最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

2018年4月13日 (金)

映画ロケ地の撮影当事と現在を見比べて楽しむ企画、第10回島ぜんぶでおーきな祭 カウントダウンイベント~沖縄ヒストリカルムービー番外編~ウチナー映画ロケ地巡り『海燕ジョーの奇跡』を実施

3月31日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「第10回島ぜんぶでおーきな祭 カウントダウンイベント~沖縄ヒストリカルムービー番外編~ウチナー映画ロケ地巡り『海燕ジョーの奇跡』」が開催されました。

沖縄で撮影が行われた『海燕ジョーの奇跡』(1984年)を取り上げ、当時と現在のロケ地の様子を写真とトークで紹介する企画です。沖縄を舞台にした映画がスクリーンで見られるうえ、当事のロケ地と現在の場所がわかるという楽しい企画に、地元沖縄の人たちも興味が強いようで、客席はほぼ満席状態での開催となりました。

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進行役として最初にありんくりんが登場し、場内を盛り上げます。そして解説として呼び込まれたのは、シネマラボ突貫小僧の代表・平良竜次さんと、"ロケ地探偵・ロケ地小五郎"の愛称を持つ當間早志さんです。

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「この作品は、1974年に沖縄で実際に起きた旭琉会理事長射殺事件を元に作られた映画です。」と、平良さんと當間さんから簡単な作品紹介が行われ、さっそく上映が始まりました。上映中、お客さんは食い入るように映画に見入っている様子で、とても静かな鑑賞時間となりました。

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上映が終わると、いよいよ「うちなー映画ロケ地巡りの旅」と題した撮影時と現在のロケ地の様子が解説されます。映画を見て実際にその場所に行き、沖縄県立芸術大学の生徒達の協力を得て再現写真を撮影してきたというお2人。映画のシーンと現在の場所、2つの写真を見比べながらトークが展開されました。

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主人公の所属する暴力団が解散する場面。このシーンを探し当てるため、映画に映りこんでいる看板や店舗、当事の地図も駆使し現在の場所を特定したといいます。その場所がコザ十字路の近くだとわかり現在の写真を公開すると、場内からは「おおー」という感心の声が上がりました。写真を使って見せるスライドトークショーは、わかりやすい解説で観客も感心しきりの様子でした。

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しかし、どうしても探し出せず困難を極めた場所があったそうで、諦め半分で知り合いに聞いてみたところ、あっさりと場所を特定してくれたというエピソードも披露。当事の建物は無くなっていたものの、そこが現在の市役所の駐車場だったことが告げられると、またもや客席からは「へぇー」という驚きの声が漏れていました。

現在の場所が分かるごとに、ありんくりんは「あぁー!」という驚きの声をあげ、「よく見つけましたね」と関心した様子。ありんくりんだけではなく、客席からも「おー」といった感心する声や「へぇー」といった驚きの声が場所を特定するたびに飛び出し、時折大きな拍手も起こっていました。

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主人公の恋人が働くスナックの場所は桜坂での撮影。そのシーンには心霊写真のようなおばちゃんの顔が映りこんでいると平良さんが指摘すると、ありんくりんの2人は「こわいこわい」と叫び、場内からも「ひえー」という悲鳴に近い声が上がりました。でもそれはたまたま映りこんでしまったその場所にある商店のおばちゃんだろうと解説。実際にその商店に映画のシーンを見せて本人に確認を取ると「かもねー」と言われたとのこと。このエピソードには大きな笑いが起こり、先ほどまで恐怖に包まれていた会場でしたがムードが一変するという一幕もありました。

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また、撮影地だけではなく実際に事件が起きた場所なども教えながら解説を行う場面では、お客さんの関心も高い様子で、お2人の話に真剣に聞き入っていました。

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主人公が逃げ込む警察署は宜野湾市警察署だと判明。現在とまったくと言っていいほど姿が変わっていないことが示されると、笑いが起きていました。

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時任三郎さんと田中邦衛さんが沖縄のお墓、亀甲墓を横切って駐車場に行くシーンでは、場所を特定したのですがいまいち確信が持てなかったとのこと。しかし、ブロック塀の傷が全くの一緒だったと解説すると、会場からはまたも大きな拍手が起きていました。

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お2人の観察力の深さと鋭い洞察力に、ありんくりんだけではなく観客も終始関心している様子が伺えるイベントとなりました。そして大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。

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ありんくりん】

2018年4月 9日 (月)

ノンスタ・石田の発言に井下好井・好井が唖然!? 舞台『火花~Ghost of the Novelist~』紀伊國屋ホール公演記念トークイベントレポート

4月5日(木)、東京・紀伊國屋ホールにて、舞台『火花~Ghost of the Novelist~』による紀伊國屋ホール公演記念トークイベントが開催されました。

第一部「『火花』から広げる読書」は、『火花』の原作者であるピース・又吉直樹と、現在、紀伊國屋書店新宿本店にて開催されているフェア「『火花』から広がる読書」の担当スタッフによる対談。スタッフがこのために制作した、又吉作品から抽出したキーワードとそれに添ったオススメの書籍を紹介するフリーペーパーをもとに、トークを繰り広げます。
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まず、又吉が食いついたのは"散歩"。「僕は歩くのが大好きで。自分では気付かなかったんですけど、こんなに主人公が歩く小説は珍しいとよく指摘されるので、面白いキーワードやと思います」と感想を語ります。
ネタを作ったり、文章を書いたりする時によく歩いているそうで、「歩いていると、そこにいる人の会話が入ってくるんです」と又吉。井の頭公園で実際、見聞きしたエピソードを語りつつ、「人との待ち合わせがうまくいかへんとき、どうしてるかが思い浮かんだりする。文章を書こうと思っていても、(自分の発想だけだと)知っている材料からしか書けない。そこから、どうやって逃れるのか。友達の悩みみたいなものを聞いている時、『こうしたら?』っていう提案は今まで閑雅てなかったいいことが言えてるじゃないですか。あのモードにどう入っていくかなんですよね。で、外からの刺激を取り入れるのに、いちばん手っ取り早いのが散歩なんです」と表現の思考の広げ方について説明。「『東京百景』っていうエッセイはわかりやすく実践したエッセイなのかな」と自身の作品を例にして話すも、「本の宣伝みたいになってしまいました」と我に返ったように笑いながら呟きます。
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"住居"というキーワードでは、「小説と密接な関係がある」と切り出した又吉。「ドアをバーン!と閉める人いるでしょう? ああいう人はお金持ちやったんちゃうかなと思う。僕は大阪の文化住宅に住んでいて、隣りの黒田さんが音楽をかけたらテレビを消して一緒に聞くくらい、壁が薄かった」と自身の経験を話しながら「日本家屋は声が響くから、小説での会話ではこれくらいの音量で喋られていたんだろうなと推測できる。建物で声の大きさや話し方は変わってくるから、どんな家なのかをイメージしながら読むと、頭の中で再生される声は変わってくるんです」と説明しました。
1つ1つのキーワードについて没頭して話す又吉ですが、あまり時間がないということでいきなり「もう終わりましょうか?」とポツリ。「本屋さんの上に劇場があるっていいですよね。本と舞台が繋がっている感覚があって」と場内を見渡しながら、「短い時間ではありましたが......」と締めました。
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第2部は「『火花』出演者によるステージトーク」ということで、観月ありささん、植田圭輔さん、NON STYLE・石田明、宮下雄也が登壇。MCを井下好井・好井まさおが務めます。
観月さんから順に呼び込もうとしますが、「全員、一気に呼んだほうがいいですよね」と好井。すでに上手から出て来ていた観月さんへ「1回、はけてもらっていいですか?」とお願いして、全員同時に呼び込みますが、誰も出て来ず。笑いのセオリー通りの展開に、好井は「いや、来ぇへんのかい!」と軽快にツッコみます。
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30日に初日を迎えた面々。「稽古期間が長かったので、初日を終えてほっとしました」と話した観月さん。植田さんが「ここまで連日、たくさんのお客さんに来ていただいて、感謝の気持ちでいっぱい」と話すも、好井に「初日を迎えて? ずれてる」と質問の意図通りの返答を要求されると、笑顔で「ホッとしてます」と話します。
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石田曰く、「又吉は舞台慣れしていない」そうで、「(又吉の真似をしながら)ぼそっと『役者さん、すごいなぁ。毎日こんなん出けへんわ』って。鏡の中の又吉と又吉が会話してる。『今日初めてくるお客さんもおんねんな。頑張ろう』とか言うたり」と話して、好井が「独り言のラリーをしてる」と同調すると、客席からドッと笑いが起こります。
「M-1王者である石田さんと漫才やるのは緊張するし、未だに緊張が取れない」と話す宮下。アドリブ満載の漫才は毎回、展開が違うそうで、宮下が「いつもオチだけ教えてくれるんです。『パンみたいに言うな。もうええわ』で締めて」と言えば、石田は「本番前に『やっぱりピザで』と言うたこともあった」と回想。「毎回、どきどきしますよ!」と胸の内を明かす宮下です。
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好井から、石田へ「『お笑い不感症やねん』って言うてますけど、あれなんですか?」という質問も。「ウケるネタの作り方はある程度わかってきたから、そのシステムで笑いを取っても快感を得られない。ないシステムで笑いと取ると、すげぇ気持ちいい。その感覚がたまらないんですよ」とニヤニヤして答えながら、「NON STYLEの漫才はスベったらあかん。それがストレス。やから、スベってる時間はめちゃくちゃ気持ちいいのよ」と話すと、好井は「お笑いドスケベやん......」と感嘆しました。
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途中で又吉も加わると、芸人と役者それぞれの立場から演じることについてトーク。
宮下が「芸人さんのほうが真面目な気がします。ダメ出しを受けたところは直してくるし、役者さんっぽい」と話すと、「自分でむっちゃ真面目やなと思う」と答えた又吉。ただ、それはどうしていいかわからないからだとして「水たまりがあったとしても、そこに立っている」と話しつつ、「観月さんとか植田さんは自由に演じているというか、緊張してる感じがせぇへん」と分析。「サッカーで言うと、ブラジル代表みたいな感じ。アップはそこまでやってないけど、本番でできるみたいな感じやねんなぁ」と羨ましそうに話すと、「又吉は毎回、緊張してるもんな」とニヤリとする石田。本番のエンディングで観月さんを紹介する瞬間ですら緊張しているそうで、又吉が「"観月ありさ!"って紹介するあれ、何回か練習しました」と話すと、ドッと笑いが起こりました。
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最後は、好井の提案で「よ・し・い・ま・さ・お」を題材としたあいうえお作文で、好井、観月さん、又吉、植田さん、宮下、石田の順番で、舞台のPRを行なうことに。
「よくできた話を」(好井)「知らなかった部分にも光が当たり」(又吉)「いつもより今日は華やかに」(観月さん)「まだまだ続く公演ですが」(植田さん)「作品に全力を注ぎ」(宮下)といい感じで続いてものの、トリの石田は「俺は今日、休みます!」と発言。予想もしないオチに、いっそうの笑い声が響きました。

舞台『火花~Ghost of the Novelist~』は、4月15日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて、5月9日(水)から5月12日(土)まで大阪・松下IMPホールにて上演。ぜひとも来場ください!



【又吉直樹】【ピース】【石田明】【NON STYLE】【好井まさお】【井下好井】【宮下雄也】

ゆにばーすが新TOP5入り! 川瀬「ほんまに笑いがとまらん!」『12TH ANNIVERSARY TOP5∞チェンジ』レポート

3月25日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『12TH ANNIVERSARY TOP5∞チェンジ』が開催されました。

東京よしもと若手芸人が芸を磨く劇場としてさまざまなライブを行い、多くの人気芸人を輩出してきたヨシモト∞ホール。12周年を迎えるにあたって今後「ランキングシステム」に参加する芸人は"芸歴10年以下の若手芸人"に限定されることになりました。
このリニューアルにあたって、同劇場ランキングシステムにおいてピラミッドの最上位となる「ファーストクラスメンバー」と、その中から選りすぐられる劇場の顔である"TOP5"のメンバー5組が、この日開催された『ファーセカ∞チェンジ』と『TOP5∞チェンジ』という2本のライブによって決定。既報の通り、新しいファーストクラスメンバーはインディアンス、空気階段、ダイタク、男性ブランコ、デニス、西村ヒロチョ、ネルソンズ、ラフレクラン、横澤夏子、コロコロチキチキペッパーズ、おかずクラブ、相席スタート、ニュースセンター、やさしいズ、ゆにばーすとなりました。

本イベントのMCを務めるのは、トレンディエンジェル。たかしは「人生を変える芸人がいるかもしれないですよ! 揺るがない5組が揺るぐかもしれない」と期待をあおぎます。
その声に「歴史なんか変わるか!」と吠えたのは、ゆにばーす・川瀬。着替える時間を失ってしまったというインディアンス・田淵はフェミニンな私服で登場し、「着替える暇がなかったんですぅ! 意外とフェミニンなんです!」と笑わせます。
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新TOP5決定へ参加するのは、ファーセカ∞チャレンジの上位5組と上位1位に指名されたTOP5のメンバー1組。結果挑戦するのは、ゆにばーす、ラフレクラン、ネルソンズ、やさしいズ、男性ブランコ。1位になったネルソンズの使命を受けて、TOP5からはニューヨークが参戦することに。
「屋敷(ニューヨーク)と西野(コロコロチキチキペッパーズ)は引きずり倒したい」と再び川瀬が吠えれば、ネルソンズ・和田は「マジでニューヨークをぶっつぶしたい」と力強く宣言。ニューヨーク・屋敷は「使命されんでも、やるつもりでしたよ」と不適な笑みを浮かべます。
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新TOP5決定は、4つのコーナー企画にて決定されることに。
1つ目の「モノマネ&ギャグバトル」では、頭文字の指定からモノマネ、ギャグをそれぞれ行なって、トレンディエンジェル・斎藤がウケたかウケなかったかをジャッジするというもの。
"く"から始まるモノマネでは、男性ブランコ・平井の「苦学生」が爆笑の渦に。和田が「9時に予約した者なんですけれど......」と切り出すと、すかさず斎藤が「それ、ギャグじゃないです!」とツッコみます。
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2つ目は「エピソードトークバトル」。60秒内でお題の添った身内のトークをすることに。
川瀬は、NGK出番でネタが飛んだときの相方・はらの対応を。数秒残っていたため、はらが葬式でおばあちゃんに笑いのネタにされたことを話すという貪欲なコンビネーションを披露。和田はスポーツ抜群の妹の話を、ニューヨーク・屋敷は母親の改名について話して湧かせます。
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3つ目の「オールジャンルクイズバトル!!」には、簡単すぎる出題に「これどっち? 大喜利!?」と困惑する屋敷。大喜利のテイストが強い本バトルは、「こんなラーメン屋は嫌だ!」というもはや大喜利でしかないお題も。積極的にボケ続ける面々ですが、ときには答えが被ってペアが完成するなど、バトルらしからぬチームワークの良さも垣間見えました。
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最後は「4分ネタバトル」。トップバッターの男性ブランコは数学的な要素を取り入れた個性的なコントを、ゆにばーすはラジオをネタにした安定のしゃべくり漫才を展開します。
ラフレクランは告白を題材にキャラクター性の強いコントを、ニューヨークが見せた結婚式の余興を描いたコントを。ネルソンズはゾンビを題材にトリオらしい見せ場の多いコントを、やさしいズは学生時代の歪んだ淡いエピソードを盛り込んだコントを披露しました。
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すべての対戦を終えて集計結果を待つ間、バトルに参加した以外のファーストクラスメンバーが登場し、コーナー『50音何を言われても「○○あるあるがいえます」王決定戦』を行なわれます。
"男子ソフトボールあるある"では「リンゴかなと思ったら3号ボール」が、"ほくろ言われあるある"では「ミツバチに刺されたんか!」などのあるあるが出るも、途中からあるあるの定義が曖昧になって、おかずクラブの好きな食べ合わせを発表したり、ナダルができそうなことを発表したり......。我に返った斎藤は「我々、なんのコーナーをやってるんですか!?」と思わず呟きます。
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50音という縛りがなくなった"∞ホールあるある"では「ずーーっと辻井さんがいる」(山添)「笑いが絶えない」(ダイタク・大)「ZAZYがたまにいる」(屋敷)などが発表される中、いよいよ結果発表となり、1位と2位の発表前に残ったのはニューヨークとゆにばーす。
川瀬が「初めて勝てるぞ!」と吠えたように、結果、ゆにばーすがニューヨークを倒して晴れて新TOP5入りすることに。「笑いがとまらん!」とニヤけまくる川瀬でした。
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その後、開催された記者会見は、ニュースセンターでも掲載中。新しいTOP5が決定したほか、この春、NSCを卒業した芸人も加わって、ますます白熱したバトルが繰り広げられる「ヨシモト∞ホール ランキングシステム」。今後も目が離せません!


【相席スタート】【インディアンス】【おかずクラブ】【空気階段】【コロコロチキチキペッパーズ】【ダイタク】【男性ブランコ】【デニス】【西村ヒロチョ】【ニューヨーク】【ネルソンズ】【やさしいズ】【ゆにばーす】【横澤夏子】【ラフレクラン】【トレンディエンジェル】

ライス、はんにゃ、フルーツポンチ、ガンバレルーヤの4組が揃い踏み!「このメンバーがとまりんに集まったんだからおもしろくないわけがないライブ」

4月1日(日)、よしもと沖縄花月で「このメンバーがとまりんに集まったんだからおもしろくないわけがないライブ」が開催されました。ライス、はんにゃ、フルーツポンチ、ガンバレルーヤの4組が登場した今回の公演。春休み期間中とあって、客席にはお子さん連れのお客さまも多くいらっしゃいました。

オープニングMCとして登場したのはフルーツポンチのふたりです。冒頭、客席とのトーク中に小さな男の子から「おじさんみたいなヒゲ!」とツッこまれたのは村上。「これでも舞台に出る直前まで必死に剃ってたのよ!」と亘がフォローしますが、村上は「ごめんね、おじさんヒゲ濃いんだよー」と苦笑い。お子さんとのやりとりで会場の空気を和ませたところで、まずは4組によるネタ披露がスタートしました。
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公演の後半は、4組揃ってのコーナー企画「全員で協力しましょう」。メンバーみんなで3つのゲームにチャレンジし、うち2つをクリアすると金一封が贈られるという内容です。

最初の挑戦は「お絵描き伝言ゲーム」。最初のメンバーがお題の絵を描き、その絵を見て後続の人が伝言ゲーム方式で絵を描いていきます。そして最後の人がお題を当てることができればクリアとなります。
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まずは誰をどの位置にもってくるかを全員で相談。絵心があるというライス・田所を先頭に、ガンバレルーヤ・よしこ、まひる、フルーツポンチ・村上、はんにゃ・金田、川島、ライス・関町の順に決まり、早速ゲーム開始です。

最初のお題は「孫悟空」。田所の絵に会場から「おぉ~」と感嘆の声があがりますが、よしことまひるからは絵にドラゴンボールが加わり始め、少し雲行きが怪しくなります。
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続く村上の絵では拍手と歓声がおこるも、金田、川島の絵で再び失速。回答者の関町はうーん・・・と悩みつつ「ドラゴンボール」と答えますが正解ならず。惜しい答えに、客席の男の子から思わず「ありでしょう!」という声が飛び出し、舞台の面々が爆笑するなど会場も大いに盛り上がります。
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次は絵を描く順番を変えて再トライです。途中、よしこのスカートのチャックが閉まっていないのを川島が見つけると客席からどっと笑いが。ゲームは村上を1番手に据え、お題の「ばいきんまん」にトライしましたが、ここでも正解は出ず、このチャレンジは失敗となりました。
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2番目のゲームは「ジェスチャーゲーム」。全員交替でお題をジェスチャーで表現し、2分間で20個正解するとクリアです。ここでは全員がスピーディーに答えを出し、チームワークの良さで正解を連発。見事ゲームをクリアし、肩を組んで喜びを爆発させました。
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最後の挑戦は「ピンポン玉ラケットリレーゲーム」です。横一列に並んだメンバーがラケットでピンポン玉をバウンドさせてつないでいき、最後の人がピンポン玉をボックスに入れることができたらクリア。チャレンジは5回までとなります。
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メンバーの気合は十分。息の合った連携を何度も見せますが、あと一歩のところでピンポン玉がボックスに入らないヤキモキした状態が続きます。ラスト1回のチャレンジを残し、金田が「一回肩組もう!」と呼びかけ。全員が心をひとつにして最後の挑戦に臨みます。
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全員が真剣な表情でピンポン玉をつないでいく姿に客席も皆さんもくぎづけ。手に汗握る展開となりましたが、残念ながら最後のゲームもクリアならず。惜しい結果に悔しそうなメンバーでしたが、一生懸命かつ和気あいあいとゲームに取り組む様子で、会場の皆さんを大いに楽しませました
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【ライス】【はんにゃ】【フルーツポンチ】【ガンバレルーヤ】

第53回『上方漫才大賞』でダイアンが大賞受賞! 奨励賞は和牛、新人賞は祇園が獲得!

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4月7日(土)、大阪・オリックス劇場にて第53回上方漫才大賞が行われ、大賞にダイアンが輝きました! また、奨励賞は和牛、新人賞は祇園が受賞。この様子は関西テレビ、ラジオ大阪で2局同時生放送されました。

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まず奨励賞にノミネートされたのは、かまいたち、ジャルジャル、なすなかにし、アインシュタイン、和牛の5組。会場で選りすぐりの漫才を披露し、一気に会場の熱気をあげました。

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審査は、審査員による審査と視聴者・聴取者によるインターネット投票「かみまん投票」による結果で受賞者を決定。和牛は、水田の屁理屈を生かしたネタで、審査員、視聴者、聴取者の心を見事につかみました。

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受賞直後、水田は、「去年に出させてもらった時は獲れず、その前の年も新人賞も獲れなかったので、また獲られへんのかなと思ってネチネチ言うつもりでした」と語って爆笑。『M-1グランプリ』でも2年連続2位で悔しい思いが続いたようですが、川西は「今日で払拭できました」と晴れやかな笑顔で答えていました。

続く新人賞は、アルミカン、ネイビーズアフロ、祇園、マルセイユ、見取り図、霜降り明星、さや香の7組がノミネートされ、会場で漫才を披露。

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その中で祇園・木崎のナルシストキャラを生かしたネタが見事にハマり、会場は笑いの渦に。うれしい新人賞受賞となりました。

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受賞直後、木崎は「コンビを10年やっていてひとつも賞を獲れないというのが木崎の唯一のコンプレックスだったので、やっと漫才師として認められた気がします」と、込み上げるものがあるようで目にはうっすら涙が。衣装のスーツを銀から金に変えたことで、「やっと金が似合う木崎になったかなと思います」とも語りました。

そして、いよいよ大賞です。選ばれし漫才師が受賞してきた伝統ある大賞の栄冠に輝いたコンビは、会場で発表。ダイアンの名前が呼ばれた瞬間、「おぉー!」という歓声と万雷の拍手が起きました。ダイアンは、テレビやラジオで活躍しながら舞台にも立ち続け、昨年なんばグランド花月で行われた単独ライブのチケットは完売。さらに異例となる単独ライブの追加公演を開催したうえ、チケット申し込みが大幅に定員を超えたことから同日にYES THEATERでライブビューイングを実施。実力・人気ともに折り紙付きのダイアンがついに栄誉に輝きました。

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漫才では、冒頭に「ありがとうございます! 身が引き締まる思いです」と何度も喜びを爆発させるふたり。続けて大阪のマナーの悪い人のネタで大笑いをさらっていました。

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西澤は「(受賞を)聞いた時、僕らもピンと来ないぐらい信じられなかったんですが、逆にすごく清々しい気持ちです」と感無量の様子。津田は「最高にうれしかったです。ゴイゴイスーです!」とおなじみのギャグを炸裂させ、大きな拍手が起こりました。

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さらに、第45回大賞受賞の中川家、第47回・52回大賞受賞の海原やすよ ともこが会場に駆けつけ、ダイアンを祝福。中川家・礼二は「本当におもしろいので獲れてよかった」と喜びの言葉を。海原やすよ ともこは「これまでダイアンの不満をずっと聞いてきました。『がんばってるのに賞が獲られへん』とか」と暴露しつつも、「でも、ずっとコツコツとがんばっていた」とダイアンのがんばりを見守っていた様子。

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さらに津田イジリにトークは広がり、笑いの絶えない授賞式となりました。また、中川家・礼二から「テレビも出るけど、その分漫才も同時進行で。しんどがらずに漫才をやり続けてほしい」というアドバイスも。これを受けて西澤は「僕らの基本は漫才なので、ずっと舞台に出ていたいです」と語りました。

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発表会後、受賞者会見が行われました。

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大賞を受賞したダイアン。「本当にもらえると思っていなかったので、最初に報告を受けた時はびっくりしました。ずっと欲しかった賞なので、もらえてうれしかったです」と津田。西澤は「ずっとこの賞をいただきたくて、いただけるようにライブとか精力的にがんばっていたんですが、本当にいただけるとは思ってなかったのですごくうれしかったです」と、改めて喜びを語りました。

「おふたりにとり、上方漫才大賞とは?」という質問には「漫才師として一番欲しい、すごい賞です。これまで賞を獲っている方は、すごい方しかいないので」と津田。西澤は、「すごく歴史がある賞なので、そこに名前を残していただけることになり、まだちょっと驚いています。まだ信じられない。ドッキリなのかな...って」と語り、津田に「これがドッキリやったら金かかりすぎてるから!」とツッコまれていました。

この春から東京進出を果たしたこともあり、西澤は「すごくいいタイミングで賞をいただけて励みになります。もっと精進しないといけないなと感じています」と身を引き締めた様子。津田は「勝手な憶測で、東京に行くとこの賞が遠ざかってしまうのかなと思っていたんですけど、本当に最高のタイミングで獲れたからめちゃくちゃうれしかったです」と、よいタイミングでの受賞も喜びを倍増させたようです。

また、これまでの実績が評価されたことに「この賞は他の賞レースとは違って当日に戦うとかではないので、普段からの取り組みを評価していただけるのかなと思うから、『見てくれてはったんやな』とよりうれしいです」と西澤。津田は「イベントもコンスタントにやってきましたし、テレビなども全部(審査員に)見てもらえているという話を聞いたので、そういうところを評価していただけるのはうれしいです。その日の出来とかも大事かもしれないですが、これまでの総合評価でいただけたというのがうれしいです」と笑顔で語りました。

優勝賞金200万円の使い道を尋ねられた際は、「後輩に全部使いたい。バーッと芸人さんみたいに使いたい」と明かした西澤に「すっごいウソついてる! 後輩連れていけへんタイプやん!」と津田。一方、津田も「後輩とかに使うのもいいですし、将来のために貯金するのもいいですし。半分くらいはパッと使いたいです」と語りました。

また、「東京に行って困っていること」として、「カーテンがないこと」と西澤。東京に引っ越して1週間が経ったものの、部屋のカーテンがまだ付いていないそうで、「夜に、電気つけっぱなしでマンションの外に出たら窓から自分の部屋が全部見えていたので『こんなに見えるんや』と。早急に付けないと」と困惑。津田は「電車にパンパンに人が入っているので、痴漢冤罪だけは本当に怖い。絶対に周りの誰かが証言してくれるくらい、両手を上げて乗っています」と新生活に奮闘しているようでした。

「今後、どんなコンビになっていきたいか」という質問には「末長く、大師匠と呼ばれるくらいになりたいです。この賞を獲った方がそういう方ばかりなので、そういう方たちのように、ずっと漫才できるようになりたいです」と津田。西澤は「この賞をいただいてすごくうれしいんですが、逆に『すごい賞をいただいてしまった』と、全てに於いて今まで以上に、礼二さんがおっしゃっていたように舞台で漫才、テレビ出演、どちらも両方やれるようにしていきたいです」と語りました。

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続いて新人賞を受賞した祇園の会見が行われました。

櫻井は「個人的な思い出ですが2013年に僕たちはこの大会の前説をやり、後輩が新人賞を獲るというところを袖で見ていました。だから今回、自分たちが獲れて非常にうれしいです」と感慨深げ。木崎は「受賞の時にも話したんですが、本当に唯一賞を獲っていないというのがコンプレックスだったので、それがなくなり、今はパーフェクトなんじゃないかなと思っています」とにっこり。

爆笑をさらったこの日の漫才については、「正直、あまり記憶がないんです」と口をそろえたふたり。木崎は「3,000人くらいのお客さんが目の前にいて、圧巻すぎてあまり覚えてないんです。終わってからふたりで『ちゃんと出来てたかな?』と確認し合うぐらいでした。でも気持ちよかったかな」と語りました。

賞金100万円に使い道を尋ねられた際は、櫻井は「姉の子に貢ぎたいと思います」と姪っ子にメロメロの様子。木崎は「エステに全額ぶっこもうかなと。自分磨きに使いたいと思います」とナルシストらしい意識の高さを垣間見せていました。改めて、新人賞受賞については「後輩が獲るところをずっとテレビで見ているという状態が10年ありましたので、やっと漫才師としての資格をもらったような気持ちです」と櫻井。木崎は「いろんな賞レースに出させていただいたんですが、敗者コメントがどんどん上手になっている自分がいて、それが本当に嫌だったんですが、今こうして『どうですか?』と聞かれると、『勝ったら何て言ったらいいんやろう?』という真っ白な木崎にびっくりしています。由緒ある一番欲しかった賞なので感無量です」と、喜びをかみしめていました。また、いつもはキザな木崎が受賞直後に見せたガッツポーズについて「32歳・男性のただのガッツポーズだったので、そこから『木崎を取り戻さないと』と必死でした(笑)。そこだけ皆さん忘れていただきたい。素で喜んでしまったのだけ後悔です」と笑顔で語りました。

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奨励賞を受賞した和牛は、「"奨励賞"という文字のように、『これからも漫才していってくださいよ』と背中を押してもらえている気分です」と川西。水田は「歴史ある賞ですから、素直にうれしいです!関西で漫才してきたことが褒めてもらえたような気がします」と喜びを爆発させました。

また、「大賞も見えてきますね?」という質問には、水田は「想像つかないですけど、いつかは大賞を獲れるような漫才師になりたいですね」とのこと。川西は「自分たちの漫才師人生の中には入っている目標なので、それへのステップは1個あがれたかなという感じです」と明かしました。

賞金150万円の使い道を尋ねられた際は、「いつも賞レース出るときは賞金の使い道を聞かれるので、その前に考えて『〇〇に使います!』と言ってて、でも僕らはなかなか賞を獲れないままずっときているので、今回はなにも考えてなかったですね。無欲の勝利ですかね」と川西。

最後に水田は「これからも今まで通り関西の劇場もたくさん出させてもらうので、ずっと漫才やっていきます!ぜひぜひ劇場に漫才を見に来てください」と締めくくりました。

栄誉ある上方漫才大賞を受賞したダイアン、奨励賞受賞の和牛、新人賞受賞の祇園の、これからの活躍にぜひご注目ください!

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青い空、青い海に響き渡る子供たちの大歓声!芸人もアスリートもみんなと力を合わせたふれあい運動会

4月8日(日)に沖縄県豊見城市の瀬長島ウミカジテラス向かいにある瀬長島サンセットパーク広場で「41市町村!島ぜんぶでおーきなツアー presents よしもと×豊見城市 ふれあい運動会 in 瀬長島ウミカジテラス」が開催されました。本イベントは、「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」の10周年の記念し沖縄県内41市町村で様々な企画を展開するもので、豊見城市では子供たちがお笑い芸人やアスリートたちと交流する運動会を行いました。
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この日海風が少し強いものの天気に恵まれ、青空と青い海が広がる会場の瀬長島サンセットパークには大勢の子供たちが集まりました。司会の品川庄司の庄司、キクチウソツカナイが、今回一緒に運動会に参加するアスリートと芸人たちを呼び込むと子供たちだけでなく、応援に来た父兄からも拍手と歓声が上がりました。
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今回参加したアスリートは、元体操男子日本代表の田中光、スピードスケート長野五輪銅メダリストの岡崎朋美、そして、沖縄のプロビーチサッカーチーム「ソーマプライア沖縄」から河原塚毅監督と、齋藤巧さん、坪谷亮太さん、江黒力さんの3選手。
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また芸人からは、サバンナの八木、ガリットチュウ、大西ライオン、ジョイマン、スマイルが参加しました。
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開会式ではWBFリゾート沖縄株式会社の兼城賢成代表取締役社長から「タイトルにあるように吉本のみなさんと一緒に運動会ができる貴重な機会なので、ハジカサーしないで(恥ずかしがらないで)、みなさん思いっきり弾けて楽しんで欲しいです」と開会のご挨拶をいただきました。また、豊見城市の宜保晴毅市長からも、怪我がないよう最後まで素晴らしい運動会になるよう激励の言葉をいただきました。
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元体操選手の田中光が歌と振付を担当した「わいわい体操」で準備運動を行った後、早速、全員でレクレーションを行いました。
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最初のレクレーションはじゃんけんトレイン。じゃんけんをして勝った人が負けた人の後ろ回り肩に手を置き電車のようにつながっていきます。じゃんけんも体全体を使ってグー、チョキ、パーを表現し、体を温めていきます。最後の勝負がつくと、ひとつの列になり、大きな円を描いて次のレクレーションに移ります。
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続いて行われたのはボンバーエッグ。円状に並んだ子供たちに1から6までの数字が書かれた卵状のボールが配られ、音楽に合わせてボールを隣の人に渡していきます。音楽が止まるとボールを持っている人は、ボール書かれた番号の指定する場所に集まります。途中、用意していた音楽ではなく、大西ライオンが生歌に切り替わりました。
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ライオンキングやアラジンなど、その美声を響かせますが、リクエストされた曲の歌詞がわからずうまく歌えない一幕もあり、会場に笑いが起きました。

ボンバーエッグで番号に合わせた6組のチームが出来上がり、それぞれ、八木&ソーマプライア沖縄、ガリットチュウ、スマイル&岡崎、田中、大西ライオン&ソーマプライア沖縄、ジョイマンがリーダーとなり、各チーム同じ色のハチマキをして運動会の競技を戦っていきます。
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その後もじゃんけんどん、サイコロフルーツバスケットを行い、みんながうち解けるように交流していきます。途中、姿が見えなくなっていたガリットチュウ・福島が、せんとくんのモノマネで登場。暴走して子供たちを追いかけ回すせんとくんに会場は大盛り上がりでした。
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レクレーションの後、昼休憩をはさみ、遂にチーム対抗の運動会が始まります。すると先ほどまでせんとくんのモノマネをしていた福島が、今度は船越栄一郎さんのモノマネで再登場。大物俳優の貫禄を出しながら子供たちと一緒に競技に参加しました。
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最初の競技はしっぽとり大合戦。各チームから代表者たちが後ろに色のついたヒモを取り付け、取り合って争います。3回戦行われ取ったヒモの数の合計で1番多いチームが1位になります。スマイル・ウーイェイよしたかは必死に走って逃げ回るも、誰からも追いかけられることもなく、そのバテバテの姿に庄司からは、「気持ち悪い走り方」と言われ踏んだり蹴ったり。競技はガリットチュウチームが18本を獲得1位となり、スマイル&岡崎チームは2本と結果も振るわず最下位でした。
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2つ目の競技はミッション綱引き。各チームが綱引きの担当とミッションに挑戦する担当に分かれ、綱引き中にミッションにクリアすると、綱引きに参加し援護に加わる競技です。ミッションは芸人たちの持ちギャグに挑戦したり、岡崎や船越さんに扮する福島とのハイタッチなど、子供たちとのふれあいを楽しめるものばかりでした。
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続く競技は、フリスビーを使ったドッジボール、熱血ドッヂビーです。3分間の試合の中、1分ごとにフリスビーの数が増えていき、段々と難易度が上がるルールで行われました。フリスビーが強風に煽られながらも、果敢にキャッチを試みたり、よけ続けたりと、子供たちの白熱した試合が続きました。競技前、後には整列するなどフェアプレーの精神を学べたのではないでしょうか。
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最後の競技のデカパンリレーは3チームごとに分かれて競います。2人1組でデカパンに入り、そのデカパンをバトンがわりにリレーを行い、デカパンの脱ぎ着が勝負の決め手となります。1レース目はガリットチュウチーム、大西ライオン&ソーマプライア沖縄チーム、ジョイマンチームが登場。
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白熱したレースはアンカー勝負となり大西ライオン&ソーマプライア沖縄、ジョイマンチームがほぼ同時にゴール。僅差で大西ライオン&ソーマプライア沖縄チームが勝利しました。
デカパンリレーの第2レースは八木&ソーマプライア沖縄チーム、スマイル&岡崎チーム、田中チームの勝負です。このレースも熱戦が繰り広げられ、抜きつ抜かれつの大勝負。子供たちだけでなくアスリートも芸人たちも真剣にサポートして勝利を目指していました。このレースは田中チームが1位でゴール。これで運動会の全競技が終了しました。
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閉会式では、全競技の結果に合わせた得点の合計点による優勝チームが発表されます。まずは今回、より力の入った応援をしたチームに贈られる応援ポイントの獲得チームが発表。大きな声とリーダーのモノマネでチームの団結を図ったガリットチュウチームが応援ポイントを獲得。
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総合優勝に一歩近づきました。6位八木&ソーマプライア沖縄チーム、5位田中チーム、4位スマイル&岡崎チーム、3位ジョイマンチームと、まずは3位まで発表されました。そして、1位に輝いたのは各競技で上位に食い込んでいた大西ライオン&ソーマプライア沖縄チームでした。
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応援ポイントを獲得しつつも惜しくも2位となったガリットチュウチーム。結果に納得いかない様子のガリットチュウのふたり。福島は船越さんの大物感を出しながら得点表を見せろと物言いをつけ笑いを誘います。
熊谷は「最初はまとまってなかったけど、回を重ねるごとにチームワークができて...」とコメント。庄司からはありがちなコメントだとダメ出しされるものの、「順位なんて関係ない。ふれあえただけでプライスレス!」と叫んで感想を締めていました。

最後にソーマプライア沖縄の河原塚監督が「こんなに子供たちが笑顔になる運動会はなかったのではと、子供たちにとって最高の思い出になる運動会になったと思います」とあいさつ。続けて「改めて芸人のみなさまが全ての人を喜ばせる力に感心しました。また、みんなも沖縄国際映画祭を見に行きましょう」と呼びかけて運動会を締めくくりました。
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アニメキャラ芸人が舞台俳優との"ハイブリッド"に挑む!『劇団アニメ座ハイブリッド −舞台俳優は伊達じゃない!−』囲み取材&ゲネプロレポート

4月5日(木)、東京・渋谷にあるCBGKシブゲキ!!にて、「劇団アニメ座」の新公演『劇団アニメ座ハイブリッド −舞台俳優は伊達じゃない!−』が開幕。本番前に、報道陣を集め囲み取材とゲネプロを行ないました。
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「劇団アニメ座」は、座長・若井おさむが2010年に立ち上げたユニット。天津 向清太朗、石川ことみ、桜 稲垣早希、R藤本、キャベツ確認中、こりゃめでてーな 伊藤こう大、セブンbyセブン 玉城泰拙、アイデンティティら"アニメキャラ芸人"を中心に構成され、アニメキャラが登場するコメディ舞台を毎年公演しています。

今年の目玉は、若手舞台俳優との共演です。全公演出演する寿里さん、田中稔彦さん、眞嶋秀斗さん、溝口琢矢さんに加え、日替わりゲストとして橋本祥平さん(5日)、植田圭輔さん(6日昼のみ)、白又 敦さん(6日夜のみ)、井深克彦さん(7日)、高野 洸さん(8日)も出演。総勢9名との"ハイブリッド(混成)"を試みます。また、4日間かけて7公演行なうのも同ユニットとしては初。
囲み取材とゲネプロには、若井、向、石川、R藤本、キャベツ確認中、伊藤、玉城、寿里さん、田中さん、眞嶋さん、溝口さんが出席しました。囲み取材で「舞台俳優とのシンクロ率は?」と問われると、若井は「200%ですね」とキッパリ。公演にかける熱意を示しました。さらに稽古初日には、この日登壇していた俳優陣4人を連れ「飲みに行った」とも明かしましたが、寿里さんいわく「若井さん、お店に行く道中ひと言もしゃべらないんです!」とのこと。「お店に着いたらさすがにしゃべったでしょ?」と問われると、「しゃべりましたよ。2時間後くらいに......」とも言い、報道陣を笑わせました。
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シンクロ率200%は本当かと少々不安がよぎりましたが、向によれば「その飲み会で話してくれたおかげで台本の練り直しができたので、やっぱり若井おさむは座長然としていますね」とのこと。若井も「本当は仲良くなりたいんですけど、人見知りでやり方がわからなくて......」と弁解しつつ、稽古を経て家族のような存在にまでなったと伝えました。

俳優陣は、初のアニメ座。芸人主宰の舞台ということもあり報道陣からは「4人もボケるのでは?」との期待も寄せられましたが、寿里さんは「そんなにハードルを上げないでいただけると......」と及び腰。どうやら、舞台俳優のみなさんにはイケメン俳優ならではの見せ場があるようです。
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そんな見せ場については、田中さんがコメント。「アクションシーンは、俳優と芸人さんのコラボレーションがバッチリ決まっているところ。楽しみにしていただければ」と、アピールしていました。続く眞嶋さんは、物語のスケールに触れ「王位継承問題にも発展する壮大な作品ですが、身近な距離で感じてもらえたら」と、今作全体の魅力を紹介。
溝口さんは「たくさんの芸人さんと共演することに緊張しています。でも、それを楽しめるように本番を頑張っていきたいですね」と、決意をあらわにしました。
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続けて、芸人の面々もコメント。キャプテン★ザコは「稽古中には、意見のぶつかり合いとかが結構あって......」と真面目に語り出すも、「そんなのやってませんよ」とまわりから総ツッコミ。ケンシロウの風貌で登壇したしまぞうZは、前日に子どもが生まれたことを明かし「娘のためにも頑張ろうと思います!」と意気込みました。
石川は、「イケメンの俳優さんたちと共演するので、(モノマネをしている)ルフィがおばちゃんにならないように頑張ります!」と宣言。共演陣も沸かせ、賑やかにコメントをしていきました。

また、キャラに寄せた意気込みも。ベジータのモノマネで知られるR藤本は、「シリアスなシーンと笑いのシーンのメリハリがある作品。この経験を糧に12月の劇場版に向けて仕上げていきたい」と誓い、カイジでおなじみの伊藤は「シャバにいられるのは(千秋楽の)8日まで。それまでにもうちょっと金を稼いで、地下のみんなに誇れるような舞台にします」と語りました。
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そして玉城からは「えーい、えーい、えーい、おー!」という「えーい」が一個多い掛け声も飛び出し、気合い十分。向は「シリーズ化できたら」と、早くも次の構想を明かしていました。「これまでの舞台とは別物になっている気がします。本当に気合が入っているので、あとは出し切るだけ」とは、最後にあいさつした若井。自信たっぷりに囲み取材をシメ括りました。
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本公演で物語の舞台となったのは、地球人・向が宇宙旅行で訪れた「サンドロイド」という惑星。多くのアニメキャラが実在しているというこの惑星で、向はアムロ・レイやアニメ好きの青年と出会い、行動をともにすることになります。そして、この出会いを機に、サンドロイド全体を揺るがす王位継承問題に巻き込まれていくことになります。

ゲネプロは、本番さながらにコメットパンチによる前説ののち開演。向とアムロのやりとり、アムロによる観客いじりなど、序盤から軽快かつ賑やかに進んでいきました。ルフィ、ケンシロウ、ザコ、安西先生など他キャストも続々と登場し、向ひとりのツッコミでは追いつかないほどボケを投下していきます。
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さらに今回は、舞台俳優の4人もボケ役に回ることがちらほら。なかでも寿里さんと溝口さんは、向らと行動を共にする役回りのためところかまわずボケまくり。しかもバッチリ受けていて、数多の舞台で経験を積む俳優陣の勘の良さを見せつけていました。
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もちろん、剣を交えるなどかっこいい姿も。オープニングからエンディングまで、様々な表情を見られる内容となっています。ちなみに、中盤には観客と協力するゲーム要素もあり。ここでは、出演者の素の表情が見られます。どんなふうに楽しめて、どんなふうに物語と絡んでくるのか、今後観劇する方は注目です。
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5日に開幕した「劇団アニメ座ハイブリッド −舞台俳優は伊達じゃない!−」は、4月8日(日)まで全7公演を行ないます。

2018年4月 8日 (日)

新ランキングシステムのファーストクラスメンバーが決定!「12TH ANNIVERSARY ファーセカ∞チェンジ」

3月25日(日)、ヨシモト∞ホールにて「12TH ANNIVERSARY ファーセカ∞チェンジ」が開催され、インディアンス、ダイタク、男性ブランコ、西村ヒロチョ、ネルソンズ、やさしいズ、ゆにばーす、ラフレクラン、バビロン、ダンビラムーチョ、空気階段、デニス、LOVE、やわらが出演しました。
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これまでにピースや平成ノブシコブシ、トレンディエンジェルなどを輩出してきた東京よしもとの若手芸人が活動する劇場・ヨシモト∞ホールが、このたび12周年を迎えます。

これまでも『ランキングシステム』を採用してきたヨシモト∞ホールですが、12周年を迎えるにあたって『ランキングシステム』をリニューアルし、参加する芸人を「芸歴10年以下の若手芸人」に限定することになりました。

この日行われた『ファーセカ∞チェンジ』と『TOP∞チェンジ』の2公演で、芸歴10年以下の若手芸人が参加する新たな『ヨシモト∞ホール ランキングシステム』における、最上位となるファーストクラスメンバー15組と、その中からさらに選りすぐられたファーストクラスTOP5メンバー5組を決定することになります。

まず、『ファーセカ∞チェンジ』で、現行のファーストクラスメンバーをはじめとした人気実力派若手芸人14組が4分ネタを披露し、お客さんと審査員の評価によって上位10組が選出されます。そして、この10組に現行のファーストクラスTOP5メンバーである相席スタート、おかずクラブ、コロコロチキチキペッパーズ、ニューヨーク、横澤夏子を加えた15組が、新たなファーストクラスメンバーとなります。さらに、その後の『TOP5∞チェンジ』では、 ファーストクラスメンバーの中からお客さんと審査員の評価により、新たなファーストクラスTOP5メンバーが決定することに。

ここでは『ファーセカ∞チェンジ』の模様をレポートします。

まずはMCのタケトとキクチウソツカナイ。が登場し、簡単にライブの趣旨を説明します。さらにこの後のライブが盛り上がるようにと、拍手の練習など前説的なことまで行う2人。そんな2人の紹介により、さっそく14組の芸人のネタが披露されます。
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トップバッターは西村ヒロチョ。"ロマンティックなお仕事"と称し、コンビニ店員やガソリンスタンドの店員のロマンティックストーリーを展開、ダンスのあとの決めポーズでは歓声が上がっていました。
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2組目に登場したのはやさしいズ。筋肉痛で病院に来たチャラ男が、自殺しようとしている医者にたまたま出会うのですがーー。軽いチャラ男と深刻な医者のテンションが違いすぎる会話が爆笑を誘うコントとなりました。
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続いてはバビロン。テンションの高い3人が「なんでもテンション高く、アドレナリン全開でやれば面白くなる」という持論を展開し、同じショートコントをノーマルバージョン、テンション高いバージョンの2パターンで演じるという実験的なコントで盛り上がりを見せます。
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4組目はダイタク。双子はよく間違われるという話題から、どっちがダイでどっちがタクか、相手に間違われてもいいというダイと、よくないというタクの言い争いが始まり、よく似ているけど違うものを例に挙げていくのですが、その違いの「どうでもよさ」に笑いが起こっていました。
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続くインディアンスは、登場するなり田渕が「すいませんねぇ、双子が続いてややこしくて」とお客さんに謝り、笑わせます。その後も木村が駅で火事があったことを話そうとするのですが、田渕があげ足を取り続けるため、一向に話が進まないという漫才を繰り広げていました。
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ゆにばーすは、将来バラエティ番組のオファーがきたときのために、遊園地のレポートをシミュレーションするという漫才を披露。ジェットコースターに乗ったりお化け屋敷に入ったりする2人ですが、はらの独特なリアクションがお客さんの爆笑を誘っていました。
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7組目となる空気階段は、水川が電車に乗っていると、変なおじさん(鈴木)が乗ってきて人に絡みまくるため、絡まれないように気配を殺して観察していたら、絡んでいるようで実は人に優しくしていることに気づき......という、シュールなようでヒューマン(?)なコントを披露。
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続くデニスは、デートに急ぐサラリーマンが道端でインド人とぶつかったショックで中身が入れ替わってしまい......というSFチックなコントを披露。その後もドタバタ劇は続くのですが、植野のインド人役がハマりすぎで、そういう意味でも笑いが起こっていました。
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続いてはLOVE。女将がひとりで切り盛りしている寿司屋に来るサラリーマン。最初は女将に失礼なサラリーマンですが、そのうち女将が理不尽なことを言い出し......。しかしそのうちサラリーマンの様子も変化していくという、不思議な会話が繰り広げられたコントとなりました。
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10組目は男性ブランコ。幼なじみの男女が教室に2人きりでいる中、重いプリントを運ぼうとする女子。それを手伝おうとする男子のセリフにときめいた女子は......。青春の甘ずっぱいワンシーンと見せかけて、トキメキがすぎるあまり奇行に走る女子をあわてて止める男子が爆笑を誘います。
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やわらは電車で席を譲れる男になりたいという話から、席を譲るシミュレーションを繰り広げるのですが、席を譲ったあともガンガンにその人に話し続ける姿にお客さんは爆笑! しかもそのうち話がどんどん理不尽な展開を見せ......という、見どころ漫才の漫才を披露します。
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ダンビラムーチョは、大原が謎の老人となって「モー娘。を歌う」といいながら目を見開くだけというかなりシュールな老人を演じ、人をケムに巻いた漫才を披露。謎の老人を演じる大原が不気味すぎて、原田がずっと老人を半笑いで見守る姿も印象的な漫才となりました。
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13組目となるネルソンズは学校コントを披露。教室で和田くんが岸さんに告白するのですが、岸さんは断ります。その場では優しい態度をとっていた岸さんですが、青山くんに会うと態度が一変、和田くんを悪く言い出したため、たまたまその場で話を盗み聞きする羽目になってしまった和田くんはショックを受けるのですが......。このあと、意外な展開に次ぐ展開で、お客さんを爆笑の渦に巻き込んでいくネルソンズ。
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そして、トリを務めたのはラフレクラン。西村がカラオケボックスでひとりカラオケを堪能しようと採点モードに設定すると、突然見知らぬ変な男が部屋に入ってきて採点をし始め......。採点モードを人間がやるという突拍子もない設定もさることながら、きょん演じる採点男の独特すぎるキャラクターに笑いの止まらないコントとなりました。
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以上で14組のネタがすべて終了。お客さんの採点の集計に時間がかかるため、ここからは「芸歴5年以下」の芸人が1組2分のネタを披露することになり、ナイチンゲールダンス、サンジェルマン、ブラゴーリ、好青年ズ、コロナクラウン、ペコリーノ、ジャンゴ、そいつどいつ、バニラボックス、レインボーの10組がネタを繰り広げました。
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若手10組によるモノマネあり告知ありのトークが繰り広げられ、お客さんも存分に楽しんだところで、いよいよ集計結果の発表です!
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このあと行われる『TOP∞チェンジ』に影響するため、あえて順位は発表せず、新たなファーストクラスメンバーとなる上位10組が発表されることに。

上位10組は、インディアンス、空気階段、ダイタク、男性ブランコ、デニス、西村ヒロチョ、ネルソンズ、やさしいズ、ゆにばーす、ラフレクラン(※発表順)となりました!

デニス・植野は「ゲロが出るほど人気ないんで、嬉しいです!」と切実に喜びを表現し、タケトに「そんなことないですよ」と慰められます。また、残念ながら選ばれなかったダンビラムーチョやバビロンは、途中から発表が五十音順だということに気づき、「濁点だから後なのかも!」などと希望をつないでいましたが、「ダイタク呼ばれてるし!」と容赦ないツッコミにうなだれ、客席の同情と笑いを同時に誘っていました。
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ここで決まった新たなファーストクラスメンバーは、このあと行われた『TOP∞チェンジ』にも出場することに。『TOP∞チェンジ』のレポートは後日掲載されますので、そちらもお楽しみに!


【インディアンス】【ダイタク】【男性ブランコ】【西村ヒロチョ】【ネルソンズ】【やさしいズ】【ゆにばーす】【ラフレクラン】【バビロン】【ダンビラムーチョ】【空気階段】【デニス】【LOVE】【やわら】【ナイチンゲールダンス】【サンジェルマン】【ブラゴーリ】【好青年ズ】【コロナクラウン】【ペコリーノ】【ジャンゴ】【そいつどいつ】【バニラボックス】【レインボー】【タケト】【キクチウソツカナイ。】

沖縄芸人から話題の芸人まで全13組がよしもと沖縄花月の3周年をお祝い「3周年記念特別公演」

3月25日(日)、よしもと沖縄花月にて、「3周年記念特別公演」が行われ、千鳥、ウーマンラッシュアワー、スリムクラブ、天竺鼠、パンサー、フースーヤ、初恋クロマニヨン、ピーチキャッスル、ありんくりん、魁バーバリアン、たろう、ハイビスカスパーティー、ぼんじょるの総勢13組が登壇しました。

豪華メンバーが勢揃いする公演に大勢の人々が訪れ、会場は立見も出る程の満員御礼。沖縄花月3周年にふさわしい公演となりました。公演の前半は沖縄花月をホームとする沖縄芸人7組が登場。

一番最初に登場した大阪出身のぼんじょるのは、緊張した時に手のひらに書く人という字が飲み込みにくく和洋中で味付けしてみたと話す大谷と、ドン引きする織田のトークに会場は大笑い。次によしもと沖縄唯一の女性コンビ、ハイビスカスパーティが登場。

自己紹介でちあきの夫がトルコ人だと公表すると観客は驚いた様子。結婚式を挙げておらず近々式を挙げたいと話すちあきは「トルコ行進曲で入場してケバブーケトスしたい!」さらに「子供は男の子だったら粘り強くてトルコを愛する子になって欲しいからトルコアイス!女の子だったらトル子にする!」の発言に会場は大爆笑でした。

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その後登場したのはピン芸人のたろう。世間のおじさんをテーマにしたネタを披露し「50年物のワインの香りは楽しむのにどうして50歳のおじさんの香りは楽しまないんだ!」「テレビが薄くなることは進化なのにおじさんの頭が薄くなることはどうして退化と決めつけるんだ!」と観客に問いかけ会場を沸かせます。

甲子園ネタを披露した魁バーバリアンは、砂川の甲子園のサイレンやウグイス嬢のモノマネが似過ぎていて会場からは大きな拍手が送られ、ピーチキャッスルは「自分たちを知らない人は病人顔とオラウータン」と覚えてくださいと自己紹介し観客の笑いを誘っていました。

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また、ありんくりんは洋服売り場のマネキンに似ているというクリスと、極度の老け顔の比嘉が「中学生の時のあだ名はPTA。カラオケボックスで飲み放題プランを勧められた。これでもピチピチの25歳です」と自己紹介すると会場は大笑い。沖縄方言を交えた安定のコントを披露しました。初恋クロマニヨンは3人の掛け合いが絶妙なコントを披露。

比嘉が「最近よくフードの無いパーカー着てる」と大ボケをかますと新本に「それただのトレーナーやし!」と突っ込まれ、松田からも「俺もダメージのないダメージジーンズ穿いてる」と二重の大ボケで攻められると「それただのジーンズ・・・」と苦笑い。"〇〇しばり"のネタを繰り広げ「ポケットにアルフォート」「行ってみたいなアルゼンチン」「アルトリコーダー吹きたいな」「アルフィーのメンバーも呼ぶ」「アルマジロなでながら」と"ある"でしばられた意味不明の言葉が次々に飛び出すと会場からは大きな拍手が送られていました。

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ライブ後半はベテラン芸人が次々に登場。ステージにウーマンラッシュアワーの2人が現れると、会場からは割れんばかりの歓声と拍手が送られます。村本は毒舌を交えたスピード感のある時事ネタで会場を沸かせ、さらに「俺がほとんどネタを書いていて喋る割合も9:1なのに給料は折半。なのにこいつには可愛い奥さんと子供がいて俺は独身!」とひがみ、中川パラダイスを「餌代のかかる九官鳥」と揶揄すると観客は大ウケ。次のフースーヤは登場するなり観客に向かって「お客さんたくさん入ってもらって僕たちも頑張らないといけナッシングトゥーマッチ!」」「オーマイゴットファーザー降臨!」「ヨイショ!!」とお決まりのフレーズを披露。全身で表現するギャグは観客の心を一気に掴んだ様子でした。

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の後、千鳥がステージに現れると、女性客の黄色い声援や子供たちの歓声が沸き起こります。音痴を直したい大悟が歌うクセが強すぎる「森のくまさん」にノブは「クセがすごい!本物無くなってる!屁こいたんかと思った!」と叫び、これには観客も大笑い。チケットセンターのネタでは大悟が演じるオペレーターの「紅ズワイ蟹海老美」に相方のノブも笑いを堪えられない様子で、2人のやり取りにお腹を抱えて笑い転げる子供の姿も見られました。

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次に登場したパンサーは、幽霊コントを披露。幽霊役の菅と取り憑かれた尾形、幽霊が見えてしまう向井の3人が名演技を繰り広げます。幽霊役の菅に全体重をかけられ乗られてもなんとか見えないフリをする尾形に観客は笑いながらも大きな拍手を送っていました。さらに向井に除霊してもらった尾形は、何故かものまねが出来る才能が開花してしまうという設定で、客席の子供に懇願された宇宙人のものまねを人生初披露。ぐだぐだ過ぎるものまねに菅も向かいも笑いを堪えられず会場もその様子に大爆笑でした。

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沖縄出身のスリムクラブは、内間の身の上話のトークを繰り広げますが、内間の天然ぶりに観客も相方の真栄田も終始笑いっぱなし。娘に、世界の世に那覇の那で"世那"と名付けたと話す内間は由来を聞かれ「世界から那覇へ」と真剣に答え「スケールがちっちゃ!」と真栄田に突っ込まれていました。また、過去に頭のトレーニングをすると利き腕とは逆の左手で食事をはじめ、3年間続けてもうまくならず右手に戻したら右手も使えなくなり、利き腕が無くなったという内間のエピソードには会場も大爆笑でした。

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公演のトリとして登場したのは天竺鼠。川原は開口一番に「改めまして千鳥です!わしゃー、田舎から出てきたんじゃ!」と叫び、瀬下は「先輩やぞ!やめろお前!」と大慌て。

「僕たちを知らない人はカバンの中身を全部出してください」と不思議キャラで暴走する川原を瀬下が止めようとすると「うるさい!しばくぞ!沖縄の形のメリケンサック買ったから!」とまたも意味不明の発言に瀬下も観客も大笑い。

その後も棒読みに近い話し方で「見た感じ小学生のお客さんが大半を占めているのでヒーローのネタをやります。あなた怪獣やってください」と瀬下に強要。しぶしぶ無茶振りに従い、「俺は怪獣だ!ちゅら海水族館を踏みつぶすぞー!ほーらジンベイザメ逃げろー」と瀬下が怪獣役を繰り広げると会場の子供が大ウケ。瀬下は嬉しそうな様子で「なんか子供が笑ってるなー、とまりんも踏み潰してやるぞー」と続けるとここで「やめろ!」となすびの被り物をした川原が登場。

「なすび怪人なすびヒーローだ!」と叫ぶと「どっちや!」と瀬下に突っ込まれ「ヒーローの方向だ・・・」としどろもどろ。いつものカスタネット攻撃では「カスタネット攻撃をすると頭が痛くなります。2、3日続くようでしたらお薬を出し"なす"!」と本気で噛んでしまい会場は笑いの渦に。最後に「右足の指全部折れてる。眠たーい」とお決まりのセリフと「3周年おめでとうございます!」と締めくくり、終始温かい雰囲気の中、沖縄花月の3周年を祝う公演は幕を閉じました。

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【千鳥】【ウーマンラッシュアワー】【スリムクラブ】【天竺鼠】【パンサー】【フースーヤ】【初恋クロマニヨン】【ピーチキャッスル】【ありんくりん】【魁バーバリアン】【たろう】【ハイビスカスパーティー】【ぼんじょるの】

2018年4月 7日 (土)

森田展義がなんばグランド花月で「森田展義の新喜劇なんですねぇ〜...はぁい」を開催! 超大物スペシャルゲストも続々登場!!

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4月6日(金)、森田展義のなんばグランド花月での初イベント、「森田展義の新喜劇なんですねぇ〜...はぁい」が開催されました。「今までの新喜劇とは一味ちがうかなりの自信作」と森田自身も胸を張る出来栄えのようで、チケットは完売。あいにくの天候ながら、立ち見も出るなど、たくさんの観客が詰めかけました。


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おなじみのテーマが流れると会場からは拍手が起こります。舞台は花月うどん。バイト役で登場した山田花子の姿に観客からは歓声が上がりました。花子は店に来た客に水をかけるなどやりたい放題です。


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そして今日の主役、花月うどんの店主・森田が登場すると一際大きな拍手が。それに気をよくした森田、さらに拍手を要求し、笑いを取ります。今回のストーリーは、花月うどんの店主・森田をめぐるドタバタ。森田との結婚に反対する彼女の父親、ライバルのお坊ちゃん、近所のヤンキーたちや借金の取り立てなど、様々な登場人物がてんやわんやを繰り広げます。


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まず登場したのは「アホ」の腹掛をした警官役の坂田利夫。自己紹介から持ちギャグの連発に観客は大爆笑です。しかし、あまりにもギャグをやりすぎ「...ゴールないんでしょ?」と森田にツッコまれる始末。会場を大いに盛り上げました。


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そしてなんと続いて現れたのが、女優の秋吉久美子さん。いきなりのサプライズ登場に会場はどよめきに包まれました。そしてここから坂田は「結婚してんの?」と話しかけ「独身です」と聞くと「チャンスや!」とニンマリ。「マンション買うたろか」「ダイヤの指輪買うたろか」と脱線していきます。


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そこから森田のボケが飛び出すものの、一人だけコケない秋吉さんに花子が「コケんかい!」とツッコミを入れるひと幕も。そのあと秋吉さんがボケて、全員がコケるというレアなシーンがあったかと思うと、退場シーンではなんと坂田とのコラボが実現。秋吉さんが「よいとせのこらせ」をやりながらステージから去っていくという、信じられない光景に会場は爆笑でした。


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そこからも高井俊彦扮するヤンキー、その彼女役に末成由美、森田の彼女の父親役に池乃めだか、近所のおばあちゃんに桑原和男、森田のライバル役のお坊ちゃんに内場勝則、借金取り立ての若頭役に西川忠志など、続々と登場する新喜劇の人気メンバーが会場を大いに盛り上げます。各自が持ちギャグを披露したほか、森田とのコラボギャグも見せるなど、貴重なシーンの連続に、会場も大喜びでした。


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この豪華メンバー以外にも今回はトピックが。それは森田の一人二役です。うどん屋の店主・森田と、借金取りの林田を演じることで、ストーリーがより複雑でおもしろいものになっていました。ほかにも会場が暗転すると舞台にスクリーンが登場。映し出された客席に森田が現れるといったサプライズも。なんと二階席に森田の父親、いとこが来場しているというハプニングには森田も思わず笑ってしまっていました。


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さらに会場からステージへ帽子を目深にかぶった一人の男性に上がってもらうと、それが舞台冒頭にも登場していたもりすけ。これは森田の私服を来て会場に潜んでいるというサプライズでした。客観的に自分のファッションを見て森田が落ち込むなど、ステージは爆笑シーンの連続でした。


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ストーリーのラスト前には再び秋吉さんが登場。森田とコラボギャグを見せるなど、もう一度会場を盛り上げ、エンディングへ。見事ハッピーエンドで一旦幕が降り、再び幕が上がると、今日の豪華出演者がステージ上に勢揃いです。


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客席からの花束を受け取った森田が、まずスタッフと出演者たちに感謝したあと「楽しんでいただけましたでしょうか?」と客席に問いかけると大きな拍手が起こります。そしてここで秋吉さんがステージへ。森田が昔からファンだったことなどが重なり、今回のサプライズ出演が実現したとのこと。初新喜劇を終えた秋吉さんは「大冒険!」と笑顔でコメント。森田が「楽しんでくれましたか?」と尋ねると「はぁい」と返すなど、最後まで笑いを取っていました。


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ラストは森田が5月24日(木)にポストよしもとで行われる「森田展義アワー」について告知。新喜劇を落語にするという新しい試みにチャレンジすることを明かしました。そして改めて感謝のコメントを述べ、大盛り上がりのイベントは幕を下ろしました。



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