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インタビュー_なんばグランド花月

2019年も淀川を走る!「フジパンPresents 淀川寛平マラソン2019」開催発表会見を実施!

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毎年数多くのランナーたちが大いに盛り上がる「淀川寛平マラソン」。2013年からスタートし、昨年は過去最大の14,497人が参加。関西を代表する人気のマラソン大会となっています。このビッグイベントが2019年にも開催されることが決定。8月29日(水)、吉本興業大阪本社で開催発表会見が行われました。


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まずはMCの石田靖が大会概要を説明します。7回目となる今年も会場は淀川河川公園、日時は2019年3月3日(日)、今回は15,000人のランナーを募集すること、参加するすべての人が笑顔になれる大会を目指すことなどを発表。また寛平の発案で今回も参加料から1人あたり100円を東日本大震災被災地支援、熊本地震被災地支援、淀川河川環境保全支援、そして新たに大阪北部地震被災者支援、西日本豪雨被災者支援にあてるチャリティーレースとして行われることも告げられました。


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次に吉本興業株式会社 代表取締役副社長CAO 田中宏幸が挨拶に立ちました。関係、協賛各社に感謝を述べたあと、賑やかに楽しく面白く開催していきたいと話し、これからは2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年のワールド・マスターズと続くゴールデンスポーツイヤーと言われている、その先頭を飾る最も大阪らしい楽しいイベントとして盛り上げていきたいと抱負を語りました。


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産経新聞社執行役員サンケイスポーツ代表 吉川達郎氏は、趣向を凝らして前回以上に楽しんでもらえるよう様々な仕掛けをしたいと話したあと、昨年好評だったプレイベントのウォーキングの募集人数を増やすことを発表し、ぜひお気軽に参加いただければと呼びかけました。さらに、飲食ブースなどもますます充実するとのことで、思い切り走って歩いて食べて楽しめるようにしたい、と力を込めました。


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続いて淀川河川公園管理センターセンター長 田中幸一氏が、淀川自然公園は自然に恵まれていると話すと、石田が去年はミミズクを観察している人たちがいたと同意。田中氏は公園最大のイベント、寛平マラソンが成功するように努力したいと決意を語りました。


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特別協賛のフジパン株式会社本社マーケティング部長 坂田賢治氏は参加の目的を語ったあと、食に親しんでもらって、お子さんから年配の方まで楽しんで走っていただけるような支援ができればと力強くアピール。そして寛平マラソンのネームの入った商品を来年2月に発売することを発表、全員が試食を行いました。たむらけんじは「キャベツがシャキシャキして、ソースも効いてておいしい!」と絶賛。坂田氏は「皆さんに来てよかったと思ってもらえる大会になれば」と締めくくりました。


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寛平は、孫がずっと出たいと言っていたものの、年齢制限のルールに従ってこれまで止めていたと告白。しかし今年は晴れて6歳になり出られるとのこと。お孫さんの誕生日が開催日と同じ3月3日ということを話すと、周りから私情を挟んでいるとブーイングも。ひな祭りに開催されるということで、女の子を盛り上げたい、女の子を主体に考えていると寛平。いろんな女性ランナーにも声を掛けるので期待していてくださいと胸を張りました。さらに寛平が年齢制限を守っていたにも関わらず、石田が昨年そのルールを守っていなかった疑惑が発覚するなど、会見は盛り上がります。


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たむらけんじも3月3日開催に言及。毎年たくさんの芸人が参加していますが、今年は「くるよ師匠を筆頭に」女芸人を多めに呼びたいと宣言。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の女性芸人全員に声掛けして優先的に呼びたいと意気込みます。そして、駅伝にチーム寛平で参加することも発表。メンバーは寛平、たむらけんじ、石田、福本、そして会見にあとから登場するもう1人とのこと。テレビ各局にもオファーし、チームで戦いたいと希望を語りました。


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さらに、よしもと最強駅伝チームを作って、一般の方はその最強チームを倒していただきたいとアピール。「もし最強チームに勝つところがあればフジパン1年分」といきなりブチ上げます。これにはフジパンの坂田部長もビックリ。たむらけんじは寛平とともに「絶対勝ちますから!大丈夫です!」と説得。その様子に会見場は笑いに包まれます。


たむらけんじからはさらに「ファンキー加藤くんにもオファー出します」と発表。昨年は本人も楽しんでくれていたらしく、「オファー増やしてみようかな」と下心をのぞかせます。そして「ライブもやってもらう」「駅伝のチーム寛平で6キロ走ってもらおう」「ファミリ−ランもいっしょに走ってもらう」と、次々と案を出し、「とりあえずオファーですから」と涼しい顔。さらに寛平マラソンのタオルをデザインしてもらうという構想も発表。たむらけんじは「オファーというか、(この記事を)見たらわかると思うんで」とニヤリ。そのあとすぐに「事務所には一切言うてません」と話し、笑いを誘っていました。


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続いての福本愛菜からもサプライズ発表が。「女の子が主役の日だと思うので、チーム寛平でも出たいんですが、女子ばっかりのチームも作りたい」と話し、元NMBのメンバーを誘いたいと発言。福本のほか、山本彩、山田菜々、渡辺美優紀、門脇佳奈子、須藤凛々花という豪華な面々をメンバーとして挙げ、「ちょうど6人、みんなでいっしょに出ましょう!公開オファーです!」と、たむらけんじばりの強引なオファーを行いました。


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続いて石田が「いろいろございましたあの方が復活でございます」と呼び込んだのは、ガリガリガリクソン。ガリクソンは会見場を見渡すと「この中に週刊誌の記者の方は...」と早速ひとボケ。そして今年もフルマラソンを走ろうかと思ったものの、しでかしたことはフルマラソンくらいでは許してもらえないと反省の表情。「マラソンというのは楽しいもの、走って反省は許されない」と話すガリクソンを見て、たむらけんじが「マトモになったな」と声を掛けると、「やせませんでしたが、いろいろありました」とガリクソン。そして今まで人に支えられていることを無視していましたと話したあと「今回は駅伝チームで参加させていただきたい、みなさんといっしょに頑張って走りたいと思います」と殊勝な態度を見せていました。


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会見後の質疑応答で動員目標を聞かれた寛平は「去年より5000人増やしたい」と宣言。ちょっとでも上を望みたいと早くもやる気十分です。恒例になっていたガリクソンの罰ゲームについては、どういう状況でも、何にも悪くなくても、難癖つけてやります!とたむらけんじが高らかに宣言。寛平が駅伝のアンカーをやらせると話すと、たむらけんじは「だから難癖がつけやすい」とニヤリ。寛平もだからアンカーをやらせるんです、と2人で悪だくみしていました。


さらにたむらけんじは、テレビ局チームについて、ひな祭りなので女子アナチームもおもしろいと話し、とにかくオファーしまくりますと決意を新たにしていました。


福本が話した元NMBについても「現時点でどれくらいいけそうですか?」という質問が出ますが、福本は「さっき考えた案なんで...」とあっさり。でもスケージュール押さえたモン勝ちとポジティブに話すと、寛平も「絶対大丈夫やと思う」と、根拠なき太鼓判を押していました。さらに寛平は東京からも女性芸人を呼ぶと話し、こちらについても「大丈夫です、なんとかなるわですわ」と笑顔で答えていました。


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「フジパンPresents 淀川寛平マラソン2019」は今回も男女フルマラソン、男女10キロ、ファミリー3キロ、駅伝の4種目に加え、前回から始まった寛平ウォークも前日の3月2日(土)に行われます。


参加エントリーは明日8月30日(木)午前0時より、マラソンエントリーサイト「じょいすぽ!!」、大会ホームページサンスポマラソンドットコムのインターネットサイトや郵送にて申し込みを受け付けます。詳しくは「フジパンPresents 淀川寛平マラソン2019」のオフィシャルサイトまで!



【間寛平】【石田靖】【たむらけんじ】【ガリガリガリクソン】【福本愛菜】


2018年8月29日 (水)

ネイビーズアフロがなんばグランド花月初単独ライブ「いとをかし in NGK」を開催!

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8月27日(月)、ネイビーズアフロがなんばグランド花月では初となる単独ライブ「いとをかし in NGK」を開催しました。1年以上連続で単独ライブを続け、記念すべき20回目となる今回。通常は60分のところを90分にスケールアップし、満席の会場は開演前からヒートアップしています。


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ステージに2人が登場すると、会場から大きな拍手と歓声が。まずは満員の客席に一礼。そしてなんばグランド花月での単独ライブについて「皆様のおかげで実現できました」と挨拶すると、再び大きな拍手が起こります。ここから早速漫才がスタート。皆川のマシンガンのようなしゃべりに、はじりの絶叫系ツッコミが炸裂するたび、会場は大きな笑いに包まれました。


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2本目の漫才も、たたみかけるようなトークをたっぷり堪能できるもの。リズムに乗った2人のしゃべりに会場からは拍手と笑いが起こります。3本目は男女の付き合いについてのネタ。これもネイビーズアフロらしさあふれるやりとりで、しっかりと会場の笑いをゲットしていました。


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今回のブリッジVTRは「真夏の10番勝負」。海を舞台に10個の勝負を繰り広げ、勝敗を決します。「100m走」「ビーチフラッグ」など、様々な勝負が行われますが、はじりは走るときに右上を向くクセがあること、皆川が卑怯な手を使って対決に勝利するなど、らしさたっぷりの対決VTRに会場も盛り上がりました。


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続いてはスペシャルゲストの登場です。クールな登場VTRに続いて呼び込まれたのは、なんとブラックマヨネーズ。2人がステージに姿を見せると、会場からは絶叫と拍手が響きます。その様子に吉田も「鳥肌立ってます」とご満悦の表情。ネイビーズアフロとの縁は、皆川が吉田軍団として飲みに連れて行ってもらっていたこと、そして16年前に初めてなんばグランド花月へ来たときに漫才をしていたのがブラックマヨネーズだったというもの。「だからなんばグランド花月のゲストは決めていた」と皆川が話すと拍手が起こります。


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そしてまずは客席をバックにしての記念撮影ですが、ミュージシャンみたいやなという話しから、小杉と吉田が言い合いを始めるなど、ステージ上は和気あいあい。今回は「教えてブラマヨさん!」ということで、ネイビーズアフロからブラマヨの2人へ聞いてみたいことをぶつけていきます。


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ひとつめは「細かい性格なのをネタにしだしてから、素の性格も変わりましたか?」というはじりからの質問。これを受けて、吉田は「昔は考えすぎていた」と当時の爆笑エピソードを披露。皆川も気にしすぎエピソードを負けずに話し、笑いを取っていきます。最終的に吉田と皆川は、まったく考えない、気にしない相方に腹が立つと意気投合していました。


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次の「どうかしてるぜ」「ヒーハー!」の誕生秘話を教えてください!という皆川の質問から、なぜか小杉が「伝統芸能ハゲ踊り」を披露する流れに。会場中から拍手を受けてのハゲ踊りは、しっかり笑いをゲットしていました。「どうかしてるぜ」の誕生秘話について吉田は、9歳下の弟発信だったことを告白。小杉はあの世界的ミュージシャンからいただいた、名作マンガからパクったなど、諸説ある中から真実を伝えると宣言。実はクイズ番組に出演したとき、人気マンガからイメージして発したのが最初で、そのときはまったく受けなかったとのこと。しかし小杉本人は最初から気に入っていたと振り返っていました。


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最後の質問は「M-1、獲れますかね?」。吉田が「霜降り明星がおるからな...」というと会場は爆笑。しかし「決勝は行けそう」と話すと、皆川、はじりはかなりうれしそうな表情です。この吉田の発言には会場からも拍手が起きていました。と、ここで照明が真っ暗に。するといきなり吉田にハッピーバースデーが流れますが、吉田の誕生日は2ヶ月前とのこと。小杉が「まだ7月の俺の方が近い!」と叫ぶと、会場は爆笑に包まれます。


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続いて皆川から吉田への感謝の手紙が読み上げられますが、スクリーンに映る2人の思い出の写真の枚数が少なすぎることで、会場はまた爆笑です。プレゼントのやりとりを始めた皆川と吉田に向かって「(そんなことより)写真を用意せえ!」と小杉がツッコミ。そして、ここでなぜかはじりも小杉へ手紙を書いたと発表しますが、「お前と交わした言葉、14個くらいしかない」と小杉はボヤき顔。構わずはじりによる手紙の朗読がスタートするも、写真は各自のものがバラバラに出て、手紙もあっという間に終了。プレゼントの手作りかつらをかぶった小杉の姿に、会場は拍手と笑いに包まれていました。


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ここから再び漫才へ。4本目はのろけ話からネタがスタート。皆川の広がり続ける妄想に、はじりがひとつひとつ的確にツッコミますが、皆川の暴走は止まりません。そこではじりも負けじと体全体を使ってツッコミを入れていきます。次々と繰り出される言葉の応酬に、会場も引き込まれていました。


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続いては「実はこんな瞬間でした」というコントを。誰もが知っている名画や銅像が生まれた瞬間のポーズを次々と2人でネタにしていきました。


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ラストの漫才は男女の出会いについてのネタですが、これがなんと1本目からの漫才をすべて結びつける作り。それに気づいた会場が大爆笑していると、さらに驚きの仕掛けが仕込まれているというサプライズもあり、なるほどと唸らされるライブとなっていました。


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最後にステージへ出てきた2人が「あっという間でした」そして「ひと安心しました」と話すと、会場から拍手が。皆川が「NGKは毎年やりましょう!」とアピールすると、会場からひときわ大きな拍手が起こります。そして「ホンマにみんな来てくれてありがとう!またぜひ見に来てください!」と2人が挨拶し、大いに盛り上がった単独ライブは幕を降ろしました。



【ネイビーズアフロ】


2018年8月25日 (土)

ハワイ公演も決定!おきなわ新喜劇をプロデュースするゴリが見どころを語る

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ハワイ移民の3世が母親を探しに沖縄にやって来るというモチーフで、笑い満載の楽しい舞台となる、第5回おきなわ新喜劇ツアー『心がつなぐアロハイサイ!』公演が9月3日の東京公演を皮切りにスタートします。今回は東京、大阪、那覇、石垣に続き、なんとハワイ公演も決定! そこでおきなわ新喜劇をプロデュースするガレッジセール ゴリに本舞台の見どころ、そして今回のハワイ公演に向けた意気込みを聞きました。

――2014年に始まり、今回で5回目を数える「おきなわ新喜劇」ですが、吉本新喜劇と沖縄の方言・音楽・風習をミックスさせて、沖縄独特の文化・歴史を笑いながら学ぶというテーマで行われてきました。沖縄のお客さんのリアクションはいかがですか?

ゴリ:やはり沖縄の地元ネタをやると、皆さんすごく喜んでくれますね。俺たちの土地のことをいじってくれてるということで、みんなケタケタ笑いますし。東京や大阪の人が見たら、いったい何がおかしいんだと思われるかもしれませんが、皆さん本当にケタケタ笑ってくれていますね。

――やはり沖縄ならではの新喜劇だということなんですね。

ゴリ:ただ、本番前という緊張感をお客さんがあまりくんでくれないんですよ。本番前なのに、楽屋に何十人と役者の知り合いが入ってきて、「サーターアンダギー食べなさい」とか「天ぷら持ってきたよ」とか。こっちとしては着替えて、メイクとかもやりたいんですけど、「写真撮って」とか。おじいちゃんは「トイレはどっち?」と聞いてくるんで、「あっちです」とか言って。楽屋裏は大変ですね(笑)。

――第5回公演となる『心がつなぐアロハイサイ』は、戦後、戦争の被害が大きかった沖縄に、ハワイの移民が豚や洋服、ワクチンなどを送ったという実話がモチーフとなっていると聞きました。これは沖縄の方にとっては有名な話だそうですね。

ゴリ:もちろんです。ハワイから沖縄に豚が送られてきたというのは、沖縄の人はみんな知っている話なので。だからその話を入れながらも、根本的には笑ってもらうことが一番ですから。沖縄の人には笑っていただいて、そして東京や大阪の人には「沖縄の人って世界中に移民として渡っているんだな。そして戦後は、ハワイ移民が故郷のためにお金を集めて、豚だワクチンだ服だというものを送ったことがあったんだな」ということを知ってもらいたい。そういった沖縄の情報をひとつだけでも持って帰ってくれるだけで、僕はいいと思うんです。だからたくさんの知識を詰め込みすぎると結局、忘れてしまいますけど、とりあえず一個だけ。例えば空手がテーマだったら、実は沖縄が空手発祥の地なんだ、ということを一個だけ、持ち帰ってもらえればいいなと思って作っています。

――吉本新喜劇の伝統を守りつつ、沖縄らしさもミックスさせるということで。どれくらいのバランスで考えていますか?

ゴリ:基本的にやはり笑えないとお客さんは来ないと思うんで、吉本新喜劇の要素が6割。沖縄の要素が3割くらい。そして残りの1割が沖縄の豆知識という感じの配分でやっています。

――ゲラゲラ笑っていくうちに、いつの間にか沖縄の知識がスーッと入ってくるという。

ゴリ:そうですね。で、今回の幕間では、ひとりで三線を弾いている比嘉りゅうた(ありんくりん)が登場し、語り部をするという新しい試みをやります。そういうのは吉本新喜劇ではやらないことですからね。そしてゲストには、きいやま商店が来て、歌も歌ってくれるんで。そういう意味で、南国沖縄の爽快感みたいなものが出ると思います。そういう部分が「おきなわ新喜劇」らしさかなとは思います。

――第2回公演の時に、「香港、タイ、ハワイ、ブラジル、ペルーと沖縄県人会があるところ全てに行きたい」とゴリさんが意気込んでいたことがありましたが、今回、その中のひとつであるハワイ公演が見事、実現しましたね。

ゴリ:やっときました。沖縄移民の県人会がある場所に行ってやりたいという思いがあったので。これがひとつの成功例としてうまくいけば、ブラジルだ、アルゼンチンだ、ペルーだ、チリだと。沖縄の人がいっぱいいるところに行けると思うんで。本当にうれしいです。5年に1度の「世界のウチナーンチュ大会」に行ったときも、同じ沖縄出身で、世界中で生活している人がこんなにいるのかと。それくらいの人たちが集まりますからね。みんないろんな国の国旗を振っているんですけど、流れている血は沖縄ですから。移民として世界に渡っていって。そこで貧しい生活や重労働をしながら、なんとか頑張って生き抜いて。子孫を残して。自分たちの地位を確立している人たちなんで。そういう沖縄の人たちの力強さとか、そういう部分も僕は誇りに感じています。

――その景色は圧巻でしょうね。

ゴリ:そういう集まりを見たときに、今度は僕たちの方が、彼らが生活している国に行って、おきなわ新喜劇を観てもらいたいなと思ったんです。そこで「世界のウチナーンチュ大会」でもやらせてもらったんです。そうしたらその会場にも、世界中から来ている沖縄の人たちが来てくれて。言葉が分からなかったと思うんですが、それでもなんだか楽しそうに見てくれて。これだと思ったんです。だから今回、海外で見せられることになって、非常にうれしいですし。メンバーみんなも、ただただ仕事という理由でハワイに行けるということで、非常に喜んでいます(笑)。

――そういう意味で、ハワイの人たちも楽しみにしているんじゃないでしょうか?

ゴリ:今まで、沖縄の喜劇をハワイに持っていくということは、おそらくなかったと思うんですよ。沖縄とハワイは同じ南国ですが、なかなか頻繁に行き来できるわけではないので。だから僕らが沖縄の風を持ってきて。その上で自分たちのルーツである、沖縄の風と音楽と笑いを味わってもらって。やっぱり同郷っていいなというのをハワイで感じていただけたらうれしいなと思います。それにしても懐かしいですね、ハワイは、ゴリエちゃんのPVを撮った場所なので。

――ご縁があったんでしょうね。

ゴリ:本当にこの公演が決まるとは思わなかったですよ。こういうことが現実になるということはそう簡単にいくものでもないですからね。そういう部分で、沖縄県に対しても感謝ですし、そうやって尽力してくださった吉本のスタッフにも感謝ですし。その分、期待を裏切らない内容をしなければいけないなと思います。

――あらためて意気込みをお願いします。

ゴリ:今回は5周年という節目ですし、海外公演も決まったということですが、まだまだ、おきなわ新喜劇の知名度は少ないので。これからはおきなわ新喜劇を観たいから、沖縄に観光に来る、ということになれば、おきなわ新喜劇の意味があると思うんですね。こちらから東京や大阪に出かけていって、いろんな人に沖縄のことを知ってもらって。それをきっかけに、沖縄にも足を運んでもらえたらと思うんです。やはりなんばグランド花月を見ているとうらやましいですよ。1日に何回も公演をやって、全部が満席ですから。観光の一環として定着しているんですよね。だから沖縄もああいう風になるように、地道に頑張っていくしかないですね。


●日時・会場:
【東京】 9月3日(月) 19:00開場/19:30開演 @ルミネtheよしもと
【大阪】 9月5日(水) 18:30開場/19:00開演 @なんばグランド花月
【ハワイ】 10月17日(水)①15:30開演②18:30開演 @ハワイ大学
【那覇】 11月6日(火)・7(水) 18:30開場/19:00開演 @琉球新報ホール
【石垣】 11月28日(水) 18:30開場/19:00開演 @石垣市民会館 大ホール

●出演者:
ガレッジセール、普久原明、福田加奈子、宮川たま子、ありんくりん
田仲メリアン、宝眞榮日也美、仲地智子

●ゲスト:きいやま商店 ※ハワイ公演除く

●チケット料金
【東京・大阪】 前売4,000円/当日4,500円
【那覇・石垣】 前売3,500円/当日3,900円
        (※中学生以下 前売3,000円/当日3,400円)

●チケット一般発売:
【東京・大阪】  好評発売中
【那覇・石垣】  8月18日(土)~

●チケット取扱:チケットよしもと 、ファミリーマート、ローソン、チケットぴあ ほか

2018年6月15日 (金)

世界レベルのパフォーマンスが炸裂!「THE 舶来寄席 2018」公開ゲネプロ実施!!

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日本一の笑いと世界一流のパフォーマーが一堂に会する「THE 舶来寄席」は、2014年にスタートし、これまで多くの笑いと感動を生み出してきた人気イベント。今年も6月15日(金)〜24日(日)まで、「THE 舶来寄席 2018」として開催されることが決定しており、例年以上の盛り上がりは必至です。公演スタートに先駆け、6月14日(木)には公開ゲネプロが行われました。会場には「THE 舶来寄席 2018」期間中、パフォーマーたちとともにステージに立つ、吉本新喜劇の川畑泰史、酒井藍、アキの姿も。


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まず「THE 舶来寄席 2018」のVTRが流され、トップバッターとしてマイク・マイケルズの登場です。発明から制作までを自身でこなすマイクは、世界50カ国以上でのテレビ出演歴の持ち主。そのスペシャルなステージに、最初から会場の目は釘付け。ロボットさながらの動きに、音と光をシンクロさせたすばらしいコラボレーションを楽しませてくれました。


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ここでMCのロバータ、さや香が登場。「すごかったですね〜!」と3人もいきなり度肝を抜かれた様子。マイクは英国王室の方々の前でもパフォーマンスを披露したことがあるなど、華麗な経歴も紹介。そして続いて登場する2組に関しても、ロバータから世界レベルで活躍している人たちであることが会場に伝えられました。


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二番手のサンドゥ・トリオは、過去10年間、NBAのハーフタイムショーに出演し続けている実力派。登場した3人はまずは挨拶代わりのパフォーマンスを見せたあと、ステージ上を驚きの高さで舞い、飛び続けます。その圧倒的身体能力には、会場からも自然と拍手が。ステージ上ではパフォーマンスの迫力がより伝わる映像も流されるなど、最後まで目が離せませんでした。


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三番手のチーハン・チャオは、17歳で世界チャンピオンを獲得して以来、様々な賞を手にしている台湾のディアボロ・マエストロです。ディアボロとは、紐でつながった2本のスティックで特徴的な形をしたコマを操るもの。激しい音楽にのせて、自由自在な動きを見せるその姿はクールのひと言。卓越したテクニックを存分に見せつけてくれました。


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新喜劇の3人もパフォーマーを見る目は真剣そのもの。一瞬たりとも目が離せないといった表情で、ステージに注目していました。MCのさや香も「息を呑むパフォーマンスにヒヤヒヤした」と興奮覚めやらぬ様子でした。


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続いては、アンドレ&レオの登場。ステージ上にいるのは2人、それ以外には1つの道具があるだけ。シンプル極まりないステージでパフォーマンスが静かに始まりますが、たちまち会場はその世界に引き込まれていきます。2人の息ぴったりのコンビネーションは圧巻。会場からは「おぉっ」とどよめきに似た歓声が上がったかと思えば、コミカルな動きには笑いが起こるなど、2人のステージを堪能していました。


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次に、先程登場したサンドゥ・トリオの1人、コンスタンチンが再びステージへ。キューブを使ったパフォーマンスを披露しました。カラフルなライトを浴びて、様々に輝くキューブを自在に操るコンスタンチン。音と光とパフォーマンスが癒合した見事なステージを見せてくれました。


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ラストは、イリュージョンのニュープリンス、ダニーラリーJrのステージ。父親であるダニーラリーの影響で、14歳にして大掛かりなイリュージョンを作っていたという経歴の持ち主です。そのパフォーマンスは開始から独特の世界観に満ちたものとなっていました。モチーフとなるアイテムを美女2人が舞台中央へ運ぶと、ダニーラリーJrが登場し、すかさずステージがスタート。スピーディな演出であっという間に会場を引き込むと、続いては打って変わって静かで厳かな雰囲気に。


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舞台に用意された水槽の中へと体を沈めていくダニーラリーJr。緊張感の高まる時間が流れたあとには、驚きの結末が! その瞬間、会場からは拍手が巻き起こりました。ラストは会場も巻き込んでの圧倒的パフォーマンスを披露。一瞬も目が離せないステージに、会場からは惜しみない拍手が贈られました。


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フィナーレでは、本日の出演者が全員ステージへ集合。大きな拍手を浴び、公開ゲネプロは終了しました。


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公開ゲネプロのあとは、名誉支配人である中田カウス・ボタン、吉本新喜劇の川畑泰史、酒井藍、アキ、澤田隆治エグゼクティブプロデューサーも含めて囲み会見が行われました。フォトセッションが行われたあと、澤田エグゼクティブプロデューサーが、今日は通し稽古を初めて公開で行ったことを告げ、明日からよろしくお願いします、と挨拶。


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続いて、名誉支配人の中田カウス・ボタンがゲネプロの感想をコメント。カウスは、まだ体が興奮していると話し、「回を増すごとに改めて僕たちも勉強せなあかんなぁと思いますね」と感想を述べました。ボタンも「体張ってますからね!」と相づちを打ち、できるだけ大きな記事で宣伝してとアピールしますが、すかさずカウスが「毎回言うてるけど小さい」とツッコミを入れていました。


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パフォーマーを代表してコメントしたマイク・マイケルズは、ゲネプロを終えての感想と意気込みという質問を勝手に変更。自身が初めて日本に来たのは1989年、なんばグランド花月だったと話し始め、リタイアしようと思っていたところ呼んでもらえて、また大好きな日本、なんばグランド花月に出演することができたとのこと。そして日本が大好きなので日本人女性と結婚していることもアピール。今回は若いタレントの人たちと共演できることに興奮している、と話してくれました。


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次に吉本新喜劇・座長の川畑と酒井が感想と明日からの公演の意気込みを話します。川畑は「マイネームイズ...」と英語でひとボケ。10日間の間に、舞台袖からマジックのタネを見てみたいと語りました。さらに出ている女性がキレイなことにも言及。すかさずカウスが「新喜劇おったら何を見てもきれいに見える」とツッコむと「そのとおりでございます!」と応えていました。


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「本当にすごくワクワク、ハラハラしました」と酒井。心に決めたことがあるとのことで、千秋楽までに川畑、アキとサンドゥ・トリオのパフォーマンスを練習したいと宣言。「本当にすばらしいので、ぜひ見に来てください!」とアピールしていました。


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アキは「あっという間の1時間だった」とコメント。ラストのオチは関西人が喜ぶと思うと話し、新喜劇もあっという間と言ってもらえるよう力合わせていきたい、と力強く語っていました。


質疑応答では、まず川畑に今日のパフォーマンスの中で新喜劇で共演したいものは、という質問が。どれも出ていただきたい、コラボしたいけど、どれも無理だろうと思う、とパフォーマンスのすごさに脱帽したとのこと。新喜劇のステージについての質問には、今から舶来寄席が始まるよ、という内容になっていると話し、舶来寄席のための新喜劇を作っているとアピールしました。イケメン揃いのパフォーマーの中でタイプは?という質問に、酒井はチーハン・チャオと即答。技が決まるとカッコイイカッコイイと騒いでいた、と川畑に暴露されると、「ステージ中にペロッと舌を出すところもめちゃくちゃかわいいから見てほしい!」とぞっこんの様子。「考えます...」というチャオの返事に「毎日聞きますよ!」と追い込んでいました。


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世界のトップパフォーマーたちが驚きのパフォーマンスを繰り広げる「THE 舶来寄席 2018」。例年以上の盛り上がり確実のこのイベント。ぜひ劇場に足をお運びください!


【中田カウス・ボタン】【川畑泰史(吉本新喜劇)】【酒井藍(吉本新喜劇)】【アキ(吉本新喜劇)】【ロバータ】【さや香】



THE 舶来寄席 2018

日時:2018年6月15日(金)〜24日(日)18:30開場 19:00開演

料金:一般4,700円 学生2,900円(全席指定)

会場:なんばグランド花月


◆チケットよしもと

【Yコード:999010】 0570-550-100

24時間受付/年中無休(お問合わせは10:00〜19:00)

・オペレーター対応予約専用ダイヤル ℡ 0570-041-356(10:00~18:00)

WEBはこちら 


◆チケットぴあ

【Pコード:486-135】 http://pia.jp/

0570-02-9999 24時間自動音声対応。ご予約の際はPコードが必要。

(※毎週火・水 2:30~5:30はシステムメンテナンスのため受付休止)

発券・直接購入 サークルK・サンクス/セブン-イレブン/ぴあのお店


◆ローソンチケット

【Lコード:56067】 http://l-tike.com/

0570-000-407 (受付時間:10:00〜20:00)ご予約の際はLコードが必要。

発券・直接購入 LAWSON・ミニストップ店頭Loppi

お問合せ(10:00~19:00)

チケットよしもと予約問合せダイヤル

℡ 0570-550-100


舶来寄席公式サイト

http://the-hakurai.com/


2018年6月 4日 (月)

日本各地で大盛況!「吉本新喜劇全国ツアー2018」がついにファイナル!!

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3月21日(水・祝)の広島公演を皮切りに、全国23都道府県44公演を行ってきた「吉本新喜劇全国ツアー2018」。「小籔千豊」「川畑泰史」「すっちー」「酒井藍」の4座長が一堂に集結し、全国各地の会場を大いに盛り上げてきた約9年振りのこのツアー。6月3日(日)のなんばグランド花月公演でいよいよファイナルを迎えることになりました。


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ツアー最終日となったこの日も、なんばグランド花月は大盛況。このツアーの総決算となる公演だけに、これまでに負けない盛り上がりを見せていました。まずはspan!が登場し、ツアーが最終日であることなどを話し、会場を温めます。今回の新喜劇は、主人公が恋人との結婚を決意しますが、その許しを得るまでには様々な障害が待ち受けていて...という笑い満載のストーリーです。小籔、川畑、すっちー、酒井の4座長は舞台狭しと暴れ回る大活躍。姿を現すたびに、会場からは大きな拍手と歓声が起こります。2時間があっという間に感じられる爆笑連続のステージとなっていました。

もちろん座長以外のメンバーもそれぞれが持ち味を余すところ無く発揮。おなじみのギャグや体を張ったボケが披露されるたび、会場からは笑いが起こっていました。


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ラストは、全員がステージに集合です。まずは小籔が「こんなにたくさんのお客さんに入っていただいてありがとうございます」と挨拶。そして史上一番いろんなところに行かせていただいたとツアーを振り返り、東北や北海道などに行けたことが感慨深かったと話します。そして今日のステージで自分も含めてミスがあったことを告白。さらに新喜劇は先人が盛り上げてくれたから今があると語り、「島木さん、美保姉さん、竜じいが見てる...竜じいは寝てるかも」と会場を笑わせました。


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加えて、新喜劇が60年続いているのはMBSのテレビ中継があるからと語り、小さなときに新喜劇を見ていた人が、親になって子供といっしょに見る、その子供が親になって...というループになっていると説明。そのおかげで関西のみなさんにかわいがってもらっていると改めて感謝を述べました。そして、新喜劇がこれから50年、100年と続くように中継を見てほしいとアピール。土曜日は2時になってからお出かけしていただくようお願いしますと話すと、会場は笑いに包まれていました。


川畑はこの全国ツアーで「いい経験をさせていただいた」と、こみ上げるものをこらえながら話し、「これからも吉本新喜劇をがんばっていきますので、よろしくお願いいたします!」と挨拶しました。


すっちーも「こんなに知っていただいてありがたいなと思った」と、全国を回った感想を話したあと、イライラしないでいようと言っていた小籔のイライラしている姿を見て、座員たちの気持ちがひとつになったという裏話を暴露していました。


酒井は「最高です!みんないっしょにお風呂入ろうや!」と爆弾発言。若干ヒキ気味の会場に「私の裸は発酵する前のパンと思ってくれたら大丈夫です」と話し、笑いをゲットしていました。


ラストは再び小籔が「本日はどうもありがとうございました」と挨拶。大きな拍手に包まれる中、全国ツアーは幕を下ろしました。


舞台終了後には囲み会見も実施。今回のツアーでは約6万1,000人の動員があったことが発表されたあと、改めて4人の座長がツアーを終えた今の気持ちを話しました。酒井は「未熟な座長ですが、先輩や後輩に支えてもらって、見事に回ることができました」とニッコリ。今なら全員と裸の付き合いができる、と再び爆弾発言を繰り返し、素晴らしいツアーでした、と締めくくりました。


すっちーは、どういう反応になるのか不安もあったものの、どこもお客さんが温かかったと振り返りました。そして北海道と石川で新喜劇の放送が始まっていることに触れ、もっとがんばらないといけない、と気合いを入れ直していました。さらに、ツアー中はケータリングが充実していたと裏話も披露。「オクレさんを含めた全員がうっすら太っている」と話し、明日からはダイエットもがんばろうと改めて気合いを入れていました。


川畑は、新喜劇が全国の人に笑ってもらえることをメンバーにもスタッフにもわかっていただけたんじゃないかな、と笑顔。このツアーを終えて、一回り大きくなったと思うと語り、来年の60周年に向けていい機会になった、来年に注目してください!とアピールしていました。


小籔は、15年ほど前はまだ新喜劇の認知度が低く、いつか全国に知ってもらいたいと思っていたと振り返り、こんなに早く(全国を)回れるようになると思っていなかったとポツリ。そして今は見たくないと思っている人にもこっちへ向いてもらえるようにがんばっていきたい、全国の皆さんにかわいがっていただきたいと思っている、と抱負を語りました。


ツアーで一番大変だったことは?という質問に、川畑は「吉田(裕)くんが入院したこと」と答え、しかしそのピンチを迎えたことで逆に層が厚くなり、「新喜劇っていいなと思った」と振り返りました。小籔はツアーがもっと最悪なことになるかもとビビッていたと告白。新喜劇を知っているお客さんと知らないお客さん、どちらにも同じ台本を演じるのが怖かったとのこと。しかし蓋を開けてみると、みんなで死ぬほどウケてきたので安心したと笑顔で語りました。すっちーは、このツアーで大変さを感じたと言いつつ、今回行けていないところに回ってみたい、と次回への抱負を語ってくれました。



【小籔千豊】【川畑泰史】【すっちー】【酒井藍】【Mr.オクレ】【島田一の介】【青野敏行】【吉田裕】【松浦真也】【レジェンドゲスト】【今別府直之】【岡田直子】【タックルながい。】【カバ】【佐藤太一郎】【瀧見信行】【諸見里大介】【太田芳伸】【清水啓之】【音羽一憲】【井上安世】【ジャボリ ジェフ】【金原早苗】【服部ひで子】【span!】



◆吉本新喜劇のギャグがいっぱい『ちくび書きとりドリル』◆

吉本新喜劇のギャグといっしょに、ひらがな・カタカナ・漢字の書き順が覚えられる、楽しい書きとりドリルです。すち子をはじめ、新喜劇座員のおなじみのギャグが満載!小学生〜大人まで幅広い方にお楽しみいただけます!

タイトル:ちくび書きとりドリル

発行元:ワニブックス
発売日: 2018年4月10日
(全国の書店、ネット書店、吉本直営劇場の売店で販売)

定価:1080円(税込)


■7/18(水) 「乳首ドリルの逆襲〜ATTACK OF THE NIPPLE DRILL〜」DVD発売

<DVD商品概要>

【発売タイトル】乳首ドリルの逆襲〜ATTACK OF THE NIPPLE DRILL〜 税抜価格 2,315円+税

【品番】YRBN-91219

【収録内容】DVD1枚組/セルオンリー/片面1層・カラー/16:9/ ドルビーデジタル/ステレオ/本編31分+特典25分

【特典映像】収録の舞台裏に密着したメイキング映像集、「ドリルすんのかいせんのかい」フルバージョン

【発売元】よしもとミュージックエンタテインメント


2018年4月17日 (火)

今年もやってくる!待望の第6弾となる「THE舶来寄席2018」が開催!!

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2014年からなんばグランド花月にてスタートした「THE 舶来寄席」。日本一の笑いと世界のパフォーマーが生み出す笑いと感動で、毎回大好評を博しています。今回その第6弾となる「THE 舶来寄席2018」の開催が決定。4月17日(火)、なんばグランド花月で記者会見が行われました。


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まずはMCを担当するスーパーマラドーナとロバータの登場です。「THE 舶来寄席2018」が、6月15日(金)〜24日(日)の10日間、なんばグランド花月にて開催されることを発表。さらに6月15日(金)〜18日(月)、20日(水)にスーパーマラドーナが、先日上方漫才大賞新人賞を受賞した祇園が19日(火)と21日(木)〜24日(日)に公演のメインMCになること、そしてアシスタントをロバータが務めることも合わせて告げられました。


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続いて吉本新喜劇から川畑泰史、すっちー、酒井藍がロバータの流暢な英語で呼び込まれます。川畑は「まさか英語で呼ばれるとは!?」と驚いた様子。さらに澤田隆治エグゼクティブプロデューサーがステージへ。最後にTHE 舶来寄席・名誉支配人の中田カウス・ボタンが登壇しました。フォトセッションのあと、改めて澤田プロデューサーから、イベントの見どころが話されました。


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澤田氏は世界中にいるパフォーマーから厳選したメンバーであることを話し、これまでとは少し違う芸を見てもらうとアピール。メカニカルマジシャンのマイク・マイケルズやイリュージョンのダニーラリーJrなどに触れたほか、各パフォーマーたちについても解説し、新しいスタイルのマジックとイリュージョンを目玉におもしろいものを見ていただきたいと話しました。


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次は吉本新喜劇メンバーです。新喜劇は川畑を座長にレギュラーとしてアキ、さらに日替わりゲストで6月15日(金)〜18日(月)にすっちー、19日(火)〜24日(日)に酒井が出演するとのこと。まず川畑が、毎回すごいパフォーマーに圧倒される舶来寄席が楽しみと話し、だからこそこんなすごい新喜劇があるのかと言ってもらえるように、力を合わせてがんばりたい、と意気込みを語りました。続けて舶来寄席が来るたびに楽屋のWi-Fi環境がよくなること、海外のイケメンが多く来るため、なぜかシルクが用もないのにうろうろしているという裏話も披露しました。


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続いてのすっちーですが、川畑と同じWi-Fiの話しをするつもりだったらしく「頭真っ白で震えてる」と笑わせます。そして、世界のパフォーマーが来るわけですから、日本のコメディはどんなもんか見てる、負けないように気合を入れていきたい、と宣言。さらに新喜劇が全国ツアー中であることにも触れ、パフォーマーを見つけて、ゆくゆくは全世界ツアーも、と野望を語っていました。


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舶来寄席には思いれがある、と酒井。2年前に座長になりたいと宣言して、今回座長として戻れることになったとにっこり。大好きな公演なのでがんばります!と気合いを入れたところで、次の仕事が入っているため、酒井はここで退席。最後に「みんな来てな!」と呼びかけ、会場をあとにしました。


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ここからは2部に出演するパフォーマーの紹介です。若干つたないスーパーマラドーナ・田中の進行もありつつ、VTRで6組を紹介。いずれ劣らぬ素晴らしいパフォーマンスの片鱗を見ることができました。


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続いて名誉支配人の中田カウス・ボタンの挨拶です。カウスは「ちらっと見るだけでもすごい」と、パフォーマーに感心した様子。そして、お客様も毎回驚いて喜んで帰ってもらっている、今度いつ見られますかとよく聞かせてもらう、とこれまでの反応を披露。さらに才能あふれるパフォーマーたちについて話したあと、自身も毎回楽しみにしながら楽日を迎えていると語りました。


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ボタンは今回が6回目なので、次回7回目は綱渡りを練習して...と笑わせます。そして詰めかけたマスコミが前回より多いと話し、もっと来てもらえるようにと気合いを入れていました。


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次に澤田氏が、チームプレーで行うパフォーマンスは一人でやることでネタとして厳しくなると言及。今回は、そのスタイルのパフォーマーも出演することから、だからこそ目のこえたお客様にも見てほしいとアピール。さらにダニーラリーJrが披露する、大きなタコの足が出てくるステージをいっぱいに使ったイリュージョンについては、澤田氏も「あれはどうしているのかわからない、片付けるところもやってもらわないと」と笑わせました。


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川畑はVTRに登場したパフォーマーの技を見切ったと豪語しますが、すっちーや武智からツッコまれることに。すっちーは新喜劇の信濃岳夫がコマを回すキャラを押しているもののイマイチなため、今回のコマを使うパフォーマーの本物の芸を見てあきらめさせると期待を込めていました。最後はカウス・ボタンが「みなさまの力を借りて、毎日満席になるようにしていただきたい、よろしくお願いいたします!」と挨拶。会見は終了しました。


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質疑応答では、インバウンドの観客についての質問があり、澤田氏が新喜劇は日本語がわからなくても楽しめるものの、観光に来てショーを見るというのはなかなか...と話し、そこをどう楽しませるかが大阪全体としてもテーマと説明。団体客誘致などに取り組んでいること、今回の集客に注目していることなどを話しました。スーパーマラドーナと祇園のMCについては、ちょっとした息抜き、空気を和ませるような緩和を期待していると話すと、武智も「緩和役につとめたい」とコメントしていました。


舶来寄席は1部が吉本新喜劇、2部がワールドバラエティエンターテインメントという2部構成。新喜劇で大いに笑い、世界のスゴ技、カミ技で大いに驚く、楽しさいっぱいのイベントとなっています。6月15日(金)〜24日(日)の全10公演をお見逃しなく!



【中田カウス・ボタン】【川畑泰史(吉本新喜劇)】【すっちー(吉本新喜劇)】【酒井藍(吉本新喜劇)】【スーパーマラドーナ】【ロバータ】



【公演名】THE 舶来寄席 2018

【会場】なんばグランド花月

【期間】2018年6月15日(金)〜24日(日)、18:30開場/19:00開演

【料金】一般4,700円/学生(大学生以下)2,900円


2018年4月13日 (金)

メモリアルイヤーを迎えた祇園が10周年記念「GION展」を開催!

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先日行われた「第53回上方漫才大賞」で新人賞を受賞した祇園。結成10周年というメモリアルイヤーに大きな勲章を手に入れた2人ですが、大阪と東京で単独ライブが行われることも決定しています。


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さらに10周年記念として、大阪・吉本興業大阪本社 本館1F POP UPギャラリーで4月12日(木)~4月14日(土)の期間、行われているのが「GION展」。


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祇園の結成10周年をお祝いするアート展で、「祇園を好きでいてくれる皆さんと一緒に創り上げる」をコンセプトに、ファンから募集した祇園10年間の写真や手作り作品などが展示されるこのイベント。会場にはファンの気持ちがたっぷりとこもった作品やレアな写真などがずらりと飾られています。13日(金)には多くのファンが詰めかけた会場に2人が現れ、櫻井が手書きのメッセージを飾ったほか、木﨑はナルシストことわざ色紙を作成。そして、会場に詰めかけたファンと触れ合うとともに、10周年にかける意気込みなどを語ってくれました。


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会場を見た櫻井は、思っていた以上にファンの皆さんが時間と手間をかけてくれていることにありがたい気持ちでいっぱいです、と感謝。木﨑は、会場のスペースが広いので「ガラガラやないか!」とツッコむ準備をしていたものの、想像以上に沢山の方が来てくださって嬉しいです、とこちらもファンの熱意に感激した様子でした。展示されているもののなかで気になったものとして、櫻井はファンが用意してくれた自由に書き込めるノートとペンのセットをピックアップ。遠方のファンのために、大阪のファンの方がみんなで1つのものを作るという気持ちがうれしいと話しました。木﨑はイベント「GIONトーク」でプレゼントしたキスマーク入りのカードが1年分飾られているのを見て、毎月の分を持って来てくれたことに感謝しつつも、展示物は返却不可のため「返していらんねや...」と思ったとポツリ。しかし、櫻井が「コピーやから!」とツッコむと、「安心しました!」と笑顔を見せていました。


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そして上方漫才大賞新人賞を受賞したことについても改めてコメント。賞を取ったことを実感するのは「マネージャーさんと会うたびに仕事が入りましたと言われること」と櫻井。木﨑は「ちゃんとした漫才せなな、と(思います)」とまさかのまじめ解答。櫻井も思わず「マジメ!」とツッコミます。しかし木﨑は「明日単独公演を行ないますが、新人賞と10周年とが重なってガチガチ」「(賞に)恥じぬようにがんばらないといけない」とマジメモードを崩しませんでした。


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4月14日(土)の大阪・よしもと漫才劇場、4月29日(日・祝)の東京・よしもと∞ホールで行われる、祇園10周年単独ライブ「ぎおんまつり~Thanksgiving10~」については、オール新ネタを披露すると宣言。最新の僕たちを見てもらえるのでぜひ!と櫻井。木﨑は「コテコテのなにわの木﨑とシティ派の東京の木﨑を使い分けてるので、その違いも楽しんでいただければ」とアピールしました。


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最後へファンへのメッセージとして、「15年、20年とこれからも皆さんに支えられながら、続けていけるようにがんばりたいと思います」と櫻井。木﨑は「美を落とさないようにがんばりますので、20周年もきれいな木﨑でお会いできると思います」と締めくくりました。


祇園10周年記念「GION展」は明日4月14日(土)まで開催中。最終日は22:00まで楽しめますので、ぜひ立ち寄ってあなたも10周年に華を添えてください!


【祇園】



▼祇園10周年記念「GION展」

【日時】2018年4月12日(木)~4月14日(土)17:00~21:00(14日は〜22:00)
【会場】大阪・吉本興業大阪本社 本館1F POP UPギャラリー
【料金】入場無料


▼祇園10周年単独ライブ「ぎおんまつり~Thanksgiving10~」

大阪公演

【日時】2018年4月14日(土)19:45開場 20:00開演
【会場】大阪・よしもと漫才劇場
【料金】前売2,000円 当日2,300円 ※SOLD OUT


東京公演

【日時】2018年4月29日(日・祝)15:45開場 16:00開演
【会場】東京・ヨシモト∞ホール
【料金】前売2,000円 当日2,300円 ※SOLD OUT


2018年4月10日 (火)

和泉市をこれまで以上に盛り上げる!「いずみ応援隊」就任記者会見開催!!

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4月10日(火)、吉本興業大阪本社にて「いずみ応援隊」就任記者会見が開かれました。今年度10周年を迎える「和泉市南部リージョンセンター」及び「道の駅いずみ山愛の里」での記念事業実施にあたって、土肥ポン太、シャンプーハット・こいで、笑福亭扇平、span!、森本大百科、ずが☆こうさくの面々が「いずみ応援隊」に就任します。


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会見ではまずMCのspan!が登場。和泉市のイメージキャラクターのコダイくん、ロマンちゃんも応援に駆けつけました。そして辻宏康和泉市長に続いてポン太、こいで、扇平、森本、ずがが登場。


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初めは辻市長の挨拶からです。まず就任式開催のお礼を述べ、和泉市についてトカイナカとして売り出し中であること、平成33年には庁舎の建て替えも視野に入れていることなどを説明。応援隊については、心強く思っている、行政もがんばっていきたいと語りました。


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続いて「いずみ応援隊」任命書をポン太が、特大名刺をこいでがそれぞれ代表して受け取りました。「道の駅いずみ山愛の里」応援隊長でもあるポン太は、「いつも飲みに行く仲間と...」と話し始めますが、ほかのメンバーから「一回も(飲みに行ったこと)ない!」とツッコミが入ります。そして、和泉市に携わって2年経つことを話し、野菜もたくさん採れ、みかんもおいしくてものすごくいいところと和泉市の良さをアピール。土肥ポン太を和泉ポン太にしようかと思ったところ、和泉修さんからクレームがあったと笑わせました。


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「なにわボケの会」筆頭のこいでの挨拶は、昔好きだった女の子の名前がいずみ...というボケからスタート。「なにわボケの会」を使ってくれたらいいなと思っていたので、非常にありがたいと感謝し、ボケの会のメンバーにはそれぞれ実力があると話します。そして、もうひとつの故郷ができたと思うので、和泉市にもう一人奥さんを...と再びボケたあと、これから和泉市に行くことも増えるので、和泉市の人たちと仲良くなれたらいいな、と抱負を語りました。


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和泉市南部リージョンセンターで年4回の落語寄席を実施する扇平は、イベントの告知をしたあと、ネームバリューは薄いが雑草魂でやるしかない、非力ですが一生懸命がんばりますと闘志を燃やしていました。


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「なにわボケの会」のメンバー、森本は先日も和泉市でいろいろな人の似顔絵を描いたことを話し、辻市長へ似顔絵を贈呈しました。その出来栄えには市長も「そっくりですね」「リアルです」とビックリ。森本は、似顔絵で盛り上げていけたらとアピールしました。


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同じく「なにわボケの会」メンバーのずが☆こうさくは、ビニールテープを使った作品が得意であることを伝え、現在大きな絵を作っている途中で、それをSNSで日本、世界に発信してもらえたらとお願い。作品を手に、これを50倍にしたものを製作中と話し、和泉市を芸術でも盛り上げていきたいと力説しました。


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そしてMCのspan!も「大阪府住みます芸人」であり、「いずみ応援隊」のメンバーであることを改めて紹介。和泉市とゆかりが深いことを説明し、今後は和泉市の小学生を対象にした漫才教室を開催。その集大成として「N1 グランプリ」を実施することも発表されました。辻市長は「いずみ応援隊」に望むこととして、和泉市民の気持ちで関わっていただけたらと、メンバーに希望を伝えていました。


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質疑応答では、まずこいでに「なにわボケの会」の内容についての質問が。こいでは、今回は芸術に特化したメンバーだと説明。改めて森本の似顔絵、ずがの作品について話した後、自身も絵を描くこと、span!・マコトの折り紙についても説明。そしてこの春は銀シャリ・鰻、ツートライブ・周平魂もメンバーであることを話し、季節が変わるごとにメンバーもチェンジして、いろんなことをやっていくと発表しました。


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和泉市の魅力を聞かれたポン太は、和泉市は大阪で産直野菜が一番集まる場所として注目されていると切り出し、いろんな野菜が採れるし、ドライブに行っても1日楽しめると話しました。そして、和泉みかんの魅力についても力説。味はすごくいいものの、みかん農家が減少傾向にあるので、盛り上げていきたいと語りました。


今後、10周年記念として「いずみ応援隊」が活躍する様々なイベントが予定されています。ポン太は「和泉みかん」応援プロジェクトとして、みかんの収穫、販売、宣伝などを行い、大阪は元より、日本全国に発信していきます。そして、和泉市の春夏秋冬の野菜をテーマに年4回新作をお披露目する「なにわボケの会」合同展が、4月22日(金)のキックオフイベントから和泉市南部リージョンセンターで実施。「なにわボケの会」は、こいでが筆頭を務めるだけに、その内容に注目が集まります。span!の漫才教室は9月頃からの開講予定。初代チャンピオンが誰になるのか、今から期待が高まります。さらに扇平は山愛寄席を年に4回実施するほか、それぞれのイベントに合わせて森本、ずがの似顔絵やビニールテープアートも披露されるなど、盛りだくさんの内容となっています。



【土肥ポン太】【シャンプーハット・こいで】【笑福亭扇平】【span!】【森本大百科】【ずが☆こうさく】


2018年4月 7日 (土)

森田展義がなんばグランド花月で「森田展義の新喜劇なんですねぇ〜...はぁい」を開催! 超大物スペシャルゲストも続々登場!!

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4月6日(金)、森田展義のなんばグランド花月での初イベント、「森田展義の新喜劇なんですねぇ〜...はぁい」が開催されました。「今までの新喜劇とは一味ちがうかなりの自信作」と森田自身も胸を張る出来栄えのようで、チケットは完売。あいにくの天候ながら、立ち見も出るなど、たくさんの観客が詰めかけました。


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おなじみのテーマが流れると会場からは拍手が起こります。舞台は花月うどん。バイト役で登場した山田花子の姿に観客からは歓声が上がりました。花子は店に来た客に水をかけるなどやりたい放題です。


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そして今日の主役、花月うどんの店主・森田が登場すると一際大きな拍手が。それに気をよくした森田、さらに拍手を要求し、笑いを取ります。今回のストーリーは、花月うどんの店主・森田をめぐるドタバタ。森田との結婚に反対する彼女の父親、ライバルのお坊ちゃん、近所のヤンキーたちや借金の取り立てなど、様々な登場人物がてんやわんやを繰り広げます。


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まず登場したのは「アホ」の腹掛をした警官役の坂田利夫。自己紹介から持ちギャグの連発に観客は大爆笑です。しかし、あまりにもギャグをやりすぎ「...ゴールないんでしょ?」と森田にツッコまれる始末。会場を大いに盛り上げました。


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そしてなんと続いて現れたのが、女優の秋吉久美子さん。いきなりのサプライズ登場に会場はどよめきに包まれました。そしてここから坂田は「結婚してんの?」と話しかけ「独身です」と聞くと「チャンスや!」とニンマリ。「マンション買うたろか」「ダイヤの指輪買うたろか」と脱線していきます。


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そこから森田のボケが飛び出すものの、一人だけコケない秋吉さんに花子が「コケんかい!」とツッコミを入れるひと幕も。そのあと秋吉さんがボケて、全員がコケるというレアなシーンがあったかと思うと、退場シーンではなんと坂田とのコラボが実現。秋吉さんが「よいとせのこらせ」をやりながらステージから去っていくという、信じられない光景に会場は爆笑でした。


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そこからも高井俊彦扮するヤンキー、その彼女役に末成由美、森田の彼女の父親役に池乃めだか、近所のおばあちゃんに桑原和男、森田のライバル役のお坊ちゃんに内場勝則、借金取り立ての若頭役に西川忠志など、続々と登場する新喜劇の人気メンバーが会場を大いに盛り上げます。各自が持ちギャグを披露したほか、森田とのコラボギャグも見せるなど、貴重なシーンの連続に、会場も大喜びでした。


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この豪華メンバー以外にも今回はトピックが。それは森田の一人二役です。うどん屋の店主・森田と、借金取りの林田を演じることで、ストーリーがより複雑でおもしろいものになっていました。ほかにも会場が暗転すると舞台にスクリーンが登場。映し出された客席に森田が現れるといったサプライズも。なんと二階席に森田の父親、いとこが来場しているというハプニングには森田も思わず笑ってしまっていました。


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さらに会場からステージへ帽子を目深にかぶった一人の男性に上がってもらうと、それが舞台冒頭にも登場していたもりすけ。これは森田の私服を来て会場に潜んでいるというサプライズでした。客観的に自分のファッションを見て森田が落ち込むなど、ステージは爆笑シーンの連続でした。


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ストーリーのラスト前には再び秋吉さんが登場。森田とコラボギャグを見せるなど、もう一度会場を盛り上げ、エンディングへ。見事ハッピーエンドで一旦幕が降り、再び幕が上がると、今日の豪華出演者がステージ上に勢揃いです。


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客席からの花束を受け取った森田が、まずスタッフと出演者たちに感謝したあと「楽しんでいただけましたでしょうか?」と客席に問いかけると大きな拍手が起こります。そしてここで秋吉さんがステージへ。森田が昔からファンだったことなどが重なり、今回のサプライズ出演が実現したとのこと。初新喜劇を終えた秋吉さんは「大冒険!」と笑顔でコメント。森田が「楽しんでくれましたか?」と尋ねると「はぁい」と返すなど、最後まで笑いを取っていました。


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ラストは森田が5月24日(木)にポストよしもとで行われる「森田展義アワー」について告知。新喜劇を落語にするという新しい試みにチャレンジすることを明かしました。そして改めて感謝のコメントを述べ、大盛り上がりのイベントは幕を下ろしました。



【森田展義(吉本新喜劇)】【山田花子(吉本新喜劇)】【坂田利夫(吉本新喜劇)】【池乃めだか(吉本新喜劇)】【高井俊彦(吉本新喜劇)】【末成由美(吉本新喜劇)】【桑原和男(吉本新喜劇)】【内場勝則(吉本新喜劇)】【西川忠志(吉本新喜劇)】【いがわゆり蚊(吉本新喜劇)】【桜井雅斗(吉本新喜劇)】【信濃岳夫(吉本新喜劇)】【前田まみ(吉本新喜劇)】【松浦景子(吉本新喜劇)】【もじゃ吉田(吉本新喜劇)】【もりすけ(吉本新喜劇)】【レイチェル(吉本新喜劇)】


2018年4月 2日 (月)

なんばグランド花月で「ベストマイワイフ〜宮川大助・花子紫綬褒章受章記念イベント〜」開催!

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平成29年秋、紫綬褒章を受章した宮川大助・花子。2人が感謝の気持ちを込めて、これまで応援いただいたお客様への恩返しとともに、これからも夫婦漫才を末永く続けていく決意表明として、4月1日(日)になんばグランド花月に於いて「ベストマイワイフ〜宮川大助・花子 紫綬褒章受章記念イベント〜」を開催しました。

 

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今回のイベント、司会は桂文珍と宮川さゆみが務めます。緞帳が上がるとステージに2人が登場。文珍の口から改めて大助・花子が紫綬褒章を受け取ったことが報告されると会場は大きな拍手に包まれます。文珍は「漫才でもらう人は少ない、いとこい師匠以来」と話し、夫婦コンビ、吉本興業では初めてと伝えると、改めて拍手が起こりました。

 

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そして本日の主役、宮川大助・花子を呼び込むと、さらに大きな拍手が会場に響きます。尼神インター、学天即、和牛、藤崎マーケット、矢野・兵動といった後輩芸人、DHF(大助・花子ファミリー)、宝塚歌劇団OGメンバーらが、次々に「おめでとうございます!」と2人にお祝いを告げ、花束を手渡します。

 

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花子は、まず「みなさま、お越しいただきありがとうございます」と挨拶。なんばグランド花月が本拠地であることを話し、漫才でいただいた賞なので、漫才のお客様にお披露目したいと思ったと語ります。そして、師匠おめでとうという有志のみなさんに、いっしょの舞台に立っていただきましたと、ステージ上にいる今日のメンバーを紹介しました。

今日のステージについては「年齢がいった分だけの舞台をお見せしたい」とアピール。さらに紫綬褒章の名前に恥じないよう、大助・花子さんよかったなと思ってもらえるようにしていきたい、と挨拶しました。大助が話そうとすると花子が割り込むおなじみのボケもありつつ、いよいよイベントのスタートです。

 

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まずは漫才から。トップバッターは尼神インターです。呼んでもらえて漫才までさせてもらえることがありがたい、おめでたいと挨拶。

 

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二番手は学天即。花子に編んでもらったというベストを見せると、会場から拍手が起こっていました。

 

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和牛のネタは、テンポのいい言葉の応酬で会場も引き込まれていきます。

 

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続いては腹話術の川上じゅんが登場です。よしもとに腹話術師は一人だけと自己紹介したあと、会場から選んだ人に協力してもらい、人間腹話術を披露します。見事な腹話術の技術と選ばれた観客のユニークな動きで盛り上がりました。

 

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藤崎マーケットは、動きとぴったりリンクしたネタを披露。会場は笑いが止まりませんでした。

 

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「めでたいステージに呼んでもらって、ありがたい」と現れたのは矢野・兵動。まず「元気ですか!」「おー!」とコール&レスポンスで客席を盛り上げ、大助・花子との思い出を披露してからネタがスタートしました。

 

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次はいよいよ大助・花子の登場です。花子は「今日の日を迎えられてうれしいです!」と第一声。続いて大助を羽生結弦と紹介し、笑いをゲットします。そして、今日の衣装は紫綬褒章ということで紫にしたと話すと、会場から拍手が起こりました。2人が出会った当時の話から大助が患った病気について、家庭での父親の役割など、流れるようにしゃべり続ける花子と、ここというポイントで優しくつっこむ大助。会場にはかつての2人の同僚や後輩が来場していたことも告げられるなど、いつもどおりにぴったりと息の合ったしゃべりに観客も大満足でした。

 

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ここからはトークコーナー。スペシャルゲストとして登場したのは今くるよです。花束を持って登場したくるよは、しっかり花子と抱き合います。そして「今日が今まで見たなかで一番キレイ、こんなにうれしいことない!」と絶賛。そのあとは、お約束の「どやさ!」で盛り上げます。

 

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そして「文珍・くるよのわろてんか夫婦」のコーナーがスタート。その昔、2人はしょっちゅうケンカしていたとくるよ。当時は大助もしゃべっていたらしく、舞台終りは必ずケンカしていたとのこと。でも帰りは仲良くしていたそうで、夫婦っていいなと思ったと振り返ります。そして当時、花子から漫才も夫婦もやめようかと相談があったことも明かされました。さらに大助・花子の2人がくるよの家に泊まりにいき、大助がくるよのパンツを借りたこと、漫才ブームの当時、くるよの貴重な休みに2人からさゆみのお守りを頼まれたことなど、懐かしいエピソードが次々に飛び出します。

 

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続いて文珍が大助の故郷での思い出を語ったあと、さゆみが大助の入退院でご迷惑をかけた方々からのメッセージがあると発表、VTRが流されます。そこ登場したのは五木ひろしさん、坂本冬美さんのお2人。「紫綬褒章おめでとうございます」とお祝いの言葉のあと、坂本さんが「唯一無二の夫婦漫才」と話すと、五木さんは「ご夫婦、漫才で受章はすごい」と称賛。そしてこれからますます仲良く、そして芸を磨いて、大阪、日本全国のみなさんにすばらしい漫才を届けていただきたいというメッセージも伝えられ、トークコーナーは大いに盛り上がって終了しました。

 

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続いては、松下笑一と小宮ひろあきの風船芸。一本の風船からテディベアを巧みに作ると、観客を巻き込んでショーを進めて行きます。バルーンを自在に扱う2人の姿に、会場も驚いたり、笑ったり、大いに楽しんでいました。

 

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そしてバルーンでアーチが作られると、DHF(大助・花子ファミリー)のメンバーがステージに登場。美しい歌声を披露するとショーの始まりです。ナレーションは大助が担当。大きな大きな咲かずの桜の木がある花咲村で、桜が咲くのを花子婆が楽しみに待っていて...というストーリーが語られます。ショーは大助・花子を中心に、メンバーたちが素晴らしい歌。華麗な踊りで大活躍。笑いもしっかり織り込まれ、会場はすっかりショーの世界に引き込まれていました。

 

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エンディングでは、ステージセンターに大助と花子の2人が登場。花子の「なんばグランド花月に満開の笑顔の花が咲いたでしょうか?」という問いかけには、会場から大きな拍手が起こります。そして2011年3月、文化庁から芸術選奨の知らせを受けたその日に震災が起こったこと、それからこれも何かの使命と東北の被災地に足を運んでいることを話し、大助が「皆さんの勢いをこの歌にのせてください、それを福島に持っていきます!」と「愛を歌おう」がスタート。曲の途中にはメンバーが客席に降り、観客にバルーンを手渡していきます。客席いっぱいにカラフルなバルーンが揺れる中、大盛り上がりで記念イベントは終了しました。

 

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