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ライブレポート

珍しい組み合わせの初トークライブはぶっちゃけ裏話満載!「プラス・マイナスとライスのトークライブ~沖縄でしゃべらせてくれぇい!~」

10月8日(日)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「プラス・マイナスとライスのトークライブ~沖縄でしゃべらせてくれぇい!~」が開催されました。

東京でも大阪でもなかったという珍しい組み合わせのトークライブ。登場したプラス・マイナスとライスの2組は、来場してくれた観客にまず感謝を述べます。「今からみんなで居酒屋行く?」と言うライスの田所に苦笑いのプラス・マイナス岩橋。

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昨年のキングオブコントのチャンピオンであるライス。今年のキングオブコントの話題になると、一気にテンションが上がる4人。やはり、新鋭ながら準優勝に輝いたにゃんこスターの話しになり、岩橋から「にゃんこスターの後の出番だったアキナに聞いたら、にゃんこスターのネタから家に帰るまでの記憶がないって」との裏話に会場がざわつきます。

ライス関町は、「テレビで見ててもすごい盛り上がりだったけど、現場はもっと凄かったらしい」と衝撃を語ります。にゃんこスターの後の順番だった芸人たちが戦意喪失するくらい、にゃんこスターの爆笑とどよめきが全く収まらなかったとのこと。優勝したかまいたちについて、「本当に面白かったから、かまいたちが優勝して正直に嬉しかった」と言う関町に、観客からはどよめきが起こりました。

また、ダウンタウンの2人については、とても優しいと口を揃える4人。関町は「この人たち覚えてる?って浜田さんはわざわざ自分たちがやりやすい空気を作ってくれた」と言い、松本の「去年のライスは失敗したけれども」との言葉には、博多華丸ら先輩芸人たちがいっせいに「愛がある」と感激していたとのこと。

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フリートークが続く中、観客からのアンケートに答えるアンケートトークに移りました。モノマネを得意とする兼光に「新作のモノマネレパートリーは?」と挙がり、「1人トータルテンボスができるようになった」と即答。1人で、独特な抑えた声でボケる大村と、藤田のツッコミを披露します。そのあまりのクオリティの高さに、会場からは大きな拍手が起こりました。

「似てないボケかと思った!」と驚く関町。「天才!イタコレベルで降ろしてきた、なんで売れへんねん!」と相方を絶賛する岩橋でした。

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「キングオブコント優勝のかまいたちについて」の質問に、「ロケもトーク番組にもガンガン出てて、テレビ慣れもしてて全然僕らと違う」と田所。「経験値は確かに違うね」と岩橋。

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「好きなつかみは?」との質問に、最近は営業用にショートコントもやっていると、ライスが電車の乗客ネタを披露しました。「新鮮!やっぱり演技がうまい!」と感激する岩橋でした。

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「今年のキングオブコントで面白かったのは」との質問では、かまいたちはやっぱり面白かったと全員がうなずき、また「さらば青春の光のあの1本目スゴない?」「あいつら発想がもうね」と4人とも2組をベタ褒めしていました。

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ライスの2人に「最近お互いにイラついたことは」との質問。元々仲が良いためあまりイラつかないと言い、「休みの日にネタ合わせで会うと大体最初はおしゃべりで終わる」と仲の良さをアピールし、「めっちゃ仲ええやん!」と岩橋をはじめ全員が笑顔に。また沖縄でやりたい!と4人が口々にこぼすなか、トークライブが終了しました。

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【プラス・マイナス】【ライス】

2017年10月16日 (月)

スーパーオートバックス大宮バイパス店11周年×大宮ラクーンよしもと劇場イベント3周年~コラボレーション企画~

9月30日(土)、埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場にて「スーパーオートバックス大宮バイパス店11周年×大宮ラクーンよしもと劇場イベント3周年~コラボレーション企画~」が開催され、囲碁将棋、えんにち、ブロードキャスト!!、サカイスト、GAG少年楽団、タモンズが出演しました。
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タイトル通り、スーパーオートバックス大宮バイパス店の11周年と、大宮ラクーンよしもと劇場の3周年を記念して行われたコラボレーション企画であるこの日のイベントでは、日頃よりお笑いライブを開催しているスーパーオートバックス大宮バイパス店にお世話になっているメンバーが集結。みんなでスーパーオートバックス大宮バイパス店の11周年をお祝いしました。

満員のお客さんが見守る中、最初に登場したのはMCの囲碁将棋。続いてえんにち、ブロードキャスト!!、サカイスト、GAG少年楽団、タモンズも登場し、舞台が一気ににぎやかに。
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まずはみんなでスーパーオートバックス大宮バイパス店にまつわる思い出トークから。結成20周年のサカイストは、今年スーパーオートバックス大宮バイパス店に出演した際、シークレットでお祝いのケーキが運ばれてくるというドッキリがあったそうなのですが、それを事前に知らされていたお客さんがドッキリに緊張しすぎてネタが全然ウケなかったという本末転倒なエピソードを披露。また、9月にヨイショマンで3回も出演したというGAG少年楽団は「僕らの本来の姿はそれなんです」と豪語し、笑わせます。
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続いてそれぞれがネタを披露することに。スーパーオートバックス大宮バイパス店の店長さんから「車に関するネタをやってほしい」とのリクエストを受けた彼らですが、「そんなネタある?」と聞かれたアイパー滝沢は「え~と、ありません。でもがんばります!」と意気込みだけは熱いようす。同じことを聞かれたブロードキャスト!!は、「何千個もあります。車のネタだけで」と、えんにちとは対照的にネタの豊富さを豪語していました。
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最初のネタ披露はタモンズ。「テレビの緊急速報に納得いかない」と話す安部が、さらにパンダに嫉妬してパンダ人気に文句を言い出し......という、車になんの関係もない内容のネタが続いていたのですが、最後に唐突に車ネタをぶち込み、そのあまりの強引な車ネタの入れ込みようが逆にウケるという結果に。
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続いてはGAG少年楽団。財布を拾った宮戸の心の中の天使と悪魔をそれぞれ坂本と福井が演じるのですが、坂本の天使ぶりと福井のキテレツな悪魔ぶりが笑いを誘います。
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3組目は囲碁将棋。カラオケで盛り上がる歌は何?という話題から『はたらくくるま』の歌が盛り上がると主張する根津が『はたらくくるま』の歌を歌いだすのですが、その歌詞がピンポイントすぎる内容で......。と、きっちり車メインのネタを披露していました。
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続いてはえんにち。「車のネタがない」と話していたアイパーですが、実際にこの日披露したネタは「刑事ドラマが好き」という話題から、刑事が車で犯人を追うという設定の漫才を披露。こちらもちゃんと車ネタになっていました。
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ブロードキャスト!!は、スキーやスノボでは恋が生まれそうという話から、スキー場での出会いを演じ、そこからカップルで車に乗る設定に......というスムーズな流れで車のネタを披露。さすが「車のネタだけで何千もあります」と豪語するだけある(?)ブロードキャスト!!。
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ネタのトリを飾ったのはサカイスト。こちらもカップルでドライブデートという設定はブロードキャスト!!と同じだったのですが、サカイストはそれだけではなく、デンペーがオートバックスの店員さんのモノマネを披露したり、ネタの中にもオートバックスの店長が出てきたりと、よりスーパーオートバックス大宮バイパス店に寄った特別なネタを披露し、笑いを誘っていました。
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続いてはスーパーオートバックス大宮バイパス店のCMに出演したGAG少年楽団のCMをまとめて紹介するコーナーへ。
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CMでは撥水加工スプレーの検証実験に宮戸のメガネを使ったり、ヨイショマンやタイヤを背負った謎の動物(坂本)が出てきたりと盛りだくさんの内容のCMが流れ、お客さんだけでなく芸人も思わず見入っていました。
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最後のコーナーは、「1日店長争奪戦! オートバックス一言PR」。これは、5組が5つのテーマの中から1つを選び、テーマに沿ったキャッチコピーを考案。うまくPRできたコンビが「1日店長になれる」というもの。

テーマははクジを引いて抽選で決めたのですが、ここでアイパーが箱の中から「なにかの白い粉を引く」という、ちょっとヤバめ(?)なネタを仕込み、お客さんを沸かせます。
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そんな小ネタをはさみつつ、無事全組のテーマが決まったところで、できたコンビから順番にキャッチコピーを提案することに。

最初はタモンズ。テーマであるクイックエコリペアに関するトークを披露し、最後に「車のキズはだませるよ」というキャッチコピーを披露すると、その流れのスムーズさと秀逸なオチに思わずお客さんから拍手が起こります。
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えんにちのテーマは「オリジナルCM」。即興でスーパーオートバックス大宮バイパス店のオリジナルCMを披露し、そのCMの決めゼリフとして、キャッチコピー「打倒!タイヤマルゼンのCM」を披露。あえてライバル会社のCMを意識したCM&キャッチコピー作りで異彩を放っていました。

ブロードキャスト!!は、「お笑いバックス」(スーパーオートバックス大宮バイパス店のお笑いイベント名)をテーマに、"箱の中身はなんでしょね"ゲームをモチーフにしたネタを繰り広げ、最後に「店長どこでもかけつけます!!」と、店長をいじったキャッチコピーで笑いを誘います。

サカイストは「車検」をテーマにトークを繰り広げますが、最終的には「シャケンフレーク」という、完全にただのダジャレなキャッチコピーを披露していました。

最後に披露したのはGAG少年楽団。コーナー序盤、「お腹が痛いのですみません」と退場した福井、坂本の2人でしたが、代わりに(?)ヨイショマンとガリガリ大魔神が登場。登場するなり「盛り下げてやる!」といきなり叫び、客席に乱入するガリガリ大魔神にお客さんはどよめきますが、そんなことには一切気にも留めず「今から5秒以内でハンガー通り抜けをやります!」と、テーマである「タイヤ」のキャッチコピーとはまったく関係ない持ちネタを披露します。
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続いて「ガリガリしりとり」をやるといい出すガリガリ大魔神。「何を言われても細いもので返す」と豪語するガリガリ大魔神ですが、なかなか思ったようにはうまくいかず、苦戦します。最後に宮戸が「タイヤ新品保証で2年間盛り上がり間違いなし!」というキャッチコピーを紹介したものの、ヨイショマンの「ヨイショ」やガリガリ大魔神の傍若無人な振る舞いに気を取られ、肝心のキャッチコピーがあまり耳に入ってこないという残念な結果に。
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お客さんの拍手で1位を決めたのですが、圧倒的な差でタモンズが優勝し、見事一日店長の座を射止めていました。

エンディングではシマッシュレコードが登場し、スーパーオートバックス大宮バイパス店のテーマ『タイヤモンドだね』をみんなで歌います。
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引き続き、これからもお笑いライブイベント「お笑いバックス」を開催し続けてくれる(であろう)スーパーオートバックス大宮バイパス店。ステージや客席も店長自らが作ったという手作り感あふれるアットホームなお笑いライブが気軽に楽しめるスーパーオートバックス大宮バイパス店を、3周年を迎えた大宮ラクーンよしもと劇場ともどもよろしくお願いします!
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【囲碁将棋】【えんにち】【ブロードキャスト!!】【サカイスト】【GAG少年楽団】【タモンズ】

2017年10月13日 (金)

岩橋が選んだMVPは実は・・・?!プラス・マイナスと沖縄芸人のネタとコーナーでヘミングウェイ!

10月7日(土)、沖縄よしもと花月で「プラス・マイナスと沖縄芸人のネタとコーナーでヘミングウェイ!」が行われました。

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この日は3連休の初日。進行役のプラス・マイナス兼光はオープニング挨拶がてら、9割がた女性客という華やかな客席に向かい、「ハピナハのほうが行きやすかった人~」と質問を投げかけます。ほとんどの人が手を上げたことに動揺した兼光は「ここ、車停めやすいからいいじゃないですか?」と声をかけるのですが、客席から返ってきたのは「バスが多くて便利だった」「公共交通機関の利用がしやすかった」等の声。兼光はわざと機械的に「戻しますかー」と返事をしましたが、続けて「(不便になったかもしれないけれど)それでも今日来てくれてありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、得意のオール巨人師匠のモノマネを披露してオープニングを締めくくりました。

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公演の前半を飾るのは、各芸人のネタ。トップバッターを飾ったありんくりんは母親役に比嘉、子役はクリスで子守唄をテーマにしたコントを披露します。ありえない選曲が次々に飛び出し、ついには比嘉が1人何役もこなしはじめ、会場は笑いが止まらない様子でした。

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続いてはカシスオレンジ。「ラーメン屋で髪の毛が入っていた時どうする?」をテーマに、店員役の仲村、客役の仲本がネタを披露。まさかの展開で観客の笑いを引き出します。

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3番手には魁バーバリアン。借金取りをテーマに、金融業役の砂川、借金した男役の与儀がテンポよくコントを繰り広げ、会場からは納得の笑い声が上がりました。

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4番目はけんたくん。自己紹介で自慢の毛ネタを披露し観客の注目をさらいます。

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5番手はピーチキャッスル。「お互いが好きなことを漫才に取り入れたら」をテーマに、原宿カワイイ系の桃原、筋肉命の真栄城が料理番組にチャレンジするというシチュエーションでネタを披露。両者のあまりのかみ合わなさに会場からはくすくす笑いが続いていました。

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ネタパートのトリを務めるのはプラス・マイナス。岩橋の娘が3歳ということで、「将来彼氏を連れてきたときの練習がしたい」と、兼光を彼氏役に仕立て上げコントを披露。軽快な受け答えが進み、会場は岩橋のツッコミが炸裂するたびに笑い声を上げていました。さらに続けて「引越し後、隣人に挨拶」をテーマにしたコントでは、テンポのよさが加速。岩橋のスピーディなツッコミと、連続でデコはたきを受ける兼光の姿に観客はずっと笑い続けていました。

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公演の後半はMCを兼光が務める全員参加のコーナー。3つのミニゲームで岩橋に正解・不正解を決めてもらい、最後にMVPを決めるというものです。まずは岩橋が芸でよく使う「ヘミングウェイ!」や「オーシャンビュー!」等の絶叫セリフを考えよう、という「スッキリワード」。参加者全員が岩橋の気に入りそうな言葉を考え、フリップで発表していきます。与儀の「サイレントピンポンダッシュ」や比嘉の「ミルコクロコップが紙コップでワンカップ」等、考え抜かれたスッキリワードが揃う中、見事岩橋に選ばれたのは仲村の「バス通学Boy」。「カナも漢字もアルファベットも入ってるところがエエね」と高評価を受けます。

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続いては「写真で一言」。モニターに出てくる写真を見て、岩橋が何を叫ぶか答えるというもの。1枚目はエイサーの写真が映し出され、仲本の「草が少しない!」や真栄城の「足首シマシマ!」等、岩橋の「これはかなり近い!」という評価を受けた言葉が飛び出すも、残念ながら正解は出ないまま時間切れ。その後岩橋が演舞者の足首を指差し、「葬式みたいになってる!」と正解ワードを叫ぶと、「足首だし!」「そんな暗いもんじゃないし!」等、沖縄芸人からはブーイングの声が上がりました。

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2枚目の写真はサッカーのゴール前のワンシーン。桃原の「色が違う!」の声に岩橋は悶絶しながら「かなり近い!」と絶叫。それを受けて2回目に桃原が導き出した答えは「カフェラテ!」。見事正解を射止め、岩橋の絶叫とハイタッチを受けます。

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写真以外でも桃原の快進撃は続き、「お題で出される場所で、絶対にやったらいけないことなんだけど、岩橋がやりたい、と思っていることを答える」という「1番やりたいあかんこと」でも「美ら海水族館」に対し「長いエスカレーターの途中で手すりに立つ」、「那覇空港」では「金属探知機で自分の前の人がゲートをくぐった瞬間、カギを投げる」と連続正解を出します。しかし、そんな桃原に忍び寄る刺客。仲村が「那覇空港」に対して「空っぽの荷物を預ける」の答えで準グランプリに選ばれたり、「花火大会」のお題に「音だけで楽しむ」と正解を出したりと、じわじわ得点を伸ばします。その上、「音だけで楽しむ」のくだりに、「俺、アメリカに行ったとき、マジでイチローの打席だけ目をつぶってたことある」と好感触。MVPは桃原か仲村のどちらかだろうという空気が会場に流れます。

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そしてついに全てのミニゲームが終わり、MVPの発表。トロフィーを手に桃原に向かって進む岩橋に、納得した雰囲気が漂う中、急に半身をくるっとひねって方向転換。「桃原と見せかけて~、この子!」と砂川にトロフィーを渡すと、あっという間にステージ左側へと立ち去ります。

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意外な結末に大喜びの砂川をステージの中心に迎え、そのままエンディング。熱気が冷めやらぬ中幕が閉まり、「プラス・マイナスと沖縄芸人のネタとコーナーでヘミングウェイ!」はおひらきとなりました。

【プラス・マイナス】【ありんくりん】【カシスオレンジ】【魁バーバリアン】【けんたくん】【ピーチキャッスル】

福岡から世界へ!「J-POP DISCO@FUKUOKA ~FUKUOKA NO OMOTENASHI~」開催

10月11日、福岡のイムズホールでDJダイノジと、多彩なゲストによる音楽イベントが開催されました。福岡市が世界むけてポップカルチャーを発信する『クリエイティブ・ラボ・フクオカ』の協賛で、アジアを福岡から盛り上げる目的で開催する『アジアンパーティー』のひとつとして行なわれ、福岡にゆかりのあるアーティストが多数登場しました。

平日にも関わらず、会場には子どもから学生、サラリーマン、OL、そして外国人まで、幅広い層のお客さんが集結。
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入口で配られたリストバンドを装着し、みんな準備万端で開演を待つ中、J-POPの選曲を得意とするDJありがとうによるDJプレイで、早くも会場のボルテージは上昇! すっかり温まった空気の中、ついに博多のおいさんで小(!?)ブレイク中のマサルと、安部晋三のモノマネでお馴染みのビスケッティ・佐竹正史が揃って登場し、イベントが開幕です。
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安部総理の出で立ちながら、「福岡市と行なうイベントということで、今日は"国の代表"ではなく福岡市長の代理で来ました」と、さっそく掴みの笑いをとった佐竹。

まず迎え入れたのは、巧みなダンスを披露するEXPG STUDIO FUKUOKA!
福岡のイベントで活躍中のEXPG STUDIO FUKUOKAは、看板ダンサーが勢ぞろい! お客さんのリストバンドは、曲に合わせてピンク、ブルー、ホワイトと色を変えながら光り、幻想的な空間でダイナミックなパフォーマンスがノンストップで展開されていきます。

キレッキレなダンスに、思わず歓声を上げるお客さん。熱いステージで盛り上がった後、ここでようやく本イベントを主催するDJダイノジの大谷ノブ彦が登場です。「どうも! 日本で一番ロックフェスに呼ばれるDJ、DJダイノジでーす!」とドヤ顔で登壇するも、『アメトーーーク!』の"夏フェス芸人"の回に呼ばれなかった悔しさをこぼし、会場は大爆笑!
「今回は日本のカルチャーを世界の人たちに楽しんでもらうために、"福岡で頑張るアーティストさんとお客さんとで、福岡から世界へ発信するイベントをやりたい!"と企画書を書いたら、運良く福岡市の方たちが賛同してくれました! ありがとうございま~す」と、開催の経緯を説明する大谷。
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「前から後ろまで全員で踊るよ~!」という掛け声と共に、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『R.Y.U.S.E.I.』で、いざDJプレイがスタート! しかし、盛り上がりがMAXになるサビの直前で、いきなり音楽はストップ。「あれ?最初に全員で踊ると説明したよね?みんなも頷いたよね?やる気ある?」と不満を漏らす大谷に、お客さんは苦笑いを浮かべながらも「イエ~イ!」と、ヤル気を猛アピール。また最初から演奏が始まった『R.Y.U.S.E.I.』で会場が一体となった瞬間、再び演奏はストップ!?
今度は客席からブーイングが起きるも、「相方の大地さんは歓声とか気にするタイプなんで、登場したらとりあえず大歓声を送ってね」と、伝え漏れを説明。3回目のチャレンジでようやくサビが流れたところで、満を持して大地洋輔が登場です!

ジラされた分、エアギターのプレイにも熱が入ります。B'zや浜崎あゆみ、PYSの『江南スタイル』、RADIO FISHの『パーフェクトヒューマン』など、ツボを突くナンバーでヒートアップする中、ゲストのコスプレイヤーの登場に合わせて、「涼宮ハルヒの憂鬱」でお馴染みの『God Knows』や、「新世紀エヴァンゲリオン」の『残酷な天使のテーゼ』など、アニソンも連打!

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安倍晋三に扮した佐竹や、博多のおいさんのマサル、DJありがとうも加わり、会場のボルテージは一気にMAX状態!各地の大型フェスを揺らしているDJダイノジの手腕が光る盛り上がりで、早くもお客さんは汗だくの様子。
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続いて、福岡出身のシンガーソングライター・fumikaが、ダイノジの大地扮する「MCデンジャラス」と共にステージへ。
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レイザーラモンRGがラップで参加して話題の新曲、『DANGEROUS』を披露してくれるとのことですが、今宵はRGに代わりデンジャラスがラップを担当すると宣言! 雰囲気たっぷりなR&Bナンバーを台無しにしないか一抹の不安がよぎるも、想像を超えるカッコいいラップを繰り出し、観客も安堵して伸びやかなfumikaの歌声に酔いしれます。

マサルが次の出演者である男性アイドルグループ「10神ACTOR」の名前を告げるやいなや、大歓声!福岡のリアリティ・オーディション番組で誕生したイケメン・エンタテインメント集団の人気の高さを証明しています。
揃いのTシャツ姿で『君の笑顔にすいとうと!』など、博多弁満載の3曲を披露してくれたメンバー10人。途中、ステージを降りてファンと触れ合う場面もあり、うちわやライトを掲げていたファンは大興奮! ダイノジの大谷は、タイ出身のメンバーMOTOに目をつけ、ワールドワイドに発信する本イベント趣旨にピッタリの出演と、ブッキングに満足気な表情です。

さらに、先日は世界遺産に認定された宗像市沖ノ島が舞台のドラマに出演して注目を集めた元NMB48「山田菜々」が登場。
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華やかな黄色のドレスを纏い、キュートな笑顔を振りまきながらNMB48の『イビザガール』、AKB48の『Everyday、カチューシャ』を披露。直前に『10神ACTOR』で歓声を上げていた女性ファンも一緒になって熱唱して、いいムードが広がる中、なんと元モーニング娘。で、現在はガールズバンド LoVendoЯとして活躍中の田中れいなも登場!
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山田菜々と2人で、モー娘。の『ザ☆ピース』を歌い、その後は田中れいなが、モー娘。50枚目のシングル『One・Two・Three』と、代表曲のひとつ『シャボン玉』をソロで歌い、地元福岡のスペシャルな夜を演出してくれました。
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あっという間に2時間が過ぎた頃、ついにフィナーレへ! DJダイノジの大谷の掛け声に合わせてゲストがステージに勢ぞろいして、共にイベントを盛り上げた観客と達成感を分かち合います。「東京オリンピックが終わったら、次は福岡の時代だよ!世界中の人がココに集まるから、旨いもんや福岡のエンタメでおもてなしをしてあげてね!」と、感無量な様子の大谷。観客の表情も皆、笑顔、笑顔、笑顔! 歌あり、ダンスあり、笑いありのイベントは、大盛況で幕を閉じたのでした。

【ダイノジ】

2017年10月12日 (木)

アクシデントにも負けず敢行! 中山功太 単独ライブ『tokyo shining seventh raven heaven』

10月1日(日)ラスタ原宿にて、中山功太が単独ライブ『tokyo shining seventh raven heaven』を開催し、新ネタを披露しました。
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5か月ぶりとなる単独ライブは波乱の幕開けとなりました。開場直前にネタで使う音のデータが飛んでしまうというアクシンデントにより、開演が大幅に遅れることに。ステージに登場した中山は、まずはお客さんにお詫びし、一時はトークライブに変更することも考えたものの、スタッフや後輩らの協力により何とか開演できたと事情を説明。また「キングオブコント2017」と同時刻での開催の中、ライブを見に来てくれたお客さんたちへの感謝を。そして「"raven heaven"は天国を奪還するという意味です。いろいろあって地獄に落ちました。どうぞよろしくお願いします」と挨拶し、ライブがスタートしました。
1本目のネタは、フリップ漫談「早口言葉」。語呂のよさを優先しすぎて意味が分からないオリジナル早口言葉を披露しながら、ツッコミを入れていきます。
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2本目は、声優がyoutubeで流れるCMを録音するコント「youtube」。かっこいいフレーズを並べながらも内容が全くなかったり、某俳優をPRする内容だったりと、おかしなCMばかり。さらに、コミカルなBGMでごまかしてはいるものの、かなりアウトローな内容も!?
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3本目は、大型書店の社長の息子が各書店に仕入れを推薦する本を発表するコント「新書」。おすすめの本は「一日8リットルの水道水がお腹を壊す」「あの頃僕らは確かにブルーハーツだった」「たけしはグーでタモリはチョキだが なぜあいこなのか」などタイトルが絶妙。おかしな本の内容や社長の息子のズレた視点に加えて、帯の推薦文を書いた人物とコメントでも笑わせます。
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4本目は、コント「天才芸人灰原さん」。"天才芸人"と呼ばれる灰原の数々の天才エピソードを紹介。若手の大喜利ライブに出たものの「力の差がありすぎて、こいつら気の毒や」と天才芸人ぶりを発揮し回答権を放棄する灰原。後輩たちは「さすが灰原さんや」と褒めちぎっていたものの、次第に灰原のポンコツっぷりが明らかに。
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5本目の「職業別演歌」は、漁師の方々から絶大な支持を受ける演歌歌手・鳥羽一郎さんのように、何かの職業の方々から支持されるであろう演歌を披露。「美容師の演歌」「ユーチューバーの演歌」など、職業あるあるを皮肉交じりにイジリながら歌い上げます。「オーガニックカフェのオーナーの演歌」の"知らん国の水出してくる 知らん色のサラダ出してくる 会計の時に出してくる飴 ひたすら無味無臭"のフレーズに会場も爆笑。
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6本目は、フェイスブックの背景カラーを「ちょうど〇〇の色」と表現するフィリップ漫談「フェイスブック」。「ヨッシーに乗ってる時のマリオの視界」「漁村の潮風にやられたauの看板」など、ユニークな表現ながら言われてみると納得で、会場からも感嘆の声が。
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7本目の「時報」は、「間もなく〇〇をお知らせします」と時報に合わせて様々なものをお知らせ。「祭りに命かけてる男の謎の発表」「お嬢様育ちの女性議員がギリギリ言いそうなこと」「サンタクロースが12月26日につぶやくであろう優しすぎるツイート」など、切り口の面白いお知らせで笑わせました。
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8本目のコント「突入!むかいの夜ご飯」では、関西芸人のマサヒコが某番組をマネした企画のロケを。ところが、本家と違って「那覇で、8月の暑い中、キムチ鍋」のお宅が見つかるまでロケが終わらないという難題を課され、放送68回目にしてマサヒコの不満が爆発。その不満の数々から、逆によく今まで我慢していたなというほどのハチャメチャぶりが次々に明らかとなり、会場を笑わせました。
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9本目は、"ステンディングバード"と呼ばれる若き日本人コンテンポラリーダンサーを追うドキュメンタリー番組風コント「スタンディングバードは踊らない」。公演前のインタビューでは、音楽と一体となって「楽譜になりそう」などカッコイイことを言っているようで不明なコメントばかりの上、話の途中で突然ストレッチを始めたりと、独自の世界を展開。そして公演本番では、さらなる理解不能な世界を繰り広げ、会場は大爆笑でした。
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最後はフリップネタ「対義語」で、「インスタ映え」「新しい地図」「彼女とデートなう。に使っていいよ」など話題の言葉の対義語を発表。中山らしいワードセンスで、共感と笑いを誘いました。
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また、ネタの間には、ライブのタイトルでもある「天国」からスタートし、車エビ→ビストロ→ろくろっ首...と、しりとりをしながら即興あるあるを発表。「稲刈り」というワードから派生した「台風の日におじいちゃんが田んぼの様子を見に行くの禁止」というあるあるに、大きな笑いが。
まさかのアクシデントに見舞われながらも無事迎えたエンディングでは、「本日はホンマありがとうございました」と深々とお辞儀を。公演3日前まで新ネタ作りに苦しみ「芸人やめてやろうかなと思いましたが、やってよかったです」と心境を語り、「いろいろありますが、頑張ります」との決意とともにライブの幕を下ろしました。

【中山功太】

芸人とふるさとアスリートが豊中の皆さんと大盛り上がり!『チャレンジだ!スポーツだ!2017』開催!

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体育の日の10月9日(月・祝)、豊中市の『チャレンジだ!スポーツだ!2017』が開催されました。豊中市に吉本芸人やふるさとアスリートが集まり、豊中の皆さんの一緒に身体を動かして楽しもうという秋のスポーツイベントです。

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オープニングステージでは、ミサイルマン・西代、スマイル、ミルクボーイ、span!、親指ぎゅー太郎、きみどり・土居、そしてふるさとアスリートとして、近鉄バファローズや南海ホークスなどで活躍した元野球選手のカズ山本さん、サッカー選手の近藤岳登選手、アドベンチャーランナーの北田雄夫選手、車椅子バスケットボール選手の佐藤太一選手が姿をあらわすと、豊中市の皆さんから大きな拍手が!

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また、高校野球発祥の地としても知られる豊中市をPRするため、豊中市の応援団長に任命されている松竹芸能のかみじょうたけしさんも壇上に! 大にぎわいで始まった『チャレンジだ!スポーツだ!2017』、まずはラジオ体操で身体をほぐします。ところが駒場がボケ、水本がボケてラジオ体操がなかなか始まらず...。なんとかラジオ体操も終え、いよいよ各競技がスタートです!

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『チャレンジだ!スポーツだ!2017』は、豊島体育館、武道館ひびき、マリンフード豊中少年野球場、マリンフード豊中スイミングスタジアム、マリンフード豊中テニスコートの5カ所でさまざまなスポーツが体験できるというイベント。

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午前中、武道館ひびき2Fでで行われた「投げてチャレンジ」では、スポーツガンで投げたボールの球速を計測したり、ストラックアウトでの的抜きやフリスビーに挑戦しました。ボールの休息では、まずはお手本に野球経験のあるミルクボーイ・内海がトライしてみたところ、時速75km。カズ山本さんに「フォームは悪くない」とアドバイスをもらいつつ、土居や駒場もチャレンジします。続いて子どもたちもチャレンジ。好記録が数々出るなか、時速82kmを出す男の子が現れ大盛り上がり!

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武道館ひびき3Fでは「少林寺憲法体験」が行われました。講師を務めるのは、豊中市少林寺拳法連盟の皆さん。小学生の部、中学高校生の部の皆さんによるデモンストレーションでは、スマイル・瀬戸は迫力満点の型に「すごい!」と感激。続いて近藤岳登選手も華麗な蹴りで型に挑戦。さすがのキック力で子どもたちを沸かせていました。

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その頃、豊島体育館で行われていたのは「新体力テスト」。文部省が定める数多くの体力テストを受けて、自身の現在の運動能力を知るというもの。各ブースで握力や上体起こし、立ち幅跳びなどさまざまな測定が行われていました。中でも盛り上がったのは、20mシャトルラン! 合図音に合わせて20m先の線へ向けて走り出し、線を越えることができれば向きを変えてスタート線へ向けて走り出し、スタート線を足で越えるという走行を、繰り返すというものです。楽しくみんなで走り出したものの、往復していくうちに合図音のリズムのスピードが上がっていくため、離脱者が続出。時間が経てば経つほど持久力が試されます。ここで大活躍だったのがアドベンチャーランナーの北田選手と、ラグビー経験があるという一般男性! なんと80回以上を往復して子どもたちを驚かせていました。

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午前の部が終わったところで再びステージで芸人たちが集合。午後からは、女と男も参戦! まず子どもダンスチーム・豊島総合型ローズクラブのビートキッズの皆さんによるダンス発表も行われ、会場はほのぼのムードに。続いて、お客さんと芸人が対決する「足つぼ我慢レース」も開催されました。ステージ前に設置された5.5mの足つぼマットレーンを、早く走り抜けた方が勝利! 勝つとオリックス・バファローズのユニフォームなど、豪華賞品がもらえるとあり、子どもたちも元気いっぱいに手を上げていました。

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ひとり目の対決は、ウーイェイよしたかと女の子。裸足で足つぼマットの上に立つやいなや、「痛い、痛い!」と絶叫するよしたか。一方、女の子は涼しい顔で足つぼマットの上を駆け抜けていました。西代もチャレンジしましたが、やはり「痛い!」と大騒ぎ。西代は「想像以上に芸人は不健康ですね...」とつぶやいていました。賞品が当たるじゃんけん大会も行われたあと、全員で「とよピヨ体操」で身体をほぐして午後の部へ!

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豊島体育館では、「車椅子バスケットボール体験」が行われました。佐藤太一選手によるレクチャーの元、車椅子バスケットに挑戦する子どもたち。まずは、ジグザグに走る練習! 子どもたちと一緒に親指ぎゅー太郎もジグザグ走行を体験。続いてシュートの練習も。椅子に座りながらゴールリングを狙う難しさに苦戦しつつ、笑顔がこぼれる子どもたちでした。

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お隣で行われていたのは、「キックターゲット」。キックターゲットを使ったシュート体験では、プロサッカー選手の近藤選手の猛烈なシュートに子どもたちは大喜び!

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武道館ひびき3Fで行われていたのは「スコアチャレンジ」。ゲームセンター感覚でスポーツが楽しめるアトラクションがズラリ! ピロポロというアメリカ発祥のニュースポーツとゴルフを組み合わせた「ピロポロゴルフ」や、決められた距離を決められたステップで走る「ラダー」、「跳び箱懸垂」など、挑戦しがいのあるアトラクションがあちこちに。span!やミルクボーイ、北田選手も子どもたちと一緒になって挑戦しました。

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14:00からは、いよいよメインイベント「大綱引き大会」です! 浅利敬一郎豊中市長も豊島体育館に駆けつけ、スマイルチーム、span!チームに分かれて、小学1年〜6年生の子どもたち40対40の大勝負。ルールは1分間1本勝負。浅利市長の号令で、大綱引きが始まりました! 初めは互角でしたが、じわじわとパワーを発揮したスマイルチームの勝利となりました。

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メインイベントが終わったあとも、さまざまなスポーツイベントが各エリアで繰り広げられました。マリンフード豊中少年野球場で行われたのは、「ティーボール体験」。ティーボールとは、本塁プレートに置いたバッティングティーにボールを乗せ、止まったボールを打つスポーツ。

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練習した後、瀬戸チーム、。よしたかチームの16対16でティーボールの試合が行われました。各チーム、2回まで、カズ山本に助っ人をお願いすることが可能。守備は、自由にグラウンドを守ることができます。誰かがボールをキャッチした時点で守備者はグラウンドに描かれた近くのサークルの中に入り、守備全員がサークル内に入るまで走者は塁を回ることが可能。塁を踏むごとに1点が入るので、長打であればあるほど大量得点のチャンス!

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最初の攻撃は、瀬戸チーム。順調に打線を伸ばし、コツコツと点数を重ねていきますが、よしたかの気迫ある守備もあり、ついにカズ山本に助っ人を頼むことに。見事な長打で魅せるカズさんですが、朝からスポーツに打ち込んでいたこともあってどうにも早く走ることができず2点止まり。瀬戸チームは25点で攻撃を終えました。

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続くよしたかチームも打線は好調!しかも長打も多く飛び出し、カズさんに助っ人をお願いした際には4点、アドベンチャーランナーの北田選手の攻撃の際は、俊足を生かしてなんと6点と大量得点を連発! 結果、45点を叩き出し、よしたかチームの勝利となりました。

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マリンフード豊中スイミングスタジアムでは、「水中運動会」が繰り広げられました。子どもたちが赤チーム、緑チームに分かれ、ミサイルマン・西代や親指ぎゅー太郎と一緒にプールで大盛り上がり! とくに、ヘルパーをお互いのコートにより多く投げ込んだ方が勝つヘルパー球投げは大盛り上がりの結果、2対1で赤チームの勝ち!

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芸人たちやふるさとアスリートと思いっきりスポーツを楽しんだ1日となりました。

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【ミサイルマン・西代】【スマイル】【ミルクボーイ】【女と男】【span!】【親指ぎゅー太郎】【きみどり・土居】

2017年10月10日 (火)

銀シャリ、M-1王者らしい怒濤の掛け合いで大きなグルーヴを起こす!『銀シャリ初全国ツアー~優勝してもギンギラ銀にシャリげなく~』東京公演レポート

9月29日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『銀シャリ初全国ツアー~優勝してもギンギラ銀にシャリげなく~』が開催されました。

昨年末に開催された『M-1グランプリ2016』において、12代目チャンピオンに輝いた銀シャリ。今年8月13日の札幌公演を皮切りに、名古屋、大阪、福岡、東京といった全国5大都市を巡るツアーを初めて開催。各地すべて、チケットが発売されてすぐ即完となるなど話題満載の単独ライブは、この日、立見が出るほど満員のお客様を前に、ツアーのファイナルを迎えました。

暗転の中、大型ビジョンに2人のNSC入学願書に貼られた身分証明写真が映し出されると、客席からは歓声とどよめきが。その後、結成当初の2ショット、『M-1グランプリ』への挑戦する日々......コンビとしての軌跡が流れ、昨年M-1で優勝した際のトロフィーを掲げる笑顔の2人の写真が出た瞬間、客席からは大きな大きな拍手が起こりました。
割れんばかりの拍手に迎えられ、おなじみの衣装で登場した銀シャリ。橋本が「ありがとうございます。どうもチャンピオンです!」とちょっとふざけながら挨拶すると、鰻は「単独ツアーへようこそ!」と挨拶。も、すぐさま橋本に「単独ツアーはやってないです。全国ツアーで、単独ライブです」と冷静に訂正され、さらに「もうイラッとした。(橋本側にだけ)鼻毛が出てる......。ケアして!」と注意されてしまいます。
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客席に「今回初めて来た人」「今まで来た人」と挙手を求める2人。初めて来た方も多かった一方、今までに来ていた方、さらにいつも足を運んでいる人......さまざまな客層が入り交じる客席に、橋本は「いろんな層の方がいていいですねぇ」とにんまり。
「伝統のカレーやったらいい感じ。新たな味を継ぎ足して、いろんな味が混ざっていって伝統のカレーになっていくってね」と自らのイメージを絶妙な喩えに乗せてつらつらと喋り続けると、しかめっ面で聞いていた鰻は「何言うてんねん」とポツリ。共感する客席がドッと沸く中、橋本が「楽しんでいただければ」と切り出して、漫才をスタートさせました。
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この日、披露された漫才は6本。青、赤、白を基調とした衣装漫才ごとに変えながら登場し、漫才の冒頭で衣装について触れていきます。
ドット柄のポップな服装には「うしろシティ風です」と笑う橋本。学ランっぽい衣装では「思想強めの学生みたい」(橋本)「懐かしい感じ」(鰻)、ジャケットにネクタイという格好では「ルパン三世、最新のね」(橋本)など。つなぎ風の衣装では、橋本に「ずっと似合うと思ってた」と誉められた鰻ですが、「つなぎの部分に委ねてる感がすごい。スースーする!」とそわそわしていました。
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身近にある日常的な題材から小さなポイントを切り取り、掛け合いによって話をどんどん広げながら観客を異世界へ誘っていく銀シャリ。
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しょっぱなの漫才から得意の"上手いこと"をどんどん披露していた橋本のしゃべりは、中盤の4本目の漫才でさらに加速。チンパンジーをキーワードに、その状態をバンドに喩えたりと早口でストーリーをどんどんつくっていくと、鰻がたまらず「小芝居いるか?」と制止。も、橋本は「ジャズみたいなもんやから」とニヤリとします。
続いて「ピアノの弾き始め」というフレーズに、風邪か!」とツッコんだ橋本。我に返ったように「今のは過剰なツッコミですね」と客席に向かって解説しながら、「調子いい証拠ですよ」と呟きます。
勢いに乗る橋本に呼応するように声を張り上げる鰻が、口から客席をなぞの塊を飛ばしてしまうハプニングを起こすと、会場は大爆笑! 互いの出して来る笑いを受けながら楽しみ、且つ観客をも巻き込んで大きな大きなグルーヴを生み出していく様子は、さすがM-1チャンピオン。厚みのある話芸で、次々と大きな笑いを起こし続けました。
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幕間のVTRではM-1優勝後、休みがほとんどないという2人が、一緒に休日を過ごすという企画。室内スキューバダイビングを体験したり、都内の居酒屋で昼間からお酒を楽しみながら会話を弾ませながらも、どこか仕事モードが抜け切れない2人に、客席からはほのぼとしした笑いに包まれました。

エンディングでは、「途中、調子に乗り過ぎました」と反省した橋本。対する鰻は、「(橋本の加速する喋りが)いつ終わるんやろ?と思ってた」と振り返ります。
さらに、橋本は「毎年、(単独ライブは)サボることなくやっていきます」と宣言。鰻は「味をしめて来てください!」と独特な表現で、来年の単独ライブへの来場を呼びかけました。
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【銀シャリ】

沖縄芸人たちがせりふに歌に美声を披露した「俺たちにもそのセリフ言わせてくれよ~声優に憧れる芸人たち~」

10月1日(日)、よしもと沖縄花月で「俺たちにもそのセリフ言わせてくれよ~声優に憧れる芸人たち~」が開催されました。

この日のMCは初恋クロマニヨン・新本と、声優やナレーターとして活躍するやびくかりんさん。そして、声優に憧れる芸人として、マルキヨビル(しょうへい、勝連)、魁バーバリアン(与儀、砂川)、オーシャン・りょうじ、ありんくりん(クリス、比嘉)、大屋あゆみ、けんたくんがステージに登場しました。

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アニメの音楽に乗って、各芸人がそれぞれポーズを決めて登場するなか、「secret base ~君がくれたもの~」をBGMに姿を見せたのはけんたくん。人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の最後を飾る名シーンのせりふ「みつかっちゃった」をつぶやくと、本物とのあまりの違いに、MCのやびくさんから「ちょっと~! これダメ~!!」とダメ出しが入ります。やびくさんが作品の素晴らしさを客席に力説したところで「間違えた!『彼岸島』だと思った!」と我に返るけんたくん。独特すぎる登場に笑いとザワつきが起こりつつ、にぎやかに公演がスタートしました。

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最初のコーナーは「教えて!アニメの名シーン!」。声優に憧れる芸人たちが、一番好きなアニメの名シーンについて熱く語ります。まず、「デジモンアドベンチャー」が好きだと語ったのはありんくりん・クリス。仲間と別れなければならないシーンについて、実際の映像とともにアピールすると、やびくさんと魁バーバリアン・与儀が「これはヤバい」「感動する」と大いに納得した様子。アニメにあまり詳しくないという新本が「なぜ仲間と別れないといけないの?」とたずねると、クリスは「友達の家でゲームして、そろそろ帰らなきゃいけない、ってことありますよね? そんな感じなんです」と即答。やびくさんから「たとえがだいぶ軽くなった」、新本からも「それじゃまた明日会えるだろ!」と突っ込まれますが、涙を誘うアニメの名場面に、舞台の面々からも共感の声が上がりました。

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その後も、魁バーバリアン・与儀が「鋼の錬金術師」、大屋あゆみが「ちびまる子ちゃん」、オーシャン・りょうじが「トイ・ストーリー」、けんたくんが「新世紀エヴァンゲリオン」の名シーンについて、それぞれ熱弁をふるいます。

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そして、コーナー最後の発表はマルキヨビル・しょうへい。「作品の空気感に注目してほしい」と挙げたのが「天体戦士サンレッド」のミニコーナー「ゴドムとソドラ」。怪人キャラのゴドムとソドラのシュールな会話に、最初は「えっ!?」「これで終わり!?」と混乱するメンバーでしたが、次第に会場の笑い声が大きくなり、最後はメンバーが「もっと見ていたい!」と大絶賛。しょうへいの言うとおり、独特の空気感が漂うユニークなアニメに、会場も大いに盛り上がりました。

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続いてのコーナーは「オリジナルアテレコをやってみよう!」。各芸人が、人気アニメの名ぜりふを超えるようなアテレコを披露するもので、声優としての適性をみるチャレンジです。お題は「月にかわっておしおきよ!」(美少女戦士セーラームーン)、「背中の傷は剣士の恥だ」(ONE PIECE)、「おまえはもう死んでいる」(北斗の拳)の3つ。どれもいわずと知れた名ぜりふですが、大屋あゆみやありんくりん・比嘉が沖縄なまりのセーラームーンになったり、魁バーバリアン・与儀や低音ボイスのオーシャン・りょうじが美声で聴かせたりと、個性あふれるアテレコで会場を沸かせました。

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盛り上がったライブもいよいよ大詰めとなり、最後のコーナーは「俺のアニソン聞きやがれ!」。トップバッターは、歌のうまさに定評のある魁バーバリアン・砂川が「君が好きだと叫びたい」(「SLAM DUNK」OPテーマ)を披露。お客様の前で熱唱するとあって「どうしていいかわからなくて変な踊りになった」と照れくさそうな様子を見せます。

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次に大屋あゆみが「ゆめいっぱい」(「ちびまる子ちゃん」OPテーマ)を歌ったのですが、芸人がただただ気持ちよくカラオケを歌うという展開に、ありんくりん・クリスが「これいったい何の時間なんですか!」とツッこみ、全員が大爆笑。

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その後も、オーシャン・りょうじが客席に下りてお客さまをもてなしたり、ありんくりん・比嘉が「ウィーアー!」(「ONE PIECE」OPテーマ)のイントロ部分のセリフを完璧にこなし、会場から歓声が起こったりと、芸人たちの歌心が炸裂したオンステージとなりました。

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最後は、お客さまの拍手でこの日のナンバーワン芸人を決定。一番大きな拍手を集めたありんくりんがMVPに輝き、会場がひときわ盛り上がったところで今回の公演が幕を下ろしました。

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【初恋クロマニヨン】【けんたくん】【大屋あゆみ】【ありんくりん】【魁バーバリアン】【オーシャン】【マルキヨビル】

劇団そとばこまちが『のぶなが』で魅せた笑いと涙、ダンスと殺陣による唯一無比のエンターテインメント時代劇!

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10月2日(月)より始まった『大阪文化芸術フェス2017』。今年度から大阪文化フェスティバル実行委員会が10月の1カ月間を文化芸術フェス月間とし、大阪府一円で伝統芸能、演劇、レビューショー、音楽イベント、お笑いイベントなどを開催します。

ABCホール(大阪市福島区)では、劇団そとばこまちによる『大阪文化芸術フェス2017版「のぶなが」』が10月7日(土)・8日(日)の2日間にわたって上演。2013年に同じくABCホールで初演して以来、再々演を迎えた今回。「織田信長は本能寺の変で死んでいなかった!?」という大胆な解釈で、信長の妻である濃姫とその家臣たち、そして虎視眈々と天下統一を狙う戦国武将や忍びの者たちが繰り広げる戦乱の世を舞台に、愛情や友情、憎悪や裏切りなど、様々な感情を混ぜ込みながら織田軍の家臣の一人、明美光秀が本能寺の変を起こすまでを描いています。

織田信長を演じたのは、自身も「武将様」のキャラを持つお笑いコンビ、ミサイルマンの岩部彰。その妻、濃姫を南園みちなと福本愛菜(吉本新喜劇)がダブルキャストで演じたほか、明智光秀を田中尚樹が、羽柴秀吉を福山俊朗さん(は・ひ・ふのか/syubiro theater)、雑賀孫市を石原正一さん(石原正一ショー)らが演じるなど、劇団メンバーと関西を代表する役者陣が集結しました。

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開演前にはくぼたゆういちさん、石原正一さん、樋口みどりこ(つぼみ)の3名からなる「御用だボーイズ」が『のぶなが』の概要や諸注意などを告げました。そして丹羽長秀を演じる川内信弥さん(劇団レトルト内閣)が水先案内人となり、観客を『のぶなが』ワールドへいざない、華々しい幕開けを果たしました。オープニングを飾るダンスも劇団そとばこまちの見どころの一つ。客席通路も用いて早速、一体感を醸成しました。

実は、天正四年五月の「天王寺砦の戦い」で受けた雑賀孫市の凶弾が原因で命を落とした信長。そのことを敵陣に悟られまいと画策する、濃姫と家臣、そして信長の妹・お犬と乱丸(樋口みどりこ)ら率いる忍術使いたち。そんな場面から物語は始まりました。

運命を受け入れ、「信長」として果敢に立ち向かう濃姫の気高さと健気さを体全体で演じる南園。彼女を見守る明智、羽柴、丹波、柴田という四人の家臣たち。中でも一人だけハイテンションの柴田勝家を演じた行澤孝さん(劇団赤鬼)は体を張って笑いを起こしつつ、空気がぐっと引き締まる場面では重みのある存在感で魅了しました。幼馴染である濃姫に淡い思いを寄せていた明智は、最後には「裏切り」という形で濃姫を守ります。そんな明智を時にかっこよく、時にお茶目に演じる田中。劇中もいじられ役として笑いを誘っていました。忍術使いの乱丸を演じた樋口は、劇団そとばこまちの前回公演『りょうま』でも評判の高かった殺陣を今作でも颯爽と披露。舞台や客席通路を所せましと走り回り、汗だく熱演しました。そして主役である信長役の岩部は、冒頭で命を落としてしまうという設定。以降は濃姫の回想シーンで登場し、途中では洋装に着替えて「南蛮由来」というダンスを踊るシーンもありました。全体的に言葉少ない信長ですが、その分、目の動きやちょっとした仕草で濃姫にかける愛情を表現していました。

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劇団そとばこまちの舞台は、作・演出の坂田大地による歴史上の出来事を大胆なアレンジで展開する物語が特徴的で、ダンスや殺陣などのアクロバットな場面も大迫力で繰り広げます。『のぶなが』でも出演者総出によるダンスに、敵意や友情など様々な感情が込めた殺陣を勇壮に繰り広げました。

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燃えさかる本能寺もダンスで表現、赤い衣装で激しく踊るダンサーの中心に真っ白な着物でたたずむ岩部の姿はとても凛々しく、動と静、赤と白というコントラストの美しさに目を奪われました。また、ほんのわずかの間に訪れた平穏な日々に喜びを表す町民や、旅一座の女芸人たちによる演舞など、その時代に生きる人々の心情をダンスで生き生きと描写しました。一方殺陣のシーンではそれぞれがむき出しにした敵意で刀を突きつけます。誰もがみな、命に代えてでも守りたい気持ちを背負って相手に向かっていく様を迫真の演技で見せました。

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手に汗握る展開が続いたかと思えば、女旅芸人の一座が安土の城下町へやってきた場面では、町民のお夏(和泉)が「特別なお客様が来ているんです」と意味ありげに客人を舞台に呼び込み場面も。登場したのはよしもと漫才劇場を拠点に活動しているお笑いコンビ、見取り図。見取り図の二人はいつもの舞台衣装でなぞかけを取り入れた漫才で沸かせました。続く酒宴の場面でも舞台に溶け込み、酒を酌み交わす二人。「未来から来た」という設定で馴染んでいました。

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ダンスと殺陣、そして笑いと涙のエンターテインメント時代劇をノンストップで展開した劇団そとばこまち。芸人とのコラボレーションも巧みに取り入れ、彼らにしか出せない色でABCホールを「のぶなが色」に染めました。

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『大阪文化芸術フェス2017』は今後も様々な舞台を上演します。大阪を代表するたくさんの文化芸術を楽しめる、この絶好の機会をお見逃しなく。

2017年10月 9日 (月)

よしもと漫才劇場 芸歴7年目以下のネタバトル「Kakeru翔GP」開催!

10月9日(日)よしもと漫才劇場にて、芸歴7年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」が開催されました!

 

2ヶ月に1回の開催で、「Kakeru翔LIVE」に出演するNSC33期以下の43組による「今、1番面白いヤツ」を目指して戦う白熱のバトルライブです!

 

今月のMCはマルセイユ!客席は立ち見も完売の超満員!結果次第では順位の下位メンバーは入れ替え戦でよしもと漫才劇場に出演する機会を失う可能性もある中、翔メンバーはどの組も気合い十分。4つのブロックに分けてそれぞれがネタを披露し、お客様は「面白いと思った4組」に投票できるこのライブ。いよいよ闘いの幕がきっておとされます!

 

出場メンバーは下記の通り。

 

【Aブロック】

電氣ブラン、村一番、ロックンロールブラザーズ、テコンドー近藤、絶対アイシテルズ、清友、ピュアピュアズ、紅しょうが、ネイビーズアフロ、ダブルヒガシ

 

【Bブロック】

いなかのくるま、ツインターボ、滝音、ダークニンゲン、ヒガシ逢ウサカ、なにわスワンキーズ、田津原理音、ポートワシントン、エンペラー、たくろう、霜降り明星

 

【Cブロック】

カベポスター、爛々、キンニクキンギョ、kento fukaya、みーとパイパイ、きんめ鯛、濱田裕太郎、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、からし蓮根、マユリカ

 

【Dブロック】

フースーヤ、ちからこぶ、戎、例の件、ゆりやんレトリィバァ、熱いお茶、ラニーノーズ、蛙亭、コウテイ、ミキ、さや香

 

Aブロックは、毎月単独を開催しネタを量産し続けてきたネイビーズアフロのデートネタ、優勝経験のあるダブルヒガシの内臓が話せたら、という突飛な設定の漫才で会場を沸かせました!

 

Bブロックは、優勝経験もある霜降り明星が宇宙人のネタで会場を沸かせ、ABCお笑いグランプリ優勝の実力を発揮!

 

Cブロックは、漫才劇場所属に返り咲いたピン芸人のkento fukayaがテンポの良いフリップネタで沸かせ、他にも芸歴2年目の女性コンビ 爛々や、盲目のピン芸人濱田裕太郎も登場!

 

Dブロックでは、ゆりやんレトリィバァ新たなキャラを確立!?また、上位メンバー常連のコウテイ、前回優勝者のさや香、ミキ、フースーヤなどテレビで活躍中のメンバーが入り乱れる激戦となりました!!

 

個性的なネタのオンパレードにより客席は大盛況。客席からは常に変わらぬ大きな笑いが。出場芸人全組を見終わったところで、いよいよ投票が行われます。

 

そして、ついに結果発表。

 

4位...さや香、ゆりやんレトリィバァ ※同率4位

3位...ネイビーズアフロ

2位...ダブルヒガシ

そして1位は...『コウテイ』

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最終組Dブロックに登場したコウテイは「元気な店員が1人でまわしている居酒屋のコント」を披露!

 

九条のはっちゃけたボケに会場は幾度となく笑いが起きていました!

コウテイの空気をつくる力は抜群で、4分間、ずっと客席をひきつけました。

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【コウテイプロフィール】

▼下田真生(しもだまさき)【左】

生年月日:1993年05月15日

血液型:B型

出身地:鹿児島県 出水市

趣味:卓球

特技:利きコーヒー

▼九条ジョー(くじょうじょー)【右】

生年月日:1994年01月13日

血液型:A型

出身地:滋賀県 長浜市

趣味:熱帯魚飼育、釣り

特技:英語、パン作り

 

【コウテイからの優勝コメント】

九条「嬉しスギ薬局!ロキソニンどうぞ!!1年ぶりに優勝できたので

ほんとうに嬉しいです!!このまま二人で2連覇します!!ズィーヤ☆」

下田「嬉しいーーー!!優勝嬉しいーーー!!また優勝したいーーー!!M-1頑張るぞーーー!!ねーーー!!」