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ライブレポート

2019年1月21日 (月)

「SDGs未来都市」に選定された熊本県小国町で、からし蓮根が凱旋漫才!中学生とSDGsゲーム大会も開催熊本県

1月19日(土)、「SDGs未来都市」に選定された熊本県小国町で、『第1回おぐにの自然・暮らし・お財布(SDGs)のことを考えるフォーラム』が開催され、特別プログラム『ゲームでSDGs』では、地元出身芸人のからし蓮根と、熊本で活躍中の安井まさじが登場し、小国中学校の学生たちと楽しみながらSDGsを学びました。
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舞台は、小国町役場横にこの日オープンを迎えた「おぐに町民センター」。記念すべきオープニングイベントとなった今回のフォーラムは、小国町の町民たちと一緒に、国連総会で採択された"2030年までにすべての人が平等な機会を持ち、地球環境を壊さず、よりよい生活を送ることができる世界をつくるための17の目標"であるSDGs(Sustainable Development Goals ※持続可能な開発目標)を考える機会です。
SDGsが掲げるさまざまな目標をネタに盛り込み、笑いを通じてSDGsを伝えている"よしもと"を代表し、昨年の『M-1グランプリ』で大健闘した「からし蓮根」が大阪から駆けつけました。
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地元出身芸人の登場に、始まる前から期待が高まる満員の会場。町長や地元議員、そして日本のエネルギー分野の第一人者である東京工業大学の特命教授・柏木孝夫さん、つくば市にある国立環境研究所のセンター長、藤田壮さん、内閣府の木村敬企画官といった有識者も揃う中、司会を務める安井まさじによって、いよいよからし蓮根にお呼びがかかります!
拍手の中、迎えられた2人は少し照れた表情。杉本青空が「僕は、この町の出身なんですよ」と説明すると、すかさず会場から大きな拍手が沸き起こります。
会場を見渡すと、「あ!たっくんやん!」と、さっそく顔見知りを発見!同じクラスだった同級生とのことで、この日は小国中学校の先生として、生徒と参加していました。
初めて席が隣になった時のエピソードや、たっくんが先生にライダーキックした昔話を披露し、生徒たちからは先生の意外な行動に爆笑が起こります。思い出話に花を咲かせ懐かしさに浸った様子の青空でしたが、ここからはスイッチを切り替え、自慢の漫才を披露することに。
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伊織が最近ハマっているという少女漫画のシーンを再現する流れとなって、190センチある長身の伊織が繰り出す変なポーズに、会場は大爆笑!
「ヒデーな、その演技力!」とキレのある青空のツッコミで、再び笑いに包まれます。それでも全力で主人公の少女になりきる伊織。するとネタの途中、「会場の誰かがお前のこと"やばい、キモい!"って言っていたぞ」と指摘しながら、青空は笑いが堪えきれません。ボケとツッコミの応酬で、すっかり温まった客席を見て、安井まさじも太鼓判を押して感心しきりです。
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漫才を終えると、お待ちかねの「SDGsゲーム」の時間。学生たちはグループごとに席に着き、テーブルに置いてあるすごろくとサイコロでゲームをスタート。順番にサイコロを振って、マスに書いてあるSDGsに関する内容に沿ってコマを進めていきます。
一番にゴールしたチームは表彰されるとあって、みんな一気に集中モードです。
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「車じゃなくて自転車で通勤」のマスに止まれば、地球にいいこととして、そのまま次のマスへワープ!一方、「お風呂が寒すぎてヒートショック発生!」に当たってしまったら、今度はスタートに戻ることに。こんな風に23マスを進め、その様子を芸人たちが見届けます。

途中、会場をグルグル回りながら、杉本青空がお世話になったという先生や、手作りプレゼントを持ってきたという母校の関係者、はたまたおばあちゃんの友だちを発見したりと、身内イジりも展開。予想以上の知り合いの数に、「こんな仕事、普通ないですよね(笑)」と頭をかきながら、自然と笑みがこぼれます。
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もちろん肝心なゲームも大盛り上がり。ゴールを間近にしながら不運にも「戻る」のサイコロを出してしまった教師は、思わず「キャー!ヤダーー!」と声を漏らすなど、各チーム、熱戦を繰り広げています。
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続々とゴールを迎え、「今度は、すごろくのマスになりそうなアイディアを出し合ってくださーい」と安井から指示。次はチームごとに「何が地球のためになるか」を真剣に考えます。「間違いになる答えはないんだから、思いつくままに書いてみて」と安井が呼びかけると、生徒たちからは「森に落ちていたゴミを拾ってみた」「からし蓮根がM-A優勝して、小国がもっと有名に」など、次々名案が出てきました。
本日出たアイディアは、「SDGs小国すごろく」の第2弾に採用される可能性もあるとか。
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各賞の審査中は、急きょからし蓮根への質問タイムに。見事質問権を獲得した生徒からは、「好きな映画は?」というピュアなお尋ね。拍子抜けした3人はズッコケながらも、安井はナインティナイン主演の『岸和田少年愚連隊』とジブリ、青空は『ホームアローン』を選び、主演のマコーレ・カルキンが「マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン」に改名した豆知識を披露。
続いて伊織がマイクを持つと、「じゃあ先生方、審査の結果を...」と、司会者が勘違いして絶妙なタイミングで遮ります。あまりにもナイスなタイミングに、芸人たちは「ヤラれたー」「何それー」「むしろいいっ!」と爆笑。改めて伊織が、ディスニーの『ダンボ』と答えると、今度は少々反応が薄いお客さん。「いや、映画あんま見ないし」とイジけて見せると、タイミングを見計らったように審査が終わったようです。
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まずは、有識者による各賞が発表されます。
「SDGsはまだまだ大人でも知られていないこと。それを中学生でこんなに考える時間をもつなんて、極めて重要な時間だと思っています。日本の中で初めての試みじゃないかな。だからからし蓮根さんも、これから知的な漫談をお願いします」と総評を述べた柏木教授。柏木賞は、6班の「クレジットカードの入った財布を落とし主に届けた」が選ばれました。
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また、「温泉や森のフレーズが多く出ていて、小国らしさもあってよかったです」と感想を述べた藤田先生は、森を扱った3班の「ゴミを拾ったら働く楽しさを知った」という発想が"経済"を、そして「花を踏んでしまった」というマイナス案を、「生態系に人間が侵入したという深いメッセージを示唆していたように思う」と深読みし、評価をつけたそうです。
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最後は「漫才と、生徒さんたちのリアクションが良くて、ずっとただ笑っていました」と語り、笑顔の木村敬企画官。
「杖立温泉に浸かって体を温めた」を考えた4班をセレクト。また、「からし蓮根を使って、何かいい形にしたいんで、今日出たアイディアをもう一回見直して、SDGsと絡めてM−1グランプリで完成させてください」と熱烈リクエストも飛び出しました。
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すごろくで身の回りにあるSDGsを楽しく学んだ学生たちからは、瑞々しいアイディアがたくさん!各賞には、賞状と小国杉を使ったカッティングボードを贈呈され、一番にゴールした6班には、NYの国連にしか売っていないという希少なSDGsのバッジが進呈されました。
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楽しいゲームの時間はあっという間。小国中の生徒会長からは、小国に駆けつけた芸人3人に向けてお礼の言葉も贈られました。
「SDGsについて一緒に考えてくださりありがとうございました。これから自分が小国町にできることを探してやっていきたいと思います」と述べると、学生たちから3人へ温かい拍手が送られました。
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イベント終了後、小国町民たちとの濃密な時間を過ごした安井は、「皆さん温かかった」と振り返り、充実に満ちた表情を浮かべます。
元気をチャージしてさらなる活躍を誓うからし蓮根は、「漫才師と胸張って言えるような漫才師になりたい!」(青空)、「今年は無遅刻無欠席!」(伊織)と決意を新たにしたのでした。
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【安井まさじ】【からし蓮根】

NSC1期生も大活躍!福岡よしもと若手芸人によるお笑い演劇ユニット「博多おっしょいズ」新春公演

昨年9月、「よしもと天神ビブレホール」のこけら落としと時を同じくして、福岡よしもとの若手芸人・マサルを大将(リーダー)とする「博多おっしょいズ」が結成されました。
「博多のおいさん」のキャラでメディア露出が増えているマサルによる、「福岡よしもとの若手芸人でおもしろいことをやりたい!博多のチームナックスを作りたい!」という想いのつまったお笑い演劇ユニットです。
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10月から月に1度、1日3回の公演に挑んできました。そして1月19日(土)。何やら今後、大事な場面を控えているとのことで、これまで以上に気合いの入る博多おっしょいズの公演に潜入してみました。
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まずは出演者によるご挨拶から。それぞれの自己紹介、特にメンバーにはNSC福岡校の1期生である「カーネギー」と「中村」が参加しており、現役生のお笑いを見ることができるまたとない機会。
大将マサルからも後輩の頑張りをにおわせるコメントが飛び出しました。そして「博多―!」(メンバー)「おっしょいズー!」(客席)の掛け声で本番に突入!
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舞台は福岡のどこかにある「森田高校」。個性的な合唱部のメンバー4人(マサル、たいすけ、カーネギー)と、音痴な顧問のスガ先生(ハンサム松崎)のもとに、合唱部の廃部を目論む校長先生(メタルラック・美意識タカシ)から「1か月後にある合唱コンクールの全国大会で優勝すれば部の存続を認める」と通告が!
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4人では全国大会に参加できないため、歌のうまいヤンキー黒田(中村)を勧誘し、謎のボイス・トレーナーのレイ先生(メタルラック・ノッポ野中)も登場して全国大会を目指していく。。。。
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やりたい放題のノッポ野中に振り回され続けるメンバー。何が飛び出しあとどのくらいでボケが収束して次の場面につなげられるのか、誰にもわからないヒヤヒヤとボケのおもしろさが混然一体に!観客とライブならではの一体感となりました。
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終了後の舞台挨拶で、レイ先生はさらに暴走。客席までもいじりだした。
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最後にメンバーから大事なお知らせが発表されました。
それは、来月24日になんと「イムズホール」での公演が決定したというもの。
現在の「よしもと天神ビブレホール」の4倍以上の人数を収容できるステージです。よりスケールの大きな舞台での若手芸人の新たな活躍を、ぜひ皆さんも目の前で楽しんでくださいね。
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※最後にフォトセッションが行われました。SNSで「#博多おっしょいズ」をチェックしてみてください。◆

公演終了後、大将のマサルに話を聞いてみました。
「そもそもこの博多おっしょいズを立ち上げたのは、これまで自分が先頭に立って何かをやったことがなかったので、"いっちょやったろう!"と思ったんです。NSC福岡校もできましたし、若手芸人を盛り上げて福岡よしもとのことをもっともっと一人でも多くの方に知ってもらえたらと思います」
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1期生とは思えないカーネギーと中村の演技も見どころ十分でした。マサルが思い描く福岡のお笑いに、ぜひご期待ください!
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出演:博多おっしょいズ:マサル、メタルラック、ハンサム松崎、たいすけ、カーネギー(NSC)、中村(NSC)

【博多おっしょいズ イムズ公演】
日程:2019年2月24日(日) 15:00開場・15:30開演
会場:イムズホール
出演者:博多おっしょいズ(マサル、メタルラック、ハンサム松崎、たいすけ、カーネギー、中村)
※5歳以上は有料。4歳以下はひざ上のみ無料、但し、お席が必要な場合は有料。
※出演者は都合により一部変更になる場合がございます。
※ビデオ・カメラ、または携帯電話等での録音・録画・撮影・配信禁止。
※車椅子の方は購入前にチケットよしもと予約問合せダイヤル[TEL]0570(550)100(10時~19時/年中無休)まで要問合せ。
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2019年1月20日 (日)

元Jリーガー、近藤岳登がR-1グランプリ2回戦へ登場!

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Jリーグ引退後はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、そのトーク力で活躍している近藤岳登。1月20日(日)、チャレンジしている『R-1ぐらんぷり2019』の二回戦が、大阪市北区のカンテレなんでもアリーナで行われました。近藤はこの日の最終組であるEグループに登場。同組は、吉本新喜劇の吉田裕、松浦真也、スーパーマラドーナ・田中らも含まれる豪華な組となっています。


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一回戦では、合コンでJリーガーと出会ったら...というネタを披露し、しっかりウケていた近藤。二回戦でも同じく女性に向けてのJリーガー対策を、フリップとトークで魅せてくれました。


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出番終わりの囲み取材では、まず一回戦後の様子ついて「いろんなメディアが取り上げてくれた」と感謝のコメント。ラインもめちゃくちゃ来ていたとのことで、最初は「どっかのライングループが荒れた」と思ったそう。あんなに反響あると思わなかったと驚いたことを明かしました。ヴィッセル神戸の仲間のほか、大久保嘉人選手からもコメントがあったそうで、激励かと思いきや「半分バカにした感じ」と自虐ネタも披露。と言いつつ、大久保選手は「がんばれよ、しっかり名前売っとけよ」という感じだったと明かしました。


これからもJリーガーネタを続ける?という質問には、女性のみなさんを救っていきたいからと即答。「僕がやってたやり口にひっかかっちゃダメというのをみんなにアピールしたい」と話し、当時成功していた?と聞かれると、「もちろん!」とニッコリ。さらに、これで給料のことや遊びすぎないことなど、サッカー界にメスが入ればいいと期待を込めました。しかし、サッカー界からはレスポンスが全然なかったとのことで、いつか日本サッカー協会からオマエそれ以上言うなと言われるくらいまでいきたいと新たな目標を告白。


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三回戦のネタはまだ全然考えていないとのことですが、ネタを作ること自体、これまでやったことがないので面白いとやる気十分。しかし、今日は手応えがなかったと反省し、自己採点は「50点もないんじゃないかな」と弱気のコメントでした。しかし、当日夜の結果発表で見事二回戦突破が決定! 続いての三回戦へ向けて、元Jリーガー・近藤岳登の挑戦からますます目が離せません!



【近藤岳登】


きんに君絶好調!? 『新春 超人スポーツ体験会』に芸人とアスリートが集結!

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1月20日(日)、万博記念公園EXPO'70パビリオンにて『新春 超人スポーツ体験会』が行われました。『超人スポーツ』とは、老若男女、障害の有無など身体の差異に関係なく平等に遊べる、「人機一体」のスポーツ。さらに『五輪とパラリンピックをつなぐ第3のスポーツ』を目指し、後世まで楽しめるスポーツを創りだすことにも挑戦しています。今回は本格的に実施します超人スポーツイベントに先駆けまして、『芸人vs元プロスポーツ選手』として、身体能力に優れたアスリートとよしもと芸人が対戦。芸人はITなどの最新技術を使うことで、アスリートと同じルール、フィールドのなかで競い合う体験会です。

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まずはMCのミサイルマン・西代が登場。『超人スポーツ』について説明を行ったあと、一般社団法人 超人スポーツ協会の共同代表・中村伊知哉さんの挨拶です。中村さんは、この超人スポーツが誰でも超人になれるスポーツであることを説明、現在40種ほどあり、今回はその中から4つを持ってきたと話します。そして、関西を軸に大阪を超人スポーツのメッカにしたい、今日はそのスタートになればとアピール、今後は世界大会も開きたいと抱負を語りました。


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そして、今回『超人スポーツ』を体験する芸人チームとして、ミサイルマン・岩部、祇園、宇都宮まきが登場。まず祇園・木﨑が「顔の美しさは超人級」とひとボケしますが、中村さんから「見た目は関係ない」とツッコまれます。宇都宮は、学生時代のはじめての体育で靭帯を切ったというエピソードを明かし、そんな私でも楽しめるスポーツと聞いてきた、超人になりたい、とやる気を見せました。武将様に扮する岩部が中村さんにひとボケするシーンもありながら、続いては、対するアスリートチームが登場します。

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なかやまきんに君率いるこちらは、元J1ヴィッセル神戸の近藤岳登さん、アテネオリンピック女子200m銅メダリストの中西悠子さん、元バスケットボール日本代表で現在 B リーグ東京八王子トレインズ監督の石橋貴俊さんという豪華メンバー。きんに君を筆頭に芸人たちがボケを絡めつつ、各自の経歴を紹介しました。

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両チームが最初に挑戦するのは『GOONBALL』。これは3つのボールを搭載したGoonという機械に乗り、ボールを落とさないようにゴールを目指して、得点を競うというもの。スタッフの説明がスタートすると、きんに君が早速ひとボケ。アスリートチームからは石橋さんが登場、芸人チームはというと武将様が「おまえだー!」と中村さんを指名するボケを見せたあと、祇園・櫻井が挑戦します。石橋さんが柵にぶつかるという見せ場を作ったのに対し、フツーにゲームを終えた櫻井に、芸人たちからブーイングが起こりました。


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2番目は、車体に乗った状態でVRゴーグルを装着、車輪についたハンドルリムを手で回しながら、CG空間で飛んでくる障害物を避けていく『CYBERWHEEL』。アスリートチームは中西さん、芸人チームは宇都宮という女子対決です。まずは中西さんからチャレンジ。ゴーグルをつけた中西さんが見えている世界がモニターに映し出されると、芸人たちから「おおー!!」と声が上がり、ゴールの瞬間には拍手も起こりました。中西さんは「おもしろかった! 立体的なのでそこにあるように見える」と驚いた様子。きんに君が中西さんに耳打ちし、ボケを強要すると、芸人たちから一斉にツッコミが入ります。

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続いての宇都宮は「こういうことでしか(中西さんに)勝つとこない!」と悲壮な覚悟で挑戦。ゴーグルをした宇都宮は「広〜い!」とびっくり。必死でハンドリムを回しますが、結果は中西さんの勝利でした。宇都宮は「全部が立体的。すごく運動した感じがする」と笑顔を見せますが、ここでもきんに君が隙間を見つけてはボケまくり、芸人たちを混乱させます。

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続いては『HADO』。頭にヘッドマウントディスプレイ、脚にアームセンサーを装着して、コート内で戦うAR技術を使った最新スポーツです。ルールは、3対3のチームでエナジーボールやシールドなどを駆使して戦い、80秒間の試合時間で得点を多くゲットしたチームが勝ちというもの。アスリートチームは3名全員、芸人チームは祇園の2人と宇都宮がチャレンジしました。戦いの様子がコート脇のモニターに映し出されると、西代や中村さんもその様子に釘付けです。結果は大差でアスリートチームの勝利。宇都宮は「負けたけど、めっちゃ楽しかった!」と笑顔を見せていました。

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ラストは『BUBLLE JUMPER』。空気の入ったバンパーとジャンピングスティルツという器具を脚に装着した選手が審判の合図で激突、相手を倒すかエリアから出すと勝ちという相撲のようなルールの競技です。まずは近藤さんと櫻井が対戦することに。2人が器具を装着する間、またまたきんに君と武将様が好きなようにボケを繰り出し、MCの西代がツッコミを入れるという展開に。それを見ていた宇都宮は「めっちゃおもろい!」と大爆笑です。用意ができた近藤さんは「負けるわけがない!」と自信満々。その言葉通り、体当たりで近藤さんが勝利を収めました。続いて中西さんと木﨑の対決。ジャンピングスティルツを装着した木﨑は、石橋さんと同じくらいの身長になり、うれしそう。勝負はつまづいた木﨑がそのまま中西さんを押し倒す形になり、棚ぼたで勝利を掴みました。

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最後は延々とボケ合いを繰り広げていたきんに君と武将様の勝負。ジャンピングスティルツをつけたきんに君は「なんや、これ!」と戸惑っている様子。武将様はうまくできていると思いきや、戦う前から2人とも転倒というまさかの展開に。なんとか仕切り直して戦いますが、結局2人とも倒れてしまいました。僅差の勝負は、スタッフの判定で武将様が勝利。きんに君の「イヤです!」の声も届かず、芸人チームが勝利を収めました。

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体験会はこれで終了。フォトセッションのあと、囲み取材が行われました。まずは全員が今日の感想を。石橋さんは「いろんな世代、性別の人がはしゃいでできる」と笑顔。機会があればまた挑戦したいと話しました。中西さんは、今度は子どもを連れて参加したいとのこと。勝ち負けに加えて楽しめるスポーツで、子どもたちに夢と希望を与えられると思うと話したのは近藤さん。きんに君もここは真面目に「スポーツの得意、不得意関係なくできる、いろんな人とやってみたい」と話しました。


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西代は、子どものころの憧れた世界が形になっていて楽しいと笑顔。武将様は「このような素晴らしい遊びを太閤秀吉さまが見たらお喜びに...ウシャシャシャ」とコメント、周りからツッコまれていました。宇都宮は「こんなに笑えると思ってなかった」と話し、大勢で来ても見ている人も楽しめると思う、と太鼓判。そして「調子に乗ってるときのきんにく兄さん、めちゃくちゃおもしろい!」と、きんに君のボケぶりに笑いが止まらない様子でした。木﨑は体格に関係なく、そして顔の美しさも関係なくできるのがわかったとコメント。櫻井は自分がゲームの中に入るという体験ができて楽しかったと話しました。


きんに君は2019年になって変わったことは?と質問されると、これまで笑いの筋肉を鍛えてなかったと告白。これからは体の筋肉とともに、笑いの筋肉も鍛えたいと話しました。倒してみたい人はという問いには「アーノルド・シュワル......」とたっぷりとためたあと「...ツェネガー」と発音ボケをかまします。同じ質問に木﨑が「錦戸亮さんに顔はかなわないけど、これ(超人スポーツ)なら勝てる」とボケると、きんに君はすかさず「やかましいわ!あいついつまで言うてんねん...俺は好きやけど」と、さらにボケをかぶせます。木﨑は漫才劇場で対戦できるとしたら「我々もミキに勝てるチャンス!」と野望を明かしていました。


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今日の出来栄えを聞かれたきんに君は「98点」と自己採点。マイナス2点の理由を聞かれると、「スネに痕ができた...」と話し、リアクションが薄いとみると「なんじゃこれ!」とすかさず一人ツッコミ。その様子に宇都宮は、今日は絶好調と言いつつ、「(きんに君には)弱いところがある」と話し、「ギャグを言い終わったあと、私の目を見る」と暴露。それを聞いたきんに君は「お笑いというのはやっぱり不安になる...」と明かし、笑いを誘っていました。そこから武将様も長尺のボケをかますなど、最後まで大盛り上がりで体験会は終了しました。


【なかやまきんに君】【ミサイルマン】【宇都宮まき(吉本新喜劇) 】【祇園】石橋貴俊】【近藤岳登】【中西悠子】


2019年1月19日 (土)

博多華丸・大吉、ジャングルポケットら人気者が総出演! 茂造もアドリブ祭りで大暴れ!『東京グランド花月』

12月25日(火)、銀座ブロッサム中央会館にて『東京グランド花月』が開催され、ザ・ぼんち、博多華丸・大吉、トータルテンボス、とろサーモン、アキナ、トット、ジャングルポケット、吉本新喜劇メンバーが出演しました。

漫才、落語、コント、新喜劇など、大御所から人気の若手までが総出演する『東京グランド花月』。12月25日(火)~28(金)日の4日間にわたって行われた本公演は、どの回も満員御礼、大盛り上がりの公演となりました。

この日のトップバッターはアキナ。結婚をテーマにした漫才で、両親が離婚してしまった子どもを演じる山名ですが、その子どもが5歳とは思えないくらい大人びていて......。5歳なのに「この社会にメス入れさせてもらいます」と宣言したり、「結婚生活ムズい」とこぼす山名に笑いが起こります。
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続いてはトット。吉本坂46でCDも出しているという、歌がうまいと評判の多田が、自慢の歌声を披露しようとチェッカーズの『ギザギザハートの子守歌』を歌い出しますが、相方・桑原のボイスパーカッションのレベルがすごすぎて、歌がまったく入ってきません(笑)。結局、相方を押しのけて拍手喝采を浴びる桑原でした。
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3組目のジャングルポケットはコントを披露しますが、コントの前にミニトークコーナーが設けられ、観客にそれぞれ自己紹介します。おたけの実家が月島で「竹の子」というもんじゃ焼き屋さんをやっているので「ぜひ行ってみてください」と宣伝したり、太田はレスリングで日本一になったことがあるなど、一通り自己PRがすんだところでいよいよコントへ。
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会社の機密情報を聞き出そうと男(斉藤)を誘拐し、あの手この手で聞き出そうとする2人(太田・おたけ)ですが、脅し方が斬新すぎて......。斉藤が困惑すればするほどお客さんの笑いが大きくなっていました。
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続いてはとろサーモン。登場するなり村田はお客さんに「世間を騒がせておりますけども、炎上炎上で"あぶりサーモン"になっております」と自虐を込めた言い回しであいさつします。肝心の漫才では、万引きをテーマに久保田が得意の早口を生かして万引きGメンを演じ、お客さんを沸かせていました。
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5組目はトータルテンボス。結婚を推進していきたいという大村は、どんなプロポーズの言葉がいいかを提案していきます。さらになぜか「神父に憧れている」と言い出し、藤田に新郎役をやらせる大村ですが......。あいかわらずの飄々とした、しかし安定の面白さを誇る漫才を披露するトータルテンボスでした。
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続いては博多華丸・大吉。すでにベテランの風格を漂わせる華大ですが、登場するなり「どうも初めまして。日本の朝の顔でございます」とあいさつし、笑わせます。漫才では、第2次ベビーブームに生まれた自分たちの子供の頃を振り返りつつ、「今はおじさんばっかり。日常生活でおじさんが雑に扱われている」とこぼします。
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また、ネタ中に勢いあまってマイクスタンドを倒してしまう華丸を見て、「何回やってんのこのネタ......」と本気で呆れる大吉に笑いが起こる一幕も。

ネタパートのトリを飾るのはザ・ぼんち。おなじみの「おさむちゃんです!」で客席を沸かせたあとは、お互いの人生を振り返ります。10歳の頃から50年ずっと一緒だという2人は、そのせいか、合わせたわけでもないのに人生のサイクルも似ているそうで、結婚も同じ年、子どもも同い年なんだとか。しかし孫の話題になると途端にムキになり、ケンカを始める2人のおじいちゃんたちなのでした。
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10分の休憩をはさみ、続いては吉本新喜劇。今回の新喜劇は、辻本茂雄座長のもと、アキ、平山昌雄、森田展義、大島和久、奥重敦史、レイチェル、もじゃ吉田、玉置洋行、松本慎一郎、永田良輔、五十嵐サキ、鮫島幸恵というメンバーで構成された「茂造のハッピー・クリスマス!」です。

ホテル・エテルを舞台に、1組のカップルがホテルを訪れるところから物語はスタート。今日からアルバイトが来るはずなのに、遅刻していることをオーナー(大島)がぼやいていると、トナカイモチーフにデコられた自転車に乗って、サンタ風の衣装に身を包んだ茂造が「メリー・クリスマ~ス!」とさっそうと現れます。
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お客さんだけではなく、ホテルの土地を狙う不動産屋の男たちも登場しますが、若干緊張ぎみのメンバーを見て「東京に呑まれるなよ!」と叱咤激励する茂造。あいかわらずのムチャぶりを繰り広げ、「今日は茂造のアドリブ祭りじゃい!」と、劇団員を追い込んでいきます。あまりの追い込みぶりに、オーナーから「あんたさっきから自由にやりすぎやで!」とツッコまれる茂造でした。
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ダンス教室で知り合ったというカップル(奥重・五十嵐)がDA PUMPの『U.S.A.』ダンスを披露したりと、時事ネタもきっちり取り入れつつ物語は進行。平山金融の借金取りも現れますが、彼らもすぐさま茂造のアドリブ祭りの餌食に......。「さぞ面白いことを言うてくれるんやろうなぁ」という最強の脅しをかけられ、冷や汗が止まらないメンバーとは対照的に、お客さんは大爆笑です。
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今回、独特のファッションに身を包み、ストーカー役として登場したアキも、セリフの途中で噛んでしまい、茂造に「おまえも東京あかんか!?」とイジられてしまいます。
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なんだかんだあって、でも結局最後はめでたくハッピー・エンドとなった物語。終了後、あまりのお客さんの盛り上がりぶりに、思わず「お客さん、めっちゃ元気!」と、お客さんにもツッコむ茂造でした。
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次回の『東京グランド花月』は、2月10日(日)・11日(月・祝)に有楽町・よみうりホールで開催されますので、ぜひ足をお運びください!
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【ザ・ぼんち】【博多華丸・大吉】【トータルテンボス】【とろサーモン】【アキナ】【トット】【ジャングルポケット】【辻本茂雄】【アキ】【平山昌雄】【森田展義】【大島和久】【奥重敦史】【レイチェル】【もじゃ吉田】【玉置洋行】【松本慎一郎】【永田良輔】【五十嵐サキ】【鮫島幸恵】

2019年1月18日 (金)

小那覇舞天の生き様を比嘉竜太が熱演「ヌチヌグスージサビラ~沖縄のチャップリンと呼ばれた男~」

12月24日(月・祝)よしもと沖縄花月にて「ヌチヌグスージサビラ~沖縄のチャップリンと呼ばれた男~」が行われました。本公演は戦後沖縄の芸能を復興させたといわれる小那覇舞天を主人公とした舞台で、沖縄芸人ありんくりんの比嘉竜太が脚本を手掛けています。冒頭の挨拶で比嘉は「みなさんメリークリスマス!クリスマスイブは普通イルミネーションとか観にいくと思うんですけど・・・ちょっと変わったお客さん達がたくさん来てくれて嬉しい」と観客を笑わせ、「自分がお笑いを始めるきっかけとなった小那覇舞天さんを以前、県外の役者さんが演じているのを観て、これこそ沖縄の芸人がやらなくて誰がやると思いました。演技脚本ともペーペーの僕ですが温かく見守って下さい」と制作の経緯を語り、「今日は県外から来てくれたお客さんもいるみたいですが、お芝居はだいたい方言です。わからなくなったら仕方ないです」と持ち前の天然キャラを活かしたオープニングトークで会場を沸かせていました。
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幕が上がると、初恋クロマニヨンの新本が演じる沖縄の少年とすすむと、空馬良樹が演じる祖父が登場。現代の沖縄のお笑いについて話し合うやりとりから物語はスタートします。すすむはお小遣いをチラつかせると態度が豹変し良い子になり、ポチ袋を覗いて「1万円は少ない・・・これでは生活できない。おじさんは2万だったのに・・・」とケチをつける問題児。祖父に沖縄のお笑いに興味が無いか聞かれても「沖縄のお笑い意味わからん。方言わからんし見る気がしない」と全国放送のM1グランプリに夢中になっている、現代の祖父と孫ならではのやりとりを笑いを織り交ぜながらリアルに演じます。それでも「沖縄は海も空も綺麗で人が温かいから好きだ」と話す、すすむに祖父が「沖縄の笑いの原点を作った男の話をしよう。本当の沖縄を知るには表の明るさだけではなく、笑顔の裏に隠された悲しい歴史を知ること。戦後を乗り越えてきた強さを知らないといけない」と語りはじめ、舞台の時代背景が戦時中の沖縄へと移り変わります。
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壇上には丸メガネにひげ面、歯科医師としても活躍していた小那覇舞天になりきった比嘉が登場。「生まれは今帰仁。好きなディズニーキャラクターはアラジン。小那覇舞天です!」「なんで口がここにあるかわかるか?おでこに口あったら味噌汁飲んだとき目に入るでしょ!そういうこと!」と持ち前のキャラで、三線の腕前と歌声も披露。舞天の姿と重なる演技で観客の心を掴みます。ハイビスカスパーティのゆかは舞天を支えるしっかり者の妻を演じ、また、舞天の才能に魅了され弟子入りする照屋林助の姿をマルキヨビルのしょうへいが熱演。得意の一升瓶芸を2人で協力して披露したりユーモアたっぷりの演技は大好評でした。
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また、劇中、至る所に戦時中の爆撃の様子や目を背けたくなるような悲惨な映像も織り交ぜ、自分がおとりになって友人を助ける少年兵や、戦争で幼い我が子を亡くし悲しみにくれる母親といった悲劇的なシーンでは、芸人とは思えないような白熱した演技が次々に繰り広げられます。戦争が終わり暗く苦しい生活の中、芸能が受け入れてもらえない状況でも「我々が笑顔を届けないと島はずっと暗いまま。沖縄に笑顔を届けるまで絶対に諦めない」と不屈の精神で笑いを届ける舞天。「ヌチヌグスージサビラ(せっかく命を拾ったのだからみんなでお祝いしましょう)」と執念と熱意で生き残った人々を勇気づけ、受け入れられていく姿を全力で演じる比嘉の姿に、涙を拭う観客の姿も見られました。
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上演後、出演者全員が再度舞台に登場すると観客は拍手喝采。比嘉は「クリスマイブなのにこんなにお客さん来てくれて・・・」と客席を見渡し、空馬も「いい噂を聞きつけた耳の肥えたお客さんが集まっています!」と感無量の様子でした。また、しょうへいは「比嘉が稽古の際にメンバーがうまくまとまらず、自分はリーダーに向いてないと悩んでいる姿が舞天に見えた」と練習時のエピソードを明かすと比嘉は「ラーメン屋で話したときか!?超恥ずかしい!」と両手で顔を覆い、しょうへいに「みんなついて行ってるよ」と宥められると「誰か!お前は!」と恥ずかしさのあまりしょうへいに逆ギレしてしまいこれにはメンバーと観客も大笑い。
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また、年内でコンビを解散するぐりーんのーとが演じた少年兵2人の友情のシーンでの「戦争が終わったらまた遊ぼうな」のセリフがお互いにエールを送りあっているように見えたと、他メンバーから好評価。我が子を亡くし悲しみに打ちひしがれる母親を演じたハイビスカスパーティの千秋は「シリアスな演技したことないのに舞台に立ったら自然と涙が流れて、私女優でも行けると思った!」と自画自賛し会場を沸かせていました。
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最後に比嘉は、「舞天さんの"僕は有名になりたいとかお金儲けをしたいとか考えていない。いつも人を笑わせるにはどうしたらいいのかと毎日考えていた"という言葉が心にずっと残り、この舞台を手掛けるきっかけとなった」と舞台制作のエピソードを明かし、「恥ずかしいけど僕はいつもガソリンを500円分入れています。お金は大事って話です」と締めくくると、比嘉ならではコメントに出演者も観客も大爆笑。さらに「今日は多くの人が来てきてくれて感謝しています。またいつか舞天さんを演じたいと思っていますので、その時はまた是非来て下さい」と感謝と意欲を延べ、大きな拍手と歓声が鳴り止まない中、公演は幕を閉じました




50分にわたるオープニングアクトで幕開け!爆ノ介presents「爆音〜明けまして奏でさせて頂きます〜」は音楽ありゲームありの大盛り上がり

1月17日(木)、よしもと漫才劇場にて、「爆音〜明けまして奏でさせて頂きます〜」が開催されました。爆ノ介率いる6人編成のバンドが中心となり、音楽ありゲームありで繰り広げる大人気イベントが、新年早々の登場! 今回も、立ち見エリアまでぎっしり満員の観客とともに、ライブハウスさながらの盛り上がりを見せました。

開演時間になると、爆ノ介がひとりで幕前へ。

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「自分のイベントだから前説も自分で」のモットーのもとしゃべり始めますが、やはりここは助っ人が必要...ということで、前回に続いて「手伝ってくれる便利な人」ジュリエッタ・井尻を呼び込みます。井尻は自身の名前「寛太郎」から「桃太郎」「鬼太郎」など変化をつけていくコール&レスポンスで沸かせ、"頼れる男"ぶりを発揮。

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これに感化されたのか、爆ノ介は「オレもやっていい?」と映画『ボヘミアン・ラプソディ』でおなじみ「エーオ!」「エエエオー!」のシャウトを。観客からもシャウトが返ってくると、爆ノ介は「みんなにパセリをかけたい!」と大喜びです。ちなみに、爆ノ介の顔に施されたメイクは「爆音仕様」で、なんとラインは足までつながって描かれているとのこと。これを聞いた観客からは、驚きの声と笑いが起こっていました。

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続いて「上手に歌ってみたい歌がある」(爆ノ介)と歌い始めたのは、Berry Betterの『Very Berry Better!!〜音感、リズム感のない男達〜』。スルスルと開いた幕の後ろにはギターのラニーノーズ、ドラムのダブルアート・真べぇ、ベースのプリマ旦那・野村、トランペットの爛々・萌々が控え、文字通り爆音を奏で始めました。さあ、ここから恒例のオープニングアクト=出演者紹介です!

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ジュリエッタのふたりは、井尻が自慢の歌唱力を披露、相方の藤本はギャグを使った"ギャグササイズ"の二本立て。

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お次のミキは、亜生が昴生の頭に白髪を発見、それを豪快に抜くというくだりを延々と繰り返し、最後は昴生が吉本新喜劇・未知やすえ風にブチギレていました。

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ヘンダーソンは「トイレの花子さん」をバンドの演奏に乗せてロックテイストに。

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てんしとあくまは、川口のツッコミに怒ったかんざきが、あの「おしおきの歌」を発動! バンドの生演奏により、さらにおどろおどろしい雰囲気を醸し出していました。

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プリマ旦那は、演奏を止めてストレートな漫才を。しゃべりまくりの野村に、河野はまたしても置いてけぼり!? 

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萌々が大国をイジり倒すボケで笑わせたのは爛々。もちろん萌々のトランペットソロもあり!

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ラニーノーズは「10回クイズ」をバンドメンバーに仕掛けていきます。

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吉田たちは「花いちもんめ」のネタを、バンド仕様で展開しました。

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大東が体調不良でお休みとなり、東ひとりで臨んだダブルヒガシ。こちらも「花いちもんめ」のネタがありますが、爆ノ介が代役として大東風に歌い上げ、東と観客を喜ばせました。

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シゲカズですは「意味のわからないものへのメッセージ」と題し、「ちょっと待たせる女」などに怒りを爆発させたほか、「マンゲキカウントダウン」で見る者を震撼させた"走りのフォーム"も再現!

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広木が美川憲一さんになりきるネタで場をさらったデルマパンゲ。

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ダブルアート・タグはもちろんスペースアイドル・FOX EYEで大歓声を浴びます。

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そして、東京から参戦のアイロンヘッドが舞台へ! バンドをバックに「旗あげ」を行うと、事前に配られた紅白の紙を使って観客も参加。

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出演者と客席が一体となったところで、爆ノ介が「この後のコーナーも盛り上がるで!」と叫びフィニッシュ。なんと50分にもおよぶパフォーマンスで、ようやく本編の幕開けとなりました。

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ひとつめのコーナーは「爆裂クイズバトル!」。MCは河野が担当し、デルマパンゲ、野村、ダブルアート、ラニーノーズの青チームとジュリエッタ、吉田たち、てんしとあくま、爆ノ介の赤チームに分かれてクイズに挑戦します。

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「曲のタイトルを当てましょう!」は、有名な歌手のジャケット写真を見て、曲のタイトルを当てるというもの。正解は10ポイント、不正解でもおもしろければ5ポイント与えられます。1問目の長渕剛さんのジャケット写真には、雄鶏が映っていたため「焼鳥屋しようかな」(迫田)、「昨日の砂肝おいしかったですか?」(野村)など鶏関係の回答が多発。美川憲一さんのメイクのままの広木は「もっと端っこ歩きなさいよ」と、キャラを生かしたひとことを発します。

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なかなか正解が出ないなか、ラニーノーズ・山田の答えに、河野が思わず「それを英語に」とヒントを。無事に正解したものの、赤チームからは「ひいきだ」とブーイングも...。この後も、松崎しげるさんらのジャケット写真に、大喜利を思わせる珍タイトルが続出。また、デルマパンゲ・迫田が下ネタを連発したため、得点がマイナスになるというプチハプニングもありました。

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有名な曲のタイトルを聞き、記憶を頼りにジャケット写真のポーズを再現する「ジャケ写ポーズ揃えましょう!」でも両チームがヒートアップ。先攻の赤チームは小田和正さん『ラブストーリーは突然に』のジャケ写に挑戦します。川口をはじめ爆笑ポーズが並ぶなか、唯一、吉田たち・ゆうへいが正解!  

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対する青チームへの問題は、鈴木雅之さんの『違う、そうじゃない』。こちらはラニーノーズ・洲崎が正解、タグは方向だけが違い無念の不正解に...。しかし、その後のKANさん『愛は勝つ』ではしっかり正解し、ガッツポーズで喜びを表現。ふたつのクイズが終わり、結果は55対60で赤チームの勝利となりました。

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ふたつめのコーナーは「爆裂!フリースタイルアタック音バトル」。MCゆうへいのもと、爆ノ介、プリマ旦那、ヘンダーソン、ダブルヒガシ・東の「チーム爆裂」、アイロンヘッド、ミキ、爛々、シゲカズですの「チームナポリ」に分かれ、さまざまなアタック音に合わせたボケで対決します。

爆ノ介VS.亜生は『火曜サスペンス劇場』のアタック音で勝負。亜生は、だるまを手に振り向きざまの顔芸を決めるも、首が回り切らず(?)失敗。それにインスパイアされた爆ノ介も、同じボケをアレンジして果敢に攻め込みます。ドローが続くなか、三度目の正直でようやく亜生が勝利しました。

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子安VS.萌々へのお題は、大阪メトロ御堂筋線のメロディ。拡声器を持って「楽屋の風景」を演じた子安と、ゴリラを抱きながら替え歌スタイルで笑わせた萌々の勝負は、萌々の勝ち!

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この後も、『ダウンタウンDX』アタック音の東VS.大国や『スーパーマリオブラザーズ』アタック音の河野VS.昴生などなど好勝負・珍勝負が連発。『新世紀エヴァンゲリオン』次回予告音で対決した中村VS.辻井では、辻井がセッティングした小道具を、ボケる前に中村が片づけてしまうという天然ボケが飛び出し、舞台上は騒然! 

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野村VS.シゲカズですの対戦では、『名探偵コナン』のひらめき音に、シゲカズですが運動神経の鈍さをからめたつぶやきを合わせて大きな笑いを呼びます。野村はかぶりものを駆使して応戦しましたが、この勝負はシゲカズですに軍配が上がりました。

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チーム爆裂の人数がひとり少ないため、最後の対戦はナポリVS.中村に。『ルパン三世』タイトル音に乗せてボケるはずが、いきなり噛んでしまい撃沈のナポリ。ところが中村のボケも不発に終わり、まさかのナポリ勝利! これで5対2となり、チームナポリがチーム爆裂を破りました。

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イベントも大詰め、〆は「爆音!ムチャぶり全力メンバー紹介!」。バンドのメンバー紹介の要領で、出演者たちがムチャぶりに応えていきます。

一番手の川口がでんぐり返りで「ハイテンションゾウ」になりきれば、子安は肩を怒らせて「ハイテンションヤンキー」を表現。「ハイテンションドラえもん」のお題を出された井尻は、全身を使ってドラえもんと思えぬドラえもんを体現しました。さらに、こうへいやかんざき、東、ゆうへいらが成功させるなか、中村は「ハイテンション稀勢の里」をローテンションに演じてしまい失敗。広木も「ハイテンション卓球」でアウトになってしまいました。

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途中から挑戦者は2人組、3人組へと増員。ナポリ・辻井・シゲカズですは、アイロンヘッドのふたりが息の合ったところを見せ「ハイテンション桃太郎」をクリア。タグ・昴生の「ハイテンション喧嘩」もタグのハードな蹴りが炸裂し、爆笑をさらいます。中村も「ハイテンションテトリス」をなんとか決めて全員成功! 〆はもちろん爆ノ介。「ハイテンション新喜劇」を、ひとり何役もこなしながら披露しました。

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エンディングでは、THE BLUE HEARTSの『キスしてほしい』を全員で大合唱!

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出演者らがはけたところで、イベントを支えたバンドメンバーが手をつないで挨拶すると、この日いちばんの大きな拍手が起こっていました。次回の「爆音」も、どうぞお楽しみに!

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【爆ノ介】【ダブルアート】【プリマ旦那】【ラニーノーズ】【ジュリエッタ】【デルマパンゲ】【てんしとあくま】【ヘンダーソン】【吉田たち】【ミキ】【シゲカズです】【爛々】【アイロンヘッド】

相席スタートの恋愛教科書『恋愛迷路は気づかないと抜けられない』発売記念トークショー&3ショット撮影&握手会を大阪で開催!

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1月14日(月・祝)、相席スタート『恋愛迷路は気づかないと抜けられない』発売記念トークショー&3ショット撮影&握手会が大阪・TSUTAYA EBISUBASHIで開催されました。

コンビで初の恋愛本『恋愛迷路は気づかないと抜けられない』(ワニブックス)をリリースした相席スタート。男女どちらかの一方的な視点から綴られた恋愛指南書が多い中、男女両方からの目線が入っているのがこの本の大きな特徴。男女コンビという相席スタートの強みを最大限に生かし、男女で同じテーマを共有し、新たな角度からの恋愛テクニックを伝授しています。

3ショット撮影&握手会の前に行われたトークショーでは、男女のとらえ方の違いなどを山添と山﨑が赤裸々に語りました。女性の気持ちがあまりわからなかったという山添は、女性に話のオチを求めたり、その内容に退屈を覚えることが多かったとか。そんな中、山﨑とコンビを組んだことで女性に共感する気持ちが働くようになったと続けます。ですが、芸人としてはそれが裏目に出たことも。女性芸人だけのライブでMCを担った山添。女性たちのトークに共感するあまり、司会者としてイベントの進行がおろそかになってしまいました。その姿は「イケメン俳優が初めてMCに挑戦したみたい」だったとか。「女性の気持ちに寄り添って、男性として話を聞いてしまった」とは山添の弁。ほかに、女性が気にするほど、男性は気にしていない話などで盛り上がりました。

トークショーを終えて、30分はあっという間だったと声を揃える二人。「かわいい人が多いから、本の趣旨とは裏腹に女の人はすごくナイーブというか、自信を持ってへん人が多いんやろうなぁって思いましたね」と山添。「こういう時もちゃんとお客様の顔を見ているんですね...」という山﨑の何かを含んだようなツッコミに「僕はお客様の顔を見て漫才をする芸人なので!」ときりっと答える山添。誤解を招く表現は辞めてほしいと訴えました。

男性は女性が期待するリアクションを取らないがゆえに気持ちがすれ違うといった話題も上がったトークショー。「こっちが思う態度を取ってくれないということに女性が不満を持ち、それが理由でケンカになるのがもったいない。もう、お互いに歩み寄るしかない。たとえば、男性側は女性が"どっちがいい?"って聞いてきたときにどっちでもいいって答えるのではなく、一緒に考えたらいいんだって考え方を変えてみたり、女の人も男性の興味のない反応に"私のこと、好きじゃないんからだ"と思うのではなく、男の人はそういうものだから一緒に考えてよって言って楽しくやっていくしかないかなって思います。お客さんもうなずいてくれていたので、伝わったのかなって思います」と手ごたえを感じた様子の山﨑。

関西の女の子のイメージについて尋ねると「僕の想像では、関西の女の子の方が男女間の距離感を近くするのが早いし、うまいと思うから、そのことで女の人の方がパワーがあるという関係性になることが多いかもしれない。ただ、そうなったときに男の人に"こういう時はリードしてほしいのに何でしてくれへんねん"って思っているようなイメージがありますね」と山添。山﨑は「関東の子は仲良くなるまでの行動が苦手で、関西の子はすぐに仲良くはなるけどその先にもう一歩踏み出すのが恥ずかしくなっちゃうという感じがします。やっぱり自分の中にツッコミ目線があるから、何やってんねん、わたしって思うことが多いんじゃないかな」とその印象を語りました。

『恋愛迷路は気づかないと抜けられない』はお付き合いをする前の男女に向けた話題が中心。「行動に移せない女性に是非。読んだら何かしなきゃって思うと思います」(山﨑)と呼びかけました。山添も「"こうしたらいいんや"とか、頭の中が整理整頓されると思います」と自信を覗かせました。

3ショット撮影&握手会では、女性ファンが半数を占める中、男性ファンの姿もあり、直接本やイベントの感想を伺うなどコミュニケーションも楽しんだふたり。終始、和やかな雰囲気に包まれたリリースイベントとなりました。

【相席スタート】

2019年1月16日 (水)

ツアーファイナルで渾身の新ネタ漫才10本披露! 『NON STYLE LIVE 2018「38~サンパチ~」DX』レポート

昨年12月20日(木)、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて、『NON STYLE LIVE 2018「38~サンパチ~」DX』が開催されました。

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昨年8月14日の大阪・梅田芸術劇場を皮切りに、NON STYLE(石田明/井上裕介)が新ネタ漫才を披露してきた全国ツアー「38~サンパチ~」。
全国9都市9会場を巡る最終公演となったTOKYO DOME CITY HALLでは、"DX"と名のつく通り、たっぷり新ネタ漫才10本と、音楽ライブさながらの舞台演出で、2時間強、3階席まで埋め尽くした約2300人もの観客を沸かせました。


開演時間を迎えると、初恋タローによる前説に続いて、スクリーンには「8」からカウントダウンが始まり、「0」とともに特効の火柱が出現。

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オープニングVTRが終わるとともに、歓声と拍手を浴びながら、サンパチマイクの前に、NON STYLEの2人が登場します。


まずは、純白のスーツ姿の石田を井上が「結婚式や!(笑)」「『紅白歌合戦』の司会でギリや!(笑)」といじりを開始。
石田によれば、この日のためにオーダーメイドで新調したスーツだそうで、「俺がホストみたいな格好して、お前を"かっこつけんな!"って、わけわかんないやろ!」「お前はその白シャツをハイターにつけただけやろ!」と反撃し、さっそくの掛け合いで笑いに包まれます。

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その後は、タイトルにも込められている"38歳"という2人の年齢と、井上の「後輩から尊敬されるような先輩でありたい」という願望を導入に、石田が後輩芸人、井上が先輩芸人に扮した『新ネタ1 後輩に頼られたい』を披露。

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ここからは、怒涛の新ネタ漫才が続き、『女性に服をプレゼント』『婚活パーティー』『アンチなぞなぞ』『高級マンション』『シェフを呼んでください』『バーベキュー』『想像を越えていく怖い話』『井上イクメン宣言』と展開し、いずれも爆笑を誘います。

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井上のプライベートやポジティブな性格、ラジオでの発言、趣味の謎解きなどが、巧みにネタに組み込まれていた一方、身支度にもたついた今日の井上を石田がさっそくネタにするなど、台本ともアドリブとも見分けがつかない応酬も、随所で見せつけました。

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幕間のブリッジVTRでは、『ノンスタむかしばなし』として、「うらしまいのたろう」など紙芝居風ショートアニメを3本上映。
2人がアフレコしており、お馴染みの昔話をベースにしながらも、井上がひどい目に遭うブラックなオチで、観客を楽しませます。


井上のオチのセリフ「もうええわ」を大々的にフィーチャーした大ラス10本目の漫才『「もうええわ」もうええわ』の余韻さめぬままに流れたエンドロールは、これまでの会場でのバックヤードや記念撮影の様子といった今回のツアーを振り返る内容。

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そして、井上がネタ中に自称した「スーパースター」といった肩書で何度も紹介され、その度に笑いが起こります。


エンディングのステージへは、ツアーTシャツ姿で登場した2人。
石田が「どれくらいの人が気づきました?」と、エンドロールで一箇所だけ「井上裕介」が「#上裕介」と表記されていたことを明かし、ハッシュタグとして「#上裕介」や「#上」をSNS上で使うことを呼びかけます。


また、来場者に感謝を述べつつ、ツアー全9箇所の全公演に足を運んだ方に挙手を求めると、一名だけ確認。
その方が号泣していたため、井上は「なぜ俺らが泣いてないのに、なぜあなたが泣くの?(笑)」「どういった涙?」と戸惑っていると、石田が「破産したんですよね?(笑)」とフォローし(?)、笑いに変えました。

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記念撮影を終え、井上が「2019年もよろしくお願いします! またお会いしましょう!」と挨拶を述べると、爆音とともにキャノン砲から大量の金、銀のテープが放たれて、今回のツアーは、華々しい大団円を迎えました。

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【NON STYLE】


2019年1月15日 (火)

九州ならではのハートフルなお笑いのスタイルが見えてきた!?「九州新喜劇~寿座長・冬公演~」

1月13日(日)に「九州新喜劇~寿座長・冬公演~」がエルガーラホール 大ホール(福岡市中央区天神)にて昼・夜二公演開催されました。
昨年2月に「九州をいろいろな形で盛り上げて笑顔を届けたい」という想いのもと、吉本新喜劇の九州版として立ち上がった九州新喜劇。
昨年の夏公演に続き、今回も連休中にも関わらずたくさんのお客さんがかけつけてくれました。
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新喜劇の前に、5組のゲストが登場した。
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高田課長のMCに続き、シンガーソングライターでりゅうちぇるの実姉の比花知春。
「前回も新喜劇に出させて頂いたのですが、『あいつ誰?』ってならないよう、今回は寿座長の心遣いで先に歌わせて頂きます」と挨拶したあと、沖縄の方言を用いたアップテンポなナンバー「なんくるないさー♪」と、自身の15周年を記念したアニバーサリーソング「光」をギター弾き語りで歌ってくれました。
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続いては昨年福岡よしもとに復帰した1329種類の風船芸を持つバルーンアーティスト・松下笑一。バルーンパフォーマンスのコンテストで日本一になった腕前を惜しみなく披露してくれました。
客席からお客さんをステージに呼んでのパフォーマンスや瞬間で風船の色が変わる早技など、客席の子どもたちも大喜び!出来上がった風船をもらえたお客さん、ぜひ大切に飾ってくださいね。
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3番目は現在バラエティで引っ張りだこのコロコロチキチキペッパーズ。登場から場内が沸きました。
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4番目は元福岡支社所属で現在東京で活躍中のパタパタママ。
絶妙な二人のかけあいが笑いの絶えないステージを見せてくれました。
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ラストは笑い飯。笑い飯お得意のボケとツッコミがくるくる入れ替わるスピード感で大爆笑!博多に轟く関西弁に大歓声が起こってました!
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いよいよ九州新喜劇。今回、事件は公園で繰り広げられました。
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福岡某所の公園管理事務所に勤める寿座長とサカイストと中川どっぺるの前に、公園での子どもの遊びを規制したがるPTA(武藤艶子、野口愛、いっちゃく先生)との大騒動が起こる中、公園には石田靖とケン坊田中が扮する天神南署の警官や公園でスマホゲームしかしない小学生の集団(だんごばーな、スクラップス・サン北川)、野球少年(ショウきん、メタルラック・ノッポノナカ)、かつあげをする高校生(パタパタママ、メタルラック・美意識タカシ、スクラップス・安藤陸)に謎の紙芝居のおじさん(松下笑一)&ギターのお姉さん(比花知春)、強盗(コンバット満)までもが登場、そこに地元TV局の生中継(高田課長、レモンティー・阿部哲陽、メガモッツ・池内祐介、にわか・片山、RKBアナウンサー・井口謙)が入るてんやわんやの事態に!!
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昨今の「子どもが外で遊ばなくなった」という社会問題を下敷きにしながらも、「いつの時代も子どもは変わらないのではないか」というテーマや、昨年大ブームとなったあの曲による全員でのダンスや地元ならではのネタを取り混ぜた、ほっこりしながら笑える舞台となりました。
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昨年2月、夏公演、そして今回の冬公演と3度目となった九州新喜劇。「笑いで九州の皆さまに元気を届けたい」という寿座長ならではの、心温まるストーリー展開とハートフルな笑いを誘う舞台が九州新喜劇のコンセプトになってきたのではないでしょうか。(そして今回も脚本はパンクブーブーの佐藤哲夫。九州縁のメンバーで築き上げるスタイルが確立されつつあります)
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九州で活躍する芸人、九州出身の芸人、そして九州を愛してくれる芸人で作っていく九州新喜劇、次回は5月26日(日)に「ももちパレス」での開催が決定しています。どうぞお楽しみに!
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脚本:佐藤哲夫(パンクブーブー)
出演:九州新喜劇:寿一実、コンバット満、ケン坊田中、高田課長、サカイスト、メガモッツ、いっちゃく先生、パタパタママ、レモンティーあべ他、比花知春、野口愛、武藤艶子、井口謙
スペシャルゲストゲスト;石田靖
ネタゲスト:比花知春、松下笑一、コロコロチキチキペッパーズ、パタパタママ、笑い飯




【寿一実】【コンバット満】【ケン坊田中】【高田課長】【サカイスト】【メガモッツ】【パタパタママ】【石田靖】【松下笑一】【コロコロチキチキペッパーズ】【笑い飯】