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ライブレポート

2018年8月24日 (金)

「今までで一番饒舌」大屋あゆみ、聴覚に障がいがあっても楽しめる「劇団アラマンダ」を旗揚げ

8月17日(金)、よしもと沖縄花月で大屋あゆみを発起人とした手話劇団「劇団アラマンダ」の旗揚げ公演「先生(しぇんしぇー)」が行われました。

「先生(しぇんしぇー)」は勉強嫌いだけど天真爛漫な主人公の男子高校生を大屋あゆみ、同級生の女子をハイビスカスパーティーのちあき、担任の先生を島袋忍、忍先生の同僚を利根川ホプキンスの岩田勇人、ちあきの父親を利根川ホプキンスの又吉ヒロト、高校の近くにあるパーラーアラマンダを経営する兄妹役をピーチキャッスルの真栄城将、ハイビスカスパーティーのゆかをキャストに、パーラーアラマンダで繰り広げられる笑いあり、人情ありのドタバタコメディーを描いたものです。

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両親共に聴覚に障がいがあり、日本語よりも手話を先に覚えた、という大屋あゆみ。手話を交えた「観て楽しむお笑い」を行うということで、会場には聴覚に障害のある方も多く来場し、着席するときも互いに手話で助け合う姿が見られました。
開幕と共に満席の観客からは大きな拍手。また、音だけでなく、両手を挙げてひらひらと手のひらを振る、手話の拍手も場内を飾り、会場は暖かい空気に包まれました。

大屋は演技しながら手話をこなし、島袋もセリフに合わせて手話を多用、兄妹役の真栄城とゆかはタイミングを合わせたツッコミ手話を行い、演者は全員全身を大きく使ってお笑いを表現し、会場から絶えず笑い声を浴びていました。また、手話のサポート役として太陽に扮し舞台袖に立っていた沖縄県聴覚障害者情報センターの大嶺文子さんも時々演者からの絡みを受け、観客からは笑いの嵐。普段は劇中にはタイトルが表示されるだけの舞台両端にあるモニターも、この日は劇のあらすじを映したり、場面転換を知らせたりと大活躍していました。

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舞台が終わって、一人づつ挨拶。それぞれが自分の名前を手話で表現した後、口々に「手話は初めてだから反応が気になっていたけど、皆さんが楽しんでくれてよかった」と言う中、大屋は「初めての手話劇なので、大変緊張し不安もありました。笑いを始めて7年、いつかは手話を用いた劇団をやろうと思っていたことが、ここで形にできました。私は両親とも耳が聞こえないので、気付いたときから手話で暮らしてきました。でも、一切不満はありません。まだまだ半人前だけど、この公演をこれからも続け、お笑いの面でも、手話の面でも一人前にできるように頑張りたいと思います。この手話劇をするために多くの人に支えられてきたので、公演ができたことをみなさんに感謝しています」と号泣。真栄城に「ちょっとー、(よしもと沖縄花月は)こんなに感動する場所だった?今までで一番饒舌じゃない?!」とツッコミを受け、大屋は泣き笑いしながら「今日初めて手話を見た方にも身近に感じてほしい」と、ステージも観客も全員で手話ソングを歌うことを提案します。

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会場に流れる音楽に合わせ、舞台では大屋を中心に手話の振りつけを披露、モニターにも歌詞と手話の振りを映し、来場者は一緒に音楽に乗せて手話で歌っていました。

劇の終了後、那覇市から来たという女性、新垣さんは「聴覚に障がいがあると行く場所が限られてしまうので(このような劇が)続いていってほしい」と話し、宜野湾市の女性、赤嶺さんは「演者の表情が伝わってきて良かった。障がいがある人とない人が一緒に笑える場所があるのはとても素晴らしいことなので、ぜひ続けてほしい」とにこやかに話していました。

閉場後に行われた囲み取材で大屋は「耳の日のイベントで、手話通訳付きのお笑いステージの時間をもらったとき、観客の反応を見て『言葉がなくても笑いは伝わるんだ!』と思ったことと、ちょうど同じ時期にR-1ぐらんぷりで濱田祐太郎さんが優勝したことがあって、障がいがあってもなくてもお笑いに取り組むことができることがわかり『今やらなきゃ!』と感じた」と、劇団の立ち上げを決心したと話し、「聞こえる人は動画だったり、漫才だったりと娯楽に選択肢がある。けれども聴覚に障がいがあると、娯楽の選択肢が狭まってしまう。狭い中で、選べる娯楽をもっと増やしたい。私はコーダ(聴覚障がい者を親に持つ、耳が聞こえる子供)で、聞こえる人と聞こえない人両方の気持ちが分かるから、自分が伝えていかなければ、と思った」と信念を語りました。

また、ズッコケや頭をたたいたりするアクションなど、手話以外でも目で見て伝わりやすいアクションを多く取り入れ「観て楽しむお笑い」づくりを進めたことを明かし、「今は夏休みだし、お笑いを若いうちから目で見て楽しんでほしいから、そのうちろう学校の生徒を呼べるようにしたい。気軽に出かけられる娯楽がない、とあきらめている人がもしいたら、その人にも外に出るきっかけになれるように、まずは沖縄で手話劇を広めて、楽しむことの権利があるんだと県外でも伝えられるようにしたい」と今後の抱負を述べました。

この日会場に駆けつけた大屋あゆみの父親、大屋初夫さんは「稽古で帰りが遅くなるから心配していたけれど、仲間と協力して劇を作っていたことがわかって感動した」と娘をねぎらい、「とてもいい動きだった!涙が出そうなくらい感動した。音だけの演技だと何もわからないけれど、動きも手話もあって分かりやすかった。全部面白かった」と顔をほころばせました。

RGバスツアー2日目は、和歌山・アドベンチャーワールドで動物あるある大放出!

レイザーラモンRGのバスツアー「ライブナタリーPresents レイザーラモンRGが『いただきます』『DO THE パンダッ!』を歌いながら行くミステリーバスツアー」が、8月6日(月)に大阪~和歌山で開催されました。

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このバスツアーは、RGが6月に初のCDシングル『いただきます』をリリースしたことを記念して8月5日に熊本、6日に大阪と和歌山、7日に東京と3日間行われたもの。
今回は、シングルのカップリング曲『DO THE パンダッ!』にちなみ、和歌山にあるテーマパーク・アドベンチャーワールドへパンダを見に行った2日目の模様をレポートします。


RGは前日に続き"日本あるある連盟会長"という、どこか見覚えのあるキャラクターに扮して登場。
和歌山へ向けて新大阪を出発したバスの車内では、さっそくRGがやしきたかじんの『なめとんか』に乗せ「大和川、超浅い」とあるあるを歌い上げ、「こんな浅い川、一級河川やないよ」で大阪住人の共感を呼びます。

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CHAGE&ASKAの『LOVE SONG』に乗せた大阪・岸和田あるあるでは、「結婚式場多い」と歌うと、続けざまに大阪在住時によく目にしたという西川ヘレンが出演していた結婚式場「岸和田グランドホール」のCMのモノマネも。


また、ABBAの『Dancing Queen』に乗せて歌ったサンシャイン池崎あるあるは、「あんな芸風やのに、俺より背が高い」「ああいう芸風のやつはBKB(バイク川崎バイク)くらいでいてほしい」というRG渾身のメッセージソングとなり、参加者もなぜか納得の様子です。

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サービスエリアでサングラスを購入するなどしたRG一行は、目的地のアドベンチャーワールドが近づき、RGの初ソロDVD『GREATEST HITS<グレイテスト・ヒッツ>』にも収録されたパンダあるある「お尻茶色い」をX JAPANの『WEEK END』に乗せて熱唱。参加客の1人が持っていたパンダの被り物を拝借し、「X JAPANのPADA(パダ)です!」と名乗って乗客の爆笑を誘います。

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シャチもいるという園内に期待を高めるRGは「シャッチ好きやねん」と口ずさみながらいよいよアドベンチャーワールドに入園すると、まずメスのジャイアントパンダ・桃浜と対面したRGは「めちゃくちゃかわいい!」と顔をほころばせます。
次に対面したオスのパンダ・永明は観客にお尻を向けてくつろいでおり、それを見たRGは「本当に茶色いよね!」と前出のパンダあるあるを確認して大興奮。

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イルカによるショーが楽しめるマリンライブでは、イルカが跳ね上げる水しぶきを子供たちと一緒に浴び、びしょ濡れになるなどアドベンチャーワールドを堪能したRGは、パンダと対面を記念にパンダの置物の前での『DO THE パンダッ!』で締めくくりました。

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その後、南紀白浜の景勝地・千畳敷で記念撮影を行った一行はバスで帰路へ。
車内ではRGがサザンオールスターズの『ミス・ブランニュー・デイ』に乗せたイルカショーあるあるを筆頭に、中島美嘉の『GLAMOROUS SKY』に乗せたアザラシあるある、尾崎豊の『I LOVE YOU』に乗せたイノシシあるあるなど、アドベンチャーワールドで見たさまざまな動物のあるあるを連投して、乗客のテンションを上昇させます。


但し、オフコースの『さよなら』に乗せて歌ったカピバラあるあるは、サビの「さよなら」を「カピバラ」に換えることが、ほとんどの参加者に先読みされたようで、「あまりウケなかった...」と悔しそうな表情を浮かべる場面も。


さらにこのツアーのテーマとなっている『DO THE パンダッ!』を熱唱する場面では、RGの「みんなパンダ出して!」の掛け声で参加者たちは持参したり、アドベンチャーワールドで購入したパンダグッズをこぞって掲げ、その光景を目にしたRGは「パンダめちゃ増えてる!」「壮観!」と歓喜します。

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車内は一体感のある空気感に包まれ、『いただきます』では全員がサービスエリアなどで購入した食べ物をアピール。それらをRGが即興で歌詞に盛り込んで歌い上げ、乗客の盛り上がりは最高潮に達しました。


次に『いただきます』の歌唱中に目にした「鯖寿司」や「チップスター」「ハイチュウ」などの食べ物のあるあるをサザンオールスターズの楽曲に乗せて歌っていくRG。ハイチュウを食べながら歌うと桑田佳祐のボーカルにとても似ることを発見したRGは『みんなのうた』に乗せた柚もなかあるある、桑田佳祐の『白い恋人達』に乗せたプレッツェルあるあるなどを次々に披露していきます。

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最後にRGは、バスを降りる参加者1人ひとりのCDにサインを書きながら見送り、2日目のバスツアーを無事終了させました。

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今回のイベントの様子は、参加者たちがTwitterのハッシュタグ「#RGCDデビュー」を付けて投稿しています。


次回は、8月7日(火)に行われた東京の同ツアーの様子をお届けします。


なお、RGは『いただきます』をリリースしたレーベルSLENDERIE RECORDの主宰である藤井隆と、9月12日に同レーベルから1stミニアルバム『IVKI』をリリースする椿鬼奴の3人による全国ツアーが9月に開催決定!


『レイザーラモンRG / 椿鬼奴 W RELEASE SLENDERIE TOUR』
2018年9月14日(金)大阪 YES THEATER
2018年9月15日(土)東京 UNIT
2018年9月16日(日)岡山 YEBISU YA PRO
2018年9月21日(金)愛知X-HALL -ZEN-
2018年9月23日(日・祝)福岡 よしもと天神ビブレホール
<出演者>
レイザーラモンRG / 椿鬼奴 / 藤井隆
※チケットなどの詳細は、よしもとニュースセンター内の記事(http://news.yoshimoto.co.jp/2018/08/entry85393.php)をご参照ください。

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「ノルウェーの文化をもっと広めていきたい」山瀬理桜 ハルダンゲル地方親善大使就任お披露目演奏会

8月20日(月)、東京・六本木トリコロールシアターにて「山瀬理桜 ハルダンゲル地方親善大使就任お披露目演奏会」が開催され、山瀬理桜、パラダイス山元、横山メイデンが登壇しました。
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本イベントは、北欧ノルウェーの国民的楽器で、ハルダンゲル地方で生まれた民族楽器・ハルダンゲルバイオリン奏者の山瀬理桜が、長年、ハルダンゲルバイオリンの演奏を通じて同地方の文化や伝統を広めた功績が認められ、このたび親善大使に就任したことを記念し、開かれたもの。
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ハルダンゲルバイオリンとは、真珠母貝や象嵌(ぞうがん)細工の花模様の装飾などが施され、通常の4本弦の下に、4~5本の共鳴弦(アンダーストリング)を持つことで、哀愁を帯びた懐かしい音色が特徴の、見た目にも美しい楽器。現在ノルウェーではプロの職人が4名しかおらず、手作りで1年に2丁ほどしか制作できないため、町の楽器店でも手に入らない"幻の楽器"となっています。
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そんな"幻の楽器"の第一人者として活躍してきた山瀬理桜。その実力は宮崎駿監督からも高く評価され、2006年には宮崎監督の短編アニメ『水グモもんもん』の音楽監督(作曲・演奏)を務めたほか、同年に公開されたスタジオジブリ映画『ゲド戦記』のサウンドトラックにもハルダンゲルバイオリンの演奏で参加しています。

また、自身の演奏活動だけでなく、人材の育成にも余念がなく、独自のスカラシップ制度をつくり、 ノルウェーへの留学制度を支援したり、本国から奏者を呼び寄せてコンサートを開くなどの活動も行っています。

この日のお披露目演奏会の司会・旅作家の歩りえこに紹介されて登場した山瀬が挨拶を述べたあとは、ゲストである北欧ヘヴィメタル芸人・橋山メイデンが登場。橋山によると、「北欧はヘヴィメタの聖地」だそうで、さらに「なかでも、ブラックメタルにはクラシックの要素があるんです」と北欧の文化を紹介しつつ、クラシックとの親和性もあると話す橋山。
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続いて登場したのは、アジア圏で唯一のグリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース・パラダイス山元。公認サンタクロースだけあって、北欧にはよく行くという山元は、つい先月もノルウェーで開催されたサンタクロース会議に出席したそう。なんでも、サンタクロース会議に毎年出席しないと公認サンタクロースの資格を剥奪されるそうで、「(免許の更新の)鮫洲よりマメに通ってます」と話し、笑わせます。
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「サンタといえば、先日僕、フィンランドのサンタクロース村でサンタクロースと一緒に写真を撮りましたよ!」と橋山が誇らしげに言うと、山元は「あ、それフェイクだから」とバッサリ。「この人よくフィンランドから日本に来るんですけど、ものすごい荒稼ぎして帰っていくので、グリーンランドの協会からおたずね者になってるんですよ」と指摘。それを聞いた橋山は「え~、30ユーロも出してツーショット写真撮ったのに~。今日も持ってきたんですよ?」と残念そうにしながらも、写真はしっかり紹介していました。
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続いて、いよいよ山瀬がハルダンゲルヴァイオリンで曲を演奏。『クラップダンス』『ノルウェーダンス』の軽快な2曲を、会場を歩き回り、お客さんの目の前で弾きながら軽やかに披露します。
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ノルウェーの民族楽器には打楽器がないそうで、その代わり、聞いている人が足を踏み鳴らしたり、手拍子でリズムを取るんだとか。ゲストの2人も聴きながら足を踏み鳴らして曲に参加していました。
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また、「ハルダンゲルバイオリンには楽譜がなくて、琵琶のように弾いて伝えていく伝承楽器なんです」と話す山瀬。そのため、教室の生徒さんにも楽譜で教えるのではなく、直に弾いて耳で覚えてもらうのだそう。

ハルダンゲル地方についてもその魅力を熱く語る山瀬。「ハルダンゲルのフィヨルドはノルウェー四大フィヨルドのひとつで、世界遺産登録こそされていないですが、女性的な美しさで、神様が住んでいるような場所。また、グリーグというクラシックの作曲家が愛した場所としても有名です」と話し「ちょっと行きづらいんですけどね(笑)。日本でいうと飛騨高山みたいな......。でも、深い文化をもった魅力的な地域です」と説明し、「ぜひみなさん、観光に訪れてみてください」とアピールしました。
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「そもそもノルウェーとかかわりを持ったきっかけは?」と山元に聞かれると「姉がノルウェー人と結婚したことです」と明かす山瀬。続けて「姉はノルウェー人と結婚しましたが、私はノルウェーの文化と結婚したつもりです」とニッコリ。これには思わず、山元も「うまい!」と絶賛します。
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最後に、今後の活動について聞かれると「ハルダンゲルヴァイオリンを日本やアジアで広めたい。もっともっと日本各地のいろんなところでコンサートをしたり、学校で北欧の文化やその魅力を教えるような授業ができたらいいなと思ってます」と意気込みを語る山瀬。
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また、「これは野望なんですけど......」と前置きして、「"ガリガリ君"ってアイスあるじゃないですか。ガリガリ君に"ハルダンゲル・リンゴ味"なんかができるといいなって......(笑)」と、お茶目な野望も口にし、会場を和ませていました。

親善大使としての活躍がますます期待される山瀬理桜の今後にぜひご注目ください!
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【橋本メイデン】

2018年8月22日 (水)

マンゲキ夏の風物詩!笑いと恐怖が融合するホラー系イベント「戦慄劇場2018」ダブルアート・真べぇらの怪談に場内騒然

8月21日(火)、よしもと漫才劇場にて、「戦慄劇場2018〜笑いと恐怖で背筋が凍る真夏のホラーナイトSP〜」が開催されました。同劇場の夏の風物詩とも言えるこのイベントでは、怪談に定評のある若手芸人たちが集結、怖〜い話を多数披露するほか、笑いをまじえた楽しいコーナーも盛りだくさん。今年も、劇場内はロビーや客席の照明が落とされ薄暗く演出。開演前からひんやり涼しい雰囲気のなか、いよいよイベントの幕が開きました。

おどろおどろしいBGMに乗って、まずはMCの吉田たち・ゆうへいが登場。「今日は肝を冷やして、涼しくなって帰って」と観客に呼びかけます。

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続いて、同劇場の"怖い話レジェンド"ともいえる、ジソンシン・下村&酒井、てんしとあくま・川口、ダブルアート・真べぇ、ツートライブ・たかのりの5人を呼び込み。ゆうへいが「酒井は怪談のイメージがない」と指摘すると、当の本人も「僕自身、ないです」とキッパリ。「今日は下村のバーターなので、酒井ではなくバタ村と呼んでください」と自己申告して笑わせます。一方で、舞台上のスクリーンがなぜか小さく揺れ続けている、という謎の現象も報告されましたが、たかのりは「イベント前に劇場ごとお払いしてもらっているので、お客さんは絶対大丈夫です!」とフォローしていました。

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ひとつめのコーナーは、「新たなスターを探せ! 怖い話オーディション」。同劇場にはまだまだ怖い話を持っている若手芸人がたくさんいるはず。ということで、レジェンド5人が審査員となり、オーディションを行うことに。話を聞いたあと、5人は「怖い」「怖くない」いずれかの札を上げ、3「怖い」以上なら才能あり、次回の「戦慄劇場」出演のチャンスがあるかも...!?

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トップバッターはヒガシ逢ウサカ・今井。大学時代、人生初の金縛りにあった際、玄関のドアが開く音がしたかと思うと、耳元でビニール袋がガサガサいっているような音が。ようやく金縛りがとけ、室内や玄関ドアを確認したところ、驚愕の事実が明らかに...! いきなり恐怖の実話が飛び出し、審査員たちをうならせます。酒井は「今すぐバタ村の席を譲りたい」と敗北宣言!? 真べぇからは「今井は動きにキレがあるから、もっと話しながら動いてみては」との提案があり、実際に動きを取り入れて再演も。結果は4「怖い」! 下村だけが「話は怖いのに声が面白すぎて...」と根本的なダメ出しをしていました。

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二番手はきんめ鯛・上田だう。NSC大阪時代、ある劇場でイベントを見学していた上田が体験した、手紙にまつわる怖い話を披露しました。舞台上で女性芸人が話していた手紙のエピソードと、まったく同じ手紙をさっきもらったという観客の女性...まさかのシンクロと結末に悲鳴が上がります。判定は5「怖い」と満点! なぜか上田本人も鳥肌を立てています。

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熱いお茶・まつさかは、楽屋で構成作家とふたりきりになったときの恐怖体験を語りました。数日前の飲み会についてしゃべり続ける作家と、話を聞き続けるまつさか。しかし、実はその飲み会には、まつさかも参加しており...? いつまでも思い出してもらえない存在感の薄さが、ひと味違う恐怖を呼びました。内容はともかく、「しゃべり方は怖い」とたかのり。相方のフレーズ「トニオよ〜!」を〆に取り入れてみては?というアドバイスを受け、実際にやってみるひと幕もありましたが、判定は残念ながら0「怖い」に...。

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なにわスワンキーズ・こじまラテは、学生時代、ラグビー部の合宿でオーストラリアに行った際の出来事を。地元の人から「絶対に入ってはいけない」と言われた洞窟に、深夜こっそり出かけた3人が、その後、たどった末路とは...。しかも、うち1人はこじまラテ本人! 怖さのあまりお腹を壊し、結局、行かなかったおかげで助かったとか。判定はもちろん5「怖い」で、真べぇは「明日からすぐ来てほしい」と即戦力評価を与えていました。

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ラストはちからこぶ・晃太朗。子どものころのある夏の日、墓地に隣接した神社で体験した恐怖エピソードを紹介します。肝試しに出かけ、かくれんぼに興じていた晃太朗の耳元に、ある不思議な声が。振り返るとそこには!? さらに、ひとり神社に取り残された晃太朗が友だちに電話をかけると、思わぬ答えが返ってきて...。最後はなぜかダジャレで話を締めくくり、結果は3「怖い」。まつさかを除いて全員が高評価、来年以降の「戦慄劇場」も安泰のようです!

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ここからミキ、ビスケットブラザーズ・きん、ラニーノーズ、ターザンが加わって、さらに恐怖と笑いを加速させていくことに。挑戦するのは、「ホラークイズ」。ジソンシン、真べぇ&たかのり、ミキ、川口&きん&ターザン、ラニーノーズの5チームに分かれ、同劇場メンバーやスタッフが提供した怖い話の"結末"を推理・回答していきます。

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第1問は、「車で山道を走っていたとき、突然、リアガラスに無数の手形が! 山を下りてガソリンスタンドに駆け込み、『手形を拭いてください!』と頼んだところ、拭き終わった店員さんが言ったひとこととは?」。それぞれボケつつも、ラニーノーズがしっかり正解を出し、客席からどよめきが起こります。

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きんからは、写真クイズが出題されました。元ダークニンゲン・山下がごはんを食べている写真に、あるものが写っていると告げると、ミキ・昴生は「探したくない! 怖いから!」と放棄!? 川口&ターザンチームが正解しましたが、客席から新たな「あるもの」の存在が指摘され、大騒ぎに! そのタイミングでたかのりに背中を押され、昴生は大絶叫。「ずっとちょけてるから...アカンで!」と教育的指導されたようでした。

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ある先輩芸人コンビがたくさんの霊にとりつかれており、漫才中に「あること」が起こった、という問題はターザンから。各チーム知恵を絞って予想しましたが、それをはるかに超える恐怖の答えに、客席からは悲鳴も...。3問を終え、川口&きん&ターザン、ラニーノーズの2チームが優勝となりました。

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さあ、残る1時間は、お待ちかねの「戦慄! 本当にあった怖い話!」をたっぷりと。始まる前から、真べぇの話におびえた昴生が、ゆうへいの後ろに隠れようとして舞台上はてんやわんやに。

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ラニーノーズ・洲崎は、つい最近、タクシーの運転手さんから聞いた不思議な話を。何度も道端に現れる白い服の女性に気を取られ、玉突き事故を起こしてしまったそうですが、前の車から降り立ったのはなんと...! もう1本の「隣の家」では、洲崎の実家の隣にある謎の家にまつわる話が。主のいなくなった家の真実が明らかになるとともに、洲崎は大勢で集まり「ある扉」を開けようとしている夢を見ましたが、なんと翌日出会った近所の子どもも同じ夢を見ていたとのこと。しかも、その夢にはまだ知り合っていなかった洲崎も登場しており...? 「現在進行形なんです」というこのエピソードは、今後の展開も気になるところです。

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ジソンシン・下村は、22歳ごろ、バイト先で同僚のドッペルゲンガーらしきものを見た、と語りましたが、その後、彼にふりかかった災厄が「おたふくかぜ」というややパンチの弱いものだったため、周囲からブーイングを受けてしまいます。しかし、2本目の「エレベーター」では本領発揮! 深夜、買い物に出た下村がエレベーターのボタンを押すと、屋上階から下りてきたエレベーターにひとりの老人がたたずんでいました。買い物から戻ってきても老人はまだ乗ったままで、先に下りた下村の後ろからバタバタと追いかけてくる音が...!? 緊迫感あふれる展開と恐怖の結末で震え上がらせました。

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同劇場のあるビル内で、深夜に怪談ライブ生放送を行ったというラニーノーズ・山田。当日は、なぜかさまざまなハプニングに見舞われ、レポーターとして館内で写真撮影していたガンバレルーヤ・まひるにも怪奇現象が起こったそうです。なんとか放送は無事終了したものの、数日後、放送前に館内を見回った警備員さんから衝撃の報告が! 警備員さんが自宅で遭遇した恐怖体験に、場内は静まり返ります。しかし、ミキ・亜生がまひるのおもしろエピソードを繰り出し、冷えすぎた空気をやわらげるナイスプレーも見せていました。

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きんは、自宅でひとり過ごした夜、金縛りにあったそう。ふと気づくとCDコンポから謎の重低音が響き、閉めたはずのドアから不思議な少年が歩いてきて、なんときんの足下へ! あまりの恐怖にそのまま気を失った、とそのときの状況を臨場感たっぷりに語りました。

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劇場で占いブースを出しているターザンは、いつも来てくれる仲良し女子ふたり組の悲しい顛末を紹介。いつもならふたり一緒に占ってもらうことが多いのに、なぜかひとりずつ占ってほしいと片方が主張。なんとそれぞれ、同じ男性との相性を占ってほしいと言い、その後、二度とふたりで来ることはなかったとか...。人間の業の恐ろしさがのぞくエピソードでした。

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たかのりは、とあるニュースキャスターの番組降板にまつわるエピソードでひんやりさせたあと、「ゆびきりげんまん」の成り立ちと、それが現在も生き続けているという逸話も披露。さらに、その話をしながらふざけて撮影した写真では、そこに写るたかのりの指が...! ひとり、またひとりと写真内の異変に気づき、いつしか場内はざわめきに包まれていました。

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ガリガリガリクソンが恐怖体験を舞台で話した際、「あること」を口にしたため、さまざまな人に異常現象がふりかかった...と語ったのは真べぇ。ゆりやんレトリィバァが劇場の客席後方に見たもの、真べぇの彼女の家のドアを叩く何か、などなど止まらぬ後日談で、会場を恐怖のどん底に陥れました。

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川口は、全員留守をしている実家にひとり泊まった夜、物置から声がするという現象に見舞われました。酔っていたため思わず「何て?」と聞き返したところ、耳元で恐ろしいひとことがささやかれ...。その後、金縛りにあい、中学生ぐらいの男子に覆いかぶさられたという川口。1週間後、お兄さんの友人で霊感の強い人から、「とりつかれている」と指摘されたとのこと。とりついていた霊についてくわしく聞いたところ、そのころ悩まされていた原因不明の目のかすみの理由までが明らかに! 「そういえば目が見えにくいって言ってた!」「あれはそうやったんですか!」と出演者からは驚きの声。お払いを受けた後、目の調子はやや回復したそうで、客席は安堵に包まれました。

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「下村のバーター」と言いつつ、恐ろしい話を披露して沸かせた酒井。友人がある女性から聞いた身の毛もよだつ体験談は、「幽霊よりも、生きている人間のほうがずっと怖い」と思わせる内容で、なんともいえない余韻を残していました。

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トリを飾ったのは真べぇ。後輩から聞いた話として、大雨の夜、「車に乗せてほしい」と頼んできた赤い服の女性にまつわる怖い話を聞かせます。山奥のバス停近くで降り、そのまま消えて行った女性は誰だったのか? さらに、同じ女性に出会ったものの乗せなかった人には、思わぬ結末が...。

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と、真べぇが話を締めくくろうとした瞬間、天井から人形が落ちてきて、舞台上も客席も大パニック! 真べぇは「白い服が見えたから、亜生が逆バンジーみたいに飛び上がったのかと思った!」と別の意味でビックリした様子でした。

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興奮冷めやらぬなか、エンディングでは、「(霊を連れて帰らないよう)寄り道して帰った方がいい」(真べぇ)など観客へのアドバイスも。今年も恐怖度MAXとなった「戦慄劇場」、来年の開催をどうぞお楽しみに!

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【吉田たち・ゆうへい】【ジソンシン】【てんしとあくま・川口】【ダブルアート・真べぇ】【ツートライブ・たかのり】【ミキ】【ビスケットブラザーズ・きん】【ラニーノーズ】【ターザン】

2018年8月21日 (火)

ゆにばーす・はら、猫塾・田辺に詐欺メイクを実演! 川瀬名人の反応は? 『ゆにばーす はらの #詐欺メイク』刊行記念イベント

ゆにばーす・はらによるメイク本『ゆにばーす はらの #詐欺メイク』(世界文化社/税込み1404円)が8月8日に刊行されたことを記念し、トーク&詐欺メイク実演会が、8月20日(月)、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて開催されました。

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インスタグラム上でも話題のゆにばーす・はらによる詐欺メイク術を余すことなく紹介した初のメイク本。
「はらの美人七変化」と題して、「女優」「和服美人」など様々なスタイルに変身できる詐欺メイク術を紹介したり、自撮りテクニックやスキンケア方法なども収録しています。

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イベント前には、多数の取材陣が押し寄せた囲み取材も実施。
まず、初のメイク本の刊行を訊かれたはらは「イェエエエエエエエイ!!!」と喜びを爆発させると、同席した相方・川瀬名人は「辻堂のブスがここまでなったかと」と冷ややかに口火を切るも、直後に「女芸人さん、本は出してますけど、ここまでビジュアルを全面に押し出した本はあんまり出してないから、すごいことじゃないですかね」と讃えます。


はらのお気に入りのページは、リタ・オラさんとレディー・ガガさんのイメージでメイクした『海外セレブ』だそうですが、それを見た川瀬は「かわいいかどうかわからん(笑)」と苦笑い。

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本書では、相席スタート・山﨑ケイの若返りメイクも掲載しており、今後メイクしたい人についてはらは、「やりやすそうなのは(椿)鬼奴さん。映えそうな顔立ちをされているので」と、先輩の女性芸人に海外セレブメイクを施したいと明かします。


今や、はらの代名詞的な詐欺メイクですが、当初の注目度は低く、「M-1(グランプリ2017の決勝)に出て、ゆにばーすで検索したら美女が出てきて、どういうことだとなって、インスタに飛んで」「あのM-1ファイナリストがこの美女みたいな記事になってから、爆発的にフォロワー数が増えて、記事が出てから1週間で1万人に増えましたね。そこから雑誌とかにも出させてもらって、半年で16万人いきました」とインスタグラムのフォロワー数が激増した背景に、M-1効果を挙げます。


また、詐欺メイクを施し、対面したライセンスからは「やぐっちゃんかと思った」と矢口真里さん似との指摘もあったとか。

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こうして詐欺メイクで注目を集め、本まで出版するはらに対し、ストイックにM-1王者を目指す川瀬の胸中を訊くと、「本当はやらせたくなかったですが、それは個人個人の人生なので、もし僕がこれを止めた場合、こいつも俺がM-1を獲るという夢を止める権利が出来てしまうので、それはお互い干渉しない。それは尊重します」とコメント。
さらに「僕、1日100回くらいエゴサしますけど、はらのメイクに興味ある人はそんなお笑い興味ないんで、そのへんはあんまり影響ないかなと思います」と冷静に分析しました。


その後、トーク&詐欺メイク実演会を実施。

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後輩芸人の猫塾・田辺智加をモデルに、顔の右半分だけはらの手で詐欺メイクを実演し、メイクテクニックに加え、自撮りテクニックを伝授し、集まったファンから熱視線を集めます。

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メイク前の写真は「子供を車に閉じ込めてパチンコ屋へ行く親や(笑)」、顔半分メイク後は「(『マジンガーZ』の)あしゅら男爵みたい(笑)」と川瀬から揶揄された田辺でしたが、自身の変貌に「この詐欺メイクと自撮りがあれば、ダイエットもしなくていいなと思いました」「いつも赤みの肌とか鼻がコンプレックスだったんですけど、変われるんだと思ってやってみたいと思いました」と自信がついた様子の田辺。

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一方の川瀬は高校時代、友達が出来ないのは目つきが悪いせいだと思い込み、「姉貴に借りて糊でやって、全然上手くいかなかったですから。友達出来へんし、目から白いカスカスが出てる変な奴でした(笑)」と、二重まぶた化粧品を試した過去を告白する場面もありました。


見事、詐欺メイクの実演をやり遂げたはらは、「いつも自分ですけど、人にメイクするのも勉強になりましたし、みなさんに詐欺メイクを勧められたのもよかったです」と安堵の表情を浮かべ、さらにはビオレピュアスキンクレンズのウェブCMに出演の報告も。

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その後はサイン会で、ファンとの交流を深めたました。
ゆにばーすのさらなる活躍にご注目ください。


【ゆにばーす】【猫塾】【田辺智加】

2018年8月20日 (月)

感謝の気持ちを込めた公演がスタート! 「芸能生活50周年記念公演 月亭八方 落語誘笑会」

月亭八方の芸能生活50周年を迎える記念公演「芸能生活50周年記念公演 月亭八方 落語誘笑会」。皮切りとなる初公演が8月18日(土)、名古屋能楽堂にて開かれました。

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大きな拍手に迎えられて登場した主役の月亭八方は、「ようこそお越しいただいて、ありがとうございます。芸能生活50周年の公演に多数の方にお越しいただき、本当にありがとうございます」とご挨拶。

 

「名古屋と言いますと、少し私も縁がございまして。私の母親が名古屋に近い京都の生まれ」と切り出すと、会場からは早くも笑いが。「そして父親も名古屋と縁の深い和歌山の生まれ。そんな関係で、名古屋は私にとって第2の故郷のような気持ちがするんですけれども」と沸かせます。

 

続けて「師匠の月亭可朝に弟子入りして50年。師匠は今年の3月に亡くなりましたが、『飲む・打つ・買うができんと、落語家や芸人は大成せんのや』と教えられました」と、入門時を回想します。「有名になりたい、お金持ちになりたいとは思っていませんでした。でも、落語家・月亭八方のままで一生を終えたいなぁとは考えていたんです。今、70歳。もう転職はできそうにないので、その夢は叶いそうです」と、おどけながらも入門時に抱いていた夢について語りました。

 

そして、事前の会見で必ず披露すると約束していた定番の楽屋噺へ。数ある楽屋噺のなかでも「忘れられないヒット作品」と自信を持つエピソードに会場は笑いに包まれます。

 

笑いの余韻が残るなかで披露されたのが古典落語の「親子酒」。口調、ふら~りと体を揺らせる酔っぱらいの細やかな描写で、親子揃って大酒のみの二人を演じました。

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次に登場したのが弟子の月亭八光。「それにしても今日の会場は、噂に聞いてましたが出てくる時の渡り廊下が長いですね。ただ、万が一、落語でしくじったら帰りの方がもっと長く感じるんでしょうね」と、名古屋能楽堂ならではの渡り廊下について触れて、会場を盛り上げます。月亭八光にとって大師匠にあたる月亭可朝のエピソード、今年の夏の猛暑、さらに話は宇宙船へと飛躍。壮大なテーマに身近な話題を盛り込みながら会場を引き付けると、落語「幽霊の辻」を披露します。

 

話は、大阪から堀越村へと向かう主人公の男性が途中、茶屋に立ち寄り村への道を尋ねるというところから始まります。すると、茶屋のおばあさんは村へと続く道中にまつわる怖い話を聞かせます。おばあさんの話を思い出しながら、提灯片手に道中を行く場面では、月亭八光の動き、顔の表情までを会場が固唾をのんで見守ることに。夏らしいスリルと笑いに満ちた「幽霊の辻」となりました。

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3人目に登場したのが、同じく弟子の月亭方正。「師匠について10年。月亭方正に改名して5年。今年で自分も50歳ですが、顔の可愛さなら誰にも負けない」と話して、会場を沸かせます。さらに、顔写真から年齢を判別する携帯電話用アプリを使ったエピソードで爆笑を取ると手ごたえを感じたのか小さくガッツポーズ。「今日はありがとうございました」と枕を終えたところで切り上げようとして、さらに笑いを誘います。

 

披露したのは上方落語の「大安売」。あらすじは、上方の相撲取りが江戸で行われる相撲の本場所に出場したというもの。なかなか勝てない相撲取り、本場所での勝敗を聞きたいとせがむ町の若い衆をテンポよく演じました。

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仲入後は、再び月亭八方の出番。自身の50周年を祝う記念公演で最後の一席として選んだのが上方落語の「算段の平兵衛」です。「学生の頃、師匠が演じているのを聞いて、面白いという思い以上に、カッコいいなと思った」という「算段の平兵衛」は、段取りの上手い平兵衛が、次々に村人からの依頼を受けて難題を解決し、その見返りに依頼主からお金を得ていくというもの。

 

博打好きで機転の利く平兵衛、女性の艶っぽさを見せるお花、嫉妬にあたる悋気が強い庄屋の妻を巧みに演じ分ける月亭八方。話の重要なシーンである盆踊りの場面では、笛や太鼓に合わせた手の所作で、盆踊りの輪の中にいるような臨場感を会場へと伝えます。

 

落語家により、様々なオチが用いられる「算段の平兵衛」を50周年記念公演ならではのオチで締めてみせた月亭八方に会場からは温かく、大きな拍手が贈られました。

 

公演はこの後、9月1日(土)東京・三越劇場、9月15日(土)徳島・鳴門市文化会館、10月6日(土)兵庫・さよう情報文化センター、10月26日(金)なんばグランド花月にて行われます。

 

【月亭八方】【月亭八光】【月亭方正】

加藤ひろあきがアジア大会2018パレンバン会場オープニングセレモニーに出演!

2018年8月18日(土)アジア大会2018の開会式がジャカルタ市内のグロラブンカルノ会場にて行われましたが、パレンバンでも会場となるジャカバリンスポーツシティーにてオープニングセレモニーが開催されました。
パレンバン会場のオープニングセレモニーは招待制で、南スマトラ政府関係者や大会に参加するアスリート、スポンサー、大会関係者が招かれ、約4,000人が集まり開会を祝しました。
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オープニングセレモニーはまずグロラブンカルノスタジアムにて行われた開会式の模様をパブリックビューイングした後、インドネシア国内、国外のアーティストを招いての音楽ライブが行わました。
日本インドネシア国交樹立60周年親善大使にも選ばれている歌手のAndienからスタートしたライブにはインドネシアの著名なバンドAndra and The Back Bone, The Titans等が登場。
また、韓国からHwang Young Min、Choi Dong Wook、そしてSe7enが招かれライブを披露しました。この
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ライブに加藤ひろあきが登場し、インドネシア語と日本語で歌う楽曲「Ruang Rindu」、大会公式ソング「Meraih Bintang」「Bright As The Sun」の二曲の日本語版、合計三曲を披露。
「Bright As The Sun」を歌唱した際には、用意してあったおよそ500発の花火が上がり、盛大にオープニングを彩りました。

『Meraih Bintang』
日本語ver.「星を掴め」 ミュージックビデオ URL
https://youtu.be/jHbX7C0upio


歌唱を終えた加藤は「Bright As The Sunを歌っている時に頭上にたくさんの花火が上がり、会場が一つになった。この瞬間は一生忘れません。これまで4年間インドネシアに住み活動してきて、インドネシアに住む外国人としてこのアジア大会をこのような形で応援できたことを誇りに思います。」と興奮冷めやらぬ口調で話しました。
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加藤ひろあきは今回の開会式、日本人で唯一アジア大会2018に招待されて出演したアーティストということになりました。
アジア大会2018はインドネシアのジャカルタ・パレンバン2会場で45カ国、全40競技、約16,000人の選手が参加し、2018年9月2日まで開催されます。

ポストよしもとにて『長谷川・兵動の帰ってきた恋愛ってどうよ?』を7年ぶりに開催!

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8月18日(土)、ポストよしもとにて『長谷川・兵動の帰ってきた恋愛ってどうよ?』が開催されました。このトークライブを開催するのは2011年以来、実に7年ぶりのこと。当初は、「最後にやったの何年前?」と二人ともなかなか思い出せませんでした。

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もともとは、恋愛に疎い矢野・兵動 兵動が、恋愛マスターであるティーアップ・長谷川にいろいろと聞こうという趣旨で、うめだ花月でスタート。その間に二人にもいろいろあり、気が付けば兵動は結婚しお父さんに、長谷川は独身生活を謳歌しています。

7年ぶりに二人でステージに立ち、兵動は「長谷兄も51歳になって。ジジイ丸出しじゃないですか。あの長谷川はどこにいったんですか!と嘆き節を。それを受け長谷川は「長谷川、最近ピンチ」と現状を切々と訴えました。そして「40代から50代は変わるで~!」と老いを語る長谷川。現在48歳の兵動、「50は2年後。その時俺はそんなに変わってない!」と言い張ります。変化の際たるものは「残尿」。残尿について切々と語る長谷川に「あの長谷川はどこに行ったんや...!」と兵動の嘆きは止まりません。このトークイベントは実はお客様参加型。兵動はさっそく「男性のお客さんに聞きましょう!」と、残尿現象がある方に手を挙げてもらいました。お客様の反応の多さに驚く兵動。意外にも"同士"が多かったことから「50代になったらいろんなことが変わってくるねんて」と長谷川、さらりと答えていました。

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話題は「不倫問題」へ。不倫がもつれた後のリベンジ方法が男と女では違うということから始まり、世の中には不倫している人がかなりいるのでは?と、またまたお客様アンケート。「周りに不倫を知っている人いますか?」と尋ねると、「浮気しまくっている人はいます」とのお答えもありました。そして「女性は絶対、男の携帯を見る」と長谷川。自身の体験も踏まえて、持論を展開しました。そして「女性は必ず、見たことも報告する」とも。また、女性は何か問題があるまで見続けると、女性の心理の妙を話しました。「女性は何かしら疑う。男性は女性の行動に無頓着。ネイルが変わってもそんなん気付かへん。男性も女性を疑うくらいの気持ちを持たなあかん!」と声を強めます。長谷川は「携帯は見られるもの!」と50歳になって決めたとのこと。

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ここからは、お客様からのアンケートに答えます。「自分の意思で独身を貫いていますが、なんでしないの?など言われてしんどいです。どうしたらいいでしょうか?」というご相談から。「したくないとできへんでは違う。したくないならせんかったらいい。だって、家に帰ったら誰かおるの怖いやん」と長谷川。「家に誰かがいるのがいいんじゃないですか!」と結婚の良さを力説する兵動。そんな長谷川にも結婚を意識した時代もあったそうですが、「この人じゃないかも...って見送って、後から、やっぱりあの人やったって選び損ねるのが嫌だ」と長谷川は独身である最たる理由を語りました。兵動は「僕はしないという意思ならしなくていいと思います。結婚は相手の見たことのない顔を見ることになりますから。付き合っているときと違う顔を魅せる。老けてもいくし」と現実を見ることになると語ります。そして女性の「違う顔」について盛り上がりました。また、初デートでどこまでさらけ出すかという点について、素をさらけ出してほしいという長谷川と、それは見たくないという兵動と、二人の意見は分かれました。

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白熱したのは「セクハラ問題」。何をもってセクハラとするか、「結局は見た目やその人のキャラクター」ということで、お客様アンケートを。兵動扮する「趣味はチヌ釣り」というタブチイチロウさん、長谷川扮するデバイチロウさん、同じことでも言われるならどちらがいい?と女性のお客様に尋ねると、デバイチロウさんの方が若干多いという結果も出ました。それを受けて兵動、解決法が分かったので法律を作ってほしい!と訴えます。「鏡を見て、俺、ブスやなと思ったら言ったらあかん!」と、この法律を制定すれば「その顔でよ~言ったな」となると主張。「僕の法律、お願いします!」と大きな声で懇願しました。また、セクハラ問題について危機感を抱いているという長谷川は、その理由を切々と。恋愛マスターとしても憂いているようでした。

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他に、「孤独死」や「女性のピークとする年齢」、「美魔女について」など様々なアンケートが寄せられました。「女性のピーク」では、「男性のピーク」にも触れ、長谷川は「自分で振り返ると35、6歳。今はもう全然あかん。まいった! 年を取るってどういうことか知らなんだ。老眼もそうやし、視覚で女性にムラムラしない。それがなくなったら寂しい寂しい」とリアルな意見を。「48歳までなにもなかったのに、この2年で一気に来る! 風呂上りに地肌が見えるとか」と続けると、「僕は見えてますけどね」と兵動。「50代になったら白髪、シミ、目のくぼみ、一気に出てきた!」とさらに長谷川が訴えると「それ全部、俺が40代前半で来たやつやん」と兵動。年齢を重ねるごとに、向き合わなければならないのが老い。人生の先輩でもあるは長谷川に「人間は絶対に老いていきますやん。どう迎えたらいいですか?」と兵動が尋ねると、「正直、今は老いを受け入れることに一生懸命です。鏡を見て、これ、ほんまに俺?と思って、今の俺やでって思う、その繰り返し。でもそれでも楽しむことが大事やな」と長谷川。「自分の好きなことをやったらいい」と背中を後押しします。

それを受けて兵動「僕は英語をします!」と宣言。家族旅行で訪れたシンガポールで、つたないわりにはやたら発音のいい兵動の英語を聞き、家族全員が爆笑し、さんざんバカにされたことが相当腹が立ったそうで、「ほんまにやります!」と気合をいれました。そして最後にシンガポールの珍道中で笑わせ、幕を閉じました。

【ティーアップ・長谷川】【矢野・兵動 兵動】

2018年8月18日 (土)

NON STYLEの全国漫才ツアー「38〜サンパチ〜」が地元・大阪の梅田芸術劇場にて公演初日開催!

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8月14日(火)、NON STYLEによる全国漫才ツアー「38〜サンパチ〜」が地元・大阪で公演初日を迎えました!

8月14日(火)〜12月20日(木)まで、5カ月をかけて全国9都市9会場をめぐるNON STYLEの全国漫才ツアー「38〜サンパチ〜」。札幌、新潟は『M-1グランプリ2008』優勝以来、香川県では初開催と話題も満載! なかでも公演初日の舞台となる地元・大阪の梅田芸術劇場メインホールは、同劇場で初めての漫才師による単独ライブとなります!

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サンパチマイクにピンスポットが当たり、NON STYLEがステージに登場! 会場は、およそ1,900人のファンによる「ウォー!」という歓喜の声と、万雷の拍手に包まれました。井上は、客席のあちこちから「井上〜!」と呼び捨てにされ、井上が「誰も"さん"付けで呼んでくれない!」と嘆く一幕も。

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今回の全国ツアーは新ネタも多数用意! 石田が縦横無尽にステージを動き回る躍動感あるネタから、まさかの展開が待ち受ける「「もうええわ」もうええわ」など、フレッシュなネタに客席は爆笑の連続。数々の舞台を踏み、日々磨きをかけた圧倒的なパフォーマンスで、テレビでは観ることのできないふたりの勢いのある漫才でお客さんを大いに沸かせていました。

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ネタ尽くしの約2時間を終え、お客さんにご挨拶。石田は新ネタについて「本当に僕の好きなことをやっている感じです」と自信をのぞかせていました。また、地元・大阪だけあって、「個人的な意見ですけど、お客さんのノリのよすぎて...」と井上が困惑する一幕も!? 大盛り上がりで初日を終えたNON STYLE。今後、12月まで続くツアーについて、「残り8カ所、無事に乗り切りたいです!」と意気込んでいました。

最後はお客さん全員と記念撮影! 心に残る大阪での公演初日となりました。

終演後は、8月15日発売のNON STYLE単独DVDライブDVD『NON STYLE LIVE コンビ水いらず~「漫才行脚」の裏側も大公開!~』を会場で購入してくださったお客様に感謝の気持ちを届けるべく、握手会も行われました。

いよいよスタートを切ったNON STYLEの全国漫才ツアー「38〜サンパチ〜」。次回は8月19日(日)、仙台・電力ホールでの開催です! ぜひ会場へ足を運んでくださいね!

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■ライブ情報                

NON STYLE全国漫才ツアー「38〜サンパチ〜」

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大阪:8月14日(火)18:00開場/19:00開演

会場:梅田芸術劇場

仙台:8月19日(日)13:00開場/14:00開演

会場:電力ホール

広島:9月2日(日)16:45開場/17:30開演

会場:広島国際会議場・フェニックスホール

香川:9月17日(月・祝)18:30開場/19:00開演

会場:香川県県民ホール・レグザムホール

福岡:9月29日(土)17:30開場/18:30開演

会場:福岡国際会議場メインホール

新潟:10月13日(土)17:00開場/18:00開演

会場:新潟テレサ

札幌:10月28日(日)16:00開場/17:00開演

会場:わくわくホリデーホール

名古屋:11月11日(日)18:30開場/19:00開演

日本特殊陶業市民会館ビレッジホール

NON STYLE LIVE 2018「38~サンパチ~」DX(デラックス)

東京:12月20日(木)17:30開場/17:00開演

東京ドームシティホール

■DVD情報                   

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好評発売中!

NON STYLE単独DVDライブDVD

『NON STYLE LIVE コンビ水いらず~「漫才行脚」の裏側も大公開!~』

本体価格:3,800円+税

【NON STYLE】

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2018年8月17日 (金)

SALTY's、Runny Noize、甘栗カンパニー、NALU-SEE☆が集結のライブ! 「SUPER SUMMER ∞ NIGHT FES 2018」レポート

8月11日(土)・12日(日)、ヨシモト∞ホールの夏フェス「Laugh & Peace Music ∞ Fes!! 2018 SUMMER」を開催! 真夏の2DAYS、ラストを飾ったのは人気音楽ユニットが集結してのライブ「SUPER SUMMER ∞ NIGHT FES 2018」。SALTY's、Runny Noize、甘栗カンパニー、NALU-SEE☆が渋谷の夜をアツく盛り上げました。
トップバッターは、歌って踊るぽっちゃりアイドル、甘栗カンパニー。メンバーは、きょん(ラフレクラン・きょん)、こっさん(スカイサーキット・小阪)、 太郎(パンプアップ・秋山)、雨ちゃん(雨野宮将明)、じつダンディ(レインボー・実方)のぽっちゃり芸人5人。こぶしを突き上げ盛り上げながら登場した5人は、まずは雨ちゃんの「この曲は私が彼女が別れた時に書きました」との曲紹介から「キーホルダー」で幕開け。ぽっちゃりボディを揺らし、汗だくになりながらキュートな(?)ダンスを披露。熱狂的なファンの合いの手もバッチリで、オープニングから会場は大盛り上がり。
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一息ついたところで、「僕たち、3時のおやつ、甘栗カンパニーです! せーの、召し上がれ」と定番の挨拶。続いて、リーダーのきょんは、「好きなものサッカー、嫌いなもの戦争。今日の挨拶は...せーの」と呼びかけ、ファンと一緒に「きょんにちは!」。雨ちゃんは「外は雨模様だけど、体がこんなにびちょびちょなのは...せーの」と呼びかけ「汗!」と大合唱。じつダンディは、客イジリで「今日はキレイなお客さんが多いですね。こちらからキレイだ、キレイだ、一人とばさないキミこそがキレイだ」と、それぞれが自己紹介を。最後の曲「ファイティン」では、ファンと一緒に「ダメ!ダメ!ダメ!」のポーズをキメ、最後は「せーの! ごちそうさまでした」で締めました。
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続いては、ナルシストアイドルユニットNALU-SEE☆。メンバーは、JUN(てのりタイガー・村潤之介)、MARY(スカチャン・ヤジマリー。)、HINA(光永)、M2(アイロンヘッド・毛利)、YUSUKE(ジュゴン・松間雄亮)、YUMA(スカイサーキット・松本)、KODAI(おとなごっこ・こうだい)の自分大好き芸人7人。メンバー紹介VTRとともに一人ずつステージに登場すると、会場は絶叫。色とりどりのペンライトが揺れる中、1曲目「I LOVE ME」でナルシスト丸出しの歌とダンス、さらにHINAがアクロバットも披露。「渋谷!渋谷!」と会場をあおり、初っ端から飛ばします。ところが、1曲終えただけでメンバーは息も絶え絶え。JUNが「ちょっとお見苦しいところみせちゃいました。常に全力投球なんで...ちょっと声援もらっていいですか」と呼びかけると、客席から「JUNくんかっこいいよー!」と声援が。うらやましく思ったM2は、自分で「M2―!」と野太い声で叫び、会場を笑わせました。
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ひと笑いあったところで「僕たち、I LOVE ME 、NALU-SEE☆です」と挨拶。まずはJUNが「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの、お前らは全員俺のもの。NALU-SEE☆のボーカル兼ビジュアル担当JUNです」と自己紹介。MARYは客席に「MARY」コールをあおり、「しわの数だけ味がある 最年長MARYです」、紅一点のHINAは、髪をかきあげながら「NALU-SEE☆の中村アンことHINAです」と続く中、M2は「ナルシストの中のナルシストの中のナルシストの中のナルシスト、ナルシスト界のマトリョーシカ、M2です」と挨し、再び笑わせます。2曲目「選ばれし者の運命」は、ミディアムバラードを歌とダンスを。3曲目は夏にピッタリな曲「気まぐれ Endless Smmer」。HINAが振付を担当したダンスで、元気いっぱいステージを盛り上げました。
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3組目に登場したRunny Noizeは、ラニーノーズのすざき(Vo, G)、けんと(Vo, G)を筆頭に、てつや(Ba)、こだま(Dr)からなる4人組メロコアバンド。「Runny Noizeだ!」とバンドらしくかっこよく登場!...と思いきや、「終わったら4人全員で夜行バスで帰りまーす」と続けると、ノリのいい会場は「イエーイ!」とすごい盛り上がり。さらに、けんとがノドの調整のため「声出ししても、いいですか?」とギターに合わせて歌いだす...と思いきや、「ネコー!」を叫び笑わせます。つかみはOKということで、1曲目「Runny Noize」からスタート。いつものバンドスタイルではなくアコースティックバージョンのステージで、すざきとけんとのハーモニーを響かせます。
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MCでは、前の2組を見て「自己紹介のコール、うらやましい」というけんとが、自己紹介に挑戦。「思想強めの女、バンド界の"りょう"こと、はなたれ、かたちあれ、かましたれ、Runny Noize山田です」と、りょうさんに似ているルックスを活かしたコメントでひと笑いとったところで、2曲目。「にけつッ!!」のエンディングテーマであり、品川庄司の品川が撮影したMVも話題の「e」を熱唱。MCのときの芸人の顔とは違う、本格派な音楽で会場を魅了します。
2度目のMCでは、けんとが「新しいエッセンスとしてパンクバンドにダンス入れてもええんちゃうかなと」と提案すると、すざきは食い気味に「いらんと思うで」と却下。3人の演奏に合わせ、すざきが思うがままに踊ってみることに。すざきは「いらんて、バンドに...」と渋りながらも、音楽が始まるとノリノリでダンス。さらに、こだまの持ちネタ(?)ライオンキングと、すざきのダンスの奇跡のコラボも実現し、会場は大爆笑。ライブハウスに来たことのないお笑いファンに向け、けんとは「こんなこともやってるんで怖がらずにきてください」と呼びかけました。最後は「Successor」で、手拍子とともに会場が一体に。「Runny Noizeでした。また東京きます!」との言葉を残し、ステージを締めくくりました。

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トリは、塩顔4人組エアバンドSALTY's。メンバーは、Vo.塩村(テゴネハンバーグ・松村)、G.塩澤(ピスタチオ・小澤)、Ba.塩野(ダイヤモンド・小野)、Sax.塩チョ(西村ヒロチョ)。1曲目は「やっぱ塩やねん」。一人ステージに現れた塩村のアカペラからスタートし、メンバー全員が登場すると大歓声が。客席の高血圧(=SALTY'sのファン)は立ち上がってペンライトを振り大熱狂。塩村が塩顔なのに甘い歌声を響かせ、塩チョのサックスがうなる中、塩澤は激しく客席をあおり、塩野はダンスで盛り上れば、高血圧は完璧な掛け声&振り付けで応えます。あまりの大歓声に、塩村の「サイコー」の声もへにょへにょになり、塩澤からツッコミが入りました。
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MCでは、塩澤が「最初なによ、一人で」と塩村一人でのオープニングに対しての不満を。塩村に続いてステージに出ようとしたところスタッフ止められたそうで、塩野も「ついに僕らいらないくなったかと思った」としょんぼり。そんな2人に塩村が「そんなことないよ、2人が必要よ」と口にすると、「2人?」と塩チョが反応し、笑いを誘いました。そんな中、塩チョは「塩澤さん、なんでそんなにカリカリしてるんですか」と塩澤の態度が気になる様子。カリカリする塩澤を「まるで...」と何かに例えようとするものも、何も言葉が出ず...。サックスの音色で癒そうと演奏しますが、小澤のカリカリは収まりません。そこで塩野もカリカリを例えようとするものの何も出ず、「せっかくなんで僕が一曲弾きます」とベースをかまえ...ベースではなく口笛で曲を。さらにカリカリする小澤に、塩村が「タラバじゃないんだから」と微妙なボケを放つと、小澤は「それはカニでしょ」とツッコミ、2人は険悪な雰囲気に。塩村のハイキックが飛び出し、あわや大惨事...というところで塩チョのサックスが「チャンチャン」と鳴り、小芝居にオチがついたのでした。
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続いて、「みなさん今日は何曜日ですか?」と呼びかけ「勝手な日曜日」を披露。「#モテたい」では、高血圧も一緒にジャンプし、モテたいダンスで会場が一体に。塩村の「ねえ高血圧」のささやきに、会場は「ギャー」と熱狂しました。歌い終えた塩村は、「高血圧って、病名を言ったわけじゃないよ」と、SALTY'sのファンを高血圧と呼ぶことを説明。そして、12月18日(火)恵比寿LIQUIDROOM で開催するライブに1000人集められなかったら解散することを宣言し、「最高のライブにする自信がありますので、足を運んでいただけたら」と呼びかけました。また9月に∞ホールでのワンマンライブを開催し、そこで新曲を披露することも発表。そしてラストは「ソルティードッグ」で、全員で「ララララー」と大合唱。渋谷のアツい2DAYSは、熱狂の中、幕を下ろしました。

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【SALTY's】【Runny Noize】【NALU-SEE☆】【甘栗カンパニー】