最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

2018年6月17日 (日)

開運アドバイスも盛りだくさん!6月のラッキーコンビ、マルセイユ、フースーヤがゲストに登場した『出雲阿国の運気向上委員会Vol.2』

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6月9日(土)、ポストよしもとにて『出雲阿国の運気向上委員会Vol.2』が開催されました。運気向上のため、出雲阿国が舞台美術にまでこだわった、丸ごと開運要素に満たされたこのイベント。ポストよしもとでの開催は2回目、多くの女性ファンの方が足を運んでいました。

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右に青、左に赤、奥の緞帳は白と舞台美術も開運カラーで、ゲストも6月に見ると運気がアップするというマルセイユとフースーヤです。このピックアップについて「6月にみんなが足りていない要素を持っている2組です」と出雲阿国。ゲストについては前情報を仕入れず、気学や風水でまずは2組の性質などを判断していきました。

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フースーヤ・谷口はとにかくノリが軽く明るいと阿国。その一方、頑固な要素も持っていてゼロか100かという極端な考え持ち主とか。「そんなことないですよ!!」と否定する谷口ですが、この後、驚きの判断が出ることをまだ誰も知りません。注意点としては「女性関係に気を付けたほうがいいですね」とアドバイス。

フースーヤ・田中は珍しい配列の持ち主で、「幼稚園児のような人」と阿国。前回、さや香・石井を占った時には小学生と出たそうですが、それをはるかにしのぐ子供の性質だそう。「田中さんは一生、子ども」と阿国。フ―スーヤというコンビは偏屈なおじいさんと孫が一緒にいるようなものだと阿国が説明すると、「全然ピンとこない!」と田中。開運ポイントは「無邪気なので出たとこ勝負でどんと動く方が成功しやすい」とのことでした。また、コンビとしての運気は「今は新しいことをしてみたいと思っても、あと2年は今のスタイルで稼げるのでこのまま続けてください。新しいことを始めてもいいけど、今やっていることも辞めないで。今は深める時期です」と具体的なアドバイスを送ります。また、今後の開運ポイントとしては「田中さんは子ども人気がめちゃくちゃ出るので、子供番組をしたらいいですよ」とのこと。そして谷口へは「将棋とか始めたらいいです」と助言をすると、「うわ~!」と絶叫。最近、将棋ばっかりやっているという谷口、「当たっている!!」と会場中が驚きに満ちました。最初は疑心暗鬼だったフースーヤは一気に前のめりに。マルセイユによると、田中は舞台中でも突如、カンチョーをすることがあり、「子供っぽいというのは当たっていると思います」とのこと。"ファルコンパンチ"という何が面白いのか分からない絡みもしてくるという津田の証言もありました。

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そしてマルセイユの二人。二人に共通していることは「枯れている」と阿国。特に別府はおじいちゃんだそう。その一方、「中身は女性なんですよね。外側がおじいちゃんで中身が女性」と複雑な配列の持ち主。また、別府は目立っていれば何でもいいタイプ、とにかくスポットライトを浴びていないとダメだそうで、芸能界は一番合っている業界とか。津田に関しては「むかつくくらい男前の星。色気と兄貴分の星を持っています」とべた褒めでした。現在マルセイユは別府がボケ、津田がツッコミの漫才をしていますが、「コントの時はボケとツッコミを変えてみてもいいかも」とアドバイス。マルセイユは今年、勝負の年。「コンテストで優勝する可能性も。今までやってきたことが報われる年なので、今年はやり切った方がいいです」と阿国。「今しかチャンスはないんですか?」と別府が尋ねると、「ここまで二人の運気がばっちり合うのは今年だけ」とのこと。それを聞いて気合を入れる二人でした。

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フースーヤの今年は「とにかく遊ぶとき」と阿国。その遊びも「昆虫採取とか」と子供の遊びが向いているとの助言に会場は爆笑でした。

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コーナーでは6月に運気をアップする方法をまずは伝授。どういうことをすれば運気がアップするかアドバイスました。いいものを自分の目に映すことが大事で、こうして舞台上のマルセイユ、フースーヤを見るのもパワーアップ。6月は目と耳にいいものをチョイスすることが大事で、悪口を言う人は遠ざけた方がいいそう。また旅行に行くのもよく、自分が見たことのない景色を見に行くのもOK。金運アップにはアジサイを玄関に飾ること。アジサイは湿気を吸う効果があり、湿気からくるイライラも解消されると阿国。「アジサイの花びらを2、3枚、お財布の中に入れるのもいいと思います」。

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開運行動では、マルセイユ、フースーヤの本棚をチェック。本の並べ方や位置で運気も変わってくるそう。漫画しかない谷口の本棚ですが、ほこりをかぶらないようにしている配慮は素晴らしいと阿国。田中はベッド下の空きスペースに本棚を置いており、これは風水上NG。頭上に何かあるとネガティブシンキングになりやすいので、梁の下で寝るなども避けた方がいいのこと。谷口、田中は本棚の写真を撮ってきたのですが、津田は「本棚はありません」とメッセージのみ。「読んでもすぐ誰かにあげるので、本棚はないんですよ」というのがその理由です。別府は段ボール収納のため、こちらも写真なし。「これもNGです!」と阿国。「風水学上、段ボールは火の気があって、人間関係、恋愛を司る本を燃やしてしまう。本の取り扱いの中で一番やってはいけないことです」と、本棚に収納するようアドバイス。同じような理由で洋服も段ボール収納はNG、「ちゃんとタンスにしましましょう」と呼びかけました。

本棚の並べ方にもコツがあり、その例を阿国自身の本棚の写真で見せました。左から右へ下がっていくような並べ方がベストで、「ぎゅうぎゅうに詰めずにスペースを作ることで気の流れをよくしてください」。

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他に、待ち受け画面チェックや、お客様からのQ&Aもあり、ダイレクトに開運アドバイスのやり取りもありました。

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『出雲阿国の運気向上委員会』では、気学における星別の開運アドバイスを記したプリントを帰りに阿国から直接、手渡すというスペシャルなお土産もあるほか、待ち受け用開運画像のプレゼントもありました。この開運画像は、待ち受けにしたとたん、阿国の周辺のスタッフの仕事が増えたり、恋人ができたりと、ラッキーなことが続出したそう。「皆さんにどれだけいいことがあったか、また教えてください!」と阿国。次に行われるときはどんな開運アドバイスがあるのか、また足を運びたくなるような内容で女性客が多いのも納得のイベントでした。占い好き、風水好き、パワースポットなどがお好きな方は次回ぜひ、お越しくださいね! なお、6月のラッキーコンビ、マルセイユとフースーヤはよしもと漫才劇場に出演中。こちらもお越しください!

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【出雲阿国】【マルセイユ】【フースーヤ】

野爆・くっきー、自身初のアーティトブックを「僕の参考書」! 発刊記念イベントではロリータ談義も!!

6月17日(日)、東京・VACANTにて野性爆弾・くっきーが初めてのアーティストブック『超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥』の発刊を記念してイベントを開催しました。
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『超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥』は人気キャラクター・チェチェナちゃんを中心に、驚異的な入場動員を記録し続ける展覧会『超くっきーランド』に展示された作品、新たに生み出されたキャラクターの台北・アメリカでの撮り下ろし、くっきーによって長年に渡って生み出されて来たアート作品など、くっきーの魅力を余すところなく網羅した1冊です。

本日開催されたイベント『チェチェナちゃんのお茶会』のMCを務めるのは、タケト。「くっきーさんにはずっとお世話になってますが、世界的な人になるとは......遠くに行っちゃいました」と笑いつつ、早速くっきーを呼び込みます。
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チェチェナちゃんに扮したくっきーが登場すると、客席から大声援が。
初のアーティストブック制作の経緯について訊かれると、「汚い世界で、カラスも太りに太って嫌な時代でしょ? 東京のカラスなんてゴミを食べて太ってるから、イヌワシくらいのカラスがいる」とコメント。タケトが「僕らのせいですよね」と相槌を入れると「そう、人民ピープルのせい」」と同調します。このやりとりを3回続けたのち、しびれを切らしたタケトが「なぜこの本を出すことになったのか、教えてもらいたいんですけど」と強く尋ねると「かわいくなりたかっただけ。この本で世界が変わるわけがない!」と豪快に笑います。
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タイトルは「いちばんだせぇタイトルにしたい」と思って付けたそうで、表紙の写真は「台湾で撮ったいちばんいいヤツを選んだ」と発言。「台湾感......ないですねぇ?」と首をかしげるタケトです。
会場には、お子さん連れの方もちらほら。子供にも大人気のチェチェナちゃんですが、くっきーは「正味、バケモン。バケモンすら、かわいく見えてしまう世の中なんですね」としみじみ。イベント参加者の中には、わけもわからないまま友人に連れてこられたという方がいることがわかると、くっきーは「美しいものとして見て欲しい。水晶の結晶っていうんかな? そういう気持ちで見て」と呼びかけ。「実際見るとかわいい」と声をかけられると、にっこり微笑みました。
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イベント中盤より、スペシャルゲストの日本ロリータ協会・青木美沙子会長を迎えてトーク。
タケトに「くっきーさんはロリータとして本物ですか? 偽物ですか?」と問われた青木会長は、「実はくっきーさん、本物なんです」ときっぱり。「リボンとボンネットを重ねて付けているのは、上級者。洋服も日本のロリータブランドで正規のものを買われています」と説明します。
今日持っていたバッグがロリータ憧れのブランド・Emily Temple cuteのものだと告げられると、「見た目が上海蟹っぽくていいなと思ったんですよね」と笑うくっきー。ロリータブランドは高価がものが多いため、大阪でユーズドのアイテムを購入しているそうで、「一人でロリータのものを買うのは恥ずかしいけどね?」と照れくさそうに話します。
同著を大絶賛する青木会長から「くっきーさんは別格。ぜひ日本ロリータ協会の副会長になってほしい」と言われると、「逆にめっちゃ怒られるかなと思ってたのに、いいんですか? まがいもんの地べたから一気に副会長? そろばん五級以来やからマジで嬉しい!」と嬉々。青木会長直々にロリータ定番のポージング指導を受けて、ノリノリでキュートなポーズを取るくっきーでした。
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イベント終了後、囲み取材に応じたくっきー。イベントの感想を訊かれて、「温かい風に包まれて、アルコールやタバコで腐りかけていた臓器と心が洗われた感じです」と話します。同著の出来栄えは「100点」だそうで、「どこを切り取っても、ちゃうねんなぁと思うページがない。人間って過去の記憶がなくなっていくから、撮影したときの記憶はもうないので、こんなキャラあったんだなって勉強になります。これ、僕の参考書。いい本ですわ」と非常に気に入っている様子です。
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現在の人気ぶりは、「しっくり来てない」そう。映画『シザーハンズ』のストーリーに自らを投影しているようで、「あの話って、山で暮らしていたのに、急に街の人気者になって、最後にはまた山へ追いやられるじゃないですか。今は人気者の状態かもしれないですけど、いつかは追いやられるんちゃうかなと。人気をいつまで継続するかということですよね」と冷静に分析します。
またイベント中、日本ロリータ協会の副会長への打診を受けたことについて尋ねられると、「いつか会長を追いやって、僕がロリータのど真中に。やっぱり野心がないとね。会長以外の人間を丸め込んで、トップに立ってやろうと思いますよ」と冗談めいて答えました。
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【くっきー】【野性爆弾】

2018年6月15日 (金)

「利根川ホプキンス又吉が作ったコントをみんなとやるライブ『コント案A』」で又吉のシュールな世界観に客席も笑いっぱなし

6月9日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて「利根川ホプキンス又吉が作ったコントをみんなとやるライブ『コント案A』」が開催されました。利根川ホプキンス又吉が考えたコントを、沖縄芸人たちと披露するという企画です。

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最初に又吉が登場し「ボクのこと知っている人?」と会場へ質問を投げかけます。しかしなかなか手が挙がらない状況にお客様も失笑。めげずに又吉が「普段からネタを書いていますが、相方にだいたいボツにされてしまいます。今日はコンビでは実現しなかったネタの供養という意味も込めて、いろんなコントをしますよ」と本イベントへの意気込みを語ると、場内からは大きな拍手が起こり、これから始まるコントへの期待を膨らませているようでした。

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冒頭の挨拶の後、最初のネタでは又吉と空馬良樹が登場。先生と生徒というシチュエーションのコントを展開。将棋部という文科系の部活なのに、顧問は体育会系のような練習を強いるというもの。顧問に扮した空馬と、生徒役の又吉が面白おかしく掛け合いを披露。空馬のハイテンションに場内のお客様もクスクス笑いながら展開を見守っていました。

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続いてのコントに登場したのはぼんじょるのおりたと、ツウシイムの中村。修学旅行を間近に控えた教室の一場面を展開。先生役の中村から行き先が急遽、無人島に変更になったと告げられ戸惑うおりた。そしてなぜか無人島で『バトルロワイアル』をしなければならいというハチャメチャな展開に、お客様も大爆笑。いざ無人島に到着し、武器をくじ引きで決める場面では、傘をひいたおりたが「最悪や!盾にもならへん!」と大声で嘆くと場内はまたも大爆笑となりました。

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3本目のコントでは、又吉が野球の試合、バレーの試合、卒業式などいろいろな場面を演じました。その都度、耳に残る軽快な音楽でツウシイム金城がピエロのような格好で登場し、又吉を邪魔するというシュールな展開を披露。音楽の力もあり、金城が登場するたびに客席からは笑いが起こっていました。

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4本目のコントは、再びぼんじょるのおりたと、ツウシイムの中村が登場し、銀行強盗ネタを披露。マニュアルを見ながら強盗をするおりたに、銀行員役の中村もマニュアルを見ながら抵抗するというおかしな展開に。2人の演技力もあり、お客様もその世界観に引き込まれていっているようでした。

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続いてのコントは声だけの暗転からスタート。「お父さん飼ってもいいでしょう?」「駄目だ!」という会話が暗転の中で繰り広げられます。「何が起きているのだろう?」という様子で客席が少しざわつき始めた頃、ステージに照明が。するとそこには化け物に扮した猫ノカケラの岸本がいて、その姿を見た客席は驚いた様子。しかしその直後にはどっと大きな笑いが起こりました。岸本はコント中も終始「ワー!」という奇声を叫び、そのたびに客席からは笑い声が響きました。

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最後のコントでは、これまでのコントに出てきた登場人物たちがつながっていくという凝ったシチュエーションを見せました。そして、登場人物一人ひとりがカラーコーンになっていくという不思議なオチでコントを締めくくりました。

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コント後には、出演したすべての芸人がステージに登場し、披露したコントについての感想をトークしました。空馬が「なんで最後カラーコーンになるの?わけわからない」と嘆くと、お客様も同じ思いだったのか大きな笑いが起こりました。「最後の展開を見て、このステージに出なければ良かったと思った」とたたみかける空馬に、客席はまたも大爆笑。化け物に扮した猫ノカケラの岸本は「俺、セリフがワーしか言ってない!」と話すとまたも場内からは笑いが起こりました。

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最後のフリートークが大いに盛り上がり、お客様も終始笑いっぱなしで和気あいあいとした空気の中、「今度はコント案Bでお会いしましょう」という又吉の意気込みとともに、ステージは幕を閉じました。

【利根川ホプキンス又吉】【空馬良樹】【ツウシイム】【猫ノカケラ】【ぼんじょるのおりた】

世界レベルのパフォーマンスが炸裂!「THE 舶来寄席 2018」公開ゲネプロ実施!!

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日本一の笑いと世界一流のパフォーマーが一堂に会する「THE 舶来寄席」は、2014年にスタートし、これまで多くの笑いと感動を生み出してきた人気イベント。今年も6月15日(金)〜24日(日)まで、「THE 舶来寄席 2018」として開催されることが決定しており、例年以上の盛り上がりは必至です。公演スタートに先駆け、6月14日(木)には公開ゲネプロが行われました。会場には「THE 舶来寄席 2018」期間中、パフォーマーたちとともにステージに立つ、吉本新喜劇の川畑泰史、酒井藍、アキの姿も。


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まず「THE 舶来寄席 2018」のVTRが流され、トップバッターとしてマイク・マイケルズの登場です。発明から制作までを自身でこなすマイクは、世界50カ国以上でのテレビ出演歴の持ち主。そのスペシャルなステージに、最初から会場の目は釘付け。ロボットさながらの動きに、音と光をシンクロさせたすばらしいコラボレーションを楽しませてくれました。


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ここでMCのロバータ、さや香が登場。「すごかったですね〜!」と3人もいきなり度肝を抜かれた様子。マイクは英国王室の方々の前でもパフォーマンスを披露したことがあるなど、華麗な経歴も紹介。そして続いて登場する2組に関しても、ロバータから世界レベルで活躍している人たちであることが会場に伝えられました。


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二番手のサンドゥ・トリオは、過去10年間、NBAのハーフタイムショーに出演し続けている実力派。登場した3人はまずは挨拶代わりのパフォーマンスを見せたあと、ステージ上を驚きの高さで舞い、飛び続けます。その圧倒的身体能力には、会場からも自然と拍手が。ステージ上ではパフォーマンスの迫力がより伝わる映像も流されるなど、最後まで目が離せませんでした。


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三番手のチーハン・チャオは、17歳で世界チャンピオンを獲得して以来、様々な賞を手にしている台湾のディアボロ・マエストロです。ディアボロとは、紐でつながった2本のスティックで特徴的な形をしたコマを操るもの。激しい音楽にのせて、自由自在な動きを見せるその姿はクールのひと言。卓越したテクニックを存分に見せつけてくれました。


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新喜劇の3人もパフォーマーを見る目は真剣そのもの。一瞬たりとも目が離せないといった表情で、ステージに注目していました。MCのさや香も「息を呑むパフォーマンスにヒヤヒヤした」と興奮覚めやらぬ様子でした。


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続いては、アンドレ&レオの登場。ステージ上にいるのは2人、それ以外には1つの道具があるだけ。シンプル極まりないステージでパフォーマンスが静かに始まりますが、たちまち会場はその世界に引き込まれていきます。2人の息ぴったりのコンビネーションは圧巻。会場からは「おぉっ」とどよめきに似た歓声が上がったかと思えば、コミカルな動きには笑いが起こるなど、2人のステージを堪能していました。


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次に、先程登場したサンドゥ・トリオの1人、コンスタンチンが再びステージへ。キューブを使ったパフォーマンスを披露しました。カラフルなライトを浴びて、様々に輝くキューブを自在に操るコンスタンチン。音と光とパフォーマンスが癒合した見事なステージを見せてくれました。


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ラストは、イリュージョンのニュープリンス、ダニーラリーJrのステージ。父親であるダニーラリーの影響で、14歳にして大掛かりなイリュージョンを作っていたという経歴の持ち主です。そのパフォーマンスは開始から独特の世界観に満ちたものとなっていました。モチーフとなるアイテムを美女2人が舞台中央へ運ぶと、ダニーラリーJrが登場し、すかさずステージがスタート。スピーディな演出であっという間に会場を引き込むと、続いては打って変わって静かで厳かな雰囲気に。


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舞台に用意された水槽の中へと体を沈めていくダニーラリーJr。緊張感の高まる時間が流れたあとには、驚きの結末が! その瞬間、会場からは拍手が巻き起こりました。ラストは会場も巻き込んでの圧倒的パフォーマンスを披露。一瞬も目が離せないステージに、会場からは惜しみない拍手が贈られました。


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フィナーレでは、本日の出演者が全員ステージへ集合。大きな拍手を浴び、公開ゲネプロは終了しました。


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公開ゲネプロのあとは、名誉支配人である中田カウス・ボタン、吉本新喜劇の川畑泰史、酒井藍、アキ、澤田隆治エグゼクティブプロデューサーも含めて囲み会見が行われました。フォトセッションが行われたあと、澤田エグゼクティブプロデューサーが、今日は通し稽古を初めて公開で行ったことを告げ、明日からよろしくお願いします、と挨拶。


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続いて、名誉支配人の中田カウス・ボタンがゲネプロの感想をコメント。カウスは、まだ体が興奮していると話し、「回を増すごとに改めて僕たちも勉強せなあかんなぁと思いますね」と感想を述べました。ボタンも「体張ってますからね!」と相づちを打ち、できるだけ大きな記事で宣伝してとアピールしますが、すかさずカウスが「毎回言うてるけど小さい」とツッコミを入れていました。


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パフォーマーを代表してコメントしたマイク・マイケルズは、ゲネプロを終えての感想と意気込みという質問を勝手に変更。自身が初めて日本に来たのは1989年、なんばグランド花月だったと話し始め、リタイアしようと思っていたところ呼んでもらえて、また大好きな日本、なんばグランド花月に出演することができたとのこと。そして日本が大好きなので日本人女性と結婚していることもアピール。今回は若いタレントの人たちと共演できることに興奮している、と話してくれました。


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次に吉本新喜劇・座長の川畑と酒井が感想と明日からの公演の意気込みを話します。川畑は「マイネームイズ...」と英語でひとボケ。10日間の間に、舞台袖からマジックのタネを見てみたいと語りました。さらに出ている女性がキレイなことにも言及。すかさずカウスが「新喜劇おったら何を見てもきれいに見える」とツッコむと「そのとおりでございます!」と応えていました。


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「本当にすごくワクワク、ハラハラしました」と酒井。心に決めたことがあるとのことで、千秋楽までに川畑、アキとサンドゥ・トリオのパフォーマンスを練習したいと宣言。「本当にすばらしいので、ぜひ見に来てください!」とアピールしていました。


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アキは「あっという間の1時間だった」とコメント。ラストのオチは関西人が喜ぶと思うと話し、新喜劇もあっという間と言ってもらえるよう力合わせていきたい、と力強く語っていました。


質疑応答では、まず川畑に今日のパフォーマンスの中で新喜劇で共演したいものは、という質問が。どれも出ていただきたい、コラボしたいけど、どれも無理だろうと思う、とパフォーマンスのすごさに脱帽したとのこと。新喜劇のステージについての質問には、今から舶来寄席が始まるよ、という内容になっていると話し、舶来寄席のための新喜劇を作っているとアピールしました。イケメン揃いのパフォーマーの中でタイプは?という質問に、酒井はチーハン・チャオと即答。技が決まるとカッコイイカッコイイと騒いでいた、と川畑に暴露されると、「ステージ中にペロッと舌を出すところもめちゃくちゃかわいいから見てほしい!」とぞっこんの様子。「考えます...」というチャオの返事に「毎日聞きますよ!」と追い込んでいました。


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世界のトップパフォーマーたちが驚きのパフォーマンスを繰り広げる「THE 舶来寄席 2018」。例年以上の盛り上がり確実のこのイベント。ぜひ劇場に足をお運びください!


【中田カウス・ボタン】【川畑泰史(吉本新喜劇)】【酒井藍(吉本新喜劇)】【アキ(吉本新喜劇)】【ロバータ】【さや香】



THE 舶来寄席 2018

日時:2018年6月15日(金)〜24日(日)18:30開場 19:00開演

料金:一般4,700円 学生2,900円(全席指定)

会場:なんばグランド花月


◆チケットよしもと

【Yコード:999010】 0570-550-100

24時間受付/年中無休(お問合わせは10:00〜19:00)

・オペレーター対応予約専用ダイヤル ℡ 0570-041-356(10:00~18:00)

WEBはこちら 


◆チケットぴあ

【Pコード:486-135】 http://pia.jp/

0570-02-9999 24時間自動音声対応。ご予約の際はPコードが必要。

(※毎週火・水 2:30~5:30はシステムメンテナンスのため受付休止)

発券・直接購入 サークルK・サンクス/セブン-イレブン/ぴあのお店


◆ローソンチケット

【Lコード:56067】 http://l-tike.com/

0570-000-407 (受付時間:10:00〜20:00)ご予約の際はLコードが必要。

発券・直接購入 LAWSON・ミニストップ店頭Loppi

お問合せ(10:00~19:00)

チケットよしもと予約問合せダイヤル

℡ 0570-550-100


舶来寄席公式サイト

http://the-hakurai.com/


2018年6月14日 (木)

うちらの学校がマンザイ教室に!?~よしもと芸人がやってきた!~

梅雨入りしたのにほとんど雨も降らずに毎日暑い!そんな集中力が切れそうな高校生に、6月14日、あの芸人が喝を入れに来てくれました。
場所は第一薬科大学付属高等学校と、福岡第一高等学校(ともに福岡市南区玉川22-1)。
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なんと、今年で16回目を迎える高校生の漫才日本一を決めるイベント「ハイスクールマンザイ」の開催に先駆け、より多くの高校生に漫才をする楽しさを感じてもらうためによしもと芸人が高校へ行き、生徒さんへ向けて漫才を教えるという特別企画。
福岡での開催は二度めとなる今回、漫才ワークショップにはジャルジャルの二人がかけつけてくれましたよ。
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◆ハイスクールマンザイとは?
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頑張るすべての高校生を応援する「ハイスクールマンザイ」は、今年で16回目を迎えます。「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」には、過去15年間で8,609組、17,450人もの高校生が出場しており、プロへの登竜門として、あるいはひと夏の思い出として、高校生が真剣に漫才に取り組む姿は毎年多くの感動を呼んでいます。
漫才は「ことば(日本語)」「間」「表現力」で人を笑わせ元気にするコミュニケーションツールです。
悩み多き青春時代に「漫才」を通じ体験することで、コミュニケーションについて学ぶことができ、悩みが解消され人間関係の考え方が柔軟になり、人前で何かをするというのは経験の一つとして必ず糧になる!というよしもとグループの想いで実施されてきました。


◇第一薬科大学付属高等学校編
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参加してくれたのは、第一薬科大学付属高等学校の芸能コースの生徒さん約200名。入学してやっと高校生活に慣れてきたという雰囲気の1年生から制服の着こなしからベテランの空気が漂う3年生まで、「自分を見せる」という意識を持っているだけあって挨拶も返事もとっても活発!
時間ぴったりに集まり、まずはアイスブレイク。福岡芸人の<ぶんぶん丸>と<メタルラック>が登場。「俺らのこと知っとう人~!」「「「シーン」」」という出だしでアイスブレイクは完了!?
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そして今日のプログラムの説明がなされたあと、いよいよジャルジャルの二人が登場!
事前に誰が来るのか知らされていなかった生徒一同大絶叫。(先ほどのアイスブレイクとは大違い!?)
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興奮の中、ジャルジャルの二人の挨拶から、さっそく漫才ワークショップがスタート。隣同士の友達とコンビを組み、
①コンビ名になりそうなキーワードを挙げてブレストし、コンビ名を決める
②NON STYLE石田が監修した台本のカッコの中を埋めてネタを完成させる
③ネタを練習する
④同じテーブルの中でネタを見せ合い代表者を決める
⑤代表者はみんなの前でネタを披露!

なんとコンビ名決めから代表者の決定までがわずか1時間!これには理由があります。
ハイスクールマンザイの前哨戦として各地で開催しているこの漫才ワークショップには、もちろんハイスクールマンザイに出場して欲しいという想いもありますが、そのベースには「漫才は、コミュニケーショントレーニングである」という考え方があります。
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思いついたキーワードを出すときに、とにかく褒めよう、否定はせずにとらえよう、質よりも量を重視しよう、など、いくつかのポイントが説明されました。普段決まった回答に向けて勉強している高校生からすると、発想を拡げ様々な角度からものを見て、しかも瞬時に考えて発言するという機会はとても新鮮だったのではないかと思います。

また、ネタ考案までの過程は、ジャルジャルと福岡芸人たちがテーブルをまわってアドバイスをしてくれるというスペシャルな時間となり、ネタに必死になりながらも芸人さんがすぐ近くまで来てくれる興奮もあり、と大盛り上がりでした。
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「こういうのってですね、カッコを埋められただけでもうOKなんですよ」と福徳。
「この年になると、高校生と絡むことってなかなかないですからね。最初はどんなテンションなんだろう、シーンとしてるんじゃないかと思いましたけど、めちゃめちゃ元気があって、逆にパワーをもらえました」と後藤。
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まさかのジャルジャルが講師とあって、すれ違いながらもドキドキしていた生徒たち。そんな中、ジャルジャルの二人ともに自ら手を挙げてアドバイスを求めていた1年生の女子二人組は、「後藤さんは懇切丁寧にネタのカッコの埋め方を教えてくれたけど、福徳さんは最後まで答えを教えようとせずにヒントだけ出してくれたんです。二人のバランスがとても絶妙だなーと思いました」と、まるでコメンテーターのような感想をくれました。
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代表コンビたちのネタ披露では、「レベルが高い!」「楽しそうにしている姿を見て、俺らももともとはあんな感じで楽しんでたんだなと原点を思い返させてもらいました」「将来のスターが生まれるのではないかと思います」といったコメントが先輩芸人たちから寄せられました。
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◇福岡第一高等学校編
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さて、ワークショップはお隣の福岡第一高等学校でも開催されました。こちらは部活をやっている生徒さんから希望者を募ったところ、見事なまでに男子生徒だらけ!(女子も数名参加してくれました)男子が多いこともあり、下ネタに走ったり骨折したネタが複数あったりと、第一薬科大学付属高等学校とはまったく異なるカラーが出ていたことに先輩芸人の6人も興味津々でした。
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最後にジャルジャルを囲んでみんなで記念撮影!いい想い出になりましたね。ハイスクールマンザイへのエントリー、お待ちしています!
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◆ハイスクールマンザイ2018公式サイト
http://www.highschool-manzai.com/


【ジャルジャル】

2018年6月12日 (火)

鈴木大地スポーツ庁長官も登場! ココリコ・遠藤章造、岡崎朋美をメインMCに迎えて「東京2020応援プログラム OSAKAスポーツパーク2018」を開催!

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6月10日(日)、大坂城公園 太陽の広場にて「東京2020応援プログラム OSAKAスポーツパーク2018」が行われました。アスリートとお笑い芸人によるスペシャルトークショーやスポーツ体験を通して、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックを大阪から盛り上げようという趣旨の本イベント。MCはココリコ・遠藤章造と、長野オリンピックスピードスケート500m銅メダリストで、FAふるさとアスリートとしても活躍している岡崎朋美が担当しました。

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まず初めにスペシャルトークショーに登場したのは女子ハンドボールチーム・大阪ラヴィッツ。遠藤、岡崎、span!とともにトークや実演などを披露しました。大阪ラヴィッツのヘッドコーチを兼任している田中美音子選手、キャプテンの儀間晴香選手、センターバック担当の森優稀選手、ゴールキーパーの泉幸歩選手、レフトバック担当の平田ほのか選手を迎え、大阪ラヴィッツの沿革やハンドボールのルール説明、試合中に起こったアクシデントといったトークで盛り上がりました。ハンドボール界のレジェンドとも呼ばれている田中選手は、日本リーグ通算1500点を記録しています。男子を含めて唯一の記録であることを岡崎が紹介すると、「すごいですね!」と盛り上がる芸人一同。田中選手は「最終的に2000点獲得を目指したい」とさらなる意気込みを語り、18歳の平田選手は「いつか田中選手の記録を抜きたい」と野望を。span!・マコトのトラベリングが目立ったパス回しや、span!・水本がキーパーとなっての高速シュート体験なども行われ、盛り上がるステージ。最後は「地元に愛される、日本一、世界一のチームとして羽ばたいていけるよう一生懸命頑張ります。2020年の東京オリンピックに一人でも多く、チームから代表選手を輩出していきたいです!」と田中選手のご挨拶で締めました。

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続いてのトークショーのアスリートゲストは車いすテニス日本ランキング8位の米田正人選手と、リオパラリンピックウィルチェアラグビー銅メダリストの官野一彦選手です。ガリットチュウも参加してのトークを展開しました。車いすテニスの特徴や試合でのポイント、シングルとダブルスでの注意点などを米田選手にお聞きし、また、官野選手にはウィルチェアラグビーについて、野球からサーフィン、そしてウィルチェアラグビーと競技経歴などもお聞きしました。遠藤が明かす「官野選手は、すべての原動力がモテたい気持ちに繋がっている」という話題でも沸きました。車いすごと激しくぶつかり合うウィルチェアラグビー、いかにその衝撃が激しいものかガリットチュウ・熊谷が体験するコーナーもありました。2020年に向けて「車いすテニスを広めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と米田選手。現在、世界のトップ3に君臨するウィルチェアラグビーの日本代表。「東京オリンピックでは確実に金メダルが取れると思うので、応援よろしくお願いします!」と官野選手、2年後に向けて確約しました。

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元プロ野球選手の門倉健さん、元走り幅跳び選手で2017年ワールドマスターズゲームズチャンピオンの荒川大輔さん、北京オリンピックBMX日本代表の阪本章史選手、そしてレギュラー、大西ライオンが登壇したトークショーのほか、大阪城公園では『大阪城トライアスロン2018』も行われていたことからリオオリンピックトライアスロン代表の田山寛豪さん、アテネオリンピックトライアスロン代表の山脇真知子さんが登壇してのミニトークも行われました。

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スペシャルトークショー、最後は鈴木大地スポーツ庁長官と、アテネオリンピック200mバタフライ銀メダリストでFAふるさとアスリートの中西悠子が登場。ミサイルマン・西代も交え、オリンピックやスポーツ振興の取り組みなどを展開し、お客様からの質問にお答えする時間もありました。2020年まであと2年となった今、東京オリンピック・パラリンピックを日本全国で盛り上げようと各地のスポーツ振興イベントに足を運んでいるという鈴木長官。オリンピックに向けて機運を高めることはもちろん、将来的にスポーツ人口の増加を図り、国民が健康になることで医療費を大幅に削減することも視野に入れています。

また、大阪市からスポーツ推進委員協議会の山田由香里さんにも登壇いただき、大阪市や地域の取り組みのご紹介がありました。このイベントでも大阪市が発祥の新競技「スリーアイズ」の体験会もあり、今、全国で地域発祥のスポーツが盛んになっていることも話題に上りました。中西は西代とともに「わらスポ」というスポーツイベントも随時開催していることを紹介。そして鈴木長官、岡崎、中西とオリンピックのメダリストが舞台上に集合とあって、トークはオリンピックでの心境についてなど、ここでしか聞けない話題もありました。

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小さい頃からスポーツに親しんでもらうため「体を動かすことは楽しいと思ってもらうことが大事。幼稚園のスポーツ体験にも力を入れています」と鈴木長官。子育て中の中西からは「幼稚園でも体力テストなど実施してもらえたら」と母親としての意見もありました。また、メダリストになるための条件について伺うと、鈴木長官は「みんな努力しています。表面上はさらっとしていても、体が変わるくらいトレーニングをして進化しています」とご自身に"水かき"ができていることを明かされました。夏のオリンピックだけでも30種目以上あることから、「いろんなスポーツを体験して、自分にぴったりな競技を見つけてほしい」と子供たちにエールを送られました。

大阪市発のスポーツ「スリーアイズ」を体験された鈴木長官。老若男女問わず楽しめる競技で「かなり面白かったです」とご感想を。「みんなができる"ゆるスポーツ"も大事です」と、地域発の競技が全国的な動きを見せていることもご紹介されました。

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観客の方からは、鈴木長官の水泳歴についてのご質問がありました。「体が弱かったので、強くすることを目的に7歳で始めました」とのこと。そのご回答にステージはもちろん、会場からも驚きの声が上がりました。「水泳は1歳未満から始めるのが通常。遅くても3歳と言われています。そんな中で7歳から始められてオリンピック選手になるのは、相当努力をされたのだと思います」と中西も驚きを隠せない様子でした。そのほか、スピードスケートの基本姿勢や中西によるストレッチ講座など、実演でもステージを沸かせました。

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「2020年の東京オリンピック・パラリンピックが一つのスタートにならないといけないと思っています。レガシーのことなど今から考えていかないといけない課題です。2020年にオリンピックを開催したらスポーツ人口が増えて、健康増進に繋がり、医療費が削減できたという国としての最良のモデルを日本から発信していければ」と鈴木長官。2019年にはラグビーワールドカップが、また2021年にはアジア圏で初めて「ワールドマスターズゲームズ2021関西」も開催されます。最後は鈴木長官からの「今後、様々なスポーツ体験の機会がありますので、ぜひ体を動かして、活力ある国にしていきましょう!」とのご挨拶でトークショーを終えました。

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会場では様々なスポーツ体験もありました。元ラグビー日本代表の守屋篤さんを講師に迎え、ガリットチュウのMCで展開したラグビー大会。荒川大輔さんの指導によるかけっこ体験会、こちらはレギュラーがMCを担当しました。Span!がMCを担い、門倉さんを迎えての野球体験会。ミルクボーイ、大西ライオンが盛り上げ、阪本さんがレクチャーされたBMX体験会。ガリットチュウのMCで盛り上げ、木村真野、沙野姉妹の丁寧な指導が印象的だった陸上シンクロ体験会。西代、ミルクボーイも参加した、官野さんによるウィルチェアラグビー体験会。レギュラーと大西ライオンの応援も力になった米田さんによる車いす体験会。そして西代がMCで盛り上げ、全国レベルの実力を持つサッカー経験者のきみどり・土居と、元プロサッカー選手の近藤岳登が子供たちを鼓舞したサッカー体験会で盛り上がりました。

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スリーアイズ・ボッチャ体験会では親指ぎゅー太郎が一日中、参加者をサポート。水本とともに鈴木長官とチームを組んで、大阪市スポーツ推進委員協議会の方々とのチーム戦も繰り広げました。また、体組成測定・握力チャレンジもあり、お子様からご高齢の方まで、多くの方が参加し、スポーツを楽しみました。

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【ココリコ・遠藤章造】【ガリットチュウ】【レギュラー】【ミルクボーイ】【ミサイルマン・西代】【span!】【大西ライオン】【きみどり・土居】【親指ぎゅー太郎】

2018年6月11日 (月)

Re:ComplexがYES THEATERで待望のセカンドシングル初披露ライブを開催!

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オーディション番組から誕生し、今年3月にメジャーデビューを果たした精鋭15名によるダンス&ヴォーカルグループ、Re:Complexが、6月10日(日)にYES THEATERで開催された『Re:Complexワンマンライブ vol.3』にてセカンドシングル「Scream!!!」収録曲を初お披露目しました!

雨模様の天気ながら会場には多くのファンが詰めかけ、満席状態。開演前から色とりどりのコンサートライトがあちこちで揺れ、今か今かと期待に胸を膨らませていました。

オープニングはメンバー全員15名による大迫力のダンス! 続いて和田光平、森下翔、森下真帆、田中優衣子、南埜巴那、岡畑雛生による「Wake Up The STAR」で会場の熱を一気に上げたところで、女性メンバー9名による小気味いいビートが特徴の「VERY GO」、男性メンバー6名による力強いナンバー「EXCEED」と続き、ファンは歓喜!

ここで、改めてメンバー一同よりご挨拶。キャプテンの長澤翼が「みなさん、待ってましたよね? 今日はセカンドシングル初披露のライブです!」と煽るとファンから拍手! 「僕たちもドキドキしている」とも語り、「最高に楽しんでいきましょう!」と盛り上げました。

続く女性メンバー9名による「CANDY LOVE」、「サンライズ」では、芦田茉菜津が客席に呼びかけファンも一緒になってダンス! 男性メンバー6名による「BANG BANG BANG」ではクールでキレのあるダンスを、「以心電信」ではユーモア溢れる振り付けでファンのハートをギュッと掴みました。

ここで一旦ブレイクし、女性メンバー9名によるMC。森下真帆が仕切りを務め、「Re:Complexのワンマンライブが初めてましての方に、雛生からメッセージ!」とふると、「楽しみましょう!」とキュートな笑顔。続いてこれまで3回のワンマンライブにすべて来てくれている皆様に、「芦田茉菜津から愛のメッセージ!」とふると、芦田からギャグのような愛のメッセージが!? このギャグには裏話があったようで、本番前、狭間愛生にギャグを披露し「これでいいかな? ここでツッコミ入れてな、と言われたんです」と暴露! さすがの関西のノリで会場を笑いに包んでいました。さらに話題は梅雨に。「梅雨の時期は必ず滑ってコケてしまう」と明かしたのは渡邉梨沙。先日もド派手なコケ方をしてしまったそうで、「この恥ずかしさを共感してもらいたい」という想いから渡邉が取った行動に、メンバー一同大笑い!

続いて、現在Re:Complex初のラジオ冠レギュラー番組『Re:Complex KICK OFF 15』(FM OH!)を紹介。週替わりメンバーで出演するこちらの番組に森下真帆と芦田茉菜津が出演した際、「お悩み相談所」というコーナーを設けたそうで、ここでも「お悩み相談所」を急遽開催! 森下真帆に答えてほしいという17歳女性のお悩みは「彼氏がいるのですが、彼氏のスタイルが良すぎて自分の太さが目立ってしまいます。スタイルを維持する秘訣は?」というもの。森下真帆は「10年前は今より10kg太っていた」と仰天の過去を告白しつつ、「17歳は太っててもいい!」、「20歳になったら自然と痩せていく、と暗示をかける」と回答。岡畑雛生は「彼氏にもっとごはんを食べさせる」とアイデアを出してお悩みを解決していました。

後半は「LA・LA・LA LOVE SONG」でしっとりスタート。優しいバラードをダンスで引き締めるRe:Complexバージョンの名曲を、長澤翼、村上元紀、渡邉梨沙、芦田茉菜津、辻内祈が魅せました。続く「なんとかなるさ」は森下真帆、渡邉梨沙、田中優衣子、森下翔、吉田悠祐、和田光平、長澤翼でお届け。

続いては男性メンバー6名によるMC。長澤翼から、「今日はセカンドシングル初披露ライブであると同時に、僕たちRe:Complexのきっかけとなった『マンモスター』のオーディションがちょうど1年前。去年の今日が合格発表やったんですよ!」と明かし、ファンから大きな拍手が!

「これまでいろいろありましたよね」と回顧するメンバーたち。村上元紀が「僕が一番思い出深いのは、夏の強化合宿!」と明かすと、他のメンバーも深くうなずき、「唯一の休憩時間が大浴場やったもんな〜」と懐かしそう。ある時、6人全員がたまたま大浴場で一緒になったそう。人見知りでまだメンバーと打ち解け切れていなかった和田光平は、シャワーでシャンプーをゆすいでいたところ、金子京平がバレないように後ろからシャンプーを継ぎ足すというイタズラを仕掛け、ゆすいでも泡立ちが収まらない状況に和田が「なんで!?」と叫んだというエピソードを明かし、会場は大爆笑!

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そしてついに、7月25日(水)にリリースするセカンドシングルの新曲を一挙発表!

まずは女性メンバーによる新曲から。思わず身体が動きだすような爽やかなポップチューン「ランランラン」。続いて男性メンバーの新曲「We're gonna make it」、辻内祈、岡畑雛生、狭間愛生によるユニット新曲「ruffle」を初披露しました。

パフォーマンス後、女性メンバーの新曲「ランランラン」について、戸谷莉里花から紹介が。「今回の新曲『ランランラン』は、『VERY GO』とはまた違って、恋する女の子を描いていて、みなさんと一緒に楽しめる曲となっていますので、ぜひチェックしてほしいです」と笑顔。キャッチーな振り付けはエグスプロージョンのまちゃあきによるもので、「女子の曲のかわいい振り付けを、男性の方につけていただいて、本当にかわいくしていただいたんです」と森下真帆。お客さんも一緒に振り付けし、「夏らしい、かわいらしい曲なのでみなさんよろしくお願いします」とPRしました。

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男性の新曲「We're gonna make it」は、「前回の『EXCEED』に続き、仲間と切磋琢磨して突き進んでいこうという前向きな内容で、前回よりさらに力強い曲になりました」と長澤翼。こちらのダンスはRADIO FISHのShow-heyが担当。「いま流行りの、海外の最新のダンスで、かっこいい振り付けになっています」と森下翔。しかもサビが歌ではなくダンスなのも大きな見どころです。

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辻内祈、岡畑雛生、狭間愛生によるユニット新曲「ruffle」もポイントを紹介。森下真帆が「すごいかわいかった!」と絶賛すると、岡畑雛生は「ひなの得意なジャンルの、ワックを3人の振り付けにしていただいてます」とのこと。ワックとは、腕の美しい動作が特徴のダンスのことで、今回初めてワックダンスに挑戦した辻内祈は「腕があそこまで飛んでいきました(笑)」と語り、会場を沸かせました。

そして最後に、セカンドシングルの表題曲ともなっている「Scream!!!」を全員でパフォーマンス。夏を感じさせるスケールの大きな楽曲にキレのあるダンスでオーディエンスを魅了しました。

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「リーコン」コールが響き渡るなか、吉田悠祐を除く14人がステージに! アンコール1曲目「好きやねん、大阪」のRe:Complexバージョンを届けました。途中、吉田が客席から姿を表すうれしい演出もあり、大いに盛り上げました。さらに「16人目のリーコンメンバーは誰だ!」として、チケットの半券で抽選を行い、当たったファンとステージ上で記念撮影する大サービスも! 

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また、セカンドシングル表題曲「Scream!!!」を改めて紹介。「スクリームは『泣き叫ぶ』という意味があるんですが、『泣き叫ぶというくらい好きって伝えたい』という歌なんです」と明かすとお客さんから歓声が。しかもミュージックビデオを一足早くお客さんも一緒にスクリーンで鑑賞! とある学校で行われたという撮影中の秘話も飛び出し、ファンを喜ばせていました。

いよいよライブも佳境へ。「Dream Land」、そしてRe:Complexのデビューシングル曲「One & Only」を、お客さんも一緒になって歌ってライブを締めくくりました。

セカンドシングル発売記念イベントも関西各地で開催、さらに『Re:ComplexワンマンLIVE』も今後も開催されるので、ぜひRe:Complexに会いに会場に遊びに来てくださいね!

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【『Re:Complex ワンマンLIVE』】

『Re:Complex/ワンマンLIVE Vol.4』

日時:7月16日(月・祝) 13:30開場、14:00開演

場所:YES THEATER

料金:前売2,000円、当日2,500円

お問い合わせ:

0570-550-100(チケットよしもと予約問い合わせダイヤル/10:00〜19:00)

『チケットよしもと』http://yoshimoto.funity.jp/

『Re:Complex ワンマンLIVE』

日時:9月17(月・祝) 16:30開場、17:00開演

会場:amHALL

料金:前売2,500円、当日3,000円(ドリンク代別途600円要)

※チケット発売日:6月11日(月)10:00〜

お問い合わせ:

0570-550-100(チケットよしもと予約問い合わせダイヤル/10:00〜19:00)

『チケットよしもと』http://yoshimoto.funity.jp/

【セカンドシングル発売記念イベント】

日時:6月24日(日)13:00〜/16:00〜

場所:大阪・TSUTAYA EBISUBASHI 6Fイベントスペース

日時:7月15日(日)13:00〜/16:00〜

場所:大阪・くずはモール 南館ヒカリノモール1F SANZEN-HIROBA

日時:7月21日(土)13:00〜/16:00〜

場所:兵庫・ミント神戸 デッキ2F特設ステージ

日時:7月25日(水) 17:00〜

場所:大阪・あべのキューズモール3Fスカイコート

日時7月26日(木) 14:00〜/17:00〜

場所:大阪・アリオ八尾 1Fレッドコート

日時:7月27日(金) 18:30開場、19:00開演

場所:大阪・タワーレコード梅田NU茶屋町店 6Fイベントスペース

日時:7月28日(土) 13:00〜/16:00〜

場所:大阪・TSUTAYA EBISUBASHI 6Fイベントスペース

日時:7月29日(日) 13:00〜/16:00〜

場所:兵庫・阪急西宮ガーデンズ 4Fスカイガーデン・木の葉のステージ

日時:8月12日(日) 13:00〜/16:00〜

場所:イオンモール高の原 2F平安コート

コントを超えた"友近ワールド"全開 座長力でライブ大人気

『友近ワイド劇場』を幸運にも三回、観ることができた。
幸運にも、と言ったのは誇張ではない。
全国七都市をめぐった公演のうち、東京と大阪のチケットは一分間で売り切れたからである。
ぼくは朝十時にウェブサイトにアクセスしていたので間違いない。

じっさい、友近のライヴには争奪戦になるほどの魅力がある。
そこには、テレビだけでは完全には伝わらない、彼女の魅力がぎっしりと詰まっている。
ある土地の空気や風土と言ったものが、絵葉書では伝わらないのと同じく、友近のライヴは現場の空気こみでないと、本当にはわからない。
舞台上の芸はもちろんだが、彼女の世界に的確に反応する観客の笑い、リアクション――ステージを包み込む空間と時間そのものが、そのとき限りの作品になっている。
だから、彼女のライヴの半分は、観客がつくっているとも言える。

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友近のコアなファンには通じると思うが、彼女のネタの本質にあるのは、じつは〈笑い〉ではなく、架空の人物というフィルターを通じてしめされた世界の再構築(私には世界がこう見えている、という解釈)である。
はっきりとしたイメージの造形がまずあり、その結果として〈笑い〉がある。
何年もまえになるが、友近がまだルミネTHEよしもと(新宿)で単独ライヴを開催していたころ、堂々と花魁道中を演じ、何のオチもなく、スケッチが終わったときの凄味。
そのとき、観客は呆然としつつ、徐々にどよめいたが、そこにあるのは紛れもなく、ひとつの世界であった。
あるいはまた、『ラムのラブソング』(『うる星やつら』のオープニング曲)にあわせてダンスし、それだけで一景を完結させてしまった面白さも忘れがたい。
こうしたスケッチの総体が、文字通りの友近ワールドであり、今回の『友近ワイド劇場』でも観客は彼女のつくりあげた世界に、どっぷりと浸ることになる(いつものように公演時間は三時間を軽く越えた)。
そして、彼女の思い描くイメージをつくりあげるために、バッファロー吾郎A、飯尾和樹、秋山竜次、近藤春菜、シソンヌじろう、渡辺直美、ゆりやんレトリィバァという、最高の才能が集結した。

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公演は休憩をはさんだ二部構成になっている。前半は友近ひとり、ないしはゲストを相手に迎えたスケッチ集。
後半は今回のタイトルにもなっている『友近ワイド劇場』――往年の二時間ドラマ「土曜ワイド劇場」を下敷きにしたおよそ一時間の芝居である。
(ちなみに、友近のライヴに休憩が入るようになったのは、『友近ハウス』のホール再演(十五年)からで、ルミネ時代は休憩がなかった。『友近ハウス』の初演のとき、十九時半開演、終演が二十三時十分、休憩ナシ、という凄い回があった。いつまでも続いていく、あのグルーヴ感、密度、ヴィスコンティの映画のような充実した長さは忘れられない。いまの彼女の人気では、観客がルミネにおさまりきらず、いま思えば、あれは神話時代であった)。

今回の傑作はオープニングに流されたミュージックヴィデオであった。
出演者全員がおしゃれなドレスやスーツを着て、往年のシャカタクの名曲「ナイトバード」を演奏(のふり)をする。なんのおふざけもない、この演奏が面白いのは、友近のモチーフにたいするあこがれが本物であるからだ。カメラが引くと、演奏メンバーが夜の闇に浮かんだ巨大なルービックキューブの上に乗っている。この八十年代的なキラキラ感。それは(まだネットがなかった時代の)輸入物のミュージックヴィデオの感覚であり、それを放送していた深夜テレビの肌触りである。友近のセンスの根底には、愛媛で見ていたテレビ画面の向こうの都会、想像のなかのテレビスタジオ、芸能界への憧憬がある。「ナイトバード」にあわせてキーボード演奏(のふり)をする彼女は最高に輝いていた。
スケッチ集のなかでは、近藤春菜、飯尾和樹を相手に迎えた「地方局の女子タレント」がとくに面白かった。どこかのローカル局の、女子アナではない、スポンサーへの義理で使っている女子タレント。
どうでもいい情報番組の生放送スタジオに、友近と春菜が扮する二人のタレントが入ってきて、スタッフめいめいに「ちゃんと」挨拶をする。
その口調、仕草のこなれかたに、親の七光りで生きてきた地方女子タレントのダメっぷりが見事に描写されている。
春菜は、以前に友近と組んだ「岸辺のホームレスのカップル」もすばらしかったが、今回は女子を原寸大の女子として描くというリアリズムでも成功した。フロアディレクターは飯尾和樹で、女子タレントに独り言でつっこむ役だから、これはもう切ってはめたような適役である。
ただ、飯尾の出るスケッチはこれひとつしかなく、スケジュールの都合もあると思うが、友近とがっちり組んだネタも見たかった。彼一人は吉本所属ではなく(浅井企画)、友近のオファーで公演に参加しているので、なおさらそう思う。
以前に見た、「ラジオの女子パーソナリティと腰の低い局アナ」のネタなどすばらしかっただけに。
 シソンヌのじろうは今回、初参加。女装ネタで、「手芸喫茶を営む女子二人」という設定のスケッチに出た。
このスケッチ、どこかアブノーマルな女子二人が、じつは万引き常習犯だった、という骨子があるにはあるのだが、面白さのポイントはそこにはない。
たとえば、取材にきたローカル紙記者(バッファロー吾郎A)に、「おしゃべり魔女の店、って書かないでくださいよ」と念を押し(そんなことは言っていないのに!)、二人で顔を見合わせて笑う、微妙なニュアンス。ほとんど言葉にはできないふわっとした感覚は、わかるひとにはわかるという、静かなおかし味である。こういうネタを大きな舞台に乗せるのは、簡単ではない。ぼく自身の経験から言っても、一人か二人で共有している、ふとしたおかし味は、大人数の相手に説明をしたり、会議をしたりすると、消えてしまう。
ニュアンスがどこかに逃げてしまうのだ。こういう渋いネタをきちんと上演できるのは、友近の統括能力が並外れているということでもある。 

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 友近に、ライヴでの作劇の方法を聞いたことがある。
はじめに、友近の思い描いたシチュエーションを共演者に話し、共演者がそれならこっちはこう返す、とか、こう動くと提案、それを受けて友近が、じゃあその次はこうしたら――という風に作っていくのだという。
だから「感覚が同じ人じゃないと一緒にできない」と言う。さらに、その過程を同席した作家が台本にまとめると言う。
だとすれば、実質的には友近および共演者の共作で、ぼくは台本作者のはしくれなので、くやしくも思うが、しかし、作家の書いた台本を渡して、はいやってくださいという方法では、あの世界は絶対に完成しないだろう。

 後半は出演者全員が揃う『友近ワイド劇場〜黒蛙の美女〜』の開幕である。財閥一家に起きた殺人事件と、周辺に見え隠れする人間模様、そして「黒蛙」からの犯行予告――という世界で、江戸川乱歩の「黒蜥蜴」のパロディであり、直接的には七十年代の二時間サスペンスへのオマージュである。
 ヒロインはもちろん友近で、小川真由美ふうの美女である。
幕開き、刑事から犯行現場の写真を見せられ、「いやあああ」と叫んで写真を投げ出し、そのまま溶暗、スクリーンに「友近ワイド劇場」のオープニングフィルム(すべて「土曜ワイド劇場」に酷似したグラフィック・デザイン)が流れ出す呼吸が快調。
ここでも、ヒロインの七十年代風の叫びにちゃんと反応する観客の感度がいい。
出演者のなかでは、「さっぱり手がかりが無い。いやあ参りましたなあ」と頭をかく飯尾和樹の刑事がいい。
ぼさぼさの髪型もふくめて、ちゃんとフィルム時代の二時間ドラマの人である。
邸宅の外におしかけたマスコミの連中をさして「まったく××××のように騒いでいますなあ」という無神経さも、当時のテレビ・コードそのままである。
お約束の怪しい使用人(じつは犯人では無い)は公演会場によってキャストが違って、ぼくは近藤春菜で一度、じろうで二度見た。春菜の小動物のような動き、じろうのギクシャクした動きを見比べられたのが収穫。
そして、なんといっても友近の色気である。
劇中、登場人物たちを次々に誘惑するシーンがあるのだが、顔や体の艶っぽさ、ボリューム感は大ホールいっぱいに広がるスケールであった。

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そして、乱歩的世界を追求しても、徹底して明るい。
大詰の謎解きで、屋敷が停電になり、明るくなると彼女はもういない。
そして、宝石を手にした黒蛙=友近が、自動車を運転し、夜の中に消えていく。この幕切れのすぱっとした感じ。
しかも、車はスタジオ撮影で揺れているだけで、本当には走っていないという芸の細かさである。
三時間のステージを終えても、友近は心身ともに余裕があって、少しもくたびれたところがない。
ぼくたちはもう十年以上、こうした奇跡を目にしているのだ。
高知公演のあと、打ち上げを終えても、まだ体力があり余っているので、友近は渡辺直美を誘って、二人で深夜の町をサイクリングしたそうだ。
 

和田尚久(放送作家)

2018年6月 8日 (金)

カラテカ・矢部の快挙をモデルとなった先輩が手荒い祝福!『第22回手塚治虫文化賞』贈呈式

6月7日(木)、東京・浜離宮朝日ホールにて、朝日新聞社主催『第22回手塚治虫文化賞』の贈呈式と記念イベントが行われ、『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した矢部太郎(カラテカ)も出席しました。

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カラテカ・矢部太郎著『大家さんと僕』は、「ごきげんよう」と挨拶する一風変わった大家のおばあさんとトホホな芸人・僕(矢部)との、あたたかくも切ない交流の日々を描いた実話漫画。
昨年10月31日に上梓すると、半年で30万部を突破した今作が、第22回手塚治虫文化賞短編賞受賞し、芸人として、さらに漫画家以外の職種として初めての同賞受賞という快挙となりました。

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授賞式に先駆けて行われた囲み取材には、矢部に加え、登場人物のモデルとなったほんこん、板尾創路、石田靖、木下ほうかさんも出席。
フォトセッションから先輩にいじられまくりの矢部は、「漫画の神様の賞を受賞させていただきまして、大変光栄です」「こんなにうれしい気持ちになることがあるんだ」と喜びを露わにします。
モデルとなった先輩へは、事前に許可を取っていたものの、「盗作やないか!」(ほんこん)、「無断使用や」(板尾)など総攻撃を受ける矢部。

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ニット帽を被った関西人は木下さんがモデルだそうで、映画の打ち上げで知り合った2人は、近所に住む飲み仲間とのこと。
しかし木下さんによると、以前矢部とは週4回ほど会っていたものの「最近、既読スルーで全く会ってくれない」「頂点なんです。落ちるだけなんです」と苦言を呈しました。


板尾は「漫画描き出した頃、いい企画だなって思いましたけどね。ここまでいくとは思いませんでしたけど」と回想すると、矢部家に板尾や木下さんが集い、映画を見る機会があり、「今、チャンスだと思って(漫画を)初めて見せたんです」と矢部がエピソードを付け加えます。


続く石田は、矢部の絵の才能にいち早く気づき、吉本新喜劇のイベントのポスターなどを依頼していたとのこと。
また石田は、今日の会見について「僕、多分結婚しないので、披露宴だと思って来てください」と矢部から招かれたことを明かし、祝儀まで取られそうになったとまで言い張ります。

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映画化の可能性について話題が及ぶと、監督経験が豊富な板尾は「難しいでしょ。こんな頭の大きいおばあちゃんを探すのは大変」と語り、ほんこんから「真面目やなあ(笑)」とのツッコミも。


矢部のイメージによると、大家のおばあちゃんは「ゆっくりしゃべる黒柳徹子さん」だそうですが、矢部が本人を演じるとなると、板尾から「『徹子の部屋』に出たらええやん」とごもっともな指摘も入りました。


大家さんからは「ご立派になられましたね」と祝福されたそうで、矢部からは伊勢丹で購入したハンカチをプレゼントすると「大切にしまわせていただきます」と言われたとして、笑いを誘います。

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相方・入江慎也についての話題も飛び出しましたが、「入江さんの人脈の本を漫画化するのは?」といった質問に、矢部は「それはないです」とキッパリ否定する一幕も。


最後にメッセージを求められた矢部は、「先輩にわざわざ来ていただくのはいいのかななんて思ってたんですけど、結果、みなさんいい働きをしていただいて...」と語り、「コラー!(笑)」と総ツッコミを受けますが、「決して僕の力だけで取れたとは思っていないので、大家さん、いろんな方の力、応援していただいたみなさんもありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と感謝の言葉で締めくくりました。


授賞式では、選考委員の里中満智子さんも、矢部について「この方、どうして芸人をやってらっしゃるのか。最初っからこっちにいらしたらよかったのに」「いつか大家さんじゃなく、大家(たいか)になられることを願っています」などとユーモアを混じえて絶賛。


また、アトム像を手にした矢部は「思った以上に重い」と率直な感想を述べた後、手塚治虫先生への思いを語り、若い漫画家の作品にも嫉妬したという手塚先生の逸話に触れ、「手塚先生に読んでいただいて、少しだけでも嫉妬していただけたらうれしい」と吐露します。

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さらにお笑い芸人でありながら、人前で話すのが苦手だと明かし、「うまく言葉に出来ない気持ちを少しでも漫画で描けたら」と決意のほどを語り、感極まる矢部へ惜しみない拍手が送られました。

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その後、記念イベントとして行われた『手塚治虫生誕90周年記念対談「治虫さんと僕」』では、矢部と手塚治虫さんの長女・手塚るみ子さんとの対談が実現。

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ツイッター上でのやりとりはあったものの、今日が初対面という二人は、「はじめまして」との挨拶後、手塚治虫作品についてはもちろん、絵本作家を父に持つ矢部と、境遇が似ているみ子さんと、その相違点など幅広いトークを展開しました。


矢部が手塚治虫という人物像に魅了されたきっかけは、手塚作品ではなく、藤子不二雄Aさんの漫画『まんが道』に登場する手塚先生だそうですが、そこから「図書館に唯一置いてあるマンガ」だったという『火の鳥』シリーズの魅力に取り憑かれ、そのスケールの大きさに、小さな悩みなど「どうでもいい」と思わせてくれたとか。


矢部はまた、1990年に国立近代美術館で開催された『手塚治虫展』へ父親と出かけ、衝撃を受けたそうです。
父親がこの晴れ舞台のために郵送してくれたという、そこで買った『鉄腕アトム』の下敷き、半券、さらにはファンクラブの会員証も披露し、るみ子さんを驚かせます。

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るみ子さんが絶賛する、大家さんと僕(矢部)を乗せたクルマが浮遊する空想シーンについては、手塚治虫作品の『新宝島』に触れ、「あれがすごいっていうのが残っていて」と影響下を示した矢部。
さらに手塚治虫さんの著書『マンガの描き方』も熟読しており、父親とともに作風への影響を自己分析しました。


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終盤、「今日、矢部さんが、緊張して、股間を触るんじゃないかと思い、緊張させろという命を受けている」と打ち明けたるみ子さん。
それに対し矢部は、直前の先輩4人との囲み取材に触れ「絶対触るな」と釘を刺されたとし、「そっちか(笑)」となぜか残念がるるみ子さんに、爆笑となりました。


最後に矢部は、「大家さんのもっと知りたいし、描きたいなと思います」「(その他の題材も)せっかくだから、描きたいものがあったら描きたいです」と意気込みを語り、授賞式、記念イベントを締めくくりました。

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【カラテカ】【矢部太郎】【ほんこん】【板尾創路】【石田靖】

サッカー芸人が集結し、「2018FIFAワールドカップ ロシア」の見どころを様々な角度から紹介する白熱のトークライブを展開!

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5月29日(火)、ポストよしもとにてトークライブ「絶対に語りたい日本のサッカーの話がそこにはある。」が行われ、ダブルアート・真べぇ、マルセイユ、鱒之介・西村、きみどり・土居、キンニクキンギョ・川畑、生ファラオ・石川が出演しました。

舞台衣装は歴代日本代表のユニフォーム。それぞれお気に入りの一枚を着用しました。そのうち石川はスタッフユニフォーム、マニアックな選択で沸かせました。会場のお客さまにも「質問があったらイベント中も声をかけてください」と呼びかけ、キンニクキンギョ・川畑の乾杯の音頭でイベントが始まりました。

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翌日にガーナ戦を控えていただけに、話題はさっそく日本代表の現状について。ハリルホジッチ監督から西野新監督に変わった日本代表を『M-1グランプリ』の決勝に挑むコンビにたとえてマルセイユ・津田が解説。「わかりやすい!」と好評でした。

また、ガーナ戦でのフォーメーションの予想でも盛り上がる中、一人真剣な表情を浮かべているのは津田。ガーナ戦のスタメンを予想する「津田メン」発表もありました。高校時代に全国レベルのサッカー部に所属していたきみどり・土居は当時、「2018FIFAワールドカップ ロシア」の日本代表に選ばれた酒井高徳選手と練習したこともあるとか。そんな土居が予想する「土居メン」の発表も。鱒之介・西村は学生時代、岡崎慎司選手と同じチームに所属し、同じく高校時代にファラオ・石川は乾貴士選手と対戦経験ありと、出演芸人も"強豪"揃いです。それぞれのスタメン予想でも沸きました。

意外な勘を発揮したのがマルセイユ・別府。学生時代は剣道一筋だった別府ですが、スタメン予想はなかなかの線だったようで「お前、わかってんな~」と相方の津田、別府もご満悦の様子でした。サッカー好き芸人が集まったこのイベントですが、その中でも「スタメン落ちした芸人がいる」とダブルアート・真べぇ。モンスーン・小山もサッカー芸人で知られ、日本代表にも明るいそうですがイベントには呼ばれなかったとかで、ステージではなく客席でスタンバイ。真べぇに呼ばれると「いつ声かけられるのかと思ってましたよ!」と声を弾ませながらステージへ。津田の意見も聞きながら小山のスタメン予想もありました。

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「ワールドカップ日本代表徹底討論!」と題したテーマトークでは、出演者それぞれ「この選手がすごい!」と"推し"を発表。別府は本田圭佑選手。「日本代表には絶対必要!」と力を込めました。本田選手のボールをキーパーとして受けたことがあるという土居はそのエピソードを明かし「天才でした!」と臨場感たっぷりに語りました。石川の"推し"は柴崎岳選手。柴崎選手のスーパープレイを収めた映像も紹介、会場からも拍手が起こりました。

「2018FIFAワールドカップ ロシア」の海外の注目選手の発表もありました。日本が1試合目に対戦するコロンビアはハメス・ロドリゲス選手。「4年前の南アフリカ大会から急成長、キレキレになっています」と津田。「ラダメル・ファルカオ選手とハメス選手に注目してください」と試合の見どころも。「ハメス選手は自由に動くので、その動きについていくとスペースができてしまって守備が甘くなる」と土居の目線もプラス。津田による日本代表の勝率ガチ予想も発表、「10%」という数字をはじき出しました。「(コロンビアとは)レベルが違う。力関係が全然違うんです。ただ、キーパーの選手がシーズンを通して試合を出ていないので、唯一、ここに隙が生まれるかもしれない」と津田。「南米チームはヨーロッパで行われる大会には弱いというジンクスもあるので...」と土居も望みをかけました。

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「グループリーグ初戦に勝てば8割方、リーグは突破できると言われている」と津田、続いて2戦目のセネガル代表の解説です。津田によればサディオ・マネ選手とケイタ・バルデ・ディアオ選手に注目だそう。「セネガルはとにかく足が速い」とチームの特徴も説明。また、カリドゥ・クリバリ選手もぜひ見てほしいと土居。「クリバリ選手のレベルが高くて、セネガル代表のほかのメンバーがついていけていけないほど」と推薦しました。津田の勝率ガチ予想は「30%」。「セネガル、ポーランドは前回、前々回のワールドカップに出ていない」との土居の情報に、「初戦の相手がセネガルだったら勝率も上がっていたかも」と加える津田。「順番な~!」と声を揃える芸人たち、順番が左右するのは芸人も同じこと、こればかりはどうにもならないと気持ちもこもっていました。

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3戦目のポーランド、津田の注目選手は「ロベルト・レワンドフスキ選手、ウカシュ・ピシュチェク選手。ピオトル・ジエリンスキ選手もいい。開花したらポーランドの勢いは止まらなくなるかも」とのこと。勝率ガチ予想は「35~40%」と高まってきました。聞けば「グループの最終試合なので強豪選手を休ませている可能性がある。またポーランドは組織がちゃんとしているので動きの予想がしやすい。日本は予想できない動きをする選手がいると弱いので、ポーランドとは相性がいいと思う」と続けました。

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石川の注目選手はスペイン代表で、ヴィッセル神戸の移籍も発表されたアンドレス・イニエスタ選手。「最後のワールドカップになるんじゃないかと言われています。小柄な選手ですが、ボールを取られないようにとガードがすごい。腕の力で相手を押しのけるという、イニエスタ選手がやっている初歩的な動きをずっとマネしていました」と憧れの選手だったそう。そこで別府を相手にガードの実戦を。「腕の力がすごい!」と別府、石川の強さに舌を巻いていました。

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他にも注目選手の名前が続々上がり、日本代表戦のみならず各国代表の試合も楽しくなりそうな、芸人それぞれの見どころで盛り上がりました。ドリンクを片手にざっくばらんな雰囲気でありながら、終始熱いサッカー愛が炸裂したトークライブとなりました。

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