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2016年10月

宝塚市大使の間寛平も参戦! 秋空の下で「体育の日事業 市民体育レクリエーション大会~昔ながらの運動会~」開催!!

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10月29日(土)、宝塚市立スポーツセンター 多目的グラウンドで行われたのが「市民体育レクリエーション大会~昔ながらの運動会~」。宝塚大使である間寛平とよしもと芸人たちが、参加者たちといっしょに玉入れや綱引き、大玉転がしなどなど、懐かしい運動会の種目を楽しみました。


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MC担当・タナからイケダの「おはようございま〜す!」の声で大会がスタート。行進曲が流れる中、手拍子に乗って、本日の参加者たちがグラウンドに集合しました。まずは本大会の名誉会長である中川智子宝塚市長から「記念に残る、心に残る、そして来年もまたいっしょにやろうと思えるように、大人も子どもも楽しい運動会になれば」と挨拶がありました。


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続いては宝塚市体育協会会長の田名網陽子さん。しばらく中止になっていた大会がみなさんの要望、寛平さんの熱い思いで、再び宝塚に戻ってきたことを本当に嬉しく思うと話しました。そして来賓代表として登壇した宝塚市議会議長の石倉加代子さんは「今日のきっかけを作ってくれた宝塚大使の間寛平さん、本当にありがとうございます」と挨拶。そして、みんなで楽しんで頑張りましょう!と参加者全員にエールを送りました。


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次は寛平とスポーツ少年団の2人の選手宣誓です。開口一番「晴れましたね〜!」と寛平。ひとボケ、ふたボケしたあと「アヘアヘウヒハ、アメマ〜!」と叫び、大拍手を浴びました。


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続いて壇上に上がったのはグイグイ大脇。「よしもとイチのお祭り男、グイグイ大脇で〜す、グイグイ!」と持ちギャグをカマしますが、今ひとつ薄いリアクション。しかしそこから「手を上げてください〜」というお得意のパターンへ持っていき、最終的には参加者全員グイグイさせることに成功していました。さらに作ってきたという「グイグイ体操」を披露しますが、音響の調子が今ひとつでグダグダに。しかし負けずに「盛り上がっていきましょう〜!グイグイ!!」とシメ、拍手を浴びます。しかし「グイグイ体操だけでは不安なので、しっかりしたのを」とタナイケ・田邊が提案。参加者全員によしもと芸人も参加して宝塚市の「アトム体操」を行い、ウォーミングアップが終了しました。


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いよいよ競技がスタートします。競技の半分は自由参加とあって、年齢、性別問わず、たくさんの人たちが様々な競技にチャレンジ。もちろんよしもと芸人たちも、グラウンド狭しと大活躍しました。最初の競技は綱引きです。紅白それぞれ2チームずつに分かれた参加者たち。各チームに旗を持った芸人が付き、応援を繰り広げます。芸人たちが担当チームを過剰に盛り上げるなか、いよいよ競技がスタート。人数が合わないなどのハプニングもありつつ、最初から会場は大いに盛り上がります。


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続いては大玉ころがし。緑、赤、青、黄色の4チームに分かれてチャレンジします。ピストルの音で競技スタート。元気いっぱい球をころがす子どもたちに混ざって、大人たちも奮戦します。途中でコケる子や泣き出す子がいるかと思えば、子どもそっちのけで熱中するお父さんなど、大盛り上がり。あまりの白熱ぶりにMCのタナイケも「声枯れるわ〜」と興奮気味です。二回戦では芸人たちがアンカーを務めることに。ターンするところを思い切り行き過ぎる、コケてる芸人の上で玉を転がす、本部にツッコミかけるなど、ここぞとばかりにハッスルします。寛平も大会本部のテントから、全チームに声援を送りました。


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3番目の競技もこれまた懐かしいパン食い競走です。使用するパンは地元のパン店の厚意によるもの。この競技は寛平や市長たちも参加するとあって、スタート前から盛り上がります。ぶらさげたパンを持つ係のspan!・水本とモンスーン・T@TSUは、フライングしてパンを食べ始める始末。寛平、市長を始め、参加者全員が懸命に走り、パンを食べ、競技を盛り上げました。T@TSUと水本は、あえてパンの位置を高くしてちびっこにチャレンジさせるなどやりたい放題。会場の笑いを誘います。しかし競技終盤になって、なんとパンが2個足りないと報告が! 水本とT@TSUは会場中からブーイングを浴びますが、なんとかパンが用意されていたようで、事なきを得ました。


続いては体育協会アピールリレー。様々な種目の愛好者たちが参加するこの種目。順位を競うものではなく、各自の協会をアピールすることが目的のリレーです。これに芸人チームも参加することに。スタートの合図担当はspan!・マコトですが「位置について、用意、スパン!」とひとボケ。しかしウケがイマイチのため、もう一度同じボケをかましますが、同じくスベり、最後はスタッフから叱られることに...。その様子に会場からは笑いが起こります。最初のリレーは、空手道チームが蹴りをアピール、サンバチームはゆっくりと垂れ幕を持って進むなど、それぞれが思い思いにコースを一周。会場を盛り上げます。


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そのあとも少林寺拳法、テニス、剣道、ウォーキン、ペタンク、バトミントン、などなど、様々な参加者が自身の協会をアピール。そして、登場したよしもとチーム。一番手の月亭八斗は、落語家らしくスタート地点でうどんを食べる仕草を。やっとスタートしたと思うとまた止まり、再びうどんを食べ始めます。第二走者のT@TSUは、子どもをお姫様抱っこしてラン。第三走者はグイグイ。ギャグをしながら激走し、アンカーの山田スタジアムの元へ。そのグイグイとともに勝手に借りたサンバ協会の旗を持ってコースを練り歩く山田スタジアムに「早くゴールしてもらえますか?」とタナイケからツッコミが。参加者に盛り上げてもらい、見事にゴールインしました。


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次は紅白玉入れ。こちらにはMCのタナイケも参加します。変わってMCとなった十手リンジンの2人が、ウォーミングアップとしてトスバッティングを繰り返す山田スタジアムの姿をレポートするうちに、玉入れがスタート。紅組、白組ともあっという間にカゴがいっぱいになります。勝負は僅差で紅の勝ち! 二回目に入る前、山田スタジアムはなぜかバッドからグローブにチェンジ、再び十手リンジンにツッコまれます。そして、二回目の戦いがスタート。またあっという間に終了し、今度の結果はさらに僅差。球を数えることになりますが、カウントしてみたところ白チームの勝利でした。最後は片付けのスピードを競うということで、バケツへの玉入れで競技が終了しました。


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続いては市民対抗リレーへと続きます。このリレーはよしもと芸人を含む6チームでの戦い。アンカー担当の寛平のほか、よしもとチームはスポーツ経験者が多く、MCのタナイケ曰く「全員、この競技はガチガチの本気!」とのことで、観客にも声援を呼びかけます。スタートしてみると、アウトコースから辻がぶっちぎりの速さを見せ、二番手の十手リンジンの西手へ。西手も順調に走り、三番手のspan!・マコトへバトンを渡そうとしますが、なぜか渡せず、結局西手は1周することに。なんとかつないだ四番手の十手リンジン・十田からふるさとアスリート北田へ、そして最後は寛平へとバトンを回したよしもとチーム、なんと1着でゴールイン! ですが、バトンの不正があったということで失格に!! どうゆうことやねん!と寛平。「遅いねん」「速いねん」と言い合う西手とマコト。順位は失格でしたが、笑いはしっかりととった芸人チームでした。


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競技の最後はじゃんけん騎馬戦です。グラウンドへきれいにトンボをかける山田スタジアムの姿に会場から笑いが起こるなか、騎馬戦がスタート。今回はじゃんけんで勝てば残り、負ければ退場というルール。芸人たちも参加者とじゃんけんし、盛り上がります。そして勝ち残った人たちと寛平がじゃんけんをすることに。勝負のたびに悲鳴にも似た歓声が起こるなか、いよいよ勝者数名が決定。プレゼントのお菓子が贈られることになりました。そのあとさらに1人だけ勝者を決めることに。女の子が勝ち残り、プレゼントはあとのお楽しみということで、じゃんけん騎馬戦は終了です。


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いよいよラスト。最後は「宝塚サンバ」を参加者たちで踊ります。全員がグラウンドに集まり、みんなで手をつないで大きな円になると、ミュージックスタート。それぞれが自由に踊り始め、グラウンド中が笑顔に包まれます。なぜか行列を作るグループ、走り回る子ども、テレビカメラに集まる人たちもいるなど、思い思いに動き回る参加者たち。寛平もみんなに囲まれて、楽しそうです。芸人たちも参加者たちと踊り、笑い、大いに楽しみました。最後は改めてサンバ協会の皆さんの素敵なダンスが披露され、宝塚サンバは無事終了しました。


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おおいに盛り上がった大会もいよいよ閉会式です。宝塚市教育委員会須貝浩三教育長が「たくさん集まっていただき、ありがとうございました、主催者として感激しています」と挨拶。会場に「満足できましたか?」と問いかけると、参加者から大きな拍手が起こっていました。


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続いて寛平賞も発表。一番頑張った人に盾と記念品が贈られます。登壇した寛平はまず「チャチャマンボ」をカマし、ひとウケ。そして「皆さんご苦労様でございました。おつかれさまでございました」と参加者を労いました。その後いよいよ賞の発表へ。寛平賞は盾に加えて12月24日(土)、25日(日)に行われる「劇団 間座」のチケット5枚もプレゼントされます。選ばれたのは、じゃんけん騎馬戦で最後まで残った女の子。商品を直接寛平から手渡されると、再び大きな拍手が起こりました。寛平は「また来年もがんばってやりましょう!」と力強くアピール。大会は終了しました。


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懐かしい競技が次々と行われたこの大会。参加した人たちはもちろん、寛平を始めとするよしもと芸人も心から楽しんだよう。気持ちいい秋の1日、大いに盛り上がった大会となりました。



【間寛平】【グイグイ大脇】【タナからイケダ】【span! 】【十手リンジン】【モンスーン】【山田スタジアム】【月亭八斗】【辻善光】【中川ヒロカ】【北山雄夫】

直美が踊れば車両も揺れる! 『SEIBU HALLOWEEN 2016 ワタナベナオミトレイン』

西武鉄道では、10月11日~31日(月)の期間、『SEIBU HALLOWEEN2016』と題したハロウィンイベントの一環として、渡辺直美をモチーフにしたラッピング「ワタナベナオミトレイン」電車(30000系10両1編成)の運行や、直美の顔面を再現した立体巨大オブジェを練馬駅に展示。

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そして、10月29日(土)には、西武池袋線の池袋から練馬の間にて、渡辺直美本人がファンとともにも乗車した『SEIBU HALLOWEEN 2016 ワタナベナオミトレイン』が開催されました。


直美は、カボチャをイメージしたというドレス、吊革型のイヤリング、レール柄のタイツなどの細部までこだわった仮装で登場。

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池袋駅を出発すると、「この度は、西武線ワタナベナオミトレインにご乗車ありがとうございます」との車内アナウンスを皮切りに、1人ずつお菓子を手渡したり、手すりを使ったポールダンス風の動きで車両を揺らすといったパフォーマンスで、全国から集まった300人ものファンを喜ばせました。

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終着駅の練馬駅では、オブジェの前でマスコミ向けのフォトセッション、さらには囲み取材も実施。


「不思議なイベントでしたね。電車の中で、爆音の中、お客さんと喋るっていう、普通の電車ではありえない光景でした(笑)」と振り返り、さらにはお客さんのテンションが「引くくらい高かった」そうで、「私もそれでテンションがあがりました」とファンとの交流を楽しんだ様子です。


また、練馬駅に展示されているオブジェについては、「生で見たらホントに怖いですよね」「子供とか泣くレベルですよね?(笑)」とコメント。
すでにインスタグラムなどの投稿で写真は見ていたそうですが、若い男性が鼻の穴に腕を入れて引っ張っていた写真を発見した際には、「ショックを受けました(笑)」といったこともあったそうです。


とは言うものの「インパクトありますから、たくさんの方に知ってもらえる機会になったんじゃないですかね」と、多くの人の目に止まり、ご満悦の表情。

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今年のハロウィン当日の10月31日は、仕事で埋まっていて、さぞかし残念かと思いきや、昨今のハロウィンブームにはついていけず、「仮装とかも考えてない」そうです。


その一方で、今日の衣装では、タイツの股間に小さなコウモリが2匹飛んでいることを明かし、「セクシーさを年末にかけて出していこうかなと思っています」と意気込む直美でした。

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【渡辺直美】

大阪イチなら日本イチ!? どこよりも騒げる「ナニワハロウィンパーティー2016」開催!!

2015年、大阪市中央公会堂で初開催した『ナニワハロウィンパーティー2015』。今年は会場拡大し、大阪・グランキューブ大阪 メインホールで開催しました。

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日本全国どこにもない、大阪ならではのハロウィンイベントとして、人気アーティストライブ、特別新喜劇、ハロウィンコンテスト、人気DJによるダンスエリアまでの幅広いハロウィンナイトを楽しめるこのイベント。今年の会場は、大阪・中之島にある「グランキューブ大阪」の5、6Fの2フロアでの開催となりました。6FメインホールのメインMCは、NON STYLEが担い、アーティストライブは、若い女性に圧倒的な支持を得て、音楽番組で人気の三戸なつめさん、に、ニコニコ動画発の男性ユニットROOT FIVE、人気タレント、シンガーソングライターとして活躍する近藤夏子さん、「メガシャキ」のCMタイアップと勢いにのる超攻撃的&ド派手な最強エンタメガールズバンド・Gacharic Spinが出演。DJ KAORIさんを筆頭に豪華DJもフロアを沸かせました。


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6Fのメインホールより、ひと足早くスタートしたのが5Fの『ホワイエ』です。アメコミのヒーローやドラッグクイーンが迎えるエントランスでは、オープンすぐから続々と観客が流れ込んで来ます。個性的な仮装をまとったパーティーピーポーたちも多く、会場はアッパーなパーティーのムード一色に。ウェルカムDJは、前日の「NANIWAdelic」にも登場したDJねこさん。邦楽アーティストのトラックをメインに、オープニングからノリのいいプレイを聞かせます。そこからDJ Niziki&Ayano、DJ Yuichi&RYU-Toとリレーされたあとは「よしもと若手お笑いパーティー ミイラstage」がスタート。


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まず登場したのは、男女コンビ・いなかのくるま。パーティーらしくオシャレについてのネタなどで盛り上げます。2番手は電氣ブラン。手拍子や掛け声で派手に登場したかと思うと、お葬式のネタを始めるというギャップで笑いを誘います。普段どおり、パーティーにまったく似つかわしくない独特のテンポのネタを見せたのが大自然。2人の世界観に観客を引きずり込んでいきます。


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対照的に「ハッピーハロウィーン!」と叫びながらやってきたツートライブ。広島と京都、それぞれの出身地の言葉や文化の違いをネタにします。こちらもハロウィンらしいコスチュームで現れたのがマルセイユの2人。歌を使ったネタで盛り上げてくれました。


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ここからは再びDJタイム。やってきたのは、DJ レイザーラモンRG。「あるあるを15分歌います」といきなり切り出すと、会場からは歓声が。観客に「誰のファン?」と聞いていき、そのあるあるを歌っていくことになりますが、使うトラックは懐かしのJ-POPや洋楽。ある程度以上の年齢の人ならみな口ずさめる大ヒットチューンの数々にのせて、あるあるを連発していきます。「村本(ウーマンラッシュアワー)あるある」、「西澤(ダイアン)あるある」「津田(ダイアン)あるある」と続けたあと、「もっとマイナーなやつ、来い!」とアオるRG。観客が出したお題は「木崎(祇園)あるある」。のせるメロディは名曲「We are the world」です。しかし、調子よく歌っていたかと思うと「今(あるあるを)探してる」とスマホ片手に白状するRGに会場は爆笑。なんとかまとめたRGに拍手が起こりました。最後は「ミキの昴生」というお題に「え!?」と一瞬とまどったあと、「誰か俺に教えてくれ!」と絶叫しますが、誰からも教えてもらえず。アップテンポの「バンビーノ」が流れるなか、モノマネも入れつつ歌い続けるRG。これもどうにかうまくまとめ、大きな拍手を浴びつつ、ステージを後にしました。


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RGからバトンを受けたDJ寿定、パンダのコスチュームで登場したDJ TOHRUの2人は、安定感抜群のプレイを披露。会場に集まったオーディエンスたちを盛り上げていきます。「調子はどうですか〜!」と現れたのはよしもと芸人DJのリーダー格、DJ KELLY。プレイを始めると、いつの間にか会場はオーバーフローしそうな盛り上がりに。アオリを入れるDJ KELLYにオーディエンスもレスポンス。ジャンプ、シャウト、ハンドクラップ、なんでもありのプレイが続いていきます。今、まさに旬のワードなども入れつつ、ラストまでスピードを落とすことなく、会場をヒートアップさせました。


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続いては、再び「よしもと若手お笑いパーティー」。今回は「ゾンビstage」ということで、期待の若手たちが盛り上げます。まず、DJ KELLYのプレイの熱気が残るなか登場したのはR-1ファイナリスト、ゆりやんレトリィバァ。パープルのウィッグに体にぴったりフィットした衣装。音楽に乗せて繰り出すネタに、超満員の会場は爆笑です。


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2番手は人気、実力とも急上昇中のミキ。いきなり「落ち着いていきや〜!」とゆりやんのネタをパクり、笑いをとります。ハロウィンらしい衣装で登場した2人が客からのコールにキレ気味に応える様子に、さらに爆笑が。続いてはコマンダンテ。自己紹介ネタから歌ネタへと続け、会場を盛り上げました。会場にあるブースで髪をカラーしてきたのはトットの2人。ボイパを絡めたノリのいいネタはパーティーの雰囲気にぴったり。会場からも歓声が上がっていました。ラストはラニーノーズが登場。オリジナリティあふれるラップバトルで、ライブさながらに会場をヒートアップさせました。


ここからまたまたDJタイムが続きます。キュートな笑顔と抜群の選曲が光ったDJ NANA、MCとのコラボで会場全体を巻き込んで盛り上げてくれたDJ BZMRのあと、トリとして登場したのが、DJ KENZI。ラストに向かって、プレイがスタート。観客もジャンプやダンスで応えます。そして「最後はこの人にシメていただきましょう、兄さんお願いします!」のコールで現れたのが、矢野パイセン。なぜか「タイガー&ドラゴン」を思い入れたっぷりに歌いきり、ステージは幕を降ろしました。


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5Fのオープニングからおよそ30分後、6Fメインホールのイベントがスタートします。オープニングで「盛り上がっていきましょう!」と会場を温めるNON STYLE。早くもネタのかぼちゃStageに突入。和牛の漫才、ゆりやんレトリィバァのコント、モンスターエンジンの漫才で幕を開けました。


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そして「BLOC★BETTY by MagieAngeハロウィンステージ」では、キッズモデルたちと一緒に芸人もランウェイを歩きました。桜 稲垣早希はおなじみアスカのコスプレで。続いてミキ、ゆりやんレトリィバァ、和牛も登場し、ハロウィンらしいコスチュームを決めていました。ランウェイを歩いてご満悦のゆりやん、「明日からはもう芸人をやめてモデルで...」とすっかりその気になっていました。


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三戸なつめさん、ROOT FIVEのライブでも盛り上がりました。三戸さんはちびまる子ちゃんのコスプレで、ROOT FIVEはメイプル調合金のカズレーザーさんのコスプレでしたが、みーちゃんさんは『コブラ』のコスチュームでした。


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ウェディングドレスのファッションショー「ベルコ・ハロウィンステージ」では、板野友美さんがプロデュースされたウェンディングドレス姿の近藤夏子さんに視線が注がれました。「(ウェディングドレスを)着るとテンション上がりますね!」ととびっきりの笑顔の近藤さん。会場からも「カワイイ~!」の声があちこちから上がっていました。


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続いて『ハロウィン版 吉本新喜劇』の上演です。公園のうどん屋台を軸に、うどん屋の店主やその客、チンピラたちによる新喜劇は、座員たちは仮装で登場。うどん屋の客である清水啓之は「ケガ人」、諸見里大介は「進撃の巨人」。そして清水の友達で三姉妹という役を演じた小寺真理、今井成美、酒井藍。小寺、今井の「小悪魔」には一同納得。全身黒タイツの藍も「小悪魔」を主張するも、ほぼ悪魔でした。ですが、そのかわいらしい姿にほっこり。そんな藍は時折毒づき、ギャップでさらに笑い呼んでいました。また、「ポット」といじられる帯谷孝史に、乳首ネタでいじられる今別府直之はチンピラ役で登場。コスプレをしなくとも十分の存在感を発揮していました。そして座長の川畑です。川畑には最後にコスプレをしてもらうということになったのですが、それが「吉本新喜劇のうどん屋が着るはっぴ」。そのまんまだと憤慨する川畑のツッコミがグランキューブ大阪 メインホールにとどろきました。公演を終えた川畑に、井上が感想を尋ねると「グランキューブ大阪には初めて来ました。ハロウィンパーティーと聞いてライブハウスでやるのかなと思っていたのですが、こんなに大きなホールとは...」と会場を見上げる川畑。大きなステージでの吉本新喜劇にまた一味異なる感触を得ていたようでした。お次はガールズバンド・Gacharic Spinのステージです。彼女たちの迫力あるライブは、スタンディングで楽しむお客様が続出! 色とりどりのサイリウムにステージにあわせた振り付けで最高潮の盛り上がりを見せました。


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『ナニワハロウィンパーティー2016』の目玉企画でもある「ハロウィン仮装コンテスト」が今年も行われました。事前に募集した中から選ばれし10組がステージへ。MCはNON STYLE、審査員に桜 稲垣早希、NON STYLEともう一組が登場したのですが...。まずは順番にコスプレのテーマを聞いてみました。1組目は「さかなクン」。2組目は「ワニとにわとり」。3組目は「ゴスロリ」。4組目は親子で登場、お子様は「妖精」、お母さんが「宇宙人」。5組目は「ナース」。6組目は『千と千尋の神隠し』。7組目はテレビ番組『月曜から夜ふかし』。8組目は「くいだおれ太郎」。9組目は「アイスクリーム」。そして10組目は「貞子」...思いきや、長い髪の毛を取ってみるとトレンディエンジェルが! 予想外の登場に会場は大歓声! トレンディエンジェルには特別審査員になってもらい、コンテストに参加してもらいました。


それぞれのテーマを一通り聞き、早速審査へ。まずは審査員特別賞の「おばけ賞」をNON STYLE・石田が決定。石田が選んだのは5組目の「ナース」でした。「実際にナースというお二人が、こんな仮装をしているのが面白かった」と石田。ナースのお二人には、NON STYLEグッズも入った吉本グッズ詰め合わせが贈られました。続いては稲垣が選ぶ審査員特別賞「かぼちゃ賞」。稲垣が選んだのは7組目の『月曜から夜ふかし』コスプレをされた男性でした。「正々堂々と顔を出しているのがよかった」と稲垣。男性には「うまい棒」1年分とクルージングペアギフト券が贈られました。最後はトレンディエンジェルが選ぶグランプリです。グランプリに輝いた方には、全国有名温泉から選べる1泊2食付ペア宿泊券と5万円分のドン・キホーテギフト券が贈られます! そしてグランプリは8組目の「くいだおれ太郎」の仮装をされた親子に決定しました。風船で作られた衣裳に「意気込みを感じた」と斎藤さん。グランプリに輝き「宿泊券はお父さんとお母さんにあげます」と娘さんが嬉しそうに話していました。副賞のドン・キホーテギフト券はドン・キホーテ大阪支社長からじきじきに授与され、「皆さんすごいですね! 圧倒されました」と支社長。コスプレのレベルの高さに感心されている様子でした。


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ライブを展開するドラキュラstage、最後を飾ってくださったのは近藤夏子さん。近藤さんはどこかで見たことのあるコスプレです。よく目を凝らしてみるとすち子でした! 「今日は夏子ではなく、"なち子"と呼んでください」と近藤さん。すち子の姿でDREAMS COME TRUE『LOVE LOVE LOVE』を歌唱したのち、飴ちゃんまきも。そしてオリジナル曲『エビデイ婚活』も披露。弾けるようなステージで魅了しました。ライブ終了後にNON SYTLEとトークコーナーもありました。芸人が大好きという近藤さん、昨年からハロウィンに芸人コスプレを始めたそう。2015年はとにかく明るい安村、今年がすち子だそうです。と、その時、聴いたことのある声が...なんと本家本元、すち子が乱入してきました。「なかなかのクオリティやないの」と褒めるすち子ですが、「飴のまき方なってない」とチクリ。「素人は塊で投げるのよ。こうしてふわっと散らすの」と実演するすち子。言うとおり、すち子がまくと飴がふんわりとした放物線を描いて、四方に飛んでいきます。その上手さに、会場からも「おお~」という声が上がっていました。そして近藤さんのライブにも負けない!と言い張るすち子は、相方の真也を舞台に呼び寄せました。ギターを持って現れた松浦真也、超絶ギターテクニックですち子と掛け合い、笑いを誘いました。


この日最後のネタコーナー「おばけstage」では、学天即が漫才を、兵動大樹が漫談を、ダイアン、トレンディエンジェルも漫才で沸かせました。コンビで会場に来ていた矢野・兵動ですが、矢野が5FでDJブースに出ていたため、急遽兵動がピンでの漫才になったのでした。


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『ナニワハロウィンパーティー2016』のトリを飾ったのは、DJ。DJ KAORIさんがダンサーの皆さんとともに圧倒的なプレイで盛り上げ、そのバトンを受け取ったDJ KELLY(ギャロップ・毛利)も終演ギリギリまでDJプレイで魅了。「みんなでブチ上がろうぜ~!!」と会場を煽り、アゲアゲのダンスタイムを作り上げました。そして「この後、街に繰り出す人は事故とかないように、ハロウィンを楽しんでください!」と言葉を添えて、『ナニワハロウィンパーティー2016』を締めくくりました。


【DJ KELLY(ギャロップ毛利) 】【DJ KENJI(モンスターエンジン大林) 】【レイザーラモンRG 】【川畑泰史】【帯谷孝史】【清水啓之】【小寺真理】【今井成美】【すっちー】【諸見里大介】【酒井藍】【今別府直之】【NON STYLE 】【矢野・兵動】【すち子&真也】【モンスターエンジン】【トレンディエンジェル】【ダイアン】【学天即】【和牛】【ラニーノーズ】【ゆりやんレトリィバァ】【桜 稲垣早希】【DJねこさん(ミライスカートれいにゃん)】【いなかのくるま】【大自然】【マルセイユ】【電氣ブラン】【ツートライブ】【ミキ】【トット】【コマンダンテ】

2016年10月28日 (金)

11月16日(水)『IPPONグランプリ15』DVD発売記念! 歴代最高(?)の副音声担当、麒麟・川島明×今野浩喜対談!

「お台場笑おう会」に招待された、大喜利を愛する芸人10名による芸人大喜利王決定戦『IPPONグランプリ』。チェアマンである松本人志のもと、5人ずつABのブロックに分かれてリーグ戦を行い、それぞれのブロックで勝ち抜いた2名により決勝戦が行われます。その、半年に一度行われる『IPPONグランプリ』の2016611日放送回が、番組ではオンエアしきれなかった超もったいない回答を盛り込んだ完全版として1116日にDVD発売されることに。

常連組のバカリズムや千原ジュニアなどの多種多様な"IPPON"が見られるのはもちろん、『IPPONスカウト』優勝者である麒麟・川島明や今野浩喜のほか、サンドウィッチマン・伊達みきおやナイツ・塙宣之など初出場も豪華な顔ぶれの第15回大会。特典映像には一般の方から寄せられた名回答を紹介する『IPPANグランプリ』を収録。また、毎回大好評の出演者による副音声は、予選(『IPPONスカウト』)から勝ち上がった初参戦の麒麟・川島と今野浩喜が登場します。

そこで今回は、川島&今野による副音声収録現場に直撃! 今だから語れる初出演時の気持ちや『IPPONスカウト』との違い、『IPPONスカウト』の思い出など、若干『IPPONスカウト』愛の強い(笑)2人によるトークは爆笑の連続で、収録は快調に進みます。オンエアが怖くて見られず、この日番組を初めて見たという今野さんが、チェアマン・松本人志の言葉に一喜一憂するさまも微笑ましく、あっという間に収録は終了。

副音声収録を終えたばかりのお2人に、『IPPONグランプリ』についてお話を伺いました。
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ーー改めて収録を振り返ってみて、いかがでしたか?

今野 意外と松本さんが見てくれてるんだなって......。

川島 ビビりすぎやって、ホンマに(笑)。今野さん、嬉しそうにしてましたね~。

今野 そうなんですよ~。やっぱり、会わないじゃないですか、松本さんって。だから意外と松本さんを目の前にしても緊張しないんですよ、いまだに実感がなくて。目の前にしても画面を通して見てるぐらいの感じの人なんですよ、今でも。その人がねぇ、(自分を)ほめてるっていうのが......

川島 (爆笑)。ほめてくれてますよ、いつも。悪口言うわけないじゃないですか。

今野 ホントに嬉しかったですね~(しみじみ)。

ーー川島さんは?

川島 (副音声収録の時は)今野さんのお守りしてる感じでしたね。「大丈夫や」って言うて、なぐさめて。そしたら「今オレのことほめてるから黙っててください」とか言われて。でも結構自分のところ以外あんまり見てなかった(笑)ですね、(副音声を)しゃべってて。

今野 自画自賛もして......っていうか、あそこで言わないと誰にも知られないわけじゃないですか、『IPPONスカウト』のすごさ! 言わないとわからないですからね。

川島 歴史をちゃんと伝えないとね。

今野 『IPPONスカウト』というものを知らない人もいるかもしれないじゃないですか。

川島 『スカウト』を広めるためにね。

今野 この2人がなんでここにいるのか、っていうことをやっぱちゃんと言いたいですよ。

川島 まぁね、ないもんね、この世に、映像が。口伝えで言っていかんと。

今野 (笑)。

ーー初出演の時の心理状態ってどんなものだったんですか?

今野 自分が緊張するのはわかるんですけど、意外とみんな緊張してるんだなっていうのが不思議でしたね。「君たち結構出てるんじゃないの?」って。

川島 "君たち"(笑)。そうですね、やっぱり(本番前の)日常の生活がおかしなってる感じはありましたね。『スカウト』までは楽しかったんですけど、『スカウト』で勝ちを意識した瞬間からですね、なんか様子がおかしなったのは。で、『スカウト』の前の段階からずっと大喜利を考えてるから、ホントに頭が「大喜利脳」になってたというか......心からうまく笑えない日が長かったですね。

ーーじゃあ、本番が終わってホッとした部分があった?

川島 そうですね、ホントに、決勝行けませんでした、Aブロックの決勝進出者は大吉!ってなった瞬間にほわっとなった感じというか。そこでやっとなんか、人間に戻った感じがしましたね(笑)。悔しかったけど、ちょっとホッとしたというか、「もうしばらく大喜利考えんでいいんや」って。(今野に)本番前、サウナ行ってたんやんなぁ? それは異常やわ。

今野 僕は本番前に、ふだんやらない行動をしてしまったんですよね。やっぱりスポーツ選手とかって、(ウォーミング)アップとかするじゃないですか。とにかく汗をかいた方がいいんじゃないかって思って。

川島 違う(笑)。あれは体ほぐしてるんですよ。

今野 だからサウナに行って、結局ボーッとしてしまうっていう。ムダに汗かきやすい体質になって。

ーーじゃあ、次回出演するときは絶対にサウナには行かない?

今野 前の日ですね、行くとしたら。

川島 行くな、もう。

ーー番組を改めて見返して、印象的なシーンはありましたか?

川島 いやもうやっぱ......今野さんの(ボタンのランプの)つかなさ?

今野 (笑)。

川島 改めて見ると、あれめちゃくちゃオモロいですね。あれを今野さんと見てるのがオモロかった(笑)。オンエアでも見たけど、気づかなかったもんね。

今野 これを解説しますとですね......

川島 「オレは左利きやのに右で押してたからつかないんや」と思って左で押し直すっていう......(笑)。めっちゃオモロかったですよ、何やってもつかへんし。(ボタンの押し方が)遅いもん。絶対こう(と言いながら押し方をやってみせて)やって。誰のマネしてんの?

今野 いや、オレ考えたんですよ。指でやるっていうことはですよ、脳からの指令が遅いじゃないですか。ここ(手首)だったら、指より反応が早いじゃないですか。だから手首で押すようにして。

川島 え、でも指2本使ってこんなん(と言いながら2本の指で交互に素早くボタンを押す動作をして)もできるよ?

今野 ......そんなのやってんですか? え、これでやってんの、みんな?......でも、『スカウト』はこれでやってきたんで。

川島 マジで、『スカウト』は誰でも押せたんですよ。取り合いにならなかったんですよ、みんな平和で。誰も答えが出ないときもあったじゃないですか(笑)、「誰か押してよ!」と思うときが。これ(『IPPONグランプリ』)は違う競技ですって。でもそのつかないのが面白かったですね~、右利き左利き変えてやってみたり、疲れて泣いてる寄りのカットがあったりして。あれはやっぱり、本編見た後あそこだけ見てもおもしろいんじゃないですかね。

今野 オレたぶん何回もストレッチしてると思いますよ、あの中で。ホントにもう、(腕が)パンパンで。

川島 (笑)。

ーーほぐしてたはずですよね?

川島 ねぇ? サウナ行ってんのに。

今野 だから、もしサウナ行ってなかったらヤバかったかもしれない。肉離れ起こしてたかも(笑)。

ーー今野さんはどこが印象的でしたか?

今野 なんだろ? 好きだったのは、単純に伊達さんの答えがずっと好きだったんですよ。「ヤバいヤバい、オレ審査員として失格だ」と思いながらも無条件で(ボタンを)押してしまうっていう。

川島 ファンなんや。

今野 「早く伊達さん答えろ」みたいな。

川島 わかるわかる。

今野 とにかく伊達さんにハマってしまいましたね。(採点が)甘くなっちゃいがちだったんで、そこは気をつけてました。純粋に答えの面白さで採点しようと思って。それとは関係ない話なんですけど、ホントに、自分が押してないせいで9点になってしまった時の気まずさすごいんですよ。

川島 (笑)。ほんま悪いなぁ、あれ。「おまえ空気読んでない」みたいになるし。

今野 わかってないやつ、みたいな。

川島 バレたらどうしよう、みたいに思うよね。

今野 裏でスタッフは見てるんじゃないか、みたいな。

川島 まぁ、わかるっちゃわかると思うよ、誰が押してないかは。

ーー気まずさに耐えかねて押してしまったり?

川島 いや、それはおかしいでしょ。

今野 最後残りひとつになったとき、オレが押したところを隣の人に見られたらどうしようとかは思いました。「こいつ、折れたな」みたいな。

川島 「空気読んだな」って? 確かにあれは気まずかったなぁ。だからそういう審査員の方の緊張もありますね。だってほんまはもう、全部の答えが面白いですもん。全員面白いのに選ぶっていうのがなかなか......。そこはもう一個違う緊張がありました。先輩ばっかりやし。

ーー逆にまったくランプがつかないときなんかは、押してあげたいなとか思うんですか?

川島 いやでも、3個つくより0の方が絶対オモロいじゃないですか。自分が押したことによって1ついてしまうことの方が怖いです、それは。「誰や1つけたん。いいねん、今は」みたいな(笑)。

今野 わかります。0で合ってた、っていうね。

ーー改めて「この人やっぱりすごいな」って思った人はいますか?

川島 僕は秋山がそれこそプライベートから大好きなんで。あいつがしゃべると笑ってしまうんですよ。「フリップいらんのちゃうかなぁ。もう顔でやった方がいいんちゃう?」って思うくらい面白かったし、「このタイミングでようそれ出すなぁ!」っていうのもあって、スゴイなと。すごくよかったですね。笑ってもうたなぁ。

ーー大吉さんも秋山さんの回答には勇気づけられてましたもんね(笑)。

川島 ねぇ! いやでも、スゴイですね、あの緊張感の中でもブレないのは。

ーーこのお2人での副音声はレアだなと思うんですけど、お2人はもともと交流はあったんですか?

川島 以前、NHKの『7人のコント侍』っていう番組で一緒のメンバーやったんで、結構その間の2~3カ月は頻繁にコントを一緒に撮ったりしていて、常にみんな一緒なんで、そんときに飲みに行ったりしてましたね。今野さんは(基本)飲みに行かないから、「みんなで」って言わないと来ないなぁと思って、「みんなで行こう」って言ったんですよ。で、みんなで行こうって言ってんのに、今野さんだけ「自分の車で行く」とか言い出して。

今野 それは普通じゃないですか(笑)。

川島 いやなんか、「飲む気もないな、この人」って。しかも県外から来てるし、なんかおっきいクツみたいな車に乗ってたんですよ。

今野 (笑)。

川島 オレ国産で見たことなかったんですよ、あんな車。オレはタクシーで移動してたんですけど、後ろからでっかいクツがついて来て......(笑)。マリオみたいにクツから顔だけ出てるみたいになってて、「あれ? クツついて来てる。......あ、あれ今野さんや!」ってなって。ほんで、オレの大好きな居酒屋に行ってんのにひとりだけ立て膝ついて、ほっそいタバコ吸うて。「どんだけ目立ちたいねん!」と思って。料理来てんのにタバコに火つけて、「いや、食べます食べます」って。なんなん!?

今野 いやぁ、おいしかったですね。

川島 いや、(できたては)もっとおいしかったんですよ! (火を)消すでしょ普通。怪奇な人でしたよ、ホントに。ずーっとカッコつけてる。

今野 『7人のコント侍』のときは、川島さんが真面目な人でよかったなって思いました。他の人はたいがいセリフも覚えてこなかったから、川島さんがいないとどうにもなんなかったなと思いましたね。

川島 ヤバい集団でしたよね。いや、アンタがいちばんヤバかったんや。和を乱してた。

今野 乱してない(笑)!

ーー今日の副音声トークも弾んでたなと思うんですけど。

川島 確かに、過去の共演がなかったら何話していいかわからんかったでしょうね。

今野 やってて、過去の副音声の中ではいちばんよかったなって思いましたね。

川島 いやいや(笑)。え、全部聞いたん? 今までの全部、副音声も!?

今野 DVDいただいたじゃないですか、全部。「これで勉強しろ」みたいな感じで。

川島 まぁまぁ、「見といてよ」って感じでね。

今野 だから全部見て、「(『スカウト』で)優勝したら副音声に出るんだな」とか思ってましたよ。

川島 あ、じゃあ副音声の仕事が舞い込むことはわかってたん?

今野 いや、違います。今までは優勝した人と『スカウト』から上がってきた人が2人でやってたから、僕は(『スカウトで』)優勝はしてないから、若林さんと川島さんなのかなって思ってました。

川島 もしくは若林さんと今野さん?

今野 オレはないと思いました。

川島 (笑)。えらい謙遜しますね、そこ。『スカウト』のときあんなにエラそうやのに。

今野 やっぱりよしもとさんのDVDなんで。

川島 ヤなこと言うな(笑)。そんな権力ないやろ。

ーー今回は2人とも『スカウト』からの人が副音声と言うことで。

今野 そうですね、結果いちばんハネた副音声になったなと思いました。

川島 (笑)。書いといてもらおう。「全部の中で歴代最高の副音声でした」って。

今野 だいたい(今までのDVDは)「初めまして」から始まって、だんだんなんですよ。今回そこがなかったから、初速が早かったです。

川島 これはじゃあ、過去最高の、本編を超えた......

今野 いちばんよかった副音声です。

川島 どっちが副音声や、っていう話ですよね。

今野 確かに。もう副音声とは......

川島 言ってもらいたくないですね(笑)。

と、最後は完全に自画自賛(笑)のお2人でしたが、確かに副音声だけでもかなり聞き応えのある内容になっていることは間違いありませんので、DVDの発売をお楽しみに!
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【麒麟】【川島明】

「阿佐ヶ谷ケチャップナイト」幕張で復活!

しずるとライスの「阿佐ヶ谷ケチャップナイト」が幕張で4年ぶりに復活!
 2012年12月4日から丸4年間のしずる・ライスの出来事をたっぷりとトークしちゃいます♪

 久しぶりだからあれもこれもそれも・・・・、それは来てからのお楽しみ☆

 それと、幕張なのでオールナイトじゃないですよ。土曜日の18:30~90分。お間違いなく!
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【本人コメント】
しずる村上
「阿佐ヶ谷ロフトからイオンモール幕張新都心へと、
東京と千葉を股にかけることができました。
昔からのケチャップナイトファンは使命感、
最近ライスしずるが気になり始めた方は高揚感を抱きながら、
是非とも幕張までお越し下さい。」


しずる池田
「うっす。しずるの池田っす。
今回ケチャップナイトっつぅイベントを幕張でやらしてもらうんだけど、
これ東京でも前やってて超楽しーイベントなんだわ。
ぜってー満足させっから来てみ!マジで!ほんっマジで!」


ライス田所
「どうせ単なる緩いライブなんだろって?
さぁてね。そうかも知れないし、そうじゃあないかも知れない。
でもね、こっちは一本や二本は仕方ない覚悟で当日行くつもりですよ。
後悔だけはして欲しくはありませんねぇ。」


ライス関町
「ご馳走さまでした!あ、すいません間違えました、今ご飯食べていたもので 笑
さあ!皆さん!ケチャップナイトが4年ぶりに帰ってきましたよ。
僕らと皆さんで最高の1時間半にしましょう!」


【ライス】【しずる】

「RG VS ハブ ジャッジ熊谷」聖地シアターDでのラストマッチ! 勝者シアターD! 聖地最後の「RG VS ハブ」名勝負&名ジャッジに拍手喝采

レイザーラモンRG、ハブサービス、ガリットチュウ熊谷のライブ「RG VS ハブ  ジャッジ熊谷~閉館する聖地シアターDに感謝を込めて緊急対戦! さよならのかわりに~」が、今秋閉館する東京・渋谷シアターDにて開催されました。
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 2008年にスタートした同ライブでは、底なしの芸人力を発揮する2人が何十個もの究極のお題で対決。勝敗の判定が難しい彼らの対決に熊谷が名ジャッジを下すという、唯一無二の内容となっています。
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 これまでほとんどの対決はシアターDにて行われており、
その広さ、席数、照明など、雰囲気が見事にマッチ。数々の伝説対決が生まれたため、3人同ライブのファンにとって、シアターDは聖地となっていました。
 そこで、シアターD閉館を惜しむ3人は、ここで最後となる戦いをすることに。「さよならのかわりに」、全力で戦うことを選びました。
 同ライブ最初の対決だった「2008年、伝説はここから始まった!おもしろホップステップジャンプ対決」でスタートを切ると、「キレのある競歩対決」「サイレント1メートル走」と懐かしいお題が続々登場。20161028182917-8f82e52e94cc86e09d0ac0faa0f67124ab8aee9a.jpg20161028182916-2aad76cf31efa39d09cccf4dc9398aa872aa51e2.jpg

「くま子、結婚おめでとう!友人のスピーチ対決」では、RG子とハブ子が友人代表になりきり、くま子の思い出を即興で語りながら2人で笑ったり泣いたり。

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客席を城下町に見立てて、熊谷バカ殿にいい女を紹介する対決」では3人で客席をウロウロしながら観客をイジるなど、会場は爆笑が絶えません。

また、シアターDの閉館を惜しみ、多くの芸人たちからはなむけのお題が到着。オモロー山下からの「一言でくま子おとす対決」、ライスからの「ひよこ100匹に囲まれながら、食レポ対決」ほか、ニブンノゴ!・リーダー、サバンナ高橋、今田耕司、トレンディエンジェル、ピース又吉、さらに放送作家の鈴木おさむ氏と、錚々たる面子が考えたお題に、2人の戦いもこれまで以上に熱を帯びます。
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その後も「パーフェクトヒューマンのサビ言うの我慢する対決」「
ビートたけしになりきり、お客さんに軍団名つける対決」「折れたら負けよ。俺がルーだ!俺もルーだ!対決」「ミステリアスガール対決」と、珠玉のお題で観客を沸かせる2人。

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そして最後は「シアターD卒業式対決」「ラストマッチ・2010年、シアターDを破壊した世紀の一戦!伝説のバイク対決」で、シアターDで行われれるすべての対決が終了となりました。

聖地最後の決戦の勝敗は、なんと「10対10、ドロー30」。
熊谷が「勝者、シアターD!」と宣言すると、観客からは大歓声が。この結果にRGとハブも納得の表情。

さよならは言いません。これからもシアターDの精神を引き継ぎやっていきます。一歩一歩踏みしめてお帰りください」という熊谷の言葉に再度大きな拍手が沸き起こり、同ライブの幕が閉じました。
これまでの感謝の気持ちを込めて、数々の名試合を見せたRGとハブ。果たしてこの先、2人の対決はどうなるのか。次回開催をお楽しみに。

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【レイザーラモンRG】【ハブサービス】【ガリットチュウ熊谷】

怒涛の新ネタ漫才に2300人が酔いしれた! 『NON STYLE LIVE DX ~コンビ水いらず~』レポート

10月22日(土)、大阪、福岡と巡った『NON STYLE LIVE 2016』の最終公演『NON STYLE LIVE DX ~コンビ水いらず~』が、東京・東京ドームシティホールにて行われました。

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会場には2300人もの観客がかけつけ、2時間弱、NON STYLE(石田明/井上裕介)の新ネタ漫才を中心としたステージに酔いしれました。

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開演時間を迎えると、「どうも、Day of the Legendです」という聞き慣れた井上の声が影アナで流れ、上演中の諸注意を歌詞に込めた前説ソングを独唱。


黄色い声援を浴びながら登場した2人は、サンパチマイクを挟み、「久々に聞きましたね。Day of the Legend」と石田が切り出すと、「裏では10数年の付き合いのスタッフ陣と、(Day of the Legendの)声が低くなっているってもっぱら盛り上がってましたね(笑)」とのエピソードでさっそく笑いを誘います。

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ここから、ドラえもんのひみつ道具をテーマにした漫才を披露し、直ぐ様2本目の漫才へ。
井上のポジティブ思考を題材に、「ネガティブっていうのは、夢に向かうための足かせにすぎへん」といった井上の金言(?)も飛び出しました。

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不倫報道をネタにした3本目の漫才に続き、『一発オチ劇場~聞き込み編~ 井上刑事ver.』なるブリッジVTRを挟み、井上がDay of the Legendとして登場。

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「本当は歌わない予定だったんですけど、友人のNON STYLE石田君からどうしてもということで、急遽、このステージまで曲を持ってきました」と『愛する人へ』と題した曲を情感たっぷりに歌い上げますが、スクリーンには井上を茶化す石田の表情が大写しになるなど、笑い声も随所で起きます。

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「野球見るのは好きやけど、実際にやったことはあんまりない」という井上に、野球経験者の石田が、井上の足をバットに見立てて指導する漫才に続いては、企業とコラボした「インフォ漫才」なる新たな試みの漫才が2本。

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1本目は、NON STYLEが宣伝部長を務めるドメストで、99.99%の除菌力を誇る新発売の「ドメスト ホワイト&クリーン」といったワードを巧みにネタへ盛り込み、2本目の「OLIVE SPA」でも、「完全個室」(井上)、「螺旋骨折」(石田)と石田の骨折エピソードもネタに昇華させるなど、漫才のさらなる可能性を見せつけます。

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続いては、石田一人がステージに立ち、特技のけん玉を披露。
見事な大技で湧かせると、続く井上は、バスケットボールを持ち、簡単なドリブルからのいつものポージングでフィニッシュします。

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直後の漫才では、難易度が違いすぎるお互いの技に触れつつ、大人のデート、次に葬式をテーマにした漫才ですが、ここでハプニングが発生。
1分ほどしか幕間がないにも関わらず、井上がトイレへ行き、急いで戻ってきたというのです。
何食わぬ顔でマイクの前に立つ井上ですが、「お前、手洗ってないな?」と石田が詰め寄り、一連の動作を再現、検証するといったライブならではのアドリブを展開。

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ブリッジVTR『一発オチ劇場~聞き込み編~ 石田刑事ver.』に続き、ヒーローインタビュー、仮面ライダーを題材にした2本の漫才は、怒涛の畳み掛けで、クライマックスにふさわしい爆笑の連続となりました。

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見事なオチがついたところでエンディングトークへ。
新ネタ漫才8本+インフォ漫才2本という漫才づくしの構成に「どうなんですか。これだけ漫才見せられて」と石田が疑問を口にすると、井上は「いろんなもの見れる方がいいんじゃない?」と答えるも、「コントやる?」という石田に、井上は「絶対いや!」と即答します。

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また、単独ライブゆえに足を運ぶ観客がいると見込む石田は、「そこまで高くもないんかいな。年に1回やしな。いかなしゃあないわな。あいつら俺らがいかないと...」とファンの胸の内を推測すると、共感の拍手が。


一方の井上は、TBS系の特番『櫻井翔のジャニーズ軍. VS 有吉弘行の芸人軍究極バトル"ゼウス"』の収録が、ここ東京ドームシティホールで収録していることを明かし、「ここはあんまりイメージがないよのよね」「ジャニーズ軍と戦って、すげーツイッターが荒れてるのよ(笑)」とぼやく一幕も。


そんな井上に、突然土下座した石田は「ギャラ一緒、納得いかへん!」と激白します。

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井上曰く、何ヶ月も前から会場を下見した上、今日も井上が好きそうなお肉の弁当を用意したのにも関わらず、「お前は鍋焼きうどん食べて来て!」と怒りを爆発。
「昼の2時入りや、飯食ってくるやん」と弁明する井上ですが、客席から「えー!」というブーイングが起きると、「石田だけ好きでいろ、お前らは!」と吐き捨て、大団円の笑いに包まれました。

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そして、来場者に感謝の言葉を述べると、キャノン砲から無数の金、銀テープが放たれ、エンドロールと万雷の拍手とともにフィナーレを迎えました。


なお、このライブの模様を収めたDVDが来年2月に発売予定。
最新情報は、発売元のよしもとアール・アンド・シーHPにてご確認ください。




【NON STYLE】

大阪のライブハウスが熱く燃える夜! 第三回「NANIWAdelic」開催!!

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お笑い芸人やアイドル、ビジュアル系バンド、ラッパーなど、個性溢れる才能が大阪にあるライブハウスでパフォーマンスを繰り広げてきた「NANIWAdelic」。三回目の開催となった10月27日(木)も、会場となった大阪の各ライブハウスは大いに盛り上がりました。


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「OSAKA MUSE」では、華やかさいっぱいの「KANSAI IDOL LEAGUE vol.00」を開催。「minAmin」「TEN6」「Yes Happy!」「つぼみ」「大阪flavor」らが登場しました。まずはMCのグイグイ大脇が今日のライブの解説を。本日登場する全アイドルがライブを行い、優勝と準優勝グループを決定。最後に選ばれた2組が改めてスペシャルライブを行うとのこと。オープニングはminAminから。元気いっぱいのステージに会場のボルテージがいきなり上がります。それからも各グループがステージ狭しと歌い、踊る、熱いライブを展開。観客もそれにしっかりと応え、アイドルリーグは大いに盛り上がりました。


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「心斎橋Pangea」では「featuringアメ村天国」を開催。一組15分の持ち時間でライブとお笑いのコラボステージが繰り広げられました。「NANIWAdelic、皆勤賞です」というミヤモトアツシは、伸びやかな声とギターの音色が印象的なライブを披露。「ゆっくり酔っ払って、ちょっと笑って帰ってください」と歌いだした「花火」や、最近むかついたことなどのMCでも客席を盛り上げました。続いて登場した、たなかけんすけ(THE ロック大臣ズ)は、ハスキーな歌声で観客を魅了しました。お笑い勢は、ジュリエッタと中山女子短期大学が登場するなど、アコースティックなサウンドと笑い声がミナミの夜に心地よく響きました。


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「心斎橋VARON」では「Idol Halloween Night」がスタート。「KRD8」「FRUITPOCHETTE」「NEVE SLIDE DOWN」「我儘ラキア」といった、個性派アイドルの面々が会場を沸かせました。トップバッターとして登場したNEVE SLIDE DOWNの元気いっぱいのステージのあと、ハードなサウンドでオーディエンスを盛り上げたのがFRUITPOCHETTEの2人。激しいダンスとパワフルなパフォーマンスに、会場もジャンプと歓声で応えます。ステージ終了後、MCのトットとのトークでは「めっちゃ楽しかった!」と完全燃焼した様子。トットの2人にヘッドバンキングを教えるものの、うまくできない様子に会場は爆笑です。客席からの質問に答えるコーナーでは、質問をしてこない観客にツッコみを入れるなど、軽快なトークを聞かせてくれました。


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ここで前半戦が終了。漫才のコーナーということでミキが登場します。ルージュの伝言の出囃子で2人がステージへ。まずは客席を見て「男の人ばっかりやん」と驚いた様子の昴生。2人は兄弟であることを話しますが、会場は若干薄目のリアクション。しかしどっちが兄なのかというトークからしっかり笑いをとっていき、2人の意見を戦わせるはずのディベートが空回りしていくネタで観客を沸かせました。


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ネタのあとはトットとミキのトーク。「貴重な経験をさせていただいて、ありがとうございました〜!」とすぐに帰ろうとする亜星でしたが、トットの2人に止められます。せっかくやから1曲歌ったら、と勧められた亜星は歌い出すもややウケ。ここで「俺らのトークで全然笑ってない」と昴生がキレ始めます。なんで俺らを出すんやと文句を言い出す2人。トットから「帰れ!」と言われてやっとステージを降りました。ここでトットもMC交代。梅田Zeelaに向かうとのことで、バトンタッチしたのは学天即。早速KRD8を呼び込み、会場からは拍手が起こります。野太いコールが響くなか、登場したメンバーたち。1曲目から全力疾走でライブを盛り上げました。4番手の我儘ラキアのステージも強烈なインパクトを残し、イベントのラストをしっかりと締めくくってくれました。


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「Music Club JANUS」「CLUB DROP」「梅田Zeela」の3ヶ所で同時開催されたのが「よしもとハロウィンパーティー」。よしもと芸人DJとネタをダブルで楽しめる欲張りなイベントとなりました。当日、仮装してきた女性はなんと入場料半額というサービスも。各会場が時間差スタートするイベントのトップを飾ったのが「Music Club JANUS」のステージです。田中シングルの放つビートにアタマから揺れ始める会場。続いてのネタパートで登場したのは「クラブでネタやるのは初めて」というラフ次元。自分たちの名前をコールしてもらうなど、会場を巻き込んだネタで笑いをとっていました。


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ネタの二組目はネイビーズアフロ。年齢は2人とも24歳、神戸大学出身であることをアピールし「(漫才やってるの)もったいないでしょ?」と問いかけると、観客からは笑いが。スマホの音声認識機能を使ったネタなどで会場を温めました。


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次に現れたのはDJねこさん。「DJねこさん、始めます!」とスタートしたステージ。客席といっしょにハンドクラップするなど、かわいいDJプレイで盛り上げました。続いてやってきたのがピスタチオ。その様子に客席は最初から笑いが起こります。「普段と違ったピスタチオを」ということで、軽快なトークで盛り上げていく2人。畳み掛ける豆知識ネタを披露しました。


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次はバンビーノ。まずはショートコントですが、体を張ったコントに客席はいきなり爆笑です。さらにベリーショートコントを見せたあと、お待ちかねのダンソンですが、思ったほどウケないと残念がる2人。それからはショートニーブラを連発し、客席を沸かせました。


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続いてはスマイルのDJタイム、のはずがなかなかスタートしません。しびれを切らしてステージに登場したウーイェイよしたか。実はDJ瀬戸、MCウーイェイでスマイルのDJタイムをスタートする予定でしたが、瀬戸自前のパソコンが古すぎたらしく、機材トラブルになっていると瀬戸から報告が。客席からは笑いが起こります。その間、ウーイェイが間を持たせるということで、ゲームがスタート。強引な進行もありつつ、しっかりと盛り上げていきます。そのあともウーイェイはトークや質問タイムなどを敢行。今日のギャラは?の質問に、はっきり答えるウーイェイ。瀬戸に「はっきり言うな!」とツッコまれていました。ほかにも良い質問した人にはイェイをプレゼントするなど、やりたい放題のウーイェイ。ほかの番組のギャラまで告白し始めます。結局、スマイルは機材トラブルが解消せず、漫才をすることになりますが、しっかり笑いをとってステージを降りました。


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それからもDJ KENZI、DJ KELLYなど「NANIWAdelic」のレギュラーともいえるメンバーたち、さらに馬と魚などが次々とステージに登場。笑いとDJのコラボステージを盛り上げました。


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アーティストたちの様々なパフォーマンスで3回目の今回も大いに盛り上がった「NANIWAdelic」。来月はどんなライブが見られるのか、ますます目が離せません!



【DJ KELLY(ギャロップ毛利)】【KENZI(モンスターエンジン大林)】【田中シングル(8.6秒バズーカー)】【スマイル】【バンビーノ】【ピスタチオ】【馬と魚】【かまいたち】【ヘンダーソン】【グイグイ大脇】【学天即】【ジュリエッタ】【中山女子短期大学】【トット】【ラフ次元】【DJねこさん(ミライスカートれいにゃん)】

2016年10月27日 (木)

映画『追憶』プレミア試写会にて、美輪明宏さん「平和は当たり前なことではない」と自らの戦争体験を語る

10月27日(木)、東京都写真美術館ホールにて映画『追憶』のプレミア試写会が開催され、美輪明宏さん、奥山和由プロデューサー、小栗謙一監督、升本喜年さんが登壇しました。
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升本さんの著書『「愛の手紙」〜ペリリュー島玉砕〜中川州男の生涯』(熊本日日新聞社刊)が原案となっている本作。米国防省、米海兵隊歴史部、米国立公文書館に保存されていた膨大な映像と、日本の自衛隊第8師団、NHKに残る貴重な資料によって、第二次大戦時にペリリュー島の真実が描き出されています。
日米双方からの膨大な資料映像が観られる作品はこれまで前例がなく、歴史的にも大変意味のある作品に。美輪さんの語りにも注目です。

奥山プロデューサーはまず「お忙しい中、映画をご覧いただいてありがとうございます。10年に1回くらい、衝動的に映画をつくろうと。つくりたいというより、つくらないといけないという思いに駆られて、今回もつくらせていただきました」と挨拶します。
製作のきっかけとなったのは、昨年4月、天皇・皇后両陛下がパラオ共和国ペリリュー島で戦没者を追悼されたこと。「青い海をバックに、拝礼なさっている白い後ろ姿に心を打たれました。そう言えば、『愛の手紙~』というペリリュー島の出来事を扱った本を読んだばかりだった。よし、映画をつくろうと思いました」と説明します。
すぐさま小栗監督へ連絡したそうですが、「映画を成立させるためには、どうしても美輪さんに語りを声をやっていただきたいと。ダイレクトに心へ届く声がなければ、映画にはできないと言われ、美輪さんにお願いしたところ、幸せなことにご了解いただくことができました」と続けました。
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美輪さんは「軍人の中には素晴らしい人もいましたが、どうしようもないサディストもたくさんいました」と自らの戦争体験を語りながら、「身を以て見聞きしたこと、自分の思いが声となってうまく作品に溶け込めるなら、お役に立つならということでお引き受けしました」と発言。「声を入れてもらうときに、美輪さんが(画を観ながら)かわいそうだねってしみじみ呟いていたのが印象的だった」という奥山プロデューサーに、美輪さんは戦時中の非道徳で暴力的且つ理不尽な出来事を滔々と語りながら「戦争をするということは、日本ではなくなるということだった」と言い切ります。
資料がほとんど残っていなかった日本側に比べて、アメリカ側は日時、場所、撮影者まで記入したフィルムがたくさん残っていたそう。「アメリカにはそれくらいの余裕さえあった。日本が負けることは火を見るより明らかだった」と、最初から戦力も財力も適わないとわかっていた戦いだったことを語る奥山プロデューサーに、美輪さんは「だって、アメリカは爆弾、バズーカーを持っているのに、日本は長刀と竹槍の訓練をしていたんですよ? 無茶苦茶ですよね。日本人が日本人を殺したのだと思ったとき、"かわいそうだね"という言葉が出ました」と切なる思いを。さらに右傾化している世界を危惧しながら、「お役人が根性論だけで、なんの知力もないような第二次世界大戦の頃に戻ってはいけない」と訴えかけました。
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収録の際、最新のスタジオで最新の技術を揃えて臨んだそうですが、戦闘シーンになると機器が激しい音を立ててストップしてしまったそう。「何度やってもそこで止まってしまって、どんなに調べても原因がわからなかった」と話す小栗監督に、美輪さんは「三島由紀夫さんがなくなったり、二・二六事件があったり、いろんな体験がございますから驚きもしません」と笑いながら語ります。
実際、不思議な体験をよくするそうで、最新機器を揃えた歯科では「わたくしが行きますと、機械が全部動かなくなるんです。テープレコーダーもわたくしの前に置くと止まったりして、あぁ、またかと思っていました」と微笑みました。
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本作を「今の方々へどう伝えていくのかがテーマだ」と語った奥山プロデューサー。美輪さんは「若い方は二極化しています。狂気に追い込まれる若い人もいる一方で、言葉遣いも丁寧で親孝行で、友達とも和気あいあいとできて他者へ尊敬の心を持っている正統派もいる。そういう方々を観ていると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思えます。わたくしとしては、ペリリュー島で亡くなった方々、これからも見守って指導してください、と思っています」と話します。
小栗監督は「戦争映画はお年寄りが出て来るんですけれど、この映画を観ていただければわかるようにお年寄り=戦争ではなく、戦争は20代の人達が関わっていくもの。自分達の世代に関わることだと思って観ていただきたい」と呼びかけます。
升本さんが「映画を観ていただいた皆さんの熱い視線、熱い声に無情の喜びを感じ、光栄に思っております」と笑顔で感謝すると大きな拍手が。その言葉に、再び美輪さんは「今、この平和な状態がどれだけありがたいことか。当たり前ですけど、当たり前ではないことをお伝えいただけたら」と客席へ語りかけます。
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「小栗さん、美輪さんの言葉は映画より説得力がありますね。失敗した。映画の最後に、この言葉を付け加えればよかった」という奥山プロデューサーの言葉に、美輪さんが「それでは駄目。オカルト映画になりますから」と茶目っ気たっぷりに返すと、客席からは笑いが起こりました。
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プリ機『HIKARI』コラボ第二弾はりゅうちぇるさん! ノンスタ井上は第三弾での返り咲きを狙う

10月27日(木)、東京・ドリーム*ステーション JOL原宿にて、最新プリントシール機 『HIKARI2(ヒカリ2)』×りゅうちぇる初!!お披露目会見が行われました。

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井上裕介(NON STYLE)とのコラボで、今年1月からの稼働以来、爆発的な人気を得たしたフリュー(株)のプリントシール機『HIKARI(ヒカリ)』。
来る11月9日でその役目を終え、11月10日より、新たにりゅうちぇるさんとコラボした『HIKARI2(ヒカリ2)』が登場すると発表されました。


井上の功績を労いつつ、りゅうちぇるさんへそのバトンが渡されるという今回のお披露目会。
まず、井上が『HIKARI』について「フリューさんも吉本も、ヒットしないと思っていた」として、歩合契約ではなかったことを明かすと、MCのタケトは「『たいやきくん』みたいな?(笑)」と昭和の大ヒットソング『およげ!たいやきくん』を例えに出して、大人たちから笑いを誘います。

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外観デザインも井上仕様にした1台のみの『HIKARI(ヒカリ)』は、全国を周り、3時間待ち、さらには9時間待ちの行列もあったそうで、その勲章として(?)井上の顔写真に鼻毛の落書きも。


ここで、井上の功績を労うべく、親しい後輩として、大西ライオン、田畑藤本、さらにはアベ総理に扮した佐竹正史(ビスケッティ)が駆けつけます。

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アベ総理の「このプリ機で、非常に経済効果が出ていると思います」といったセリフ回しで女子高生を含むギャラリーから笑いを誘うと、井上は「僕はドゥテルテさんっぽい感じも(笑)」と言いながら花束を受け取ります。

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また、井上とバスケ仲間の大西は、「心配ないさー!」の決めゼリフを放つも、反応は薄め。
それもそのはず、田畑藤本の藤本によるとすれ違った女子高生が「ニーブラ来てる」とバンビーノと間違われていたそうです。

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言われ放題の大西は、「実は(井上と)一番遊んでいるのは、193cmのおっさんです」と山田カントリー・浅井と蜜月であることを暴露し、「忙しいやん、藤本とか」「空いているのが、193cmの大男しかいないの(笑)」と認める井上。


そんな芸人仲間でトークを繰り広げたところで、いよいよ『HIKARI2』の除幕式へと移ります。
今回コラボする人について、「トレンディエンジェルの斎藤とか?」(井上)、「石破さん?」(佐竹)といった予想が出るも、そこにはりゅうちぇるさんの顔写真が出現。

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そして、りゅうちぇるさん本人が登場し、佐竹の顔を見るなり「ウケるー(笑)」と言い放つなど、会場を大いに沸かせた後は、『HIKARI2』の機能について紹介、さらには全員で賑やかに撮影を行います。

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『HIKARI2』の「ちぇるちぇるエンジェルコース」では、りゅうちぇるさんによる撮影ガイド音やポーズ見本など、りゅうちぇるさんづくしで、井上らもりゅうちぇるさん風に変身してプリントされましたが、なぜか大西だけ加工されず爆笑!

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また今回、りゅうちぇるさん仕様の『HIKARI2』が都道府県に各一台ずつ設置されるそうで、その目印となるポップを佐竹が持つことで、選挙ポスターのようなフォトセッションとなりました。

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直後の囲み取材では、りゅうちぇるさんにバトンを渡す形となった井上が、「私も快くりゅうちぇるにおまかせできますね」と言いつつも、「吉本の後輩に譲りたかったなという反面もあります(笑)」といった複雑な本音もチラリ。


衣装について触れられると、りゅうちぇるさんはフェアリーをイメージしたそうですが、井上曰く、これが『HIKARI』と『HIKARI2』の力の入れ方の違いだとし、「1(『HIKARI』)は単色、服に色など入れないぞと」「僕の時よりりゅうちぇるの方がお金かかってます」と力説します。

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また、報酬の話題となると、把握していないというりゅうちぇるさんに対して、井上が「貯金1億あんのやろ?」と詰め寄り、否定される一幕も。


さらに、ポージングをお互いに披露するくだりでは、井上がいつものポーズで決めるも、「サツマイモ持ってるみたい(笑)」とりゅうちぇるさんに嘲笑されるのでした。

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最後に井上は、「『HIKARI3』が出た時には、僕が戻ってきたいと思いますので、そのためには『2』がヒットしていただかないと」と野心含みのエールを送りました。


『HIKARI2』の詳細、りゅうちぇるさん仕様の設置店などの最新情報は、公式サイトでご確認ください。



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