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ライブレポート

2018年9月26日 (水)

爆笑ネタ10本と共感を呼ぶ「あるある」満載コーナーの豪華二本立て!「ネタボーイ&シンパシーボーイ」

9月25日(火)、よしもと漫才劇場にて、「ネタボーイ&シンパシーボーイ〜最強ネタ60分と最強あるある集団による共感だらけの60分計120分〜」が開催されました。シゲカズですpresentsで贈るこのイベントは、ネタブロックの前半と、思わずシンパシーを感じてしまう「あるある」満載コーナーの後半、ふたつの笑いを一度に楽しめる贅沢な内容となっています。

オープニング、MCを担当するプリマ旦那・河野と主宰のシゲカズですが舞台へ。イベントの概要を説明したうえで、「最後はみんなで手をつないで帰っていけるようなライブにしたい」と語るシゲカズです。と、どこからともなく「河野さ〜ん」と呼ぶ声が...。河野が「(蛙亭・)中野?」ときくと、「シンパシーボーイです」と自己紹介し、「さっそく始めてください!」と冒頭から巻きを入れてきます。シゲカズですの提案で、「あるある」でコール&レスポンスをしてスタートすることに。ふたりが叫んだ「ATMあるある!」に対し、観客が「一生どかへんオバハンがおる!」と返して、ライブが幕を開けました。

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ネタブロック前半戦は、たくろうから。パソコン教室での「初心者あるある」を盛り込んだ漫才で笑わせます。

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夫婦のよくある日常風景を、ある"キーワード"で爆笑コントに変えていくセルライトスパ。

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三番手は蛙亭。訳あり風カップルのケンカが予想外の結末を迎え...? 

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シゲカズですは、ミュージシャンに扮して共感と笑いを呼ぶメッセージを発信!

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霜降り明星は、「テレビっ子」のせいやがニュース番組を再現していく漫才を披露しました。

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ネタブロックの合間には、「見た目でシンパシー」と題して「セリフなし・見た目だけで共感させるショートネタ」を。舞台袖から生中継でスクリーンに映し出されるという、ライブ感あふれる演出も見ものです。ロングコートダディ・堂前の「シカゴ実業・中川ひちゃゆき」は、「眉毛変えるだけでこんなに似るの!?」(河野)という驚きの完成度。

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蛙亭・岩倉の「合コンで全然笑わない女」も共感度が高く、思わず「帰れや!」と叫ぶ河野。そしてもっとも大きな笑いを起こしたのが、セルライトスパ・大須賀の「トロトロのチャーシューに命をかけてるラーメン屋」。その笑顔に、「食べたい!」「行きたい!」「店どこにあるの!?」と河野もシンパシーボーイも大興奮でした。

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ネタブロック後半戦も濃い笑いをたっぷりと。kento fukayaは、フリップネタ「いろんなおじいちゃん」を祭囃子に乗せて。

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ニッポンの社長は、学生時代を振り返る漫才で大きな笑いを起こしていきます。

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河野の子どもの将来について、爆笑ディスカッションを繰り広げたプリマ旦那。

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ロングコートダディは野球部員の熱血シーンを笑いに変えるコントで勝負。

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トリを飾ったのは見取り図。おなじみ『笑点』の未来予想図で客席を沸かせました。

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全組のネタが終了したところで、こんどは「最強あるある集団による共感だらけの60分」に突入。ここでは「シンパシー」つまり共感に関する4つのコーナーで楽しませ、最終的に漫才劇場イチのシンパシーボーイを決定。参加するのは見取り図、プリマ旦那・野村、ロングコートダディ、セルライトスパ、霜降り明星、ニッポンの社長・辻、蛙亭・岩倉、kento fukaya、たくろうです。

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まずは「シンプルシンパシー」。スクリーンに映し出されたお題について、観客が共感できる「あるある」をどんどん答えていきます。思いついた人から挙手制で回答し、何度答えてもOK! ひとつめのお題は「コンビニ」。河野曰く「よく聞く『あるある』じゃなく、深く掘り下げてください!」とのこと。さっそくたくさんの手が挙がります。

大須賀の「大量の料金払い込み手続きをしている客の後ろに並んでしまったときの絶望感」など、客席からも「ある!」と声が上がる回答が次々と。そんななか、ロングコートダディ・兎は「コンビニの後ろ姿見たことない」と答え、「何を言うてるの?」「しかも、それは『あるある』じゃなくて『ないない』や」と河野に一刀両断されてしまいます。

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リリーは得意の絵で、ローソンの深夜バイトスタッフを描写。せいやは「あるある」を通り越して、「情報提供」を連発!? そこからチェ・ホンマンさんやジャイアント白田さんなど有名人目撃情報が報告され、最後にはリリーの「からし蓮根・伊織、目かわいい」などコンビニと全く関係ない回答が乱れ飛んでいました。

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これらを判定するのが、天の声ことシンパシーボーイ(中野)。ニッポンの社長・辻が満杯の買い物カゴを描き「これぐらい買う人、スーパーを知らない」と回答すると、「さすがやわ〜」と感心。セルライトスパ・肥後が「田舎のきいたことないコンビニの制服、エプロン」でいまひとつの反応しか得られなかったときには、「肥後さんらしいわ〜」となぜか納得していました。

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続いては「ひと言シンパシー」。まずはスクリーンに出された8枚の写真から、1枚を選んでひと言でボケます。熊がテーブルに着いている写真で、たくろう・木村バンドは「打ち上げ会場、ココで合ってますよね?」。パンダがスピーディーに動く写真に粗品が添えた「定時退社」も爆笑をさらいます。ほかにも名回答が多数出され、会場は大盛り上がりに。

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「○○が言いそうなひと言」シリーズにも挑戦。ココでは協力者としてニッポンの社長・ケツが登場。「バイト先のウザい先輩が言いそうなひと言」で後輩役を演じます。

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後輩の質問に、すべて「え? どういう意味?」と答えるリリーや、お土産を渡してきた後輩に「その前にトイレチェック行こか」と指示出しするkento fukaya、説明をメモする後輩に「話聞いてほしいから、1回メモやめよか」と言い放つプリマ旦那・野村など、これでもかとイヤ〜な返しが。河野が「ケツがかなりダメージを受けるのでは...」と心配するほどのクオリティ(?)です。

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食材を棚にしまう後輩をジロジロ見て「これは来年までかかりますねえ」とイヤミを言ったのは肥後。しかし、「このひと言きっかけで逆に仲よくなれそうやからダメ!」と残念ながら失格に。さらに、「見た目でシンパシー」に登場したラーメン店主=大須賀が、「すいません、チャーシューをダメにしてしまったんですけど...」と謝る後輩に「半年煮込んだのに...!」と笑顔で激昂する姿は、笑いとともに戦慄を呼んでいました。

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その後の「見取り図・盛山が言いそうなひと言」では、本人がOKかダメかの判定を。野村やシゲカズですが漫才中の盛山を活写する一方で、焼肉を「オレ生でええねん」と生食しようとするシーンを演じた辻、「あたおか」ならぬ「やわおか」=やわらかいお菓子でボケた堂前らには、「ダメダメダメ!」と厳しいジャッジが下されていました。

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また、出演者たちが自慢の「細かいものまね」を披露するコーナーも。シゲカズですの「先輩にめっちゃ失礼なことをエラそうに言うくせに帰るときの『お疲れさまでした』だけ礼儀正しいビスケットブラザーズ・原田」、たくろう・赤木の「商店街のロケでめっちゃ無視される人」など力作が揃います。大須賀の「好きな串カツをきかれた三船美佳さん」には、そのルックスゆえか悲鳴まで上がっていました。

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最後の「3秒シンパシー」では、河野から指名された人が回答者となり、お題に3秒以内で答えなければなりません。「自分の髪形をわかりやすくたとえると」に「ハゲの逆」と答えた木村バンド。ケツは「20年片思いしていた人に告白OKされた感じで『ありがとう』と言ってください」に、見事な演技力で返し高評価を得ます。肥後には「西野カナの来年発売予定の新曲の歌い出しを歌ってください」というお題が。「♪Hey Siri あの人が大好きです」と歌ったワンフレーズに、「名曲の誕生!」「ぜんぶ聴きたい!」と絶賛の声が続出。客席からも大きな拍手が起こっていました。

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粗品は「おかんが久々に実家に帰ってきた息子に言ったイヤミなひと言」に、「もうあんたの顔忘れたわ」とつぶやき、「おるおる! たまにおる!」とまたまた共感を呼びます。ラストは盛山! 「このヤンキー、口悪いけどやさしいなと思ったひと言」に「ええからロキソニン飲んどけや!」と叫び、爆笑を巻き起こしました。

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全員がOKを獲得する接戦となりましたが、No.1シンパシーボーイに選ばれたのは肥後! 先ほどの即興ソングが評価されての選出となりました。しかし、「続きを歌って」と催促されると、「どんなんでしたっけ?」とすでに忘れている様子。「ひと言シンパシー」で披露した「これは来年までかかりますねえ」も再び飛び出し、最後まで笑い声が響くエンディングとなりました。

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帰り道、思わず「あるある談義」で盛り上がってしまいそうな「ネタボーイ&シンパシーボーイ」。次回は11月25日(日)に開催されます。ぜひ皆さんも、劇場で「あるある!」と共感してみてください!

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芸人と子どもたちがスポーツで汗を流す!札幌で「よしもと大運動会」開催レポート

9月17日(月・祝)に北海道札幌市手稲区の手稲区体育館で、「コープさっぽろ 森永グループ共同企画 よしもと大運動会」が開催されました。
本イベントはコープさっぽろと森永グループのお客様を対象とした運動会で、よしもと芸人と一緒に身体を動かし、スポーツの楽しさを学ぶことが目的。当日会場ではたくさんの子どもたちとよしもと芸人たちが一緒に汗を流しました。
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当日は司会のキクチウソツカナイ、ガリットチュウ、大西ライオン、とにかく明るい安村の4組が参加しました。子どもたちのリアクションを見ながら簡単なネタを披露し、入場。子どもたちから歓声が上がりました。

開会式では生活協同組合コープさっぽろの中島則裕専務理事が挨拶。9月6日3時7分に発生した北海道胆振東部地震に触れ、「地震で大変な思いをした人も多いはず。食品がなかなか入荷できず、利用者の方にはご迷惑をおかけしました。少しずつ通常通りに入荷しはじめています。森永グループと協力して、頑張っていきます! 今日も一日頑張ろう!」と大きな声で呼びかけました。

その後は、森永乳業北海道株式会社の西沢啓一代表取締役社長の挨拶。「人生にはいろいろなことがあります。しかし、一生懸命身体を動かしてたくさん思い出を作りましょう!」と激励の言葉をいただきました。

その後、大西ライオンと発寒東小学校3年生の平田凛ちゃんが選手宣誓。途中大西ライオンが台本を読み間違えるというトラブルがありつつも、いよいよ運動会スタート。
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全員でラジオ体操を終えた後、午前中はレクリエーションタイム。最初のレクリエーションは「じゃんけんトレイン」。これはじゃんけんをして勝った人が負けた人の後ろにまわり、肩に手を置き、電車のようにつながっていく遊び。またじゃんけんも特別ルールで全身を使ってグー・チョキ・パーを表現しました。じゃんけんが進み、最後のひと勝負が終わると、ひとつの列になり大きな円を描き次のゲームへ。
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続いて行われたのは「指キャッチ」。これは右手で指一本、左手で輪を作り、「ゆーびゆびゆびゆびキャッチ!」合図とともに右手は引き、左手の輪で隣の人の指を掴むというもの。最後は必ず「キャッチ」というかはわからず、キャベツ、キャッチャーなどフェイントもあるので注意が必要なゲームです。芸人それぞれが「キャ」で始まる言葉を考え、フェイントも交えつつゲームを行いました。最後は76人いた子どもたちが8人になるまでゲームは続き、次のゲームに移ります。
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その後は「ボンバーエッグ」「サイコロフルーツバスケット」とレクリエーションを行い、初対面同士の子どもたちがどんどん打ち解けていきました。
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レクリエーション後の昼休憩では、森永乳業からお菓子と飲み物の提供が。子どもたちは笑顔でお菓子と飲み物を受け取っていました。
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午後の部からはいよいよ大運動会。午前中は船越英一郎さんのモノマネで参加していたガリットチュウ・福島が午後はせんとくんのモノマネで参戦。甲高い声で子どもたちに話しかけ、怖がられていました。大運動会は子どもたちが赤チームと白チームに分かれ、競技のポイントを競います。
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最初の競技は「ブロック玉入れ」。これは通常の玉入れを子どもたちが行い、それを芸人が大きな手(ブロックハンド)を使って妨害するというもの。芸人の巧みなブロックハンドさばきによって、なかなか玉が網に入らず小学生たちは苦戦していました。全部で3回行い、2対1で大西ライオン、とにかく明るい安村率いる白チームの勝利。特に大西ライオンは大きな雄叫びを上げていました。
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2つ目の競技は「ミッション綱引き」。両チームが綱引き担当とミッション担当に分かれ、綱引き中にミッションをクリアすることで、綱引きに参加できるというもの。ミッションは「せんとくんとハイタッチ」、「みんなで『心配ないさ~』」「みんなで全裸ポーズ」と3つ行われ、とにかく明るい安村の持ちネタである「全裸ポーズ」は多くの小学生が拒否し、進行が遅れるというハプニングも。これには安村も少し寂しそうな表情を浮かべていました。
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続いて行われたのは「借り人競争」。お題に合う人を保護者の中から探しだし連れてくるというもの。完全にお題と一致しない場合は、お題にできるだけ近い人を連れてくるという競技です。このときのお題は「誕生日が9月17日に最も近い人」「握力が強そうな人」など。芸人と子どもたちが一斉に保護者席に駆け寄り、いろいろな人に誕生日や握力を聞いて回りました。はじめは恥ずかしそうにしていた子どもたちも競技に勝ちたいため、積極的に話しかけて回ります。子どもたちが成長する瞬間を見られたためか、保護者のみなさんも顔をほころばせていました。

4つ目の競技は「熱血ドッヂビー」。これはフリスビーを使ったドッジボールで、1試合3分で行われ、1分おきにフリスビーが追加され、徐々に難易度が上がるルールで実施。フリスビーの独特の軌道に避けたつもりでもぶつかってしまったり、つかんだつもりが弾いてしまったりと、子どもたちの白熱した試合が続きました。ガリットチュウ・熊谷は子どもが投じた緩いフリスビーを掴みそこね、ゲーム開始直後に外野へ。これには芸人たちからヤジが飛び交うことに。熊谷はうなだれながら、外野へとトボトボ移動。フリスビーを掴むのはとてもむずかしいようです。
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最後に行われたのは運動会の締めに相応しいリレー競技「デカパンリレー」。大きなパンツの右足部分と左足部分をふたりで履いて、パンツをバトンのようにつないでいく競技です。途中転んでしまった子どもや、パンツがうまく履けなかったり、脱げなかったりと順位がどんどん入れ替わる白熱した展開が続き、1位は赤チームに。ここまであまり勝ててなかった赤チームでしたが、得点の大きなリレーで勝てたことで、勝敗の行方がわからなくなりました。
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閉会式では競技の得点の合計を発表。白チームは350点、赤チームは300点と惜しくも赤チームが敗北。せんとくんに扮した熊谷は「負けてしまったけれど活躍していなかったのは大西ライオン」と述べ、会場は大きな笑いで包まれました。
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最後に森永製菓株式会社の島田正也北海道統括支店長兼札幌支店長が「地震から大変な日々がありましたが、皆さんのたくさんの笑顔が見られてよかったと思います。今日は皆さんの頑張りはもちろん、芸人の皆さんのたくさんの笑いと、たくさんの滑りが見られました」と話し、会場は笑いと拍手が沸き起こり、運動会を締めくくりました。

2018年9月25日 (火)

極&翔メンバー総出演!秋の夜長を笑いで盛り上げるスペシャル公演「MANGEKI Autumn Night Party'18」大盛況

9月24日(月・祝)、よしもと漫才劇場にて、「MANGEKI Autumn Night Party'18〜極も翔も全員集合!! 笑いの大収穫SP 〜」が開催されました。タイトル通り、漫才劇場所属芸人が一堂に会するスペシャルかつ超レアなライブは、なんと4時間にわたる濃〜い内容に。もちろん客席は立ち見も出る大入り満員! ネタやゲームコーナーはもちろん、歌にダンスにモノマネに...笑いてんこ盛りで、秋の夜長をとことん盛り上げました。

午後6時をまわると、スクリーンにスタイリッシュなオープニングVTRが流れ始めます。映し出されたのは、スカートをひらめかせで踊る女性の足下...ところが、カメラが引くとなんとヒガシ逢ウサカ・高見の女装であることが判明し、場内は爆笑の渦に。舞台が明転すると、出演芸人たちがさっそく舞台に大集合! 極メンバーを代表してアインシュタイン、翔メンバーを代表して霜降り明星がMCとなり、トークを展開します。

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先ほどのVTRは、映像制作に定評のあるポートワシントン・笠谷が手がけたとのこと。笠谷は「キレイな女性を撮影していたのに、バグで高見さんになった」と主張。当の高見は撮影時の苦労などを語りましたが、周囲から"女装癖疑惑"をかけられて大弱りでした。

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ライブの始まりを告げるのは、ショートネタ11連発。フースーヤ、

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チャンプチョップ、

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濱田祐太郎、

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鱒之介、

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Dr.ハインリッヒ、

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パーフェクト・ダブル・シュレッダー、

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武者武者、

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青空、

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span!、

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斜に噛む、

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ゆりやんレトリィバァがイキのいいネタを繰り出します。

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もちろんコーナーもたっぷりと。まずはプリマ旦那がMCを務める「特技Party」です。

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漫才劇場メンバーたちが意外な特技を披露するこのコーナー。トップバッターのジュリエッタ・藤本は、「格闘ゲームのキャラが戦う前に言いそうなセリフ」と題し、祇園・木﨑×ニッポンの社長・ケツなどの対戦に絶妙なアテレコをして笑いを呼びます。

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「予言を台なしにする」滝音・佐土原さすけ、「空手の型」を披露したリアル・西垣、「どんなお題でも『わだしが和田です』で終わるショートコントにする」ヘッドライトなどなど、次々とおもしろ特技が飛び出します。「男性を数値化する」特技を持つ紅しょうが・熊元プロレスは、「教科書通りのデートをしそう」な木﨑を70点、「全然会えなさそう」なデルマパンゲ・広木を68点と評価。最高点はデルマパンゲ・迫田で「ギャップの振り幅がすごい」と98点。ヘンダーソン・中村ら低評価芸人たちからは、抗議の声も上がっていました。

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ほかにも、二メートルズ・江城の「ゼロ輪車」、ヒガシ逢ウサカ・今井&ジソンシン・酒井の「ハンガーくぐり」、クロスバー直撃・渡邊、ヘンダーソン・中村、ツートライブ・たかのり、セルライトスパ・肥後の「最強コンパノリ」といったすごい特技、変な特技が続出。

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クロスバー直撃・前野はHYの仲宗根泉さんになりきり、「手を使わずプリンを一気食い」など5つの特技を連続披露しましたが、時間切れや時間余りすぎで微妙な空気に。トリのミルクボーイ・内海は、ピアノで安室奈美恵さんの『AN YOU CELEBRATE?』を演奏しました。

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「楽屋ノリParty」前半戦は、マルセイユとからし蓮根がMCを。ふだん舞台では見せない"楽屋だけのノリ"を特別に大公開! 意外な顔合わせも飛び出し、観客も興味津々で見守ります。

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ダブルアート・真べぇらがヒガシ逢ウサカ・今井の頭をシバきまくるノリに始まり、MCの4人が「(楽屋で)見たことない」と口を揃えたエンペラー・西山&たくろう・きむらバンドによる「ハマらんのかい」、ダブルアート・タグの「コロス」が笑いを誘った「ヘンダーソン・子安への楽屋あいさつ」、ちからこぶ・宮北、ヒガシ逢ウサカ・高見らの「どんなケンカも止めてくれる人」など、舞台上は楽屋そのままの雰囲気に。

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蛙亭・岩倉演じる「いそうでいないダルい先輩の感じ」では、何ともいえない先輩の立ち振る舞いに出演者たちも大爆笑。見取り図・リリー&霜降り明星・粗品による「名前イジり」、見取り図・盛山&プリマ旦那・河野が繰り広げる「楽屋での商売」まで、いずれも客席を大いに沸かせました。

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コーナーとコーナーの間を彩るのは、ブリッジVTRならぬブリッジギャグ寸劇!? 「マンゲキ戦隊ギャグレンジャー」と題し、ギャグ自慢の芸人たちが揃い踏みしました。ライブを楽しむ少年(サンドロップ・ジェット菅原)を、「マンゲキを潰すために生まれた怪人」ことサンドロップ・山内が誘拐。そこで博士(見取り図・盛山)率いるギャグレンジャーが集結し、総攻撃を仕掛けます。レッド(ジュリエッタ・藤本)、ピンク(パーティーパーティー・きむきむ)、ブルー(ネイビーズアフロ・はじり)、ブラック(ヒガシ逢ウサカ・今井)、グリーン(エジソン・関谷)、イエロー(たくろう・木村バンド)の6人が入れ替わりでギャグを発すると、徐々に弱っていく怪人・山内。最後はレッド渾身のギャグで撃破され、マンゲキに再び平和が訪れることとなりました。

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まだまだPartyは始まったばかり。アインシュタイン・河井&霜降り明星・粗品がMCを務める「モノマネParty」では、完成度の高いものから「わかる人にはわかる」ピンポイントなものまで、モノマネ芸がズラリ勢揃い。きんめ鯛による「ちゃらんぽらん冨好のお年玉の渡し方」を皮切りに、ドーナツ・ピーナツ、リアル・横江らが自慢のネタを連発していきます。たくろう・木村バンド&ちからこぶ・晃太郎による「カナリア」、モンスーン・T@TSU&ニッポンの社長・ケツによる「おかずクラブ」、村一番・小泉による「つぶやきシロー」、中山女子短期大学「デーモン閣下」、キャタピラーズ・さかもとによる「銀シャリ・鰻」など、インパクト勝負で笑わせるネタも多数。ダブルヒガシが演じた「ビスケットブラザーズのネタ終わり」では、テキパキ片づけるきんとオロオロする原田の対比に一同大ウケ! 

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一方、プードルによる「プロ野球チップスカード」は、その完成度の高さにどよめきが。ロックンロールブラザーズ・重本がなりきった「トット・多田の『うまいんお前や!』」には、本人・多田の物言いが付きましたが、河井から「自分ではわからんもんや」といなされていました。エジソンは「魔女の宅急便のあのシーン」、ポートワシントン・笠谷&センリーズ・テコンドー近藤は「『M-1グランプリ』でのさや香」を披露。戦慄を呼んだのは、デルマパンゲ・広木による「きかんしゃトーマス」。客席から悲鳴が上がるほどのなりきりぶり(?)で、会場の空気を一変させていました。

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さらに、ガチャガチャ・ジョージによる「兵動大樹の顔モノマネ」、ポートワシントン・伊藤&きんめ鯛・上田だうによる「たまに見かけるカップル」、アインシュタイン・稲田&蛙亭・中野による「寒そうに漫才するアインシュタイン・河井」、ちからこぶによる「とろサーモン」、清友による「ラルフ・ローレンのロゴのヤツ」、爆ノ介+蛙亭・岩倉による「新婚さんいらっしゃいによくいるカップル」と、ノンストップで続くモノマネ合戦。ヒガシ逢ウサカ・高見は「ポカスカジャン」、馬と魚は「DM802のDJ中島ヒロトさんの『こんにちは』の言い方」、ツートライブ・周平魂は「田村正子による古畑任三子」を披露。紅しょうが・稲田、ニッポンの社長・ケツ、ロックンロールブラザーズ・重本による「夜の相合橋」あるある、たくろう・赤木による「草彅剛さん」で締めくくられました。

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休憩タイムを経て、トット・多田とヘンダーソン中村が登場。先日、なんばグランド花月での公演も大成功に終わった、おなじみのイベント「Berry Better!!!」のスペシャルゲストとプロデューサーが、9月19日より配信スタートしたばかりのオリジナル曲について改めて紹介。もちろん、ジュリエッタ・井尻、見取り図・リリー、ツートライブ・たかのり、マルセイユ・津田、ジソンシン・下村、いなかのくるま・木佐、kento fukayaの面々が『Very Berry Better!!〜音感、リズム感のない男達〜』を生披露して、観客を喜ばせました。

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そのまま後半戦がスタート。ポップマン、

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十手リンジン、

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ハブシセン、

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ラビットラ、

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黒帯、

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シゲカズです、

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ミキ、

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やまぐちたけし、

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田津原理音、

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ピュアピュアズ、

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ラニーノーズの11組が、前半同様ホットな笑いを届けました。

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コーナーもどんどん続きます。「楽屋ノリParty」後半戦では、ヒガシ逢ウサカとジュリエッタがMCに。

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冒頭、ゆりやんレトリィバァから謎の楽屋ノリを仕掛けられ、高見が右往左往するひと幕もありつつ、ここでもおもしろノリが続々。ネイビーズアフロ・皆川の失礼すぎる言動にヒューマン中村が翻弄されるノリでは、「ツイッターに書こう」というオチのひと言に場内爆笑。ラフ次元・空とからし蓮根・青空は、名前が同じなため起こるふとした瞬間を切り取ります。ネタ合わせに、なぜかロングコートダディ・堂前&ニッポンの社長・辻が乱入して、大混乱に陥るなにわスワンキーズの面々。熱いお茶・トニオからオネエが伝染していくノリにも笑いが起こります。

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蛙亭・岩倉が、こんどは「ダルい後輩の感じ」を演じるノリでは、「先輩編」からつながるまさかの設定が。ほかにも、爆ノ介、熊本プロレス、ダブルアート・タグによる「怪物」、祇園・木﨑、アインシュタイン・稲田、ネイビーズアフロ・はじり、からし蓮根による「後輩の前でやめろ」など、漫才劇場の"日常"がかいま見られるノリが次々と再現されていました。

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やっぱり音楽も欠かせない!ということで、「Music Party」では、MC祇園のもと、芸人たちの歌やダンスが披露されました。

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セルライトスパ・肥後、マルセイユ・別府、さや香・石井、ラニーノーズ・洲崎、ラフ次元・空は、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『R.Y.U.S.E.I.』に挑戦。肥後のボーカルと4人のダンスで見事なコンビネーションを見せましたが、「ランニングマン」を踊る際は何ともいえないぎこちなさに!? 

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ジュリエッタ&コウテイ・九条は嵐の『Monster』を。九条は時計を手に時間を尋ね続ける謎キャラと化し、真面目に歌うふたりとの対比が爆笑をさらいます。

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ツートライブ・たかのり&馬と魚は、たかのりのギャグ「メイク・マニー・マニー・マニー」を生演奏に乗せて。

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ダブルアート・タグはおなじみ「FOX EYE」で大歓声を浴びていました。

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ビスケットブラザーズ、ラニーノーズ・洲崎、ダブルヒガシ・大東、きんめ鯛・真輝志、プードル・メラちゃん、てんしとあくま・川口、マユリカ・中谷、ダブルアート・真べぇ、馬と魚からなる「ドラゴンボール合唱団」は、同作のキャラになりきった10人で美しいハモりを聴かせます。

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ラストは蛙亭・岩倉、いなかのくるま・ちろる、美たんさん・光美、紅しょうが・熊元プロレスの4人が湘南乃風『睡蓮花』を。ボーカルパートを譲り続ける熊元プロレスと、ついにマイクを奪って絶叫したフレーズに、大きな笑いと拍手が起こっていました。

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最後のコーナーは「ゲームParty」。トット・桑原、ダナからイケダ、アインシュタイン、祇園、てんしとあくま、ツートライブ、プリマ旦那、セルライトスパ、ロングコートダディ、守谷日和の極チーム、霜降り明星、ネイビーズアフロ、ヒガシ逢ウサカ、ビスケットブラザーズ、マユリカ、さや香、ミキ、紅しょうが、フースーヤ、kento fukaya、ゆりやんレトリィバァの翔チームがゲームで対決! MCはトット・多田が務めます。

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最初のゲームは「どっちから吉田たち運試し!」。名古屋での仕事を終え劇場に向かっているという吉田たちが、客席後方のふたつの扉から分かれて入場。両チームはどちらの扉からゆうへい、こうへいがそれぞれ入ってくるかを予想し、当たったチームはポイント加算となります。「立ち位置に合わせるのでは?」といったさまざまな推理が飛び交うなか、極チームは「A扉=こうへい、B扉=ゆうへい」、翔チームは「A扉=ゆうへい、B扉=こうへい」と予想。到着を待ちながら、次のゲームへと進みます。

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「共通点でグループ組み対決!」では、指定された人数のグループを、共通点を見つけたうえで組んでいきます。成功した数が多いチームの勝利。まずは「2人」からスタートです。次々と手が挙がり、さまざまな2人組が登場。てんしとあくま・川口とセルライトスパ・肥後は「劇場から家が遠いです」、ビスケットブラザーズ・原田と紅しょうが・熊元プロレスは「狼に育てられた人間です」など、意外な、そしてありえない共通点も挙がっていきます。

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アインシュタイン・稲田がてんしとあくま・かんざきをムリヤリ誘っての「ブスです」は、OKとなったものの、かんざきは納得いかず捨てぜりふ。Kento fukaya&マユリカ・阪本の「ウッチャンナンチャンです」を始めとする、まったく似ていないシリーズでも盛り上がりました。

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「3人」になるとさらに難易度もアップしましたが、ロングコートダディ・堂前、てんしとあくま・かんざき、祇園・櫻井の「おかわりしたことありません」は細すぎる3人のルックスゆえ大爆笑に。粗品、kento fukaya、ヒガシ逢ウサカ・今井の「ハナコです」には「似てる!」の声があちこちから上がっていました。

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フースーヤとヒガシ逢ウサカ・高見は「ギャグが得意です」で、「オーマイゴッドファーザー降臨」からの「ポカスカジャン」コラボを打ち出しましたが、多田には認めてもらえず。ついにはネイビーズアフロとさや香・石井の「(このコーナー中でセンターに)初めて出てきました」と言い出す3人組も現れていました。結果は翔チームの勝利!

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と、ここで吉田たち到着の知らせが! 出囃子に乗って、ゆうへいがA扉から、こうへいがB扉から、荷物を持ったままの状態で入場。翔チームの予想が大当たりとなりました。

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極チームに吉田たちが加わって、こんどは「巨大風船シュート!」。観客の手でふたつの巨大風船を舞台へと運び、先にゴールへシュートを決めたチームが勝利となります。両チーム、背の高いメンバー5人を揃えてゲームスタート。気流のせいか、なかなか舞台に届かない風船にやきもきしながら、ついにはゴールを担いで動かすというルール無視の暴挙も!? その後も混戦の末、なんとか極チームがゴールしました。

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最後のゲームは「綱引き!」。代表者10人による力と力のぶつかり合いは、いったん極チームが勝ったものの、そのまま綱の引き合いが延々と続き、多田を困らせます。結果は極チームの勝利でなんと1万点ゲット、そのまま優勝を決めました。

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興奮さめやらぬなか、エンディングでは写真撮影OKタイムも! 楽しい秋の思い出を残そうと、思い思いにシャッターを切る観客たち。その後も告知やトークでにぎやかに盛り上がり、笑いに包まれながらこの日のイベントは幕となりました。

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よしもともe-Sportsに参戦!『YouGoEX 2018』「激談eスポーツ~eスポーツの楽しみ方すべて教えます~」

8月21日、東京・ルミアモーレにて、ポップカルチャーとテクノロジーを融合させたイベント 『YouGoEX 2018』が開催され、その中のイベントのひとつとして「激談eスポーツ~eスポーツの楽しみ方すべて教えます~」というe-Sportsイベントが行われ、MCに次長課長が登場しました。
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『YouGoEX 2018』とは、一般社団法人CiP協議会が初開催する、港区竹芝での「デジタル×コンテンツ」の産業拠点構築に向けたイベントで、2020年の本格開催に向け、今年が第1回目となるキックオフイベントです。

当日は、「Pop & Tech」をテーマに、カンファレンス、展示、eスポーツ、超人スポーツ、キッズ向けワークショップなど、次世代のコンテンツを発見するための企画が開催され、国内と海外の拠点、コンテンツ産業と異業種、国内の研究者と海外の研究者、スタートアップと投資家、産と官と学を結びつけるための機会が提供されました。

ここでは、e-Sportsイベント「激談eスポーツ~eスポーツの楽しみ方すべて教えます~」の模様をレポートします。

世界中で人気を博しており、オリンピックでの採用も噂されているe- Sports。この日は、さまざまな分野で活躍する方々をゲストに迎え、e-Sportsとはどんなもので、どんな可能性があるのか、わかりやすく体感できるスポーツパネルディスカッションが行われました。

この日のパネリストは、Amazon.comが提供するライブストリーミング配信プラットフォームTwitch の日本第1号社員であり、ゲームプレーヤーの中村鮎葉さん、JeSUジャパン・eスポーツ・ Jrライセンスを取得され、第4回パズドラジャパンカップ優勝など、数々の大会で活躍するゆわさん、League of Legends Japan League(LJL)」唯一の日本人コーチとして世界と戦い続けるLillebelt(リールベルト)さん、Youtube や各種イベントで活動中の人気イケメンゲーム実況者・アールさん、プロゲーマー時代は国内外問わず優勝を果たし、引退した現在はゲーム実況者として活躍するSHAKAさん、ストリートファイターシリーズなど2D対戦型格闘ゲームを得意とし、世界大会でも優勝を果たしたトップゲームプレーヤー・かずのこさんの6名。
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まず最初のテーマは「e-Sportsって何?」という、基本の基本のような質問。中村さんはその問いに、「ゲームを競技する姿が進化して、スポーツ観戦、スポーツ興行として楽しめる、そういった域まで達した姿」だと説明し、リールベルトさんは、「一般的にはパソコンやスマホなどでプレーできるゲームで競い合うのがe-Sportsだと思っています」と見解を述べます。
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ここで、河本から「どうしても『体を動かしてないのに、ゲームなのになんで"スポーツ"っていうの?』と思われる方も多いのではないかと思うのですが......」と、素朴な疑問が飛び出します。

すると、リールベルトさんは「"同じ条件の中で競い合う競技"という部分をスポーツと定義しているのではないかと思います」と話しますが、確かにその疑問は世界中でいまも議論されているテーマだそう。
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続いてのテーマは「e-Sportsアスリートってどんな人?」というもの。トップゲームプレーヤー・かずのこさんは、e-Sportsアスリートを「大会のためにずっと練習して、大会に出場して競技するプロゲームプレイヤー」と説明します。河本がかずのこさんに「1日にどれぐらい練習するの?」と聞くと、「1日10時間以上は練習してます」との答えが。これには思わず絶句する次課長の2人でした。
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「e-Sportsの楽しみ方は?」というテーマでは、アールさんが「"e-Sports"ってちょっと固いイメージもあるかもしれないんですけど、肩の力を抜いて、まずは興味を持ったゲームをやってみて、そのゲームのプロのトーナメント大会なんかがあればちょっとのぞいてみるとか。自分がやったことのあるゲームだと、ルールもわかってるので入りやすいと思います」と提案します。
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SHAKAさんは、「ゲームを見ていると、だんだん見ている人の間でコミュニティができてくるので、やるのを誘われたりして、そこから自分がやる側に回ったりするケースもあります」と説明し、「見て楽しむのもいいですし、自分でゲームをして楽しむのもいいと思います」と、観戦とプレイのどちらの楽しみ方もできると話していました。
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続いて「世界のe-Sports事情」というテーマでは、中村さんが「賞金も大きいですし、ゲームタイトルごとに大会があるので、見るチャンスは結構あります。ワールドカップみたいに1カ月ぐらいかけてスタジアムで開催されて、チケットを買って観戦しに行くので、パッと見本当にスポーツなんですよね。それがたぶん、英語で"e-Sports"って言われ始めたきっかけなんじゃないかと思います」とアメリカのe-Sports事情を解説。

ラスベガスで1年に1回行われる大きな大会に出たときのエピソードを聞かれ、かずのこさんが「2週間で4種目出ました」と言うと、「かずのこさんの努力が顔に現れてるよ。顔真っ白やもん」と指摘し、笑いを誘う河本。するとかずのこさんも、「ラスベガスでもホテルから1歩も出ませんでした」と明かし、「え~っ、せっかくラスベガス行ってるのに!?」と河本を驚かせます。井上も「もったいないですね」と言いますが、ハッとしたように「あ、もったいなくないのか。それ以上に稼ぐかもしれないんですもんね」と納得します。
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リートベルトさんは、「プレー人口、規模が日本はまだまだ少ない。海外ではe-Sports専門学校があったり、大学にe-Sportsが専攻できる学科なんかもある。そういう意味では日本とはまだまだ差があるなと思います」と海外との差を実感していることを明かします。また、中村さんは「韓国は以前からプレイヤーをタレントに見立てて売り出そうとして、今ではスポーツアスリートビジネスとして成り立っているのがすごい」と、アジアの中では韓国が日本より進んでいると話していました。

「日本のe-Sportsの現状」というテーマになると、中村さんは「意外なことを言うようですが、日本はすごいと思ってます。ゲーマーも多いし、今後の可能性もあると思う」としながらも、「日本はまだまだお金の動かし方が足りない。それに、世界で大きな大会があっても日本で予選がなかったりするので、その部分が解決できればなぁと思ってます」と、まだまだ課題が多いことを明かします。

また、アールさんは「日本でe-Sportsという言葉が広まったのは今年なんじゃないかと言われてるんですけど、中にいる自分から見ると今は混乱している側面があるなと思います。規模が大きくなってくると大きな企業の方も参入して来られるんですけど、大企業がやりたいこととゲーマーの幸せの落としどころもよくわからない。ただ、市場が大きくなる時ってこういうことになるものだと思うので、今は一人ひとりが自分のやりたいことに対してしっかり努力するべき時だと思います」と冷静に分析していました。
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「どうやってプロになるの?」という素朴な疑問には「人それぞれ」という答えが。しかも日本の大会ではこれまで賞金がなかったらしく、今年の2月に日本e-Sports連合ができて、やっと賞金が出るようになったんだとか。これには河本も「え? これまで賞金なかったんですか?『おめでとうございま~す』って、それだけ?」と驚きを隠せません。

14歳のプロゲーマー・ゆわさんは「15歳以下の義務教育を終えていない場合は、今でも賞金が出ないんです」と明かしますが、「でも僕は賞金目当てでプロになったわけじゃないし、プロになりたいとかもなくて、普通にちょっとやってたら楽しいから始めたので......」とあくまでも欲のないコメントを。そんな中、ゆわさんがポツリと「事務所は松竹芸能に所属するんですけど」と明かすと、すかさず河本は「え!? 松竹なの!?」と驚き、井上も「それやったら僕らの後輩になるけど」と若干態度を変え、笑いを誘っていました。
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最後のテーマは「e-Sportsの未来」。アールさんは「2020年の東京オリンピックで世界中から日本に人が来るので、e-Sportsの大きなイベントも開かれるはず。そこで、普段ゲームをやらない一般の人にもe-Sportsを見せられるチャンスがくると思います。それがどう評価されるかによって、今後のe-Sportsの未来も変わってくると思う」と、2020年に向けて期待を寄せます。

すると井上が「ゲームは、やれば親世代もハマるんですよ。ウチの親も『ゲームなんて』って言ってたんですけど、親父にクレーン射撃のゲームを教えたらハマって、しまいには目をつぶってもできるようになりましたもん」と明かし、客席を沸かせます。
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と、ここで河本が「ちなみに、われわれよしもともe-Sportsに参戦しております。チーム運営をしてまして、海外で1チーム、国内で1チームあり、多数の選手が在籍しております。先日ラスベガスで行われた『EVO 2018』でも、ベスト8に4選手が進出しました!」と明かすと、「えっ、そこそこやるやん!」と井上も驚きます。

最後に「よしもとはこれからもe-Sportsに貢献していきたいと思っています」と宣言し、本トークイベントは終了。錚々たるメンバーにe-Sportsを取り巻くさまざまな現状を話していただいたことで、今後のe-Sportsの発展がますます期待できるイベントとなりました。
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【次長課長】

2018年9月24日 (月)

ボケずにツッコミに徹することが出来るか?! ボケ芸人による「第3回沖縄ツッコミ王決定戦NANDEYOYA!~ボケ芸人大会~」

9月8日(土)よしもと沖縄花月にて、「第3回沖縄ツッコミ王決定戦NANDEYOYA!~ボケ芸人大会~」が開催されました。3回目を迎えた今回のツッコミ王決定戦は、普段はボケを担当している芸人が集結。ボケずにいかにツッコミに徹することができるか、そして誰が一番優れたツッコミができるかを競います。

オープニングに進行役として空馬良樹が登場し「アドリブ合戦で瞬間的なツッコミが要求されるので、演者もとてもドキドキしています。」と、芸人達のステージ裏での様子を明かします。そして審査員として、ピーチキャッスル桃原、ありんくりんクリスがステージに呼び込まれました。普段はボケの芸人達がどんなツッコミを繰り広げるのか審査員の二人は、期待を膨らませている様子でした。

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そしていよいよチャレンジャーの登場です。ぐりんのーとA16、オーシャンリョウジ、ツウシイム中村、カシスオレンジ、ありんくりん比嘉の計6人が登場しました。

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まずファーストステージでは、シチュエーションツッコミを展開。「営業先での芸人とマネージャー」という設定で、マネージャーが繰り広げるボケに、アドリブでツッコミを入れていくというものです。規定ボケとして「マネージャーの登場がヘン」「途中ヘンなやつが来る」「マネージャーが逆ギレする」といった展開が組み込まれます。この課題発表に「ヘンなやつって何?」「こわい」と、挑戦者も戸惑いの様子です。

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趣旨を話し終え、「今の説明で分からなかった人はいますか?」と空馬が客席へ問いかけると、手を挙げたお客様が。「遅れてきたのでわかりません」と話すお客様に「なんで遅れたの?」と、すかさず芸人たちが突っ込みます。「ほら、手を挙げるとこんなことになるんだよ」と空馬がそのお客様に告げると、会場は爆笑に包まれました。

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こうしてお客様とのやり取りも繰り広げながら、アットホームな空間の中でいよいよファーストステージが開幕。トップバッターを務めたのは、ぐりんのーとA16。癖のあるマネージャー役としてピーチキャッスル真栄城が勢いよく登場し、次々とボケを繰り広げます。それに負けじとA16も必死でツッコミを重ねていきます。そして息もつかせぬテンポで大屋あゆみがおばちゃんキャラで乱入。真栄城と大屋が繰り広げるボケ合戦に、A16も白熱したツッコミで返すと、場内からは笑いが起こっていました。

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次にオーシャンリョウジが登場です。今度はマネージャー役としてツウシイム金城が登壇。そしてシーマン當眞も乱入し、まさにボケ合戦を繰り広げます。リョウジも得意の声質を活かし、かっこよくツッコミを入れて見事に応戦していました。

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こうして次々とやってくるピーチキャッスル真栄城、大屋あゆみ、ツウシイム金城、シーマン當眞の4人が繰り広げるボケの襲来に、負けじと応戦するシーンが繰り広げられます。続いての挑戦者はツウシイム中村。「いつもボケなので、ツッコミをするのは緊張しています」と話していた中村でしたが、落ち着いた雰囲気で静かなツッコミを展開していました。

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その後はカシスオレンジが登場です。カシスオレンジはボケ、ツッコミの垣根を越えてコンビでのチャレンジとなります。先にカシスオレンジ仲村が、ツウシイム金城とシーマン當眞を相手に面白おかしくやり取りを展開。2人が繰り出すボケに瞬時に反応し、落ち着いた様子でツッコミを返していました。

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続いて登場したカシスオレンジ仲本は「ボクは第1回で優勝してるんですよ!」と元気に話し、他の人とは意気込みが違うと言わんばかりです。それを見せつけかるかのように、終始勢いの良いツッコミを披露し、場内を沸かせていました。

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ファーストステージ最後の挑戦者は、ありんくりん比嘉です。マネージャー役のピーチキャッスル真栄城と乱入者役のシーマン當眞の繰り広げるボケに、負けじとツッコミ返します。

ネタ後に、審査員のクリスは相方の比嘉への批評を聞かれ、「ノリツッコミは100点」と大絶賛。ほめるところしかないと、コンビ愛が伝わるコメントをして周りをほっこりさせていました。

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そしてこれまでの審査の結果、決勝戦に進む2人が、カシスオレンジ仲本とありんくりん比嘉であることが空馬より発表されました。ところがここで、審査員2人からまさかの待ったが入ります。すると審査員ピーチキャッスル桃原から、「ありんくりん比嘉を落として、やっぱりツウシイム中村でお願いします」と意表をつく発表がされました。唖然とする比嘉をよそに、決勝進出者は本当にツウシイム中村となり、場内も進行役の空馬も大笑いの中、ファーストステージが締めくくられました。

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いよいよ決勝戦。決勝ステージは、ピン芸人である大屋あゆみと、シーマン當眞がそれぞれ披露するピンネタに横でツッコミを入れるというもの。

先攻として登場したのは、ツウシイム中村と大屋あゆみ。大屋が繰り広げるボケの数々に、負けじと中村もツッコミを返します。中村がささやくようなツッコミを入れるたび、会場からは笑いが起こっていました。

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そして後攻のカシスオレンジ仲本。シーマン當眞のリズムネタの横で、絶妙な突っ込みを繰り広げ、こちらも場内を沸かせていました。

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2組によるネタ披露の後は、優勝者の発表です。審査員2人から「優勝者は・・・シーマン當眞!」とここでも意表をついた発表が繰り広げられます。場内が「え?」とした空気に包まれる中、名前を呼ばれたシーマン當眞は「まさか優勝するなんて!」と喜びの表情です。しかし審査員の2人は「あれ?待っていたのに・・・」と浮かない顔。審査員が渾身のボケをしていたのでした。どうやらこのボケに上手にツッコミ出来た人を優勝させようというたくらみだった様子。それに気付いた全員が「あー」「そうかー」と叫び、悔しそうな表情です。

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その後は、チャンスは一度きりだったといわんばかりに、仕切りなおしで本当の優勝者がツウシイム中村だとすんなりと発表され、芸人達が肩透かしを食らった表情の中、中村だけは素直に優勝をかみ締めている様子でした。「こうしたチャンピオンになれたのは初めてなので嬉しいです」と喜びを述べる中村に、場内からは温かな拍手が送られました。

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波乱の展開となった第3回のツッコミ王決定戦。色々な芸人が入り混じっての白熱したバトルを繰り広げました。そして最後は、空馬の「次回の第4回で会いましょう」という挨拶と共に、笑顔で幕を下ろしました。

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【空馬良樹】【大屋あゆみ】【ピーチキャッスル】【シーマン當眞】【ツウシイム】【ありんくりん】【オーシャンリョウジ】【カシスオレンジ】【ぐりんのーとA16】

ラフピーアプリ2周年キャンペーンでゆりやんが念願の英語講師に!? 『ゆりやんレトリィバァのなんちゃって英会話教室』レポート

9月23日(日)、吉本興業 東京本社にて『ラフピーアプリ2周年ありがとうキャンペーン』の一環として、『親子での参加がオススメ!!「ゆりやんレトリィバァのなんちゃって英会話教室」』が開催されました。

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本イベントは、よしもとIDのポイントアプリ 「ラフピー」の2周年記念キャンペーンとして実施され、100ポイントを利用して応募した方から抽選で選ばれた幸運な5組10名が今回参加。


開始時刻を迎えると「今日は休みのところ、お越しいただきまして...」と挨拶しながら、教室に入ってくるゆりやんを参加者のみなさんは、温かな歓声と拍手で迎えます。

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ゆりやんは、ホワイトボードに「上戸彩」「綾瀬はるか」といった名前を書いては「調子のっちゃって!」と決めゼリフをさっそく放ち、「こんにちは、僕ドライアイです」「ズコー、ズコー、体育、体育...今日の時間割最高!」「落ち着いていきやー!」と、惜しげもなくギャグを連発。

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爆笑のなか、「私は帰国子女でもなんでもなくて、在国子女なんですけど」「英語は中学校レベルしか知らないんですけど、みなさんと一緒に遊べたら」と前置きし、アメリカ文化への憧れや、3ヶ月のニューヨーク滞在経験などを語り、本題の『なんちゃって英会話教室』へと導入します。


中学教師をしている姉への憧れから、一人ずつ名前を読み上げて出欠を取った後、まずはアルファベットとイラストが描かれた表を使ったレッスンから。
参加者に復唱してもらいつつ、「Ball...シモネタやないですか!」とこちらもギャグを混じえて笑いを誘います。

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その後は、高校時代に英語の授業に来てくれた方から教わり、ずっと普段から続けてきたという発音の練習へ。


ゆりやんは、その方に「英語には口の動かし方が日本語と違うのが、大きく分けて5個あるんです」と教わったそうで、「R、L、F、V、th」の発音を口にし、「これだけやってたら、RとLがちゃんと言えてるって言われるらしい」とのことです。

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続いて、プリントに書かれた例文を全員で読み上げますが、英文だけでなく、「チャリパクられた」「カラオケ動画上げてるヤツどういうつもりやねん」といった日本語文も、前記した発音をフル活用して復唱。

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ほぼゆりやんのネタ伝授の場と化しますが、その傾向はさらに加速します。
「英語は表情が大事」という理由で、『エーデルワイス』に乗せて「毛出るワイス! しょーもなー(笑)」と金髪のカツラを取り出し、かぶると「内気な女の子が、学校一モテてる男の子に勇気を振り絞って告白する時の顔」「怒られるドッキリに引っかかってしまって、ドッキリでしたと言われて、ホッとしたのと同時に、恥ずかしさを紛らわすため、なぜかキレながら部屋から出てくる時」といったアメリカ人の表情を次々実演。

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そして、参加者にもペアずつ実演させたゆりやんは、「最高!」「完璧!」とそのなりきりぶりに賛辞を贈りました。


最後のレッスンは、「アカデミー賞を受賞した時」というゆりやん十八番のシチュエーションを、ゆりやん自作のトロフィーを使って披露。

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スマートフォンから流れるBGMに合わせて、感極まった後、「サプライズ!」と声をあげる一連の流れを全員で合わせて締めくくりました。

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こうした光景に「変なセミナーみたい(笑)」と口走りながらも、感謝を述べるゆりやんは、「本当におおきにです。おおきにと申します。名前?」とギャグを放つゆりやん。
その直訳の「Thank you,Iam Thank you.Name?」を全員で合わせ、記念撮影をしてイベントは終演を迎えました。

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2018年9月21日 (金)

桂文枝が取材し収穫した"此花産"の笑いをお届け!

9月13日、大阪府にある此花区民ホールにて「参地直笑 祭in此花区」が開催されました。
同イベントは、大阪市と吉本興業が地域の活性化のために手掛ける「大阪市24区 創作落語プロジェクト」の一環で、桂文枝が大阪市24区それぞれの特色を盛り込んだ創作落語を新たに作り各区で披露するもの。今回は今年3月の住之江区、5月の大正区、7月の港区に続く4回目の実施となります。
また、ステージには桂文枝に加え、桂三語と学天即、さらに吉本興業による「地域密着型プロジェクト」の一つ「此花区住みます芸人」のカリントウも登場。それぞれが此花区を盛り上げた様子をご紹介します。

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まず、前説として現れたのはカリントウです。
「此花区住みます芸人」である2人にとって此花区は言わば地元。そこで、かわばたくんは客席を見渡し「(観客は)ほぼ見たことある感じ」と彼らならでは"つかみ"を繰り出します。さらに宮本は「此花区の人は3階以上に逃げなあかんねん」と、此花区の防災情報も盛り込んだツッコミも披露。楽しくて、しかもためになる漫才で会場を温めてくれました。

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エンジンがかかって来た観客をさらに本気にさせるように、「いらっしゃ~い!」の挨拶で桂文枝が早くも登壇。
落語の前に今回のイベントについて、そして自身の創作落語について話を聞かせてくれます。特に落語作りのため、此花区を取材で訪れた時の様子はプロジェクターを使って紹介。淀川のウナギ漁や本宮鴉宮をはじめ観客にとってなじみがある場所が映像として映し出されます。
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加えて「(大阪の海沿いの他区に比べて)此花区が一番都会!」「年を取ったら此花区に住もうと思います」などと、「ここだけの話ですが」の前置きを連発しつつリップサービスもたっぷり。会場には大きな拍手も起こり、区民は気分上々の状態でいよいよ落語と漫才のコーナーへ突入です!

トップバッターは学天即。「THE MANZAI」では決勝進出も果たす実力派だけに、会場には登場と同時に大きく手を振るファンの姿も!
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そして奥田は、会場の最寄駅である千鳥橋駅に来る時に誤って快速急行に乗って尼崎駅まで行ってしまったという、地元民には"あるある"の失敗を明かして観客との距離を縮めると、すかさずつくねも文枝をまねて「僕も老後は此花区に住もうと思います」と"よいしょ"。区民をいっきに和ませます。
そして結婚式をテーマに漫才を展開。テンポよくボケを繰り返してトークへと引き込みます。芸達者ぶりを存分に発揮し、老若男女がリラックスして楽しめる漫才で観客を笑顔にしました。
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漫才のあとは、文枝の弟子・桂三語の落語です。初めに"実は生まれは此花区!......の友達がいます"と笑いの先制パンチを打ち、観客のハートをつかむと始まったのは"アホちゃう?"という大阪人の口ぐせの話。会場に"あ~!"という共感が生まれたところで、次は"本題"の小噺へ。
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"つまらん""いっぱい飲める"が口ぐせの主人公の友人と主人公が、お互いそのひと言を言わせるためにあれやこれやと仕掛けて競う様子が、まくしたてるような会話で表現され、その臨場感あふれるパフォーマンスに観客は思わず集中してステージを凝視します。また話には主人公のアドバイザーも現れることで、主人公は期待にあふれたり、がっかりしたり、時には冷静に策を練ったりと、気分が七変化。それに合わせて緩急つけた口調が耳に心地よく、高速で畳み掛けるひと幕では、よどみのない見事なしゃべりに拍手も起こります。また気になる主人公とその友人の勝負の結果も最後にガツン!と、どんでん返し。観客は、あと味スッキリ!といった具合の爽快な笑いを満喫しました。
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ここまで3組、十分に笑いが会場を包み込んだところで、ついに桂文枝が高座に上がります。
まずは人気者の文枝らしく、サインを求められた時の十人十色の人間模様をさすがの観察力で紹介。その情景が鮮明に目に浮かぶようです。
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そして観客の想像力を高めたあとに続くは、お待ちかねの新作落語「しあわせの寝床」。
まず話は夫婦が食事処でうな丼を食べるところから始まります。しかしその何気ないひと件にも、文枝の知識と今回の取材の成果がぎっしり。例えば大阪ではウナギの頭を半助と呼び、それを鍋にして味わう理由も盛り込まれ、会場からは「ほ~!」という感嘆の声も上がります。また、ウナギをさばいたり焼いたりする描写も秀逸。きっと多くの観客がゴクリと生唾を飲んだことでしょう。
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さらに「伝法港」や「四貫島商店街」、「ときめきすとりーと」など此花区に実在する地名が続々とあげられ、地域密着感も抜群! 観客を大いに喜ばせます。一方話は、斬新にもウナギの親子の視点に移り変わり、そのウナギ親子の会話も繰り広げられます。しかもウナギ漁の漁師と人間に化けたウナギの息子のやり取りもあり、ファンタジーの様相に......。加えてその漁の様子では、今も淀川に伝わるタンポ漁が描かれ、今日最初に見た取材時の映像と一緒になって漁の伝統がいきいきと伝えられます。もちろん話もどんどんと思わぬ方向に広がり、観客はそのスピード感ある展開に釘付け! "いったいどうなる?"と高揚します。しかし最後には、食事処の場面、ウナギ漁師の策略、ウナギの親子の掛け合いなど、序盤の伏線が見事にすべて回収され、最後はついニヤリとなる、絶妙なオチに!
名人芸のすごさを感じさせ、時間を忘れさせる圧巻の物語は締めくくられました。
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文枝の落語で沸いた会場は、前田此花区長と文枝によるトークコーナーでランディング。

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前田区長は「みなさん、どこのこと(落語中の地名)を言っていたかはっきりわかったでしょう? あれだけ取材をしてくれて、密度と愛がある落語に感激でした」と述べ、大満足の様子です。また文枝も「これ(「しあわせの寝床」)はここだけで終わらせることなく、もっと練り上げてこれからも此花区を宣伝できればなと思います」と力強いコメント。これには観客も再び大いに沸き立ち、「参地直笑 祭in此花区」は盛況のうちに幕を下ろしました。
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【桂文枝】【桂三語】【学天即】【カリントウ】

さまざまな恐怖体験にゾクッ!ウークイの夜に送る「夏休みが終わる前に!よしもと怪談ナイト~芸人がお送りする怖い話~第三夜」

8月25日(土)、よしもと沖縄花月で「夏休みが終わる前に!よしもと怪談ナイト~芸人がお送りする怖い話~第三夜」が開催されました。いつもは笑いを届けているステージが、この日は異様な空気が流れ、恐怖を煽るBGMの独特な雰囲気の中、幕を開けました。
オープニングに進行役としてピーチキャッスル真栄城が登場すると、いきなりビートたけしさんのモノマネで、ストーリーテラー風に今回の趣旨を説明。突然のモノマネ披露に、場内からはクスクスとした笑いが起こります。怪談ナイトということで、不安そうな表情を浮かべていたお客様も、これには緊張がほぐれ、肩の力を抜いて話に聞き入る準備ができた様子でした。

そして今夜の語り部として、どさんこ室田、大屋あゆみ、ツウシイム中村、ありんくりんひが、オーシャンリョウジ、カシスオレンジ仲村、魁バーバリアン与儀、ぐりんのーとA16の面々が揃って登壇しました。

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旧暦でお盆を行う沖縄では、この日はちょうど送り盆(ウークイ)に当たる日で、「今日集まってくれた人は先祖をうやまわない怖い人ばかりですか?」と、芸人達が会場へ突っ込みを入れると、場内からは大きな笑いが起こりました。

こうして和やかな雰囲気の中、オープニングトークが展開されましたが、芸人達全員がステージ上に並べられたイスに腰掛けたところで、いよいよ本格的に怪談話がスタートします。

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魁バーバリアン与儀が披露したのは、録画していたテレビ番組のビデオテープに、不思議な顔が映りこんでいたというもの。後々、その顔が意外な人物と似ていることに気付いたといいます。まさかの実体験披露に、場内にはヒヤッとした空気が漂っていました。この話を受けて芸人達は「マジのやつじゃん」「この公演、こんなに怖いの?」とびっくりした様子です。本格的な恐怖体験に、芸人達も会場のお客様も凍りついていました。

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続いて話し始めたのは、ツウシイム中村。冒頭突然、「僕はぜんぜん霊感もないし、実体験もないのでネットで拾ってきた話をします」とまさかの発言をすると、会場からは爆笑が起こり、さっきまで恐怖に包まれた会場をかき消すかのような安心感が生まれました。そして野球の背番号の永久欠番の話を語り出すと、有名な話なのか芸人もうなずきながら中村の話に聞き入っていました。

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次に友達が実際に体験したという話を披露したのは大屋あゆみ。沖縄の心霊スポットに出かけた友人3人が、「特に何も起きなかったね」とおしゃべりしながら車に向かって歩いていると、街灯に照らされている影は3つのはずなのに、隣にもうひとつの影が・・・。という恐怖体験を披露しました。

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芸人達から続々と語られる怖い話に場内は静まり返り、全員が息を潜めて聞き入る不思議で厳かな空気感に包まれます。そして、怖がらせるばかりではなく、芸人らしく時折笑いを交え、お客様を安心させながらトークを展開していくと、アットホームな雰囲気も生まれ始めていました。

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そんな中、続いてオーシャンリョウジが語ったのは、弟が幼い頃の話です。弟に「幽霊見たことある?」と問いかけると、「あるよ」と返され、見たというその姿を絵に描いてみることに。するとその後思わぬことが起こったといいます。幼い頃は霊が見えるとよく言われるので、弟に軽い気持ちで聞いてみたところ、本当に見えていたという驚きのエピソードに、お客様もギョッとした様子で耳を傾けていました。

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霊感があり、幽霊も見えてしまうというどさんこ室田は、沖縄で実際に霊がいっぱいいるという場所を暴露。その場所が、有名なショッピングモールの一角だったことで、会場からは「ひぇー」「えー」といった悲鳴にも似たため息交じりの驚きの声があがっていました。その後も別のスポットを告げると「あそこはいそうだね」「マジか」といった声が芸人達からあがり、実際に霊を見たと語る室田の言葉に、場内は恐怖に包まれていました。

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ありんくりんひがは、相方クリスに関しての話を披露。クリスがどさんこ室田に「お前、彼女とろくでもない別れ方しただろ?生霊がついている」と指摘されたというエピソードを話しました。その後のクリスの不思議な行動に、会場のお客様は大笑い。ひがの流暢な語り口とクリスのキャラも相まって、怖い話というより笑い話のような展開になり、爆笑が起こっていました。

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最後には再度、大屋あゆみが語ります。その話は恐怖というよりもほっこりする話で、先祖にまつわる霊体験でした。このときばかりは会場があたたかい空気に包まれていました。この話を受けて、どさんこ室田は「みなさん、霊にもいろいろいるんですよ」と会場に投げかけ、不思議な出来事は本当に色々なところで起きているということを話しました。

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怖い話を笑いを交えて楽しんだ後は、ありんくりんひがによるお払いを実施。入場の際に配布された塩を全員でかざしながら、お払いが行われました。ひがはお払い中、意味不明の言葉を叫び、それをみんなで復唱しながらのお払いとなりました。さっきまでの恐怖に包まれた会場とは違い、今度は大きな笑いが起き、お客様の顔にも笑顔が溢れていました。そしてそのまま笑いの中で、今回の公演は幕を閉じました。

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【どさんこ室田】【大屋あゆみ】【ピーチキャッスル真栄城】【ツウシイム中村】【ありんくりんひが】【オーシャンリョウジ】【カシスオレンジ仲村】【魁バーバリアン与儀】【ぐりんのーとA16】

ヘンダーソン・中村が悪の支配人に!? 祇園、吉田たちらがおもしろゲームをクリアして脱出を目指す「ヘンダーランド」

9月20日(木)、よしもと漫才劇場にて、「ヘンダーランド」が開催されました。ヘンダーソンのふたりが中心となって贈る、「みんなが時間を忘れて楽しめるステキなテーマパーク」のような1時間ライブは、おもしろゲーム満載! 「悪の支配人」に扮したヘンダーソン・中村がさまざまな難題(=ゲーム)を出演者たちに突きつけ、ステージ上を大混乱に巻き込みました。

オープニングVTRに続き、ヘンダーランドの「案内人」ことヘンダーソン・子安が登場。ライブの概要を説明しながら、「みんなが幸せになるライブにしたい」と意気込みます。

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続いて呼び込まれたメンバーは、祇園、吉田たち、パーティパーティー、ニッポンの社長、コウテイ、フースーヤの6組。全員テーマパークを訪れたかのようにキョロキョロしたり、パーティーパーティー・きむきむがトイレットペーパーを持参し「ベンザーランドではないんですか?」とボケるなど、さっそく盛り上げます。

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と、突然、スクリーンにフー中村こと中村の姿が! 出演者たちから「誰や!」という声が上がりますが、その声がまったく止まず、中村はなかなか話を切り出せません。ついには「お客さん、助けて」と客席に助けを求める始末。曰く、「お前たちはヘンダーランドに閉じこめられた。脱出したければゲームをクリアして私を楽しませろ」とのことですが、それを説明する間も、まだ「誰や!」ときかれては名乗り続ける中村でした。

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「支配人が闇に落ちてしまったようです...」と子安。さあ、いよいよ脱出をかけたゲームの幕が開くようです。

ひとつめは「ハリウッド・Q&A・ザ・ライド」。どこかで聞いたような名前ですが、子安によるとこのゲームは「ジェットコースターに見立てた椅子に座り、上昇しながら質問を受け、落ちる瞬間に絶叫で答えなければならない」というルールだそう。答えない、答えられない人が出れば、ゲームは失敗に終わります。

一番手は祇園・木﨑。ジェットコースターに乗ってグングン上昇していく木﨑に、子安から出された質問は「相方の嫌いなところは?」。最高地点から落下する恐怖に耐えながら、「ディスった人の詳細を調べる!」と絶叫、櫻井の暗黒面をさらした木﨑に観客は大爆笑です。

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二番手の吉田たち・ゆうへいは、「相方の好きなところは?」ときかれ「朝『起きてる?』ってLINEくれる!」と回答。同時に、ジェットコースターに乗る演技に力が入りすぎ、小道具を破壊してしまうハプニングも...。

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コウテイ・下田は「今まで付けられた中でいちばんイヤだったあだ名は?」という質問に、「下平清盛(しもだいらのきよもり)」。社会の授業で平清盛について習ったとき、後ろの席に座っていたクラスメイトから付けられたそうです。

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唯一、答えなかったのはコウテイ・九条。「何フェチ?」ときかれるも、「イェー!」と叫び続けた揚げ句、「イェーフェチです」と言い放ちましたが、あえなく却下されていました。

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終盤になると、吉田たち・こうへいには質問ではなく大喜利のお題が与えられたり、ニッポンの社長・ケツは「フーナカムラさんを褒めてください」と要求されるなど、謎質問も。出だしから大盛り上がりとなりました。

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ふたつめは「親御さんに言わせてビンゴ!」。親に電話をかけ、ボードにある言葉を言わせ、ビンゴできればOK。制限時間は1分で、直接的な誘導はアウトとなります。

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家族を巻き込んでの過酷なゲームに、出演者らは戸惑いを隠せず!? そんな中、トップを切ったのはフースーヤ・田中ショータイム。相方・谷口から、田中母が三代目J Soul Brothersの大ファンであることなどマル秘エピソードが明かされ、出演者らも興味津々で見守ります。なんとか「ありがとう」を引き出そうと画策する田中でしたが、うまくいかず。切り際に木﨑が「どうも、登坂(広臣)です」と話しかけるも「ウソ言うな」とバッサリ...。

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きむきむは、「すぐ肉じゃがを作る」という母のクセ(?)に着目し、自分の好物を言わせようとしましたが、なぜか「すき焼き!」という答えが...。それでも何とか「肉じゃが」を引き出し、1つクリア!

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ゆうへいはこうへいと力を合わせて挑戦。あえて普通に会話してみようと提案し、入れ替わり立ち替わり話しかけます。途中、「ライブ名が言えたらオールクリアにして」と言い出したふたりは、「今、ライブ中やねんけど、何のライブ?」と母に質問。なんと「ヘンダーソン」までは正解し、客席も大いに沸きましたが、ライブタイトルには至らず! ニッポンの社長・辻はなぜかケツの母に電話するという奇襲攻撃をかけるも、九条が「ズィーヤ!」で茶々を入れるなどして、こちらも失敗に終わっていました。

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袖で見ていた中村は、自分が蚊帳の外でライブが進んで行くのを危惧してか、「途中でオレを呼んでくれてもいい」と必死の呼びかけ。しかし、木﨑に中継終了ボタンをムリヤリ押され、形なしの支配人でした。

そろそろクリアして「ヘンダーランド」から脱出したいところですが、3つめのコーナーもかなりハードな内容。元・自衛隊という子安の経歴にちなみ、「自衛隊っぽい」3項目を1分以内にオールクリアできればOKです。ラッパの音を聞いての「起床」では、布団を畳むところまでが必須。その後、「腕立て5回」を行いますが、床に置かれたベルをアゴで鳴らせるほど深く沈まなければなりません。さらに、風船の付いたヘッドギアをかぶっての「敬礼風船割り」まで、短い時間にクリアするには難易度の高いゲームとなっています。

スローすぎる腕立て伏せで出演者たちを脱力させ、勢いあまってヘッドギアを吹っ飛ばすなど、爆笑の連続となったパーティーパーティー・平川。

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祇園・櫻井はそのルックスゆえか周囲から「大丈夫ですか?」と心配され、九条は「ズィーヤ!」で風船を割ろうと悪戦苦闘。結局、誰もクリアできませんでしたが、中村の指示を受けた子安は見事に風船を割ってみせ、さすがの貫録を見せつけていました。

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イベントもそろそろクライマックス。出演者たちは最後のゲーム「フーぺママペットを笑わせろ!」に命運を懸けます。なんでも「ヘンダーランド」のマスコットキャラ、フーペママペットが、悪の支配人の影響か、笑顔を失っているとのこと。そこで、出演者たちが協力してフーペママペットを笑わせ、感情を取り戻してもらうことに。

しかし、フーペママペットに扮した中村が台車に乗り、スタッフに押されて登場すると、どちらも無表情なため、出演者たちは「どっち?」と困惑しきり。支配人に確かめようと中継をつなぐも、今度は見知らぬ男性が現れますます混乱! ついには中村とスタッフが入れ替わって登場し、ステージ上はカオスと化していました。

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チャレンジを繰り返すうちに、最後は何もしていないのにフーペママペットが笑ってしまい、ようやく脱出成功! フーペママペットはお礼に(?)ケツにキスをし「ヘンダーランド」での楽しいひとときが終わりを告げました。

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なごやかな雰囲気でエンディングへ...と思いきや、ここで客席から中村が乱入! 「ひとり、足を引っ張ったヤツがいる」と言い出し、罰ゲームに挑戦させるべく指名し始めます。まず目をつけられたのは木﨑でしたが、前のめりでノッてくる姿に恐れをなしたのか、「やりにくい」と変更。

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最後は平川にお鉢がまわってきて、再び「ハリウッド・Q&A・ザ・ライド」に挑戦! ジェットコースターに乗り「好きな女性のタイプは?」ときかれた平川が、「B型の170cmぐらい!」と叫ぶと、静かに閉まっていく幕。所在なさげに取り残された平川の姿が、またまた爆笑を呼ぶフィナーレとなりました。

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【ヘンダーソン】【祇園】【吉田たち】【パーティーパーティー】【ニッポンの社長】【コウテイ】【フースーヤ】

2018年9月18日 (火)

最高潮の盛り上がりを見せた『KOYABU SONIC2018』最終日をレポート!

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9月17日(月・祝)、インテックス大阪で3日間、開催された『KOYABU SONIC2018』がいよいよ最終日を迎えました。15日(土)、16日(日)と日を追うごとに右肩上がりの盛り上がりを見せた『コヤソニ』。最終日は開場と同時に入場を待つ長蛇の列ができ、メインステージもすぐさまお客さんで埋め尽くされました。


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熱気漂う中、ロングコートダディが前説で登場しました。堂前が「ロングコートダディを知っている方~!」と尋ねるとたくさんのお客様が挙手。その光景に喜ぶ二人。兎は「今日で体力を使い切る感じで、楽しんでください!」と呼びかけました。注意事項などをアナウンス、最後にネタを。竜宮城に行ってきたという漫才で会場を温め、「こんなにたくさんの人の前でネタをやるのは初めてでした!」と声を弾ませる二人。テンションもマックスに近づく中、いよいよ、スタートです。


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今別府扮するベンジャミン・イマフォードのVTRの後、モニターには『KOYABU SONIC 2018』の文字が。この瞬間、フロアは沸騰! そして主宰者・小籔千豊がステージに登場しました。声はガラガラ、「コヤソニの打ち上げで声をやられましたが、100%で届けたいと思います。これから3日目を始めたいと思います。素晴らしいアーティスト、素晴らしい芸人さん、素晴らしいスタッフさんがお手伝いくださって、昨日、一昨日と最高のフェスでした。お客さんにも盛り上がってほしいと思いますが、優しいフェスも目指しています。『肩グー禁止フェス』です。男子は女子を先に行かせるレディファーストフェス。一番優しくしないといけないのは子供、その次に女性、最後に男。でも女子は調子に乗ったらいけませんよ。男に道を譲られたらニコっと笑ってくださいね」と『コヤソニ』マナーも伝授しました。


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3日目のトップバッターを飾るのは、小籔が今、来世は結婚したいと思うほど大好きだというミラクルひかるさんです。篠原涼子さんのモノマネでスタートし、渡辺真知子さん、工藤静香さんなど錚々たる顔ぶれのモノマネを。「初対面の皆様の今後のご多幸とご健康をお祈りして」と、「深夜番組のテレフォンショッピングなどで見かける青汁を愛用する奥様からメッセージ」というマニアックなモノマネも。最後は真骨頂である宇多田ヒカルさんのモノマネを披露しました。


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終演後のトークでは、「よう来てくれました」と小籔。小籔はYouTubeなど動画もたくさん見ているそうで、「次の世代のものまね四天王」と改めて紹介しました。そしてミラクルさんのモノマネは眼球の動きまで似ていると、その細かさまで絶賛しました。


ステージには松浦真也も登場。「『コヤソニ』はミュージシャンの方の盛り上げ方が勉強になりました。今日も濃いですね」と出演者の層の厚さに感心。小籔も今日のラインナップは全部オススメです。すべて見ていただきたい。ただ、優先順位もあると思いますが、心を鬼にしてご飯を食べに行ってください。エネルギー補給をしてください」とコンディションを保ってほしいと気遣う一面も。今年の飲食ブースは他府県から来られる方も多いという配慮から、タコ焼きをはじめ大阪のソウルフードを食べてもらえるようにしたとか。「倒れないようにしてください。エネルギーを入れてくださいね」と栄養補給を促しました。


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ライブのトップバッターは滋賀県出身のバンド「tricot」です。女性3人がフロントで、ドラマーが男性という4人編成。ギター・ボーカルの中嶋イッキュウさんは、小籔の新バンド、ジェニーハイのボーカルでもあります。Tricotの楽曲は変調するものも多く、一筋縄でいかない感触ながらもフロアをどんどん上げていきます。正確に刻み続けるドラム、ソリッドなギターなど、音色もかっこよく、フロント3人のコーラスも圧巻です。「思ったよりも分けがわからないと思いますが、大丈夫ですか」と中嶋さん。そしてさらに加速度を上げて暴走。疾走感のあるドラム&ベースに、ひずみのあるギターでインターバルの激しい『爆裂パニエさん』を。激しいパフォーマンスにもくぎ付けでした。さらに「朝から気合を入れていかないと終われないと思うのですが、いかがでしょうか。ついてきてくれますか。大阪、かかってこいやー!」と気合を入れる中嶋さん。『99.974℃』ほか、揺さぶりをかけるような圧倒的なステージで魅了しました。


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終演後、「すごい、えぐい、激やば」と小籔。松浦もアウトロの締め方におしゃれと心酔。ジェニーハイのメンバーでもある中嶋さんのバンドとあって「お世話になっています」と挨拶しました。そして吉田さんのドラムを「完璧だ」と絶賛。腕の差を感じましたと感服しきった様子でした。キダ モティフォさんは「こんな朝早くから集まるなんて、変人たちですね」とジョークを交えました。中嶋さんはミラクルひかるさんのステージを見て緊張したと告白も。「めちゃ歌うまくて緊張しました。芸人さんを見て緊張する日がくるとは思わなかった」と明かしました。


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ネタブロックでは、藤崎マーケットがトップバッターを務めました。お得意の「おるおるモノマネ」を次々と披露し、会場の共感を呼んでいました。


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コロコロチキチキペッパーズは漫才を。西野がナダルの好感度を調査しようとしたところ、人が変わったように制止するナダル。また、自己紹介をすると西野には大声援、ナダルには1拍手もないという、お客さんのお笑いへの理解力、対応力もすばらしく、ステージとフロアが盤石の一体感を醸し出していました。


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ゆりやんレトリィバァはTシャツにレオタード姿で登場。「世界に発信するネタが出来ました!」と堂々宣言。「何カ月か後には世界中の人がこれをやっていると思います! ジャスティン・ビーバー的な人に届けー!」と絶叫。スケール感のある英語によるリズムネタを披露。ネタの一節をお客さんと唱和する場面もありました。


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ずんのステージでは、「7時37分の新幹線できましたー!」と飯尾さん。改めて自己紹介を。せっかくですからとステージを移動しながら会場の皆さんにギャグを連発する飯尾さん。やすさんは柔道家・篠原さんやサッカー解説の松木さんのモノマネで沸かせました。個人プレーの後はコントで楽しませてくれました。


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最後はテンダラーです。登場するなり「なりやまないですね!」と浜本、満場の拍手をあおります。休みなくボケを繰り出す浜本は、好きなように白川をいじり倒し、最後は得意のジェスチャー漫才で沸かせました。


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トークコーナーでは、小籔と金原早苗がステージへ。テンダラーのことは「確かな漫才」と小籔。藤崎マーケットは、「モノマネたくさんやらせてもらいました」とトキ。満足気でした。ゆりやんレトリィバァとは、ゆりやんのギャグ「調子乗っちゃって」に対して「乗るな」と小籔。それを繰り返す中、ナダルは「調子乗っちゃってる!」と自分のギャグを乗せてきました。コロコロチキチキペッパーズ・西野は「何回か出させてもらいましたが、ナダルの自己紹介で誰も拍手しないというのは『コヤブソニック』が初めてでした。チームワークが凄い!」と興奮気味。ナダルとはナダル軍団について盛り上がりました。ずんのやすさんは「『コヤソニ』用にホワイトジーンズで来ました! 小籔色に染まるということで!」と自信満々。それに対して「ホワイトジーンズが最高のおしゃれと思っているのはおじさん」とと小籔。「でも元気そうでいいじゃない」と、どんな時も使える魔法の言葉を使って飯尾さんが丸く収めていました。


3日間で最もお客さんが多く、会場も込み合ってきました。小籔は「ノー押し合いへしあいでお願いします!」と呼びかけます。そしてゲスの極み乙女。のライブへ!


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タイトなドラムにキラキラしたサウンドで聞かせる『はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした』からスタート。川谷さんのソフトなボーカルとコーラスも心地よく、一気に会場を引きこみます。ピアノソロから静かに入り、青い照明も幻想的な『ロマンスがありあまる』では、イントロとアウトロの緊張感が印象的。間奏ではフリーセッションのような面白さもあった『もう切ないとは言わせない』では、擦り切れるようなギターが切なさをより一層、際立たせました。最後は『キラーボール』、駆け抜けるような疾走感のある楽曲ですが、フロアとの一体感も盤石でした。


演奏が終わり、ステージに登場した小籔は「いや~、よかったです。袖から見ていたのですが、知り合いとは思えないくらい、すごくかっこいい。一人一人、味が濃い!」と声を弾ませました。川谷さんも「メンバーは濃いめですね」と話しつつ、「でも、ジェニーハイに通じるところがあります」とも。『コヤソニ』への出演は2回目。「前はアウェイ感があると言っていましたが、今年はどうでしたか?」と尋ねると、「時間が解決したのかな」と川谷さん。メンバーの皆さんも、「今日はこうやって立ててうれしい」(休日課長)、「1年ぶりにこのステージで本当にうれしいです。楽しかったです」(ちゃんMARI)と口々に感想を話されました。


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そんなとき、「ごめんよ~」と怪しげな人物がステージへ。「出る側の人間じゃねえんだけどよ~」と断りながらも憂いそうです。聞けば、敏腕マネージャーでジェネラル統括エグゼクティブCEO統括ジェネラル......と長い肩書を持つ剣持信也(ロバート秋山)さんです。「ゲスの極み乙女。を育てたのは私」という剣持さん、実はゲスの極み乙女。をオールプロデュースし、すべてに指示を出している存在だそうです。


剣持さんによれば、ゲスの極み乙女。のメンバーは当初、野性味がひどく、噛みつかれたことも。川谷さんは狂暴極まる存在だったとか。「けっきょく・そうしようか」だった芸名をほな・いこかさんに変えたのも剣持さんと、ちゃんMARIさんも始めは「チャン・リン・シャン」だったそうです。休日課長さんの加入を決めたのも剣持さん。口癖がベースの音だったという休日課長さん、実は剣持さんと同期のマネージャーで、「そんなに口でベースの音を出すなら楽器を弾きなさい」とベースを担当してもらうことになったそうです。そんな剣持さんに対して、ゲスの極み乙女。のメンバーは「剣持さんについていってよかった」としみじみ。『コヤソニ』の後のスケジュールもぎっしりで、『ひかえめソニック』や『足湯ロックフェス』『つなぎめソニック』『親戚ソニック』などへの出演が控えているそう。


知られざるゲスの極み乙女。のエピソードに聞き入っていると、「1個、歌ってねえのあるじゃん」と剣持さん。そして「曲の順番、変えたらだめじゃん」とダメ出しまで始めました。相当な権力を持っている剣持さん、つるの一声でもう1曲演奏することに。「「一生けん命やらなきゃだめだよ!」と鼓舞すると、4人は「はい!」と気合の一言。剣持さんとゲスの極み乙女。の関係性を垣間見た瞬間でした。


そして「私が育てたバンドです」と剣持さんが紹介し、『私以外私じゃないの』を披露。会場は再び大きな歓声が沸き起こり、テンションもマックスとなりました。「すばらしい」と絶賛する剣持さん。川谷さんも「剣持さんのおかげで『NHK紅白歌合戦』にも出れましたし、『私以外私じゃないの』ができたのも剣持さんのおかげで。最初は剣持さんの鼻歌だったんです」と知られざる制作秘話も明かされました。「実はバンド名も剣持さんが考えたんです」と川谷さん。剣持さんいわく、最初は「ケツの黄ばみ落とせ。」だったそうです。


後半からは剣持信也さんの世界観で突き通したフィクションでしたが、どのエピソードも明かされるたびに大爆笑が起こり、まさに「音楽と笑いの融合フェス」を体現化した一幕でした。


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続いては、小籔が「おもしろくてカッコいい、盛り上げ上手のお兄さん」と紹介したキュウソネコカミが登場! 骨太なロックサウンドにファンは飛んだり跳ねたり熱狂! 1曲目終了後、ボーカルのヤマサキセイヤさんから「今日は押し合いへし合いせず、自分のパーソナルスペースで楽しむんだー!」とコヤソニらしいピースフルなシャウトも飛び出しました。続いて小籔がツイッターで紹介したことから「ライブではあまりやらない」という「こみゅ力」を特別に披露。MCでは、小籔がお笑いに、音楽にと活躍していることに「音楽家としてアセります」と明かし、ヤマサキさんなりに刺激を受けたよう。「僕もミュージシャンらしく、冷静と情熱の間を持ってカッコよくこの曲を披露したい」との決意のもと、「DQNになりたい、40代で死にたい」を熱唱! まさに笑いと音楽が融合した圧巻のステージとなりました。


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パフォーマンスを見ていた小籔は、ヤマサキさんのあまりにも流暢なMCに「アーティストのMCじゃないみたい」と笑顔。ご本人は「『おもしろくてかっこいい』っていう小籔さんの紹介にビビりました(笑)」とプレッシャーを感じた様子!? また小籔は、「キュウソネコカミさんのイメージとしては営業妨害かもしれませんが」と前置きをして、「普段はふざけている感じですが、めちゃくちゃまじめ」であることを暴露し、お客さんから大きな拍手が起こりました。


この日の楽屋レポートは、守谷日和扮する女キャッチャー。キャッチャーミットをパフパフさせながらレポートしていたところ、異様にピリついたミーティングに遭遇。剣持信也プロデューサー(ロバート・秋山)が、女性アーティストを一つのテーブルに集めてなにやらディスカッションしている様子。アーティストの皆さんも真剣に聞き入るという妙なミニコントが繰り広げられていました。


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続いてのアーティストは、TOKYO No.1 SOUL SET。「めちゃくちゃ好きで、コヤソニにもずっと出ていただいています。まさかお酒を酌み交わす仲になるとは」としみじみと喜びをかみしめる小籔。序盤から爽やかなサウンドとBIKKEさんの色気のあるヴォーカルで観客をたちまち魅了します。さらには、かつて小籔とレイザーラモンが組んでいた下ネタラップユニット・ビッグポルノの名曲「KING TIMER」を披露するサービスも! "BIKKポルノ"として、BIKKEさんは今別府とおなじみだった上裸&ブリーフ姿をお披露目! コアなコヤソニファンは懐かしそうに突き立てた両こぶしでリズムをとっていました。まだまだ楽曲は続き、「黄昏'95~太陽の季節」では、心地いいグルーヴにステージとフロアが一体に。最後、小籔が「何曜日でも聴きたい!」と言う「Sunday」まで、じっくりと聴かせました。


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ライブ終了後、TOKYO No.1 SOUL SETのセットリストにビッグポルノの「KING TIMER」が組まれていたことを小籔は知らなかったそうで「懐かしい曲がありました。ありがとうございます! 俊美さんも、ええ声やのに申し訳ない」と恐縮しつつも笑顔。BIKKEさんは、自分の名前とビッグポルノかけて「"BIKKE"ポルノ(笑)」と盛り上げていました。ギター・ヴォーカルの渡辺俊美さんも「サプライズというか、小籔を喜ばせたかった」と語り、コヤソニへの愛と、小籔との絆の深さを感じさせました。


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小籔が「お客さんを元気にさせることが一番上手なバンドといえばこの方々!」と紹介したのはサンボマスター! いきなり「コヤブソニックのピークを持ってこい!!」とエネルギッシュにぶちかまし、「青春狂想曲」が始まってファンは熱狂! 息つくひまないソウルフルなパフォーマンスにより、会場のボルテージは急上昇。「オリンピックで優勝したり金メダルを取れるのはひとりだけど、ロックンロールは全員優勝できる!」とまくし立てると、オーディエンスは全力で腕を振って「全員優勝、全員優勝!」と大合唱! 「いっしょに、ミラクル起こしましょう!」とまくしたて、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」に流れ込みます。「またここで笑うべよ。ライブハウスや劇場で笑うべよ」と温かくも熱い語りから「輝きだして走ってく」に繋げて締めくくり。愛とパワーに満ち溢れたライブに、息つくひまなしの時間となりました。


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圧巻のステージに、小籔は「僕はヘコんだりしないと思っていたけど、サンボマスターさんのライブを聴くと『おれ、辛いことがあるんかな』と気づかされる。癒し系というか、心を元気にしてくれる系バンドです」と絶賛。「僕が総理大臣になったら"元気庁"の庁官にしたい」とも。


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山口さんのMC力も褒め称え、「あれだけ心に刺さるなんて、M-1グランプリではなく『MC-1グランプリ』があれば、優勝します」と絶賛は続き、山口さんは舞台での大胆さとは打ってかわって照れ笑い。小籔が「山口さんが、くよくよする時ってどんな時ですか?」と尋ねると、「ツアーで地方に行って、前日に何もすることがなかったらくよくよします」と、かわいらしい"くよくよ"を打ち明けました。


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この日2回目のネタブロックは、小籔が「めちゃめちゃおもしろい人しか呼んでいません」という贅沢なメンバーが集合。ロバートは、娘が家に"ナイロンDJ"を連れてきた父親の苦悩を描いたコントを。


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柳原可奈子さんは、ショップ店員のネタでお客さんを沸かせました。


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ザ☆健康ボーイズは、サバンナ・八木の連発ギャグからはじまり、「筋肉についてどちらが偽物か」を決めるため筋肉クイズで勝負しました。


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ハリウッドザコシショウさんは、「誇張した」シリーズで、俳優や芸人の誇張したパターンを次々とお披露目。


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ネタコーナー後のトークでは、ザ☆健康ボーイズの営業のエピソードを。きんに君が、「八木さんがすごく緊張しい」と暴き立て、「緊張するとヒザが曲がらなくなる」と明かしました。これを受けて八木は「極度に緊張したら『ブラジルの人、聞こえますか』すら飛ぶ」とのこと。柳原可奈子さんは「こんなフェスでネタをすることは、なかなかないです!」と感激の様子。ロバートは、「音楽のイベントで初めてナイロンDJができた」と喜ぶ秋山。「なんだこれ?」となると思っていたそうで、思いのほか盛り上がったことを喜んでいました。ハリウッドザコシショウさんへは、小籔が「思い出を変えてる」と「誇張した」シリーズの正確性に疑問を投げかけます。しかし某俳優さんの顔モノマネは「似てる」と褒め称えました。


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「稲穂がちらほら見えますね」と小籔。この稲穂といえば、レキシです! いざ出陣に向けて法螺貝の音色が鳴り響くなか、唐突にレキシ登場! 「みんなで武士やろうか~!」とのコール&レスポンスから、「きらきら武士」からスタート。突き上げられた稲穂がユラユラと揺れ、まさにフロア全体がレキシのライブだけでしか見られない特別な光景に。「こやぶし(小籔&武士)!」のコール&レスポンスでファンのボルテージをみるみる上げてゆきます。歌いきった後は、「ありがとうございました! また来年」とボケ、「ケビン・コスナーでーす!」と自由にボケを畳み掛け、会場を湧かせつつ「ゲゲゲの鬼太郎」エンディング主題歌「GET A NOTE」へ流れ込み、ファンキーでソウルフルなナンバーでファンを魅了。



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そんななか、新喜劇のテーマをBGMに「レキシくーん!」と呼ぶ声が。「この声は、同級生のすち子ちゃんじゃないの!」と、なんとすち子登場! すち子は「駅前であんたの双子のお兄さん・ヤスシくんを見かけた」と言います。


しかし、レキシはその昔、ヤスシとあることで大ゲンカ。それから会っていないといいますが、川畑泰史演じる双子の兄・ヤスシがレキシの目の前に!


レキシとヤスシは、妹であるまき(宇都宮まき)の誕生日プレゼントに土器をプレゼントしようとしたところ、「縄文土器、弥生土器、どっちが好き?」と、もめて大げんかに発展した、という壮大な前振りを経て「狩りから稲作へ」!



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新喜劇とのコラボでは、すち子との飴まきやズッコケにもチャレンジしたレキシ。とくに、吉田裕と乳首ドリルを披露した一幕では、レキシがフェンシングのフォームでドリルしようとしたり、ドリル棒を稲穂に持ち替えてチクチクと吉田の乳首をドリルしたりと好き放題。さすがの吉田も「自由すぎて怖いわ! 誰か、ちゃんと教えろや!」と困惑していました。


新喜劇のコラボを楽しんだレキシは、さらに「俺の夢は『キャッツ』をやったらめだか師匠が出てくること」とさらなる野望も明かしました。


そして最後は稲穂をステージ上にそっと置き、まるで某アイドルの伝説のワンシーンを彷彿とさせる去り方を。最後まで、フロアいっぱいに稲穂が揺れていました。


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ライブを見ていた小籔がステージに姿を現わすと、「やぶ兄、俺の汗を感じて!」と小籔にまとわりつくレキシ。先ほどの新喜劇の台本は、小籔が書いた作品で、レキシは「まさか兄弟げんかの原因が、『縄文土器、弥生土器、どっちが好き』だなんて! 天才・文才、文才・天才! あんなストーリー、思いつかない!」とハイテンション。一方、小籔と松浦もレキシの新喜劇での演技を「セリフ覚えもいいし、上手ですよ!」と褒めたことで、レキシは少し照れていました。


セットチェンジの間は、藤崎マーケットとナダル、松浦真也が登場。ナダルは今日のステージで発表した彼女の年齢が早くもネットニュースになっていた、とクチをこぼします。藤崎マーケット・トキは仮想通貨で俺以外に損した人!と会場に問いかけるうち、ついつい今まで口外していなかった損害金額をポロリとこぼしてしまい、会場を盛り上げます。


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続いて登場したのは、ジェニーハイです。最初にステージに姿を現したのは、ギター・プロデュースの川谷絵音さん。マイク一本でラップを聞かせると、「ガッキーにつなげる」と出てきたのが新垣隆さん。なんとガッキーもラップを披露し、次はくっきー、そして中嶋イッキュウさん、ラストの小籔まで、全員がクールなラップをキメます。そしてステージを「ジェニーハイトレイン」で行ったり来たり、会場を盛り上げます。


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そのあと、改めてイッキュウさんが「ジェニーハイです、よろしくお願いします!」と挨拶、「お客さん準備はいいですか?」のアオリから10月に発売されるmini albumの中からの曲を連発します。ピアノの旋律が印象的なナンバーからスピード感のあるチューンまで、それぞれにカラーの違う曲を奏でるメンバーたち。そのクオリティは、ドラムが小籔、ベースがくっきーであることを完全に忘れさせるレベル。しかしMCではくっきーが「どや?エエ歌多いやろ?俺のベース、キレイなメロディ弾いてたやろ?」と自慢するなど、そのギャップに会場も爆笑です。


「実質2回目のライブ」と川谷。しっとりした曲が多いとバンドを紹介し、ライブがひとつ中止になったので今日できてよかったと話します。それからは小籔のラップがガサガサ、新垣さんのは聞き取れない、そしてラップの歌詞を紙に書いているなど、裏話も披露。10月17日(水)にミニアルバムが出ること、さらに11月4日(日)に大阪でライブがあることを話すと、会場からは拍手が起こりました。


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最後は「みなさんが唯一知ってる曲」と、くっきーがベースを弾き始め「S.A.G.Aサガー!」と演奏が始まりますが、「違う違う!」と「絵音のクリエイティブ、統括、エグゼクティブ、など全て含めたマネージャー」と自称する剣持信也(ロバート・秋山)が乱入。「求めてるのはコレじゃない」とダメ出しを始め、俺が全部方向性をやってると話すと、川谷さん、イッキュウさんをシモネタに巻き込みます。さらに新垣さんとは学生時代の同級生、昔ボコボコにされたという驚きのエピソードも明かすなど、やりたい放題。どうやら剣持がリクエストした曲があるそうで、それをやれと指示。始まったのは本当のラストチューン、3月にリリースされた配信限定シングル『片目で異常に恋してる』で、会場を大いに盛り上げました。


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ライブ終りのトークで、新垣さんはコヤブソニックが4年ぶりと話し、当時を振り返ります。しかし、声が小さく「マイク生きてんの?」と小籔にツッコまれていました。イッキュウさんは2回目なので緊張したけど、楽しかったとニッコリ。くっきーは「最高や、コイツら!」と会場に話しかけますが、すかさず小籔から「何気持ち良なっとんねん」とツッコまれます。川谷は「ジェニーハイは楽屋が楽しい」とのことで、「新垣さん以外はしゃべる」と裏話を告白。そして「次のミニアルバム、めちゃくちゃいい」と自画自賛。ジャケ写もいい!とのことなので、大いに期待できそうです。すっちー、松浦もライブが素晴らしかったと絶賛していました。


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小籔が「1回目からコヤブソニックに出ていただいている、ビビるほど歌上手い」と紹介したハナレグミがステージへ。「みなさん、お元気ですか?」と会場に笑顔で呼びかけると、リラックスした表情でライブをスタートさせます。1曲目の『大安』から透明感抜群の美声を響かせると、会場もリラックスした雰囲気に。体を左右にゆらゆら、気持ちよくリズムを取るオーディエンスの姿があちこちで見られます。途中、ギターを置き、キーボードの前に座ると、訃報が届けられた大女優とのエピソードを語り、『深呼吸』へ。


寂しさの中にも少しの希望が見えるこの曲。歌い終わったあと「光が消えると暗くなるけど、その分また光も見える」とハナレグミ。会場からは拍手が起こります。そしてキラーチューン、『家族の風景』から一転、アップテンボの『明日天気になれ』へと続けました。ここでライブ終了かと思いきや「予想外に早く曲が終わったので、もう一曲やります」と告げると、会場から歓声が。ラストはギターを抱え、スローナンバー『きみはぼくのともだち』でシメてくれました。


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「全員がうっとりしてます、こんだけ人がおるのにシーン!」と小籔が話すと、「毎回気持ち良く歌わせてもらってます」とハナレグミも笑顔です。インターネットでお笑いの動画をよく見ているそうで、好きな芸人についてのトークが弾んでいました。


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「飛び跳ねる準備はできてますか!テンション上げていきましょう!」のコールで登場したのは、大阪出身のEGO-WRAPPIN' 。いきなり一発目からホーンセクションが鳴りまくるバリバリのナンバーで、会場は一気にダンスホール状態。「今年もコヤブソニックやってきました!」のMCには歓声でレスポンスです。ジャズやレゲエなどのテイストが散りばめられた曲も、ボーカル・中納良恵の声が乗れば、それはEGO-WRAPPIN'の歌。『サニーサイドメロディー』ではハッピーでやわらかなグルーブに包まれたかと思うと、ラストの『くちばしにチェリー』では会場全体がダンス。一曲ごと様々に変化するその色合いを、オーディエンス全員が楽しんでいました。


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演奏が終わると、急に「ちょっと待ったらんかーい!」の声が。「どこや?」と小籔やEGO-WRAPPIN'のメンバーが探し回っていると「見下げてごらん~♪」で「ワーッ!」のお約束。おなじみのキラキラスーツを着た池乃めだかの登場に、会場は大歓声です。昨年は加藤一二三さんのモノマネを披露したほか、Perfumeの3人にズッコケを初体験させたあと、『チョコレートディスコ』をコラボしためだか。今年はEGO-WRAPPIN'と夢のコラボが実現です。


EGO-WRAPPIN'を「エゴさん」と呼ぶめだかに、会場からは笑いが起こりますが、カラオケに行くと「チャンチキおけさと色彩のブルースを歌う」とめだかは豪語。宇都宮まきはサポートにつくと「何ヶ月もカラオケで練習した」「舞台の合間にもマジメに練習していた」と明かしました。そして曲がスタート。甘いサックスのメロディが響き、会場全体が揺れ始めます。そこにめだかの歌が乗ると、詰めかけたオーディエンスからは熱狂的な歓声が。めだかは中納とのダンスも披露し、満員の会場を沸かせました。」


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歌い終わった途端、帰ろうとするめだかを「まだまだ」と小籔がストップ。快く引き受けてくれたEGO-WRAPPIN'に小籔、めだかはそろってお礼を伝えます。めだかは最初に曲を聞いたときにこれやったら行けると思ったそうですが、歌ってみると全然ダメだったとのこと。しかし、これまで歌ったなかで一番好きと笑顔を見せると「1000万点中の1000万点」とEGO-WRAPPIN'の2人も笑顔でめだかの歌声を絶賛していました。


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いよいよKOYABU SONIC 2018も最後のバンドになりました。ステージに吉本新喜劇ィズのメンバーが揃います。フライングVを構えたボーカル・宇都宮まきは、「最後まで残ってくれたオーディエンスの皆さん、ありがとう」と挨拶。まずはカジヒデキ作詞作曲のキュートなポップソング「アイ ラブ ジョージ」からスタートです。まき曰く「とってもかわいらしい方」中山美保に捧げる「マドンナ」が2曲目。クリープハイプ・尾崎世界観作のヒネリの効いたポップソングです。3曲目は井上竜夫リスペクトのハードなナンバー「TATSU-G」でした。


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メンバー紹介のあとは、コピー曲のコーナーへ。吉本新喜劇ィズの恒例、コピー曲には吉本新喜劇でリスペクトしている誰かの名前を入れるというパターンを踏襲。今回は川畑泰史が2曲、やなぎ浩二が1曲の計3曲を披露し、3日間に渡るイベントを締めくくりました。


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いよいよ3日間の大エンディング、出演したアーティスト全員がステージに集合しました。ラストはこれまた恒例の「アイ ラブ ジョージ」を全員で歌うというもの。ガッキーこと新垣隆さんのパートでは会場から歓声が起こり、レキシは歌詞に「稲穂」を入れ込むなど、和気あいあい。全員が大盛り上がりで最後の曲を歌い終わりました。


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ステージに吉本新喜劇ィズとと爆乳三姉妹が残ると、皆さんにお知らせがあると小籔。なんと2019年9月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝)に、「KOYABU SONIC 2019」を開催することがステージのスクリーンに映し出されました! 「この時点で日にちが決まっていることは今までなかった」と小籔。もうメモっといてくださいと会場に伝えました。最後は吉本新喜劇ィズと爆乳三姉妹の撮影がOKに。「死ぬほどSNSしてください」と小籔がアピール。「ありがとうございました! 来年もまた必ず来てください!」と挨拶し、アーティスト29組、芸人44組が出演、約2万5,000人が盛り上がった「KOYABU SONIC 2018」は幕を下ろしました。


1号館では最終日も協賛企業のPRステージや絶品グルメのブースに多くの観客が詰めかけました。ミニステージでは「mystaステージ」を開催。小籔とジョイマン、MCのロングコートダディが登場すると、mystaアプリのオーディションで勝ち上がった1位の「キミイロプロジェクト」2位の「Chubbiness(チャビネス)」を呼び込み、トークがスタート。FMラジオや雑誌など現在のレギュラー仕事の話しになると、ジョイマンの2人は「めちゃくちゃ仕事あるなぁ」とうらやましそう。そして「ジョイマンはレギュラーゼロ」とつぶやくと会場は笑いに包まれます。それからもすぐに終わってしまった仕事の話しなどで盛り上がるロングコートダディとジョイマンでしたが、すぐに「キミイロプロジェクト」のパフォーマンスがスタート。明るい歌声とキレのあるダンスで会場を盛り上げます。MCもハツラツとした笑顔で元気いっぱい。会場に詰めかけた観客から手拍子も起こりました。


ステージを見ていたロングコートダディ、ジョイマンの4人は「すごい迫力」「体が動いちゃう!」と絶賛。高木は「(ダンスに)連続ジョイマンみたいなところがあった」と主張し、メンバーの笑いをゲットしていました。


続いては「チャビネス」。くノ一風のコスチュームで登場すると、三味線の音が鳴り響き、ライブがスタート。和テイストの曲調とクールなダンスで盛り上げますが、2曲目は印象の違うアップテンポの明るいナンバーを披露。それからも様々な歌とダンスで会場を魅了しました。MCの4人はあんなに激しく踊ったのに息が上がっていないとビックリ。そのパフォーマンスを絶賛していました。


TSUTAYAブース横のスペースには、ジェニーハイが登場。10月17日(水)発売の1st mini album『ジェニーハイ』を予約した人たちと、その名も「ジェニーハイタッチ会」を行いました。メンバー全員とのハイタッチ&LOGOステッカーがプレゼントされるとあって、行列がフードブースの方まで延々と続く大盛況ぶり。メンバー全員による笑顔のハイタッチが行われ、参加した人たちも大満足でした。



【小籔千豊】【池乃めだか】【宇都宮まき】【松浦真也】【金原早苗】【服部ひで子】【森田まりこ】【岡田直子】【今別府直之】


【藤崎マーケット】【コロコロチキチキペッパーズ】【ゆりやんレトリィバァ】【テンダラー】【ロバート】【ザ☆健康ボーイズ】【なかやまきんに君】【サバンナ・八木】【野性爆弾・くっきー】【ジョイマン】【守谷日和】【ニッポンの社長】【ロングコートダディ】