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2016年9月

映画『fuji_jukai.mov(フジジュカイ ドット エムオーブイ)』公開直前! 樹海での試写会にジミー大西、好井まさお、高野祐衣ら悲鳴!

9月30日(金)、TOHOシネマズ新宿での公開が決定した映画『fuji_jukai.mov(フジジュカイ ドット エムオーブイ)』。


年間約100人の自殺者が発見される『富士の樹海』の恐るべき謎に迫る衝撃の問題作として、早くから話題を集め、本日9月5日(月)の22時からは、ニコ生での3000人限定試写会も実施します。


その公開を控えた8月28日(日)、『公開決定記念緊急イベント「夜の樹海で特別試写会」バスツアー』なるイベントが、山梨県の民宿樹海荘にて行われました。

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集合場所の豊川稲荷東京別院に集まったのは、マスコミ、関係者に加え、ゲストとしてツアーに同行するジミー大西を始め、怪談芸人としても知られる好井まさお(井下好井)、霊が見えるというシークエンスはやとも、さらには高野祐衣(元NMB48)、崎野萌(元ぱじゃるー)、ハヤリスタリ純情×03の石原愛理、桐谷美佐、來(らい)の3名というバラエティ豊かな面々。


まずは、試写会場の富士樹海から無事に帰って来られますようにと、豊川稲荷東京別院でお祓いを受けた後、バスへと乗り込みます。

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バスでの道中は、好井を中心に自己紹介やトークが交わされますが、好井が心霊スポットでのロケ直後に体調不良から入院したとのエピソードを明かすと、高野は「なんで来たんですか!」との反応を。
また、霊が見えるというはやともは、ジミーを見て「おじさんの霊が2体ついています」と指摘し、一同を驚愕させます。

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途中、バスに乗り込んでいたのは、樹海探検家の小野俊之さん。
さっそく小野さんが樹海での体験を語り、これまで30体ほどの遺体を発見したことなどを明かすと、女性陣からは何度も「えー!?」という悲鳴や驚嘆の声が上がります。
さらに、樹海について小野さんが解説を続けると、ジミーは「眠たくなってきた」「胃が重たい」と体調に異変も?


その後、樹海の入り口などに立ち寄った後、いよいよ試写会場の樹海荘へと到着。

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大広間にて、いざ『fuji_jukai.mov』の上映が始まると、あまりにもリアルな映像、息を呑む展開に悲鳴が上がったり、最前列のジミーが「見たー!?」と振り返ったりと、様々なリアクションがありました。


試写の途中、ニコ生にて24時間番組を放送中だった『生怪談24時間テレビ ~ありがとうぁみが寝ないでがんばる~』の中継が入り、スタジオのありがとう・ぁみ、『fuji_jukai.mov』主演の大熊杏実の2名と、ジミーとの噛み合わないクロストークとなり笑いが生まれるシーンも。

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試写を終え、樹海での衝撃的な結末の目撃者となった今回のゲスト陣に、映画の感想を尋ねました。
まず、ジミーは「見てはいけないものを見てしまったのかなあ。僕だけが見てるのかなあとか、そんな映像があったんです」と振り返り、「一人で見るよりも多くで見た方がいいですよ」と大勢での鑑賞を推奨。

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続いて、高野は「全然スッキリしないというか、見る前よりもテンション下がり、気が重たいです」「リアルで、実際にありえそうじゃないですか。怖かったです」と、ホラー映画は苦手ではないとしながらも、呆然とした表情を見せます。

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次の崎野は「怖いと思って身構えていたんですけど、見終わったらところは悲しいですね。これが現実かと...」と絶望感を吐露しつつ、その反面、「晴れた日、明るい日に行ってみたい。私の実家も周りが山しかなく、そういうところは好きなので」と美しい樹海の自然に興味も。

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映画に加えて、ジミーのリアクションにも驚かされていたハヤリスタリ純情×03の3名ですが、「めちゃめちゃ怖いというより、自殺は絶対ダメっていうメッセージ性の方が伝わりました」(石原)と述べます。

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そして、自身も証言者として出演していた小野さんですが、初めての試写に「雪の樹海と、朝日が出る時の樹海が好きなんですけど、その美しさはその通り、見た人だったら頷けると思います」と映像美に触れつつ、「樹海を探検している人だったら、あるよねっていうエピソードがたくさんありました。"樹海あるある"ようなことが」と断言。

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この日、怪談芸人、MCでも大忙しだった好井、はやともの2名は、事前に小野さんから聞いたエピソードとリンクしていたことに驚きつつ、「ネタバレになるからあんまり言えないけど、小道具とかリアルやし、旅館の人、小野さん、樹海に携わっている人が出て来て、ノンフィクションを体感出来たんじゃないかなと思いました」(好井)、「現代的ですけど、内容的には江戸時代のホラーという感じもあったと思います。ちょっと違うホラー体験がしたいという方にはオススメです」(はやとも)とそれぞれ太鼓判を押します。

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他にも様々な出来事が起きた今回のバスツアーでしたが、その後、一行はバスに揺られて、東京の解散地へと無事到着しました。


映画『fuji_jukai.mov(フジジュカイ ドット エムオーブイ)』は、9月30日(金)、TOHOシネマズ新宿にて公開。
本日9月5日(月)22時からは、ニコ生での3000人限定試写会も開催されますので、お楽しみに!


【井下好井】【好井まさお】【シークエンスはやとも】

2016年9月 4日 (日)

FUJIWARAもおかずクラブもおいしいさんまに舌鼓!「出張!ゆりあげ港朝市」特別ステージ『FUJIWARA VS おかずクラブ食レポバトル!』

9月3日(土)、千葉・イオンモール幕張新都心 豊砂公園にて「出張!ゆりあげ港朝市」特別ステージ『FUJIWARA VS おかずクラブ食レポバトル!』が開催され、FUJIWARA、おかずクラブが登壇しました。
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「出張!ゆりあげ港」とは、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県名取市ゆりあげ港の復興支援を目的として開催されているもので、今年で3回目となります。この日は炭火焼きさんまの最大2000匹もの無料配布や、新鮮な海の幸をその場で焼いて食べられる海鮮BBQ、名物せり市などが開催されました。

MCのグランジ・遠山が登場し、自己紹介したあと、「僕のことをご存じない方も多いと思いますが......、椿鬼奴さんのクズでヒモのダンナ、知ってます? あのクズと一緒にやってます」とわかりやすい(?)説明を。
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主催者であるゆりあげ港朝市協同組合代表理事の櫻井弘行氏から挨拶があったあとは、ゲストのFUJIWARA、おかずクラブが登場。2組は、ゆりあげ朝市の魅力をさらに伝えるために、この日無料配布されている炭火焼さんまを食べて"食レポバトル"をすることに。勝った方には「特選海鮮盛り合わせ」がプレゼントされるとあって、2組とも気合い充分です。
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まずはおかずクラブから。ふだんから食レポの仕事が多いそうで「勝つ気しかしない」と自信満々のゆいP。一口食べて、「おいしい~!」と言ったあとに「これがおまえらのやり方か~!」とおなじみのフレーズを口にしますが、シチュエーションとあまり合っていなかったためか、少し微妙な反応のお客さんたち。すると藤本が「"焼き方か~!"の方がええんちゃう?」とポツリ。
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これにはお客さんも思わず「なるほど!」といったようすで感心していたのですが、ゆいP自身もその方がいい!と思ったようで、まるでテイク2を撮るかのようにさっきの食レポをなかったことにして、"最初の一口"を演出したあと、「これがおまえらの焼き方か~!」とビシッと(?)キメたのですが、今度はそう言うことがあらかじめお客さんに知られていたためやはり微妙な空気が漂い、藤本に「そらそうなるわ」と言われていました(笑)。

一方、立って食べることに違和感を示していたオカリナは、食べた感想を聞かれ、「おいしいんですけど、できればこれに水やごはんが欲しい感じです。あとイスも」と、矢継ぎ早にダメ出しを。さらに、さんまの骨がノドに刺さったようで、かなり咳き込みます。咳き込みながら「でもこれで、やっぱり水は必要だということが証明できたんで、よかったです」と、身を挺して水が必要だと証明する(?)オカリナでした。
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続いてFUJIWARA。まずは藤本からですが、ものすごくカワイイ表情で一口食べたあと、「すごくおいしいですコレ。......正直言いまして、これはさんまの革命ですよ。いや、さんまの"レボリューション!"」と、また人のギャグでウケようとします。さらに、「これ、うまいから何匹でもいけるわ」と言った直後に「いや、3匹やな」と即座に前言撤回する藤本にお客さんは爆笑。
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原西はお皿を持ち、食べずに「おいしかったです!」とコメントし、藤本に「食べろや!」とツッコまれていました。
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勝敗を決めるのはお客さんの拍手の大きさということで、どちらの食レポがよかったかを順番に聞いた結果、FUJIWARAが勝利! 賞品の特選海鮮盛り合わせを手にしますが、「できれば焼いてからちょうだい」(藤本)、「この後、まだ仕事あるんですけど大丈夫?」(原西)などと、意外に生モノの賞品には及び腰な2人。
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その後、2組は炭火焼きさんま配布エリアに移動し、直接お客さんにさんまを配ることに。おかずクラブは子どもたちに大人気です! 一方藤本も「おいしいさんまですよ~、どうぞ!」と営業活動に余念がなく、「好きな人からもらってね~」とアドバイスした後に自分のところにやってきた子どもに「おっ! いい選択ですね~!」と嬉しそうに声がけを。原西は、大きくて皿からはみ出しているさんまを渡しながら「(さんまの)首ダラ~ンなってるから落とさんようにね」と小さな女の子に話しかけるなど、優しさを見せます。
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風向きによってはさんまを焼く煙に盛大に包まれながらもさんまを配り続ける2組に、家族連れのお客さんたちは大興奮の朝市イベントとなりました。


【FUJIWARA】【おかずクラブ】【グランジ】【遠山大輔】

2016年9月 3日 (土)

極楽とんぼの札幌公演が台風の影響で延期! 緊急トークに「何で俺たちこうなっちゃうの...」とボヤきも

9月3日(土)、極楽とんぼによる全国ツアーの皮切りとして予定していたPENNY LANE24での『極楽とんぼ 単独ライブ 全国ツアー2016札幌公演』ですが、台風10号の影響により、宅配業者に依頼した衣装、カツラ、小道具、舞台セットを積んだJR貨物列車が、青森や盛岡のターミナルで安全確保の為、遅延。
その為、本番までに衣装等が届かず、コントライブの開催が不可能と判断し、10月23日(日)への延期を発表しました。


そうした状況下、今回の公演延期について直接説明するとして、当初の開演時間に合わせ、PENNY LANE24のステージに立った極楽とんぼの2人(加藤浩次、山本圭壱)。

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この発表が当日12時なのにもかかわらず、客席はほぼ満席に膨れ上がり、万雷の拍手で迎えられると、「まずは、申し訳ありません」と加藤が謝罪しますが、「おかえりー!」といった声がかかり、山本の表情がゆるみます。


ここで加藤が今回の事態を事細かく説明。
どうしても衣装等をコンテナから運び出せないとして、「なんで俺たちってこうなっちゃうのかな? 業(ごう)なのか?」とボヤく加藤に、山本が頭を下げ、笑いに包まれるのでした。

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ここからトークライブ形式で会話が進み、まずはハンチング帽を被って出演しようとして、全員に止められたという山本の話題から。
山本のファッションや体型を一通りいじった加藤は「山本さんは、変わってない。自分が変わったんじゃなかな」と自問し、「この10年間『スッキリ!!』おじさん、いっぱしのいい大人になったじゃん」と山本が労い、お互いの10年間を照らしあわせます。


話題は、2人が東京ヴォードヴィルショーで出会った時代まで遡り、山本がコンビ名を「なまけものブラザース」とつけようとして、加藤がそれを阻止するためにウソを重ねたり、加藤の20歳の誕生日に、山本がバドワイザー柄のデッキシューズをプレゼントしたといった思い出話も展開。


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また加藤は、7月30日(土)放送の『めちゃイケ』にて、440万円のプライベートジェット機を自腹でチャーターさせられたシーンについて触れ、「(半分の)210万、お前に貸しでいいよね?」と山本に告げます。
その他にも、もろもろ同様の企画で自腹を切ったという加藤に、山本は「10年後払いましょう!」と宣言し、拍手喝采。


終盤は、加藤が「10年間で身につけたんですよ」とオススメする形で、山本によるプロ野球の審判のものまねを披露したり、大好きな広島カープについて熱弁するシーンも。

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他にも『めちゃイケ』での裏話で沸かせた2人は、「10月23日、もう一回やります!」とPENNY LANE24での順延を発表。
山本が「(プロ野球の)日本シリーズの第2戦が...」と渋るくだりも挟みつつ、「全国まわって、ちょっとずつ2人でやれる仕事を増やしていきたいと思います」と加藤が締めくくりました。


終わってみれば、90分間弱、立ちっぱなしでトークを続けた極楽とんぼの2人。
ファンから花束を受け取った加藤は「2人で花束もらうの、『いいとも』卒業以来だな(笑)」と照れ笑いを浮かべ、再会を誓いながら終演を迎えました。


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なお、この日のチケットは、順延する10月23日でも有効で、払い戻しも可。
今後のツアー日程も含め、詳細は、公式サイトでご確認ください。


【極楽とんぼ】

R藤本とバッファロー吾郎・竹若が準決勝大会に 『ダイナマイト関西2016』予選トーナメント4レポート

8月26日(金)ルミネtheよしもとにて、バッファロー吾郎主催のガチ大喜利対決『ダイナマイト関西2016』予選トーナメント4が行われました。一般参加も可能なオープントーナメントとしては約8年ぶりの開催。予選トーナメント第4回目となるこの日の試合には、プレ予選シードメンバーのバッファロー吾郎・竹若元博、ハリセンボン・箕輪はるか、R藤本、クニ、ナイツ・塙宣之、どきどきキャンプ・佐藤満春、プレ予選優勝のハマカーン・浜谷健司、サツマカワRPGの8名が出場。優勝したR藤本と、準優勝の竹若の2名が、11月に行われる準決勝大会への出場を決めました。また、エキシビジョンマッチとして、昨年の事務所対抗団体戦で優勝したケイダッシュステージ軍(ハマカーン・神田伸一郎&マスオチョップ・松本拓郎)と吉本軍(野性爆弾・くっきー&麒麟・川島明)がタッグマッチで対決。くっきーが旋風を巻き起こし吉本軍が勝利し、雪辱をはらしました。
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「ゴチャゴチャ言わんと大喜利好きな奴で誰が一番おもろいんか決めたらええんや!」をモットーに、武コーナーと白虎コーナーに分かれ、1対1でお互いの持ち点5ポイントを奪い合う大喜利対決。「プレ予選」シードメンバーと、「プレ予選」優勝者の8名による「予選トーナメント」(8回開催)各回の優勝者と準優勝者計16名が11月26日(土)開催の「準決勝大会」へ進出し、その上位8名が12月25日(日)開催の「決勝大会」で優勝をかけて戦います。
MCのGAG少年楽団・宮戸洋行と、"神聖な戦いをつかさどる者"と名乗る天狗のような風貌の謎の男(バッファロー吾郎・A)の待つステージに、出場選手が入場し対戦相手を決める抽選を。吉本の新世代大喜利王者であるR藤本は、「負けるわけにはいかない!大喜利魔界の四強聖の一人として!」と並々ならぬ意気込みを。出場者と会場が「四強聖の他三人は誰だ?」とざわつく中、戦いをつかさどる者は箕輪を指し、「四強聖ゾンビ軍団の一人だ!」と紹介。さらに、塙が「魔界四強聖、浅草支部からやってきました」、浜谷が「魔界四強聖、ケイダッシュ支部だ!」と告白。奇しくもこの対戦に四強聖全てが揃うこととなりました。
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一回戦第一試合は、昨年から構成作家に転身したクニと、ハマカーン・浜谷健司の対決。作家らしくPCを手に登場しながらも戦いにはPCを使わないというクニに対抗し、浜谷は腕時計を外して机の上に置き「フェアな戦いをするため、今日はこれを使わない...」と意味の分からないパフォーマンスを。全く笑いがとれなかったこの時計のくだりは、この後、バッファロー吾郎Aから「すべり時計」と命名されることに。気を取り直して試合スタート。昨年の事務所対抗団体戦で、優勝したケイダッシュステージ軍として参戦しながらも1ポイントも取れなかった浜谷は、「今回は1ポイントを取りにやってきました!」と宣言。開始早々1ポイントを先取し、早くも目標を達成することに。さらに、2問目の「「今の韻踏んでる?」強面のラッパーが自信満々に歌っていたラップとは?」で本領発揮。全く韻を踏んでいないラップが次から次へと飛び出し、会場も大爆笑。実況のAに「のびのび大喜利対決」と命名される、ある意味名勝負となりました。激しいポイント奪取の末、1対1の引き分けで時間切れ。延長戦の結果、浜谷が勝利。浜谷は「途中で何度も時計を見ようと思いましたが...見ませんでした!」とフェアな戦い(?)だったことをアピールしました。
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一回戦第二試合は、R藤本と、ハリセンボン・箕輪はるかの対決。クニ×浜谷のラップ対決に感化されたR藤本が「オレがウワサのR藤本!イェイ!」とラップで自己紹介すると、箕輪も「ヘイヨー!みんな歯を大事にしなYO!」と受けて立ちます。吉本の新世代大喜利王者R藤本と、抜きんでたワードセンスを持つ箕輪の対戦は、1問目「オリンピックの卓球選手にコーチが伝えていた0点のアドバイスとは」から両者ハイペースかつハイレベルな回答の連打で、すさまじい戦いに。実況席のハマカーン・神田も「この戦いこそ、僕の憧れ続けている『ダイナマイト関西』です」と大興奮。見応えある戦いの末、3対0でR藤本が勝利。R藤本が「オレが勝者!ここにいる全ての人に感謝!」とラップで喜びを伝えると、箕輪も「負けた敗者!来週歯医者!」と再びラップで受けて立ち、最後まで会場を笑わせました。
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一回戦第三試合は、バッファロー吾郎・竹若元博と、ナイツ・塙宣之の対決。久々の本選出場に加えスタッフからのプレッシャーも感じて「今のところ全然面白くない」という竹若は「面白い試合をしたい」と意欲を。一方、塙は、漫才協会の副会長でありながらも「今日は一切その権力を使いません!」と、浜谷同様、的外れのフェア宣言をするボケで笑いをとります。1問目「スープまで飲みほしたラーメン鉢の底に書かれていた腹の立つ言葉とは」では、速攻で先行した竹若がポイントを重ねリード。そんな中、塙の某有名店をもじった「一爪堂」の回答が、実況席の野性爆弾・くっきーのツボにはまった様子。その後も、塙はくっきー好みの回答を連発し、「塙さん、イカれてますねー」とくっきーは大喜びでした。塙が竹若を追い上げ、3対3の引き分けに持ち込んだものの、延長戦の結果、竹若が勝利。終始笑いが絶えなかった戦いに、竹若は「やってて楽しかった」と笑顔を見せました。
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一回戦第四試合は、プレ予選を勝ち上がってサツマカワRPGと、事務所対抗団体戦で主将としてチームを優勝に導いたどきどきキャンプ・佐藤満春の、ケイダッシュステージの先輩後輩対決。胸を借りる立場のサツマカワに対し、佐藤は「団体戦のメンバーを背負って戦います」と気合十分。1問目「誰も応募してこないオープニングスタッフ募集に書かれたメッセージとは」では、正統派の佐藤に対し、フリーダムなサツマカワの回答がハマり、5対2でサツマカワがリード。さらに、2問目の「"そんなこと誰でも知ってるよ川柳"本年度のグランプリは」では、川柳らしくフリップを縦に使い縦書きにするなど巧みな戦術もみせ、ポイントを重ねます。佐藤も追い上げたものの一歩及ばず、3対0でサツマカワが勝利。佐藤は悔しいながらもケイダッシュステージから2名が勝ち上がったことを喜び、浜谷とサツマカワに願いを託しました。
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ここでエキシビジョンマッチとして、昨年の事務所対抗団体戦で優勝したケイダッシュステージ軍(ハマカーン・神田伸一郎&マスオチョップ・松本拓郎)×吉本軍(野性爆弾・くっきー&麒麟・川島明)の「事務所対抗スペシャルタッグマッチ」を。王者ケイダッシュを代表する2人は「今日は1軍を出すのも卑怯なので、ケイダッシュの8軍が来ました」(神田)、「7軍だと勝ってしまうんで」(松本)と自信満々。対する吉本軍は、「吉本の中でも、下の方の"川島"2人が来ました。はんにゃの川島"さん"を出すまでもない」と、はんにゃ・川島をイジリながら受けて立つ川島。一方、くっきーは「知らんけど、おもろいこといったらいいんやろ?」ととぼけるものの、出演者の誰よりも早く劇場に入ったことをバラされ、実は楽しみで仕方ないことが露呈しました。
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20160903231447-bc3e0f282100152d8c82b5000a53d29b3b6d1a99.jpg各チーム持ち点7ポイントを奪い合う対決。1問目「居酒屋の外国人店員が料理を持ってきながらカタコトで言った恐ろしいセリフとは?」では、神田、松本、川島にポイント争いは任せ、くっきーは我が道を大暴走。くっきーふんする妙な外国人キャラクターが何か発するたび、回答者も会場も大きな笑いが巻き起こります。続く2問目、問題が変わったにも関わらず、妙な外国人は続投。いつもは笑いはとりながらもポイントにはつながらないくっきーですが、今回はポイントもしっかり奪取し、Aも「くっきー選手、過去最高得点じゃないですか!」と驚きの声を。くっきーの大活躍により、3対0で吉本が勝利。この喜びを、くっきーは、なぜか野口五郎さんのモノマネで語りました。
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準決勝第一試合は、ハマカーン・浜谷と、R藤本の対決。入場時、なかなか席に着かずパフォーマンスを繰り広げる浜谷に対して、スッと席につくR藤本。「そこが気に食わない!こっちは少しでも笑いをとろうとしてるんだよ!!」と噛みつく浜谷に、MCの宮戸から「大喜利で笑いをとってください」ともっともな指導が入り、波乱の幕開けに。1問目「"この怪談ライブ怖がらせる気あるの?"なぜそう感じた?」では、R藤本が「後半に暴露トークがある」などの回答で確実にポイントを積み上げる中、浜谷はいつもの調子を取り戻し(?)回答を重ねるもののポイント獲得ならず。5対2のR藤本リードで迎えた2問目「エアコンを修理に来た電器屋さんに帰り際言われたショックな一言とは」で浜谷が怒涛の追い上げを見せるものの3対1でR藤本が逃げ切り、勝利。負けた浜谷は、1回戦から引きずっていた腕時計を見せ「負けたのはこれを外すのを忘れてたせい!」と悔しがりながらも、「今こそ明かしますけど、私はケイダッシュの13軍です!!」と自虐で笑わせました。
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準決勝第二試合は、バッファロー吾郎・竹若と、サツマカワRPGの対決。竹若が、サツマカワの1回戦を見て「楽しそうに大喜利をやっているのを見て、自分も楽しくやろうと思った。サツマカワRPGを攻略したいと思います」と芸名をもじったコメントでスタートした対決、その1問目は、なんと「ロールプレイングゲームで「しかし何も起こらなかった」主人公は何をした?」とRPGに関するお題が。勢いに乗ったサツマカワは果敢に攻めるものの惜しくもポイントに繋がらず。何度も優勝経験のある竹若が安定した強さを見せ、5対2で勝利。負けはしたものの頼もしい若手の台頭に、「楽しい戦いができた」と竹若は喜びの声を。
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決勝戦は、R藤本と、バッファロー吾郎・竹若の対戦。1回戦からずっとラップでコメントしてきたR藤本は「ついに来たぜ決勝!狙うは優勝!見せてやるぜ最高のSHOW!」と、この数試合の間で進化したラップを披露すると、竹若も「ついに決勝!見せるぜ俺の汗の結晶!」とラップで受けて立ちます。実力も肉薄した大喜利強者2人の対決、1問目、2問目ともに手数も多く、様々な角度からの回答で会場を楽しませ、ポイントの奪い合いに。3対2のR藤本リードで迎えた3問目「三代続いた和菓子屋が四代目でまさかのリニューアル 一体どう変わった?」でも勢いが全く衰えることなく激しい打ち合いが続く中、「魔法のiランドでHPを作った」という懐かしいフレーズを盛り込んだ回答などでポイントを獲ったR藤本が3対0で勝利。激戦を終えたR藤本はようやく普通の状態に戻り、「何かのキャラになりきらないと緊張するので、今日はラッパーになりきりました」とラップにこだわっていた理由を告白。11月の準決勝大会に向け、「もっとラップのスキルを磨きます!」と笑わせました。同じく準決勝大会に駒をすすめた準優勝の竹若は、「楽しかったけど、負けると悔しい一色になる。この借りを決勝で返したい」と優勝への意欲を語りました。
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エンディングでは、戦いをつかさどる者から、「浜谷の時計のくだり以外は、全部よかった!」と総括が。次回、予選トーナメント5は、9月22日(木・祝)ルミネtheよしもとにて開催!
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【バッファロー吾郎】【ハリセンボン】【箕輪はるか】【R藤本】【クニ】【GAG少年楽団】【宮戸洋行】

100あるある出るか!? よしもと祇園花月5周年記念「ある添と浅越ゴエと第三者の皆さんとあるある資金で行く 天橋立調査公用車(バス)ツアー」

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8月20日、よしもと祇園花月5周年企画の目玉であるレイザーラモンRGと浅越ゴエによる「ある添と浅越ゴエと第三者の皆さんとあるある資金で行く 天橋立調査公用車(バス)ツアー」が開催されました。これまで保津川下りや貴船の川床(残念ながら大雨のため室内に変更)、お座敷遊びなどが行われてきましたが、今年は観光バスで天橋立へと向かいました。

リオ五輪でも盛り上がっていたこの日、ある添さんはバスに乗り込むなり「リオの代わりに天橋立で栄光の架け橋をかけたいと思います」と開口一番。バスツアーのコンセプトはタイトルのとおり、お客様を"あるある資金の遣い道"に関する第三者の皆さんに仕立てたものでしたが、「東京オリンピックに向けて東京都のスポーツ担当」という設定となりました。そしてまずは、この夏、"あるある資金"で行った各地でのイベントやツアーの報告を。ある添さん曰く、あるある資金は潤沢だそうで、"あるある"初開催となった青森ではかなり豪遊したそうです。その報告に「遣い道の調査が必要だ!」との声も上がるなど、一時騒然(!?)となりました。

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よしもと祇園花月のキャンペーンボーイを開館当時か5年連続で行っていることについて「ずぶずぶの関係」と自ら語るある添さん。「僕らを脅かす存在がいないから」と余裕の発言もありましたが、武将様(ミサイルマン・岩部)、エロ三羽ガラス(チュートリアル・徳井、ランディーズ・中川、すっちー)という脅威も忘れてはいません。ただ、このままでは10周年もRG、ゴエがキャンペーンボーイである可能性も無きにしも非ず、「よしもと漫才劇場の若手も台頭してほしい」との希望もありました。

バスは京都縦貫自動車道をひたすら北上中。そのうち話題は、「ずぶずぶの関係」について。いかに「ずぶずぶの関係」が気持ちよいかを、自身の辛苦を舐めた経験も交えて語るある添さん。他言無用のエピソードも披露しながら、このバスツアーに参加されたお客様がいかに優しく、温かいかを実感しています。「落ち着く~」と温泉にでもつかっているような癒しを感じているようでした。そんなお客様が次第に"支持者"に見えてきたある添さん、お客様の立ち居地も変更になりお笑い戦国時代を生き抜くための"票田"と比喩し始めました。そして政界に喩えてお笑い界の現状を説明するある添さんとゴエ。その分かりやすさと面白さに、終始爆笑でした。

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また、"政治家"としての功績を演説ある添さん。現在では人気企画の一つである芸人バスツアーですが、一時は衰退の一途を辿っていました。それを復活させたのが他でもないある添さんであると力説。次第にマイクを握る手にも力が入り、ついには「お笑い界の田中角栄になる! 田中ある栄です!」との宣言も。"あるある列島改造計画""RGPのプラス成長"など名言も飛び出したところへ休憩所であるサービスエリアに到着。しばし京丹波パーキングエリアを視察するある添さんとゴエでした。

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再びバスは京都縦貫自動車道を北上。第一の目的地まであと1時間半です。ここからは秘蔵DVD放映大会ということで、2013年によしもと祇園花月で行われた『バブル再来! 新宿に伝説のディスコ復活~曲は、全部あるある~』の映像を鑑賞しました。ある添さんの生解説付きという何とも贅沢な時間でしたが、話題のほとんどはこのイベントでDJを務めたギャロップ・毛利についてでした。なお、ある添さん曰く、2013年は「あるあるにまじめな頃」だそうです。

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バスは第一の視察現場である伊根湾めぐり遊覧船(舟屋風景を楽しむ遊覧船)乗り場に到着。ここでは遊覧船に乗船し、伊根湾をめぐりながらカモメのえさやりも楽しみました。ある添さんもゴエも、えさに寄ってくる鳥たちにエキサイティング。ゴエは「ウィリアムテル」など難易度の高いえさやりにも挑戦し、盛り上がりました。

そんな楽しい視察を終え、再びバスに乗り込むご一行。「伊根もいいかもめ!」「ダーーハッハッハッハ!」と悪い笑いをとどろかせるある添さんとゴエ。すっかりご機嫌です。ある添さんは「天橋立にはカモメが多い」という視察報告をしつつ、鳥類との共生についても語り、「鳥を支配しているようで支配されている......抱きしめているようで抱きしめられている」と武将様の持ち歌の一部を変えて説明。それをきっかけに話題は再び派閥争いに。関西最大派閥に対向するためにも、ある添さんは武将様との連立政権も考えているそうです。しかも武将様はお笑い界の頂点に君臨する皇帝・浜田家と強い関係を持っていることから、連立のメリットもかなり大きいと睨んでいました。「それに比べると我々はただの田舎大名よのっ」とある添さん、しばらくゴエとダジャレ合戦で盛り上がり、その都度「ダーーハッハッハッハ!」と悪代官笑いを飛ばしていました。

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バスは食事会場へと到着。「いただきますぞえ!」の掛け声で婦人会、青年会の皆さんと食事を楽しみました。"有権者"の声を直接聞くことが、今後の活動の力になるようです。ですが、ここまで1つもあるあるが出ていません。去年のお座敷遊びでもほとんどあるあるが出なかったことから、「詐欺ではないか」という厳しい追求もありました。それもあって、よしもと祇園花月開館5周年企画の記者会見では「バスツアーでは100あるあるを出す」と公約に掲げていたある添さん。このままでは公約が守られそうにありません。

その状態を打破すべく、まずは釜めしあるあるをお客さんから入札し、あるある体制を整え始めました。そして遂に、「本当の釜めしあるあるが一つだけある」とこの日初めてのあるあるがある添さんの口から飛び出しました! 釜めしの釜を打楽器に見立て、アカペラで『風になりたい』を歌唱するある添さん。間奏部分のサンバのリズムも釜で音を出し完璧です。そして「男には量が少ない」と詠みました。時刻は13時24分。朝9時にバスツアーがスタートし、約4時間半にしてやっとあるあるが生まれました。この釜めしあるあるで興に乗ったある添さんは、すぐさま「茶碗蒸しあるあるいっちゃうよ~!」。なお、茶碗蒸しあるあるは「食べるの忘れがち」。

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昼食を終えた一行は、籠(この)神社へ向かうことに。籠神社は京都府宮津市にある神社で丹後国の一宮となります。籠神社までの車中、ツアー前半を振り返るある添さん。あまりにもあるあるがないので、「しょうがないから」と2曲、あるあるを披露しました。

籠神社での参拝を終え、ケーブルカーに乗って天橋立の又のぞきの名所で知られる笠松公園へ。ここでは写真撮影大会や、よしもと祇園花月のますますの発展を願ってのかわらけ投げなどで婦人会、青年会の皆さんとの交流を楽しみました。写真撮影では、玉虫が飛んできてお客様の帽子に止まるという一場面も。「なんてラッキーなんだ!」と目を輝かせるある添さん。答弁は玉虫色と批難されても、玉虫自体は縁起が良いことに変わりありません。「いいことありますよ!」と声を弾ませていました。

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バスはいよいよ帰路へ。「は~、何もせんかった!」とある添さん。「何もせんかった達成感に包まれてますね」とゴエ。「このまま僕が黙ってたら、みんな寝てしまう」と危機感を覚えたある添さんはマイク片手にぼそぼそとしゃべり始め、車窓から見える景色の解説を始めました。そして、「このまま歌うか、ギャロップ・林の映像を見るか...」と究極の選択に迫られ、意を決した様子。皆さんの視線が注がれる中、遂にあるあるを歌い始めました。

まずは昼食会場が一緒だった関西某大学のバスケサークルあるあるを小芝居も交えながら2つ披露しました。続けて上から見下ろしたばかりの天橋立あるあるを。「股から見てもありがたみがわかりにくい」「ケーブルカーが頂上に着く前にベルを1回だけ鳴らす」「リフトを降りるとき、写真に撮られがち」「リフト時々、ゆっくりになりがち」と4連発で沸かせました。

バスツアーの団体昼食あるあるで「メインの魚、骨多い」。「この魚、美味しいな~」という台詞で始まる小芝居も添えました。また「釜めしに鶏肉入れがち」「鶏肉と少量山菜入れがち」の2曲も出ました。そこで「山菜あるある」へ派生し、これだけは行っておきたいと「熊に出会いがち」との注意喚起も込めた1曲を。「熊はたけのこが好きなんや...」という語りも入り、気がつけばある添さんから大衆演劇・あるある座の座長、八坂ある之助に大変身! ここからは八坂ある之助の独壇場です。

山中を縫うようにして開かれた京都縦貫自動車道。真っ先に目に入るのは山です。それゆえに山あるあるを披露、「雨が降りがち」とある之助座長。座長曰く「山をナメたら雨が降る。雨が川となって海にそそぐんや。その海が土砂を運んで河口が埋め立てられて、そうして出来たのが天橋立や。天橋立はおめぇらが山をナメて作った珍しい地形や。それを股から覗くなんてぇ、人間ってぇのはおかしなもんだねぇ~」。「よ! ある之助!」「ザチョッ!」とゴエの大向こうも決まります。そして、江ノ島も天橋立と同じく土砂の堆積ということから、江ノ島あるある4連発。すっかり八坂ある之助のオンステージとなりました。

実は、カラオケを歌いながらあるあるを披露しようとしていたある之助ですが、曲を決めかねてるうちに勝手に流れてくる演歌のBGMに乗せられてしまいました。その演歌BGMはノンストップ。カラオケと違って切れ目がないため、BGMが流れ続けるかぎり、八坂ある之助のあるあるも止まりません。ある之助は、「ある之助がただただ知らない曲に乗せてあるあるを歌う退団公演」と銘打ち心機一転、とにかく目に映るもののあるあるを歌い始めました。「俺の前を走り続けるプリウスあるある」では、「プリウス、おめぇはいつ、ガソリン入れたんや~!」との語りののち、「住宅街で後ろに近寄ってるの気づかない」。そんな中、節々で飛び出すゴエの大向こう、絶妙な合いの手も聴きごたえがありました。

続く「ウェットティッシュあるある」では、ウェットティッシュにまつわるドタバタも語りで披露、1曲終えると「以上、『ウェットティッシュで目の下拭いててんやわんや物語』でした」とゴエ。以降もゴエの即興タイトル付けも名物となりました。


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昼食の小鉢あるあるに続いては、山の中にぽつんとある建物あるあるが。「おそらく国の建物」というあるあるが飛び出し、車中は山の上にぽつんとある建物探しでも盛り上がり、「国ってぇのは、どこまで建てるんだろうネェ!」とある之助の浪花節も冴えました。また同じように「山に木が全然生えてない場所あるある」でも、「山に木が生えてない場所見つけゲーム」が発生。なお、あるあるは「生えていないところは大体お墓」でした。そのほか、数々のあるあるを詠い続けるある之助。演歌のBGMも止むことを知りません。そのうち見えてきたのは帰路で立ち寄るサービスエリア、トイレと自動販売機以外何もないぽつんとした寂しげな佇まいに「こ、ここか...」とある之助。バスが停車すると、「ちっちゃいサービスエリア...ここがある之助の墓場よ~!」と第一部のショーを終えました。

休憩をはさみ、我に返ったある添さん。道中、鳴り止まない演歌BGMに半強制的にあるあるを詠わされていたといっても過言ではなかったため、「燃え尽き症候群です」とややぐったりした様子でした。ですが、思いがけない八坂ある之助ショーに嬉しそうなお客様。「演歌ハイでした」と振り返り、「武将様はこういう時はどうしてるの?」と武将派でもあるゴエに敵陣視察の結果を尋ねました。武将様は自作のビンゴでツアーの最後まで盛り上げているというゴエの報告に火が着いたのか、再びカラオケマシーンのスイッチをオン、エンドレスの演歌BGMを流し始めました。ゴエも名調子でスローイン。八坂ある之助オンステージ「よく知らない演歌であるある」、後半スタートです!

後半では2本続けてあるあるを披露した後、先ほどから合いの手や大向こうをかけているゴエの紹介も行われました。実はある之助と腹違いの弟というゴエ、その名は八坂ゴエ之助。ある之助による二人の生い立ちを語りで聞かせます。そしてゴエ之助に贈る岡山あるあるを詠いました。「新幹線、トンネル多い」「小さいいわしばっかり食べる」「小さいいわしを開いて刺身にして食べる」「大きい魚が獲れない」「岡山、海の方は島が多い。山の方は山が多い」とゴエ之助を前にして、詠いまくるある之助。こんなに詠っておきながら「本当のあるあるが...」と遂に伝家の宝刀を抜くある之助、「岡山と倉敷、どっちが人口多いか分からない」。

バスはやがて山間部を抜け、都市部へ。イオンが見えると「イオンあるある」を。そしてイオン惣菜あるあるを詠ったところで「......これはもう、生まれてこねぇ...」と燃え尽き始めたある之助。「腹違いの弟、ゴエ之助の前である之助は死んでしまうのか...」とある之助劇場もいよいよクライマックス! 「兄ちゃん! イヤじゃありませんか!」とゴエ之助が泣きつく場面で再び息を吹き返したある之助、「あ~りませんか!あるある」から吉本新喜劇あるあるで沸かせます。「俺が生きてきた様々な劇団の話よ...」とチャーリー浜、末成由美、浅香あき恵あるあるを続け、伊賀健二あるあるを披露したところで「みんなが知ってる話をしよう。みんなが大好きスーパーマラドーナってぇのは......」と武智あるあるを。その時、バスが肉屋の前を通過するという奇跡も起こり、ひき肉あるあるも披露。そしてついにバスは最終地点へと到着、「あるある資金で行く 天橋立調査公用車(バス)ツアー」もお開きとなりました。

駐車場にて八坂ある之助からある添さんに戻ったものの、「唯一、やり残したことがある」。そして「みんゴル!」と言いながら油性ペンをかき集め、最後は「みんなでゴルバチョフをしよう!」と自身の頭をお客様に差し向けるある添さん。やがてゴルバチョフならぬ"アルバチョフ書記長"が完成し、ゆずの『栄光の架け橋』でソ連あるあるを歌い上げました。

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このバスツアーで、実に50本目となったソ連あるある。公約の100あるあるには及ばなかったものの、ちょうど半分のあるあるを達成。その奇跡にも鳥肌が立ちます。最後は、「伝説の祇園花月5周年イベント、全員崩壊!」というゴエの掛け声で解散しました。

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「天橋立調査公用車(バス)ツアー」で5年連続のキャンペーンボーイを務めたRGとゴエ。キャンペーンツアーを終えての感想を尋ねました。今のところこの座を脅かす存在がいないことからRGは、「この1年で、祇園花月にもキャンペーンボーイを狙う後輩が出てきてほしい」とさらに発破をかけます。また、ツアーでの裏テーマが実は「改革」であったことも明かし、それゆえに"アルバチョフ書記長"を生み出し、ペレストロイカで締めたとのこと。祇園花月も、自身も常に改革していきたいと意気込み、「このツアーで八坂ある之介・ゴエ之介という兄弟も生まれました。語りの部分は河内音頭のようでもあり、この設定で2、3時間のイベントはできるのではないか」と新たなあるあるの構想を練るRG。浅越も、ツアー中も好評だったスポーツ実況を例に出し、「実際にあったスポーツ実況を取り入れるという、この新しい実況スタイルもこれからイベントなどでやっていきたい」と意欲を見せ、よしもと祇園花月のますますの発展を祈りました。

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【レイザーラモン】【RG】【ザ・プラン9】【浅越ゴエ】

ラグビーワールドカップ2019大阪府・東大阪市を盛り上げよう!イベント、四條畷で開催!!

ラグビーの聖地・花園のある大阪。もちろん、2019年のラグビーワールドカップの開催地にも選ばれています。「ALL FOR HANAZONO」の合言葉のもと行われるラグビーワールドカップをさらに盛り上げるため、9月3日(土)、イオンモール四條畷でイベントが開催されました。

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まずはトークショーからイベントがスタート。会場には東大阪のマスコットキャラクター・トライくんと大阪府広報担当副知事・もずやんも駆けつけています。「ど〜も〜」の声とともに、アインシュタインの2人とシンクロック・木尾がラガーシャツを着て登場。まずはなぜ木尾が来たのかの説明として、以前ラグビーの東京都選抜に選ばれたことなどを話しますが、会場のリアクションはイマイチ。アインシュタインの2人のツッコミに、会場からは笑いが起こります。


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トライくんたちとのラグビー談義や今日のイベントについてのトークのあと、スペシャルゲストとして、元ラグビー日本代表の大西将太郎氏がステージに登場。「お会いできて光栄、緊張している」と木尾。大西氏のすごさについて熱く解説します。大西氏は(五郎丸選手がやっている)ルーティンは自分もやっていたと主張。しかし、話題にならなかったと話し、会場を盛り上げます。


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続いては、ラグビーワールドカップについての説明です。予選参加国100カ国、観客数225万人、TV放送国238カ国というデータが紹介され、「世界三大スポーツのひとつ」と大西氏。そのあと大西氏の実家が花園ラグビー場から5分くらいで石切出身という話に、アインシュタインと木尾の3人は「日本代表なのにグッと身近に感じる」と興奮気味です。大西氏は「花園でワールドカップが行われるのはうれしい、でも今年1月に引退したので悔しい、うらやましい思いもある、引退撤回しようかな」と話し、会場は笑いに包まれます。


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このあと、ラグビー人気を盛り上がるためには女性人気を獲得した方がいいと木尾が発言。女性なら推しメンを決めるなど、そういう見方から入ってもいいのでは?と提案します。そして、ラグビー選手にはイケメンが多いと話したあと、(大西氏は)同志社時代、髪の毛が長かったと過去を暴露。すかさず「チャラかった?」とツッコむ大西氏に客席は笑いに包まれます。そして「ボールを下げながら前進しなければいけない」というラグビー特有のルールなども解説。会場となる花園にはルールを全部説明してくれるオッチャンもいる、と大西氏。選手の家族構成まで知っていたりする...というエピソードに、笑いが起こります。そして、やっぱり実際に足を運んで迫力ある試合を観るのが一番と話していました。


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続いては実践を交えながら、もう少し深くラグビーの魅力について掘り下げていきます。ラグビーボールを渡された稲田、どっちがボールかわからへんとツッコまれ、会場は爆笑です。大西氏と稲田のボール受け渡しのあと、経験者の木尾も大西氏とやってみることに。2人のボールの速さには、客席もアインシュタインの2人も驚いていました。


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次は練習用のタックルバッグが登場。稲田がやってみることになりますが、タックルバッグを持った大西氏に「大丈夫?」と声をかけ、客席から笑いが起こります。稲田はそのあと大西氏のタックルを受けることに。ステージのどっちに飛びたいか?と大西氏に聞かれてビビる稲田。「腰いわしてる」など言い訳をしますが、結局はタックルを受け、「ウワ〜ッ!」と悲鳴を上げてダウン。客席は盛り上がります。


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トークショーのあとは、ラグビー体験会がスタート。整理券をゲットした参加者たちは、まずボールを投げることから始めます。大西選手が投げ方を解説したあと、数字の書かれた的に向かってボールを投げてみる参加者たち。ラグビーをやっているという中学生たちや子供がラグビーをやっているというお母さん、初めてボールに触るチビッコなどを交えて体験は進みます。ここで経験者の木尾が投げますが、地味に失敗。すぐあとに大西氏が見事に成功させ、拍手を浴びます。


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続いてはキックの練習。まずは大西氏の見本から。軽くキックしただけにも関わらず、その迫力に参加者たちからどよめきが起きます。ここで稲田が「小学校4年のときにラグビーやってた」と突然のカミングアウト。河井、木尾もビックリしますが、2ヶ月くらいだけだったと聞き、2人はいっせいにツッコミを入れます。大西氏はバウンドさせたボールを蹴る技を披露。難しさを伝えるために河井もやってみますが、意外に上手いキックに大西氏も「全然OK!」と絶賛し、拍手も起こります。このキック体験では、参加した子供のなかから「ラグビーやる!」という宣言も飛び出すなど、大いに盛り上がりました。


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最後はタックルの体験。大西氏がタックルバッグを持ち、ボールを持った参加者がタックルします。首からではなく肩から当たること、というアドバイスを受けた参加者たち。何回もチャレンジする女の子もいるなど、思い思いのやり方でタックルを楽しんでいました。


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大いに盛り上がったイベントはこれにて終了。ラグビーワールドカップを盛り上げる、ラグビーの体験&SNS拡散型のプロモーションイベントは、これからもまだまだ各地で行われます。会場でラグビーの楽しさを体験してみてください!



【アインシュタイン】【シンクロック・木尾】

2016年9月 2日 (金)

商店街に恩返し! 「漫才ツアー 女と男と商店街」記者会見を開催!!

市川、和田ちゃんの人気男女コンビ、女と男が幼少のころにお世話になった商店街に笑いで恩返しをするという「漫才ツアー 女と男と商店街」の開催が決定。その記者会見が9月2日(金)、吉本興業本社にて行われました。

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商店街を笑いで活性化、恩返しするというこのツアー。9月10日(土)を皮切りに、計7つの商店街で開催を予定しています。日程は、9月10日(土)16時から平野区のサンアレイ平野本町通商店街(平野中央本通商店街、平野南海通商店街協力のもと)、同日18時30分から平野宮町商店会、10月8日(土)14時から旭区の新森商店会、10月22日(土)12時から阿倍野区・あべの巴通り商店会、11月19日(土)、20日(日)は淡路本通70周年記念事業として、19日が14時から東淀川区の東淡路商店街、20日(日)も14時から淡路本町商店街、12月10日(土)15時からは此花区の四貫島商店街でそれぞれ開催されます。


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記者会見は、まず大阪市商店会総連盟千田理事長の挨拶から。足を運んでもらって商店街の良さを知ってもらいたいと理事長。また、大阪は食、商い、笑いの町で、来ていただいた人は財産と話し、成功させて来年はもっと多くの人にきてもらえるよう盛り上げたいと述べました。


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続いては市川。「メインで記者会見をやるのはほとんど初めて」とのことで、(これだけ報道の人に集まってもらって)この時点で感動していると切り出します。自身も子どものころは商店街で遊ぶのが当たり前だったと振り返り、「近頃は活気がなくなって寂しい、なんとかしたいと思っていた」と強調。そして、これまでに商店街のお客さんに「来てくれてありがとう、元気もらって長生きできる」と言われて握手を求められることに感動する、とイイ話を披露しますが、和田ちゃんから「(本当は)あんまり握手してもらえへん」と暴露されていました。


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和田ちゃんは「商店街って言うたらみんなが家族みたいに近い」と話し、実家に帰って商店街に行くと「ただいま」「おかえり」の会話が弾む、そしておいしいものもたくさんある!とうれしそうです。


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商店街で漫才をやることについては、テレビやラジオに出させてもらっているけど、もっと舞台に出て漫才もがんばりたいと思っている、と市川。生の舞台でやることがスキルアップにつながるとやる気満々です。和田ちゃんも「(商店街は)おじいちゃん、おばあちゃんのパワーがすごい、笑いの先輩みたいな人がたくさんいる」と商店街の楽しさには顔負けといった様子。「そのパワーを吸い取って、戻したい」とアピールし、訪れた商店街の人たちと仲良くしていきたいと抱負を語りました。それからも商店街でネタを披露した際に市川が子供たちからツッコまれた話しや、和田ちゃんが出会ったシルクの同級生など、商店街にまつわるおもしろいエピソードが次々と飛び出します。


質疑応答では、地元である空堀商店街についての思い出を聞かれた和田ちゃんが「八百屋さんがすごく優しかったけど、怒るときは親以上に怒る。(商店街にはそういう人がいるから)ここまですくすく育ってこれた」と思い出を語り、市川も自身が怒られた話しや成人式の思い出を披露します。商店街で見せるネタについては、地元以外は下見に行ったり、話しを聞いておいしいものや有名なところ、名物おじちゃんなども入れていきたいと希望を語りました。今回以外の商店街に来てほしいと言われたら?という質問に、市川は「24区は回りたい、今年だけじゃなく、来年再来年も行きたい」とやる気十分。さらに、一日店長とかコラボ商品なんかもできれば、と夢を語ります。そして、2人そろって「スケジュールが合う限りどんどん行きたい!」と力強く宣言しました。


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思い出たっぷりの商店街で女と男の2人がどんな漫才を見せてくれるのか。また地元の人たちとどんな風に交流するのか。ゲストも登場する予定とのことで、盛り上がり必至のこの商店街ツアー、見逃せません!


【女と男】

土肥ポン太&友近の即席連合チームがまさかの逆転優勝!白熱バトルに沸いた「ビーフケーキ松尾!! 年の割には古い歌知ってるのね イントロクイズ選手権」

8月31日(水)、よしもと漫才劇場にて「ビーフケーキ松尾!! 年の割には古い歌知ってるのね イントロクイズ選手権」が開催されました。タイトル通り「年の割には古い歌知ってる」ビーフケーキ・松尾が、80年代歌謡曲に造詣の深い3人の先輩芸人、ちゃらんぽらん冨好、土肥ポン太、友近とイントロクイズで真剣勝負を繰り広げるこのイベント。とはいえこの顔ぶれからして、一筋縄ではいかない予感たっぷり。果たしてどんな内容になるのか、観客も興味津々で開演を待っています。

MCとしてイベントを仕切るのは、ザ・プラン9の浅越ゴエ。開口一番「よく来ましたね! こんな謎のイベントに!」と呼びかけると、客席は大爆笑。その場でアンケートをとってみると半数の方が昭和生まれでしたが、平成生まれも意外と多く、ゴエはびっくり。「平成生まれの方が松尾くん側、昭和生まれの方はお兄さんお姉さん側の立場で楽しんで」とアドバイスを送ります。

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出演者は、昭和を代表する歌番組『夜のヒットスタジオ』のオープニングにならい、多彩なヒット曲をメドレーで歌いながら登場。トップバッターの友近は岩崎宏美さんの『家路』、

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松尾はTHE ALFEEの『メリーアン』、

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ポン太は沢田研二さんの『勝手にしやがれ』、

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冨好はDEENの『このまま君だけを奪い去りたい』をそれぞれ熱唱しました。

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歌い終わった後のトークでも、昭和歌謡ネタが止まらない年長3人に対し、所在なさ
げにぽつんとたたずむ松尾。それもそのはず、昭和60年生まれ、31歳の松尾は、詳しいとはいえ80年代をリアルタイムで知るわけではありません。ゴエから「この3人、倒せる?」ときかれ、「仲間の力を借りたい」と直訴、大自然・白井と霜降り明星・せいやを呼び込みます。


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「時空警察のタイムパトローラーをしているからどの年代の曲もわかる」と豪語する白井。実は昭和歌謡が流れる居酒屋でバイトしているため、自然と詳しくなったというのが真相のようです。一方のせいやは23歳と松尾よりさらに若いものの、「60年代、70年代の曲を研究したくて、中学生の時はアグネス・チャンさんのファンクラブに入っていた」という変わりダネ。「アグネス以外もまかせてください!」と胸を張ります。というわけで、冨好、ポン太、友近、そして"チーム松尾"のバトルがいよいよスタート!

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まずはシンプルなイントロクイズから。もちろん曲は懐かしの80年代が中心となります。1曲目のイントロが鳴りだすやいなやボタンを押したのは松尾! 曲は近藤真彦さんの『ギンギラギンにさりげなく』で、もちろん正解。対戦する3人、そしてゴエもあまりの速さに驚きを隠せません。ポン太も細川たかしさんの『北酒場』を当て、もんた&ブラザーズの『ダンシング・オールナイト』を正解した冨好は「当時、(太平)サブロー・シローさんのネタにもなってたよね」と豆知識を次々と披露していきます。わかっていながらなかなか早押しに勝てない友近は「水谷千重子の歌流して!」と親友である大御所歌手の曲をリクエスト!? このコーナーでは最終的に冨好が5つの正解を叩き出し、序盤の戦いをリードしました。

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次はテーマ別のイントロクイズ。映画やドラマの主題歌、テーマ曲からの出題となります。ここでがぜんパワーアップしたのが友近。リメイク最新作の日本語吹き替え版で声優を務めた『ゴーストバスターズ』を筆頭に、大映ドラマの『スクール・ウォーズ』『スチュワーデス物語』『不良少女とよばれて』など次々と正解を連発、周囲を驚かせます。この後、テレビ番組『タモリ倶楽部』をテーマにしたBGM推理クイズを経て、チーム松尾6点、冨好7点、ポン太2点、友近5点と、勝負のゆくえはますます渾沌としてきました。

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イントロクイズもさらにクセのある内容に変化。「朗読イントロクイズ」では、若手芸人による歌詞の朗読を聴き、曲名を当てていきます。ひとり目の読み手は、大自然・里。声のよさに定評のある里は、C-C-Bの『Romanticが止まらない』をしっとりと読み上げ、ポン太が正解を出した後も「続きを聴きたい」とリクエストされるほど大好評!

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モノマネが得意なコーンスターチ・岡下は、『サザエさん』の登場人物・アナゴさんや、声優の滝口順平さんの声色で名曲を朗読。ほかにもいくつかレパートリーを披露し、「うまい!」と先輩たちから絶賛されていました。

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続く「ノリノリヘッドホンイントロクイズ」は、若手芸人にヘッドホンで知らない曲を聴きながら口ずさんでもらい、曲名を当てるというもの。「普段もそんなに音楽は聴かない」というコーンスターチ・松本は、謎のハミングで解答者を翻弄。ところがサビ(らしき箇所)にさしかかったところで、友近が早見優さん『夏色のナンシー』であることを当て、客席には歓声とどよめきが...。

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ミキ・昴生も同じく「音楽に興味がない」そうですが、ヘッドホンから流れる曲に合わせ精一杯熱唱。と、こちらも友近が「河合奈保子さんの『スマイル・フォー・ミー』!」と正解を出し、なんと2連勝。底力を見せつけました。

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まだまだ謎のイントロクイズが続々! 「冨好サイレントイントロクイズ」は、カラオケ大好きな冨好が指定された曲を声を出さずに歌い、その動きを見て何の曲か当てるというクイズで、正解が出ないまま歌いきれば冨好のポイントとなります。観客は事前に何の曲か知らされますが、解答者には全くのノーヒント。まずは久保田利伸さん『LA・LA・LA LOVE SONG』をノリノリで歌い上げます。これはさすがに難しいか...と思いきや、せいやが見事正解。安全地帯『ワインレッドの心』もポン太が正解。最後の1曲となった桑田佳祐さん『波乗りジョニー』だけは正解が出ず、冨好がポイントをゲット! 「サイレントでも楽しい」とうれしそうな冨好、さすがはカラオケ店のシニア会員になり日々、歌唱にいそしんでいるだけあります。

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イベントもそろそろ終盤。「最新曲でイントロクイズ」は、これまでと打って変わって最近のヒット曲を使ったクイズに。一気に形勢不利となる年長組のために、若手芸人たちが助っ人として登場します。抽選の結果、松尾チームには祇園、友近チームにはセルライトスパ、冨好チームにはマルセイユ、ポン太チームにはミキが加勢することになりました。

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水を得た魚のように、次々と正解を連発していく各チームの助っ人たち。なかでも冨好とタッグを組んだマルセイユの強さはピカイチ。祇園・櫻井は大ファンであるMr.Childrenを2曲連続で外し、「もう僕の出番はないと思ってください...」と早々の敗北宣言!? また、ついついボケてしまうポン太にミキのふたりがキレまくり、仲間割れ寸前となるひと幕も。ひと言も発しないままコーナーが終わってしまった祇園・木崎は「応援席で華を添えます」とうなだれていました。

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最後は再び80年代の曲に戻り、松尾チームが冨好を猛追。追いついたと思うと引き離す、まさにデッドヒートが繰り広げられることに。

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一瞬の音で判断しなければならない「超イントロクイズ」では1正解につき2点、5点と獲得ポイントがどんどん上昇。ひとりでは優勝の見込みがなくなったポン太&友近が急きょチームを組みポイントを合算、しかも1正解につき10点獲得となり、奇跡の逆転優勝も可能となりました。すると、運命の最終問題、『宇宙戦艦ヤマト』主題歌をなんとポン太が当て、会場は騒然! ゴエから「最後は勝ちに行っちゃダメでしょ!」とダメ出しされながらも、喜びを噛みしめるポン太&友近でした。

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エンディングでゴエは「謎のイベントだと思ってたらすごかった!」と興奮しきり。岡下からゆりやんレトリィバァのモノマネでトロフィーを授与されたポン太&友近はニッコリ、終始リードしていた冨好はまだ悔しそうです。

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大健闘の松尾にも大きな拍手が送られ、「次回もやってほしいですよね!」というゴエの呼びかけにももちろん拍手喝采! 「お客さんが参加できるコーナーも」など早くもアイデアが飛び交い、第2回への期待が高まるラストとなりました。

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【ちゃらんぽらん冨好】【土肥ポン太】【浅越ゴエ】【友近】【ビーフケーキ・松尾】【セルライトスパ】【コーンスターチ】【祇園】【大自然】【ミキ】【マルセイユ】【霜降り明星・せいや】

子供も大人も大喜び! COWCOW presents こどもフェス『お笑い秘密基地2016』レポート

8月17日(水)、東京・ギャラクシティ 西新井文化ホールにて、「COWCOW presents こどもフェス『お笑い秘密基地2016』」が行われました(以下、敬称略)。

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昨年のルネこだいら大ホールに続き、2回目を向かえる本ライブは、COWCOWプロデュースによるこどもが楽しめる、こどものためのフェス。


開場時間の午前10時には、大勢のこどもや家族連れが会場にかけつけ、出迎えたCOWCOWのキャラクターの前に、さっそく記念撮影を待つ行列ができます。

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メインステージのお笑いライブだけでなく、ロビーや別室などの各所でのイベント、ワークショップも多数開催。
もう中学生によるダンボールへのお絵かき教室「お笑い秘密基地を作ろう!」を始め、おしどりの「ハリガネアート」、ISOPPによるダンス教室、ふるさとアスリートによる体力測定、ガリットチュウ・福島親子も参加したタケトの「親子で竹トンボ作り」など、こどもたちはそれぞれ熱心に取り組んでいました。


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また、ぐんまちゃん、さのまるといったご当地キャラとの撮影会、キャベツ確認中、松下笑一、フルーツおじさんとっしーによるバルーンアートプレゼントも実施され、いずれも大賑わい。

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そして、大ホールでのお笑いライブは、3部構成で行われ、1部はチョッキGT5000による前説、秘密基地の名にふさわしいオープニングVTRに続いて、「ありがとー!」と挨拶しながらMCを務めるCOWCOWが登場し、大きな拍手と歓声に包まれます。

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ここからはネタコーナーで、オープニングアクトの小島よしおがこどもたちと一緒に盛り上げたのを皮切りに、8.6秒バズーカー、ピスタチオ、バンビーノ、スギちゃん、ガリットチュウ、ハイキングウォーキングが次々登場。

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バンビーノ・石山は、後半、希望したこどもたち全員を「ニーブラ」で仕留めるなど、こどもフェスの名にふさわしいムードとなります。


2部では、とにかく明るい安村、ものまねショー、小島よしお、ガリットチュウ、くまだまさし×もりやすバンバンビガロが登場。

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ものまねショーは、セブンbyセブン、こりゃめでてーな・伊藤、イチキップリン、スパイク・松浦というメンバー構成で、セブンbyセブン・玉城がすしざんまいの社長、イチキが六角精児といった大人向けのものまねを繰り出せば、会場にいたほとんどのこどもを舞台上に集めた小島、夢の(?)コラボを実現させたくまだ&もりやすなど、ここでしか見られないようなシーンが続出します。


ラストの3部では、おかずクラブ、テツandトモ、佐久間一行、ガリットチュウ、COWCOWがネタを披露。

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テツトモが客席を疾走すれば、佐久間は夏の風物詩ネタ「セミ」で拍手を浴びた一方で、3部とも出演したガリットチュウは、ものまねソムリエの熊谷から紹介される形で、福島が「せんとくん」「すっぴんのIKKOさん」「何度注意されても野良猫に餌をやる人」にそれぞれ扮し、大人を唸らせます。

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トリを飾ったCOWCOWは、善し扮する黒板五郎によるシルエットクイズや『あたりまえ体操~夏バージョン~』、多田の連発ギャグなど、持ちネタを惜しみなく披露。

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最後に用意された『ご当地キャラとのゲームコーナー』には、ぐんまちゃん(群馬県)、あゆコロちゃん(神奈川県・厚木市)、とち介(栃木県・栃木市)、出世大名家康くん(静岡県・浜松市)、さのまる(栃木県・佐野市)、ふっかちゃん(埼玉県・深谷市)、チーバくん(千葉県)、そしてCOWCOWのキャラが一同に介し、多田チーム、善しチームに分かれての対抗戦が行われました。

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いかにテツの動きを真似できるかを競う「なんでだろう~対決」や、ハイキングウォーキング・松田が得意なバランスボール対決で、それぞれのご当地キャラは、声援を浴びながら奮闘。

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「輪投げ対決」では、輪を受け取るため、チーバくんが家康くんの刀を、ふっかちゃんがさのまるのいもフライを借りるといった珍しい光景も飛び出しました。

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すべての演目を終え、出演者全員がステージに集結したエンディングでは、錦織圭選手になりきったキャベツ確認中・しまぞうZが、リオ五輪での銅メダル獲得を報告したり、福島が再びせんとくんに扮し、ご当地キャラに紛れ込むといった賑やかなムードのまま終了。

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COWCOWは来場者に感謝しつつ、「今日はお子さんも、ぐっすり眠れますね。お父さん、お母さん、ゆっくり映画でも見ましょうね」(善し)、「夫婦の時間ですね(笑)」(多田)と引率者を労い、お開きとなりました。

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次回「COWCOWpresents こどもフェス『お笑い秘密基地』」の開催をお楽しみに!



【COWCOW】【8.6秒バズーカー】【ピスタチオ】【バンビーノ】【ガリットチュウ】【ハイキングウォーキング】【とにかく明るい安村】【】【くまだまさし】【もりやすバンバンビガロ】【セブンbyセブン】【こりゃめでてーな】【伊藤広大】【イチキップリン】【スパイク】【松浦志穂】【おかずクラブ】【佐久間一行】【キャベツ確認中】【フルーツおじさんとっしー】【松下笑一】【もう中学生】【タケト】【ISOPP】【おしどり】【チョッキGT5000】

藤井隆プロデュース! 早見優ミニアルバム「Delicacy of Love」発売記念イベント

8月31日(水)、東京・銀座山野楽器 本店7Fイベントスペース JamSpotにて、「早見優ミニアルバム『Delicacy of Love』発売記念イベント」が開催され、早見優さんが出演されました。
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8月24日に発売された早見優さんの21年ぶりとなる新曲が収録されたミニアルバム「Delicacy of Love」は、藤井隆プロデュース作品。新曲「溶けるようにkiss me」は藤井が作曲、過去の代表曲「夏色のナンシー」「誘惑光線・クラッ!」なども新たにリアレンジ、リミックスされるなど、最新チューンとして生まれ変わっています。

本イベントはミニアルバム発売を記念して開催され、トーク、ミニライブ、サイン会が行われました。

平日にもかかわらず、立ち見が出るほどの超満員のお客さんの中、早見さんが登場。

大歓声に応えたあとは、アルバムを発売するきっかけとなった出来事について話します。自身がMCを務める番組『Disco Train』に藤井がゲスト出演したことがそもそものきっかけなんだそうで、その際、通常はゲストが好きな洋楽を何曲かリクエストするのに、藤井はすべて早見さんの曲を選曲し、「今日は語らせてもらっていいですか!?」と、早見さんの楽曲の素晴らしさについて熱く語ったんだとか。

そこで感動した早見さんが本気で「今度プロデュースしてくださいね!」と藤井に言うと「もちろん!」という返事が返ってきたのですが、早見さんはそれを「社交辞令で返事してくれてるんだな」と思ったんだそう。のちに対談したときにこのことを藤井に言ったら、藤井は藤井で「プロデュースしてくださいね」というのを社交辞令で言ってくれたんだと思ったそうで、「お互い社交辞令だと思ってたんです(笑)」と早見さん。
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それでも無事お互いの希望が叶い、アルバムを発売することが決まったとき、早見さんが藤井のユニットLike a Record round! round! round!(藤井隆、レイザーラモンRG、椿鬼奴)の『kappo!』がすごく好きで、「『kappo!』を作った人に曲を作ってもらいたい」と藤井にお願いすると、「ホントですか? それ、僕です!」と驚きつつも快諾され、さらにその曲の作詞をお願いされたんだそう。

作詞は"早見優を歌手だと知らない世代にも知ってもらいたい"というところから、若い女の子の恋愛観を歌ってみようと思い、15歳と13歳の娘さんに話を聞いてみたところ「まぁ話す話す(笑)」と嬉しそうな早見さん。そして、話を聞いていくうちに「好きな男の子が奥手で、"もっと男らしく引っ張ってくれればいいのに"とじれったく思っている女の子の気持ち」を歌詞にすることにしたんだそう。さらに、「我が家は英語と日本語が50:50で、英語と日本語がごちゃまぜに飛び交ってるので、歌詞もそんな感じで作れたらなと思って」作詞したとも話していました。

そんな、早見さん自身が制作にもかかわったアルバムの誕生秘話の後は、いよいよミニライブです。するといきなり「せ~の、優ちゃ~ん!!」と客席後方から昔ながらの親衛隊のかけ声が! 早見さんも笑顔で「ありがとう~!!」と応え、1曲目の新曲「溶けるようにkiss me」へ。
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「今回、21年ぶりの新曲をリリースするということで、ブログのコメントなどでいろんなメッセージをいただいて感無量です」と話したあと、「藤井さんが『今回のアルバム発売をきっかけに、今までの早見優の楽曲を世に届けたい』と言ってくださって。『僕は早見さんにはいい曲がいっぱいあると思うんです。「夏色のナンシー」だけじゃないんです!』と力説されました(笑)」と早見さん。

自身の曲『GET UP』について、当時、ポップ路線の曲が続いていたので、『もっとダンサブルな曲が歌いたい!』と言って作ってもらった曲だと話し、「今回、素敵なリミックスをしていただきました」と『GET UP』を披露。お客さんもノリノリの力強い手拍子で盛り上がる中、最後の曲『恋のブギウギトレイン』へと続きます。
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アン・ルイスさんのカヴァー曲であるこの曲は、今回アルバムを出すにあたって、早見さん自身が「歌いたい!」と希望しただけあって、早見さんのオリジナル曲としか思えないぐらいのハマりようで、お客さんも大盛り上がりでした。
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この後のサイン会でサイン用に配るパンフレットについて、「これは元々はマスコミ用に作ったものなんですけど、いろんな方からメッセージなんかもいただいてますので、後で楽しみにしてください」と話す早見さんですが、暑かったのか、パンフレットをうちわ代わりにあおいでしまい、お客さんからクスクス笑いが起こったのに気づいて、「いろんな使い方ができるんですよ(笑)?」と言い訳(?)していました。

パンフレットの撮影を担当したレスリー・キーさんと知り合ったきっかけも『Disco Train』だったそうですが、撮影時にはスタイリストさんと大モメだったんだとか(笑)。「お腹を出しましょう」と言われたのをかたくなに断ったり、肩を出す衣装では、スタイリストさんが肩を出して着させてくれたものを撮影寸前に戻し、また向こうが肩を見せようと戻ってきて......という攻防を繰り返したりしたんだそう。

それでも3ポーズ目くらいにはレスリーさんに乗せられてきた早見さん。肩が出る衣装なのを気にしたスタイリストさんが、「ショールを肩にかけましょうか?」と提案してくれたのを「いえ、このままで結構です」と断って、「朝と全然違いますね」とビックリされたそうで、「こうやってみんなカメラマンに脱がされていくのかな、なんて思いました(笑)」とお茶目に話す早見さんでした。

この後も引き続き、ライブやイベント出演が相次ぐ早見さん。藤井隆とのイベントもあるので、お見逃しなく!
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