこうへい。と、ここで回答の後に出すはずの「キャー!」という悲鳴の効果音が、突然、出なくなってしまうという不具合が。しかし、盛山は『ごきげんよう』のサイコロの音を、こうへいは女性の「ワァーオ♡」という色っぽい声を使って、さらに怪談大喜利を繰り広げていました。

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最後は、堂前の相方である兎を使って行う「兎で大喜利しよーぜ!」。袖から登場した兎が、舞台上でひとこと言ってはける...回答者は、そのひとことと小道具を指示します。堂前は「オレ、得意やわーコレ」と自信ありげ。コンビならではの回答にも期待です。なお、シンキングタイムには、回答者4人にまつわるニュースが、スクリーンに映し出されるというお楽しみも。盛山が遭遇した激しすぎる人違いや、堂前が兄から言われたシビアすぎるひとことなど、おもしろニュースが連発されました。

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トップを切ったのは、やはり堂前。スケボーに乗った兎が「堂前、祇園花月、先行っとくで」と真顔で呼びかけ、爆笑をさらいます。ここから"兎の移動シリーズ"が始まり、今井は自転車に乗った兎の「堂前、ルミネ、先行っとくで」、盛山はセグウェイに乗った兎の「堂前、西梅田劇場、先行っとくで」などなど劇場ネタが続々。

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ついにはキックボードに乗って「堂前、オレ、コレのときはどの劇場やったっけ?」と質問するパターン(今井の回答)や、バイクに乗ってマレーシアの住みます芸人を目指し旅立つパターン(盛山&こうへいの回答)へと進化を遂げていました。

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ラストを飾ったのは、再び堂前の回答。全員が舞台に集合して次回告知などを行い、「また来月も来てください」と呼びかけたあと、兎のひとことを見守ります。まさかラストワンになるとは思わず、「わけわからんやつにしてもた...」と後悔しきりの堂前でしたが、赤ちゃんの人形を抱いて「やったやった! 双子や〜!」と駆け抜けた兎を大爆笑が包み、この日のイベントはそのまま幕となりました。

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次回の「吉田たち ゆうへいの大喜利しよーぜ!!!」は、来月8月15日(水)の開催となります。またまた奇想天外な大喜利と、爆笑回答が飛び出すこと間違いなし! ぜひ劇場に足を運んでくださいね。



【吉田たち】【見取り図・盛山】【ロングコートダディ】【ヒガシ逢ウサカ・今井】