最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

2018年3月 9日 (金)

2カ月に一度の入れ替え戦「Kakeru翔チャレンジバトル」でみーとバイバイが翔メンバー入り!

3月8日(木)、よしもと漫才劇場にて「Kakeru翔チャレンジバトル」が開催されました。「Kakeru翔GP」の下位メンバーと、「UP TO YOU!サバイバルステージ」を勝ち抜いたメンバーによる、2カ月に一度のガチンコ入れ替え戦で、観客投票により、上位メンバーがよしもと漫才劇場所属に。ニューフェイスの躍進もあれば、現・翔メンバーの陥落もあるということで、この日も手に汗握るネタバトルが展開されました。

MCを担当するのはラフ次元。あいにくの雨ながら、立ち見も出る超満員の客席を見て、ふたりは驚きを隠せません。空は自身の名前にちなんで、この日の天候を「空からお詫び申し上げます」と謝罪!? この後も、ネタ時間は3分、オフィシャル審査員3名と観客投票によって決定する等のルール説明をしながらしっかり笑わせ、会場の空気をほぐしていました。

20180309101057-1ad0e57395e8227f154dd1fecb2f043e386060b8.jpg

3つのブロックに分かれて、合計30組が次々と舞台へ。Aブロックは、タレンチ、

20180309101131-ae29e6e2ad4e580879bb968cfa5fae1fd60e46bd.jpg

田津原理音、

20180309101148-1cb164fe30b885336f39a74b29de0ac41b16a8ce.jpg

ホテル、

20180309101209-ae952783c80517e9d7a446a22832a44045b7c765.jpg

アックスボンバー、

20180309101225-e5e701f6f2f19fea4200fa2f652cba6f85996dbb.jpg

いつもたいしゃ、

20180309101240-b54c43adfad3a585bb74d990c6d208e01ec01211.jpg

みーとバイバイ、

20180309101256-001d546c7e7d94b9182d8318598af1e9f394210f.jpg

カベポスター、

20180309101310-e563ab3d99fe5f878e3851d1ffd953b9ed221e47.jpg

丸亀じゃんご、

20180309101325-b4969433a3cda5e6e35f621c8ddc07980d58412f.jpg

いなかのくるま、

20180309101344-31022dc6057e70de58b1ac62ef1b5b4914f84ec8.jpg

村一番、

20180309101359-14ec717ff9e204753f899633fe8b33d46dd5765e.jpg

ZUMAの11組がネタを披露しました。

20180309101418-f481610c336ab58bef235c9182b9d15b20074d4b.jpg

Bブロックは、バッテリィズ、

20180309101432-7c6d392444ec79fa686c2c4706e087c07c4c366d.jpg

チェリー大作戦、

20180309101446-977082f94fa41ae17048760560047e4304cbf29e.jpg

人生は夢、

20180309101459-9d953174268a4eb69fa66798a4fbe08bb643c395.jpg

ベロ大砲、

20180309101517-ecee78f6f82ce04e4ca2d7b2a6b03579ba29029b.jpg

きみどり、

20180309101533-872a05aba0535d65841454a293c02800fa6b1761.jpg

ファイトクラブ、

20180309101552-ba9d8078bfce30771b977777741d8da0237ac0d6.jpg

プードル、

20180309101607-50eef1c865d3a66958dcdc83db037e2d984cda0a.jpg

爛々、

20180309101622-bc158e6ef1047d4526580d0151165325d750dee8.jpg

エンペラーの9組。

20180309101641-2612964cce351672365b4e6e8fac0ed04540a4bd.jpg

ラストCブロックは、ラングレン、

20180309101853-7a507df2aec967274db0d4cdff65726b7779d56a.jpg

チャイルドプリンス、

20180309101917-8282540e588bf08fdb6fc9892ee1e66d533480d5.jpg

カスタネット、

20180309101937-43a7d7ede59c8f1bfd6aeecdf4635012648fcbd3.jpg

やまぐちたけし、

20180309101957-c5e2d42cf1e73e1089965a08ebd7102ced39654f.jpg

黄昏の森、

20180309102019-6230419cf3836faa72b1cddc09771130323f32ad.jpg

ジャイアントナデシコ、

20180309102040-9e5fac825d1d0f80c58716036e4af62fcf7367d6.jpg

エジソン、

20180309102105-19e8b028d87c615644626fbf25b00f7377b393e0.jpg

絶対アイシテルズ、

20180309102126-23ca389010a14f775bcc7c27e02539da9c82e54d.jpg

ダークニンゲン、

20180309102147-a64499ad8df0ba45b765ced0468a838ea2af5c54.jpg

ドーナツ・ピーナツの10組でした。

20180309102207-5ff3f8ffe3883d93292288d1aa5d6c511156008c.jpg

集計を待つ間は、こちらもお楽しみの「なんでも翔チャレンジバトル」で盛り上がります。ショートネタ、モノマネ、一発ギャグなど、何でもありで「いちばん笑わせた芸人」を決める人気コーナー。挙手制で「我こそは!」と名乗りを挙げた芸人のネタを、それぞれ空がジャッジし、最後まで勝ち抜いた芸人に金一封が贈られます。

20180309102229-32079006b5292861f38494edf7d1e01dacdcd3f3.jpg

まずはエジソンが、トップを切って「発明ショートコント」を披露。続く黄昏の森は、先日の「淀川 寛平マラソン2018」で見かけた応援客のありえないひと言を。プードル・メラちゃんが「いろんな木村拓哉さん」のモノマネをすると、ファイトクラブ・伊丹も負けじと木村さんネタで応戦。ZUMAはついさっき、漫才劇場でネタ終了後に支配人から言われたひと言を再現し、まさかの舞台上謝罪を行っていました。

20180309102309-a39acb48ad9161b9be8498eb0c99f706aceee528.jpg

みーとバイバイ・おのうえちえの一発ギャグでは、セリフが聞き取れず舞台上が大混乱。やりなおしは二度にもおよんでしまいました。太ももをアピールしながら登場したタレンチ・こばたは、体格差があるにも関わらず爛々・大国麗と太ももの太さが同じという衝撃の事実を明らかに...。優勝したのは絶対アイシテルズ・らぶおじさん。YouTubeでよくある映像をアクロバティックに演じ、爆笑を巻き起こしました。

20180309102350-e6844f5d8af5d8129c16d5fce9f633250c97d17e.jpg

20180309102404-e079a7eacf1c4c62595afab1901960c768533490.jpg

いよいよ結果発表。いったん全員が舞台からはけ、翔メンバーとなる芸人の名前が1位から順に呼ばれていきます。

1位は田津原理音。「別にええねんけど...」と言いながらさまざまなシーンを切り取り、ツッコミまくるフリップネタで頂点をとりました。

20180309102429-00983468a0aff79303a742bbd2f1da7875a86a0b.jpg

2位は絶対アイシテルズ。ピンポンダッシュをめぐる攻防を、らぶおじさんの怪演で爆笑コントに!

20180309102444-b4cb9ed74b9ef47dd1dd3f1abd81e73f40482170.jpg

3位はエンペラー。手相占いをテーマにテンポのいいやりとりを見せました。

20180309102457-ba65b1efc3cba657588258642cdc55e0ed52614a.jpg

4位はダークニンゲン。女性とのカラオケをシミュレーションする漫才で沸かせました。

20180309102511-49aabd3f3f10635b979515507c534b4ed224bdda.jpg

5位はエジソン。地下鉄のアナウンスをどんどんファンキーにしていくネタで、関谷がノリノリに。

20180309102532-34287ad7610815290136e30075642524637e7cd9.jpg

6位はみーとバイバイ。魔性の女・おのうえのキャラが炸裂しました。

20180309102548-a2b962d3523876ed3bd27af5a97946aab9e55ec3.jpg

7位はファイトクラブ。西部劇の決闘が、オカンと息子のホームコメディを思わせるコントへと変貌!? 

20180309102605-aafc6be93bc4e1e5926c9aad4fe92e8c9e12f106.jpg

8位は爛々。反抗期の息子と母の"あるある"なやりとりで笑いをさらいました。

20180309102621-50b1db71cce6380c0690f7bf74b3a4159326863c.jpg

9位はドーナツ・ピーナツ。謎の集会を訪れた男が、怪しくもおかしな"理論"に巻き込まれていく漫才で勝負。

20180309102635-48885054123bb8f4aa9b1ea8842b28e52834d4ae.jpg

10位は村一番。コンビ愛を確かめるべく、トンデモ要求を繰り出す漫才で沸かせました。

20180309102649-2b64f17b6c4227f7b865bc66abb345e080b1f2c6.jpg

コンビ名が呼ばれるたび、観客も大興奮! 終演後、トリオからコンビになって初の翔メンバー昇格を決めたみーとバイバイを直撃しました。

20180309102722-799270600a10dace2e75705f56e70f06193e1ec9.jpg

【みーとバイバイ】

田村(右):ホンマにひと安心です。3人のときと絶対比べられるので、ひとつ結果が出たというか...劇場に入らせていただいたので、すごくうれしいです。 まだ先の話になるかもしれませんが、漫才劇場で単独ライブをやって、立ち見も出るような満席にしてみたいですね。

おのうえちえ(左):ゆくゆくはドリカムのように、「ふたりになっても強いんだよ」っていうところを見せていけたらなと思います。漫才劇場では、トリオ時代に出た「吉本極新喜劇」にもう一度出たいです!

みーとバイバイは、4月から漫才劇場の舞台に立つ予定です。ぜひ注目してくださいね!

20180309102834-367927a73cf1b064db23786ac2ec1712e91b8c00.jpg



【ラフ次元】【タレンチ】【田津原理音】【ホテル】【アックスボンバー】【いつもたいしゃ】【みーとバイバイ】【カベポスター】【丸亀じゃんご】【いなかのくるま】【村一番】【ZUMA】【バッテリィズ】【チェリー大作戦】【人生は夢】【ベロ大砲】【きみどり】【ファイトクラブ】【プードル】【爛々】【エンペラー】【ラングレン】【チャイルドプリンス】【カスタネット】【やまぐちたけし】【黄昏の森】【ジャイアントナデシコ】【エジソン】【絶対アイシテルズ】【ダークニンゲン】【ドーナツ・ピーナツ】

ゆりやんレトリィバァも「Amazing!」と感動! 『HBDA SHOWCASE 2018』公開リハ

3月8日(木)、東京・新宿村スタジオにて、『HBDA SHOWCASE 2018』ダンスナンバー 一部公開&囲み取材が行われ、HBDAをプロデュースするヒントン・バトル、タップナンバーの振付を担当したHIDEBOH、HBDAとゆかりのあるゆりやんレトリィバァも囲み取材に参加しました。

20180309010628-def8af0325c6fe25bbc251574d958ed79a266069.jpg


吉本興業がヒントン・バトルとともに未来のブロードウェイスターを発掘・育成すべく昨年の4月に開校したヒントン・バトル ダンスアカデミー(HBDA)。
選ばれたダンサーには世界で活躍するためのプログラムが3年間無料で提供され、開校以来、毎日のレッスンと並行し、京都国際映画祭や大阪文化芸術フェス、幕張イオンモールでのパフォーマンス等々、徐々に日々のレッスンの成果を見せるべく、活動の幅を広げています。


今回、アカデミー開校から1年の集大成となる『HBDA SHOWCASE 2018』が、3月16日(金)、17日(土)に大阪公演(YES THEATER)、4月13日(金)、14日(土)に東京公演(NEW PIER HALL)にてそれぞれ開催。
全編ダンスをメインに、ストーリー性なども盛り込んだ本公演は、ヒントン・バトルが演出・脚本・振付が担当し、他にもビヨンセ、マドンナの振付師として知られるアンソニー・バレルや、映画「座頭市」、「TAP THE LAST SHOW」にて出演、振付を行ったHIDEBOHなど、日米トップクラスの実力者も振付を担当します。


この日は、HIDEBOHとゆりやんも見守る中、『HBDA SHOWCASE 2018』の一部となるダンスナンバー5曲を取材陣の前で披露されました。
まず、ケビン・グラスフォード振付によるHIPHOPナンバー『Turn up the Music』(Chris Brown)から開演となり、全員がいきなり激しいダンスで躍動すると、2曲目はヒントン・バトルの振付によるバレエナンバー『チェロ協奏曲第1番』(ショスタコーヴィチ)に乗せて、男女3名がしなやかなバレエで魅了。

20180309010718-690c170471e4fee605946a1c0d6ddaca7496839b.jpg

20180309010707-c7311a876b6b200ac48d35be3891b01be14548a6.jpg


続く、モダンナンバー『Requiem-Dies Lrae』(レクイエム/カール・ジェンキンス)で再び全員参加によるダイナミックなダンスとフォーメーションで圧倒すると、HIDEBOH振付によるタップナンバー『Lady Marmalade』ではタップシューズに履き替え、一糸乱れぬダンスで、軽快なタップ音をスタジオに響かせます。

20180309010712-0621f36ced37033625fa395ef907c9ed926ac0c3.jpg

20180309010717-7a307111173b20dbafdbb7bbe34d0e3660254ecf.jpg


ラストは、ヒントン・バトル振付によるダンス&歌唱ナンバー『Sissy that Walk』(RuPaul)で、これまでのダンスがミックスされ、歌唱やハット、ステッキなどの小道具も駆使したミュージカル調のパフォーマンスでフィナーレ。

20180309010717-0a3303f835c14e69442f8da80aed55b0d07fa617.jpg

20180309010721-f961dcd29a1efbbdc096d7805979f4b712b88ff4.jpg


途中、準備の間、ヒントン・バトルが解説をし、隣のゆりやんが通訳(?)し、取材陣の笑いを誘う一幕もありました。

20180309010722-09a57f5623724bc76320ac349d8d32783e1a75ea.jpg


直後には、ヒントン・バトル、HIDEBOH、ゆりやんレトリィバァによる囲み取材を実施。
公開リハを終えたヒントンは、「アカデミーとしてグレートで、正直思っていた以上に順調です。3年間のプログラムですが、1年目でこれだけの成長を見せてくれているので、非常に楽しみです。『HBDA SHOWCASE 2018』は、ファンタスティックな素晴らしいものになっていると思います」と手応えを感じたようです。


次にゆりやんは、「Amazing」「Fantastic」と英語で切り出すも、「ちゃんと言うと感動しました。迫力ありましたし、かっこよかったです」と感動のコメント。

20180309010717-2abd7fb3f8cb30f827374ffd25ac8297ed7625d6.jpg


そしてHIDEBOHは、ヒントン出演の『ソフィスティケイテッド・レディ』(1981年)を見た影響で渡米した自身の経歴を振り返り、「そこから何十年も巡って、日本人が学校でヒントンさんから直接習えるっていうことと、僕も呼んでもらえたというのは、吉本興業というのもあるし、奇跡的な出会いなんですよね」と感慨にふけます。
また、リハについては「日本人が超えられなかった領域をヒントンさんの魔法がかかると、違う領域に行くんだなっていうのがね、悔しいというか、嫉妬なくらいですよ。それくらいのみんなの変わりようっていうのがすごいなって思って見てましたね」とジェラシーも感じたようです。
さらにHIDEBOHは「振付で意識したこと?」との質問に、「どこか日本人ってよく言えば奥ゆかしいんだけど、照れがあるからね。リズムにも出るんですよね。スキルだけじゃなくて、日本人が思いっきり感情を出したらどうなるか出したい」との思いを込めたとか。

20180309010721-caa1d27ce5182e74e10382460e77e2ba49ba2ed0.jpg


一方、ゆりやんは、昨年12月、自身の単独ライブ『hiphop』で、オープニングとエンディング、ネタの合間のダンスを、ヒントンとHBDA生に協力をしてもらったものの、「ヒントンさんからメリークリスマスとかいただいたんですけど、返すの忘れた(笑)」とのしくじりを告白。
お詫びするゆりやんにヒントンは笑顔で答え、無事和解(?)する場面となりました。


終盤、先日の『R-1ぐらんぷり2018』の準優勝について訊かれたゆりやん。
「自分が優勝できなかったのは、次がんばろうと思いますけど、同期で、一緒にやってきた濱田くんが優勝して、素直におめでとうと思いました」と、NSCの同期・濱田祐太郎を祝福します。


本番前には「うれしいです。広瀬すずさんとご一緒させていただいて」「私もうれしいです。菅田将暉さんとご一緒させていただいて」といった会話を同期同士で交わしたと語るゆりやん。
さらに打ち上げでは、「紺野ぶるまさんは、隣でどういう状況か教えてあげていたのに、ゆりやんは何もせず突っ立っていた」といった内容のネットの書き込みを見つけたゆりやんが、「濱田くん、ごめんな。何も言ってなくて」と謝罪すると、「ゆりやんは、CM中、背景が何色か教えてくれた。ありがとう」と濱田から感謝されたことを明かしました。

20180309011844-98feaaa3c376ec0ab28bdd1539deb8d83b113bd6.jpg

2018年3月 8日 (木)

迫力のダンクシーンも見られた3x3イベント「OKINAWA72 CHANCE!」最終ラウンド

3人制バスケットボールの日本最高峰プロリーグ「3x3 PREMIER.EXE(スリーバイスリー プレミア・ドット・エグゼ)」で戦う「OKINAWA72.EXE(オキナワ・セブンティトゥー・ドット・エグゼ)」が2月23日(金)、2018年度入団選手セレクションを兼ねた1dayトーナメント大会「OKINAWA72.EXE presents CHANCE!サードラウンド」を開催。

20180308185548-fe604946bc55e9add47cebb82457feabd412b096.jpg

会場の沖縄市・ミュージックタウン音市場の3階ホールには、大会に出場する8チームと、スペシャルゲストに元琉球ゴールデンキングスのプレーヤーの山城吉超さん、そしてそのキングスのホーム戦で毎回会場を盛り上げるよしもと芸人の空馬良樹が駆けつけました。

20180308185821-5ccd021c4cc9f1ce89e1e0ce5cb9797345430e4d.jpg

全世界で4億5000万人を超える競技人口がいるとされるバスケットボール。その数はサッカーの2億7000万人を大きく上回る数で、最も普及されている球技であるといっても過言ではないでしょう。日本でも中高の部活動での競技人口は男女を合わせてバスケットボールが一番多く、華麗なパスワークと個人技が光るドリブル、そしてシュートを決めた爽快感を得られるこの競技にプレーヤーも観戦者も魅力に取りつかれます。

20180308190022-8c380c2deeb6bccd7a1e36006028dec26d609154.jpg

通常のハーフサイズのコートで行われる3×3はかつて3on3、またはストリートバスケットとも呼ばれていたおなじみの競技で、FIBA(国際バスケットボール連盟)の公式種目として公認されており、しかも数多くの競技人口を誇ることから2年後の東京オリンピックの新種目として採用が決定されています!今後さらに注目度はアップされることでしょう。


OKINAWA72.EXE presents CHANCE!は豊見城市・沖縄アウトレットモールあしびなーで昨年12月に行われたファーストラウンドを皮切りに、1月のイオンモール沖縄ライカムでのセカンドラウンド、そして今回のサードラウンドを含め全3回に分けられ開催。トーナメント戦とともに沖縄を代表するプロチームの一員としてプレーできる権利をかけた戦いが演じられました。

20180308190159-2e74c486354f983b02754a210539adddee60af9a.jpg

試合前の開会式に登場した元琉球ゴールデンキングスプレーヤーの山城吉超さんは「3x3のイベントに参加させて頂き、好試合を楽しみにしていますので選手のみなさん頑張ってください」と選手にねぎらいの言葉をかけるとすかさず空馬は「大人になったねー!いつもだったら言ったらダメなこといっぱい言うくせに」と山城さんの裏の顔を暴露し思わず苦笑いする場面も見られました。

20180308190314-73c1f5fb7f3d6c8552e2d30f1911a89da30eaa12.jpg20180308190321-6b3b3543de18d92dc28603e4c2146375719f83fb.jpg

大会の進行は前回に引き続きMC DICE、そしてDJ MEILLEEによるDJプレイで会場を盛り上げ、競技に花を添えます。

今大会では主催チームのOKINAWA72.EXEとともに沖縄県内で活動するawesome、joint、new jack city、TRUTH、諸見里ブラザーズ。そして米軍基地に所属し昨年はOKINAWA72.EXEの一員として活躍したテレンス・テレール選手を擁するWarriors、3x3日本代表として世界選手権に出場経験のある長谷川聖選手が所属のAKTLOCALの全8チームが参戦。

1チーム4人編成で試合時間は10分、その間に21点を先に取ったチームが勝者となるという国際バスケットボール連盟が定める公式ルールにて行われ、優勝チームには賞金10万円が授与されるとあって気迫を前面に押し出した戦いが繰り広げられました。

20180308190509-a189c6dc47b592bd3e9c8c6c2b050e0489613679.jpg
Warriors:テレンス・テレール選手

20180308190530-fb382757c214290b3a3747b783a9e90e7d12945b.jpg
AKTLOCAL:長谷川聖選手

20180308190548-0dbf48ce67b9589a1536f45856a91b34538153dc.jpg
OKINAWA72.EXE 21-4 諸見里ブラザーズ

20180308190707-b00a1bac770cc9c28f6c7239393d3e715e39b7fc.jpg
joint 18-21 awesome

20180308190710-cb15a865d44a3ac588a229f6891255da55b35351.jpg
Warriors 21-20 new jack city

20180308190716-22d2a6a95e56336fcec324cc9a2a123484611836.jpg
TRUTH 14-21 AKTLOCAL

好ゲームの目白押しとなった一回戦では、お互いのスキルを存分に披露。真剣勝負だからこその妥協しない姿も見られました。

20180308191247-99015f5559263067d2fbc085133cf8fe2e6c59fd.jpg
20180308191308-e66f0cce1d77d8e804a3c5fd26c8e3163e54b212.jpg
【準決勝】
20180308191334-a15293a797a91464c1060e6766b12de059d801a5.jpg
OKINAWA72.EXE 21-11 awesome
20180308191341-ccce77d6e9d8bac8a19692bf4ac327b4165bd334.jpg
Warriors 14-21 AKTLOCAL

試合が進むにつれて満員となった会場もヒートアップ。拮抗した戦いの中で見せるビッグプレーに拍手と大歓声が鳴り響きます。

20180308191401-fe72ba7981237c1d9877fb93eff79aca2c928977.jpg
20180308191413-ac412b340ab4e3a5512ab006f826a24613f3a6d7.jpg
20180308191416-e968c3991db17d686ca1c23efb03a243964bc28a.jpg
20180308191419-4da89ae7bb35476a5f7667725169b070fd613619.jpg

また会場には2008年から10シーズンにわたり琉球ゴールデンキングスのアシスタントコーチを務め、現在は同チームのチームアドバイザーのキース・リチャードソン氏(写真中央・右から2人目)も観戦する姿が見られました。

20180308191843-a39899506e8d8e243167645fda16b407f441e43e.jpg

緊迫の試合が続く一方で、決勝戦を前に行われたシュートコンテストでは人気沸騰中のバスケ系YouTuber「早朝シューティング」(写真:左からjunjunさん、AUDIさん、スラミさん)がサプライズで登場すると会場は歓声に包まれます。普段はバスケのプレー動画ネタで笑いを誘う早朝シューティングのみなさんですが、この日は会場から選ばれたお客さん3人と対戦形式で行うシュートコンテストに真剣勝負モード全開。

20180308192011-f6011f27fc3467180b0970c49903582416106bbe.jpg20180308192053-8f759547a7b8c2edbe96797ddaab6d9945ec8bcb.jpg20180308192129-051bc6b8e38c24a527462bac448f587127ca8175.jpg20180308192126-f53af5049a091e8837ff104d5ba78f41a399e3dd.jpg20180308192118-58c31479cce8a6d7439e688a234f8ebe4136538b.jpg20180308192154-82cd058237c9e23db46e1e08e601979166f81f9c.jpg

試合同様に息詰まる展開となったシュートコンテストですが、結果は2勝1敗でお客さんの勝利!早朝シューティングにとっては悔しい結果となりました。

20180308192623-9c2b5248eb5e2a23bcef9e92a33b786b09e797c9.jpg

大会も大詰めを迎え、残すところは決勝戦のみ。勝ちあがったのは3大会連続で決勝に進んだOKINAWA72.EXEと、元日本代表の長谷川聖選手を擁するAKTLOCALの両チーム。OKINAWA72.EXEにとっては2大会とも準優勝に終わっているだけに最終戦は雪辱を晴らしたいところ。

またそのチームに所属する島袋覚選手、ファンティン・ブランドン選手、上江田真選手、神里幸太選手にとってもセレクションの対象となっていることから今年の全国リーグ参戦の保障はされていません。ですから何としても結果を残して今年もチームの一員としてリーグ戦に出場できる権利を手にしたいところでした。

20180308192922-bc327f68926ecdd5b438b61f5efa837b40d8246f.jpg20180308192940-2e5b2042c687e81d906d7cb5f3653815443d2244.jpg20180308192945-e96002dc2b1958a230c8bdbee07a2258a3a63dea.jpg20180308192944-6ae7f5311e07a31022b30be670aedd18155fc8ba.jpg


試合は互いにプロの意地を見せ合う展開に。粘り強いディフェンスでシュートを打たせない中、その網をかいくぐり少ないチャンスでシュートを放ちゴールを奪います。ハイレベルな一戦を目の前に観客も固唾を呑んで見守りましたが、最後は菊池亨選手の2ポイントシュートが鮮やかに決まり、AKTLOCALが22対16で第3回大会優勝を飾りました。一方、OKINAWA72.EXEにとっては悔しい3大会連続の準優勝に終わりました。

20180308193440-8479f573b6c0defe4a0b1f69423b1ebf403ca349.jpg

3x3を生で初めて観戦したという空馬は「すごかった!仕事ではなくて観客席で見たかった!」と興奮を隠しきれない様子。山城さんはスピーディーな試合展開に「見てるだけでて疲れました」と率直な感想を述べるとすかさず空馬は「疲れてたの!?あんましゃべってないし水だけ全部飲み干しただけじゃん!」と鋭い突っ込みを入れられ、言葉を失った山城さんも「すみません」と笑ってごまかしていました。

20180308193611-a807a24743a17ca76da150bbe467739444b03c60.jpg

優勝したAKTLOCALには山城さんからチャンピオンパネルが授与。そしてMVPには長谷川聖選手が選ばれました。チームを代表してコメントを求められた長谷川選手は「今日はありがとうございました。どのチームも本当に強くて、試合中思わずムキになっていた自分がいました。本当は優しい人間なんで、これからも応援してください」とユーモアを交えながら柔らかな表情を見せていました。

20180308193719-c3f06a610ea2d2e0d8d767d997ac8fb923a2aad5.jpg20180308193729-77da6585825fa2bb16713335813cbc976e484bfc.jpg

そして閉会式終了と同時に待ち構えていた早朝シューティングのメンバーが巨大クラッカーで手荒い祝福。思わぬサプライズに驚きの表情を見せましたが、その祝砲に喜びを噛みしめました。

20180308193902-4299081a9cfee3f1634b9802aa7b2a1f97349410.jpg

一方、初優勝とはならなかったOKINAWA72.EXEの島袋覚選手は「悔しいですね。今回こそはと思っていたんですが...1戦目と2戦目は相手にそこまでプレッシャーをかけていなかったので、今回はディフェンスから仕掛けようと話して臨みました。序盤はその効果が上手く出ていたんですが、自分たちの疲れが出てきてワンテンポディフェンスが遅れた隙を確実に突かれました。県外から強いチームが来て試合ができるのはとてもエキサイティングで、その結果として自分たちのレベルも上がってくると思っています。とてもプラスになった大会でした」と、悔しさをにじませながらも前を向く姿勢を見せました。

またこの大会の主催者でOKINAWA72.EXEのオーナーであるガレッジセールのゴリに向けてコメントを求められると「ゴリさんすみません。3回も負けてしまいました。前回今回と見に来てくれなかったので、是非試合を間近で見てもらって刺激を与えてください」と要請しました。

プロチームの一員になれるチャンスとしてセレクションを兼ねた「OKINAWA72 CHANCE!」は今大会をもって全日程が終了。2018年シーズンを戦うOKINAWA72.EXEの選手発表は、4月19日から沖縄県内で開催される「第10回沖縄国際映画祭」の開催期間中に発表されます。

2018年3月 6日 (火)

白熱した戦いの末、「魔人無骨」が優勝! よしもと芸人"超新人"NO.1決定戦『NSC大ライブTOKYO 2018』

2月19日(月)、東京・なかのZERO大ホールにて『NSC大ライブTOKYO 2018』が開催され、予選を勝ち抜いた8組のNSC東京23期生と、ゆにばーす、ひょっこりはんが出演しました。

1982年の開校以来、ダウンタウン、ナインティナインをはじめ、数多くのスターを誕生させてきた『NSC(ニュー・スター・クリエイション)吉本総合芸能学院』。大阪校は今年で40期、東京校は23期となり、現在ではNSC出身タレントがメディアを中心に多方面で活躍しています。

そのNSCが開催した東京校主催による史上最大級の卒業ライブ『NSC大ライブTOKYO』では、本年度のNSC在校生がNSCで学んだ成果を1本のネタに込め、東西それぞれの優勝を目指し、白熱したネタバトルを繰り広げました。

まずはMCのはりけ~んずにより本ライブの概要が伝えられます。この日は昼間に予選が行われており、予選から見ていた場合はかなりの長丁場になるのですが、「予選から見てるよっていう人~!」という問いかけにはかなりの人数の手が上がっており、これにははりけ~んずの2人も驚いていました。
20180306051156-eb8c0fef973fa0aefd7d59c52e436b8775351174.jpg
続いてNSC卒業芸人のひょっこりはんとゆにばーすがそれぞれネタを披露。ひょっこりはんはいろんなところからひょっこり現れ、23期生にエールを送りますが、「5年前はゴリゴリの漫才をやってたよ? みんなも5年後気をつけてね~!」と打ち明け、爆笑をさらいます。
20180306051228-08afc96e6730b77509dad8f04183a72a5b5cc311.jpg
ゆにばーすは、「見た目新興宗教の教祖様とその広報でやらせてもらってます」と川瀬が自虐ネタで笑わせたあと、「ラジオパーソナリティになりたい」と言うはらが個性的なラジオパーソナリティを熱演する漫才を披露していました。
20180306051300-d7f7b58d256505108292041fd48a539f2660e733.jpg
ネタ終了後、こんなに大きな舞台でネタをしたのは初めてだというひょっこりはんが売れかけていることをイジられたり、はらが雑誌『CanCam』に出ることになったと報告し、「フツーにしてたら出られなかったんで、NSC出ててよかったなぁって」と、話題を無理矢理(?)NSCにつなげ、笑いを誘います。

そしていよいよ、NSC東京23期生全133組の中から選ばれたトップ8組によるトーナメント戦のスタートです!

と、その前にまずは全133組のNSC東京23期生がステージ上に全員集合! ステージからあふれんばかりの人数ですが、みんなものすごく元気です。23期生の最年長はなんと御歳63歳!のシラタマ。この日の感想を聞かれ「燃え尽きた」と答えたシラタマは、目指している芸人を聞かれ「小梅太夫」と答え、客席を沸かせていました。

その後は1位~8位までの芸人が順番に呼ばれ、1位のコンビからトーナメント戦の順番を選んでいくことに。予選1位から、魔人無骨、うみぼうず、桐生ザベスト、町ルダさん、シャドーロール、マリリン、ルパン、せみほたるの8組が決勝へと駒を進めました。

決勝1組目はシャドーロールvsルパン。シャドーロールは「空を飛びたい!」と思ったとき、もし背中から普通の羽でなくジャンボジェットの羽が生えてきたら......というとんでもない発想の漫才を披露。ルパンは、趣味を突き詰めるために「趣味はひとつに絞らなければいけない」と言っておきながら、自分は「球技が趣味」とざっくりした趣味を言い放つ相方にツッコむ......という漫才で笑いを誘います。
20180306051512-ba21210f1915fa3fadb6703cfc0a73a97ed9dda3.jpg
20180306051619-b0476ad1abbd779a95c8689d93c0a1b386d9803c.jpg
2組目はマリリンvsうみぼうず。芸人じゃなかったらアイドルになりたい、と無茶なことを言うマリリンの漫才に対し、「自転車がギコギコうるさいから、僕は自転車のことを『楽器』って呼んでるんです」「運転のこと、『演奏』って言ってるんです」と、どこまでもシュールな物言いで人を煙に巻く漫才を披露したうみぼうずが異彩を放っていました。
20180306051738-a19f2639b779e0ebc35697dd2aa94c53281b7002.jpg
その後もせみほたるvs町ルダさん、桐生ザベストvs魔人無骨と対決は続き、白熱したバトルを繰り広げた結果、ルパン、うみぼうず、町ルダさん、魔人無骨が2回戦へと駒を進めます。
20180306051917-64a4f90d7f26f53613329ad3f44f824dadddcc46.jpg
20180306052034-c747c4a055b521e79e11b5fd017e3159c37bb948.jpg
2回戦はルパンvsうみぼうず。ルパンはこの世のすべての悩みはひとつのことで解決できる。そのひとつのこととは「寝ない」ことだという自説を唱え、それを次々実証(?)していく漫才で場を沸かせます。対するうみぼうずは、庄司が相方・小玉に「おまえの名前をたまごっちに付けて餓死させてゴメン」と、ゲームでの相方への非道な行いを次々と明かしては謝り続けますが、そのうち「ゲーム以外にも謝らなければいけないことがある」と言い出し......という、最初のネタとはまた違ったテイストの漫才で笑わせていました。
20180306052355-fc2118eb2f93cee91f85d1a6da39bc5727ad1769.jpg
続いては町ルダさんvs魔人無骨。田舎に一人旅をしたとき、「親孝行をしなきゃ」と思ったというエピソードを披露するのですが、残念ながら途中で時間がなくなり、尻切れトンボで終わるハメに。対する魔人無骨は紺色と茶色という渋い色合いのジャケットで風格を漂わせ、新人らしからぬ堂々とした漫才を見せます。
20180306052551-f203f06d777b06bce02c58875d164b4044575853.jpg
20180306052618-ff4d907241b9f65d289d95d825627409c48dc03a.jpg
2回戦が終わり、感想を聞くと「のびのびやれました」と話すうみぼうず・庄司。いつもは引かれてしまうんだそうで、「あったかいお客さんで......」と嬉しそう。そして結果はうみぼうずと魔人無骨の勝利! 魔人無骨は「僕らの対戦相手が毎回タイムオーバーになってる......」と、少し怖ろしそうに話し、笑わせていました。

最後の対決はうみぼうずと魔人無骨。先攻のうみぼうずは、「家に安定しておいしい料理を提供する天才料理人がいるなぁと思ったらオレだった」と言い、この話のことを「ジャンルでいうと『オレだった』という話」だと主張する庄司に「ないって、そんなジャンル!」とツッコむ小玉の独特の空気感で見るものを引きつける漫才を披露。対する魔人無骨は文化祭の焼きそば屋と客、という設定での漫才を繰り広げ、やはり新人離れした安定感のある漫才を見せていました。
20180306052810-593ee19c55ce2bb9ac7f228a7fb82be0e4266b67.jpg
再びステージに全員が揃ったところで結果発表。白熱した最終決戦を見事勝ち抜いたのは、高比良くるまと松井けむりによる元慶應ボーイの高学歴コンビ「魔人無骨」でした!
20180306052838-616d2880e463074da25c46be9206e5a4cdc00aee.jpg
優勝した感想を聞かれ、「本当に嬉しいです!」(高比良)、「ヘンなヤツと組んでみるもんですね(笑)」(松井)と率直に語った彼ら。優勝者には優勝特典として今田耕司、東野幸治がMCを務める芸人発掘番組『本能Z』(CBC)への出演権が贈られました。

卒業を間近に控えた23期生たちに向けて最後に大きな拍手が贈られ、イベントは終了。優勝した魔人無骨だけでなく、133組全員の今後に期待です!
20180306052931-c468985257b5f918f107c36e0b06dbc8bf539a6f.jpg


【はりけ~んず】【ゆにばーす】【ひょっこりはん】

2018年3月 5日 (月)

YCC大阪校9期生が全力で企画・制作! 若手人気コンビたちによる「YCC presents REVERSE〜すべてが"逆"の90分〜」よしもと漫才劇場で開催!

20180305133554-eeb4bdbcb70bb94d6b93005703f0fe98e2a319ad.jpg

これからのエンターテインメント業界を盛り上げるエンタメスタッフを育成する吉本興業グループの養成校「YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)」。その現役生である大阪校第9期生が企画・制作を手がけたライブ「REVERSE〜すべてが"逆"の90分〜」が、3月2日(金)によしもと漫才劇場で開催されました。タイトルどおり、いたるところに「リバース」=「逆」の要素が入った今回のライブ。出演はMCの藤崎マーケットほか、トット、見取り図、吉田たち、プリマ旦那、ツートライブといった人気若手コンビたちです。


20180305133647-82ed3144c03c2ca7c33152dc3b86d36345fcac72.jpg

20180305133643-7190b751705fa0e836a2459e7b773c0ad5589b6c.jpg

まずはメンバー紹介のVTRのあと、MCの藤崎マーケットがステージへ。立ち見が出ていることに驚く2人。「2階席まで〜」とボケるトキに早速会場が笑いに包まれます。田崎はYCCの生徒がすべての企画を行ったことを伝えたあと「至らないところがあっても大目に」と話しますが、トキは「すべてYCCの責任です」と言い放ち、再び笑いを呼びます。


20180305133807-ed7f8c73d306b13459cd5d97c189265fd6992278.jpg

20180305133803-2b573c064b5030bf10198d0c68bcf5db9bd3f20d.jpg

20180305133759-98e67ce1e60e290e274693d9191e8c87476aa8ae.jpg

20180305133757-142373e31842c41ae4789b5c48af5ccebc264e71.jpg

そしてメンバー全員がステージへ登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が。松葉杖姿の吉田たち・ゆうへいの現状報告や見取り図・盛山の爆笑自己紹介、トット・桑原がプリマ旦那・野村のモノマネでスベるなど、ステージ上もリラックスしたムードでライブがスタートしました。


20180305133842-26c63690d564383c5f684b447ef6603bb1bcb6be.jpg

まずは黒と白にチームを分けるところから。白チームはトット・多田、吉田たち・ゆうへい、プリマ旦那・野村、ツートライブ・周平魂、ツートライブ・たかのりというメンバー。対するはトット・桑原、見取り図・盛山、見取り図・リリー、吉田たち・こうへい、プリマ旦那・野村の黒チームです。


20180305133934-771564f790d1229cefa9773d080c1c92a390939e.jpg

20180305133929-49b8750c80fa80b39874c812b6e237c51e58b434.jpg

20180305134009-a39b84218c1c7bbf75fd45994b19d5fea8589805.jpg

最初のゲームは「リバース大喜利」。モニターに文字が反転したお題が5秒間だけ映されるので、それを読み取って各自が答えるというルールです。モニターに映し出される反転した文章に、メンバーは「むずい!」「何や!」と大騒ぎ。大苦戦する様子に、会場からは笑いが起こります。


20180305134132-9b195a45d73f870febe31be03d54163a73c5d632.jpg

20180305134127-ce2eeac024de22acc92c2425eab428fe2119ea02.jpg

20180305134121-237b13178073db433afbdc96f9a7ae64ebb760ce.jpg

次のゲームは「お客様大喜利」。事前に書いてもらったアンケートの中から大喜利の答えを選び、それにお題を付けるという、通常の大喜利とはリバースしたルールが特徴です。盛山の曲「ショーバン」をディスるネタなどもありつつ、ゲームは進みますが、ここでトラブルが発生。ステージ上で調子の悪くなったカメラをいじっていたYCC女性スタッフとそばで見ていたプリマ旦那・野村の顔が急接近。それがキスしそうになったと騒ぎ出すメンバーたちは、まず盛山が野村とキス。さらにトットはコンビ同士でのキスを披露するなど、ゲーム以外でも大いに盛り上がります。


20180305134225-f531cf5ac507012f88fcfd35b10b57155e88a9c9.jpg

20180305134218-882725aafce2579ba3d8a3d9902cf04d87ff1a1a.jpg

ここで中間発表があり、ここまでは7対7で同点とのこと。そこにけたたましいベルの音が。ステージ上の全員が驚いているとモニターに「MC REVERSE」の文字が。ルーレットで当たった人が藤崎マーケットの2人とMCを交代するということで、ステージ上のモニターに今回のメンバーがランダムに2人並んで映し出されたルーレットが登場します。しかし何度やってもプリマ旦那・河野しか当たらないということで、ブーイングも聞こえるなか、河野がMCに。ゲームが続きます。


20180305134323-36b85c0c163e1537c0a49458a65dbc0d086e0b0a.jpg

20180305134319-f9ed54a7aa7855f325a81cef32515ca0b49dfb53.jpg

次のゲームは「アイツにキレろ!!逆ギレバトル」。曲がスタートするとMCがボックスからキャラクターを引き、ストップしたら即そのキャラクターにキレるというルールです。まずは白チームがチャレンジ。流れてきたのは桃太郎の歌。MCの河野が犬や猿、鬼などの登場人物を引き当てると、メンバーが次々にキレていきます。続いての黒チームのキレ方が抜群でこのゲームは黒チームが勝利。なぜかなんの関係もない昔のアニメのダンスを始めるメンバーたちに、ステージ上も大ウケでした。


20180305134421-002f1a5e7bff75ca45b58b931908ba7c9943a358.jpg

20180305134414-1a18dfab36ad4c4d2042a9db69a099ef914e9b4b.jpg

20180305134409-efbdd2a22b6849fdbf787f951d4a87c51ea417ea.jpg

続いては「逆風に負けるな!強風熱唱バトル」。これは選ばれた一人が強風を受けながら歌っている曲をほかのメンバーが当てるというもの。まずは白チームの多田が、ステージ裏へ。強風に歪みながらも懸命に歌う多田ですが、一曲終わるたびに一旦風が止み、そのたびに表情を作り直す様子が大爆笑を生みます。黒チームもトットから桑原がチャレンジ。強風に顔を歪めながら歌う桑原の様子を見ていたトキでしたが、ゲーム終了後に自ら風を浴びに行き、またまた大いにウケていました。


20180305134528-f971355108471ca9d0ca36fc1a5d9ccc34c4c8b6.jpg

20180305134520-8a8ec1398fa54c2dbf57777f533757d23e405a27.jpg

20180305134557-a0db0b64179969e591f83860b31dc5167f412e3e.jpg

ここで再び「MC REVERSE」。今度はルーレットでリリーと周平がMCに。ゲーム「裏の顔を見破れ!!嘘つきトークバトル」がスタートです。両チームにテーマが与えられ、ウソのエピソードを話している1人が誰かを当てるというルール。黒チームの「学生時代の話」というテーマでは、トキの小学生のころのバレンタインの思い出やこうへいの修学旅行のエピソードなどが語られました。「家族の話」がテーマだったのが白チーム。多田はお兄さんと部屋が同じだった思い出を、野村は奇跡的な偶然について話します。吉田たちは、お互いのエピソードを知っているため、相手のトークを補足するなど、正解がバレバレの状態。結局ゲームは白チームが勝利を収めました。


20180305134652-2731400ecd304193a394498d145ad88c83d1da0c.jpg

20180305134646-adddc1abc7552e3a9340eb81446f63c3cc0ae5c9.jpg

ここでベルが鳴り、今度は「MC RETURN」の時間。藤崎マーケットが再びMCになり、最後のゲーム「究極の逆をひねりだせ!逆言葉バトル」となります。これは、モニターに映し出された言葉と真逆のニュアンスの答えをテンポよく答えていくというゲーム。流行語から曲のタイトル、会社の名前などが続々と映し出されると、メンバーたちは必死で逆の言葉を叫び、会場は笑いに包まれました。このゲームがラストということで、勝った白チームが150ポイントをゲット。すべてのゲームが終了し、いよいよ結果発表です。


20180305134735-db161ae47934eb26e614861fdb0ec69e068a9f44.jpg

20180305134730-4783783fa63fbaee75e1edaafa0aeacd2bc3db3e.jpg

黒チーム60ポイント、白チーム312ポイントで白チームが優勝...ですが、今回のイベントはすべて逆の90分がテーマ。ということでポイントのケタを逆から読むと、黒チーム6ポイント、白チーム213ポイントで結局白チームの勝利!と思ったら、ここで照明が消えて、緊急ブザーが鳴り響きます。モニターには「ポイント流出」の文字が。その言葉に過敏に反応するトキの姿もありつつ、結局ポイントが流出したということで、両チーム引き分けという結果に。


20180305134906-d612a9bd684aad1decce4fa4e0832391a7484e18.jpg

20180305134825-143f72762ef0474a4bd013832de968b0c27baefd.jpg

20180305134819-89f42783900585b51711c9c19c41b3528ef95a26.jpg

ラストのプレゼント企画では、会場のなかから3名にサイン入りポスターがプレゼントされました。そして3月18日(日)に行われる「YCC Presents よしもと式エンタメLIVE~卒業したてのYCC大阪9期生が語る! YCCってココが素晴らしい!!」ではMCにスマイル、ゲストにすっちー(吉本新喜劇)が登場すること、さらにYCCでは4月生を新たに募集しているという告知が行われ、大いに盛り上がったライブは終了しました。


20180305134945-ed7fa879e6c98b888c3d056d60ae8e9ca0430ff3.jpg

上記イベントの詳細など、詳しくはYCCのホームページhttp://ycc.yoshimoto.co.jp)をご覧ください。



【藤崎マーケット】【トット】【見取り図】【吉田たち】【プリマ旦那】【ツートライブ】


おばたのお兄さんが沖縄花月に登場!外国人のお客さまに自虐トークを展開

2月25日(日)、よしもと沖縄花月で「土日祝特別公演」が開催され、沖縄芸人4組のほか、おばたのお兄さん、ガンバレルーヤ、はんにゃ、COWCOWがネタを披露しました。

まずトップバッターで登場したのは、ゆかとちあきの女性コンビ、ハイビスカスパーティー。頭に飾ったハイビスカスの花がトレードマークのちあきは既婚者で、夫がトルコ人男性ということから、トルコにちなんだボケをたたみかける漫才を披露し、会場の空気を温めます。

20180228185511-2fdeb75ecffef63b8f7611e24d4c2cf1c7dd9c89.jpg

二番手のピーチキャッスルは、「早起きは三文の徳」「一寸先は闇」をテーマにした漫才を展開。続くありんくりんは、外国人観光客に扮したクリスと、コテコテの沖縄方言を操るりゅうたが軽妙なやりとりを繰り広げました。

20180228185557-7bdc77f5a0e3773c6fa31518da0ab401ef504e6e.jpg20180228185553-fb08c703c14485b085b341c421f54db454d1dc2c.jpg

4組目の初恋クロマニヨンは、飲み会のあと酔っ払いを家まで送り届けるシチュエーションの漫才を披露。三者三様のキャラクターが光るテンポの良い掛け合いを見せました。

20180228185758-c6c9e19679c8d1c09e1443b066525f392e9f3844.jpg
沖縄芸人に続いて颯爽と現れたのはおばたのお兄さん。ドラマ「花より男子」で小栗旬さんが演じた花沢類のいでたちで姿を見せると、客席から期待の拍手が起こります。
20180228185958-4d7bcdfd9e1c70e15edbeae2f5ba0fd29e697e9d.jpg

「普段芸人さんと同じ舞台に立つ機会がないからうれしい」と、どこまでも小栗さんの設定を崩さないおばたのお兄さん。トーク中に不意打ちで、小栗さんがCM出演している和風だしを取り出し客席に振りまくと、お客さまがゲラゲラ笑うひと幕も。

20180228190119-1b38dc64b55abe7f4b3c71e198c8c595bcaa9a80.jpg

その後はお待ちかねの「ショート小栗」を次々と繰り出し、決めゼリフの「まーきのっ」で会場を盛り上げました。客席に外国人の方を見つけると「ごめんなさいね、分かんないヤツが分かんないヤツのモノマネをずっとやってるって地獄の時間ですね」と自虐的な気遣いをみせ、周りのお客さまも大爆笑。「人生楽しいことだけじゃないんだな、っていう時間にしてくださいね」と優しく呼びかけ、会場をどっと沸かせました。

20180228190106-6d8619cf49950060d9210ca96d43c234939093eb.jpg

続いてはCOWCOWの登場です。今年で44歳になるという多田。頭の回転が早い男性になりたいということから、善しとふたりで逆さ言葉を言い合う回文ネタを展開します。

20180228190205-4794beba37ff1c75ab39151be81843be8d248c16.jpg

そして、フランケンシュタインに扮した善しの歌ネタ、多田の個性的な「トリセツ」など、独特のゆったりした間合いから飛び出すネタで会場が笑いに包まれました。

20180228190257-78d9830025e6a732fc9070a0a3dad42fb9ac1395.jpg

次のネタ披露はガンバレルーヤ。よしこが女優の小雪さん、まひるが俳優の松山ケンイチさんに扮し、人気番組「おしゃれイズム」の自宅公開動画をイメージしたショートコントで、シュールな世界を繰り広げます。

20180228190348-fdc749fa1fb7bff7c97c076920c31da67f782cc9.jpg

コントの後は、よしこのお尻にまひるが顔をうずめる"仲良しギャグ"を披露。さらには、会場から選ばれた女性のお客さまとよしこが同じギャグを再現する場面もありました。女性が着ていた緑色のスウェットを見たよしこが、開口一番「まぁ~、きれいなずんだもちの色!」とひとイジり。その後は見事にギャグをこなし、会場から大きな拍手が起こりました。

20180228190506-d421ac1dd8ba1e2ec0d0f4f8a47e95c4d187acc1.jpg

公演のトリをかざったのははんにゃ。大学の卒業式をテーマにしたショートコントで、卒業生を川島、祝辞を述べるOBを金田がそれぞれ演じました。

20180228191153-4dec939b1a375716b16969a913b72502b8259687.jpg20180228191149-b6edb091e52e5e64b861cd12807b20d8ed78f9d6.jpg

一見、できる男風のOBを演じる金田ですが、全然心に響かない決めゼリフを次々連発してお客さまも大笑い。きょとんとする川島と、やけに自信満々の金田のギャップで大いに盛り上がり、バラエティに富んだ公演を締めくくりました。

20180302160443-bcae267acd69aebdae80a2e0fef23b6da3a57e89.jpg

【ハイビスカスパーティー】【ピーチキャッスル】【ありんくりん】【初恋クロマニヨン】【おばたのお兄さん】【COWCOW】【ガンバレルーヤ】【はんにゃ】

沖縄芸人×OBP オキナワ美少女プロジェクトが大喜利やジェンガでガチンコ対決!「G.I.ショー~芸人VSアイドル本気の五番勝負~」

2月25日(日)、よしもと沖縄花月で「G.I.ショー~芸人VSアイドル本気の五番勝負~」が開催されました。芸人とアイドルがそれぞれの意地とプライドをかけ、5つのお題で競い合って勝敗を決めるというガチンコ対決。MCはピーチキャッスル・真栄城が務めます。

20180302163004-fd0fc3bcb9b47d3aff2a187bc7e28d2ba87ee648.jpg

早速この日の主役たちがステージへ。OBP オキナワ美少女プロジェクトのゆーこさん、麻鈴さん、ココナさん、りりーさん、れんれんさん、るーりーさんが登場すると、待ちわびたファンの皆さんから大きな歓声が起こります。

20180302163044-3575cee1587224f10ce9bdb006e95226892b5797.jpg

対する芸人は、ピーチキャッスル・桃原、けんたくん、ありんくりん(クリス、りゅうた)、マルキヨビル(しょうへい、勝連)の5人が登場。自己紹介でけんたくんがおなじみの胸毛を見せると、OBPの皆さんから大きな悲鳴が。また、桃原は「優樹のゆはユンケルのゆ、優樹のうはウコンのう、優樹のきはキシリトールのき! みんなの薬になりたいな、優樹でーす!」とあいさつ。アイドルとおじさんテイストが絶妙に入り混じったキャッチフレーズを披露し、笑いあり、ザワつきありのにぎやかな幕開けとなりました。

20180302163229-15dbeb986e2e4386b6e34d77410c3a19b7d87658.jpg20180302163224-83420a6e9393ffa66487a799c72c977e7e3176bc.jpg20180302163220-46a7f3014150203b54de99a70842045c42c4d431.jpg

最初の対決は「歌詞DEお絵かき」。ある歌の歌詞から連想する絵をチームのメンバーが描き、回答者はその絵を見て歌のタイトルを当てる、というゲームです。絵はひとりずつ見せていき、より少ない枚数で当てたチームが勝ちとなります。

まずはOBPチームからのチャレンジです。絵が得意だというOBPの皆さんはスムーズに描き上げて自信の表情。回答者のココナさんは、1人目のりりーさんの絵を見てすぐ「あ、分かった!」とにっこり。見事に正解の「大きな古時計」を当てて、幸先の良いスタートを切ります。

20180302163405-d29097810ecf159c797f42567828b88304e39bb4.jpg20180302163401-a3ab8a5f95e3d5757718263cb3d4befafa919c9c.jpg

ヤバい、と焦る芸人チームは回答者にクリスを選出。「ビヨンセとかじゃないと分からない!」と謎の危機感をにじませるクリスですが、出されたお題「前前前世」(RADWIMPS)に、絵を描く面々は「難しすぎる!」「問題の出し方に悪意を感じる」と大絶叫。案の定、5人全員の絵を見ても正解が出ず、1回戦はOBPチームの勝利となりました。

20180302163543-1a1be6d43ac9c10b52c5e09983d0e385b7286ab1.jpg20180302163525-974f470735f6c781a904541a75822277a6eb701e.jpg20180302163520-9654bf838d0946561571b1f3e2aa440752ea43b7.jpg

2回戦は「人名ジェスチャー」。お題の人名について、その人物のまねをするのではなく、名前の文字1つずつの響きや雰囲気を体を使って表す、という普通のジェスチャーより難易度の高い問題となります。

先攻のOBPチームはゆーこさんが口をとがらせたり、麻鈴さんが体いっぱいで表現したりと大奮闘。メンバーもジェスチャーの意味を読み取ろうと一生懸命答えを出し、結果、ミニーマウスをはじめ3問正解を出します。

20180302163709-d4b1216682ba36eedf123e469170ecc3fa2bbb8b.jpg20180302163719-d9083d5ef953438a6a43978278192020c3bb254d.jpg

続く芸人チームですが、最初のお題「妻夫木聡」を表現するジェスチャー担当・勝連の動きに回答の面々が「はぁぁ~?」とブーイング。あまりのドタバタにOBPの皆さんも大笑いするなか、何とか2問正解したところでタイムアップ。この勝負もOBPチームが勝ちを収めました。

20180302163834-c13bd89daa3deec64e9a7df288d0126025566cbd.jpg20180302163832-a2f8007b67aa7fbe264c097ddc2642363dd81093.jpg

3つめの対決は「協力大喜利」。お題「ゴシップ誌『週刊とまりん』が最新号に掲載を予定している特大スクープとは?」に対して、「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした・どうして(なぜ)」をチーム1人ひとりに振り分け、すべてつなげてうまい答えを完成させるという企画です。

OBPチームは、年少メンバーのれんれんさんとるーりーさんに、リーダーのゆーこさんが意味を分かりやすく説明するなどチームワークもばっちり。そして出来上がった文章は「来年度」(りりーさん)、「とまりんで」(れんれんさん)、「あかちゃんが」(るーりーさん)、「マンホールを」(ゆーこさん)、「切りさいた。」(麻鈴さん)、「なぜかといいますとかくれてのぞいたから」(ココナさん)。シュールな文章に芸人たちから「かわいいなぁ」との声が漏れます。

20180302163949-9d4f19ea457f25ac9d44c2fee8bec9735a9bd304.jpg

対する芸人チームの文章は「おととい」(勝連)、「ニューヨークで」(クリス)、「アムロナミエが」(しょうへい)、「もずくを」(りゅうた)、「エスカレーターの下で人を待ちながら」(桃原)、「知らない人がにぎったオニギリを食べてはいちゃったから」(けんたくん)。絶妙に怖さが漂う文章になってしまい、MCの真栄城の判定でまたまたOBPチームに軍配が上がりました。

20180302164011-739c8cded232eb793b05373f715416cd86cb7882.jpg

4回戦は「新!箱の中身は何だろな」。それぞれのチームで回答者を1人選び、ほかのメンバーが箱の中身の物体を触って入っているもののヒントをひと言で発表。より少ないヒントで正解を当てたチームが勝ちとなるゲームです。

先攻は「いろんなところに手を突っ込んできたから、これは自信ある」と謎の余裕を見せる芸人チーム。桃原が回答者となったのですが、箱の中身はなんとダイナマイト。触る方も何が入っているか分からない状態が続きますが、4人目のけんたくんがあっ、と勘づいた様子で「映画によく出てくる」とひと言。続くりゅうたも「時間制限がある」と重要なヒントを出し、ようやく最後に正解にたどり着きました。

20180302164107-7cedc7b7c156aa2f6bcfe3f24e70db56e1809e69.jpg

後攻のOBPチーム、回答者はゆーこさんです。るーりーさん、れんれんさんの後、りりーさんが出したヒント「Yシャツに使う」でゆーこさんがアイロンと答え、3人目で見事正解。またしてもOBPチームが勝利しました。

20180302164140-27d5d65209aae878b166141d8a9a3179a30425f3.jpg

五番勝負の最後のゲームは「小道具スカウト。」たくさんの小道具の中から各自好きな1品をチョイスし、その道具を使って各チーム交互にジェンガをするというチャレンジです。トップバッターのけんたくんに続いてチャレンジしたるーりーさんは、マジックハンドで豪快に積み木を抜き取る度胸の良さを見せて芸人たちもビックリ。しかし、次にトライした桃原があっけなく失敗し、OBPチームが5戦全勝の完全勝利となったのでした。

20180302172706-a367d87a1393b5d8f5cf6ca7994c442ef8230111.jpg20180302172701-69fcd8ad5f658d2957d25cc62f3fc171bdcca648.jpg20180302172656-2f880231fcaf3b18d1e463e440c3c5388e745657.jpg

勝利のごほうびはお客さまもお待ちかねのミニライブです。「最後なので盛り上がっていきましょう!!」とのゆーこさんのMCで、ファーストシングル「darwin!!」を披露。芸人たちも客席から声援を送るなか、会場全体が一体感に包まれるノリノリのステージを繰り広げ、笑いに包まれた5番勝負が幕を下ろしました。

20180302174114-54e8eada60aed82c1bcbc7d544786727283e0a6d.jpg20180302174036-48b23f0c198fe2744ccb45b72960b8a931914697.jpg20180302174130-55da3a082f005fa4233fb9d2629beb585d9e6400.jpg
20180302174246-9c2385283d48eb47213ec781e13221e00cfb51d7.jpg

【ピーチキャッスル】【けんたくん】【ありんくりん】【マルキヨビル】

大平サブローら多彩なゲストとともに、歌ありコントありで魅せた「由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ♡みたいなディナーショー Part.5」

3月4日(日)、大阪・リーガロイヤルホテルにて、「由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ♡みたいなディナーショー Part.5」が開催されました。吉本新喜劇が誇る"美魔女"のふたり、末成由美と未知やすえによるディナーショーもはや5回目。華やかな衣装も楽しいふたりの歌、大平サブロー、内場勝則ら多彩なゲストを迎えてのコント、そして記者会見で話題となっていた「命がけ」のチャレンジ企画も盛り込んで、今年も見どころたっぷりのパフォーマンスが繰り広げられました。

オープニング、『ダンシング・ヒーロー』の前奏が流れると、ラメたっぷりのハデハデ衣装をまとった末成とやすえが舞台へ。なんと、登美丘高校ダンス部の皆さんが踊って大ブームを巻き起こした、「バブリーダンス」にチャレンジです! 

20180305152002-b9de21506349c63eabf80e290a412706f16bd645.jpg

バックダンサーをしたがえキレのいいダンスを披露すると、客席からは大歓声。花道でやすえが転んでしまうというハプニングもものともせず、最後まで踊りきったふたりに大きな拍手が送られました。

20180305152052-8466da9a7956003e00e88bd17d13eb55dc97d61f.jpg

20180305152104-aeecf118cb1d2a3a2e5474f1b97f7e4a5e9215e0.jpg

ダンスを終えた末成とやすえは息が上がってフラフラ。まさに「命がけ」のチャレンジは、見事、大成功となりました。

20180305152130-1dd7e8d8582ca13811c97031d60c73f4802bc25b.jpg

やりきった!という充足感でいっぱいのふたりは、「本日はどうもありがとうございました」袖にはけようとするも、どこからか「ちょっと待て!」という声が。コントの舞台となる「スナック花月」のバーテンに扮した内場が、「これからスナックを開けないとアカンのに」と登場しました。末成がママ、やすえがチーママという設定らしく、「バブル時代の思い出話をするうちに、思わず踊ってしまった」のだとか。

20180305152151-d97ca8fd33ec919a7fd1a8a4e8337205f9563297.jpg

1本目のコントでは、上得意である吉本商事の社長・中田はじめとその部下・伊賀健二が来店。中田のアンパンマンネタでさっそく笑わせた後は、末成とやすえが揃って伊賀にひとめぼれして大騒動に!? 「歌のうまい人がタイプ」という伊賀にアピールすべく、それぞれ自慢ののどを聴かせます。

20180305152224-531d2b4476c3d36155fa923278bb56cc5e2b4b49.jpg

やすえは傘をさして客席を歩きながら『雨のち晴レルヤ』を熱唱。鮮やかなブルーのレインコートを脱ぎ、イエローの上下へと衣装替えも! 

20180305152335-98d71281d13bd00e4d7ba3328cdf9a830dc5d68f.jpg

対する末成は、グリーンのドレスにウィッグでガラリと印象を変え、『夜桜お七』を情熱的に歌い上げました。
20180305152407-29fc33ef249d0a93598847203d5dac3276670079.jpg

伊賀に「お上手です」と言われて大喜びのふたり。しかし、伊賀の思い人は意外な人物で...? 予想外の結末に、客席は大爆笑となりました。

20180305152434-8d00ca048af1e5ebd1292498f9a41b2b91365083.jpg

ピアノの生演奏を経て、2本目のコントへ。「最近、チンピラたちがみかじめ料をとりにまわっているらしい」とうわさ話をしていると、そこに伊賀扮する兄貴と舎弟たち(中田、白原昇ら)がやって来ます。

20180305152531-1ea4151a7f759c06877bca054ecef79b232a0690.jpg

内場から二役での再登場をイジリ倒され、さらに伊賀の新幹線ネタなど新喜劇ならではの笑いもたっぷり。チャイナ服をまとった末成が、ブルース・リーさながらのカンフーアクションで4人を撃退するシーンでは、「アチョー!」と叫びながらの本格的な立ち回りでも魅了しました。

20180305152554-7856522df4448c6bbb32b049cbea515d6151294f.jpg

さらに衣装を替えて、こんどは客席を練り歩きながら「同伴出勤してくれる人」を探すふたり。3本目のコントは、どうやら「スナック花月」5周年記念パーティーが舞台となる様子。自ら名乗りを挙げるお客さんも多数出るなど、やりとりを楽しみながら盛り上げていきます。

20180305152631-74aee029c063d9587785fe271628036ede2435a8.jpg

パーティーのゲスト芸人役として登場したのは、もりやすバンバンビガロ。「アシスタント急病で来れなくなったからできない」というもりやすに、末成&やすえは「私たちがやります!」と宣言! 

20180305152656-b3fab30338c4b9739772f79642d054acd455097e.jpg

まずはもりやすが、ボールや輪、リンゴを使ったジャグリングを披露。お客さんに輪を投げてもらうなど参加型スタイルで盛り上げます。

20180305152727-f5731abb23e528e4a9348fa0c325fa0c7d424d1c.jpg

さらに、アシスタントのふたりを呼び込み、リンゴを回しながら食べるジャグリングに挑戦します。ほかに皿回しや輪投げ&キャッチも行い、すべて成功! やすえが末成の頭に向かって輪を投げるジャグリングでは、大きなカツラをかぶっているにもかかわらずすっぽり入って大喝采。もちろん成功するたび、もりやすとともに決めゼリフ「バンバーン!」を叫ぶふたりでした。

20180305152804-bc81cbdaad68966322b60a2b4b5548152a5d53db.jpg

20180305152821-2ad8e1d42f655bffe56dc8c4ba17507d573e4411.jpg

最後のコントでは、末成がやすえに内緒でつきあっている彼氏役でサブローが登場。女の友情に危機が訪れてしまいます。

20180305152905-c7aded58387f7e17dcce214169ba17ea2951d534.jpg

サブローが「12年ぶりにやった」という横山やすしのモノマネを披露すると、お客さんは大喜び。末成とのイチャイチャ場面も笑いを誘います。

20180305152935-58e6ddbffe3b53c65b807bf11a75d235dbe93042.jpg

と、ここでまた白いドレスに衣装に着替えたやすえが情感たっぷりに『ハナミズキ』を熱唱。

20180305153024-64e1bcbfab7c8573270c09fa42b26c051c720006.jpg

末成の幸せを願う気持ちを表現すると、末成もシックなドレスに身を包み、『愛の賛歌』で応えます。

20180305153045-e98aad38b51c954d0d0621552cfe071d6c528b70.jpg

お互いの思いをぶつけ合って、末成とやすえは仲直り。さらに強まったふたりの絆ゆえ、サブローはあえなく振られてしまうはめに...。

20180305153111-ba33a52ac84390929d03883a5d241e3a0ba450b6.jpg

落ち込むサブローに、内場は「イヤなことは忘れて歌ってみたら」とアドバイス。『やっぱ好きやねん』を未練たっぷりに(?)歌い、その甘い声で客席を酔わせます。歌のパワーで心機一転、サブローも新たな人生へと向かうところで物語は幕となりました。

20180305153142-33096e2b6452aa4f0eb14d1206cbbcf244e407a3.jpg

エンディングでは、「なんとか5回目のディナーショーを無事に終えることができそうです。ありがとうございました」と挨拶したやすえ。末成も「こうしてできるということは、本当に皆さまのやさしい心のおかげ」と感謝します。さらに「命のある限り挑戦したい。あと30年は固いと言われています」と宣言すると、さすがにやすえは「私は無理です! 30回も!」と弱気に!? 「では、体が動く限り!」と言い換え、ふたりは「皆さまが来てくださる限り、頑張りたいと思います」と声を揃えました。

20180305153206-13f4fb2907350c8e55e5fd827498fc408c25e3a3.jpg

出演者も再び舞台へ集合。内場は「(2回公演のため)真っ昼間にディナーショーという貴重な体験ができた」と笑いをまじえてコメント。

20180305153242-07f70f4a04f60d93dc739101942c2e98bfafe513.jpg

中田は「1回目から出たかった。やっと夢がかなった」とうれしそうです。伊賀も「まさか僕がこのディナーショーに出れると思わなかった。楽しかったです!」と笑顔。新喜劇に入ったばかりという白原は、「芸歴1年目で、まさか呼んでいただけるなんて。光栄の限りです」と述べ、末成から「頑張ってね」と激励されていました。

20180305153312-d304963aec0161d07cbe7da80ce25d7c744de583.jpg

輪のジャグリングに成功したことを振り返り「一発で入ってびっくり。練習では全然入らなかったのに」と話したのはもりやす。

20180305153331-28227749eb6fb3963ea85e4fc2831a31346d0ba2.jpg

サブローは「やすえちゃんと最初に出会ったときは高校生で、セーラー服姿だった。末成姉さんは、ボクらが若い頃、セクシービームを出している憧れの存在で。そんなふたりの舞台に出してもらえてうれしい」としみじみ語っていました。

20180305153355-e54cc9ab6e064659e3d51b69092e8210e4c6b937.jpg

最後の曲は、『明日があるさ』を吉本新喜劇バージョンにした替え歌。座員のオフショットをまじえながら、「♪明日がある、明日がある、吉本新喜劇〜」と晴れやかな表情で歌い上げました。

20180305153458-f91ba219b2f0a5c52d19e1dd2c31ed97db7af68f.jpg

やすえの「また来年、ここで皆さまにお会いできますように。本日はどうもありがとうございました」との言葉で締めくくり、舞台を後にしたふたり。次はどんなパフォーマンスで驚かせてくれるのか、「part6」にもどうぞご期待ください!

20180305153518-e0cdbca4b775c6cf572062c214d833783f32fcbc.jpg



【末成由美】【未知やすえ】【大平サブロー】【内場勝則】【中田はじめ】【白原昇】【もりやすバンバンビガロ】

2018年3月 4日 (日)

注目若手コンビ3組による人気ユニットライブ「モトナリ」をよしもと漫才劇場で開催!

ヘンダーソン、マルセイユ、ネイビーズアフロの3組による、ネタあり、トークあり、コーナーあり。内容盛りだくさんのユニットライブ「モトナリ」が3月3日(土)、よしもと漫才劇場で行われました。


20180304001121-f7715d5f5ad8ae3f7f5715ababa0f5af599a24bc.jpg

20180304001117-91254f04611db6fcd8fb92a8f80785d7ff812241.jpg

まずはメンバー全員がステージへ。先日行われた賞レースに出場していたネイビーズアフロが先輩2組にイジられ、その流れで過去の賞レースの話に。「何もないやんけ!」とヘンダーソン・中村がグチりますが、「中村さんには石焼きイモがあるじゃないですか!」という話からアカペラで披露する事に。中村の石焼きイモに負けずと、各自が持ちギャグを見せ合うなどオープニングからステージはヒートアップ気味。その後もそれぞれのメンバーの最近のエピソードトークや失敗談にて盛りあがりました。


20180304001544-c219209fafc602656b4dca8eedea2c7b34506957.jpg

オープニングで盛り上がりを見せた後はネイビーズアフロの漫才からです。タイムマシンで未来からやってくる皆川と現代人はじりのやりとりからスタート。誰もが知っているグループの今後の姿など、未来人・皆川のトークに翻弄され続けるはじり。テンポよく続いて行くネタに、会場は笑いが絶えませんでした。


20180304001317-a0414fc05c8978d00f0f9d56f70660b4effaac1c.jpg

続いてはマルセイユ。津田の家族についてのトークからスタートしますが、普段はボケを担当する別府のツッコミで笑いが起こります。日本に来た外国人の様々な反応をおもしろおかしく見せてくれました。


20180304001341-8c06af9ab3b57728959063fb59965a1969788a78.jpg

3組目はヘンダーソン。うさんくさいプロデューサー風の中村に声をかけられる子安。持ち上げられるだけ持ち上げられ、すっかり舞い上がるものの...。前の2組とは違ってコントを披露しました。


20180304001411-9015f8d29005756c09af7aa40719dfc0a0d859ec.jpg

続いてはネイビーズアフロの2本目です。告白してきた女の子を傷つけない断り方を連発。皆川の持って回った言葉、はじりのツッコミで会場は大ウケです。


20180304001448-26d2e13887319e267177586f2cc120d77fd5a0e9.jpg

マルセイユの2本目は、バカップル同士のやりとり。女性役の津田はさることながら、別府の動きとトークに会場は爆笑。さらにネタの中にちょいちょい別府本人が出てくることで、より大きな笑いが生み出されていました。


20180304001517-e6fd87434363329f81a41b3052e1bad371896562.jpg

ヘンダーソンの2本目は、デパートで迷子になった中村と保護する子安のやりとり。落語のネタをベースに、スピーディなネタが繰り広げられました。


20180304001651-219b45d6aaa92f32f7b61d3e3671a8d370332956.jpg

20180304001740-c351587bc5be4842b163af6ff2159b99b38f89bc.jpg

20180304001733-9c1864464f44a54a02f227d2328c1947311a5867.jpg

20180304001728-07f337b3efede7a78a0aa09d791ee8f588edcbfa.jpg

ネタのあとは「モトナリDEトーク」のコーナー。各自が事前に出したテーマに沿ってトークを繰り広げます。皆川のテーマ「技量不足露呈」は、はじりの技量が不足しているというトークのはずが、なぜか別府がもらい事故。先日、よしもと祇園花月にて行われたバレンタインイベントでの恥ずかしい裏話を次々と暴露されていました。その後もマルセイユ・津田が、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルの思わず笑ってしまうエピソードを、はじりが「もうエエわ」と「どうもありがとうございました」を逆にすることがあるという話など、大いに盛り上がりました。


20180304001843-f27109ebacb7bb260d71f90c5a73d762bf1cbde1.jpg

続いては、全員が学生服を来てチャンレジする「モトナリ卒業ゲーム」。このコーナーで10ポイント以上獲得するとギャラが倍に、しかし10ポイント以下なら半額になると発表がありました。子安のお題から連想して、残りのメンバーがセリフを合わせる「割セリフで合わせましょう」では、なかなか全員の息が合わず、ノーポイントが続きます。しかし、ラストの「モトナリメンバーで卒業して欲しい人は?」というお題には「皆川!」と声が揃い、やっと1ポイントをゲットしました。


20180304001935-b524cbe579a6745b2808f615faab55de178dc79e.jpg

20180304001929-f34f22b4fc639189018f8cfecfe622e9def5636e.jpg

20180304002025-861cb6480ea0d77a23857dcdece6d74586e1b779.jpg

20180304002021-d18962d0ac26f8b0116bd7a0501d9eb1c845e794.jpg

次は、卒業とは関係ない歌を全員で協力して卒業ソングにするという「全員で卒業ソングにしよう」。メンバーは誰もが知っているヒット曲やCM曲で挑戦しますが、やはり失敗の連続。最後の曲、ヘンダーソンの「石焼き芋」に期待がかかりますが、みんながボケてノーポイントに終わりました。


20180304002113-ef2fc22cb19c11165aedfc4a4c7598912ef74d6f.jpg

20180304002107-3d1684bcf9a2a9c9017056a4e5b4516b4b4a6ee7.jpg

最後は「気持ち良い所で帽子を投げよう」。卒業ソングを聞き、一番気持ちのいいところで帽子を投げるというこのゲーム。やはり全員の呼吸が合わず、どうしてもうまくいきません。最後の曲でも失敗しますが、ここで泣きが入り、もう一度同じ曲でチャレンジ。今度こそと思われますが、やはりタイミングが合いません。最後の最後、曲を変えてもう一度泣きの一回がスタート。Aメロが長い曲で、会場は手拍子をしながらステージ上を見守ります。しかし、ここ!という帽子を投げるポイントで、はじりだけがズレるという結果に。結局、全員のギャラが半額になってしまいました。


20180304002154-c828786bfb34ca91046f69ba4a6f8c9a8b813834.jpg

20180304002259-b639bdd1f932a77998468d15a0eab761b46e4d23.jpg

エンディングでは、来月4/4(火)によしもと漫才劇場にて開催される「モトナリ」を告知。その後、MCを務めるヘンダーソン・子安から「発表がございます」との声と同時に後方には「モトナリ」の東京公演の文字が。客席からは「エーッ!?」とうれしい悲鳴が上がりました。ヨシモト∞ホールで5月26日(土)に行われる、東京初「モトナリ」。絶対に見逃せないライブになりそうです!


20180304002335-13fdd0d912dde3e6960e336f5ed6923aa3fcc710.jpg

■「モトナリ」

日時:4/3(火)18:45開場 19:00開演

場所:よしもと漫才劇場

料金:1500円(前売)、1800円(当日)


■「モトナリ」

日時:5/26(土) 15:45開場/16:00開演/17:30終演

場所:ヨシモト∞ホール

料金:前売1,800円/当日2,000円

チケット発売:3/4(日) 10:00~



【ヘンダーソン】【マルセイユ】【ネイビーズアフロ】


2018年3月 3日 (土)

NON STYLE・石田がYCC生の書いたネタを添削! YCC作家コース特別授業レポート

2月24日(土)、東京・神保町にあるYCC教室にて、NONSTYLE・石田明によるYCC生を対象とした特別授業が行われました。

20180303220221-85168eae367feed6fc9c9da2a836ba4a62295536.jpg


YCC(よしもとクリエイティブ カレッジ)とは、スタッフ分野におけるオーソリティを育成すべく、2008年に開校した養成校。総合コースと構成作家コースの2つに分かれ、今回行われたのは構成作家コースによる特別授業です。


授業は、YCC生が書いたネタの台本を芸人志望のNSC生が演じ、それを石田が1本ずつ添削していくという流れで進行。
M-1王者に輝いた漫才はもちろん、舞台の脚本、演出など幅広くエンタテインメント界で実績を重ねる石田だけに、具体的で説得力のある言葉が次々飛び出し、受講者全員が真剣な表情で聞き入る授業となりました。

20180303215119-4d91a55bafb5249dc222d8856eb3caf8a6211533.jpg


YCC教室に登壇した石田は、挨拶後、前方にYCC生、後方にNSC生が座っていることを確認すると、「一番言いたいのは、ホントに責任を持って(ネタを)書いているのか。人にやらせるわけですから、ちゃんと覚悟を持たないと出来ないです」と作家としての心構えから力説。

20180303215000-918d9c28d6b43adb470bad804d96e6b0b0eb57f8.jpg


石田のように、コンビの一人がネタを書くとしても、「(書いたネタを)相方に見せるわけじゃないですか。読んでもらっている時の辛さみたいなものがあるんですよ。そういうのも経験してもらえたらと」と前置きし、あらかじめYCC生が提出したネタを、指名されたNSC生がすぐに演じるという即興のネタ見せが始まります。

20180303215126-c68b64d91045273250e6ac1e43e8a15954fd33c6.jpg


最初のネタは、男性コンビに向けて書かれた漫才。
分冊百科を題材にしたネタでしたが、石田は漫才を演じたNSC生を労いつつ、「作家さんに多いんですけど、説明が多い」「ツッコミがボケのサクラになりやすい。ツッコミのキャラがなんもない。盛り上がって行きにくい」とダメ出し。

20180303215119-6ced41e111240120d2f341cd8d8ad382260f5323.jpg


また、ボケ側のセリフにあった東京のローカルテレビ局「TOKYO MX」とのワードを挙げ、「関東の方はわかりますが、それ以外の方はピンとこない」「まずは一旦ポピュラーなことをやってから、マニアックにしぼっていく。これが多分、作家さんの今はやるべきことかなと思います」と作者を諭しました。

20180303215308-29782dc286fe1366e830ba33daa48622258f6f63.jpg


その後も、大半が男性同士の漫才コンビを想定して書いたネタしたが、「ボケが喋り始めだと、用意してきた感が出るので、多少ハードルが上がる」「ツッコミはお客さんの代弁者やから、基本、ツッコミを嫌いにさせたらダメ」「(漫才中の)コントを仕切り直す時は、喋り始める人を決めた方がわかりやすい」と次々に具体的な助言をする石田。

20180303215127-461e5c392dda7b8a841f872f5323635b1cfc3a81.jpg


野球観戦中にファールボールをキャッチするという漫才中のコントについては、「文字で見たら"硬球"やけど、どの"コウキュウ"かわからない」と野球経験者の作者ならでは思考を指摘し、状況をト書きで説明する重要性も訴えかけました。


冬季五輪をテーマにした漫才では、テンポが悪くなるツッコミ側の不要な相槌を指摘しつつ、氷上でのトランプ「アイスソリティア」なる架空の競技に触れ「アイスソリティアとか好きでしたし、いいと思いました」と讃える場面も。


一方、コントでも「ト書きで感情を書いてあげた方が、イメージしやすい」と漫才コント同様に、ト書きの必要性に言及。
さらには「コントで会話劇だけにしてしまうともったいない」と動きや展開が少ないことを指摘したり、SE(効果音)や照明、小道具など、コントならではの選択肢も提案しました。

20180303215125-ccf9aea3d5398f4ab568cc0f253f88360c16196d.jpg

20180303215106-899a6fb6214b5be53e912da2fc0d1892672e9ce7.jpg

20180303215114-dfadabbaf6deb4d930763c0586b89586b8b35868.jpg


最後に披露されたのは、患者が手術を受けるために医者からクイズが出題されるという設定のコント。
これを見た石田は「今、作家さんにネタをお願いして、医者のコントを書いてきたら、まず読みません。そういうのは山ほど作ってきているので、いまさら医者のコントをするのも恥ずかしいですね」と手厳しく批評します。
医者側の「私、失敗しないかもしれないので」というドラマ発の流行語をもじったセリフについても、経験上、セリフの意味がわからない芸人=面白くない芸人とのレッテルを貼られる恐れがあるとの理由で、「流行りもののワードは、なるべく頼らないように」とのこと。

20180303215113-6cbc1c32e0d8033b637a2fa1baeb1ea6e286bc7f.jpg


台本片手にとはいえ、即興でネタを演じたNSC生について石田は、「みんなお上手ですね」と感心。その一方で、「顔だけ見たら身長ありそうやのに違和感が...」「酔っ払って見たら、溝端淳平くんに見えるかも」「こんなに漢字が読めないアホがまだ残ってる(笑)」といじり、笑いを誘う場面もたびたびありました。

20180303215121-b5cab06e11a02129da22376e787b365432ea3827.jpg


こうして2時間半にわたり、計16本のネタを添削し終えた石田。
「作る側にとってもいい経験になったんじゃないかと思いました。やってみると、こんなに理解って遠いよねって、自分の想像と相手の理解が一番難しいので、そこらへん努力するとよりよくなるんじゃなかろうかと思います」と総評を述べます。


そして「会話を成立させる」「一人に長くしゃべらせない」「長ゼリフにするなら、長ゼリフになる理由を作らないと、尺が持たなくなる」といったポイントを改めて挙げ、「そういうことを心がけてもらえると、よしもとが安泰になりますので(笑)、みなさん、よろしくお願いします」とのエールで、今回の特別授業を締めくくりました。

20180303215113-fe96125f152207dc1e37a0ce7b19bb95ae0eacda.jpg


来期2018年度のNSC・YCC生徒を募集中!
現在、よしもと総合芸能学院(NSC)/よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)では2018年度4月入学生の入学受付中! 
よしもと総合芸能学院(NSC)は1982年に大阪校が開校して以来、名だたるタレントを輩出。YCCも構成作家や、テレビ・映像制作、デジタルコンテンツ制作を目指す人にとって、充実した環境で勉強できる場となっています。
冬の47都道府県 NSC/YCC合同学院説明会も開催中。


また、2018年4月に開校する沖縄ラフ&ピース専門学校は、マンガコースとCG・アニメコースからなるクリエイティブ学科、パフォーマーコースとプロダクションコースからなるパフォーミングアーツ学科を用意。入試はなく、入学資格を満たしていれば誰でも出願できる間口が広い学校です。


詳細はNSC公式HP、YCC公式HPでご確認ください。


【NON STYLE】【石田明】